HP Universal CMDB Readme
Windows および Linux オペレーティング・システム用
ソフトウェア・バージョン: 9.00
発行日: 2010 年 6 月
このファイルでは,HP Universal CMDB(UCMDB)バージョン 9.00 に関する情報を提供します。
文書の更新
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HP Universal CMDB 9.00 のファイル/コンポーネント
バージョン 9.00 には,HP UCMDB 9.00 Windows と HP UCMDB 9.00 Linux の 2 つの DVD があります。 各 DVD には次のファイル/コンポーネントが収容されています。
- HPUCMDB_Server_9.00.exe: Windows プラットフォーム用バージョン 9.00 の HP UCMDB サーバの完全インストール(HP UCMDB 9.00 Windows DVD のみ)。
- HPUCMDB_Server_90.bin: Linux プラットフォーム用バージョン 9.00 の HP UCMDB サーバの完全インストール(HP UCMDB 9.00 Linux DVD のみ)。
- HPUCMDB_DataFlowProbe_90.exe: バージョン 9.00 の Data Flow Probe のインストール。
- ドキュメント・ファイル :
- whatsnew.html: HP Universal CMDB の[ヘルプ]メニューからアクセスします。
- readme.html: このファイルです。
- [Product Feature Movies]フォルダ: このフォルダには,このリリースで提供する主要機能の一部を紹介する複数のムービーが入っています。
- 『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF: C:\hp\UCMDB\UCMDBServer\deploymdb-docs\docs\eng\pdfs\ ディレクトリにもあります。*デプロイメント・ガイドの日本語版は HP Software 製品マニュアル・サイトより入手可能です(http://support.openview.hp.com/selfsolve/documents)。
新機能
新機能のリストには,HP Universal CMDB の[ヘルプ]メニューの[新機能]リンクからアクセスします。
システム要件
システム要件のリストについては,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF で「HP Universal CMDB サポート・マトリックス」の章を参照してください。
インストール
Windows または Linux プラットフォームでの HP Universal CMDB および Data Flow Probe のインストールの詳細については,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF を参照してください。
Discovery and Integration Content Pack 6.00 は,HP UCMDB 9.00 に付属しています。 別個にインストールする必要はありません。
アップグレード
バージョン 8.0x から 9.00 へのアップグレード手順の詳細については,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF の「HP Universal CMDB バージョン 9.00 へのアップグレード」を参照してください。
バージョン 7.0x から 8.0x へのアップグレード手順の詳細については,バージョン 8.0x のデプロイメント・ガイドを参照してください。
アダプタ・アップグレード
標準で用意されているすべてのアダプタ: 以前のバージョンでアダプタ設定を変更した場合,そのバージョンからのすべてのアダプタ・ファイルを保存して,バージョン 9.00 のアダプタ・ファイルの変更をやり直すことを強くお勧めします。
標準で用意されている以外のアダプタ: バージョン 9.00 にアダプタを再デプロイする必要があります。 詳細については,『HP UCMDB 管理ガイド』の「パッケージ・マネージャ」を参照してください。
重要: アダプタはすべて,新しいクラス・モデル(BDM)と互換性がある必要があります。 標準で用意されている既存のアダプタに変更を加えた場合,9.00 バージョンのアダプタ・ファイルにも同じ変更を加える必要があります。 ただし,バージョン 8.04 からのファイルをコピーしてバージョン 9.00 のファイルを上書きしないでください。
注意事項および制限事項
本項の内容
インストール
アップグレード
HP UCMDB
- UCMDB Java API セットを介して UCMDB に接続できるのは,インテグレーション・ユーザのみです。 ほかのタイプのユーザが接続を試みると,LDAP 検証を使用していても,エラーが発生する可能性があります。
