本ドキュメントでは、HP Network Node Manager iSPI Performance for Traffic Software (NNM iSPI Performance for Traffic) での変更の概要を説明します。ここには、マニュアルやヘルプには記載されていない重要な情報が含まれています。本ドキュメントには、次の情報があります。
NNM iSPI Performance for Trafficには新機能が搭載され、機能の強化およびその他の変更が加えられています。
NNM iSPI Performance for Trafficには、次の新機能が搭載されます。
例外レポート: NNM iSPI Performance for Traffic 9.20により、選択したインタフェースで発生した例外の数に基づいたレポートを生成できます。
サブネットレポート: NNM iSPI Performance for Traffic 9.20により、選択したリーフコレクターに向かって流れる入力トラフィックのサブネットマスクまたはサブネットアドレスのレポートを生成できます。
パフォーマンスグラフ: NNM iSPI Performance for Traffic 9.20により、[パフォーマンス] タブと [パフォーマンスのトラブルシューティング] ウィンドウを使用して、選択したフロー対応ノードまたはインタフェースのトラフィックの可用性、使用率、および量を確認できます。
NNM iSPI Performance for Trafficの使用を開始する前に、この機能を使用してインストール設定パラメーターを検証することをお勧めします。
アプリケーション識別: NNM iSPI Performance for Traffic 9.20により、ネットワーク上の未確認アプリケーションをすべて表示し、それらのアプリケーションをアプリケーションマッピングルールと関連付けることができます。
リーフコレクターが収集したフローレコードに既存のアプリケーションマッピングルールに従わないアプリケーションが含まれている場合、NNM iSPI Performance for Trafficは、これらのアプリケーションに「未定義」のマークを付けます。大量のトラフィックを生成する未定義アプリケーションについては、iSPI Performance for Traffic設定コンソールを使用して、そのトラフィックボリュームに関係するアプリケーションを識別するアプリケーションマッピングを作成できます。
リーフコレクターのデータストリームをサポートするマスターコレクター設定: NNM iSPI Performance for Traffic 9.20のマスターコレクター設定フォームにより、リーフコレクターでのインタフェーストラフィック拡張パックのデータ生成を有効または無効にすることができます。
NNM iSPI Performance for Trafficには、次の強化が搭載されます。
強化されたリーフコレクター診断では、着信トラフィックの量に基づいてオブジェクトプールサイズを動的に調整します。
libXtst
ライブラリがシステムで利用できることを確認します。autofs
のRPM
パッケージがシステムで利用できることを確認します。<リーフコレクターのデータディレクトリ>/nmsas/traffic-leaf/conf/nms-traffic-leaf.address.properties
ファイルを開きます。<マスターコレクターのデータディレクトリ>/nmsas/traffic-master/conf/nms-traffic-master.address.properties
ファイルを開きます。アンインストール: マスターまたはリーフコレクターをNPSシステムにインストールした場合は、アンインストール時に次のエラーメッセージが表示されることがあります。
HPNmsjdkパッケージをアンインストールできませんでした。
このエラーは無視してください。
すべてのソフトウェアおよびハードウェア要件を一覧にした本製品の対応マトリックスは、次の場所にあります。HPの対応マトリックス
注: 一部を除き、サポートのご利用には、HP Passportユーザーとしてご登録の上、ログインしていただく必要があります。また、多くのサポートのご利用には、有効なサポート契約が必要です。サポートアクセスレベルに関する詳細は、「アクセスレベル」を参照してください。
HP Passport IDを登録するには、「HPパスポート登録」にアクセスしてください。
このリリースには、未解決の特定の問題と制限、および特定の問題を解決するための回避策が記載されています。
問題: |
Microsoft Internet Explorerを使用する場合、時折、[トラフィック分析] ワークスペースのビューでブラウザーのスクロールが正常に機能しないことがあります。 |
回避策: |
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問題: |
Microsoft Internet Explorerを使用する場合、時折、NNM iSPI Performance for Traffic設定コンソールにタブが表示されなくなることがあります。 |
回避策: |
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問題: |
NNMiコンソールの [アクション] メニューから [トラフィックのしきい値の設定] アクションを起動すると、[保存して新規作成] の機能が使用できなくなります。 |
回避策: |
新しいしきい値を設定するには、NNM iSPI Performance for Traffic設定コンソールのしきい値設定フォームを使用します。 |
問題: |
NNM iSPI Performance for Trafficのビューで [分析] ペインを最小化または最大化した後に、パフォーマンスパネルが正常にロードされなくなります。 |
回避策: |
パフォーマンスパネルを更新します。 |
問題: |
[アクション] > [トラフィックレポート] メニューからレポートを直接に起動した後、別のレポートを開こうとすると次のエラーが表示されます。
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回避策: |
トポロジフィルターの選択をクリアして、もう一度レポートを開きます。 |
問題: |
高可用性 (HA) クラスターのセットアップでNNM iSPI Performance for TrafficをNNMiのアドオン製品として設定しているとき、
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回避策: |
これらのエラーは無視してください。 |
問題: |
大きなポート値 (10000超) を使用するようにリーフコレクターを設定しようとすると、ヌルポインター例外が発生します。 |
回避策: |
別のポートを使用するようにリーフコレクターを設定します。 |
問題: |
送信元ポートに基づいてNNM iSPI Performance for Trafficのレポートをフィルターすると、レポートでの送信元ポート値が「0」と表示されます。送信元ポート値からドリルダウンしてさらに詳細を表示しようとしても、NNM iSPI Performance for Trafficには空のレポートが表示されます。 |
回避策: |
なし。送信元ポートベースのレポートは、NNM iSPI Performance for Trafficバージョン9.10でサポート終了しています。 |
問題: |
英語以外のバージョンのNNM iSPI Performance for TrafficをInternet Explorerで使用している場合、[NNM iSPI Performance for Traffic Configuration] の要素が英語のまま表示される可能性があります。 |
回避策: |
以下を確認します。
または、Mozilla Firefoxを使用することもできます。Mozilla Firefoxを使用しているときにオペレーティングシステムのロケールを変更する必要はありませんが、指定する言語として英語以外の言語を選択する必要があります ([オプション] > [コンテンツ])。 |
本リリースノートの1ページ目には、次の識別情報が記載されています。
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HPソフトウェアサポートでは、お客様にセルフソルブ機能を提供しています。ビジネスを管理するのに必要な、インタラクティブな技術サポートツールへ素早く効率的にアクセスできる手段を提供しています。お客様は次のことができます。
セルフソルブ技術情報データベースにアクセスするには、「セルフソルブ技術情報データベースを検索」のホームページにアクセスしてください。
注: 一部を除き、サポートのご利用には、HP Passportユーザーとしてご登録の上、ログインしていただく必要があります。また、多くのサポートのご利用には、有効なサポート契約が必要です。サポートアクセスレベルに関する詳細は、「アクセスレベル」を参照してください。
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