カスタマイズして出力したドキュメント:
ドキュメントリリース日: 2016年1月 (英語版) ソフトウェアリリース日: 2016年1月 |
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4.60バージョン用『Cloud Service Automationインストールガイド』はインタラクティブドキュメントであり、ユーザー環境にCSA (CSA) アプリケーションをインストールするうえで必要になる内容を、ユーザーが提供する情報に基づいて説明します。
下のオプションを選択して [表示] または [印刷] をクリックすると、選択したオプションに基づいて、インストールに関するドキュメントを作成できます。このドキュメントでは、インストールに必要なタスクを詳しく説明します。また、作業では、提供元のドキュメントの参照が必要になることもあります。
注: 無効なオプション (選択できないオプション) は、他に選択したオプションとの組み合わせ上、選択できないオプションです。オプションが無効になっている場合は、有効なオプションを選択してください。セクション内で選択可能なオプションが1つしかない場合もあります。
CSAの一般的な内容については、『Cloud Service Automationコンセプトガイド』を参照してください。
サポート対象のコンポーネントとバージョンについては、『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
CSAバージョン4.60へのアップグレードについては、『Cloud Service Automation Upgrade Guide』を参照してください。
バージョン: 4.60
ドキュメントリリース日: 2016年1月 (英語版)
ソフトウェアリリース日: 2016年1月
次の手順は、ユーザーの選択によってカスタマイズされます。選択が正しいことを確認してください。
選択が正しくない場合は、[変更] をクリックします。
前のページで選択した内容に応じて、次の手順を実行してください。次の順序で実行することをお勧めします。
このガイドでは、CSAアプリケーションのインストールについて説明します。アプリケーションの実装作業には、統合する製品とCSAソリューションに関する知識が必要になります。このガイドの内容は、統合製品のドキュメントと併せて参照することを目的に提供されており、統合製品のドキュメントの代わりに使用するものではありません。主要な製品ドキュメントには、最新情報が記載されています。参考として提供されているドキュメントは、適宜参照してください。
ドキュメントの参照についての詳細は、『Cloud Service Automationコンセプトガイド』を参照してください。
バージョンの要件については、『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
いずれのドキュメントも HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されています。
CSA用のグループとユーザーの構成
csagrpという名前のグループを作成します。次の内容を入力します。
groupadd csagrp
csauserという名前のユーザーを作成し、このユーザーをcsagrpに割り当てます。次の内容を入力します。
useradd -g csagrp -m csauser
(Ubuntu) またはuseradd -g csagrp -m csauser -s /bin/bash
(RHEL)
csauserにパスワードを割り当てます。次の内容を入力します。
passwd csauser
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
製造元のドキュメントに従ってデータベースをインストールします。データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。
サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
サポートされているバージョンのJDBCの.jar
ファイルをダウンロードし、CSAがインストールされるシステムに保存します。ファイルを保存する場所の情報を、CSAのインストール時に入力する必要があります。
以下のタスクは、CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。
CSAおよび使用するコンポーネント用に個別のデータベースインスタンスが必要です。次のコンポーネント用の個別のデータベースインスタンスを作成する必要があります。
データベース管理者と協力し、埋め込みOperations Orchestration、CSA (まだ作成していない場合)、およびID管理コンポーネントで使用するデータベースを作成します。Operations Orchestrationのデータベース要件の詳細については、『Operations Orchestration データベースガイド』を参照してください。
CSAのインストール中にデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、これのデータベースのサービス名 (グローバルデータベース名) を入力する必要があります。たとえば、CSAデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、CSAデータベースのサービスを入力します。ID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、ID管理コンポーネントデータベースのサービス名を入力します。埋め込みOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、埋め込みOperations Orchestrationデータベースのサービス名を入力します。
CSAのインストール時には、埋め込みOperations Orchestrationが使用するデータベースユーザーが必要です。データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、csaoodbuserユーザーが作成されます。
Create user csaoodbuser identified by csaoodbuser default tablespace system temporary tablespace temp quota unlimited on system account unlock;
Grant CONNECT to csaoodbuser;
Grant CREATE VIEW, CREATE SEQUENCE, CREATE TABLE, CREATE PROCEDURE to csaoodbuser;
Commit;
CSAのインストール中にOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベースユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
Operations Orchestrationデータベースユーザー (csaoodbuser
) を作成します。埋め込みOperations Orchestrationで使用するOperations Orchestrationデータベースユーザーが必要です。このユーザーは親ロールの権限を継承し、スーパーユーザーの権限を持っている必要があります。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role csaoodbuser login password '<csaoodbuser_password>' superuser inherit;
これは、このデータベースを作成するときにOperations Orchestrationデータベースに対するアクセス権を付与するユーザーです。
CSAのID管理コンポーネントをインストールする場合、データベースユーザーが必要になります。データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、csaidmdbroleロールとcsaidmdbuserユーザーが作成されます。
Create user csaidmdbuser identified by csaidmdbuser;
Create role csaidmdbrole;
Grant CREATE SESSION, CREATE TABLE, CREATE VIEW, CREATE SEQUENCE, CREATE ANY SYNONYM to csaidmdbuser;
Grant csaidmdbrole to csaidmdbuser;
Alter user csaidmdbuser default role csaidmdbrole;
CSAのインストール中にID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
CSAをインストールする場合、データベースユーザーが必要になります。データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、csadbroleロールとcsadbuserユーザーが作成されます。
Create user csadbuser identified by csadbuser default tablespace system temporary tablespace temp quota unlimited on system account unlock;
Grant CONNECT to csadbuser;
Create role csadbrole;
Grant CREATE SESSION, CREATE TABLE, CREATE VIEW, CREATE SEQUENCE, CREATE ANY SYNONYM to csadbuser;
Grant csadbrole to csadbuser;
Alter user csadbuser default role csadbrole;
CSAのインストール中にCSAデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでCSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
USE csadb;
-- または別の方法でcsadbに接続するCREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<csareportingdbuser_password>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser;
オプションで、CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAReportingDBUser_password>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
ローカライズをサポートするには、OracleデータベースインスタンスでUTF-8文字エンコードとマルチバイト文字をサポートする必要があります。データベース管理者と共に作業して、次のパラメーターを指定された値に設定します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
パフォーマンス上の理由から、HPEでは、CSA_DOCUMENTテーブル用のLOBを格納する新しいテーブルスペースを作成することをお勧めします。データベース管理者と共に作業して、CSAが使用するテーブルスペースを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。HPEでは、初期のテーブルスペースのサイズを少なくとも3 GBにすることをお勧めします。
このテーブルスペースは、CSAのインストール前に作成する必要があり、CSAのインストール後すぐに構成する必要があります。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。Microsoft SQL Serverは、混合モード認証を有効にしてインストールする必要があります。Microsoft SQL Serverのインストール中に、[Database Engine Configuration] ダイアログの [Authentication Mode] で、[Mixed Mode (SQL Server authentication and Windows authentication)] を選択します。
以下のタスクは、CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。データベース管理者と共に次のタスクを実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
CSAがデータベースにログインするには、Microsoft SQL Server上でTCP/IPを有効にする必要があります。デフォルトでは、TCP/IPはMicrosoft SQL Server上で無効になっている可能性があります。TCP/IPの構成を確認します。
SQL Server構成マネージャーから次の手順を実行します。
CSAをインストールする場合、CSAデータベースユーザーが必要になります。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
CSAで使用するデータベースユーザーを作成するには、次の手順を実行します。
CSAの新しいデータベース (csadb
など) を作成します。
注意: CSAデータベースは「大文字と小文字を区別しない」照合のみをサポートします。
SQL ServerのCSAデータベース照合とtempDB照合は同じである必要があります。
csadbuser
など) を追加します。たとえば、次のコマンドを実行すると、指定したロールのcsadbuser
ユーザーが作成されます。
Microsoft SQL Server 2012
USE csadb;
-- または別の方法でcsadbに接続するCREATE LOGIN csadbuser WITH PASSWORD = '<csadbuser_password>';
CREATE USER csadbuser FOR LOGIN csadbuser;
ALTER ROLE db_datareader ADD MEMBER csadbuser;
ALTER ROLE db_datawriter ADD MEMBER csadbuser;
ALTER ROLE db_owner ADD MEMBER csadbuser;
CSAのインストール中にCSAデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでCSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
USE csadb;
-- または別の方法でcsadbに接続するCREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<csareportingdbuser_password>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser;
オプションで、CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAReportingDBUser_password>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
CSAをインストールする場合、ID管理コンポーネントデータベースユーザーが必要になります。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
ID管理コンポーネント用に作成した新しいデータベース (csaidmdb
など) に接続します。
注意: IdMデータベースは「大文字と小文字を区別しない」照合のみをサポートします。
SQL ServerのIdMデータベース照合とtempDB照合は同じである必要があります。
次のロールを持つID管理コンポーネントデータベースの新しいユーザー (csaidmdbuser
など) を作成します。CSAデータベース用に作成した既存のデータベースログイン (csadbuser
など) を使用するか、ID管理コンポーネントデータベース用の新しいデータベースログイン (csaidmdbuser
など) を作成することができます。
たとえば、次のコマンドを実行すると、指定したロールのcsaidmdbuser
ログインとユーザーが作成されます。
Microsoft SQL Server 2012
USE csaidmdb;
-- または別の方法でcsaidmdbに接続する CREATE LOGIN csaidmdbuser WITH PASSWORD = '<csaidmdbuser_password>';
CREATE USER csaidmdbuser FOR LOGIN csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_datareader ADD MEMBER csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_datawriter ADD MEMBER csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_owner ADD MEMBER csaidmdbuser;
CSAのインストール中にID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
ID管理コンポーネントの新しいデータベースを作成します。ID管理コンポーネントデータベースユーザー (このユーザー用に構成されている場合) またはCSAデータベースユーザーにこのデータベースに対するすべての権限を付与します。
注意: データベース名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csaidmdb
という名前のデータベースを作成し、csaidmdbuser
という名前のID管理コンポーネントデータベースユーザーにアクセス権を付与する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csaidmdb with owner=csaidmdbuser connection limit=-1;
grant all on database csaidmdb to csaidmdbuser;
csaidmdbuser
という名前のID管理コンポーネントデータベースユーザーを作成していない場合、csaidmdb
という名前のデータベースを作成し、csadbuser
という名前のCSAデータベースユーザーにこのデータベースに対するアクセス権を付与します。psqlプロンプトから、次のコマンドを入力します。
create database csaidmdb with owner=csadbuser connection limit=-1;
grant all on database csaidmdb to csadbuser;
CSAのインストール中にID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
CSAのインストール時には、埋め込みOperations Orchestrationが使用するOperations Orchestrationデータベースユーザーが必要です。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
CSAで使用するOperations Orchestrationデータベースユーザーを作成するには、次の手順を実行します。
データベース管理者と協力し、埋め込みOperations Orchestrationで使用するデータベースを作成します。Operations Orchestrationのデータベース要件の詳細については、『Operations Orchestration データベースガイド』を参照してください。
CSAのインストール中にOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベースのサービス (グローバルデータベース) 名を入力する必要があります。
Operations Orchestrationの新しいデータベース (csaoodbなど) を作成します。
CSAソフトウェア (このガイドの冒頭に列挙) のリリース日時点では、次のデータベースオプションがOperations Orchestration用のMicrosoft SQL Serverに必須です。
注意: Operations Orchestrationデータベースの作成時には、最新の必須オプションを確認して『Operations Orchestration データベースガイド』の手順に従ってください。
次のロールを持つOperations Orchestrationデータベースの新しいユーザー (csaoodbuser
など) を作成します。CSAデータベース用に作成した既存のデータベースログイン (csadbuser
など) を使用するか、Operations Orchestrationデータベース用の新しいデータベースログイン (csaoodbuser
など) を作成することができます。
たとえば、次のコマンドを実行すると、指定したロールのcsaoodbuser
ログインとユーザーが作成されます。
Microsoft SQL Server 2012
USE csaoodb;
CREATE LOGIN csaoodbuser WITH PASSWORD = '<csaoodbuser_password>';
CREATE USER csaoodbuser FOR LOGIN csaoodbuser;
ALTER ROLE db_datareader ADD MEMBER csaoodbuser;
ALTER ROLE db_datawriter ADD MEMBER csaoodbuser;
ALTER ROLE db_owner ADD MEMBER csaoodbuser;
Operations Orchestration用の新しいデータベースを作成します。Operations Orchestrationデータベースユーザーにこのデータベースに対するすべての権限を付与します。Operations Orchestrationのデータベース要件の詳細については、『Operations Orchestration データベースガイド』を参照してください。
注意: データベース名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csaoodb
という名前のデータベースとcsaoodbuser
という名前のOperations Orchestrationユーザーを作成する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csaoodb with owner=csaoodbuser connection limit=-1;
grant all on database csaoodb to csaoodbuser;
CSAのインストール中にデータベース情報を要求するOperations Orchestrationプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
