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Micro Focus LoadRunner

ソフトウェア・バージョン: 12.60

 

発行日: 2018 年 10 月 18 日

注:

次のセクションには,LoadRunner 12.60 に関する情報と既知の問題が記載されています。

LoadRunner の新機能

LoadRunner には,多くの新しい機能や機能強化が含まれ,使いやすさも向上しています。

バージョン 12.60 の新機能に関する情報については,LoadRunner ヘルプセンターをご覧ください。

以前のバージョンの新機能の情報については,次のリンクをクリックしてください。

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インストールと設定に関する情報

インストールに関する情報やコンポーネントは,下記の場所で入手できます。

インストール権限の要件:

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注意事項と制限事項

本項では,LoadRunner 12.60 のインストール前の注意点,問題,および回避策について説明します。

追加の制限事項および回避策については,ヘルプセンターのトラブルシューティングと制限事項の項を参照してください。

インストールとアップグレード

アップグレード
  • インストール・パス: 標準設定のインストール・パスは C:\Program Files (x86)\Micro Focus\LoadRunner に変更されました。
  • ライセンス: バージョン 12.60 では LoadRunner のライセンス管理が変更されたため,LoadRunner 12.60 を有効にするにはライセンスを置き換える必要があります。

    新しいライセンスを入手してインストールするには,LoadRunner ヘルプセンターの「Install LoadRunner Licenses」を参照してください。

  • コミュニティ・ライセンス: LoadRunner の有効なライセンスをお持ちのお客様は,登録なしで LoadRunner 12.60 コミュニティ・ライセンスを入手できます。このオプションは,LoadRunner Controller マシンがインターネットにアクセスできないシナリオ専用です。ライセンスを入手するには,カスタマ・サポート・チームまでお問い合わせください。

仮想環境

仮想化ベンダが提供するアーキテクチャは急速に進化しています。サードパーティ・ベンダが仮想環境と LoadRunner 承認済みハードウェア要件との完全な互換性を保証する限り,LoadRunner はこうした変化する環境でも設計通りに動作することが期待されます。

LoadRunner のシステム要件とサポート・マトリックスに従って仮想マシンを作成すれば,LoadRunner は正常に動作します。

仮想マシン上で作業する場合,必要に応じて仮想化サーバのハードウェア/監視環境にアクセスし,仮想化サーバが飽和していないことを確認する必要があります。仮想化サーバが飽和すると,仮想マシンの測定値を正しく認識できず,間違った結果につながる可能性があります。

セキュリティ - CA 証明書

LoadRunner 12.60 は更新されたバージョンの OpenSSL を使用しており,セキュアな通信のために追加の制約が適用されます。

OpenSSL(1.1.x 以降)では,CA 証明書の基本制約に,その証明書が CA 証明書であることの確認が含まれている必要があります。

アップグレード: アップグレードの場合,お使いの CA 証明書が以前のバージョンの LoadRunner でいずれかの LoadRunner ツールを使用して作成されていると,これらの証明書は必要な制約が含まれていないため,使用できなくなります。LoadRunner ツールを使用して,LoadRunner の各マシン上で新しい CA 証明書と新しい TLS 証明書を作成してインストールします。詳細については,「Secure Communication with TLS (SSL)」を参照してください。

組織の CA: お使いの CA 証明書が組織から提供されたものである場合,その証明書に上記で説明した制約が含まれていることを確認してください。必要な制約が定義されていない場合は,更新された CA および TLS 証明書を IT 部門に用意してもらい,LoadRunner マシンにインストールする必要があります。

確認方法:

基本制約拡張領域で CA 証明書用の制約が定義されていることを確認します(例:Subject Type=CA または CA:TRUE(制約の書式は証明書のアクセス方法によって異なります))。

  • Windows: CA 証明書をダブルクリックして[詳細]タブを選択します。 [表示]リストで[拡張機能のみ]を選択し,[基本制限]を選択して,プロパティ領域で制限が定義されていることを確認します。
  • Linux: 次のコマンドを使用して証明書情報を表示します: openssl x509 -in <CA-filename> -noout -text

仮想テーブル・サーバ(VTS)のアップグレード

  • VTS をアップグレードするには,まず現在のバージョンをアンインストールし,最新バージョンを Additional Components フォルダから再インストールします。
  • VTS の標準設定データ・パスは C:\ProgramData\Micro Focus\VTS\db\data に変更されました。現在のデータ・パスを引き続き使用するには,次の手順を実行します。

