HP Network Node Manager i Software システムとデバイス対応マトリックス

ソフトウェアバージョン: 9.10

本ドキュメントでは、HP Network Node Manager i Software (NNMi) バージョン 9.10 のシステム要件および対応デバイスの概要を説明します。

システム要件とデバイス対応に関する最新の追加項目については、sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/supportmatrixupdate.htm を参照してください。サポートされているネットワークデバイスの一覧については、sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/devicematrix.htm の NNMi デバイス対応マトリックスを参照してください。

本ドキュメントは、リリース ノートへの追加となるものです。対応マトリックス (supportmatrix_ja.html) とリリースノート (releasenotes_ja.html) は、両方ともインストールメディアのルートディレクトリにあります。

インストールガイド
ハードウェアとソフトウェアの要件
    ハードウェア
        CPU、RAM、およびディスク容量の要件 / サポートされる最大の管理対象環境
            ディスク容量の考慮事項
        相関ルールと Causal ルールの上限
        グローバルネットワーク管理の推奨事項
        推奨されるトラップバーストスループットレートのソフトウェア制限
        推奨されるその他の制限
    オペレーティングシステム
        Windows
        HP-UX
        Linux
        Solaris
        仮想メモリ / スワップスペース
    データベース
    高可用性
    Web ブラウザ
        Adobe Flash Player プラグイン
    Microsoft Visio (NNM iSPI NET のみ)
    jboss メモリサイズの調整
    国際化とローカライゼーションのサポート
その他の製品との統合および共存
    Network Node Manager i Smart Plug-in
    共存
    統合
対応ネットワークデバイス

インストールガイド

インストール前の要件と NNMi のインストール手順は、Adobe Acrobat (.pdf) 形式のインストール ガイドに記載されています。ドキュメント ファイルは製品のインストール メディアに含まれています (install-guide_ja.pdf など)。インストール後は、[ヘルプ] → [NNMi ドキュメントライブラリ] → [インストールガイド] を選択することによって、NNMi ユーザーインタフェースからこのドキュメントにアクセスできます。

ハードウェアとソフトウェアの要件

NNMi をインストールする前に、システムが次の最小要件を満たしていることを確認してください。

ハードウェア

CPU、RAM、およびディスク容量の要件 / サポートされる最大の管理対象環境

この対応マトリックスにある推奨事項は、デフォルト設定で実行中の NNMi にのみ適用されます。NNM iSPI では、NNMi が必要とする以外のハードウェアをさらに必要とする場合があります。任意の NNM iSPI を実行する場合は、ご使用の環境の総ハードウェア要件を判断する前に各 NNM iSPI の対応マトリックスを確認してください。

次の表では、管理対象ネットワーク環境の規模とこれらの規模の環境をサポートするためのハードウェア要件について説明します。ここで説明する値は、およその値であり、HP でテストしたレベルを反映しています。特に環境が複雑な場合、高頻度でオブジェクトをポーリングする場合、または特定の層で説明されているオブジェクト数よりも多くのオブジェクトをポーリングする場合は、Java ヒープサイズを増加させるか、次に高い層によって示されているようにさらに強力なハードウェアを用意するか、または両方を行う必要があります。検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数は、NNMi コンソールの [ヘルプ] → [システム情報] ウィンドウに表示されます。次の表の総ポーリング数は、パフォーマンスと障害ポーリングの両方を反映しています。さらに大規模な管理対象環境をサポートするには、HP の追加承認が必要です。

単一システムの管理対象環境規模 推奨されるハードウェア システム要件

およその
管理対象
環境
分類1

検出される
ノード

検出される
インタフェース

ポーリングされる
アドレス
ポーリングされる
インタフェース
ポーリングされる
カスタム オブジェクト
ポーリングされる
ノード
コンポーネント

並行
ユーザー

CPU (64 ビット)
IPF
x86-64
AMD64
SPARC2
RAM3 Java の推奨ヒープ サイズ
(「jboss メモリ サイズの調整」を参照)4
アプリケーション インストール用の
ディスク容量
($NnmInstallDir)5
実行時のデータベースと データ用の
ディスク容量
($NnmDataDir)6