CSAのインストール中にOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
パフォーマンス上の理由から、HPでは、新しいファイルグループをCSA_DOCUMENTテーブルに関連付けることをお勧めします。データベース管理者と共にCSAが使用するファイルグループを構成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。HPでは、初期のファイルグループのサイズを少なくとも3 GBにすることをお勧めします。
ファイルグループは、CSAのインストール後に構成します。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
製造元のドキュメントに従ってデータベースをインストールします。データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。
以下のタスクは、CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。データベース管理者と共に次のタスクを実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
データベースをホスティングしているシステム上で、postgresql-client
postgres-client.rpm
をインストールします (インストールされていない場合)。rootユーザーとして、次のように入力します。
apt-get install postgresql-client
rpm -ivh postgres-client.rpm
共有ライブラリのパスをPostgreSQLライブラリ (<postgresql_installation>/lib
) が含まれるように設定します。たとえば、PostgreSQLを/opt/PostgreSQL/9.2/
にインストールした場合、次のコマンドを実行します。
export LD_LIBRARY_PATH=/opt/PostgreSQL/9.2/lib:$LD_LIBRARY_PATH
postgresユーザーとしてpsqlにログインします。次の内容を入力します。
psql -h localhost -U postgres -d template1
プロンプトが表示されたら、postgresユーザーのパスワードを入力します。
CSAデータベースユーザー (csadbuser
) を作成します。CSAデータベースユーザーが必要です。このユーザーは親ロールの権限を継承するスーパーユーザーである必要があります。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role csadbuser login password '<csadbuser_password>' superuser inherit;
これは、このデータベースを作成するときにCSAデータベースに対するアクセス権を付与するユーザーです。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、csaoodbuserユーザーが作成されます。
Create user csaoodbuser identified by csaoodbuser default tablespace system temporary tablespace temp quota unlimited on system account unlock;
Grant CONNECT to csaoodbuser;
Grant CREATE VIEW, CREATE SEQUENCE, CREATE TABLE, CREATE PROCEDURE to csaoodbuser;
Commit;
CSAのインストール中にOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベースユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
Operations Orchestrationデータベースユーザー (csaoodbuser
) を作成します。埋め込みOperations Orchestrationで使用するOperations Orchestrationデータベースユーザーが必要です。このユーザーは親ロールの権限を継承し、スーパーユーザーの権限を持っている必要があります。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role csaoodbuser login password '<csaoodbuser_password>' superuser inherit;
これは、このデータベースを作成するときにOperations Orchestrationデータベースに対するアクセス権を付与するユーザーです。
オプションで、ID管理コンポーネントデータベースユーザー (csaidmdbuser
など) を作成します。このユーザーは親ロールの権限を継承するスーパーユーザーである必要があります。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role csaidmdbuser login password '<csaidmdbuser_password>' superuser inherit;
これは、このデータベースを作成するときにID管理コンポーネントデータベースに対するアクセス権を付与するユーザーです。このユーザーを作成しない場合、代わりにCSAデータベースユーザー (csadbuser
など) を使用できます。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでCSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
USE csadb;
-- または別の方法でcsadbに接続するCREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<csareportingdbuser_password>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser;
オプションで、CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAReportingDBUser_password>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
CSA用の新しいデータベースを作成します。CSAデータベースユーザーにはこのデータベースに対するすべての権限、レポートデータベースユーザーには読み取り権限を付与します。
注意: データベース名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csadb
という名前のデータベース、csadbuser
という名前のCSAユーザー、CSAReportingDBUser
という名前のレポートデータベースユーザーを作成する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csadb with owner=csadbuser connection limit=-1;
grant all on database csadb to csadbuser;
grant connect on database csadb to CSAReportingDBUser;
CSAのインストール中にCSAデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
データベース管理者と協力し、埋め込みOperations Orchestrationで使用するデータベースを作成します。Operations Orchestrationのデータベース要件の詳細については、『Operations Orchestration データベースガイド』を参照してください。
CSAのインストール中にOperations Orchestrationデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベースのサービス (グローバルデータベース) 名を入力する必要があります。
Operations Orchestrationの新しいデータベース (csaoodbなど) を作成します。
CSAソフトウェア (このガイドの冒頭に列挙) のリリース日時点では、次のデータベースオプションがOperations Orchestration用のMicrosoft SQL Serverに必須です。
注意: Operations Orchestrationデータベースの作成時には、最新の必須オプションを確認して『Operations Orchestration データベースガイド』の手順に従ってください。
次のロールを持つOperations Orchestrationデータベースの新しいユーザー (csaoodbuser
など) を作成します。CSAデータベース用に作成した既存のデータベースログイン (csadbuser
など) を使用するか、Operations Orchestrationデータベース用の新しいデータベースログイン (csaoodbuser
など) を作成することができます。
たとえば、次のコマンドを実行すると、指定したロールのcsaoodbuser
ログインとユーザーが作成されます。
Microsoft SQL Server 2012
USE csaoodb;
CREATE LOGIN csaoodbuser WITH PASSWORD = '<csaoodbuser_password>';
CREATE USER csaoodbuser FOR LOGIN csaoodbuser;
ALTER ROLE db_datareader ADD MEMBER csaoodbuser;
ALTER ROLE db_datawriter ADD MEMBER csaoodbuser;
ALTER ROLE db_owner ADD MEMBER csaoodbuser;
Operations Orchestration用の新しいデータベースを作成します。Operations Orchestrationデータベースユーザーにこのデータベースに対するすべての権限を付与します。Operations Orchestrationのデータベース要件の詳細については、『Operations Orchestration データベースガイド』を参照してください。
注意: データベース名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csaoodb
という名前のデータベースとcsaoodbuser
という名前のOperations Orchestrationユーザーを作成する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csaoodb with owner=csaoodbuser connection limit=-1;
grant all on database csaoodb to csaoodbuser;
CSAのインストール中にデータベース情報を要求するOperations Orchestrationプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
CSAをインストールする場合、ID管理コンポーネントデータベースユーザーが必要になります。
注意: データベース名とユーザー名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
ID管理コンポーネント用に作成した新しいデータベース (csaidmdb
など) に接続します。
注意: IdMデータベースは「大文字と小文字を区別しない」照合のみをサポートします。
SQL ServerのIdMデータベース照合とtempDB照合は同じである必要があります。
次のロールを持つID管理コンポーネントデータベースの新しいユーザー (csaidmdbuser
など) を作成します。CSAデータベース用に作成した既存のデータベースログイン (csadbuser
など) を使用するか、ID管理コンポーネントデータベース用の新しいデータベースログイン (csaidmdbuser
など) を作成することができます。
たとえば、次のコマンドを実行すると、指定したロールのcsaidmdbuser
ログインとユーザーが作成されます。
Microsoft SQL Server 2012
USE csaidmdb;
-- または別の方法でcsaidmdbに接続する CREATE LOGIN csaidmdbuser WITH PASSWORD = '<csaidmdbuser_password>';
CREATE USER csaidmdbuser FOR LOGIN csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_datareader ADD MEMBER csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_datawriter ADD MEMBER csaidmdbuser;
ALTER ROLE db_owner ADD MEMBER csaidmdbuser;
CSAのインストール中にID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
ID管理コンポーネントの新しいデータベースを作成します。ID管理コンポーネントデータベースユーザー (このユーザー用に構成されている場合) またはCSAデータベースユーザーにこのデータベースに対するすべての権限を付与します。
注意: データベース名 には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csaidmdb
という名前のデータベースを作成し、csaidmdbuser
という名前のID管理コンポーネントデータベースユーザーにアクセス権を付与する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csaidmdb with owner=csaidmdbuser connection limit=-1;
grant all on database csaidmdb to csaidmdbuser;
csaidmdbuser
という名前のID管理コンポーネントデータベースユーザーを作成していない場合、csaidmdb
という名前のデータベースを作成し、csadbuser
という名前のCSAデータベースユーザーにこのデータベースに対するアクセス権を付与します。psqlプロンプトから、次のコマンドを入力します。
create database csaidmdb with owner=csadbuser connection limit=-1;
grant all on database csaidmdb to csadbuser;
CSAのインストール中にID管理コンポーネントデータベース情報を要求するプロンプトが表示されたら、このデータベース名、データベースユーザー名、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。
psqlを終了します。psqlプロンプトから、次のように入力します。
\q
正しいバージョンのOperations Orchestrationをインストールし、適切なレベルのパッチを適用します。バージョンの要件については、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
既存のOperations Orchestrationを使用する場合は、正しいバージョンのパッチと更新が適用されていることを確認してください。
注意: 以前のバージョンのOperations Orchestrationを使用している場合:
CSAをインストールする前に、HPE Operations Orchestrationをバージョン10.50にアップグレードする必要があります。
Operations Orchestration10.50にアップグレードした後で、以下の手順に従って更新します。
ホットフィックス HF_27629 をインストールして、Operations Orchestrationバージョン10.21.0001を更新します。
利便性向上のため、ホットフィックスはCSAインストールメディアで提供されます。ホットフィックスのreadmeファイルを参照し、Operations Orchestrationのアップグレード手順に従います。
または、https://patch-central.corp.hp.com/crypt-web/protected/viewContent.do?patchId=HF_27629からホットフィックスをダウンロードすることができます。
CSAインストーラーを実行するには、Operations Orchestration管理者の資格情報が必要です。この場合の管理者は、ADMINISTRATORとSYSTEM_ADMINのロールを持つ任意のユーザーです。
HPE Single Sign-Onを使用し、Operations Orchestration管理者のユーザー名が"admin"と異なる場合、"admin"のユーザー名でアカウントをセットアップし、ADMINISTRATORとSYSTEM_ADMINのロールを割り当てることができます。これにより、追加のログインなしに、CSAからOOまでクリックして移動できるようになります。
Operations Orchestrationのユーザーとそのロールの確認、追加、または管理を行うには、Operations Orchestration Centralを使用します。[システム構成]、[セキュリティ]、[内部ユーザー] をクリックします。[認証を有効にする] オプションがオンになっていることを確認します (管理者ユーザーの定義後)。
Operations Orchestrationの信頼ストアからOperations Orchestrationの証明書をエクスポートし、Operations OrchestrationとCSAが同じシステムにインストールされていない場合は証明書をCSAシステムにコピーします。この証明書は、CSAインストーラーがCSAの信頼ストアにインポートします。TLSは、CSAとOperations Orchestrationの間で構成する必要があります。
たとえば、次の操作を実行します。
次のコマンドを実行します。
Windows.\java\bin\keytool -export -alias tomcat -file C:\oo.crt -keystore .\Central\var\security\key.store -storepass changeit
Linux./java/bin/keytool -export -alias tomcat -file /tmp/oo.crt -keystore ./Central/var/security/key.store -storepass changeit
C:\oo.crt
と/tmp/oo.crt
は、エクスポートしたルート証明書の格納場所とファイル名の例です (ファイル名と場所はこれ以外の指定も可能です)。
oo.crt
をOperations Orchestrationシステムから、CSAを実行しているシステムにコピーします。
注: インストールログファイルは、%CSA_HOME%\_CSA_4_60_0_installation\Logs\
ディレクトリに書き込まれます。
Cloud Service Automation (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
Windowsエクスプローラーのすべてのインスタンスとコマンドプロンプトを閉じ、システム上で実行されているすべてのプログラムを終了します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
Windowsエクスプローラーのすべてのインスタンスとコマンドプロンプトを閉じ、システム上で実行されているすべてのプログラムを終了します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
[Introduction] 画面で情報を読み、[Next] をクリックします。
使用許諾契約書を読み、[I accept the terms of the License Agreement] を選択します。[Next] をクリックして、インストールを続行します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory %CSA_HOME% does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し (隠しファイルの表示が必要になることがあります)、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
[CSA and マーケットプレイスポータル] を選択し、[Next] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
マーケットプレイスポータルのみをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順は、マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所を選択し、[Next] をクリックします (
がこの場所に設定されます)。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
デフォルトの場所はC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、<csa_jre>
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されている『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
OpenJDK JREはCSAにバンドルされています。OpenJDK JREを使用する場合は、[Open JRE] をクリックしてから [Next] をクリックします。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA\openjre
です。
Oracle JRE
HPCSA用にOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合は、[Oracle JRE] をクリックしてこのJREをインストールした場所を選択し、[Next] をクリックします。
Oracle [JRE Home] のデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがCSAで使用する必要があるJREでない場合は、[Choose] を選択し、CSAで使用するJREをインストールした場所を選択します。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