- システムの状況はバージョン 9.00 では提供されていませんが,バージョン 9.01 で追加される予定です。
- モデリング・スタジオでは,クエリを[アクティブ]に変更した場合のみ,日付属性に対して[途中で変更]または[途中で変更なし]演算子がサポートされます。 標準設定では,これらの演算子が追加されると,クエリは自動的に[非アクティブ]に設定されます。
- レポート・モジュールでは,レポートをツリーからキャンバスにドラッグ・アンド・ドロップして開くことはできません。 レポートをダブルクリックするか,ツールバーから[レポートを開く]を選択する必要があります。
- IT ユニバース・マネージャでは,空白のモデル CI(タイプが[ビジネス サービス]または[CI コレクション]の CI)を作成しようとすると,エラーが生成されます。
- レポート・モジュールでは,クエリを[アクティブ](標準設定は[非アクティブ])に変更すると検索機能([次を検索],[前回を検索],[ハイライト表示])は正しく機能しなくなります。
- モデリング・スタジオでフェデレート CIT を使って作業する場合,[関連クエリ ノードを追加]ウィザードではインスタンスのある CIT は識別されません。 [インスタンスのある CIT のみ表示する]チェック・ボックスが選択されている場合,ツリーは表示されません。 [インスタンスのある CIT のみ表示する]チェック・ボックスをクリアにすると,たとえ一部の CIT にインスタンスがある場合でも,表示された CIT ツリーではすべての CIT がインスタンス・ゼロのように示されます。
- ユーザとロール・モジュールでは,[詳細]タブの[受信者を更新]リンクは使用できません。
- IT ユニバース・マネージャの[関連 CI のレポートを取得]は,バージョン 9.00 では使用できません。 この制限を回避するには,関連 CI の結果をテキスト・モードでエクスポートします。
- IT ユニバース・マネージャの[結果の表示]タブでは,CSV,Excel,XML レポートに対してテキスト・モードでは[データをファイルにエクスポート]オプションを使用できません。 このタブからは,データを PDF ファイルにエクスポートできます。 [ビュー内の関連項目]および[データベース内の関連項目]タブでは,すべてのエクスポート・オプションを使用できます。
- CI ライフサイクル・モジュールでは,[フィルタ]オプションはサポートされていません。また,[フィルタのクリア]ボタンはアクティブではありません。
- パースペクティブ・ベース・ビューへのダイレクト・リンク機能はサポートされていません。
- モデリング・スタジオでテンプレートを削除する際,テンプレートから依存ビューをデタッチするオプションはありません。
- モデリング・スタジオでテンプレートを削除する際,ベースにしている TQL クエリは自動的には削除されません。
- モデリング・スタジオでパースペクティブを削除する際,パースペクティブから依存ビューをデタッチするオプションはありません。
- モデリング・スタジオでパースペクティブ・ベース・ビューを削除する際,ベースにしている TQL クエリは削除されません。
- [変更レポートを表示]には[スナップショットを表示]および[統計情報の表示]機能がありません。
- CI タイプ・マネージャでは,インスタンスがない場合でも CIT を削除できません。
- IIS Web サーバから HP Universal CMDB にアクセスする場合,IIS サーバ URL からは JMX コンソールにアクセスできません。 直接 UCMDB サーバ URL から JMX コンソールにアクセスする必要があります。
- 手動でまたは SQL スクリプトで作成したスキーマに接続しようとすると,UCMDB サーバ設定ウィザードは失敗します。 この制限を回避するには,次の手順を実行します。
- UCMDB サーバ設定ウィザードを実行します。 詳細については,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF で「UCMDB サーバの設定ウィザードへのアクセス」を参照してください。 [CMDB スキーマ]ダイアログ・ボックスで[既存のスキーマへの接続]を選択します。
必要な接続情報を入力します。 [OK]をクリックします。
エラー・メッセージはすべて無視します。
[キャンセル]をクリックして設定ウィザードを閉じます。
conf ディレクトリに cmdb.conf ファイルが存在することを確認します。
- HP Universal CMDB サーバを開始します。 詳細については,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』PDF で「サーバの開始および停止」を参照してください。
サーバは開始されず,例外がスローされます。
- 設定ウィザードを再度実行します。
不足しているパラメータを再度入力します。
設定ウィザードは正常に終了します。
