SiteScope 9.51
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ソフトウェア・バージョン:9.51 / 2008 年 10 月(英語版)
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ドキュメント
HP ソフトウェアの製品マニュアルは,常に更新されています。最新の更新情報の確認や,使用しているマニュアルが最新版であるかどうかの確認を行うには,HP ソフトウェアの製品マニュアル Web サイトを参照してください(http://ovweb.external.hp.com/lpe/doc_serv/)。
9.51 で修正された不具合
モニタに関する修正
- Web サービス・モニタに master.config ファイルで定義可能なタイムアウトが設定されました。プロパティ名は _webServiceTimeout です。タイムアウト値は秒単位で指定し,標準設定の値は 5 です。
- VMware パフォーマンス・モニタにエラーしきい値の標準設定値が設定されました。
- しきい値設定に空白の入った文字列が含まれている場合に,グローバル検索と置換ウィザードを実行できるようになりました。
- SQL Server モニタに対してテンプレート・モードでカウンタの追加や編集を行う際に,ユーザ・インタフェースがフリーズしなくなりました。
- ベースライン・モードからのモニタの削除が正しく動作するようになり,モニタの更新に失敗した場合でも,しきい値は N/A のままになりません。
- テクノロジ・データベース統合モニタのしきい値に例外が発生しなくなりました。
- FTP モニタの設定時に,標準設定ポート以外のポートを選択できるようになりました。
- F5 Big IP モニタと Cisco Works モニタに対する差異によるモニタ・カウンタの計算が正しくなりました。
- すべての Microsoft Exchange メッセージ・トラフィック・モニタの接続が,メモリ・リークを引き起こさずに正しく閉じるようになりました。
リモート・サーバに関する修正
- UNIX ログ・ファイル・モニタにサーバ・サイド処理オプションが追加されました。これにより,大規模なログ・ファイルに対して実行している場合に SiteScope でログ・ファイル・モニタがスキップと再起動を引き起こす問題が修正されました。
- リモートの UNIX サーバ上でのスクリプトの実行中にシンボリック・リンクがサポートされるようになりました。master.config ファイルでプロパティ _scriptMonitorAllowSymbolicLink を true(標準設定は false)に設定することで,このサポートが有効になります。有効になっていると,UNIX リモートを監視するスクリプト・モニタの設定時に,使用可能なスクリプトのドロップダウン・リストにシンボリック・リンクが表示されます。
警告に関する修正
- スクリプト警告アクションの作成または編集後にエンコードが保存されるようになりました。
- メール受信者に指定された電子メール・テンプレートは,警告アクションに選択された電子メール・テンプレートをオーバーライドするようになりました。以前は,メール受信者のテンプレートは無視されていました。
- バージョン 8.x からバージョン 9.51 へのアップグレード時に,警告アクションの名前に元々の警告名とアクション・タイプを含められるようになりました。これにより名前が一意になるため,グローバル検索と置換ウィザードを使ってユーザはこれらのアクションをより効率よく管理できます。
- この機能をサポートするために,master.config ファイルに _AlertActionCompositeNameDelimiter フィールドが追加されました。標準設定値は空文字列であり,警告アクションの名前変更が必要ないことを意味します。アクション名は標準設定では警告アクション・タイプになります。このフィールドの値が変更されると,警告アクション名は次の新しい命名規則を使って作成されます:<古い警告名><区切り文字><アクション・タイプ>
- たとえば,古い警告名が「MyAlert」であり,警告アクション・タイプがサウンド警告の場合,master.config ファイルのこのフィールドは, _AlertActionCompositeNameDelimiter=:と表示されています。結果は次のとおりです。新しく作成される警告の名前は `MyAlert' and includes one action named `MyAlert:Sound' となります。
- ページャ警告は,ページャ受信者が指定のページャ・ポートを持っていない場合でも失敗しなくなりました。標準のプリファレンス設定が使用されます。
プリファレンスに関する修正
テンプレートに関する修正
パフォーマンスに関する修正
統合に関する修正
エスカレーションに関する修正
9.51 の注意事項と制限事項
アップグレードの前に
