HP Application Lifecycle Management Readme
ソフトウェア・バージョン: 12.50
ドキュメント・リリース日:2015 年 9 月
ソフトウェア・リリース日:2015 年 9 月
このファイルには,ALM 12.50 に関する次の情報が記載されています。
ALM の詳細については,ドキュメント・セットを参照してください。ALM のメイン・ウィンドウから ALM ドキュメントにアクセスするには,[ヘルプ]>[ALM ヘルプ]を選択します。
ALM ドキュメントの更新状況,またはご使用のドキュメントが最新版かどうかのご確認には,HP ソフトウェア製品マニュアル・サイトをご利用ください(HP Passport が必要です)。
注:ALM 拡張機能のドキュメントは,次のサイトから取得できます。https://hpln.hp.com/group/application-lifecycle-management
ALM 12.50 の新機能の一覧については,『HP Application Lifecycle Management 新機能』を参照してください。これは,http://almhelp.saas.hp.com/en/12.50/doc_library/online_help/Content/What_New/wn_alm_1250.htmから入手できます。
以前のバージョンの ALM がインストールされていないマシンに ALM 12.50 をインストールする場合は,『HP Application Lifecycle Management インストールおよびアップグレード・ガイド』の全インストール手順に従ってください。
バージョン 12.0x 以前から ALM 12.50 にアップグレードする場合は,既存バージョンの ALM をアンインストールし,『HP Application Lifecycle Management インストールおよびアップグレード・ガイド』の全インストール手順に従ってください。
Performance Center 12.50 を初めてインストールする場合や,以前のバージョンからアップグレードする場合は,『HP ALM Performance Center インストール・ガイド』の全インストール手順に従ってください。
Performance Center 12.50 をインストールする前提条件として,ALM 12.50 をインストールする必要があります。
次の項では,ALM と Performance Center をインストールする際のシステム要件について説明します。
システム要件とサポートされる環境の最新情報については,https://hpln.hp.com/page/alm-qc-enterprise-technical-specifications を参照してください。
注:HP ALM 12.50 および HP Quality Center Enterprise 12.50 は,FDCC 基準でテスト済みです。
本項の内容
本項では,HP ALM 12.50 を Windows および Linux にインストールする際のサーバ側のシステム要件と設定について説明します。
次の表は,サーバ・マシンに ALM をインストールする場合の最小ハードウェア要件を示します。
CPU |
Windows:クアッド・コア AMD64 プロセッサまたは同等の x86 互換プロセッサ Linux:クアッド・コア AMD64 プロセッサまたは同等の x86 互換プロセッサ |
メモリ(RAM) | 8 GB |
空きディスク容量 | 8 GB |
次の表に,オペレーティング・システムごとに推奨される構成を示します。
オペレーティング・システム | データベース・サーバ | Web サーバ |
---|---|---|
Microsoft Windows Server 2012 R2 | Microsoft SQL Server 2014 | Microsoft IIS 8.5 |
64 ビット版 Red Hat Enterprise Linux 6.x | Oracle 12c | Apache 2.2 |
次の表に,ALM サーバ側でサポートされるすべての構成を示します。
ただし,パフォーマンスを最大限に引き出し,サポートでの所要時間を短縮するには,ALM サーバ側の推奨環境のいずれかを使用してください。
オペレーティング・システム |
注:
|
データベース・サーバ |
注:
|
アプリケーション・サーバ | バージョン 11.50 以降,アプリケーション・サーバ機能が ALM プラットフォームに組み込まれ,サード・パーティ製アプリケーション・サーバ(WebLogic,WebSphere,JBoss)をインストールする必要はなくなりました。HP ALM アプリケーション・サーバは JDK7(1.7)を使用し,64 ビットの JVM をサポートします。 |
Web サーバ |
注:
|
仮想環境 |
VMWare ESX/ESXi Server 5.0 以降 注:HP ALM は VMWare ESX/ESXi との組み合わせで動作が保証されています。仮想化ベンダ(Hyper V または Citrix)から提供されるアーキテクチャは急速に進化しているため,上記のベンダが HP ALM システム要件の物理ハードウェアに対する仮想化環境の完全な互換性を保証していれば,HP ALM/QC は仮想化環境をサポートし,設計どおりに機能します。 |
フル・ディスク暗号化 | フル・ディスク暗号化(FDE)は,データベース,サーバ,リポジトリ・サーバ,クライアント・マシンなど,すべてのシステム・コンポーネントに対してサポートされています。FDE の実装はシステムのパフォーマンスに影響します。詳細については,暗号化を提供しているベンダにお問い合わせください。 |
次の表に,HP ALM/HP Quality Center Enterprise クライアントをインストールする際のクライアント側のシステム要件と構成を示します。
CPU |
Core Duo 1.6 GHz 以上または同等の互換プロセッサ |
メモリ(RAM) | 2 GB |
空きディスク容量 | 2 GB |
次の表に,クライアントの推奨構成を示します。
オペレーティング・システム | ブラウザ | Office スイート |
---|---|---|
64 ビット版 Microsoft Windows 8.1 | Microsoft Internet Explorer 11 | 32 ビット版 Microsoft Office 2013 |
次の表に,ALM デスクトップ・クライアントでサポートされるすべての構成を示します。
ただし,パフォーマンスを最大限に引き出し,サポートでの所要時間を短縮するには,ALM クライアントの推奨環境のいずれかを使用してください。
前提条件 |
|
オペレーティング・システム |
注:
|
ブラウザ |
注:ActiveX など,ブラウザのプラグインに制限がある場合,HP ALM を HP ALM Explorer Add-In でロードすることが可能です。アドインのダウンロードとインストールに関する詳細については,『HP Application Lifecycle Management インストールおよびアップグレード・ガイド』を参照してください。 |
Office スイート |
|
仮想環境 |
注:HP ALM は,Citrix XenApp,Microsoft ターミナル・サービス,リモート・デスクトップ・サービスとの組み合わせで動作することが保証されています。仮想化ベンダから提供されるアーキテクチャは急速に進化しているため,上記のベンダが HP ALM システム要件の物理ハードウェアに対する仮想化環境の完全な互換性を保証していれば,HP ALM は設計どおりに機能します。 |
その他の設定 |
画面解像度:1024 x 768(最小) DPI 設定: 100% |
次の表に,リモート・テスト実行用に HP ALM Lab Service をインストールする際のシステム要件を示します。
プロセッサ |
2.2 GHz 以上 |
メモリ(RAM) |
最小:1 GB 注:実際のメモリ要件は,アドインの数によって異なります。 |
空きディスク容量 |
最小:1 GB 注:システム・ディスク上には,追加で 120 MB の空きスペースが必要です。 |
オペレーティング・システム | ALM Lab Service でサポートされるオペレーティング・システムは,Unified Functional Testing(UFT),Business Process Testing(BPT),VAPI XP など,他のツールのオペレーティング・システムに依存しています。サポートされるオペレーティング・システムの詳細については,製品ドキュメントを参照してください。 |
自動ログインをサポートするオペレーティング・システム |
|
本項では,Performance Center 用の ALM と,Performance Center コンポーネントをインストールするためのシステム要件について説明します。
次の表に,Performance Center サーバをインストールする際のシステム要件を示します。
プロセッサ |
デュアルコア 2.2 GHz 以上 |
メモリ(RAM) | 最小:8 GB |
空きディスク容量 | 最小:8 GB |
画面解像度 |
Microsoft Windows:1366 x 768 以上 Mac OS:1280 x 800 以上 |
オペレーティング・システム |
|
ブラウザ |
|
Web サーバ | IIS 7.5,8.0,または 8.5 |
次の表に,Performance Center サーバ・コンポーネントの推奨構成をまとめます。ALM サーバ側の推奨環境と併せて使用してください。
Performance Center のオペレーティング・システム |
64 ビット版 Microsoft Windows 2008 R2(SP1) 64 ビット版 Microsoft Windows 2012 R2 |
ホスト・オペレーティング・システム |
64 ビット版 Microsoft Windows 2008 R2(SP1) 64 ビット版 Microsoft Windows 2012 R2 |