- HP Universal CMDB サーバを通常どおりに開始します。
LDAP
- Active Directory の LDAP の設定: インフラストラクチャ設定に次の設定を追加する必要があります([管理]>[インフラストラクチャ設定])。
- [LDAP 全般]カテゴリで,[ユーザの同期化を有効化]の値を true に変更します。
- [LDAP サーバ URL]の値を ldap://LDAP-SERVER:389/DC=consult,DC=example,DC=com??sub; に変更します。
- [ユーザ フィルタ]の値を (&(sAMAccountName=*)(objectclass=user)); に変更します。
- [LDAP 一般認証]カテゴリで,[検索権限を持つユーザの識別名]の値を CN=AD Connector,CN=Users,DC=consult,DC=example,DC=com; に変更します。
- 検索権限を持つユーザのパスワードを入力します。
- [LDAP グループ定義]カテゴリで,[グループのベース DN]の値を CN=Users,DC=consult,DC=example,DC=com; に変更します。
- [グループ検索フィルタ]の値を (|(objectclass=groupOfNames)(objectclass=group)(objectclass=groupOfUniqueNames)(objectclass=groupOfUrls)(objectclass=access Group)(objectclass=accessRole)); に変更します。
- [ルート グループのベース DN]の値を CN=Users,DC=consult,DC=example,DC=com; に変更します。
- [ルート グループ フィルタ]の値を (|(objectclass=groupOfNames)(objectclass=group)(objectclass=groupOfUniqueNames)(objectclass=groupOfUrls)(objectclass=access Group)(objectclass=accessRole)); に変更します。
- [クラスと属性のための LDAP オプション]カテゴリで,[グループ クラス オブジェクト]の値を group; に変更します。
- [グループのメンバ属性]の値を member; に変更します。
- [UUID 属性]の値を sAMAccountName; に変更します。
- [ユーザのオブジェクト クラス]の値を user に変更します。
- [リモート ユーザのリポジトリ モード]を[有効にする]に設定します。
- ほかのパラメータはすべて,標準設定のままにします。
データ・フロー管理
- UCMDB サーバと UCMDB Data Flow Probe 間の相互認証による SSL の有効化: バージョン 9.00 ではこの機能はサポートされていませんが,今後のリリースで追加される予定です。
代わりに,基本認証を使用する必要があります。 詳細については,『HP Universal CMDB データ・フロー管理ガイド』の「基本認証による Data Flow Probe での SSL の有効化」を参照してください。
- Data Flow Probe を最初にインストールする際,[資格情報のチェック]の実行に失敗して,「java.lang.Exception: Traceback (innermost last): File "NNM_Integration_Utils"」というエラー・メッセージが表示されることがあります(例:[データ フロー管理]>[Data Flow Probe 設定]>[ドメインとプローブ]表示枠>[資格情報]>[SQL Protocol]>資格情報を右クリックして[資格情報のチェック]を選択)。 この問題を回避するには,Probe を再起動します。
- 検出された CIT 名が[統計結果]表示枠に赤で表示されることがあります([データ フロー管理]>[ディスカバリ コントロール パネル]>[詳細]タブ)。 これは何の影響もないので無視してください。
- プローブ・ゲートウェイが 2 つのプローブ・マネージャと連携している場合,システムからの通信ログ受信要求が失敗することがあります。 代わりに,関連するプローブ・マネージャ・ファイル・システムからログ・ファイルを受信できます。
- J2EE またはデータベース・ウィザードの実行時に,ウィザードから Probe に jar ファイルをアップロードすることはできません。 ファイルを Probe ファイル・システムに手動でコピーしてから,Probe を再起動する必要があります。
インテグレーション
- ポピュレーション・ジョブのステータスは,ジョブがまだスケジュールされていなくても[実行中]と表示されます。
- 調整時に CI が無視される場合,識別目的で最初の CI を必要とする別の CI が CMDB に不正に挿入されることがあります。 この問題は,CI がコンポジション・リンクにより接続されている場合には発生しません。
