Summary
RSIT Windows Serverは、クライアントからのアクセス要求開始時に、設定内容に従い IPアドレスを元に DNSに対し名前の逆引き処理を要求する場合があります。その動作仕様につきまして 明確化致します。
Answer
RSIT Windows Server:クライアントアクセス時の名前の逆引き処理仕様について
1. 名前の逆引き処理 発生条件:
~
・RSIT Windows Server 設定において 下記設定がされている場合;
a) [Client Host Access Control]設定において、
"FQDA"にて Client Hostを指定
b) [Client Host Configuration]設定において、
"FQDA"/"IPアドレス" いずれかで Client Hostを指定
特に b)の場合 "IPアドレス"を使い指定しても無条件に名前の逆引き処理が発生するので注意のこと。
2. 名前の逆引き処理失敗時の動作について:
~
・ [Network] 設定 > [Network Binding]ダイアログボックス表示画面における
「Require reverse DNS lookup」の指定に従います。
a) 無効 (=チェックなし) (デフォルト値)
⇒ 逆引き処理が失敗しても そのまま接続判定処理を継続する
b) 有効 (=チェックあり)
⇒ 逆引き処理が失敗した場合 接続処理を即中断し切断する