CSAデータベースコンポーネントをインストールしてCSAデータベーススキーマを作成するには、[Yes] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、CSAサービスが自動的に開始されます。
前回CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、[No] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを使用してサンプルコンテンツをデプロイすることはできず、インストーラーを終了してもCSAサービスは開始されません。CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
インストールしたデータベースのタイプ (Microsoft SQL Server)(Oracle)(PostgreSQL) を選択し、[Next] をクリックします。 注意: ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。[Choose] をクリックしてディレクトリを選択します。
CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要がある、またはHP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
Database Host | データベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。IPv6アドレスは、角括弧で囲んでください。たとえば、[f000:253c::9c10:b4b4] や [::1] などと指定します。 |
Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号。 |
Database NameOracle service name | CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csadbなど)。新しいCSAデータベーススキーマを作成している場合、これはCSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスのサービス名になります。前回HPE CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、CSAデータベーススキーマが存在しているデータベースインスタンスのサービス名になります。 |
Database User Name | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成したデータベースユーザーの名前 (csadbuserなど) です。 |
Database Password | データベースユーザーのパスワード。 |
レポートデータベースロールと読み取り専用ユーザーレポートデータベースユーザーをデータベース構成時に作成した場合、[Reporting User] チェックボックスを選択して次の内容を入力します。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSA Reporting Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成した、レポートに使用するデータベースユーザーの名前 (CSAReportingDBUserなど) です。 |
CSA Reporting Database Password | CSAレポートデータベースユーザーのパスワード。 |
ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースの情報を入力し、[Next] をクリックします。ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
MSSQLOraclePostgreSQL Database Host | ID管理コンポーネントデータベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
MSSQLOraclePostgreSQL Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのID管理コンポーネントデータベースポート番号。 |
HPEIDM Database Name Oracle Service Name | ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csaidmdbなど)。 |
HPEIDM Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、ID管理コンポーネント用に構成したデータベースユーザーの名前 (csaidmdbuserまたはcsadbuserなど) です。 |
HPEIDM Database Password | ID管理コンポーネントデータベースユーザーのパスワード。 |
[hostname configuration] 画面からCSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名を入力します。この名前は自己署名SSL証明書を生成し、CSA、マーケットプレイスポータル、およびID管理コンポーネントを構成するために使用されます。
自己署名証明書は、クラウドサービス管理コンソールに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。マーケットプレイスポータル: この自己署名された証明書は、CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにCSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
デフォルトでは、Single Sign-On (SSO) がCSAに含まれ、有効になります。CSAに付属するSSOを使用するには、Operations OrchestrationやHPE IT Business Analyticsなどのアプリケーションをクラウドサービス管理コンソールから起動する必要があります。SSOとの統合については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』とSSOを参照してください。
SSOを使用したいクラウドサービス管理コンソールとマーケットプレイスポータルから起動するアプリケーションは、このドメインに所属するシステムにインストールする必要があります。
注: サーバーの完全修飾ドメイン名を入力してください。たとえば、完全修飾ドメイン名がmachine1.marketing.xyz.comであるシステムにCSAをインストールする場合、「marketing.xyz.com」と入力する必要があります。xyz.comのみを入力した場合、クラウドサービス管理コンソールにログインできません。
クラウドサービス管理コンソールおよびマーケットプレイスポータルでは、SSOを有効にできます。有効になっている場合は、CSAのインストール先サーバーが所属するネットワークのドメイン名を入力し、[Next] をクリックします。
SSOが不要な場合は、無効化できます。
注: CSAをFIPS 140-2互換環境にインストールする場合、Single Sign-Onを無効化してください。
CSAを使用して埋め込みOperations Orchestrationインスタンス (新規) をインストールするのか、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合するのかを指定します。
[Use external OO] を選択して [Next] をクリックし [1] に続けて [Enter] を選択し、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合します。[Install embedded OO] を選択して [Next] をクリックし [2] に続けて [Enter] を選択し、埋め込みOperations Orchestrationをインストールします。
サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用している場合は、警告メッセージが表示されます。HPEでは、インストールを中止し、『System and Software Support Matrix』を確認して、サポート対象のOperations Orchestrationバージョンをインストールするかアップグレードを行った後に、CSAのインストールを再開することをお勧めします。
インストールを続行した場合、プロビジョニングエラーが発生する可能性があります。また、サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用すると、ユーザーがインストール用に選択できるデモコンテンツの数量が制限されることもあります。
(非推奨) 警告の内容を了解した上で、[Next] をクリックしてインストールを続行します。
次に、インポートするCSAコンテンツを選択します。CSAおよびCodarのコンテンツを選択できます。いずれかのコンテンツを選択しないと、インストールは続行されません。
CSAと統合するOperations Orchestrationインスタンスを定義します。次の情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
HPE OO Hostname | Operations Orchestrationが存在するサーバーの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスです。Operations Orchestrationの証明書発行に使用されたホスト名を指定します。ホスト名は、TLSの検証のほか、Operations Orchestrationとの相互動作にクラウドサービス管理コンソールが使用するURLの構築に使用されます (たとえば、クラウドサービス管理コンソールの [Operations] 領域にあるサブスクリプションイベントの概要セクションでプロセスIDを選択すると、Operations Orchestrationが開き、これらのプロパティの設定時に選択されたプロセスの詳細ページが表示されます)。 |
HPE OO Port | 8443など、Operations Orchestrationとの通信に使用するポート番号です。このポート番号は、クラウドサービス管理コンソールがOperations Orchestrationとの相互動作に使用するURLの作成に使用されます。デフォルトでは、このポートとポート8080がOperations Orchestrationで使用されます。これらのポートは、Operations Orchestrationがインストールされているシステム上で稼働するアプリケーションには使用させないでください。 |
HPE OO User | Operations Orchestration Centralにログインするユーザーの名前です。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、 |
HPE OO Password | HP OOユーザーがOperations Orchestration Centralへのログインに使用するパスワードです。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、パスワードcloud を使用します。 |
HPE OO Certificate File | Operations Orchestrationの信頼ストアからコピーしたOperations Orchestration証明書のファイル名とCSAシステム上の格納場所です。まだコピーしていない場合は、Operations Orchestrationの証明書をエクスポートしてCSAシステムにコピーしてください (詳細については、このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションを参照)。 |
この情報は、csa.properties
ファイルでのOperations Orchestration属性の設定、およびCSAの信頼ストアへのOperations Orchestrationの証明書のインポートに使用されます。プロパティの詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
埋め込みOperations Orchestrationをインストールする場所を選択して、[Next] をクリックします。
Operations Orchestration内部ユーザーを構成し、[Next] をクリックします。このユーザーは、トポロジデザインのプロビジョニングに使用されます。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
HPE OO User Name | トポロジデザインのプロビジョニングに使用されるユーザーの名前。このユーザーには、ADMINISTRATORとSYSTEM_ADMINのロールが与えられます。推奨されるユーザー名はadminです。 |
HPE OO User Password | Operations Orchestrationによって使用されるトポロジデザインをプロビジョニングするユーザーのパスワード。推奨されるパスワードはcloudです。 |
HPE OO Port | Operations Orchestration Centralにアクセスするために使用される埋め込みOperations Orchestrationのポート番号 (8445など) です。デフォルトでは、このポートとポート8080がOperations Orchestrationで使用されます。埋め込みOperations Orchestrationでは、システム上で実行されている他のアプリケーションと同じポートを使用しないようにする必要があります。 |
埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースの情報を入力し、[Next] をクリックします。埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
MSSQLOraclePostgreSQL Database Host | 埋め込みOperations Orchestrationデータベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
MSSQLOraclePostgreSQL Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などの埋め込みOperations Orchestrationデータベースポート番号。 |
HPE OO Database NameOracle Operations Orchestration service name | 埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csaoodbなど)。 |
HPE OO Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、Operations Orchestrationデータベース用に構成したデータベースユーザーの名前 (csaoodbuserなど) です。 |
HPE OO Database Password | Operations Orchestrationデータベースユーザーのパスワード。 |
デフォルトでは、サンプルコンテンツ (サービスデザイン、コンポーネント、デザインに必要なOperations Orchestrationフロー) がCSAと共にインストールされます。インストール中にこのコンテンツのデプロイを選択するか (クラウドサービス管理コンソールのDesigns領域でサンプルサービスデザインを使用できるようにします)、後でコンテンツをデプロイすることができます (詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください)。
CSAのインストールプロセス時にサンプルコンテンツをデプロイするには、[Install additional provider integration service designs, components and content] を選択し、[Next] をクリックします。
後でサンプルコンテンツをデプロイするには、[Skip content installation] を選択し、[Next] をクリックします。
コンテンツのインストールをスキップすることを選択した場合は、後でCloud Content Capsule Installerを実行してコンテンツをインストールすることができます。詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
注: データベースコンポーネントをインストールしないことを選択した場合、ダイアログは表示されません。
選択内容を確認し、[Install] をクリックしてインストールを完了します。
場合によっては、システムの再起動を求められることがあります。
インストーラーの終了時にシステムを再起動するには、[Yes, restart my system] をクリックします。
後でシステムを再起動するには、[No, I will restart my system myself] をクリックします。
[Done] をクリックしてインストーラーを終了します。
[スタート] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、CSA、Elasticsearch 1.6.1、HPE Search Service、およびマーケットプレイスポータル、およびOperations OrchestrationCentralサービスが起動していることを確認します。CSAの起動には5分ほどかかることがあります。1つ以上のサービスが起動していない場合は、サービスを右クリックして [開始] を選択します。
CSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスはインストーラーによって作成されます。CSAデータベースコンポーネントのインストールを選択した場合、インストーラーによってこれらのサービスが開始されます。クラウドサービス管理コンソールにアクセスするにはCSAサービスが実行されている必要があり、マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが実行されている必要があり、Operations Orchestration Centralにアクセスするには、Operations Orchestration Centralが実行されている必要があります。
CSA、Elasticsearch 1.6.1、HPE Search Service、、マーケットプレイスポータル、Operations Orchestration Centralサービスを開始、停止、再起動するには、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、サービスを右クリックして実行したい操作を選択します。
注: インストールログファイルは、$CSA_HOME/_CSA_4_60_0_installation/Logs/
ディレクトリにcsa_*.txt
という名前で書き込まれます。
CSA (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
unzipユーティリティがまだインストールされていない場合は、インストールします。次の内容を入力します。
apt-get install unzip
CSAのインストールディレクトリを作成します (このドキュメントでは、製品を/usr/local/hpe/csa
にインストールするものと仮定し、このドキュメントで使用されるすべての例がこの仮定に基づいています)。次の内容を入力します。
mkdir -p /usr/local/hpe/csa
このインストールディレクトリについて、所有者をcsauserに、グループをcsagrpに設定します。次の内容を入力します。
chown -R csauser:csagrp /usr/local/hpe/csa
setup.bin
) をシステムにコピーし、コピー先のディレクトリに移動します。setup.bin
がcsauserによって所有され、csauserにこのファイルに対する完全なアクセス許可があることを確認します。必要に応じて次の操作を実行します。
次のいずれかまたは両方のコマンドを入力します。
chown csauser setup.bin
chmod u+rwx setup.bin
CSA_HOME、PS1、TITLEBARの各環境変数の値を確認します。設定済みの場合、エスケープ文字がふくまれていないことを確認します。エスケープシーケンスが含まれている変数があると、インストールは失敗します。エスケープシーケンスを含まない値に変更するか、設定を解除してください。
setup.bin
インストールファイルを実行します (csauserとして)。
注: setup.bin
は、csauserとして実行する必要があります。CSAを別のユーザーとしてインストールする場合、CSAを実行できない可能性があります。
csauserとして、次のように入力します。
./setup.bin
[Introduction] を読み、[enter] をクリックしてインストールを続行します。
使用許諾契約書に同意してインストールを続行するには、[Y] および [enter] を選択します。インストールを終了するには、[N] および [enter] を選択します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory $CSA_HOME does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。$HOME/.com.zerog.registry.xml
ファイル (たとえば、/home/csauser/.com.zerog.registry.xml
) を探し、バックアップコピーを作成して、すべてのCSAエントリを.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
[CSA and マーケットプレイスポータル] を選択し、[Enter] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
マーケットプレイスポータルのみをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順は、マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所 (この場所への絶対パス) を入力し、[Enter] を押します。または、デフォルトディレクトリを使用する場合は、そのまま [Enter] を押します。
デフォルトの場所は/usr/local/hpe/csa
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
メッセージが表示されたら、インストールフォルダーを確認します。フォルダーが正しい場合、[Y] を選択して [Enter] を押し、インストールを続行します。フォルダーが正しくない場合は、[N] を選択して [Enter] を押し、インストールフォルダーを再入力します。
CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、$CSA_JRE_HOME
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されている『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
OpenJDK JREはCSAにバンドルされています。OpenJDK JREを使用する場合は、「1」と入力してEnterキーを押します。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、/usr/local/hpe/csa/openjre
です。
Oracle JRE
CSAで使用するOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合、「2」と入力してEnterキーを押します。このJREをインストールした場所を入力し、[Enter] を押します。
Oracle [JRE Home] のデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがCSAで使用する必要があるJREでない場合は、CSAで使用するJREのインストールディレクトリを入力して [Enter] を押します。
CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
CSAデータベースコンポーネントをインストールしてCSAデータベーススキーマを作成するには、「yes」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、CSAプロセスが自動的に開始されます。
前回CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のHP CSAデータベーススキーマを使用する場合は、「no」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを使用してサンプルコンテンツをデプロイすることはできず、インストーラーを終了してもCSAプロセスは開始されません。CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要があるデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
インストールしたデータベースのタイプを入力します。MSSql (Microsoft SQL Server)OraclePostgres (PostgreSQL)。
Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
[f000:253c::9c10:b4b4]
や [::1]
などと指定します。デフォルト値は、localhostのIPアドレス (127.0.0.1) です。データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
Oracleサービス名データベース名を入力します。これは、CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名です。新しいCSAデータベーススキーマを作成している場合、これはCSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスのサービス名になります。前回CSAバージョンHP4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、CSAデータベーススキーマが既に存在しているデータベースインスタンスのサービス名になります。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadb
」と入力します。
CSAデータベースユーザー名を入力します。これは、このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、HP Cloud Service Automation用に構成したデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadbuser
」と入力します。
CSAレポートデータベースユーザー名を入力します (オプション)。このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成した、レポートに使用するデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「CSAReportingDBUser
」と入力します。
ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスを指定します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
[f000:253c::9c10:b4b4]
や [::1]
などと指定します。デフォルト値は、localhostのIPアドレス (127.0.0.1) です。データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
Oracleサービスデータベース名を入力します。これは、ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csaidmdb
」と入力します。
ID管理コンポーネントデータベースユーザー名を入力します。これは、このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、ID管理コンポーネントデータベース用に構成したデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csaidmdbuser
」または「csadbuser
」と入力します。
CSAサーバーホスト名を入力します。これは、CSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名です。この名前は自己署名SSL証明書を生成し、CSA、マーケットプレイスポータル、およびID管理コンポーネントを構成するために使用されます。
自己署名証明書は、クラウドサービス管理コンソールに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。マーケットプレイスポータルこの自己署名された証明書は、CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにCSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
デフォルトでは、Single Sign-On (SSO) がCSAに含まれ、有効になります。CSAに付属するSSOを使用するには、Operations OrchestrationやHPE IT Business Analyticsなどのアプリケーションをクラウドサービス管理コンソールから起動する必要があります。SSOとの統合については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』とSSOを参照してください。
SSOが不要な場合は、無効化できます。「2」と入力し、Enterキーを押します。
SSOを有効にするには、「1」と入力してEnterキーを押します。サーバーが所属するネットワークのドメイン名 (CSAのインストール先サーバー) を入力し、Enterキーを押します。
注: サーバーの完全修飾ドメイン名を入力してください。たとえば、完全修飾ドメイン名がmachine1.marketing.xyz.comであるシステムにCSAをインストールする場合、「marketing.xyz.com」と入力する必要があります。xyz.comのみを入力した場合、クラウドサービス管理コンソールにログインできません。
SSOを使用したいクラウドサービス管理コンソールとマーケットプレイスポータルから起動するアプリケーションは、このドメインに所属するシステムにインストールする必要があります。
CSAを使用して埋め込みOperations Orchestrationインスタンス (新規) をインストールするのか、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合するのかを指定します。
[Use external OO] を選択して [Next] をクリックし [1] に続けて [Enter] を選択し、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合します。[Install embedded OO] を選択して [Next] をクリックし [2] に続けて [Enter] を選択し、埋め込みOperations Orchestrationをインストールします。
サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用している場合は、警告メッセージが表示されます。HPEでは、インストールを中止し、『System and Software Support Matrix』を確認して、サポート対象のOperations Orchestrationバージョンをインストールするかアップグレードを行った後に、CSAのインストールを再開することをお勧めします。
インストールを続行した場合、プロビジョニングエラーが発生する可能性があります。また、サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用すると、ユーザーがインストール用に選択できるデモコンテンツの数量が制限されることもあります。
(非推奨) 警告の内容を了解した上で、[Next] をクリックしてインストールを続行します。
次に、インポートするCSAコンテンツを選択します。CSAおよびCodarのコンテンツを選択できます。いずれかのコンテンツを選択しないと、インストールは続行されません。
CSAと統合するOperations Orchestrationインスタンスを定義します。次の情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
HP OOホスト名を入力します。これがOperations Orchestrationが存在するサーバーの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスです。Operations Orchestrationの証明書発行に使用されたホスト名を指定します。ホスト名は、TLSの検証のほか、Operations Orchestrationとの相互動作にクラウドサービス管理コンソールが使用するURLの構築に使用されます (たとえば、クラウドサービス管理コンソールの [Operations] 領域にあるサブスクリプションイベントの概要セクションでプロセスIDを選択すると、Operations Orchestrationが開き、これらのプロパティの設定時に選択されたプロセスの詳細ページが表示されます)。
HP OOユーザーを入力します。これがOperations Orchestration Centralにログインするユーザーの名前です。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、admin
ユーザーを使用します。
cloud
を使用します。この情報は、csa.properties
ファイルでのOperations Orchestration属性の設定、およびCSAの信頼ストアへのOperations Orchestrationの証明書のインポートに使用されます。プロパティの詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
埋め込みOperations Orchestrationをインストールする場所を入力します。
埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースの情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
csaoodb
」と入力します。csaoodbuser
」と入力します。Operations Orchestration内部ユーザーを構成します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。このユーザーは、トポロジデザインのプロビジョニングに使用されます。
デフォルトでは、サンプルコンテンツ (サービスデザイン、コンポーネント、デザインに必要なOperations Orchestrationフロー) がCSAと共にインストールされます。インストール中にこのコンテンツのデプロイを選択するか (クラウドサービス管理コンソールのDesigns領域でサンプルサービスデザインを使用できるようにします)、後でコンテンツをデプロイすることができます (詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』を参照してください)。
CSAのインストールプロセス時にサンプルコンテンツをデプロイするには、「1」(Install additional provider integration service designs, components and content) と入力し、[Enter] を押します。
後でサンプルコンテンツをデプロイするには、「2」 (Skip content installation) と入力し、[Enter] を押します。
コンテンツのインストールをスキップすることを選択した場合は、後でCloud Content Capsule Installerを実行してコンテンツをインストールすることができます。詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
注: データベースコンポーネントをインストールしないことを選択した場合、この選択肢は表示されません。
選択内容を確認し、[Enter] を押してインストールを完了するか、[Ctrl]+[C] を押してインストールを終了します。
インストールが完了したら、[Enter] を押してインストールを終了します。
OpenJDK JREとCSAの併用を選択し、Headless Ubuntu Linuxバージョン14を実行しているシステムにCSAをインストールした場合は、「Standard Java or Java-compatible Runtime」パッケージをインストールします。次の内容を入力します。
apt-get install default-jre
CSA_HOMEおよびJAVA_HOME環境変数を定義し、csauserユーザーの。CSA_HOMEをCSAがインストールされている場所に設定します。csauserユーザーのスタートアップスクリプト (.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)) に、次の内容を追加します。
export CSA_HOME=/usr/local/hpe/csa
export JAVA_HOME=<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
<csa_jre>
$CSA_JRE_HOME
は、HPCSAが使用するJREがインストールされているディレクトリです。CSA_HOME、JAVA_HOME、環境変数を設定したスタートアップファイルを実行します。.bashrc
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux) を編集した場合は、次の内容を入力します。
./.bashrc
(Ubuntu)./.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)
CSAプロセスとマーケットプレイスポータルプロセスの開始および終了に使用するCSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスを作成します。
CSAがインストールされているディレクトリに移動します。例:
cd /usr/local/hp/csa
csa
およびmpp
スクリプトを/etc/init.d
ディレクトリにコピーします。次の内容を入力します。
cp ./scripts/csa /etc/init.d
cp ./scripts/mpp /etc/init.d
スクリプトのアクセス許可を変更します。次の内容を入力します。
chmod 755 /etc/init.d/csa
chmod 755 /etc/init.d/mpp
csauserでログインし、CSAおよびマーケットプレイスポータルサービスを開始します。次の内容を入力します。
service csa start
service mpp start
csauserとして、Operations Orchestration Centralサービスを再起動します。次の内容を入力します。
/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central stop
/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central start
クラウドサービス管理コンソールにアクセスするには、CSAサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service csa start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service csa restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service csa stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service csa status
コマンドを実行します。
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service mpp start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service mpp restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service mpp stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service mpp status
コマンドを実行します。
Operations Orchestrationにアクセスするには、Operations Orchestration Centralサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central start
コマンドを実行します。サービスを停止するには、/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central stop
コマンドを実行します。
注: インストールログファイルは、%CSA_HOME%\_CSA_4_60_0_installation\Logs\
ディレクトリに書き込まれます。
マーケットプレイスポータルのリモートインスタンスをインストールするには、次の手順を実行します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
[Introduction] 画面で情報を読み、[Next] をクリックします。
使用許諾契約書を読み、[I accept the terms of the License Agreement] を選択します。[Next] をクリックして、インストールを続行します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory %CSA_HOME% does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し (隠しファイルの表示が必要になることがあります)、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
マーケットプレイスポータルを選択して [Next] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
CSAおよびマーケットプレイスポータルをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順は、CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順とは異なります。
マーケットプレイスポータルをインストールする場所を選択し、[Next] をクリックします (
がこの場所に設定されます)。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
デフォルトの場所はC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAがインストールされるインスタンス、およびローカルシステムにコピーされるCSA証明書の場所を定義します。次の情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSAホスト | CSAのインストール先システムの完全修飾ドメイン名。 |
CSAポート | CSAとの通信に使用するポート番号。 |
CSA証明書 | CSAシステムからローカルシステムにコピーされるCSA証明書ファイルの名前と場所。 |
[Hostname Configuration] 画面で、マーケットプレイスポータルのインストール先となるシステムの完全修飾ドメイン名を入力し、[Next] をクリックします。
選択内容を確認し、[Install] をクリックしてインストールを完了します。
[Done] をクリックしてインストーラーを終了します。
[コントロールパネル] > [管理ツール] >[サービス] を選択し、マーケットプレイスポータルサービスが起動していることを確認します。サービスが起動していない場合は、サービスを右クリックして [開始] を選択します。
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。
マーケットプレイスポータルサービスの開始、停止、再起動は、[コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、マーケットプレイスポータルサービスを右クリックして実行したい操作を選択します。
注: インストールログファイルは、$CSA_HOME/_CSA_4_60_0_installation/Logs/
ディレクトリにcsa_*.txt
という名前で書き込まれます。
HP Cloud Service Automation (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
unzipユーティリティがまだインストールされていない場合は、インストールします。次の内容を入力します。
apt-get install unzip
CSAのインストールディレクトリを作成します (このドキュメントでは、製品を/usr/local/hpe/csa