- UCMDB 9.0x アダプタを使用する場合,サブグラフまたは複合リンクを含む TQL クエリは,これらのアイテムのデータを取得しません。
- ほかの UCMDB からのポピュレーション時に CI が結合または削除されると,これらの CI の調整データは取得できず,これらの CI を含むポピュレーション・ジョブは失敗することがあります。 この問題を回避するには,ジョブを再実行します。
- 連携時に外部データ・リポジトリと UCMDB の両方から取得するように構成された属性値は編集できません。
- root_container を使用して CI を識別する場合,異なるインテグレーション・ポイントの複数の CI は結合されません。
- インテグレーション・スタジオで新しいインテグレーション・ポイントを定義する際,名前に不正な文字が含まれる場合(ピリオドなど),エラー・メッセージが表示され,[新規インテグレーション ポイントの作成]ダイアログ・ボックスの情報は失われます。
- ユーザはエクスポート・レポート内のフェデレート CI へのリンクで UCMDB に戻ることはできません。
- orm.xml ファイルでは,最初のエンドがフェデレート CIT でもう一方の端が UCMDB CIT である場合は,連携の仮想関係を逆順でマップする必要があります。 この制限事項は,ポピュレーション・ジョブには該当しません。
- TQL 計算は,フェデレート・ノードに定義されている属性条件の名前が orm.xml ファイル内でマップされていない場合,失敗します。
インテグレーション・ユーザ
インテグレーション・ユーザを作成するには,次の手順で行います。
- Web ブラウザを起動し,サーバ・アドレスに http://<UCMDB サーバのホスト名または IP>:8080/jmx-console と入力します。
ユーザ名とパスワードでのログインが必要な場合もあります。
- UCMDB で UCMDB:service=Security Services をクリックして,JMX MBEAN ページを開きます。
- CreateIntegrationUser 操作を見つけます。 このメソッドには,次のパラメータがあります。
- customerId: カスタマ ID です。
- username: インテグレーション・ユーザの名前です。
- password: インテグレーション・ユーザのパスワードです。
- dataStoreOrigin: このインテグレーション・ユーザを使用する製品の名前です。
インテグレーション・ユーザの管理には,次のような便利な操作が用意されています。
- DeleteIntegrationUser: 指定のインテグレーション・ユーザを削除します。
- ExportIntegrationUser: インテグレーション・ユーザを,サーバ・マシン上の任意のパスにある XML ファイルにエクスポートします。
- getIntegrationUser: インテグレーション・ユーザの情報を表示します。
- changeIntegrationUserPassword: インテグレーション・ユーザのパスワードを変更します。
- canUserAuthenticate: isIntegrationUser が true のとき: 指定の資格情報でインテグレーション・ユーザを認証できるか指定します。
注:
インテグレーション・ユーザはカスタマごとに作成します。 複数のカスタマで使用できる,より強い権限のインテグレーション・ユーザを作成するには,isSuperIntegrationUser フラグを true に設定して,systemUser を使用してください。 systemUser のメソッド(createSystemUser,removeSystemUser,showAllSystemUsers,changeSystemUserPassword,canSuperIntegrationUserAuthenticate など)を使用します。
次の 2 つのシステム・ユーザが用意されています。インストール後,changeSystemUserPassword メソッドを使って両方のパスワードを変更することをお勧めします。
ディスカバリ/インテグレーション・コンテンツ
- 以前に検出されたレイヤ 2 トポロジはバージョン 9.00 にアップグレードされないため,このトポロジを再検出する必要があります。 既存のレイヤ 2 リンクを手動で削除するか,エージング・メカニズムによる削除を使用します。
- Siebel のディスカバリ: Data Flow Probe が Windows プラットフォームの 64 ビット・マシンにインストールされている場合,ntdll.dll,MSVCR70.DLL,および msvcp70.dll ドライバを,Siebel ドライバとともに Probe マシンの Siebel ドライバ・フォルダに置きます。 このフォルダの詳細を,Siebel の資格情報セット([Siebel クライアントへのパス])に入力します。 詳細については,『ディスカバリおよび依存関係マップ・ガイド』の「Siebel ゲートウェイ・プロトコル」を参照してください。