次の表に,Windows 上に Performance Center ホストとスタンドアロン Load Generator をインストールする際のシステム要件を示します。
プロセッサ |
デュアルコア 2.2 GHz 以上 |
メモリ(RAM) |
最小:8 GB |
空きディスク容量 | 最小:50 GB |
オペレーティング・システム |
|
次の表に,Linux システム上にスタンドアロン Load Generator をインストールする際にサポートされるオペレーティング・システムと CPU のタイプを示します。
プロセッサ |
CPU のタイプ:Intel Core,Pentium,Xeon,AMD,その他互換 CPU 速度:1.6 GHz 以上(推奨) |
オペレーティング・システム |
|
メモリ(RAM) |
推奨:4 GB |
空きディスク容量 | 最小:500 MB |
次の表に,スタンドアロン VuGen とスタンドアロン Analysis をインストールする際のシステム要件を示します。
プロセッサ | デュアルコア 2.2 GHz 以上 |
メモリ(RAM) |
推奨:8 GB |
空きディスク容量 | 最小:50 GB |
画面解像度 | 最小:1366×768 |
オペレーティング・システム |
|
ブラウザ |
Microsoft Internet Explorer 9,10,11 (IE の標準設定の使用を推奨) |
次の表に,MI Listener のシステム要件をまとめます。
プロセッサ | デュアルコア 2.2 GHz 以上 |
メモリ(RAM) |
推奨:8 GB |
オペレーティング・システム |
|
空きディスク容量 | 最小:40 GB |
サポートされる ALM 統合の詳細については,ALM 統合サポート・マトリクスを参照してください。
本項の内容
Oracle:
重要:Oracle で 500 を超えるプロジェクトを処理した場合,ALM のパフォーマンスが低下する可能性があります。パフォーマンスを改善するには,PAL 関連のメンテナンス・タスク(Performance Center の機能)を無効にすることをお勧めします。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM01357239(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM01357239)を参照してください。
Oracle のコンテナ・データベース・モードは ALM 12.50 ではサポートされません。
Microsoft SQL データベース:既存のサイト管理スキーマをアップグレードする場合や,SQL Server 認証を使用する SQL Server 上の既存のスキーマのコピーをアップグレードする場合は,TD ユーザがデータベース内に存在し,すべてのユーザ・テーブルの所有者である必要があります。
回避策:次の SQL コマンドを使用してデータベース内のテーブル所有者を更新します:sp_changeobjectowner '<テーブル名>', 'td'
試用版:30 日間の ALM 試用版を更新する場合,HP ALM Server 設定ウィザードを 2 回以上実行すると試用ライセンス・ポリシー違反となり,コンプライアンスに違反した状態になります。フル・ライセンス料金が請求される可能性があるため,ご注意ください。
ライセンス管理:ALM の更新により,固定ライセンスという新しいライセンス・タイプの管理がサポートされるようになりました。HP Quality Center Enterprise Edition はこれまでどおり同時ライセンス・タイプをサポートしますが,固定ライセンス・タイプはサポートしません。
プロジェクトをサーバに復元またはインポートする場合,サーバの機密データ・パスフレーズが,プロジェクトを最初に作成したサーバのパスフレーズと一致しない場合,エラーが発生します。データベース層で暗号化されたデータにアクセスすると,「シンプル キー エンティティを取得できませんでした
」というメッセージが表示されます。この問題が発生しないようにするには,オリジナル・サーバと同じ機密データ・パスフレーズをインストールしてください。
サーバ・マシンに PDF ビューアがインストールされていない場合,HP ALM サーバ構成ウィザードの[ヘルプ]ボタンが応答しません。
回避策:Adobe Acrobat Reader または互換ソフトウェアをインストールし,PDF ファイルがソフトウェアによって自動的に開かれるように設定されていることを確認します。『HP Application Lifecycle Management インストールおよびアップグレード・ガイド』は,次の場所から直接開くこともできます:<ALM インストール・フォルダ>\application\20qcbin.war\Help\doc_library\pdfs\Install.pdf
ショートカット:ALM のインストール後,ショートカットがデスクトップ上に作成されません。
回避策:[HP ALM Platform]スタート・メニューのショートカットを使用するか,または<ALM のインストール・フォルダ>bin フォルダからデスクトップにショートカットを作成します。
ALM サーバのインストールには,Install Anywhere というサードパーティ製品を使用します。ドル記号($)は,Install Anywhere では予約済みの記号です。テキスト・パラメータの編集でドル記号($)を使用する場合は,$ ではなく $DOLLAR$
と指定してください。
Jetty
ALM 12.20 以降で使用される Jetty 9 では,AJP プロトコルのサポートは終了しています。これまで,フロントエンド Web サーバ(Apache または IIS)から ALM Jetty への AJP 接続を使用していた場合は,HTTP コネクタに切り替えることをお勧めします。詳細については,http://wiki.eclipse.org/Jetty/Howto/Configure_AJP13 を参照してください。
ALM 12.20 では,Jetty がバージョン 5 からバージョン 9 にアップグレードされます。ALM 12.50 にアップグレードする前に,jetty.xml(<ALM サーバ・ディレクトリ>\conf\jetty.xml)の設定を確認してください。SSL が有効になっている場合は,新しいサーバ証明書を入手するか,次の手順で既存の証明書をコピーしてください。
ALM 12.50 のインストール後に,証明書ファイルをターゲット・サーバにコピーします。
Jetty 上でセキュア接続を設定します。Jetty のセキュリティを確保する方法については,『HP ALM インストールおよびアップグレード・ガイド』の手順に従ってください。
ALM のインストール:DNS 名のリポジトリの場所にアンダースコア「_」を含めることはできません。
回避策:
IP アドレスに置き換えます。
または,「サイト管理」の[サイト設定]タブをクリックします。次に,BASE_REPOSITORY_PATH を編集してリポジトリの標準設定の位置を変更します。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM189843(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM189843)を参照してください。
クライアント証明書:ALM クライアントをロードしようとすると,初期化が失敗したことを示すエラー・メッセージが表示されることがあります。このエラーは,クライアント・マシンに新しいルート証明書がないことが原因として考えられます。Verisign コード署名の詳細については,次に示す Verisign の記事を参照してください。https://knowledge.verisign.com/support/ssl-certificates-support/index?page=content&id=AR1747&actp=search&viewlocale=en_US
回避策:2048 ビット・コード署名のルート証明書および中間証明書期間の証明書をインストールします。詳細については,次の Verisign の記事を参照してください。https://knowledge.verisign.com/support/ssl-certificates-support/index?page=content&id=SO19140&actp=search&viewlocale=en_US
クライアント・マシンにインストールされているウイルス対策ソフトウェアが,クライアント ALM ファイルのデプロイメントに干渉する場合があります。デプロイメントの速度が大幅に低下することがあります。
回避策:ウイルス対策ソフトウェアとウイルス定義ファイルを更新します。それでも問題が解決しない場合は,ウイルス対策ソフトウェアを無効にしてから,ALM をインストールします。
ActiveX コントロールをインストールする特権を持つ管理者でないユーザが,黄色の情報バーをクリックして ALM をインストールした場合,クライアントのインストールが失敗します。
回避策:管理者でないユーザは ActiveX コントロールをインストールする特権を持たないようにします。また,管理者でないユーザは必ず起動ページのリンクを使用して ALM Platform ローダをダウンロードするようにします。
サーバ・マシンとクライアント・マシンの間に基本認証を使用するフォワード・プロキシがある場合,次の前提条件が満たされる必要があります。ALM サーバへの初回接続前に,Webgate Customization Tool を使用してすべての ALM クライアントにプロキシ資格情報を設定する必要があります。このツールを実行するには,ALM クライアント・マシンで次のパスに移動し,適切なリンクをクリックします。
http://<ALM サーバ名>:[<ポート番号>]/qcbin/Apps/
WebGate Customization で,[Proxy Credentials]領域にある[Use these credentials]チェック・ボックスを選択し,[Proxy Username]ボックスと[Proxy Password]ボックスに値を入力します。[Save]をクリックし,[Close]をクリックします。
