HP NNM iSPI Performance for Traffic

Windows®およびLinux®オペレーティングシステム向け

ソフトウェアバージョン:10.10

出力のカスタマイズ元:

Network Node Manager iSPI Performance for Traffic 10.10インタラクティブインストールガイド

ドキュメントのリリース日:2015年11月

ソフトウェアのリリース日:2015年11月

HP logo

ご注意

保証

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制限付き権利

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Oracleテクノロジ - 権利制限について

DOD FAR Supplementによって届けられたプログラムは、「商業用コンピュータソフトウェア」であり、ドキュメントを含むプログラムの使用、複製、開示についてはOracleの適切なライセンス契約に基づくライセンス制限に拠る必要があります。もしくは、連邦取得規制に準拠し配信されたプログラムは「コンピュータソフトウェア規制」であり、ドキュメントを含む使用、複製、プログラムの公開は、FAR 52.227-19、商用コンピュータソフトウェア規制権限 (1987年6月) で規制されます。Oracle America, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

Oracleのライセンスに関する全文は、NNMi製品DVDのライセンス契約のディレクトリを参照してください。

著作権について

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商標について

Adobe®はAdobe Systems Incorporatedの商標です。

Appleは、米国およびその他の国で登録されたApple Computer, Incの商標です。

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Red Hat® Enterprise Linux Certifiedは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Incの登録商標です。

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UNIX®はThe Open Groupの登録商標です。

 
 
 
 

Network Node Manager iSPI Performance for Traffic 10.10インタラクティブインストールガイド

インストールタイプを選択する

HP NNM iSPI Performance for Trafficをインストールする
HP NNM iSPI Performance for Trafficをアップグレードする
HP NNM iSPI Performance for Trafficをアンインストールする

HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェア (NNM iSPI Performance for Traffic) は、ネットワークのパフォーマンスを監視するためにHP Network Node Manager i Software (NNMi) のケーパビリティを拡張します。NNM iSPI Performance for Trafficは、NNMiネットワーク内のルーターによってエクスポートされるIPフローレコードから取得されたデータを強化します。

ご使用の環境に以下のコンポーネントをインストールする必要があります。

  • NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic
  • マスターコレクター
  • リーフコレクター

NNM iSPI Performance for Trafficのインストール後には、以下のいずれかのモニタリング環境を構築できます。

アップグレードパスを選択する

9.20からのアップグレード
9.10からのアップグレード

バージョン9.10または9.20をバージョン10.10にアップグレードできます。

オペレーティングシステムを選択する

Windows
Linux

NNM iSPI Performance for Trafficは以下のオペレーティングシステムをサポートします。

  • Windows
  • Linux

サポートされているオペレーティングシステムのリストの詳細については、『NNM iSPI Performance for Traffic Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス』を参照してください。

オペレーティングシステムを選択する

Windows
Linux 6.x
Linux 5.x

NNM iSPI Performance for Traffic 9.109.20が現在インストールされているオペレーティングシステムを選択します。

NNMi管理サーバー上のマスターコレクター

NNMi管理サーバー上へのマスターコレクターのインストール

NNMi管理サーバーにマスターコレクターがインストールされているかどうかを選択します。

データベースタイプの選択

組み込みデータベースの使用
Oracleデータベースの使用

データベースはNNMiおよびNNM iSPI Performance for Trafficのデータを格納するために使用されます。以下のデータベースオプションのいずれかの組み合わせを選択できます。

  • 組み込み
  • Oracle

表示または印刷

カスタマイズしたドキュメントを画面上に表示したり印刷したりすることが可能です。

ご使用のコンピュータにPDF印刷ドライバーがインストールされている場合は、[印刷] をクリックして、ユーザーの選択内容に応じてカスタマイズされるPDFドキュメントを作成します。PDF印刷ドライバーは、オープンソースまたはサードパーティのいくつかのプロバイダーから入手できます。