- SiteScope バージョン 9.0 において警告メカニズムが変更されたため,ID がモニタ ID と同一の以前のバージョンからの警告が存在することが考えれられます。バージョン 8.x からバージョン 9.51 へアップグレードする場合は,警告とモニタの ID が重複しないように以下を実行する必要があります。
- お使いの SiteScope をアップグレードする前に,次のバッチ・ファイルを実行します:<SiteScope のルート・ディレクトリ>/bin/PersistencyViewer.bat。これは永続ビューアです。お使いの現在の SiteScope 内に重複する ID があると,ビューアはそれらをコンソール・ウィンドウに表示します。
- 重複する ID がある場合は,それらの警告を SiteScope から削除してください。
- 警告を削除した後は,重複する ID が残っていないように永続ビューアを再度実行します。
- バージョン 9.51 に SiteScope をアップグレードします。
- アップグレードが完了したら,削除した警告をアップグレード済みの SiteScope で再度作成します。
- お使いの SiteScope の設定に 100 を超える大規模なサブグループを持つグループが含まれていると,9.51 へのアップグレード中にメモリ・オーバー・フローが発生することがあります。回避策:アップグレードの前に,サブグループが 100 未満になるように,問題のあるサブグループのレベルを分割してください。
- この項目は SiteScope をアップグレードしており,Business Availability Center/ServiceCenter または Service Manager との統合機能を使用している場合には該当しません。SiteScope で ServiceCenter のセットアップ時に,peregrine.jar というファイルが作成され,SiteScope マシンの WEB-INF¥lib ディレクトリに置かれます。このファイルは,SiteScope のアップグレード中に削除されるため,アップグレード前にバックアップする必要があります。アップグレードが完了したら,バックアップした peregrine.jar ファイルを WEB-INF¥lib ディレクトリに戻します。
制限事項
- 『SiteScope Failover Guide』(英語版)には,レポートの設定がプライマリ・サーバからフェールオーバー・サーバへミラーリングされないことが明記されていません。さらに,フェールオーバー期間中は管理レポートが実行されません。
- 同じマシンに複数のバージョンの SiteScope がインストールされていると,SiteScope 9.51 が正しいディレクトリ位置にインストールされないことがあります。インストール・ディレクトリを確認し,正しくない場合は次の回避策を実行してください。
- インストールが許可されていないサーバ(たとえば,サーバ・セッションが実行モードにあるサーバ)上で前のバージョンから SiteScope をアップグレードしようとすると,最初に 9.0 をインストールする必要があることを示す,間違ったエラー・メッセージを受け取ることがあります。インストールを許可するようにセッションを変更する必要があります。
- モニタ・デプロイメント・ウィザードを使ってモニタを Linux またはその他の UNIX 環境にデプロイする場合は,デプロイメントの前に,MDW テンプレートの下の UNIX リソース・モニタで選択されているモニタ・カウンタをチェックし,テンプレートで選択されたカウンタが確実にサーバ上にあるようにしておくことが推奨されます。そうしないと,デプロイメント・ウィザードはサーバ上にないカウンタでエラーが発生することがあります。
注意事項
システム要件
次に,サポートされているオペレーティング・システム別に,SiteScope を実行するための最小システム要件と推奨事項を示します。
インストールの前提条件
SiteScope 9.51 は SiteScope 9.50 の上にインストールする必要があります。
Windows の場合のシステム要件
Solaris の場合のシステム要件
コンピュータおよびプロセッサ Sun 400 MHz UltraSparc II プロセッサ以上 オペレーティング・システム Sun Solaris 9 または 10(最新の推奨パッチ・クラスタを使用) メモリ 512 MB 以上(2 GB 以上を推奨) ハード・ディスク空き容量 2 GB 以上(10 GB 以上を推奨) Web ブラウザ Firefox 1.0 または 2.0RedHat Linux の場合のシステム要件
コンピュータおよびプロセッサ Pentium III 800 MHZ 以上 オペレーティング・システム RedHat ES/AS Linux 3 または 4 メモリ 512 MB 以上(2 GB 以上を推奨) ハード・ディスク空き容量 2 GB 以上(10 GB 以上を推奨) Web ブラウザ Firefox 1.0 または 2.0注:SiteScope は,先に一覧表示したサポートされているオペレーティング・システムの 64 ビット環境に 32 ビットのアプリケーションとしてインストールできます。