プロジェクト・リポジトリの移行:
リポジトリの移行の実行中には,プロジェクトのエクスポートや,既存のプロジェクトからデータをコピーすることによる新規プロジェクトの作成はできません。
リポジトリの移行の実行中に,ALM サーバでプロジェクトを非アクティブにし,別の ALM サーバでプロジェクトを復元すると,プロジェクトは両方のサーバの間で同期されず,破損する場合があります。
回避策:プロジェクトを非アクティブにする代わりに,1 つ目の ALM サーバからプロジェクトを除去します。
リポジトリの移行の実行中に,リポジトリ内でファイルを手動で追加したり,既存のファイル名を直接変更すると,次の制限が生じる可能性があります。ファイルが古いリポジトリに残り,リポジトリ移行レポートにレコードが存在しない可能性があります。
回避策:リポジトリの移行が完了した後で,リポジトリから手動でファイルを削除します。
多数のデバッグ・メッセージのために,リポジトリの移行に時間がかかる場合があります。
回避策:ログ・レベルを[警告]に設定します。
リポジトリの移行の実行中は,データベースまたはファイル・システムのバックアップを実行できません。
回避策:リポジトリの移行が完了する前にどうしてもデータベースまたはファイル・システムをバックアップする必要がある場合は,リポジトリの移行を中断し,プロジェクトを非アクティブにします。詳細については,『HP Application Lifecycle Management インストールおよびアップグレード・ガイド』を参照してください。
拡張機能を有効にした状態でプロジェクトをアップグレードするには,新しいバージョンでも同じ拡張機能を有効にする必要があります。プロジェクトをアップグレードする前に,新バージョンでも同じ拡張機能が利用可能であることを確認してください。詳細については,システム管理者にお問い合わせください。
ストアド・プロシージャ:プロジェクトをアップグレードする場合,プロジェクトのアップグレード・プロセスに必要な権限を持たないユーザが作成したストアド・プロシージャがプロジェクトに含まれていると,ALM のアップグレードは失敗します。
回避策:アップグレード前にストアド・プロシージャを保存して削除し,アップグレードが完了した後に戻します。または,ストアド・プロシージャの DB ユーザを,アップグレードに必要な権限を持つユーザに変更します。
ALM リポジトリが,リポジトリ・パスのベースとして,マップされたドライブ(非 UNC パス)を使用している場合,プロジェクトはアップグレードできません。
回避策:「サイト管理」の[サイト設定]タブで,リポジトリ・パスのベースを絶対パスから UNC パスに変更します。
プロジェクトのアップグレードの優先度:プロジェクトをアップグレードする際に,ALM は[プロジェクトの優先度]ダイアログ・ボックスに定義された優先度の値を使用しません。
データベース・スキーマ:
Oracle のプロジェクト・スキーマで,ALM プロジェクトの定義済みフィールドと同じ名前でテーブルやビューがユーザ定義されている場合,矛盾した動作の原因になります。
回避策:ユーザ定義のテーブルとビューのフィールド名を,一意の名前に変更します。
LN_LINK_TYPE フィールドのサイズを変更すると,プロジェクトのアップグレードが失敗します。
Microsoft SQL データベース:大文字と小文字を区別する SQL データベースを使用する場合,例外ファイルに名前が小文字のテーブルが含まれているとアップグレードが失敗します。
Oracle:Oracle データベースの ALM プロジェクトをアップグレードする場合,大きなトランザクションを実行したときに Oracle ロールバック・セグメント(RBS)のサイズが増大することがあります。大きなプロジェクト(データベース・サイズが 2 GB より大きいもの)をアップグレードする場合は,少なくとも 3 GB の空きがあるように,アップグレードの実行中は RBS のサイズを増やすことをお勧めします。アップグレード後,RBS のサイズをアップグレード前のサイズに戻せます。
ALM のセッション再接続機能を利用するには,カスタマイズ変更を保存する際に[メジャー変更]オプションの使用をできるだけ避けるようにします。プロジェクトを ALM 12.50 にアップグレードした後で,プロジェクト管理者は,カスタム・ユーザ・グループの[メジャー変更の許可]権限を確認し,この権限を持つユーザをできるだけ少なくするように調整します。
Oracle:[既存スキーマのコピーのアップグレード]を使用して ALM 12.x をインストールした後に ALM が続けて LAB_PROJECT のコピーを作成した場合は,検証レポートに,存在しないインデックス,トリガ,シーケンス,制約が表示されます。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00912265(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00912265)を参照してください。
Enterprise Integration Module for SAP Solutions 拡張機能が有効なプロジェクトからバージョン管理が有効なプロジェクトをインポートすると,ユーザはテスト計画モジュールからテストを作成できません。
回避策:サイト管理からプロジェクトを修復します。
テンプレート:既存のテンプレートやプロジェクトをコピーしてテンプレートを作成したり,既存のテンプレートをインポートする場合,間違ってバージョン管理の有効化オプションが表示されます。ALM でテンプレートを作成する際には,ソースのテンプレートまたはプロジェクトに基づいて,バージョン管理が有効または無効になります。
プロジェクトのインポート:プロジェクト・ファイルを ALM にインポートする場合,2 GB を超えるサイズのファイルはインポートできません。
プロジェクトの作成時,プロジェクト名またはドメイン名には°
,µ
,§
の各記号は使用できません。
プロジェクトのコピー:
プロジェクトをコピーするとき,DATACONST テーブルの非標準設定値はコピーされません。REPLACE_TITLE パラメータなどが該当します。
回避策:プロジェクトのコピー後,コピー先プロジェクトの DATACONST テーブルに手動で値を挿入します。
プロジェクトをコピーする場合,プロジェクトのサイズが大きすぎると,実行タイムアウト・エラーが発生することがあります。
管理,テスト・リソース,ダッシュボードのモジュールに REPLACE_TITLE パラメータを適用する場合,ALM サイドバーのモジュール名のみ置き換えられます。
プロジェクトを復元する場合,プロジェクト・リポジトリにある dbid.xml ファイルを選択してください。これにより,プロジェクトは元の ID を保持します。プロジェクトが元の ID を持っていない場合,次のクロス・プロジェクト機能が正しく動作しない可能性があります。クロス・プロジェクト・カスタマイズ,ライブラリのインポートと同期化,クロス・プロジェクト・グラフ。
ユーザと ALM サーバ間にプロキシ・サーバがある場合,ユーザは,プロキシ・サーバではなく ALM サーバの URL が記載された電子メールを受信することがあります。ただし,電子メールの URL からは ALM にアクセスできません。
回避策:サイト・パラメータ ENTITY_LINK_HOST および ENTITY_LINK_PORT を使用して URL を設定します。
古いメジャー・バージョンの QCP ファイルをインポートする操作はサポートされていません。インポートしようとするとエラー・メッセージが表示されますが,内容がわかりにくく,エラーの原因も明記されていません。
NULL 値が許可されないカラムを BP_ITERATION(または BL テーブルと HIST テーブル)に追加すると,プロジェクトを ALM にアップグレードする際に「カラム数が不足しています」
というエラーが発生します。
回避策:余分なカラムをテーブルから削除します。
ALM 11.x 以降では,シンボリック・リンクが実際のパスに変換されます。ALM のドメインとプロジェクトの物理ディレクトリは実際のパスです。動的に変更することはできません。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM01002101(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM01002101)を参照してください。
プロジェクトのコピー操作が(サーバが利用不可になるなどの理由で)中断された場合は,ソース・プロジェクトは非アクティブのままとなり,「サイト管理」からはアクティブにできません。
回避策:
アップグレードしたプロジェクトでは,[Create]権限が割り当てられているユーザ・グループに[Update]権限がない場合,次の制限が生じます。新しいエンティティを作成しようとすると,すべてのエンティティ・フィールドが読み取り専用になります。このため,ユーザはエンティティを作成できません。
回避策:[Create]権限が割り当てられているエンティティには,[Update]権限も割り当てます。
パフォーマンス・テスト・スペシャリストのグループを元に作成したユーザ・グループは,[プロジェクトのカスタマイズ]でアクセス許可を割り当てても,非公開ホストを追加できません。
プロジェクト管理者が別のユーザのプロパティを変更している間は,[プロジェクトのカスタマイズ]でユーザ・プロパティを保存することはできません。
回避策:プロジェクト管理者が[プロジェクトのカスタマイズ]を終了するまで待ちます。
以前はテンプレートにリンクされていたプロジェクトを,テンプレートのない別のサーバに復元すると,[プロジェクトのカスタマイズ]が読み取り専用になります。
回避策:Linked_Template_Items データベース・テーブルをクリアし,サーバを再起動してプロジェクトにログインします。
リンクされたプロジェクトにテンプレート・プロジェクトから適用されたプロジェクト・カスタマイズは,オープン・テスト・アーキテクチャ(OTA)を使用して編集可能です。