    • インストール中にプロンプトが表示されたら,データ・パスを現在のデータ・パスにリダイレクトします。
    • インストール後,VTS 設定ファイルdbPath の値を更新します。VTS サービスを再開します。

Windows

  • 同じマシンに複数の LoadRunner コンポーネントがインストールされており(スタンドアロン・バージョンの VuGen と Analysis の両方など),いずれかのコンポーネントをアンインストールする場合は,アンインストール後に残りのコンポーネントで修復インストールを実行する必要があります。
  • VuGen スタンドアロンと BPM が同じマシンにインストールされた状態で,BPM をアンインストールする場合,VuGen で修復インストールを実行してください。

Linux

  • JavaScript Web HTTP/HTML スクリプトを実行するには,Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7(またはそれ以降)の OS が必要です。
  • Linux マシンで Load Generator をアンインストールする際に,アンインストール・プロセスが失敗し,「Cannot restore segment port after reloc: permission denied.(再配置後にセグメント・ポートを復元できません。権限が拒否されました。)」というエラー・メッセージが表示される場合があります。

    解決策: Load Generator をアンインストールする前に,setenforce 0 コマンドを使用して,SE Linux を無効にします。アンインストールが完了したら,setenforce 1 コマンドを使用して SE Linux を有効にします。

Unified Functional Testing(UFT)および LeanFT との共存

  • LoadRunner と LeanFT を同じマシンにインストールすることは推奨されません。同じマシンにインストールすると,外部コードまたはプラグイン(Jenkins など)から Analysis API を起動するときに,Java プロトコルの記録とコード生成,Network Virtualization の再生,TruClient 機能などで問題が発生する可能性があります。これらの問題が存在する状態で作業を続行しようとすると,LoadRunner が正常に動作しない可能性があります。

    回避策: 作業を続行する前に,マシンの PATH 環境変数から LeanFT が除外されていることを確認します。詳細については,サポート技術情報の記事を参照してください。

  • UFT がインストールされているマシン上で LoadRunner のインストールまたはアンインストールを実行すると,プロセスの最後に警告メッセージが表示されます: 「Cannot load resource file <somepath>/mdrv_res.e2 (<somepath>/mdrv_res.j2).(リソース・ファイル <somepath>/mdrv_res.e2(<somepath>/mdrv_res.j2)をロードできません。)」このメッセージは無視してください。

  • LoadRunner と UFT を同じマシンにインストールしてから,一方をアンインストールすると,もう一方のソフトウェア・プログラムが正しく機能しない場合があります。

    解決策: マシンで使用するソフトウェア・プログラムの修復を実行します。

  • LoadRunner と UFT をインストールしたマシンでは,LoadRunner の後に UFT をインストールしていると,特定のプロトコルを記録できない場合があります。

    解決策: UFT をアンインストールし,LoadRunner インストールに対する修復を実行します。

  • Load Generator エージェントの実行中に Load Generator マシンに UFT をインストールすると,リモート Controller が Load Generator マシン上で UFT スクリプトを実行できない場合があります。

    解決策: UFT をインストールした後で,エージェント設定ユーティリティを使用して Load Generator エージェントを再起動するか,またはマシンを再起動します。

Windows 10(Fall Creators Update)と Windows Server 2016

一般
  • Windows 10 または 2016 では,標準設定ブラウザとして Internet Explorer(IE)11 を使用し,一部の高度な機能については Edge ブラウザ・インタフェースを使用することをお勧めします。

  • Windows 10 では標準設定ブラウザとして IE を使用することで,プロキシの記録や証明書の設定で問題が発生しないようにすることができます。

Java over HTTP Windows 10 では,Oracle 64-bit JRE での Java over HTTP アプリケーションの記録はサポートされていません。

RDP

  • Windows 10 で mstsc.exe を記録する場合,RDP サーバ側で FIPS が有効になっていると,標準設定の記録で次のエラーが発生します: 「Because of an error in data encryption, this session will end. Please try connecting to the remote computer again.(データの暗号化でエラーが発生したため,このセッションは終了します。リモート・コンピュータへの接続を再試行してください。)」