エントリ

最大 250

15k

500

2500

1200

500

5

CPU コア x 2

4 GB

2 GB
(-Xmx2g)

3 GB

10 GB

250 - 3k

120k

5k

10k

30k

40k

10

CPU コア x 4

8 GB

4 GB
(-Xmx4g)

3 GB

30 GB

3k – 8k

400k

10k

50k

50k

60k

25

CPU コア x 4

16 GB

7 GB
(-Xmx7g)

3 GB

40 GB

8k – 18k

900k

20k

70k

75k

80k

40

CPU コア x 8

24 GB

10 GB
(-Xmx10g)

3 GB

60 GB

超大

18k - 25k

1mil

30k

200k

100k

100k

40

CPU コア x 8

32 GB

16 GB
(-Xmx16g)

3 GB

80 GB

1検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] → [システム情報] ウィンドウの [データベース] と [StatePoller] タブを参照してください。2 x64 の場合は 2.5GHz 以上、IPF または RISC の場合は 1.4GHz。
3追加のアプリケーションを実行する場合は、適宜リソースを増大させてください(たとえば、NNM Performance iSPI の Network Performance Server (NPS) コンポーネントが、NNMi と同じシステムにインストールされている場合、NPS ではシステム RAM の半分を使用し、残りの半分を NNMi とその他の製品で使用する必要があるため、ここで説明する RAM の 2 倍以上の容量が必要になります。)。NNM iSPI Performance 製品 (NNM iSPI Performance for Metrics、NNM iSPI Performance for Traffic、または NNM iSPI Performance for Quality Assurance) のいずれかを使用する予定があり、大規模層以上で管理している場合は、NNM Performance iSPI 製品の NPS コンポーネントを、NNMi とは別のサーバーにインストールすることをお勧めします。
4これらの推奨事項は、この表で説明する環境の規模とポーリングされるオブジェクト数に基づいています。指定したオブジェクト タイプのポーリング数が少なくなると、使用される Java ヒープも小さくなります。指定のオブジェクト タイプのポーリング数が多くなると、さらに大きな Java ヒープ サイズが必要になるだけでなく、HP の承認も必要になります。
5 $NnmInstallDir は、Windows Server 2008 の場合はインストール中に設定され (デフォルトでは C:\Program Files (x86)\HP\HP BTO Software\)、UNIX® の場合は /opt/OV/ へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。注 (NNM 7.x ユーザーの場合): /etc/opt/OV は、UNIX では 1 つの設定ファイル以外では使用されなくなりました。
6 $NnmDataDir は、Windows Server 2008 の場合はインストール中に設定され (デフォルトでは C:\ProgramData\HP\HP BTO Software\)、UNIX の場合は /var/opt/OV/ へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。

 

グローバル ネットワーク管理の環境規模1

推奨されるハードウェア システム要件

およその
管理対象
環境
分類
地域の管理対象
ノード
Regional Manager 数2 並行
ユーザー
CPU (64 ビット)
IPF
x86-64
AMD64
SPARC3
RAM 推奨される Java ヒープ サイズ(「JBoss メモリ サイズの調整」を参照) アプリケーション インストール用の
ディスク容量
($NnmInstallDir)
実行時のデータベースとデータ用のディスク容量
($NnmDataDir)4

中規模層の Global Manager5

25k - 40k

最大 30

20

CPU コア x 8

24 GB

8 GB

3 GB

60 GB

大規模層の Global Manager

40k - 65k

最大 30

40

CPU コア x 8

32 GB

12 GB

3 GB

80 GB

1グローバル ネットワーク管理の推奨事項」を参照してください。
2 検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] → [システム情報] の [データベース] タブと [StatePoller] タブを参照してください。
3 x64 の場合は 2.5GHz 以上、IPF または RISC の場合は 1.4GHz。
4作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。
5管理対象ノード数が 25k 未満の NNMi ユーザーの多くは、単一サーバー ソリューションで最小限の TCO を実現しています。単一サーバーソリューションの冗長構成が必要な場合、クラスタ化されたプライマリ/スタンバイサーバーにより、高可用性ソリューションまたは NNMi アプリケーションフェイルオーバーソリューションを展開できます。GNM ソリューションを検討していて、ノード数が 25k 未満のお客様は、HP の担当者にお問い合わせいただき、GNM が環境に適しているかどうかについてご相談ください。

 

ディスク容量の考慮事項

NNMi のディスク容量を割り当てる前に、次の点を考慮します。

相関ルールと Causal ルールの上限

十分なパフォーマンスを確保するために、NNMi では次の最大値をサポートしています。

グローバル ネットワーク管理の推奨事項

推奨されるトラップ バースト スループット レートのソフトウェア制限

NNMi は、次の着信 SNMP トラップ率でテストされています。これらの率は、構成のしっかりしたシステムを前提としており、ハードウェア層とは別にサポートされます。

推奨されるその他の制限

オペレーティング システム

Windows

サポートされるバージョン

HP-UX

サポートされるバージョン

インストールの前提条件

Linux

サポートされるバージョン

インストールの前提条件

Solaris

サポートされるバージョン

インストールの前提条件

仮想メモリ/スワップ スペース

データベース

NNMi では、Postgres の組み込みデータベース、または外部の Oracle データベースにデータを保存できます。データベースタイプは、インストール時に選択する必要があります。
: NNMi のインストール後はデータベースタイプを変更できません。

高可用性

NNMi は、追加設定した特定の高信頼性システムで実行できます。NNMi を高信頼性システムにインストールして設定する方法については、『デプロイメント リファレンス』を参照してください。NNMi でサポートされるオペレーティング システムでは、次の構成がサポートされます。

Web ブラウザ

Adobe Flash Player プラグイン

リアルタイム折れ線グラフ ([アクション] → [グラフ]) および SNMP MIB Browser ([ツール] → [MIB を参照]) には、Adobe Flash Player プラグインバージョン 10.1.53.64 以降が必要です。Adobe Flash Player は、www.adobe.com/go/getflash/ から入手できます。

Microsoft Visio (NNM iSPI NET のみ)