IPv6 のサポート:ALM は,IPv6 対応システムでの動作が可能です。ただし,ALM 自体は IPv4 環境で開発されています。このため,ALM には次のことが当てはまります。
データ通信は IPv4 トランスポートを使用して実行できます。
管理通信は IPv4 トランスポート経由で行われます。
IPv4 ネットワーク・スタックが存在することが必要です。
ロケールが異なる複数のマシンで同じユーザ名を使用して ALM にログインした場合,ログイン時,モジュール間の移動時,[プロジェクトのカスタマイズ]への移動時にエラーが発生することがあります。
Microsoft Windows 2008 R2 SP:[名前を付けて保存]ダイアログ・ボックスを使用する際に,ファイルが選択されていると,入力したファイル名は無視されます。ファイルは選択したファイル名で保存されます。
[テキスト検索]機能または[詳細フィルタ]を使用していて,システムに高い負荷がかかっている場合は,パフォーマンスに影響が出ることがあります。この場合,環境,特にデータベース・サーバのチューニングおよび最適化を反復して実行する必要があります。必要に応じて,これらの問題に対処するためのパッチが将来提供される場合があります。
特定のフォルダ内のデータを特定のユーザ・グループから非表示にするためにデータ非表示フィルタを使用し,その後そのフォルダを削除すると,そのグループに属するユーザが ALM にログインできなくなります。
回避策:プロジェクト管理者が,[プロジェクトのカスタマイズ]でデータ非表示フィルタを変更する必要があります。
Unicode のサポート:次の ALM 機能は Unicode サポートに含まれていません:
ワークフロー・スクリプト・エディタ:プロジェクト・カスタマイズから利用可能
自動ランナー:テスト・ラボ・モジュールから利用可能
システム情報:[添付ファイル]ビューで,[システム情報]ボタンをクリックすることにより利用可能
画面キャプチャ/スナップショット:[添付ファイル]ビューで,[スナップショット]ボタンをクリックすることにより利用可能
要件からテストへの変換ウィザード:要件モジュールで,[テストへ変換]コマンドを実行することにより利用可能
テストの作成:要件モジュールで,[テストの生成]コマンドを実行することにより利用可能
VAPI-XP スクリプト・エディタ:テスト・ラボ・モジュールの[スクリプト]ビューに組み込まれているコントロール
ドキュメント・ジェネレータ:メイン ALM メニューから利用可能
Excel レポート:ダッシュボード・モジュールから Excel レポートを表示することにより利用可能
サイト管理
4 GB より大きいファイルは,ALM にアップロードできません。たとえば,添付ファイル,テスト結果,テスト・リソースなどです。
ショートカット・キー:モジュール・メニューのオプションをフォーカスするには,ALT キーを使用します。
Service Test Management:Service Test Management モジュールは ALM に含まれなくなりました。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00748092(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00748092)を参照してください。
サイト管理で拡張機能を有効にすると,関連するテスト・タイプを ALM のテスト・タイプ・リストから利用できません。
回避策:拡張機能を有効にしてから Microsoft Internet Explorer ブラウザを再起動します。
Firefox で[このページによる追加のダイアログ表示を抑止する]オプションをオンにすると,新規ダイアログを開くことができません。
回避策:Firefox で[このページによる追加のダイアログ表示を抑止する]オプションをオンにしないようにします。
フィルタリング:[バージョンのチェックアウト実行者]フィールドと[バージョンの所有者]フィールドを使用してエンティティをフィルタしても,チェックインしたエンティティがフィルタに含まれます。
回避策:チェックインしたエンティティを除外するには,[バージョンのステータス]フィールドを使用します。
既存のプロジェクトでバージョン管理を行う場合,最初のバージョン管理アクション(チェックアウト,チェックイン,履歴表示など)が発生すると,最初のチェックイン時刻が設定されます。
次のテスト・タイプを使用する場合,バージョン管理はサポートされません:仮想ユーザ・スクリプトおよび LoadRunner シナリオ。
バージョン・コントロールが有効なプロジェクトでは,チェックアウトしたエンティティのコピーおよび貼り付けはできません。また,チェックアウトした関連するエンティティのあるエンティティのコピーおよび貼り付けもできません。
回避策:コピーおよび貼り付けの前に,エンティティをチェックインするか,チェックアウトを取り消します。
[比較の設定]ダイアログ・ボックスの[要件]タブ,または[テスト]タブの[カバレッジ]チェックボックスを選択すると,ALM はカバレッジを考慮します。カバレッジを無視するには,[要件]タブおよび[テスト]タブの[カバレッジ]チェックボックスをクリアしなければなりません。したがって,たとえば要件のみが含まれるライブラリの[カバレッジ]チェックボックスを選択またはクリアした場合,この設定は保存され,テストのみを含むライブラリを比較する場合にも適用されます。
バージョン管理が有効なプロジェクトで,別のユーザがチェックアウトしたエンティティが存在する場合にライブラリを同期すると,チェックアウトされたエンティティが同期されません。同期後にライブラリを比較すると,別のユーザがチェックアウトしたために同期されなかったエンティティは,実際には違っているにもかかわらず,[ライブラリ比較ツール]ダイアログ・ボックスで[変更済み]と表示されません。
ベースラインをキャプチャできません。ベースラインの検証プロセス中,"capture_baseline"
機能で一部エンティティにおいてサイズの上限を超過したことを示すエラー・メッセージが表示されます。
回避策:サイト管理の[サーバ設定]タブに,次のサイト・パラメータを追加します。
LIBRARY_FUSE - 300000
このパラメータ値は,パフォーマンスの最適化を目的に,ライブラリ内の各エンティティの最大数を計算する際の基準数となります。標準設定値は 2500 です。
計算は次のように行われます。
この値の検証は,ベースラインの作成時,ライブラリのインポート時,ライブラリの同期時に行われます。
CLOSURE_ROWS_FUSE_FACTOR_PCT – 300000
このパラメータ値により,すべての機能(ベースライン,バージョン管理,コピー/貼り付けなど)を閉じるときに許可する各テーブル(エンティティ)の行数の上限を調整できます。標準設定値は 100 です。これは,各エンティティの行数で最初に定義されている上限の 100% を意味します。たとえば 300000 に設定すると,最初に設定した上限値を 3000 倍した値が適用されます。
トレーサビリティ・マトリクス・ビュー:[Total number of trace from]テーブルと[Trace From]テーブルに行が 1 つしかない場合,もしくは[Total number of linked tests]テーブルと[Linked Tests]テーブルに行が 1 つしかない場合は,トレーサビリティ・マトリクス・レポートを生成できません。
バージョン管理:この制限は,評価要件でない要件をチェックアウトする際に発生し,要件は評価要件に変更されます。この要件は,もう一度チェックインするまで,RBQM 分析の対象となりません。
代理要件を削除せずにビジネス・モデル・ツリーからモデルを削除した後で,同じモデルを再インポートすると,新しい代表要件が「_1」というサフィックス付きで作成されます。
モデル・アクティビティの色とフォントが ALM にインポートされません。アクティビティは標準設定の色とフォントで表示されます。
モデル・パスにループが含まれる場合,ループは無視され,アクティビティはパス内で 1 回だけリストされます。ループで始まるかループで終わるパスは考慮されません。
再インポートされたモデルが大幅に変化した場合,パスが自動的に解決されない場合があります。
回避策:未解決のパスはアイコンで示されます。該当するパスを手動で解決します。
リソース・フォルダにあるファイルと同じ名前を持つファイルを含むフォルダをアップロードする場合,ファイルはアップロードされますが,元のファイルは削除されません。
テスト実行:ラテン文字以外の文字を[ドメイン名]フィールドと[プロジェクト名]フィールドで使用すると,テスト・セット実行サマリを通知する電子メールでこのフィールドの文字が正しく表示されません。
固定されたテスト・セット:次のテスト・タイプは固定されたテスト・セットに追加できません。仮想ユーザ・スクリプトおよび LoadRunner シナリオ。
タイムスロット:事前定義された時刻形式をカスタマイズしてクライアントのシステム時刻に使用すると,タイムスロットは正常に動作しません。
ラボのエンティティのカスタマイズ:ラボ・プロジェクトでエンティティをカスタマイズした後で,ALM に戻ってログインすると,エラーが発生する場合があります。
回避策:プロジェクトにログインする前に,クライアント・マシン上の TD_80 フォルダを削除します。
ホスト・モジュールで,[ホストの用途]の値として,「UFT (GUI Testing)」と「UFT (API Testing)」ではなく,「Quick Test Professional」と「Service Test」が表示されます。
回避策:「UFT (GUI Testing)」には「Quick Test Professional」を使用し,「UFT (API Testing)」には「Service Test」を使用します。
Performance Center パッチを Performance Center ホストにインストールする目的で 30 分(標準設定)のメンテナンス・タイムスロットをスケジュール設定すると,「ホストを再起動できません
」というエラーが発生します。
回避策:メンテナンス・タイムスロットの時間を長くし(45 分以上),パッチのインストール操作を再開します。