    解決策: サーバ側で FIPS をオフにするか,次の手順を実行して SSL モードを使用した記録を有効にします:

    1. mstsc を開いて RDP サーバの IP アドレスを入力し,[オプションの表示]をクリックしてダイアログ・ボックスを展開します。[名前を付けて保存]をクリックして設定をファイルに保存します。ファイル名は RDPConfig.RDP にします。
    2. メモ帳で RDPConfig.RDP を開き,一番下に enablecredsspsupport:i:0 を追加します。同じファイル内で authentication level を探し,この行が authentication level:i:2 となっていることを確認します。
    3. <LoadRunner のルート>\dat\ に移動して,ワードパッドまたは Notepad++ で rdp_ro.ini を開きます(改行文字に問題があるため,メモ帳は使用しないでください)。一番下に SupportSSL=1 を追加します。
    4. VuGen で,[記録の開始]をクリックします。[リモート デスクトップ接続]ダイアログ・ボックスで,[オプションの表示]をクリックします。[開く]をクリックして,上記で保存した RDPConfig.RDP ファイルを選択します。[接続]をクリックします。

TruClient

  • 可能であれば,Windows 10 および Windows 2016 では TruClient Browser または Chromium を使用することをお勧めします。
  • (Windows 10 + IE)Windows 10 で IE を使用する場合,TruClient スクリプトから Web - HTTP/HTML スクリプトへの変換はサポートされません。
  • (Windows 10 + IE)Windows 10 では,IE ブラウザの LAN の設定で[設定を自動的に検出する]と[自動構成スクリプトを使用する](つまり PAC プロキシ設定)の両方が設定されていると,TC.setProxy API が機能しません。

Web

(Windows 10 + IE)Windows 10 では WinINet 記録モードはサポートされません。空のスクリプトが生成されます。

Windows Sockets(WinSock) Microsoft Edge ブラウザでの記録はサポートされません。

アクセス許可

VuGen およびプロトコル

TruClient

Controller

JMeter

一般的な LoadRunner

ヘルプと PDF

英語以外のオペレーティング・システム

統合

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廃止済みの機能とプロトコル

本項には,サポートが部分的または完全に廃止された機能とプロトコル,あるいは LoadRunner および Performance Center の将来のバージョンでサポートが廃止される予定の機能とプロトコルに関する情報が記載されています。

本項の内容:

削除された機能

以下の機能は LoadRunner バージョン 12.53 から削除されました。

注: 12.53 で,Mobile Application - HTTP/HTML プロトコルが Web - HTTP/HTML プロトコルに統合されました。モバイル・アプリケーション用に仮想ユーザ・スクリプトを生成するすべての機能は,Web - HTTP/HTML プロトコルで提供されるようになりました。詳細については,LoadRunner ヘルプセンターの「Web - HTTP/HTML - Recording Methods for Mobile Applications」を参照してください。

再生のみがサポートされるプロトコル

再生のみがサポートされるプロトコルでは,そのプロトコルに基づいてスクリプトを作成することはできません。

プロトコル 再生のみのサポート

Ajax Click & Script

バージョン 12.60 以降

ヒント: 既存の Ajax Click&Script スクリプトは,TruClient - WebWeb - HTTP/HTML などの別の Web プロトコルに移行します。

COM/DCOM バージョン 12.60 以降
EJB(Enterprise Java Beans) バージョン 12.00 以降
Java Record Replay with CORBA バージョン 12.60 以降
JavaScript Vuser バージョン 12.00 以降
MMS(Media Player) バージョン 12.53 以降
MMS(マルチメディア・メッセージング・サービス) バージョン 12.53 以降
Silverlight バージョン 12.55 以降
VBScript Vuser バージョン 12.00 以降
Web - Click and Script バージョン 12.00 以降

 