にインストールするものと仮定し、このドキュメントで使用されるすべての例がこの仮定に基づいています)。次の内容を入力します。
mkdir -p /usr/local/hpe/csa
このインストールディレクトリについて、所有者をcsauserに、グループをcsagrpに設定します。次の内容を入力します。
chown -R csauser:csagrp /usr/local/hpe/csa
setup.bin
) をシステムにコピーし、コピー先のディレクトリに移動します。setup.bin
がcsauserによって所有され、csauserにこのファイルに対する完全なアクセス許可があることを確認します。必要に応じて次の操作を実行します。
次のコマンドを入力します。
chown csauser setup.bin
chmod u+rwx setup.bin
setup.bin
インストールファイルを実行します (csauserとして)。
注: setup.bin
は、csauserとして実行する必要があります。CSAを別のユーザーとしてインストールする場合、CSAを実行できない可能性があります。
csauserとして、次のように入力します。
./setup.bin
[Introduction] を読み、[enter] をクリックしてインストールを続行します。
使用許諾契約書に同意してインストールを続行するには、[Y] および [enter] を選択します。インストールを終了するには、[N] および [enter] を選択します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory $CSA_HOME does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。$CSA_HOME/.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再度実行します。
マーケットプレイスポータルを選択し、[Enter] を押します。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
CSAおよびマーケットプレイスポータルをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順は、CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所 (この場所への絶対パス) を入力し、[Enter] を押します。または、デフォルトディレクトリを使用する場合は、そのまま [Enter] を押します。
デフォルトの場所は/usr/local/hpe/csa
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
メッセージが表示されたら、インストールフォルダーを確認します。フォルダーが正しい場合、[Y] を選択して [Enter] を押し、インストールを続行します。フォルダーが正しくない場合は、[N] を選択して [Enter] を押し、インストールフォルダーを再入力します。
CSAがインストールされるインスタンス、およびローカルシステムにコピーされるCSA証明書の場所を定義します。次の情報を入力して、[Enter] を押します。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSAホスト | CSAのインストール先システムの完全修飾ドメイン名。 |
CSAポート | CSAとの通信に使用するポート番号。 |
CSA証明書 | CSAシステムからローカルシステムにコピーされるCSA証明書ファイルの名前と場所。 |
[Hostname Configuration] 画面で、マーケットプレイスポータルのインストール先となるシステムの完全修飾ドメイン名を入力し、[Install] をクリックします。
選択内容を確認し、[Enter] を押してインストールを完了するか、[Ctrl]+[C] を押してインストールを終了します。
インストールが完了したら、[Enter] を押してインストールを終了します。
CSA_HOMEおよびJAVA_HOME環境変数を定義し、/sbin
をcsauserユーザーのPATH変数に追加します。csauserユーザーのスタートアップスクリプト (.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)) に、次の内容を追加します。
export CSA_HOME=/usr/local/hp/csa
export JAVA_HOME=<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
export PATH=$PATH:/sbin
CSA_HOME、JAVA_HOME、およびPATH環境変数を設定したスタートアップファイルを実行します。.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux) を編集した場合は、次の内容を入力します。
.profile
(Ubuntu).bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)
マーケットプレイスポータルプロセスを開始および停止するためのマーケットプレイスポータルサービスを作成します。
マーケットプレイスポータルがインストールされているディレクトリに移動します。例:
cd /usr/local/hp/csa
mpp
スクリプトを/etc/init.d
ディレクトリにコピーします。次の内容を入力します。
cp ./scripts/mpp /etc/init.d
スクリプトのアクセス許可を変更します。次の内容を入力します。
chmod 755 /etc/init.d/mpp
csauserとしてログインし、マーケットプレイスポータルサービスを開始します。次の内容を入力します。
service mpp start
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service mpp start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service mpp restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service mpp stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service mpp status
コマンドを実行します。
CSA用に作成したOracleテーブルスペースを構成するのは、CSAを初めてインストールし、CSA_DOCUMENTテーブル内にデータがない場合のみです。このテーブルスペースは、CSAのインストール前に作成する必要があり、CSAのインストール後すぐに構成する必要があります。
データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
LOBセグメントがテーブルスペースに格納されるようにCSA_DOCUMENTテーブルを変更します。例:
ALTER TABLE csa_document
MOVE LOB(content)
STORE AS (TABLESPACE <新規テーブルスペース>);
以下のタスクは、CSAのインストール後に実行する必要があります。
CSA用に作成したMicrosoft SQL Serverファイルグループを構成するのは、CSAを初めてインストールし、CSA_DOCUMENTテーブル内にデータがない場合のみです。このファイルグループは、CSAのインストール前に作成する必要があり、CSAのインストール後すぐに構成する必要があります。
データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
セキュリティ上の理由で、マーケットプレイスポータルのファイルシステムはオペレーティングシステムによって保護される必要があります。次の手順を実行します。
管理者のコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
attrib +s +h "%CSA_HOME%\portal" /S /D /L
ここで、%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、CSAがインストールされているディレクトリです。
次のコマンドを実行します。
chown –R csauser:csagrp $CSA_HOME/portal
chmod –R 700 $CSA_HOME/portal
csauserとcsagrpは、CSAと%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、CSAがインストールされているディレクトリのインストール時にCSAで構成したユーザーとユーザーグループです。
次のコマンドを実行して、csaサービスとmppサービスを再起動します。
service csa restart
service mpp restart
oo10-sm-cp-1.0.3.jar
ベースのコンテンツパックを更新および再デプロイします。以前のバージョンのService Managerベースのコンテンツパックをデプロイした場合、次の操作を実行する必要があります (Operations Orchestrationを新規にインストールし、以前バージョンのService Managerベースのコンテンツパックをデプロイしていない場合、これらの手順を実行する必要はありません)。
Operations Orchestrationサービスを停止します。
Windows:
Operations Orchestrationをホスティングしているサーバー上で、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
Operations Orchestration Centralサービスを右クリックして [停止] を選択します。
すべてのRASシステム (ローカルホストを含む) にRemote Access Server (RAS) をインストールしている場合は、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
Operations Orchestration RASサービスを右クリックして [停止] を選択します。
Linux:
Operations Orchestrationをホスティングしているサーバーで、次のコマンドを実行します。<HPOOのインストール>/central/bin/central stop
例: /usr/local/hpe/csa/OO/central/bin/central stop
すべてのRASシステム (ローカルホストを含む) にRemote Access Server (RAS) をインストールしている場合は、次のコマンドを実行します。<HPOOのインストール>/ras/bin/ras stop
例: /usr/local/hpe/csa/OO/ras/bin/ras stop
次のフォルダーを削除することで、Operations Orchestration Centralのキャッシュをクリアします。<HPOOのインストール>\central\var\cache
例:
Windows: C:\Program Files\HPE\HP Operations Orchestration\central\var\cache
Linux: /usr/local/hpe/csa/oo/central/var/cache
RASがインストールされている場合は、次のフォルダー (ローカルホストを含むすべてのRASシステム上) を削除することで、RASアーティファクトキャッシュをクリアします。<HPOOのインストール>\ras\var\cache
例:
Windows: C:\Program Files\HPE\HP Operations Orchestration\ras\var\cache
Linux: /usr/local/hpe/csa/oo/ras/var/cache
Operations Orchestrationデータベースに対して次のSQLコマンドを実行します。
DELETE from OO_ARTIFACTS where NAME = 'org/apache/ws/security/wss4j/1.5.7/wss4j-1.5.7.pom' or NAME = 'org/apache/ws/security/wss4j/1.5.7/wss4j-1.5.7.jar'
Operations Orchestrationサービスを開始します。
Windows:
Operations Orchestrationをホスティングしているサーバー上で、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
Operations Orchestration Centralサービスを右クリックして [開始] を選択します。
すべてのRASシステム (ローカルホストを含む) にRemote Access Server (RAS) をインストールしている場合は、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
Operations OrchestrationRAS サービスを右クリックして [開始] を選択します。
Linux:
Operations Orchestrationをホスティングしているサーバーで、次のコマンドを実行します。<HPOOのインストール>/central/bin/central start
例: /usr/local/hpe/csa/OO/central/bin/central start
すべてのRASシステム (ローカルホストを含む) にRemote Access Server (RAS) をインストールしている場合は、次のコマンドを実行します。<HPOOのインストール>/ras/bin/ras start
例: /usr/local/hpe/csa/OO/ras/bin/ras start
oo10-sm-cp-1.0.3.jar
ベースのコンテンツパックを再デプロイします。
Operations Orchestration Centralにログインし、[コンテンツ管理] をクリックします。
CSA_HOME\oo\ooContentPack
ディレクトリに移動し、oo10-sm-cp-1.0.3.jarを選択します。
[デプロイ] をクリックします。
デプロイメントには数分かかることがあります。デプロイ中は、ダイアログボックスに進捗バーが表示されます。
これでCSAの初期インストールと構成が完了しました。CSAの機能の使用を開始できます。
クラウドサービス管理コンソールを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/csa
)、事前設定のユーザー (admin) とパスワード (cloud) を使用してログインします。デフォルトマーケットプレイスポータルを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/mpp
)、事前設定のユーザー (consumer) とパスワード (cloud) を使用してログインします。
90日後に、CSAのパッケージに含まれるOperations Orchestrationライセンスは期限切れになり、新しいライセンスのインストールを求めるプロンプトが表示されます。
新しいライセンスを入手するには、HPEカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。HPEカスタマーサポートから新しいOperations Orchestrationライセンスが提供されたら、ライセンスをシステムにダウンロードします。
新しいOperations Orchestrationライセンスをインストールするには、次の手順を実行します。
これで、Operations Orchestrationライセンスのインストールは完了です。
CSAの構成については、次のドキュメントを参照してください。
『Cloud Service Automation Configuration Guide』: クラウドサービス管理コンソールとコンシューマー組織向けのLDAP構成、ソフトウェアライセンスの要求、セキュア接続の構成、クラウドサービス管理コンソールのカスタマイズ、CSAでのFIPS 140-2準拠に必要な構成、などのCSAカスタマイズを行う手順を説明します。また、CSAに付属するサンプルのOperations Orchestrationフローをインポートする方法についても説明します。
Configuring a CSA Cluster for High Availability Using an Apache Web Server: Apache Webサーバーを使用している場合に、クラスター環境でノードを構成する方法を説明します。
Configuring a CSA Cluster for High Availability Using a Load Balancer: ロードバランサーを使用している場合に、クラスター環境でノードを構成する方法を説明します。
『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』: このガイドではリソースプロバイダー (Matrix OE、VMware vCenter、SiteScope、Universal CMDB、Server Automationなど) をインストールして構成する方法、CSAに付属しているサンプルのOperations Orchestrationフローをデプロイする方法、これらのリソースプロバイダーを対象とするCSAに付属しているサンプルのリソース提供とサービスデザインをデプロイする方法について説明します。さらに、事前設定された各リソース提供とサービスデザインの追加ドキュメントが含まれています。追加のプロバイダー統合サービスデザイン、コンポーネント、コンテンツをインストール時にインストールした場合は、サンプルのOperations Orchestrationフロー、リソース提供、サービスデザインがデプロイされています。
『Cloud Service Automation Service Design Guide』: CSAを使用して、自動化されたオンデマンドのクラウドサービスを作成する方法について説明します。シーケンスデザインモデルとトポロジデザインモデル、サービスデザインの役割、デザインレイアウトとコンポーネント、サービスライフサイクル、サービスオプションなど、CSAサービスデザインの主な概念と手順をカバーしています。
これでマーケットプレイスポータルの初期インストールと構成が完了しました。マーケットプレイスポータルの機能の使用を開始できます。
デフォルトマーケットプレイスポータルを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/mpp
)、事前設定のユーザー (consumer) とパスワード (cloud) を使用してログインします。
マーケットプレイスポータルの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
前のページで選択した内容に応じて、次の手順を実行してください。次の順序で実行することをお勧めします。
このガイドでは、CSAアプリケーションのインストールについて説明します。アプリケーションの実装作業には、統合する製品とCSAソリューションに関する知識が必要になります。このガイドの内容は、統合製品のドキュメントと併せて参照することを目的に提供されており、統合製品のドキュメントの代わりに使用するものではありません。主要な製品ドキュメントには、最新情報が記載されています。参考として提供されているドキュメントは、適宜参照してください。
ドキュメントの参照についての詳細は、『Cloud Service Automationコンセプトガイド』を参照してください。
バージョンの要件については、『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
いずれのドキュメントも HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されています。
CSAがインストールされているシステムから、マーケットプレイスポータルのリモートインスタンスをインストールするシステムに、CSA証明書をコピーします。
CSA証明書は、CSAがインストールされているシステム上の%CSA_HOME%\jboss-as\standalone\configuration\jboss.crt$CSA_HOME/jboss-as/standalone/configuration/jboss.crt
に格納されています。このファイルを、マーケットプレイスポータルのリモートインスタンスのインストール先となるシステムにコピーします。証明書の名前と証明書をコピーした場所は、マーケットプレイスポータルのリモートインスタンスのインストール時に入力が求められるため覚えておいてください。
このファイルは、マーケットプレイスポータルに対してデフォルトで有効になっているTLSの検証に必要です。
CSA用のグループとユーザーの構成
csagrpという名前のグループを作成します。次の内容を入力します。
groupadd csagrp
csauserという名前のユーザーを作成し、このユーザーをcsagrpに割り当てます。次の内容を入力します。
useradd -g csagrp -m csauser
(Ubuntu) またはuseradd -g csagrp -m csauser -s /bin/bash
(RHEL)
csauserにパスワードを割り当てます。次の内容を入力します。
passwd csauser
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
このセクションでは、マーケットプレイスポータルをリモートシステム上にインストールする手順を説明します。リモートシステムとは、クラウドサービス管理コンソールがインストールされているシステムとは別のシステムを指します。リモートシステムは、CSAのシステム要件と同じ要件を満たす必要があります。 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
注: 以下の手順では、%CSA_HOME%
$CSA_HOME
はマーケットプレイスポータルがインストールされているディレクトリです。
注: インストールログファイルは、%CSA_HOME%\_CSA_4_60_0_installation\Logs\
ディレクトリに書き込まれます。
Cloud Service Automation (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
Windowsエクスプローラーのすべてのインスタンスとコマンドプロンプトを閉じ、システム上で実行されているすべてのプログラムを終了します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
Windowsエクスプローラーのすべてのインスタンスとコマンドプロンプトを閉じ、システム上で実行されているすべてのプログラムを終了します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
[Introduction] 画面で情報を読み、[Next] をクリックします。