機能テスト・セット:
アクティブ状態の過去の実行を持つテスト・インスタンスを含む機能テスト・セットを削除しようとすると,エラーが発生し,テスト・セットは削除されません。
特定のホスト要件を持つテスト・インスタンスを 1 つ以上使用してテスト・セットを作成し,このホストの用途に,テスト・セット内にある残りのテスト・インスタンスで必要な用途が含まれている場合,テスト・セットで要求されるホストはこのホストのみに限定されます。この場合,このホストでエラーが発生しても別のホストに切り替わることはないので,テスト・セットは実行不能になります。
回避策:[要求されたホスト]タブで自動適合ホストを追加します。これにより,残りのテスト・インスタンスの用途が設定されます。
手動コンポーネントを使用するテストが機能テスト・セットに含まれている場合,この機能テスト・セットを実行するとエラーが発生します。エラーの詳細については,イベント・ログを参照してください。
サーバ側の実行(機能テスト・セット)とクライアント側の実行(標準設定テスト・セット)を使用して,同じマシン上で複数のテストを同時に実行することはサポートされていません。
実行レポート:
プロジェクト名にラテン文字以外の文字が含まれている場合,実行レポートは開きません。
回避策:プロジェクト名を変更します。
実行レポートでは,125% の倍率や,「中」以外のフォント・サイズはサポートされません。
回避策:Internet Explorer で[表示]>[拡大]メニューを選択し,倍率を 100% にリセットします。[表示]>[文字のサイズ]メニューを選択し,フォント・サイズを「中」に変更します。
Microsoft Internet Explorer 9。ALM Web クライアントまたは Performance Center の作業後にサーバ側の実行レポートを開こうとすると,エラーが発生します。
回避策 1:Internet Explorer のインスタンスをすべて閉じ,[タスク マネージャー]で iexplore プロセスが実行中でないことを確認します。ALM を再度開き,レポートを表示します。
回避策 2:ALM Web クライアントが開いている場合,ログオフしてからレポートを再度開きます。
ビューア・グループ(標準設定のユーザ・グループ)をベースにしたグループに所属するユーザは,サーバ側実行で BPT テストを実行できません。
回避策:[プロジェクトのカスタマイズ]で[グループとアクセス許可]ページにアクセスし,グループ・リストからユーザ・グループを選択して[アクセス許可]タブをクリックします。[テスト ラボ]タブをクリックします。[Run]エンティティで,[タイムスロット ID]を選択します。
自動テストは,サーバ側の実行とクライアント側の実行を同時に使用して実行することはできません。
a* a
」または「a%a
」という表現を検索すると,エラー・メッセージが表示されることがあります。プロジェクト・レポート:添付ファイルの名前に I18N 文字が含まれる場合,このファイルへのハイパーリンクが正しく表示されません。ハイパーリンクをクリックすると,エラーが発生します。
デザイン・ステップ・テーブル・テンプレートを使用して生成されたプロジェクト・レポートに次のフォーマット・エラーがあります。デザイン・ステップ・テーブルのステップ名のフォントが,2 語目以降変化します。このエラーは,ALM 11.51 以降で作成されたプロジェクトでは修正されていますが,それより前のバージョンの ALM で作成されたプロジェクトでは引き続き発生します。
回避策:[プロジェクトのカスタマイズ]で[プロジェクト レポート テンプレート]モジュールに移動します。[Design Steps Folder] > [デザイン ステップ テーブル テンプレート]を選択します。[テンプレートのダウンロード]ボタンをクリックして,ファイル・システムに保存します。ファイルを選択して開きます。<<Step Name>>
を含むテキストのフィールドを強調表示し,フォント・サイズを 9 に変更します。ドキュメントを保存します。ALM に戻り,[テンプレートのアップロード]ボタンをクリックして,保存したテンプレートをファイル・システムから選択します。
グラフ:ダッシュボード・モジュールで進行状況グラフを生成した場合,このグラフには以前のバージョンの ALM とは異なる情報が表示されることがあります。これは,グループ分けの基準となるフィールドについて[プロジェクトのカスタマイズ]で[履歴]オプションが有効になっていないか,あるいは,グラフの表示対象期間のどこかで[履歴]オプションが有効になっていなかった場合に発生する可能性があります。
要件:[テスト]レポート・セクションの子として[要件カバレッジ]レポート・セクションを作成する場合,[要件カバレッジ]のフィルタに[テスト]フィールドを含めると,これらのフィールドはカバレッジをフィルタ処理する際に無視されます。
要件:[テスト]レポート・セクションの子として[要件カバレッジ]レポート・セクションを作成する場合,レポート・テンプレートに[テスト]フィールドを含めると,これらのフィールドは作成されたレポートで空になります。
Excel にエクスポート:メモ・フィールドの画像が Excel にエクスポートされません。
Unified Functional Testing(UFT):
UFT テストを保存し直すと,壊れた関係は削除され,ALM の[依存関係]タブには表示されなくなります。UFT テストに壊れた依存関係がある場合(依存するアセットが削除された場合など),これは ALM では期待どおりに壊れた関係として表示されます。後で UFT テストに別の依存関係を追加した場合,新しい依存関係は ALM に表示されます。[依存関係]タブには,壊れた依存関係は依存関係として表示されませんが,アクションは存在しないアセットをまだ参照しているため,テストを実行すると失敗します。UFT では,存在しないアセットは引き続き期待どおりに存在しないアセットとして表示されます。
テストやコンポーネントに関連付けられた環境変数ファイルが ALM に保存されていて,それを ALM の[添付]タブで変更した場合は,テストを再度開くまで変更内容が適用されません。
ALM から UFT スクリプトを起動する場合,そのスクリプトを実行するユーザにはシステム・キャッシュ・フォルダの読み取り権限と書き込み権限が必要です。
Load Generator SA が稼働しているマシンに UFT をインストールする場合,UFT スクリプトを再生可能にするには LoadRunner Agent Service を再起動する必要があります。
Unicode:ALM と他の製品の統合は Unicode に対応していません。そのため,次の点に注意してください。
ALM に保存されたテストまたはコンポーネントを使用する場合は,Unicode の値を使用しないでください(テストまたはコンポーネントの名前,アプリケーション領域の名前,テスト・パラメータ,アクション・パラメータ,またはコンポーネント・パラメータの標準設定値,メソッド引数の値など)。
ALM から UFT に送信されるデータ(テスト・パラメータ,アクション・パラメータ,またはコンポーネント・パラメータの値など)は Unicode に準拠していません。
作成したエンティティのワークフロー・スクリプトを変更した場合,変更内容はコピーしたエンティティに適用されません。
オープン・テスト・アーキテクチャ(OTA)を使用する場合,リストの通番が 1 から始まることに注意してください。たとえば,mylist.Item(1)
は myList リストの最初の項目を参照します。以前のバージョンの ALM で,通番が 0(ゼロ)から始まる OTA リストを使用していた場合は,1 から始まるようにリストを手動で更新する必要があります。
お気に入り:OTA 接続の共通設定または固有設定,あるいは COMMON_SETTINGS テーブルから,お気に入りフィルタを読み取ることができません。お気に入りエンティティに対する新しい API を使用してください。
ユーザの作成:LDAP が有効な場合,API でユーザを追加できません。
不具合:不具合コメントを読み取り専用に設定しても,[コメントを追加]ボタンが無効になりません。
添付:[新規不具合]ダイアログボックスで添付ファイルを削除する場合,間違ったアクションが起動されます。
要件ツリーまたは[要件カバレッジ]タブを閉じるためのワークフロー・アクションがありません。
FieldCanChange ワークフロー・イベントの NewValue パラメータは,[ターゲット サイクル]または[ターゲット リリース]フィールドの値が変更されると値を返しません。
回避策:次のスクリプトを実行します。
Function <entity>_FieldCanChange(FieldName,NewValue)
For i = 1 To NewValue.Count
MsgBox NewValue.Item(i).Name
Next
End Function
NewValue は ISysTreeNode オブジェクトのリストです。
バージョン管理が有効になっているプロジェクトでは,データを変更する既存のオープン・テスト・アーキテクチャ・アプリケーションでエラーが発生します。コード内で項目を変更する前に項目をチェックアウトし,ポスト後にチェックインするように,コードを変更する必要があります。
ワークフロー・スクリプトとオープン・テスト・アーキテクチャ・アプリケーションは,ログイン・ユーザの権限で実行されます。スクリプトを作成したユーザの権限ではありません。コマンド・オブジェクトのような保護されたオブジェクトを使用するスクリプトおよびアプリケーションは,プロジェクトのセキュリティ設定およびユーザが所属するグループによっては失敗する場合があります。
ALM サーバに TRACE 要求を送信すると,「501 Not implemented」ステータスコードではなく「403 Forbidden」ステータスコードが返されます。
回避策:TRACE メソッドを有効にします。<デプロイメント・フォルダ>\webapps\qcbin\WEB-INF フォルダの下の web.xml ファイルに,次のセキュリティ制約を追加してください。
<web-app>
.....