認定済みの構成
次の構成は,高負荷の環境において,HP Business Availability Center と統合された SiteScope のインストールが認定済みです。この構成は,『SiteScope デプロイメント・ガイド』に示されている推奨構成に置き換わるものです。
HP SiteScope 9.50 最初にお読みください
ソフトウェア・バージョン:9.50 / 2008 年 5 月(英語版)
9.50 の新機能
新機能ムービー
SiteScope 9.50 の新機能のいくつかのガイドとナレーション付きのデモを参照してください。これらのムービーは <SiteScope のインストール・ディレクトリ>/movies ディレクトリにあり,一覧表示されている HTML ページを開いてアクセスできます。
ベースラインの強化
- 新しいベースライン機能により,SiteScope 管理者はしきい値の管理から開放されます。ベースラインは,SiteScope 測定値のしきい値を新しいデータ・サンプルが到着すると動的に更新することで,「誤った」警告を減らし,しきい値設定の精度の向上を支援します。ベースラインのスケジュールへのリンクが可能になります。
- 高度な計算およびツールにより,動的しきい値を設定できます。計算と設定を微調整するためのステータス・レポート,測定値グラフ,および設定画面が含まれるようになりました。
- 自動計算により,ベースラインしきい値が計算中にアクティブであった場合に送信されるまたは送信されないエラーと警告の数に関する情報を提供
スケジュールしきい値
テンプレートの変更適用機能
自動テンプレート・デプロイメント機能
資格情報のプリファレンス機能
SiteScope のユーザビリティの改善
- SiteScope の再起動をする場合,ユーザは SiteScope の再起動に使用するスケジュールを選択できます。適切な再起動スケジュールを選択することにより,カバレッジとデータの監視におけるギャップを最小化またはなくすことができます。
- [グローバル検索と置換]では,ウィザードを使用してしきい値を更新できるようになりました。以前のしきい値設定をオーバーライドする,または同じ演算子タイプ,スケジュール,ステータス・カテゴリを使用してこれらの設定を置換するためのオプションが含まれました。
- スクリプト・モニタとスクリプト警告。非バッチ・スクリプト(VBScript や Perl など)をバッチ・ファイルにラッピングせずに実行できます。
- [インフラストラクチャ設定プリファレンス]の設定。インフラストラクチャ設定の編集しやすさが向上しました。これらの設定はカテゴリごとにまとめられ,関連するマニュアルには詳細と,必要に応じて master.config ファイルで使用されるプロパティ名が含まれるようになりました。
新しい SiteScope 監視機能
- 64 ビットの Windows,UNIX,および Linux プラットフォームが標準モニタ・タイプによってサポートされるようになりました。
- Microsoft Exchange 2007 モニタが追加されました。
- Citrix モニタは,Citrix Presentation Server 3.5 および 4.0 での監視をサポートします。
- IIS Server モニタは,FTP,NNTP,および MSMQ キューなどの HTTP/HTTPS 以外の IIS における監視サービスをサポートします。
- JMX モニタは,WebLogic 9.x,10.x および JBoss AS 4.0 での監視をサポートします。
- Microsoft SQL Server モニタは,Microsoft SQL Server 2005 での監視をサポートします。
- Siebel モニタは,Siebel 8.0 の監視をサポートします。
- Web Script モニタは,HP Virtual User Generator バージョン 9.1(以前)で作成されたスクリプトをサポートします。
- Web サービス・モニタ。Web サービス用の SOAP XML の要求のヘッダと本体を操作できるようになりました。
新しい SiteScope ソリューション・テンプレート
HP Business Availability Center の統合:
- ユーザは Business Availability Center ダッシュボードから SiteScope レポートにドリルダウンできます。
- SiteScope アダプタがなくなり,Discovery チャネルを介した直接的なトポロジ・レポートのフローに変更されました。
- トポロジの更新は,アダプタが同期化されたときにまとめて行われるのではなく,SiteScope でモニタが更新された後で Business Availability Center に報告されるようになりました。