選択内容の確認

以下の手順は、選択内容に応じてカスタマイズされます。選択内容が正しいことを確認してください。

 

選択内容が正しくない場合は、[変更] をクリックしてください。

前提条件

サポートドキュメントの参照

以下のドキュメントを読むことによって、このNNM iSPI Performance for Trafficインストールに対する準備をより的確に行えます。

HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアリリースノート
ファイル名 = Release_Notes_Traffic_SPI_en.htm
製品メディアの場所 = トップレベルまたはルートディレクトリ
NNMiコンソール (iSPIのインストール完了後) = [ヘルプ] > [NNM iSPIドキュメントライブラリ] > [NNM iSPI Performance for Trafficリリースノート]

HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアシステムおよびデバイス対応マトリックス
ファイル名 = Support_Matrix_Traffic_SPI_en.htm
製品メディアの場所 = トップレベルまたはルートディレクトリ
NNMiコンソール (iSPIのインストール完了後) = 『HP Network Node Manager i Softwareリリースノート』から『HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアシステムおよびデバイス対応マトリックス』へのリンクがあります。

インストールの概要

前のページでの選択に基づいて、以下の手順を実行する必要があります。NNM iSPI Performance for Trafficをインストールするときには、必ず以下の手順を実行してください。

  1. NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをインストールします。NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、NNM iSPI Performance for Traffic関連のリンクおよびビューをNNMiワークスペースに追加します。NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、必ずNNMi管理サーバーにインストールする必要があります。
  2. マスターコレクターのインストール:マスターコレクターはデプロイメント用の中央処理コンポーネントです。マスターコレクターはすべてのリーフコレクターからのデータを受け取ります。マスターコレクターはグローバルネットワーク管理 (GNM) 設定内で構成されたリーフコレクターおよび他のリージョナルマスターコレクターに接続してデータを受け取ることもできます。
  3. リーフコレクターのインストール:リーフコレクターIPはルーターによってエクスポートされたIPフローパケットを受信し、それらのIPフローパケットを解析およびフィルタリングして、集計されたフローレコードをマスターコレクターに送信します。

ご使用のネットワークの規模により、単一のマスターコレクターと単一のリーフコレクターをインストールするか、複数インスタンスのリーフコレクターマスターコレクターの単一インスタンスをインストールするかを選択できます。NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、必ずNNMi管理サーバー上にインストールする必要があります。

NNM iSPI Performance for Trafficは、Network Performance Server (NPS) によって提供されるデータ管理インフラストラクチャーを使用するため、NNM iSPI Performance for Trafficをインストールする前に、環境にNPSをインストールする必要があります。NPSのインストールのタイプ (シングルサーバーへのインストールか専用サーバーへのインストールか) によって、NNM iSPI Performance for Trafficのインストール手順またはパフォーマンスが影響されることはありません。

NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのインストール

NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、NNM iSPI Performance for Traffic関連のリンクおよびビューをNNMiワークスペースに追加します。

NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、必ずNNMi管理サーバーにインストールする必要があります。NNMiアプリケーションフェイルオーバー環境では、NNMi Extension for iSPI Performance for TrafficをプライマリおよびセカンダリNNMiシステムに確実にインストールします。

  1. 管理者権限でMMNi管理サーバーにログオンします。管理者権限があるユーザーが、ローカル管理者グループに属していることを確認します。
  2. ルート権限でMMNi管理サーバーにログオンします。
  3. DVDドライブにNNM iSPI Performance for Trafficインストールメディアを挿入します。