<!-- SECURITY CONSTRAINT #1 -->
<security-constraint>
<display-name>Allow unprotected TRACE</display-name>
<web-resource-collection>
<url-pattern>/*</url-pattern>
<http-method>TRACE</http-method>
</web-resource-collection>
</security-constraint>
....
</web-app>
次に示す問題は,変更されたワークフロー・イベント,アクション,オブジェクトに関するものです。必要な場合,既存のスクリプトに後方互換性を持たせるように変更する方法が記載されています。
[プロジェクトのカスタマイズ]で,ワークフロー・スクリプト・エディタのスクリプト・ツリーに次のワークフロー・イベントが表示されません。次のワークフロー・イベントは,後方互換性を持たせる目的でサポートされており,アップグレード済みのプロジェクトでのみ利用できます。
GetNewReqPageName
GetReqDetailsPageName
GetNewBugPageName
MoveToFolder
MoveToSubject
MoveToComponentFolder(ComponentFolder_MoveTo に名前を変更)
GetDetailsPageName--不具合エンティティだけでなくすべてのエンティティでサポートされるようになり,次のイベントを置き換えます。
GetNewReqPageName
GetReqDetailsPageName
GetNewBugPageName
CanDelete イベントが,テスト,テスト・フォルダ,テスト・セット,テスト・セット・フォルダ,ビジネス・コンポーネント,ビジネス・コンポーネント・フォルダに追加されました。Quality Center 10.00 の構文は,下位互換性のために,アップグレードしたプロジェクトでも引き続きサポートされます。
ワークフロー・スクリプトでは,Lists オブジェクトは,プロジェクトエンティティの[プロジェクトのカスタマイズ]で ルックアップ・リスト・タイプとして定義されているフィールドでのみ使用できます。ALM/Quality Center の以前のバージョンでは,タイプがルックアップ・リストと文字列のフィールドで Lists オブジェクトを使用することが可能でした。
回避策:[プロジェクトのカスタマイズ]で,タイプをルックアップ・リストに変更します。定義されたルックアップ・リストに表示されていない値を指定するには,[値の検証]チェック・ボックスをクリアします。
ALM 11.50 で追加された新しい HTML タグは,特定のメモ・フィールドの HTML 構造に依存するワークフロー・スクリプトや外部ツールではサポートされない可能性があります。
回避策:ワークフロー・スクリプトまたは外部データ・ツールを,新しい HTML 構造に合わせて更新します。
次に示す問題は,ALM でのビジネス・コンポーネント,フロー,ビジネス・プロセス・テストの使用に関するものです。UFT でのビジネス・コンポーネントの使用に関する問題の詳細については,関連する製品の Readme ファイルを参照してください。
マニュアル・ランナーからビジネス・プロセス・テストを実行するときに,ワークフロー・スクリプトで設定されているグローバル・パラメータとオブジェクトの値に ALM がアクセスできません。
回避策:オブジェクトの場合,パブリック・オブジェクトにアクセスする前にスクリプトで再作成してください。
本項の内容
LoadRunner に関する注記と制限については,『HP LoadRunner 12.50 Readme』(http://lrhelp.saas.hp.com/en/12.50/dat/Readme.htm)を参照してください。
Oracle が Performance Center サーバ用のマシンにインストールされている場合,HTTPOra サービスが IIS ポートを使用します。このマシンを Performance Center サーバとして使用するには,HTTPOra サービスを停止して無効にしてから,IIS を実行し,Performance Center サーバをインストールしてください。
Performance Center 12.50 を Performance Center 12.xx に上書きインストールすると,SSL 証明書ファイルがインストール時に置き換わります。クラウドベースの Load Generator でカスタム SSL 証明書を使用している場合は,証明書が削除されてから標準設定の証明書に置き換わります。
回避策:Performance Center 12.50 のインストールを開始する前に,次のディレクトリの証明書ファイルをバックアップします。<インストール場所>\dat\cert
バックアップした証明書ファイルは,Performance Center 12.50 のインストール後に <インストール場所>\dat\cert にコピーします。
Performance Center 12.50 ホストを使用してインストールされた VuGen マシンからは,HPLN は使用できません。次のエラーが発生します。
The file 'C:\live-network-connector\Inc\bin\live-network-connector' is missing.Please check your installation
回避策:HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00966625(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00966625)を参照してください。
ラボ管理で Performance Center 12.x サーバの追加や設定を行う際には,操作が失敗し,次の IIS 設定エラーと ID 変更エラーのいずれかが発生します。
Change Machine Identity failed.Reason: Value cannot be null
The IIS configuration of Performance Center server failed.Reset IIS and add or reconfigure the Performance Center server
javax.xml.ws.WebServiceException:Could not send message
回避策:HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00966287(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00966287)を参照してください。
システム・ユーザに管理者権限がない環境で仮想ユーザ・ログを表示するには,このユーザに,Controller マシン上の %windir%\system32 ディレクトリに対するすべての権限を割り当ててください。
診断プローブのどれかがオフラインの場合,Performance Center はリスト内の残りのプローブとの接続を確立しようとしません。負荷テストは問題なく実行されますが,診断メトリックスは収集されません。負荷テストが開始されるまで待って,すべてのプローブが正常に接続されているかどうかを確認してください。接続されていない場合は,テストを停止し,問題のあるプローブを削除してから,負荷テストを再び開始してください。
IIS ロールの一部として URL 承認機能がインストールされて有効にされている場合,My Performance Center ページが正しく表示されず,スクリプトのアップロードや負荷テストの開始といった機能に問題が生じる可能性があります。詳細については,HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM01430489(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM01430489)を参照してください。
スクリプトを Performance Center にアップロードする場合,スクリプト・ファイル名と Performance Center サーバのインストール・パスを組み合わせた長さは,100 文字以下である必要があります。
Performance Center は,Linux プラットフォームでの Sybase 仮想ユーザの実行をサポートしません。
HTML ベースの仮想ユーザで自動プロキシ設定を使用する場合,大規模なパフォーマンス・テストの実行中に Performance Center ホストのメモリ使用量に影響が発生することがあります。
仮想ユーザを Linux の Load Generator で実行すると,「Snapshot on Error」が表示されません。
仮想ユーザ・スクリプトがコンパイルされた仮想ユーザの場合,Controller は .dll をリモート・マシンに送信しません。
回避策:VuGen を使用して,スクリプト・ファイル・リストに .dll を追加し,スクリプトをプロジェクトにアップロードします。
次の仮想ユーザはファイアウォール越しにはサポートされません。Corba-Java,RMI-Java,Jacada,Java。
Windows 7 環境の Load Generator マシンで VB 仮想ユーザを再生するには,管理者権限が必要です。
チェックアウトしたスクリプトを ALM 接続を使用して VuGen から開くと,Performance Center からチェックインできなくなります。同じでユーザで VuGen と Performance Center にログインすると,この制限がかかります。
回避策:VuGen からスクリプトをチェックインします。
モニタ・プロファイルで負荷テストを作成し,別のプロジェクトにコピーする際にリンクされたエンティティを選択しない場合,モニタ・プロファイルを削除できなくなります。
Load Generator Over Firewall マシンは,Load Generator またはネットワーク遅延モニタ用のソース・マシンとして使用できますが,両方の用途に同時に使用することはできません。
ホスト・モニタ・グラフに[Total Processor Time]が表示されません。これは,クライアント・マシンとサーバ・マシンの時間の同期に関する Microsoft の問題が原因で発生します。
ネットワーク遅延モニタの標準設定を変更するには,TCP ではなく ICMP を使用してください。
SAPGUI クライアントのインストールで特定のログイン・ユーザを指定すると,別のユーザでログインした場合に SAPGUI を使用できなくなることがあります。
回避策:SAPGUI クライアントのインストールでは,IUSR_METRO またはこれに相当する Performance Center ユーザ(PC ID)を使用してください。
結果の照合作業をすぐには行わないように Performance Center を設定している場合,Diagnostics データ用の追加設定が必要になります。Diagnostics サーバの<Diagnostics のホーム>\Server\etc ディレクトリにあるserver.properties ファイルを変更し,distributor.offlinedelivery.preserveFiles = true を設定します。
実行結果は,最大 5 日間保存されます。保存期間を長くするには,Diagnostics サーバの<Diagnostics のホーム>\Server\etc ディレクトリにある webserver.properties ファイルで,標準設定の facade.run_delete_delay=5d の日数を長くします。
パフォーマンステスト実行で使用する Load Generator マシンが Controller 以外にない場合,Performance Center では診断結果の照合を行えません。
回避策:Diagnostics .eve ファイルを Diagnostics Server /data/<実行 ID> から Performance Center の結果フォルダ<LT 結果フォルダ>\j2ee_bd に手動でコピーします。
アナリシスで Diagnostics データを表示するには,アナリシスのオプションを使って,サマリ・データではなくデータ全体を開いてください。
Performance Center では,Collector メトリックス,Probe メトリックス,Host メトリックスの照合はできません。このデータはアナリシスには表示されませんが,パフォーマンス・テストの実行中にオンラインで表示されます。
データ照合中に Performance Center ホストが Diagnostics Server にアクセス不能になると,Performance Center は Diagnostics メトリックスを照合できなくなります。
Controller を唯一の Load Generator マシンとして使用してパフォーマンス・テストを実行すると,診断データを照合できなくなる場合があります。
回避策:Controller マシンでは仮想ユーザを実行しないでください。
パッチのリモート・インストール機能は,Performance Center 保証パッチのインストールのみに使用してください。
IP ウィザードを使って 1 つのホストに複数の IP を定義する場合は,事前にホストを ALM に追加しておいてください。
クラウド・アカウントの作成に失敗した場合,次のエラーがサーバ・ログに表示されます。sun.security.provider.certpath.SunCertPathBuilderException: unable to find valid certification path to requested target.