- SiteScope は自動的にトポロジ情報を収集し,トポロジを Business Availability Center for SAP 環境,Business Availability Center for Siebel 環境,および Business Availability Center for SOA 環境 に報告して,CI にステータスを報告する SiteScope モニタを使用して UCMDB 内に CI を作成します。Business Availability Center for SAP,Business Availability Center for Siebel,および Business Availability Center for SOA の適切なライセンスが必要です。
- システム可用性管理レポートの権限は,プラットフォーム管理の権限管理で管理されるようになりました。
新しい統合:
9.50 で修正された不具合
警告に関する修正
Apache モニタ
ディスク容量モニタ
JMX モニタ
ログ・ファイル・モニタ
URL モニタ
URL シーケンス・モニタ
WebSphere モニタ
SiteScope フェールオーバー
9.50 の注意事項と制限事項
データのアップグレード/インポート
スクリプト・モニタ
URL モニタ
Oracle Database 8i ソリューション・テンプレート
ベースライン
- 1 つまたは複数のモニタに対してベースライン計算を無効にする場合は,次の永続ディレクトリにあるベースライン履歴ファイルをバックアップすることを推奨します:<SiteScope のルート・ディレクトリ>/persistency/ baseline/baselinehistory および <SiteScope のルート・ディレクトリ>/persistency/ baseline/tempBaselinehistory。2 つのディレクトリの内容全体のバックアップをとります。あるモニタに対してベースライン計算を無効にした場合は,しきい値が有効であることを確認します。有効でない場合は,バックアップしたファイルを上記の永続ディレクトリに戻し,再度試します。バックアップ・ファイルは,ベースライン計算を無効にしたすべてのモニタが実際にベースライン設定できなくなり,なおかつしきい値が有効であることを確認するまでは,削除してはなりません。
クラシック・ユーザ・インタフェース
HP SiteScope 9.02 最初にお読みください
ソフトウェア・バージョン:9.02 / 2008 年 2 月 25 日(英語版)
9.02 で修正された不具合
DNS 解決の同期に関して
インストール
SiteScope のアップグレード
警告:
CPU モニタ
DNS モニタ
フォーミュラ・コンポジット・モニタ
LDAP モニタ
ログ・ファイル・モニタ
URL モニタ
Web サービス・モニタ
WebSphere MQ ステータス・モニタ
モニタ・デプロイメント・ウィザード
I18N
正規表現
レポート
状況モニタ
モニタの依存
SiteScope の再起動
HP SiteScope 9.01 最初にお読みください
ソフトウェア・バージョン:9.01 / 2007 年 11 月 27 日(英語版)
9.01 で修正された不具合
全般
ライセンス制御機能
アップグレード設定ツール
アップグレード
SiteScope ログ
警告:
- 警告アクションを作成して電子メールを送信するときに標準設定の電子メール・アドレスが使用されるようになりました。
- Windows SSH を使用してスクリプト警告を設定し使用できるようになりました。新しいプロパティ「encoding」が追加されました。これは Windows SSH リモート・サーバと Unix リモート・サーバの両方に使用されます。
- 警告アクションを作成するときに,[フィルタ設定]ウィンドウの[Advance Filter]は Perl での正規表現をサポートして正しく動作するようになりました。
- 新しい警告メカニズムである警告ステータスはより正確に動作するようになりました。以前は,警告アクションの所要時間が定義済みのモニタの頻度よりも長いと,異なるモニタ実行ステータスが表示されることがありました。
- 電子メール警告のサブジェクト・フィールドには,バージョン 8.x からアップグレードされた電子メール警告が正しく表示されるようになりました。
- コピーされたグループに作成された警告が正しく動作するようになりました。
モニタの詳細
インストール
SSH
- ログ・ファイル内のエラーの形式が変更されました。例 :"2007-10-14 19:29:22,692 [http-8080-Processor24] (SSHV2Connector.java:552) ERROR - SSH internalConnectV2: A Connection error occurred: Key exchange failed: Timeout when connecting to server connecting to host sun02."