使用許諾契約書を読み、[I accept the terms of the License Agreement] を選択します。[Next] をクリックして、インストールを続行します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory %CSA_HOME% does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し (隠しファイルの表示が必要になることがあります)、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
[CSA and マーケットプレイスポータル] を選択し、[Next] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
マーケットプレイスポータルのみをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順は、マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所を選択し、[Next] をクリックします (
がこの場所に設定されます)。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
デフォルトの場所はC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、<csa_jre>
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されている『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
OpenJDK JREはCSAにバンドルされています。OpenJDK JREを使用する場合は、[Open JRE] をクリックしてから [Next] をクリックします。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA\openjre
です。
Oracle JRE
HPCSA用にOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合は、[Oracle JRE] をクリックしてこのJREをインストールした場所を選択し、[Next] をクリックします。
Oracle [JRE Home] のデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがCSAで使用する必要があるJREでない場合は、[Choose] を選択し、CSAで使用するJREをインストールした場所を選択します。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
CSAデータベースコンポーネントをインストールしてCSAデータベーススキーマを作成するには、[Yes] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、CSAサービスが自動的に開始されます。
前回CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、[No] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを使用してサンプルコンテンツをデプロイすることはできず、インストーラーを終了してもCSAサービスは開始されません。CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
インストールしたデータベースのタイプ (Microsoft SQL Server)(Oracle)(PostgreSQL) を選択し、[Next] をクリックします。 注意: ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。[Choose] をクリックしてディレクトリを選択します。
CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要がある、またはHP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
Database Host | データベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。IPv6アドレスは、角括弧で囲んでください。たとえば、[f000:253c::9c10:b4b4] や [::1] などと指定します。 |
Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号。 |
Database NameOracle service name | CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csadbなど)。新しいCSAデータベーススキーマを作成している場合、これはCSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスのサービス名になります。前回HPE CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、CSAデータベーススキーマが存在しているデータベースインスタンスのサービス名になります。 |
Database User Name | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成したデータベースユーザーの名前 (csadbuserなど) です。 |
Database Password | データベースユーザーのパスワード。 |
レポートデータベースロールと読み取り専用ユーザーレポートデータベースユーザーをデータベース構成時に作成した場合、[Reporting User] チェックボックスを選択して次の内容を入力します。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSA Reporting Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成した、レポートに使用するデータベースユーザーの名前 (CSAReportingDBUserなど) です。 |
CSA Reporting Database Password | CSAレポートデータベースユーザーのパスワード。 |
ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースの情報を入力し、[Next] をクリックします。ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
MSSQLOraclePostgreSQL Database Host | ID管理コンポーネントデータベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
MSSQLOraclePostgreSQL Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのID管理コンポーネントデータベースポート番号。 |
HPEIDM Database Name Oracle Service Name | ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csaidmdbなど)。 |
HPEIDM Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、ID管理コンポーネント用に構成したデータベースユーザーの名前 (csaidmdbuserまたはcsadbuserなど) です。 |
HPEIDM Database Password | ID管理コンポーネントデータベースユーザーのパスワード。 |
[hostname configuration] 画面からCSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名を入力します。この名前は自己署名SSL証明書を生成し、CSA、マーケットプレイスポータル、およびID管理コンポーネントを構成するために使用されます。
自己署名証明書は、クラウドサービス管理コンソールに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。マーケットプレイスポータル: この自己署名された証明書は、CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにCSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
デフォルトでは、Single Sign-On (SSO) がCSAに含まれ、有効になります。CSAに付属するSSOを使用するには、Operations OrchestrationやHPE IT Business Analyticsなどのアプリケーションをクラウドサービス管理コンソールから起動する必要があります。SSOとの統合については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』とSSOを参照してください。
SSOを使用したいクラウドサービス管理コンソールとマーケットプレイスポータルから起動するアプリケーションは、このドメインに所属するシステムにインストールする必要があります。
注: サーバーの完全修飾ドメイン名を入力してください。たとえば、完全修飾ドメイン名がmachine1.marketing.xyz.comであるシステムにCSAをインストールする場合、「marketing.xyz.com」と入力する必要があります。xyz.comのみを入力した場合、クラウドサービス管理コンソールにログインできません。
クラウドサービス管理コンソールおよびマーケットプレイスポータルでは、SSOを有効にできます。有効になっている場合は、CSAのインストール先サーバーが所属するネットワークのドメイン名を入力し、[Next] をクリックします。
SSOが不要な場合は、無効化できます。
注: CSAをFIPS 140-2互換環境にインストールする場合、Single Sign-Onを無効化してください。
CSAを使用して埋め込みOperations Orchestrationインスタンス (新規) をインストールするのか、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合するのかを指定します。
[Use external OO] を選択して [Next] をクリックし [1] に続けて [Enter] を選択し、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合します。[Install embedded OO] を選択して [Next] をクリックし [2] に続けて [Enter] を選択し、埋め込みOperations Orchestrationをインストールします。
サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用している場合は、警告メッセージが表示されます。HPEでは、インストールを中止し、『System and Software Support Matrix』を確認して、サポート対象のOperations Orchestrationバージョンをインストールするかアップグレードを行った後に、CSAのインストールを再開することをお勧めします。
インストールを続行した場合、プロビジョニングエラーが発生する可能性があります。また、サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用すると、ユーザーがインストール用に選択できるデモコンテンツの数量が制限されることもあります。
(非推奨) 警告の内容を了解した上で、[Next] をクリックしてインストールを続行します。
次に、インポートするCSAコンテンツを選択します。CSAおよびCodarのコンテンツを選択できます。いずれかのコンテンツを選択しないと、インストールは続行されません。
CSAと統合するOperations Orchestrationインスタンスを定義します。次の情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
HPE OO Hostname | Operations Orchestrationが存在するサーバーの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスです。Operations Orchestrationの証明書発行に使用されたホスト名を指定します。ホスト名は、TLSの検証のほか、Operations Orchestrationとの相互動作にクラウドサービス管理コンソールが使用するURLの構築に使用されます (たとえば、クラウドサービス管理コンソールの [Operations] 領域にあるサブスクリプションイベントの概要セクションでプロセスIDを選択すると、Operations Orchestrationが開き、これらのプロパティの設定時に選択されたプロセスの詳細ページが表示されます)。 |
HPE OO Port | 8443など、Operations Orchestrationとの通信に使用するポート番号です。このポート番号は、クラウドサービス管理コンソールがOperations Orchestrationとの相互動作に使用するURLの作成に使用されます。デフォルトでは、このポートとポート8080がOperations Orchestrationで使用されます。これらのポートは、Operations Orchestrationがインストールされているシステム上で稼働するアプリケーションには使用させないでください。 |
HPE OO User | Operations Orchestration Centralにログインするユーザーの名前です。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、 |
HPE OO Password | HP OOユーザーがOperations Orchestration Centralへのログインに使用するパスワードです。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、パスワードcloud を使用します。 |
HPE OO Certificate File | Operations Orchestrationの信頼ストアからコピーしたOperations Orchestration証明書のファイル名とCSAシステム上の格納場所です。まだコピーしていない場合は、Operations Orchestrationの証明書をエクスポートしてCSAシステムにコピーしてください (詳細については、このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションを参照)。 |
この情報は、csa.properties
ファイルでのOperations Orchestration属性の設定、およびCSAの信頼ストアへのOperations Orchestrationの証明書のインポートに使用されます。プロパティの詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
埋め込みOperations Orchestrationをインストールする場所を選択して、[Next] をクリックします。
Operations Orchestration内部ユーザーを構成し、[Next] をクリックします。このユーザーは、トポロジデザインのプロビジョニングに使用されます。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
HPE OO User Name | トポロジデザインのプロビジョニングに使用されるユーザーの名前。このユーザーには、ADMINISTRATORとSYSTEM_ADMINのロールが与えられます。推奨されるユーザー名はadminです。 |
HPE OO User Password | Operations Orchestrationによって使用されるトポロジデザインをプロビジョニングするユーザーのパスワード。推奨されるパスワードはcloudです。 |
HPE OO Port | Operations Orchestration Centralにアクセスするために使用される埋め込みOperations Orchestrationのポート番号 (8445など) です。デフォルトでは、このポートとポート8080がOperations Orchestrationで使用されます。埋め込みOperations Orchestrationでは、システム上で実行されている他のアプリケーションと同じポートを使用しないようにする必要があります。 |
埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースの情報を入力し、[Next] をクリックします。埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
MSSQLOraclePostgreSQL Database Host | 埋め込みOperations Orchestrationデータベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
MSSQLOraclePostgreSQL Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などの埋め込みOperations Orchestrationデータベースポート番号。 |
HPE OO Database NameOracle Operations Orchestration service name | 埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名 (csaoodbなど)。 |
HPE OO Database Username | このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、Operations Orchestrationデータベース用に構成したデータベースユーザーの名前 (csaoodbuserなど) です。 |
HPE OO Database Password | Operations Orchestrationデータベースユーザーのパスワード。 |
デフォルトでは、サンプルコンテンツ (サービスデザイン、コンポーネント、デザインに必要なOperations Orchestrationフロー) がCSAと共にインストールされます。インストール中にこのコンテンツのデプロイを選択するか (クラウドサービス管理コンソールのDesigns領域でサンプルサービスデザインを使用できるようにします)、後でコンテンツをデプロイすることができます (詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください)。
CSAのインストールプロセス時にサンプルコンテンツをデプロイするには、[Install additional provider integration service designs, components and content] を選択し、[Next] をクリックします。
後でサンプルコンテンツをデプロイするには、[Skip content installation] を選択し、[Next] をクリックします。
コンテンツのインストールをスキップすることを選択した場合は、後でCloud Content Capsule Installerを実行してコンテンツをインストールすることができます。詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
注: データベースコンポーネントをインストールしないことを選択した場合、ダイアログは表示されません。
選択内容を確認し、[Install] をクリックしてインストールを完了します。
場合によっては、システムの再起動を求められることがあります。
インストーラーの終了時にシステムを再起動するには、[Yes, restart my system] をクリックします。
後でシステムを再起動するには、[No, I will restart my system myself] をクリックします。
[Done] をクリックしてインストーラーを終了します。
[スタート] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、CSA、Elasticsearch 1.6.1、HPE Search Service、およびマーケットプレイスポータル、およびOperations OrchestrationCentralサービスが起動していることを確認します。CSAの起動には5分ほどかかることがあります。1つ以上のサービスが起動していない場合は、サービスを右クリックして [開始] を選択します。
CSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスはインストーラーによって作成されます。CSAデータベースコンポーネントのインストールを選択した場合、インストーラーによってこれらのサービスが開始されます。クラウドサービス管理コンソールにアクセスするにはCSAサービスが実行されている必要があり、マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが実行されている必要があり、Operations Orchestration Centralにアクセスするには、Operations Orchestration Centralが実行されている必要があります。
CSA、Elasticsearch 1.6.1、HPE Search Service、、マーケットプレイスポータル、Operations Orchestration Centralサービスを開始、停止、再起動するには、[スタート] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、サービスを右クリックして実行したい操作を選択します。
注: インストールログファイルは、$CSA_HOME/_CSA_4_60_0_installation/Logs/
ディレクトリにcsa_*.txt
という名前で書き込まれます。
CSA (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
unzipユーティリティがまだインストールされていない場合は、インストールします。次の内容を入力します。
apt-get install unzip
CSAのインストールディレクトリを作成します (このドキュメントでは、製品を/usr/local/hpe/csa
にインストールするものと仮定し、このドキュメントで使用されるすべての例がこの仮定に基づいています)。次の内容を入力します。
mkdir -p /usr/local/hpe/csa
このインストールディレクトリについて、所有者をcsauserに、グループをcsagrpに設定します。次の内容を入力します。
chown -R csauser:csagrp /usr/local/hpe/csa
setup.bin
) をシステムにコピーし、コピー先のディレクトリに移動します。setup.bin
がcsauserによって所有され、csauserにこのファイルに対する完全なアクセス許可があることを確認します。必要に応じて次の操作を実行します。