回避策:クラウド・アカウントを作成する前に,クラウドとの通信のためのネットワーク設定を定義し,デジタル証明書を作成する必要があります。詳細については,『HP ALM ラボ管理ガイド』および HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00891595(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00891595)を参照してください。
HP Cloud でのホストのプロビジョニングに失敗すると,次のエラーが表示されます。"Quota exceeded for ram: Requested <amount>, but already used <amount> of <totalAmount> ram"
回避策:HP Cloud では,各領域にプロビジョニング可能な RAM 容量を制限しています。プロビジョニングしようとしているホストの RAM 要件が領域の制限を超える場合,このエラーが発生します。HP Cloud サポートに問い合わせて,アカウントの制限を確認してください。
HP Cloud でのホストのプロビジョニングは,標準設定のセキュリティ・グループを使用する場合のみサポートされます。標準設定のセキュリティ・グループは,最小限必要なルールで設定する必要があります。ホストのプロビジョニングの詳細については,『HP ALM ラボ管理ガイド』を参照してください。
新しいクラウド・ホスト・テンプレートを作成すると,[ホスト インストール]フィールドの標準設定値が[Windows Standalone LG
]に設定されます。Linux 環境の画像を使用している場合は,必ず[ホスト インストール ]フィールドを[Unix Load Generator
]に設定してください。
Amazon EC2 Cloud で Load Generator をプロビジョニングする際に,Amazon セキュリティ・グループ名にスペースが含まれていると,次のエラーが発生します。"Invalid expression [<security group name>].Message: literal ['xxx'] is illegal"
回避策:Amazon でスペースを含まないセキュリティ・グループを新規作成します。
Microsoft Azure クラウド:多数のホスト(最大 50)をプロビジョニングする場合,Azure Active Directory Access Control Service の制限により,問題の発生率が高くなります。
プロビジョニングに失敗すると,次のエラーがサイト管理のログに表示されます。The supplied password must be 8-123 characters long and meet password complexity requirements.
回避策:プロビジョニングを再度実行し,オペレーティング・システムのパスワード複雑性要件を満たすパスワードを選択します。
td パスワードに等号(=)が含まれていると,Performance Center 機能(システムのヘルスや負荷テストの実行など)が正常に動作しなくなります。td ユーザのパスワードには,等号(=)を指定しないでください。
NTLM 認証を使用してプロキシ・サーバ経由で ALM を使用する設定を行っている環境では,Performance Center サーバを ALM に追加する際に,NTLM 認証で使用するプロキシ・サーバの値を[内部 URL]フィールドに指定すると,Performance Center の負荷テストで結果照合が失敗します。
回避策:Performance Center サーバを ALM に追加するには,Performance Center サーバへの直接 URL を[内部 URL]フィールドに入力します。
ファイアウォール越しのパフォーマンス・テストを,Load Generator の 1 つの用途だけを持つホストで実行した場合,照合に失敗します。
照合または分析用に保存できるファイルの最大数は,WinZip の上限である 65,535 個です。実行時のログ設定をデバッグ・モードに変更し([実行環境の設定]>[全般:ログ]>[拡張ログ]),数百の仮想ユーザを使ってパフォーマンス・テストを 1 時間以上実行すると,ファイル数が上限を超えてしまい,WinZip で zip ファイルを作成できなくなることがあります。
Citrix Connection Center が同じマシン上の別のユーザ・セッションで実行されている場合,Citrix ICA スクリプトの記録と再生ができないことがあります。
回避策:すべてのユーザの concenter.exe プロセスのすべてのインスタンスを閉じます。Citrix Connection Center が自動的に起動しないようにするには,ConnectionCenter レジストリ・キーを空の値に設定します。このキーは次の場所にあります。
32 ビット・システムの場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVers ion\Run
64 ビット・システムの場合:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Wind ows\CurrentVersion\Run
Performance Center を「ロックダウン」モードで使用する場合(PC システムのユーザが管理者でない場合),ALM からスクリプトをアップロードしたときに次のエラーが発生します。「スクリプトのアップロードが失敗しました。エラー: ALM クライアントのダウンロードに失敗しました。ネットワーク接続とユーザのネットワーク資格情報を確認してください。」
回避策:管理者ユーザでスクリプトを 1 回アップロードします。このプロセスにより,Performance Center サーバ・マシン上のすべてのユーザに対して ALM クライアントがインストールされます。少なくとも 1 つのスクリプトを正常にアップロードしたら,Performance Center システムのユーザを管理者以外のユーザに切り替えてかまいません。
注:複数の Performance Center サーバを使用している場合,各 Performance Center サーバ上でこの回避策を実行してからユーザを切り替える必要があります。この場合,1 つの Performance Center サーバを追加し,アップロードを実行し,サーバの状態を「利用不可」に設定し,もう 1 つのサーバを追加し,別のスクリプトをアップロードする必要があります。
使用状況レポート:過去に削除したユーザ名を使って新しいユーザを作成すると,古いユーザ名の統計データとの合計がレポートに表示されます。
回避策:削除したユーザ名は再利用しないでください。
HP Network Virtualization:Performance Center 12.50 から HP Network Virtualization を使用している場合,Microsoft Internet Explorer 11.00 はサポートされません。
回避策:HP ソフトウェアのセルフ・ソルブ技術情報の記事 KM00959046(https://softwaresupport.hp.com/group/softwaresupport/search-result/-/facetsearch/document/KM00959046)を参照してください。
CDA サーバ・モジュールは,PC Standalone ライセンス・タイプでは利用できません。
[PAL レポート]表示枠と[運用データ セットの管理]表示枠でサブフォルダを作成しようとすると,ユーザ・インタフェースが停止します。
回避策:ユーザ・インタフェースを更新します(F5)。データは失われません。
PAL データ・セット・クリエータ・ウィザードで Webtrends ホストを定義する場合,必ず Webtrends Data Extraction API ホストの URL(http://<Webtrends Data Extraction API マシン>:<ポート>
)を入力します。Webtrends サーバの URL を入力しないでください。
SiteScope:トポロジ統合は,SiteScope 11.30 の Community エディションではサポートされていません。統合を有効にするには, SiteScope ライセンスのアップグレードが必要です。ライセンスのアップグレードの詳細については,『HP SiteScope デプロイメント・ガイド』を参照してください。http://www.hp.com/go/sitescope/.