- Windows-Windows SSH のいくつかのサーバの監視が失敗することがあった問題は修正されました。
- SSH V1 キー・ファイル認証を使って作業ができるようになりました。
- サービス・モニタがさまざまな Windows SSH および UNIX SSH リモートに対して断続的に失敗するという問題が修正されました。
- SSH バージョン 2 は,Windows マシンと UNIX マシンの両方で使用できるようになりました。
- リモート Windows SSH サーバ設定を削除すると,SiteScope は開いているセッションを開放するようになりました。
- リモート設定には,SSH V2 用の新しいプロパティ,keepAlive が含まれます。これにより,次にセッションが使用されるときの時間を節約するためにアイドル・セッションを有効に保とうとします。
Web サービス・モニタ
WebSphere MQ ステータス・モニタ
URL シーケンス・モニタ
ログ記録
SAM 管理
Perfex
HP SiteScope 9.0 最初にお読みください
ソフトウェア・バージョン:9.0 / 2007 年 8 月 31 日(英語版)
9.0 の新機能
VMWare ESX の監視
SiteScope サーバ中心のレポート
- サーバ中心のレポートは,モニタ/グループ・レベルにフォーカスしている既存の SiteScope レポートとは異なり,ターゲット・ホストにフォーカスします。レポートは,選択された時間枠上の特定のサーバに関する定義済み測定値(CPU,メモリおよびネットワークの使用率)を使用したグラフと,CPU およびメモリの消費に関するサーバで実行中の上位 5 プロセスを含む 2 つのテーブルを表示します。レポートのデータ・ポイントをクリックすると,2 つのテーブルが更新されてその時点の上位 5 プロセスが表示されます。レポートは,ダッシュボードのターゲット・カラムにあるターゲット・ホスト名で起動されます。サーバ中心レポートは,サーバの問題のトラブルシューティングを行うための迅速で利用しやすい方法であり,プロセス・レベルへのドリル・ダウンが可能です。
SiteScope 警告の機能拡張
- 警告設定は,警告アクションから切り離されました。
- 同じ警告に異なるスケジュールを使用することにより,異なる警告アクションを定義する機能が追加されました。
- すべての警告アクションに,発行条件設定を定義する機能が追加されました。
- ユーザによって定義されたルールに対応して警告をエスカレーションする機能が追加されました。たとえば,電子メール警告が 3 回連続で発行された場合に,ページャ警告を発行する,などです。
- 同じ警告に,error および good 条件の両方を定義できる機能が追加されました。これにより,ステータスがその OK 条件を満たしたとき,警告設定の複製なしで,error 警告への参照を持った,good 警告を取得できるようになります。
- 警告表示枠に対して,有効/無効情報カラムが追加されました。これにより,多くの警告をすばやく無効化することができます(すべて選択して無期限に無効化)。
- 電子メール警告の本文で表示可能な XML および HTML を送信できるようになりました。
- テンプレートを使用して電子メール警告の件名をカスタマイズできるようになりました。
- オプションにより,警告をクローズとしてマークします。
SiteScope の新しい UI
- 古い UI に存在し,新しい UI になかった機能はすべて,新しい UI に実装されています。
- [BAC のプリファレンス]ページ。BAC のプリファレンス画面を使用して,HP Business Availability Center サーバにデータをレポートする SiteScope を登録します。
- [進捗レポート]ページ。SiteScope 状況の監視と共に,[進捗レポート]ページでは,SiteScope アプリケーションのパフォーマンスを監視するために使用する,鍵となるいくつかの指標が提供されます。
- すべての master.config 設定を持つテーブルが含まれる,[インフラストラクチャ設定プリファレンス]ページ。
- High Availability インストール用の[High Availability プリファレンス]ページ。
- 警告履歴レポート。このレポートには,指定した期間に送信された警告が表示されます。
- モニタ名とターゲット・ホストによるクイック検索。コンテンツの標準操作をすべて実行できます(切り取り,コピー,貼り付けなど)。
- 切り取りと貼り付け。グループおよびモニタに対してのみ,切り取り操作が追加されました。
SiteScope のユーザビリティの改善
- モニタが新しくなりました。正規表現によって特定のモニタを検索する機能を使用して,テーブル内のすべてのモニタを表示します。さらに,ユーザはモニタをカテゴリ別にフィルタできます。最初のカテゴリは[最近使用されたモニタ]で,最も最近使用されたモニタを 5 種類表示します。
- 共通の親の下での一意性のある名前を適用します。たとえば,あるグループ内でまったく同じ名前を持つ 2 つのモニタは作成できません。
- オブジェクトがコピーされている場所にそのオブジェクトをコピーすると,オブジェクトは新しい名前に変更され,オブジェクト (2) としてコピーされます。まったく同じ名前を使用すると,2 つを見分けるのが難しくなります。
- モニタおよび警告が有効化/無効化される場合,監査ログに記録されます。