これらのドライバは通常 32 ビット・マシンにあり,64 ビット・マシンにコピーできます。
- SAP ディスカバリ: Data Flow Probe が Windows プラットフォームの 64 ビット・マシンにインストールされている場合,標準の librfc32.dll および sapjcorfc.dll ドライバを Windows インストール・フォルダ(C:\windows\SysWOW\ など)に置きます。
msvcp71.dll および msvcr71.dll ドライバを Probe インストール・ディレクトリ C:\hp\UCMDB\DataFlowProbe\content\dll\ に置きます。
これらのドライバは通常 32 ビット・マシンにあり,64 ビット・マシンにコピーできます。
- Veritas Cluster を正しく検出するには,モデリング・スタジオの CI タイプ・マネージャに移動して,[関係]を選択し,[ownership]関係を選択して,is_owner ブール属性を追加します。
- Data Flow Probe の My SQL データベースがシャットダウンした場合,またはエラーが発生した場合,Probe は接続が切断されたように見えることがあります。 My SQL データベースを復元してから Data Flow Probe を再起動してください。
- NTCMD の資格情報を使用したディスカバリの実行時に,次のエラーが表示された場合,Windows マシンは対話型サービスを実行できないように構成されています。
The xCmd Service service is marked as an interactive service. However the system is configured to not allow interactive services. This service may not function properly.
このエラーを回避するには,レジストリ・エディタを開いてレジストリ・キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Windows を編集します。NoInteractiveServices プロパティを 0 に設定します。
マルチリンガル・サポート
- 互換性を確保するために,インテグレーション・ポイント名とデータ・フロー管理ジョブ名には英数字とアンダースコア(_)しか使用できません。
- 多くの UCMDB パラメータの最大文字列長はバイトで定義および記述されているため,マルチバイト文字または言語固有の文字が使用されている場合,実際に使用できる長さはもっと短くなります。 たとえば,UTF-8 でエンコードされたアジアの文字は 3 バイトを使用しますが,一部のヨーロッパ言語の文字は 2 バイトを使用します。
- 言語固有の文字を含むレポートまたはその他のデータを PDF ファイルにエクスポートすると,マルチバイト文字(日本語,中国語,韓国語など)は PDF ファイルには表示されません。
- バージョン 8.04 から 9.00 にアップグレードすると,システム・コンソールのエンコーディングでサポートされていない場合,クエリ・ノード名の言語固有の文字は文字化けして表示されます。
- リモート・インテグレーション・クエリ名にマルチバイト文字が含まれる場合,UCMDB 9.0x アダプタを使用するポピュレーション・ジョブは失敗します。 互換性を確保するために,インテグレーション・クエリ名にはマルチバイト文字を含めないでください。
- ユーザ・インタフェースで中国語,韓国語,またはスペイン語ロケールが使用される場合,アダプタ管理で XML ファイルを編集できません。
- ローカライズされたホストでは,Data Flow Probe アンインストーラは製品ファイルやフォルダをディスク上にそのまま残すことがあります。
- モデリング・スタジオには英語とサーバ・ロケール言語の 2 つの[ビュー]フォルダがあります。 モデリング・スタジオでビューが作成された後,ローカライズされた[ビュー]フォルダで関連するクエリが作成されます。 定義済みのビューについては,関連するクエリが英語の[ビュー]フォルダに保存されます。
- エンリッチメント・マネージャでは,[ノード定義]ダイアログ・ボックスの必須属性は日本語,中国語,韓国語バージョンでは太字で表示されません。
- 電子メールにレポートを添付する場合,元のファイル名にマルチバイト文字が含まれると,レポートのファイル名は文字化けするかほかの文字に変更されます。
- クエリまたはビューに操作を実行するホストでサポートされていないマルチバイト文字が含まれる場合,XML フォーマットへのエクスポート時に,クエリまたはビューのコンテンツや名前が破損することがあります。 この問題を回避するには,関連するビューおよびクエリをパッケージ内に配置して,パッケージとともにインポートまたはエクスポートします。