ステップ・ナビゲータ表示枠が表示されている場合,再生中にパフォーマンスの低下が起きることがあります。
回避策:スクリプトを再生する際にはステップ・ナビゲータ表示枠を閉じます。ステップ・ナビゲータ表示枠を含まないように再生レイアウトを設定することもできます。
ブラウザで接続中の ALM サーバとは異なるバージョンの ALM サーバに接続しようとすると,Analysis でエラーが発生します。
回避策:ブラウザでもう 1 つのバージョンの ALM に接続し,[Application Lifecycle Management]リンクをクリックしてクライアント・ファイルをダウンロードします。
本項の内容は,次のとおりです。
多言語サポートを有効にするには,DB サーバと FS サーバを Unicode 対応にする必要があります。Unicode は,多言語サポートに対応する MS-SQL の機能です。Oracle では,サーバのインストール時に多言語サポートが定義されます。
Oracle UTF-8 データベースでは,英語以外の複数言語でテキストを入力できます。MS-SQL データベースでは,プロジェクトを Unicode として定義すると,多言語サポートが有効になります。また,既存の MS-SQL プロジェクトを Unicode 互換に変更することも可能です。さらに,ALM クライアント・マシンのシステム・ロケール設定に関係なく,英語以外の言語でテキストを入力することができます。ただし,ALM サーバが Unicode 互換でない場合,ALM クライアント・マシンに英語以外の文字を入力すると疑問符として表示されます。
Performance Center は,ALM バージョンと同じローカライズ・バージョンのみを使用できます。たとえば,韓国語の Performance Center を使用するには,韓国語版の ALM を使用する必要があります。
ALM ログイン・ウィンドウの[パスワード]フィールドには,日本語文字を入力できません。
回避策:クリップボードからテキストを貼り付けます。
ClientOSLocale または ClientOSAdvanceLocale の設定と異なる文字を含むプロジェクトを開いたり,更新したりすると,元に戻せないダメージが発生する可能性があります。
外部のコンポーネントから ALM に挿入される InputLanguage は,ClientOSLocale および ClientOSAdvanceLocale と同じでなければなりません。たとえば,ClientOSLocale または ClientOSAdvanceLocale が日本語ではない OSLanguage で動作するクライアントでは,日本語の文字を含む UFT スクリプトを挿入することはできません。
ALM/Quality Center クライアントから英語以外の文字を含むメールを送信する場合,ClientOSLocale および ClientOSAdvanceLocale がメールの文字ロケールと同じであるクライアントから送信しなければなりません。
英語でない文字を含むメールを送信する場合,MailServerVersion および MailClientVersion メール・サーバが英語以外の文字をサポートしている必要があります。
英語でない文字を表示するには,OSLanguage にその言語用の適切なフォントを含める必要があります。
SiteAdminDBCollation および ProjectDBCollation はデータ挿入と同じ言語に設定する必要があります。たとえば,韓国語の照合順序に日本語の文字を挿入することはサポートされません。
スペル・チェック・ツールは英語でのみ利用可能です。
JDBC ドライバの特定のバージョンの問題により,MS-SQL で中国語および日本語の照合順序を使用すると,いくつかのアクションの実行中にエラーが発生する場合があります。
プロジェクト名にタイ文字が入ったプロジェクトを ALM/Quality Center で作成することはできません。
ALM のエディット・ボックスに実際に入力できる 2 バイト文字の数は,関連するエラー・メッセージに示された文字数よりも少ないことがあります。実際に使用できる文字数は,データベース定義,および使用される文字セット照合順序に応じて異なります。たとえば,UTF8 を使用するように定義されているデータベースで日本語の文字を使用する場合,1 つの文字が 3 バイトを占める可能性があります。
ALM/Quality Center バージョン 9.2 以降では,英語以外の文字セットを使用した LDAP 認証をサポートします。それ以前のバージョンでは,LDAP 認証を行うユーザのパスワードに英語以外の文字が含まれていると,ログインが失敗しました。英語以外の文字セットを使用する場合,サイト管理の LDAP_CHARSET パラメータを[標準設定]に設定するか,Basic Encoding Set リストから適切な値を追加します。
ヘブライ語ロケール:ヘブライ語ロケールのクライアント・マシンでは,ALM メモ・フィールド([詳細],[コメント],[リッチ テキスト]など)が正しく表示されるように,[コントロール パネル]>[地域と言語のオプション]ウィンドウで次の設定を行います。[Unicode 対応でないプログラムの言語]([管理]タブ)と[現在の形式]([形式]タブ)を[ヘブライ語]に設定します。
HP ALM Client MSI Generator:英語以外の文字を含むフォルダには ALM Client MSI Generator をインストールできません。
回避策:英語文字だけを含むフォルダにインストールします。
ALM のインストール:ALM のインストール・ファイルがあるパスと,ALM をインストールするパスに使用できる文字は,英語文字だけです。
VuGen スクリプトを ALM からダウンロードするとき,[名前を指定して保存]ダイアログ・ボックスに表示されるファイル名が途中で切れる場合があります。これは Microsoft Internet Explorer の制限です。スクリプト名が 160 文字を超える場合や,スクリプト名に英語以外の文字が含まれている場合,この問題が発生します。
回避策:My Performance Center からスクリプトをダウンロードしてください。
プロジェクト名に英語以外の文字を指定できません。
回避策:プロジェクト名には英語の文字を使用してください。
ノイズ・スクリプトを作成する際に,非英語のキリル文字の URL はサポートされません。
回避策:ノイズ・スクリプトの URL を作成する際は,英語の文字を使用します。
UI 言語の定義は ALM サーバで行い,各サーバで 1 つの言語を定義できます。
ALM Language Pack をインストールおよび実行できる環境は,ネイティブ言語(MLU*)が MUI* 言語と同一の Windows 環境です。
英語版の ALM で作成されたプロジェクトは,ローカライズ・エディションにはアップグレードできません。ALM_Demo プロジェクトは翻訳されておりません。したがって,ALM_Demo プロジェクトにログインすると,ユーザ・インタフェースの一部分が英語表記となっています。
ローカライズされたバージョンのパフォーマンス・テストを使用する場合,Arial Unicode MS - バージョン 1.00 以降を Performance Center サーバにインストールする必要があります。
トレンド・レポートを PDF にエクスポートする操作で Unicode 文字をサポートするには,Arial Unicode MS を Performance Center サーバにインストールしてください。
Performance Center マシンでシステム・ヘルスを実行すると,SiteScope システム・ヘルス・チェックの SiteScope バージョン番号の解析でエラーが発生することがあります。この問題は,ローカライズされたマシンが小数点をカンマとして処理する場合に発生します。
回避策:エラーを無視します。
HP ソフトウェアのサポート・オンライン Web サイトを参照してください。https://softwaresupport.hp.com/
この Web サイトでは,HP ソフトウェアが提供する製品,サービス,サポートに関して,問い合わせ先などの情報をご覧いただけます。
HP ソフトウェアは,お客さまのセルフソルブ機能を提供します。お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに素早く効果的にアクセスいただけます。HP ソフトウェア・サポート・サイトのサポート範囲は次のとおりです。関心のあるナレッジ・ドキュメントの検索,サポート・ケースの登録とトラッキング,エンハンスメント要求のオンライン登録,ソフトウェア・パッチのダウンロードなど。
セルフソルブナレッジベースにアクセスするには,セルフソルブナレッジ検索ホームページにアクセスしてください。
一部を除き,サポートのご利用には,HP パスポート・ユーザとしてご登録の上,ログインしていただく必要があります。また,多くのサポートのご利用には,サポート契約が必要です。サポート・アクセス・レベルの詳細に関しては次を参照してください。アクセス・レベル。
HP Passport ID を登録するには、次の Web サイトにアクセスしてください。HP Passport Registration
ソフトウェア・サポートの Web サイトは多くの言語版が用意されており,HP ソフトウェア・サポートの Web サイトの右上にあるリストから適切な言語を選択することでご利用いただけます。
HP の製品,またはサービスの保証は,当該製品,およびサービスに付属する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的,編集上の誤り,または欠如について,HP はいかなる責任も負いません。
ここに記載する情報は,予告なしに変更されることがあります。
機密性のあるコンピュータ・ソフトウェアです。これらを所有,使用,または複製するには,HP からの有効な使用許諾が必要です。商用コンピュータ・ソフトウェア,コンピュータ・ソフトウェアに関する文書類,および商用アイテムの技術データは,FAR 12.211 および 12.212 の規定に従い,ベンダーの標準商用ライセンスに基づいて米国政府に使用許諾が付与されます。
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