- リモート・マシン選択ウィンドウに,設定されているリモート・マシンのみがユーザに表示されます(SiteScope でディスカバーしたすべてのマシンではなく)。選択ウィンドウを開くのにかかる時間が短縮され,検索機能が追加されました。
SiteScope ダッシュボードの機能拡張
新しい SiteScope テンプレートの追加
テンプレート変数の改善
9.0 の注意事項と制限事項
- SiteScope ライセンスの削除は,SiteScope の再起動後に有効になります。
- コピー操作により,同じポート上に 1 つ以上の HP OVO モニタを作成できます。
- EMS 統合設定ファイル内の式の最大サイズは 4000 文字です。
- [戻る]および[次へ]をクリックした場合,警告アクション・ウィザードの最終ページの内容は保存されません。
- 新しい統合モニタは,古い SiteScope ユーザ・インタフェースで作成することはできません。
- インストール後,SiteScope を初めて起動するとログイン・ページが表示されることがあります。ユーザ名/パスワードなしでログインするか,ブラウザを閉じてから開きなおすことができます。
- URL モニタ:Content Error が一致した場合にのみ,Unavailable ステータスがレポートされます。
- 管理者のユーザ名にアンダースコアが含まれる場合,古い SiteScope UI は開くことができません。
- ユーザ名またはパスワードのどちらかに日本語を使用してユーザを定義することはできません。
- master.config ファイルで dependsOnRecursive が true に設定されている場合,依存する側のモニタは実行できません。
- Web サービス・テスト・クライアント(テクノロジ Web サービス・モニタのテストに使用)は機能しません。
- SiteScope 9.0 と Performance Center との統合では,Performance Center での SiteScope 警告の使用はサポートされません。
- SiteScope 警告では,電子メール・タイプの警告アクションを作成する場合,[受信者]フィールドの[Default]は選択できません。[受信者]フィールドにリストされているほかの受信者を選択するか([電子メールのプリファレンス]で設定),[アドレス]フィールドで対象とする受信者の電子メール・アドレスを入力してください。
- 標準設定の電子メール・アドレスは,警告によって正しく処理されません。警告は,標準設定の受信者が選択されている場合は default@xx.com に送信されます。
- SiteScope マシンにリモートでアクセスする場合(リモート・デスクトップ接続,または VMware クライアントを使用),ブラウザが反応しない可能性があります。ブラウザで SiteScope インタフェースに直接アクセスすることをお勧めします。
- SHH 接続キー・ファイル・パスは,標準設定(<SiteScope のホーム・ディレクトリ>/groups/identity)であっても入力する必要があります。これは Linux/Unix システムの場合のみです。
- リモート・ホストに Plink SHH 接続メソッドが選択されている場合,選択されているメソッドに関わらず SiteScope は常に password 認証メソッドを使用します(つまり,password 認証メソッドが選択されている場合は,SiteScope は password 認証メソッドしか使用せず,Keyfile 認証メソッドが選択されていれば,SiteScope keyfile と password 認証メソッドの両方を使用します)。
- Plink 経由の SSH は,失敗しても常に成功を返します。
- SiteScope は,リモート Windows SSH ホストに関するログ・ファイルのパスに空白文字が含まれているとこのログ・ファイルを読み取ることができません。
- SiteScope は,pub キー認証を使用してリモート Unix/Linux ホストに SSH v.1 /v2 経由で接続することができません。
- HP SiteScope のヘルプを開くときに JavaScript エラーが表示される場合,Java コンソールで例外ダイアログ・ボックスの表示を無効にしてから再度ヘルプを開いてください。
サポート
HP ソフトウェアのサポート Web サイトは,次の場所にあります。http://support.openview.hp.com
HP ソフトウェア・オンライン・サポートでは,インタラクティブなテクニカル・サポート・ツールを効率的にご利用いただけます。有償サポートをご利用のお客様は,サポート・サイトの以下の機能をご利用いただけます。
ほとんどのサポート・エリアでは,HP Passport ユーザとして登録し,ログインする必要があります。また,多くの場合,サポート契約も必要です。アクセス・レベルに関する詳細は,以下の Web サイトをご覧ください。http://h20230.www2.hp.com/new_access_levels.jsp
HP Passport ID の登録は,次の Web サイトにアクセスしてください。
http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html法的通知
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