プロトコルのサポートが完全に終了

以下のプロトコルについては,記録または再生サポートはありません。

プロトコル 再生のみのサポート サポートなし
DB2 CLI バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
i-mode バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
Informix バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
PeopleSoft Enterprise バージョン 12.00 以降 バージョン 12.55 以降
PeopleSoft -Tuxedo バージョン 12.00 以降 バージョン 12.55 以降
Real バージョン 11.50 以降 バージョン 12.55 以降
SAP - Click & Script バージョン 12.53 以降 バージョン 12.55 以降
Siebel - DB2 CLI バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
Siebel MSSQL -- バージョン 12.55 以降
Siebel Oracle -- バージョン 12.55 以降
SQL Server バージョン 11.50 以降 バージョン 12.55 以降
Sybase Ctlib バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
Sybase Dblib バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
Tuxedo バージョン 12.00 以降 バージョン 12.55 以降
VB Vuser -- バージョン 11.50 以降
VoiceXML (VXML) バージョン 11.00 以降 バージョン 12.55 以降
WAP バージョン 11.50 以降 バージョン 12.55 以降

 

将来のサポート終了を予定

以下の情報は,LoadRunner の今後のバージョンで予定されている機能の削除とサポートの終了に関する事前通知です。

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ベータ版およびテクノロジ・プレビュー版の機能

本製品には,限定された機能に関する権利が付属しています。これらの機能は「ベータ版」または「テクノロジ・プレビュー版」のいずれかで提供されます(どちらであるかは「新機能」に記載されています)。したがって,これらのベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能は,完成版としてリリースされる前に,さらにテストが行われる可能性があります。これらの機能は,その機能と内容を含め現状有姿で提供されます。Micro Focus は他のすべての保証責任を負わないものとします。Micro Focus は,ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能の使用によりお客様が受けたいかなる損失または損害についてもその責任を負いません。

Micro Focus は,ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能を予告なくいつでも変更または削除する権利を留保します。これらの機能は現在,基本機能を含め,製品ライセンスに付随する組み込み機能として提供されています。将来的に,Micro Focus は同じ機能の高機能版を別料金で提供する可能性があります。

ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版のいずれかの機能において,バグ,不具合,機能の欠如,またはその他の問題が見つかった場合は,弊社まで速やかにお知らせください。お客様のご協力に深く感謝いたします。

ご意見・ご感想は,vugen.feedback@microfocus.com 宛てにお送りください。

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その他のリソース

Usage Hub では,お使いの環境にインストールされているすべての Micro Focus ソフトウェア製品およびソリューションのライセンス情報と使用状況を確認できます。Usage Hub は,バックグラウンドで動作するセントラル・サーバです。これは,ソフトウェア・デプロイメント,ライセンス資産,製品機能の収集と維持を行い,一元的に表示します。

LoadRunner およびその他の Micro Focus 製品の詳細については,次のリンクも参考にしてください。

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ご注意

免責事項

ここからアクセス可能なソフトウェアまたはドキュメント (以下「本資料」) の一部には、Hewlett-Packard Company (現在のHP Inc.) およびHewlett Packard Enterprise Companyのブランドが含まれる場合があります。2017年9月1日以降、本資料は所有と経営を別とする企業Micro Focusによって提供されています。HPおよびHewlett Packard Enterprise/HPEマークの使用は歴史的なものであり、HPおよびHewlett Packard Enterprise/HPEマークはそれぞれの所有者に帰属します。

保証

Micro Focusおよびその関連会社およびライセンサ (「Micro Focus」) の製品およびサービスの保証は、当該製品およびサービスに付随する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的、編集上の誤り、または欠如について、Micro Focusはいかなる責任も負いません。ここに記載する情報は,予告なしに変更されることがあります。

権利の制限

機密性のあるコンピューターソフトウェアです。明確な指示がある場合を除き、これらを所有、使用、または複製するには、有効な使用許諾が必要です。商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアに関する文書類、および商用アイテムの技術データは、FAR12.211および12.212の規定に従い、ベンダーの標準商用ライセンスに基づいて米国政府に使用許諾が付与されます。

Comodoコード署名証明書

LoadRunnerのコード署名証明書は、2017年1月1日にVerisignからComodoに変更されました。

この製品を古いバージョンのWindowsが搭載されたコンピューターにインストールする場合、またはWindowsの自動アップデートに対応していないコンピューターにインストールする場合、Comodoルート証明書が信頼されたルート証明書として自動的に取り込まれないことがあります。

その場合は、Comodoを信頼できるルート証明書として手動で設定することをお勧めします。

詳細については,次を参照してください。https://technet.microsoft.com/en-gb/library/dn265983.aspx

著作権について

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商標について

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UNIX®は、The Open Groupの登録商標です。

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