次のいずれかまたは両方のコマンドを入力します。
chown csauser setup.bin
chmod u+rwx setup.bin
CSA_HOME、PS1、TITLEBARの各環境変数の値を確認します。設定済みの場合、エスケープ文字がふくまれていないことを確認します。エスケープシーケンスが含まれている変数があると、インストールは失敗します。エスケープシーケンスを含まない値に変更するか、設定を解除してください。
setup.bin
インストールファイルを実行します (csauserとして)。
注: setup.bin
は、csauserとして実行する必要があります。CSAを別のユーザーとしてインストールする場合、CSAを実行できない可能性があります。
csauserとして、次のように入力します。
./setup.bin
[Introduction] を読み、[enter] をクリックしてインストールを続行します。
使用許諾契約書に同意してインストールを続行するには、[Y] および [enter] を選択します。インストールを終了するには、[N] および [enter] を選択します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory $CSA_HOME does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。$HOME/.com.zerog.registry.xml
ファイル (たとえば、/home/csauser/.com.zerog.registry.xml
) を探し、バックアップコピーを作成して、すべてのCSAエントリを.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
[CSA and マーケットプレイスポータル] を選択し、[Enter] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
マーケットプレイスポータルのみをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順は、マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所 (この場所への絶対パス) を入力し、[Enter] を押します。または、デフォルトディレクトリを使用する場合は、そのまま [Enter] を押します。
デフォルトの場所は/usr/local/hpe/csa
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
メッセージが表示されたら、インストールフォルダーを確認します。フォルダーが正しい場合、[Y] を選択して [Enter] を押し、インストールを続行します。フォルダーが正しくない場合は、[N] を選択して [Enter] を押し、インストールフォルダーを再入力します。
CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、$CSA_JRE_HOME
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)に掲載されている『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
OpenJDK JREはCSAにバンドルされています。OpenJDK JREを使用する場合は、「1」と入力してEnterキーを押します。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、/usr/local/hpe/csa/openjre
です。
Oracle JRE
CSAで使用するOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合、「2」と入力してEnterキーを押します。このJREをインストールした場所を入力し、[Enter] を押します。
Oracle [JRE Home] のデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがCSAで使用する必要があるJREでない場合は、CSAで使用するJREのインストールディレクトリを入力して [Enter] を押します。
CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
CSAデータベースコンポーネントをインストールしてCSAデータベーススキーマを作成するには、「yes」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、CSAプロセスが自動的に開始されます。
前回CSAバージョン4.60を正常にインストールした際に作成された既存のHP CSAデータベーススキーマを使用する場合は、「no」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを使用してサンプルコンテンツをデプロイすることはできず、インストーラーを終了してもCSAプロセスは開始されません。CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要があるデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
インストールしたデータベースのタイプを入力します。MSSql (Microsoft SQL Server)OraclePostgres (PostgreSQL)。
Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、 HPソフトウェアサポートWebサイト http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals/ (HP Passportへの登録が必要)で入手可能な『Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
[f000:253c::9c10:b4b4]
や [::1]
などと指定します。デフォルト値は、localhostのIPアドレス (127.0.0.1) です。データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
Oracleサービス名データベース名を入力します。これは、CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名です。新しいCSAデータベーススキーマを作成している場合、これはCSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスのサービス名になります。前回CSAバージョンHP4.60を正常にインストールした際に作成された既存のCSAデータベーススキーマを使用する場合は、CSAデータベーススキーマが既に存在しているデータベースインスタンスのサービス名になります。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadb
」と入力します。
CSAデータベースユーザー名を入力します。これは、このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、HP Cloud Service Automation用に構成したデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadbuser
」と入力します。
CSAレポートデータベースユーザー名を入力します (オプション)。このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、CSA用に構成した、レポートに使用するデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「CSAReportingDBUser
」と入力します。
ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスを指定します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
[f000:253c::9c10:b4b4]
や [::1]
などと指定します。デフォルト値は、localhostのIPアドレス (127.0.0.1) です。データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
Oracleサービスデータベース名を入力します。これは、ID管理コンポーネントによって使用されるデータベースインスタンスのサービスまたはグローバルデータベース名です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csaidmdb
」と入力します。
ID管理コンポーネントデータベースユーザー名を入力します。これは、このガイドの「OracleMicrosoft SQL ServerPostgreSQLの構成」で、ID管理コンポーネントデータベース用に構成したデータベースユーザーの名前です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csaidmdbuser
」または「csadbuser
」と入力します。
CSAサーバーホスト名を入力します。これは、CSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名です。この名前は自己署名SSL証明書を生成し、CSA、マーケットプレイスポータル、およびID管理コンポーネントを構成するために使用されます。
自己署名証明書は、クラウドサービス管理コンソールに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。マーケットプレイスポータルこの自己署名された証明書は、CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにCSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
デフォルトでは、Single Sign-On (SSO) がCSAに含まれ、有効になります。CSAに付属するSSOを使用するには、Operations OrchestrationやHPE IT Business Analyticsなどのアプリケーションをクラウドサービス管理コンソールから起動する必要があります。SSOとの統合については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』とSSOを参照してください。
SSOが不要な場合は、無効化できます。「2」と入力し、Enterキーを押します。
SSOを有効にするには、「1」と入力してEnterキーを押します。サーバーが所属するネットワークのドメイン名 (CSAのインストール先サーバー) を入力し、Enterキーを押します。
注: サーバーの完全修飾ドメイン名を入力してください。たとえば、完全修飾ドメイン名がmachine1.marketing.xyz.comであるシステムにCSAをインストールする場合、「marketing.xyz.com」と入力する必要があります。xyz.comのみを入力した場合、クラウドサービス管理コンソールにログインできません。
SSOを使用したいクラウドサービス管理コンソールとマーケットプレイスポータルから起動するアプリケーションは、このドメインに所属するシステムにインストールする必要があります。
CSAを使用して埋め込みOperations Orchestrationインスタンス (新規) をインストールするのか、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合するのかを指定します。
[Use external OO] を選択して [Next] をクリックし [1] に続けて [Enter] を選択し、Operations Orchestrationの外部インスタンス (既存) と統合します。[Install embedded OO] を選択して [Next] をクリックし [2] に続けて [Enter] を選択し、埋め込みOperations Orchestrationをインストールします。
サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用している場合は、警告メッセージが表示されます。HPEでは、インストールを中止し、『System and Software Support Matrix』を確認して、サポート対象のOperations Orchestrationバージョンをインストールするかアップグレードを行った後に、CSAのインストールを再開することをお勧めします。
インストールを続行した場合、プロビジョニングエラーが発生する可能性があります。また、サポート対象外のバージョンのOperations Orchestrationを使用すると、ユーザーがインストール用に選択できるデモコンテンツの数量が制限されることもあります。
(非推奨) 警告の内容を了解した上で、[Next] をクリックしてインストールを続行します。
次に、インポートするCSAコンテンツを選択します。CSAおよびCodarのコンテンツを選択できます。いずれかのコンテンツを選択しないと、インストールは続行されません。
CSAと統合するOperations Orchestrationインスタンスを定義します。次の情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
HP OOホスト名を入力します。これがOperations Orchestrationが存在するサーバーの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスです。Operations Orchestrationの証明書発行に使用されたホスト名を指定します。ホスト名は、TLSの検証のほか、Operations Orchestrationとの相互動作にクラウドサービス管理コンソールが使用するURLの構築に使用されます (たとえば、クラウドサービス管理コンソールの [Operations] 領域にあるサブスクリプションイベントの概要セクションでプロセスIDを選択すると、Operations Orchestrationが開き、これらのプロパティの設定時に選択されたプロセスの詳細ページが表示されます)。
HP OOユーザーを入力します。これがOperations Orchestration Centralにログインするユーザーの名前です。このガイドの「Operations Orchestrationのインストール」セクションの手順に従った場合は、admin
ユーザーを使用します。
cloud
を使用します。この情報は、csa.properties
ファイルでのOperations Orchestration属性の設定、およびCSAの信頼ストアへのOperations Orchestrationの証明書のインポートに使用されます。プロパティの詳細については、『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
埋め込みOperations Orchestrationをインストールする場所を入力します。
埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースの情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。埋め込みOperations Orchestrationによって使用されるデータベースは、CSA (Microsoft SQL ServerOraclePostgreSQL) によって使用されるデータベースと同じタイプになっている必要があります。
csaoodb
」と入力します。csaoodbuser
」と入力します。Operations Orchestration内部ユーザーを構成します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。このユーザーは、トポロジデザインのプロビジョニングに使用されます。
デフォルトでは、サンプルコンテンツ (サービスデザイン、コンポーネント、デザインに必要なOperations Orchestrationフロー) がCSAと共にインストールされます。インストール中にこのコンテンツのデプロイを選択するか (クラウドサービス管理コンソールのDesigns領域でサンプルサービスデザインを使用できるようにします)、後でコンテンツをデプロイすることができます (詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』を参照してください)。
CSAのインストールプロセス時にサンプルコンテンツをデプロイするには、「1」(Install additional provider integration service designs, components and content) と入力し、[Enter] を押します。
後でサンプルコンテンツをデプロイするには、「2」 (Skip content installation) と入力し、[Enter] を押します。
コンテンツのインストールをスキップすることを選択した場合は、後でCloud Content Capsule Installerを実行してコンテンツをインストールすることができます。詳細については、『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』または『Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
注: データベースコンポーネントをインストールしないことを選択した場合、この選択肢は表示されません。
選択内容を確認し、[Enter] を押してインストールを完了するか、[Ctrl]+[C] を押してインストールを終了します。
インストールが完了したら、[Enter] を押してインストールを終了します。
OpenJDK JREとCSAの併用を選択し、Headless Ubuntu Linuxバージョン14を実行しているシステムにCSAをインストールした場合は、「Standard Java or Java-compatible Runtime」パッケージをインストールします。次の内容を入力します。
apt-get install default-jre
CSA_HOMEおよびJAVA_HOME環境変数を定義し、csauserユーザーの。CSA_HOMEをCSAがインストールされている場所に設定します。csauserユーザーのスタートアップスクリプト (.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)) に、次の内容を追加します。
export CSA_HOME=/usr/local/hpe/csa
export JAVA_HOME=<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
<csa_jre>
$CSA_JRE_HOME
は、HPCSAが使用するJREがインストールされているディレクトリです。CSA_HOME、JAVA_HOME、環境変数を設定したスタートアップファイルを実行します。.bashrc
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux) を編集した場合は、次の内容を入力します。
./.bashrc
(Ubuntu)./.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)
CSAプロセスとマーケットプレイスポータルプロセスの開始および終了に使用するCSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスを作成します。
CSAがインストールされているディレクトリに移動します。例:
cd /usr/local/hp/csa
csa
およびmpp
スクリプトを/etc/init.d
ディレクトリにコピーします。次の内容を入力します。
cp ./scripts/csa /etc/init.d
cp ./scripts/mpp /etc/init.d
スクリプトのアクセス許可を変更します。次の内容を入力します。
chmod 755 /etc/init.d/csa
chmod 755 /etc/init.d/mpp
csauserでログインし、CSAおよびマーケットプレイスポータルサービスを開始します。次の内容を入力します。
service csa start
service mpp start
csauserとして、Operations Orchestration Centralサービスを再起動します。次の内容を入力します。
/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central stop
/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central start
クラウドサービス管理コンソールにアクセスするには、CSAサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service csa start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service csa restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service csa stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service csa status
コマンドを実行します。
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service mpp start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service mpp restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service mpp stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service mpp status
コマンドを実行します。
Operations Orchestrationにアクセスするには、Operations Orchestration Centralサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central start
コマンドを実行します。サービスを停止するには、/usr/local/hp/csa/OO/central/bin/central stop
コマンドを実行します。
注: インストールログファイルは、%CSA_HOME%\_CSA_4_60_0_installation\Logs\
ディレクトリに書き込まれます。
マーケットプレイスポータルのリモートインスタンスをインストールするには、次の手順を実行します。
setup.zip
ファイルを解凍します。ファイルが抽出されたディレクトリに移動し、setup.bat