HP ソフトウェア・サポート
次の HP ソフトウェア・サポート Web サイトにアクセスできます。
http://support.openview.hp.com
この Web サイトでは,連絡先情報と,HP ソフトウェアが提供する製品,サービス,およびサポートについての詳細が掲載されています。 詳細については,HP サポート Web サイト(HP ソフトウェア・サポート・オンライン)にアクセスしてください。
HP ソフトウェア・サポートでは,お客様にセルフ・ソルブ機能を提供しています。 ビジネス管理に必要な,インタラクティブなテクニカル・サポート・ツールに迅速かつ効率的にアクセスできます。 有償サポートをご利用のお客様は,次の機能をご利用いただけます。
セルフ・ソルブ技術情報に入手するには,セルフ・ソルブ技術情報検索ホーム・ページにアクセスしてください。
注: ほとんどのサポート・エリアでは,HP Passport ユーザとして登録し,ログインする必要があります。 また,多くの場合,有効なサポート契約が必要です。 サポートのアクセス・レベルに関する詳細は,アクセス・レベルのページを参照してください。
HP Passport ID の登録は,HP Passport Registration にアクセスしてください。
法的通知
保証HP の製品およびサービスの保証は,かかる製品およびサービスに付属する明示的な保証の声明において定められている保証に限ります。 本文書の内容は,追加の保証を構成するものではありません。 HP は,本文書に技術的な間違いまたは編集上の間違い,あるいは欠落があった場合でも責任を負わないものとします。
本文書に含まれる情報は,事前の予告なく変更されることがあります。
制限事項本コンピュータ・ソフトウェアは,機密性があります。 これらを所有,使用,または複製するには,HP からの有効なライセンスが必要です。 FAR 12.211 および 12.212 に従って,商用コンピュータ・ソフトウェア,コンピュータ・ソフトウェアのドキュメント,および商用アイテムの技術データは,HP の標準商用ライセンス条件に基づいて米国政府にライセンスされています。
著作権© Copyright 2005 - 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P
商標Adobe® および Acrobat® は,Adobe Systems Incorporated の商標です。
AMD および AMD の矢印記号は,Advanced Micro Devices, Inc. の商標です。
Google™ および Google™ マップは,Google Inc. の商標です。
Intel®,Itanium®,Pentium®,および Intel® Xeon® は,米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標または登録商標です。
Java™ は,Sun Microsystems, Inc. の米国商標です。
Microsoft®,Windows®,Windows NT®,Windows® XP,および Windows Vista® は,Microsoft Corporation の米国登録商標です。
Oracle は,Oracle Corporation およびその関連企業の登録商標です。
UNIX® は The Open Group の登録商標です。
謝辞· この製品には,Apache Software Foundation(http://www.apache.org/licenses(英語サイト))によって開発されたソフトウェアが含まれています。· この製品には,OpenLDAP Foundation(http://www.openldap.org/foundation/(英語サイト))の OpenLDAP コードが含まれています。· この製品には,Free Software Foundation, Inc.(http://www.fsf.org/ (英語サイト))の GNU コードが含まれています。· この製品には,Dennis M. Sosnoski の JiBX コードが含まれています。· この製品には,ディストリビューションに含まれ,JiBX 全体で使用される,インディアナ大学の Extreme! Lab から提供された XPP3 XMLPull パーサが含まれています。· この製品には,Robert Futrell(http://sourceforge.net/projects/officelnfs (英語サイト))の Office Look and Feels ライセンスが含まれています。· この製品には,Netaphor Software, Inc.(http://www.netaphor.com/home.asp (英語サイト))の JEP(Java Expression Parser)コードが含まれています。本ドキュメントについてのご意見やご提案は,電子メールで SW-Doc@hp.com までお送りください。