マップビューを Visio にエクスポートする NNM iSPI Network Engineering Toolset Software 機能 ([ツール] → [Visio エクスポート]) を使用するには、Microsoft Visio 2007 または Microsoft Visio 2010 が必要です。

jboss メモリ サイズの調整

インストール時に、jboss アプリケーション サーバーの推奨されるデフォルトの最大メモリ サイズは、ovjboss.jvmargs ファイルに設定されます。大規模環境でのパフォーマンスを向上させるために、CPU、RAM、およびディスク容量の要件に記載されているとおりに、この値を大きくすることをお勧めします。

現在の最大試行可能メモリの値 (-Xmx で調整) とメモリ領域レポートは、[ヘルプ] → [システム情報] で NNMi コンソールに表示できます。この -Xmx 値は、未使用の物理 RAM を超えないように設定することをお勧めします。jboss JVM 全体の仮想メモリ容量が物理メモリと適合しない場合、Jboss からメモリへのランダム アクセス時に、オペレーティング システムによって調整されます。Java 5.0 JVM の調整に関する詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/java/gc-tuning-5-138395.html を参照してください。

使用可能な未使用の物理 RAM 容量を jboss 仮想メモリ容量に近づけるには、物理メモリ容量から、次の容量を引きます。

インストール時に、物理 RAM を検証して最も近い層の価を選択することにより、NNMi で -Xmx の値が設定されます。

NNMi は、操作中に jboss メモリ領域の監視を続けます。jboss のメモリリソースが少なくなると、NNMi コンソールのサインオンページ、NNMi コンソールの下部、および NNMi フォームの上部にメッセージが表示されます。jboss のメモリが少なくなると、ガーベッジ収集に時間が費やされるため、システム全体のパフォーマンスが低下します。メモリ領域メッセージの例とその解決策は次のとおりです。

jboss の Java 最大ヒープ サイズ (-Xmx) または他の Java 仮想マシン パラメータを変更するには、次のコマンドを実行します。

  1. ovstop -c ovjboss
  2. 次のように ovjboss.jvmargs ファイルを編集します。
  3. Java 最大ヒープ サイズを要求される容量に変更します。たとえば、ovjboss.jvmargs ファイルのスニペットは次のようになっています。
    #
    # JVM Memory parameters
    #   –Xms: Initial Java Heap Size
    #   –Xmx: Maximum Java Heap Size
    #   –Xss: Java stack size (default to OS-supplied value)
    #
    –Xms128m
    –Xmx2048m
    #–Xss128m
  4. ovstart -c ovjboss

国際化とローカライゼーションのサポート

NNMi は世界中に広まっており、オペレーティング システムでサポートされている、英語以外のロケール設定のオペレーティング システムでも使用できます。これらのロケールには、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、西ヨーロッパおよび中央ヨーロッパのロケール、およびロシア語があります。

Windows システムの場合、NNMi では、各国語の文字のディレクトリ パスを使用したインストールはサポートされません。$NnmInstallDir および $NnmDataDir のパス名に含めることのできるのは、英文字のみです。

NNMi は、日本語と簡体中国語にローカライズ (翻訳) されています。これらのローカライズ パッケージがインストールされている場合、(出力として) 日本語または簡体中国語が表示されるため、NNMi では英語以外の文字の入力が可能です。それ以外のすべてのロケールでは、英語の文字列が出力として表示されますが、英語以外の文字の入力は可能です。

次の表では、各オペレーティングシステムに対してローカライズされている言語とサポートされているロケールが一覧表示されています。

オペレーティング システム

ローカライズされる言語
日本語 簡体字中国語

Windows

Japanese

Chinese_PRC

HP-UX

ja_JP.SJIS
ja_JP.eucJP

zh_CN.hp15CN

Linux

ja_JP zh_CN

Solaris

ja_JP.PCK
ja_JP.eucJP
zh

Internet Explorer を使用して、アジア言語をサポートするよう設定されている NNMi 管理サーバーにアクセスするには、次の手順で東アジア言語をインストールします。

  1. [コントロール パネル] で、[地域と言語のオプション] を選択します。
  2. [言語] タブで [東アジア言語のファイルをインストールする] を選択し、手順に従います。

その他の製品との統合および共存

Network Node Manager i Smart Plug-in

NNMi 9.10 には、以下の HP Network Node Manager i Software Smart Plug-in (iSPI) を追加できます。

共存

次の製品は、NNMi 9.10 と同じシステムに共存させることができます。

統合

次の製品は、NNMi 9.10 統合で利用できる追加機能を持っています。この一覧の更新情報については、sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/supportmatrixupdate.htm を参照してください。特定の機能に関する情報については、デプロイメントリファレンスを参照してください。

対応ネットワーク デバイス

サポートされているネットワークデバイスの一覧については、sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/devicematrix.htm の NNMi デバイス対応マトリックスを参照してください。

このデバイス対応情報は、発行の時点で HP に入手できた最新情報に基づいています。デバイスのベンダは、どの時点でもデバイスの MIB の使用状況を変更でき (たとえば、新規 IOS またはシステム ソフトウェアのバージョン)、そのデバイスの MIB データに関する NNM の解釈を無効にできます。