インストールファイルを実行します。コマンドウィンドウ (スクリプトが完了するまで表示されます) とインストールの準備の進行状況を表示するダイアログが表示されます。どちらのウィンドウも閉じないでください。インストールの準備が完了すると、インストールの準備の進行状況を示すダイアログが消えます。
[Introduction] 画面で情報を読み、[Next] をクリックします。
使用許諾契約書を読み、[I accept the terms of the License Agreement] を選択します。[Next] をクリックして、インストールを続行します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory %CSA_HOME% does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し (隠しファイルの表示が必要になることがあります)、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
マーケットプレイスポータルを選択して [Next] をクリックします。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
CSAおよびマーケットプレイスポータルをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順は、CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順とは異なります。
マーケットプレイスポータルをインストールする場所を選択し、[Next] をクリックします (
がこの場所に設定されます)。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
デフォルトの場所はC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスですが、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
CSAがインストールされるインスタンス、およびローカルシステムにコピーされるCSA証明書の場所を定義します。次の情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSAホスト | CSAのインストール先システムの完全修飾ドメイン名。 |
CSAポート | CSAとの通信に使用するポート番号。 |
CSA証明書 | CSAシステムからローカルシステムにコピーされるCSA証明書ファイルの名前と場所。 |
[Hostname Configuration] 画面で、マーケットプレイスポータルのインストール先となるシステムの完全修飾ドメイン名を入力し、[Next] をクリックします。
選択内容を確認し、[Install] をクリックしてインストールを完了します。
[Done] をクリックしてインストーラーを終了します。
[コントロールパネル] > [管理ツール] >[サービス] を選択し、マーケットプレイスポータルサービスが起動していることを確認します。サービスが起動していない場合は、サービスを右クリックして [開始] を選択します。
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。
マーケットプレイスポータルサービスの開始、停止、再起動は、[コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス] を選択し、マーケットプレイスポータルサービスを右クリックして実行したい操作を選択します。
注: インストールログファイルは、$CSA_HOME/_CSA_4_60_0_installation/Logs/
ディレクトリにcsa_*.txt
という名前で書き込まれます。
HP Cloud Service Automation (CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
unzipユーティリティがまだインストールされていない場合は、インストールします。次の内容を入力します。
apt-get install unzip
CSAのインストールディレクトリを作成します (このドキュメントでは、製品を/usr/local/hpe/csa
にインストールするものと仮定し、このドキュメントで使用されるすべての例がこの仮定に基づいています)。次の内容を入力します。
mkdir -p /usr/local/hpe/csa
このインストールディレクトリについて、所有者をcsauserに、グループをcsagrpに設定します。次の内容を入力します。
chown -R csauser:csagrp /usr/local/hpe/csa
setup.bin
) をシステムにコピーし、コピー先のディレクトリに移動します。setup.bin
がcsauserによって所有され、csauserにこのファイルに対する完全なアクセス許可があることを確認します。必要に応じて次の操作を実行します。
次のコマンドを入力します。
chown csauser setup.bin
chmod u+rwx setup.bin
setup.bin
インストールファイルを実行します (csauserとして)。
注: setup.bin
は、csauserとして実行する必要があります。CSAを別のユーザーとしてインストールする場合、CSAを実行できない可能性があります。
csauserとして、次のように入力します。
./setup.bin
[Introduction] を読み、[enter] をクリックしてインストールを続行します。
使用許諾契約書に同意してインストールを続行するには、[Y] および [enter] を選択します。インストールを終了するには、[N] および [enter] を選択します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of CSA is configured in the registry.However, CSA has been uninstalled (the CSA installation directory $CSA_HOME does not exist).You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing CSA.Refer to the 『Cloud Service Automationインストールガイド』 for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。$CSA_HOME/.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し、バックアップコピーを作成して、CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再度実行します。
マーケットプレイスポータルを選択し、[Enter] を押します。
CSAおよびマーケットプレイスポータルを選択すると、CSAアプリケーション全体 (クラウドサービス管理コンソール、ID管理コンポーネント、マーケットプレイスポータルも含む) がインストールされます。
マーケットプレイスポータルを選択すると、マーケットプレイスポータルのみがシステムにインストールされます。
CSAおよびマーケットプレイスポータルをインストールする場合は、このドキュメントの一番上に移動し、[変更] をクリックして、このドキュメントを表示するために選択した項目を変更します。マーケットプレイスポータルのみをインストールする手順は、CSAとマーケットプレイスポータルの両方をインストールする手順とは異なります。
CSAをインストールする場所 (この場所への絶対パス) を入力し、[Enter] を押します。または、デフォルトディレクトリを使用する場合は、そのまま [Enter] を押します。
デフォルトの場所は/usr/local/hpe/csa
です。
注: CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
メッセージが表示されたら、インストールフォルダーを確認します。フォルダーが正しい場合、[Y] を選択して [Enter] を押し、インストールを続行します。フォルダーが正しくない場合は、[N] を選択して [Enter] を押し、インストールフォルダーを再入力します。
CSAがインストールされるインスタンス、およびローカルシステムにコピーされるCSA証明書の場所を定義します。次の情報を入力して、[Enter] を押します。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
CSAホスト | CSAのインストール先システムの完全修飾ドメイン名。 |
CSAポート | CSAとの通信に使用するポート番号。 |
CSA証明書 | CSAシステムからローカルシステムにコピーされるCSA証明書ファイルの名前と場所。 |
[Hostname Configuration] 画面で、マーケットプレイスポータルのインストール先となるシステムの完全修飾ドメイン名を入力し、[Install] をクリックします。
選択内容を確認し、[Enter] を押してインストールを完了するか、[Ctrl]+[C] を押してインストールを終了します。
インストールが完了したら、[Enter] を押してインストールを終了します。
CSA_HOMEおよびJAVA_HOME環境変数を定義し、/sbin
をcsauserユーザーのPATH変数に追加します。csauserユーザーのスタートアップスクリプト (.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)) に、次の内容を追加します。
export CSA_HOME=/usr/local/hp/csa
export JAVA_HOME=<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
export PATH=$PATH:/sbin
CSA_HOME、JAVA_HOME、およびPATH環境変数を設定したスタートアップファイルを実行します。.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux) を編集した場合は、次の内容を入力します。
.profile
(Ubuntu).bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)
マーケットプレイスポータルプロセスを開始および停止するためのマーケットプレイスポータルサービスを作成します。
マーケットプレイスポータルがインストールされているディレクトリに移動します。例:
cd /usr/local/hp/csa
mpp
スクリプトを/etc/init.d
ディレクトリにコピーします。次の内容を入力します。
cp ./scripts/mpp /etc/init.d
スクリプトのアクセス許可を変更します。次の内容を入力します。
chmod 755 /etc/init.d/mpp
csauserとしてログインし、マーケットプレイスポータルサービスを開始します。次の内容を入力します。
service mpp start
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、マーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、service mpp start
コマンドを実行します。サービスを再起動するには、service mpp restart
コマンドを実行します。サービスを停止するには、service mpp stop
コマンドを実行します。サービスのステータスを確認するには、service mpp status
コマンドを実行します。
セキュリティ上の理由で、マーケットプレイスポータルのファイルシステムはオペレーティングシステムによって保護される必要があります。次の手順を実行します。
管理者のコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
attrib +s +h "%CSA_HOME%\portal" /S /D /L
ここで、%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、CSAがインストールされているディレクトリです。
次のコマンドを実行します。
chown –R csauser:csagrp $CSA_HOME/portal
chmod –R 700 $CSA_HOME/portal
csauserとcsagrpは、CSAと%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、CSAがインストールされているディレクトリのインストール時にCSAで構成したユーザーとユーザーグループです。
次のコマンドを実行して、csaサービスとmppサービスを再起動します。
service csa restart
service mpp restart
マーケットプレイスポータルを起動するURLは、クラウドサービス管理コンソールに表示されます。csa.properties
ファイルを編集し、このURLを変更します。次の手順を実行します。
%CSA_HOME%\jboss-as\standalone\deployments\csa.war\WEB-INF\classes\csa.properties
$CSA_HOME/jboss-as/standalone/deployments/csa.war/WEB-INF/classes/csa.properties
ファイルを編集します。csa.subscriber.portal.url
プロパティ値を変更します。hostnameには、マーケットプレイスポータルのリモートインストール先となるシステムの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスを指定します。CSAを再起動します。
CSAを再起動するには、次の手順を実行します。
CSAをホスティングしているサーバー上で、[コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
CSAサービスを右クリックして [再起動] を選択します。
HP マーケットプレイスポータルサービスを右クリックして [再起動] を選択します。
CSAをホスティングしているサーバー上でCSAを再起動するには、次のコマンドを入力します。
service csa restart
service mpp restart
マーケットプレイスポータルのデフォルトのリモートインスタンスの起動
Webブラウザーに次のURLを入力し、マーケットプレイスポータルのデフォルトのリモートインスタンスを起動します。
https://<CSAホスト名>:8444/mpp
https://<MPPホスト名>:8089
ここで、
<CSAホスト名>はCSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名であり、CSA_HOME\jboss-as\standalone\deployments\mpp.war\index.html
ファイル (CSAがインストールされているシステム上) 内のURLはhttps://<MPPホスト名>:8089
に更新されています。
<MPPホスト名> は、マーケットプレイスポータルインスタンスが配置されているシステムの完全修飾ドメイン名です。
例:
https://csa_system.abc.com:8444/mpp
https://mpp_system.abc.com:8089
デフォルトマーケットプレイスポータルに関連付けられている組織は、CSA_HOME\portal\conf\mpp.json
ファイル (マーケットプレイスポータルインスタンスが存在するシステム上) に定義されています。デフォルトでは、CSA (CSA_CONSUMER) と一緒にインストールされるサンプル組織です。デフォルトのマーケットプレイスポータルと関連付けられた組織を変更するには、defaultOrganizationName
プロパティ値を組織の<organization_identifier> (<organization_identifier>は組織の表示名に基づいてCSAが組織に割り当てる一意の名前 (組織識別子は、クラウドサービス管理コンソールの [Organizations] タイルにある [一般情報] セクションに表示されます)。) に変更します。
マーケットプレイスポータルの組織固有のリモートインスタンスの起動
Webブラウザーに次のURLを入力し、組織のマーケットプレイスポータルのリモートインスタンスを起動します。
https://<MPPホスト名>:8089/org/<組織ID>
ここで、
<組織ID> は、組織の表示名に基づいてCSAが組織に割り当てる一意の名前 (組織識別子は、クラウドサービス管理コンソールの [Organizations] タイルにある [一般情報] セクションに表示されます)。です。
例:
https://mpp_system.xyz.com:8089/org/ORGANIZATION_A
注意: 組織固有のマーケットプレイスポータルは、同じブラウザーセッションで複数起動しないでください。たとえば、ORGANIZATION_Aのマーケットプレイスポータルをブラウザーで起動する場合、ブラウザーで別タブまたは別ウィンドウを開いて ORGANIZATION_Bのマーケットプレイスポータルを起動しないでください。この方法で起動すると、ORGANIZATION_Aのデータを参照しようとマーケットプレイスポータルにログインしたユーザーには、ORGANIZATION_Bのデータが表示されます。
新しいブラウザーセッションを開始して別の組織のマーケットプレイスポータルを起動してください。
リモートシステムでマーケットプレイスポータルサービスを開始、停止、再起動するには、次の手順を実行します。
マーケットプレイスポータルサービスを開始するには、次の手順を実行します。
マーケットプレイスポータルサービスを停止するには、次の手順を実行します。
マーケットプレイスポータルサービスを再起動するには、次の手順を実行します。
マーケットプレイスポータルを起動するには、リモートシステムでコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。 service mpp start
マーケットプレイスポータルを終了するには、リモートシステムでコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。 service mpp stop
マーケットプレイスポータルを再起動するには、リモートシステムでコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。 service mpp restart
これでCSAの初期インストールと構成が完了しました。CSAの機能の使用を開始できます。
クラウドサービス管理コンソールを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/csa
)、事前設定のユーザー (admin) とパスワード (cloud) を使用してログインします。デフォルトマーケットプレイスポータルを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/mpp
)、事前設定のユーザー (consumer) とパスワード (cloud) を使用してログインします。
90日後に、CSAのパッケージに含まれるOperations Orchestrationライセンスは期限切れになり、新しいライセンスのインストールを求めるプロンプトが表示されます。
新しいライセンスを入手するには、HPEカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。HPEカスタマーサポートから新しいOperations Orchestrationライセンスが提供されたら、ライセンスをシステムにダウンロードします。
新しいOperations Orchestrationライセンスをインストールするには、次の手順を実行します。
これで、Operations Orchestrationライセンスのインストールは完了です。
CSAの構成については、次のドキュメントを参照してください。
『Cloud Service Automation Configuration Guide』: クラウドサービス管理コンソールとコンシューマー組織向けのLDAP構成、ソフトウェアライセンスの要求、セキュア接続の構成、クラウドサービス管理コンソールのカスタマイズ、CSAでのFIPS 140-2準拠に必要な構成、などのCSAカスタマイズを行う手順を説明します。また、CSAに付属するサンプルのOperations Orchestrationフローをインポートする方法についても説明します。
Configuring a CSA Cluster for High Availability Using an Apache Web Server: Apache Webサーバーを使用している場合に、クラスター環境でノードを構成する方法を説明します。
Configuring a CSA Cluster for High Availability Using a Load Balancer: ロードバランサーを使用している場合に、クラスター環境でノードを構成する方法を説明します。
『Cloud Service Automation Content Pack User's Guide』: このガイドではリソースプロバイダー (Matrix OE、VMware vCenter、SiteScope、Universal CMDB、Server Automationなど) をインストールして構成する方法、CSAに付属しているサンプルのOperations Orchestrationフローをデプロイする方法、これらのリソースプロバイダーを対象とするCSAに付属しているサンプルのリソース提供とサービスデザインをデプロイする方法について説明します。さらに、事前設定された各リソース提供とサービスデザインの追加ドキュメントが含まれています。追加のプロバイダー統合サービスデザイン、コンポーネント、コンテンツをインストール時にインストールした場合は、サンプルのOperations Orchestrationフロー、リソース提供、サービスデザインがデプロイされています。
『Cloud Service Automation Service Design Guide』: CSAを使用して、自動化されたオンデマンドのクラウドサービスを作成する方法について説明します。シーケンスデザインモデルとトポロジデザインモデル、サービスデザインの役割、デザインレイアウトとコンポーネント、サービスライフサイクル、サービスオプションなど、CSAサービスデザインの主な概念と手順をカバーしています。
これでマーケットプレイスポータルの初期インストールと構成が完了しました。マーケットプレイスポータルの機能の使用を開始できます。
デフォルトマーケットプレイスポータルを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/mpp
)、事前設定のユーザー (consumer) とパスワード (cloud) を使用してログインします。
マーケットプレイスポータルの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
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