    DVDドライブがマウントされていることを確認してから、cdコマンドを使用して、/cdromディレクトリに変更します。

  4. DVD上のTraffic_NNM_Extension\WinNTフォルダーに移動して、setup.batファイルをダブルクリックします。インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
  5. DVD上のTraffic_NNM_Extension/Linuxディレクトリに移動して、setup.binファイルを実行します。
  6. インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
  7. [はじめに (インストール)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  8. [はじめに (アップグレード)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  9. ライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
  10. [次へ] をクリックします。[インストールのチェック] ページが開きます。
  11. [次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが開きます。
  12. [インストール] をクリックします。インストールプロセスが開始されます。
  13. [アップグレード] をクリックします。アップグレードプロセスが開始します。
  14. アンインストール中に [NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic] ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、次の詳細を指定します。
    • NNMiユーザーパスワード:NNMiシステムアカウントのパスワードを入力します。

      注: システムアカウントは、NNMiがインストール中に作成する特別な管理者アカウントです (『HP Network Node Manager i Softwareインタラクティブインストールガイド』の「NNMiのインストール」セクションを参照)。

    • パスワードを再入力:パスワードをもう一度入力します。
    • Traffic Master FQDN:マスターコレクターシステムの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。

      マスターコレクターを高可用性 (HA) クラスター環境にインストールする場合は、クラスターの仮想IPアドレスまたは仮想FQDNを指定する必要があります。

    次の詳細は、インストーラーによって自動的に検出されます。

    • NNMiユーザー名:NNMiシステムユーザー
    • NNMi FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名。
    • NNMi JNDIポート:NMi管理サーバーのJNDIポート番号
    • Traffic Master HTTPポート:マスターコレクターとNNMi管理サーバーとの間での通信に使用されるHTTPポート

  15. インストーラーがNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのインストールを完了すると、インストールの状態を示したポップアップウィンドウが表示されます。[OK] をクリックします。
  16. [完了] をクリックします。
  17. NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのインストール後、NNMiプロセスを再起動します。この操作の実行中に、Trafficのプロセスが実行されていないことを確認します。

    以下のコマンドを実行してNNMiのプロセスを再起動します。

    ovstop -c ovjboss

    ovstart -c

    [スタート] > [すべてのプログラム] > [HP] > [Network Node Manager] > [ovstop]/[ovstart] を選択することもできます。

インストールログファイル (postInstall_traffic-nnm) は、%temp%ディレクトリに作成されます。

Linuxでは、インストールログファイル (postInstall_traffic-nnm) は、/tmpディレクトリに作成されます。

マスターコレクターのインストール

NNM iSPI Performance for Trafficマスターコレクターは、NNMi管理サーバーまたはスタンドアロンのリモートサーバーにインストールできます。

マスターコレクターはご使用の環境に1つのみインストールできます。グローバルネットワーク管理 (GNM) 環境では、それぞれの領域に1つのマスターコレクターをインストールする必要があります。

インストール前のタスク

  • NNMi管理サーバーにおけるWebサービスクライアントのロールを持つ新規ユーザーの作成

    NNMiコンソールから、Webサービスクライアントのロールを持つユーザーを作成します。Webサービスクライアントのロールを持つ新規ユーザーの作成方法の詳細については、『Network Node Manager i Software管理者向けのヘルプ』を参照してください。

  • NNMi管理サーバーのデータファイルへの読み取り/書き込みアクセスを可能する

    Windows OSの場合、以下の手順を実行する必要があります。

    • NNMi管理サーバー、NPS、マスターコレクターを別々のシステム上にインストールする場合、nnmenableperfspi.ovplスクリプトをNNMi管理サーバー上で実行する必要があります。このスクリプトにより、NNMi管理サーバーとNPSとの間に共有ディレクトリが作成されます。このスクリプトでは、共有ディレクトリへのアクセス権があるユーザーの作成も行われます。ユーザー名を書き留めて、マスターコレクターを開始するために、そのユーザーを使用します。
    • マスターコレクターがNNMi管理サーバーまたはNPSと同じシステム上にインストールされていない場合、NNMi管理サーバーでnnmEnableNpsEtl.ovpl -a -cスクリプトを実行する必要があります。このスクリプトでは、デフォルトのユーザー名とパスワードを使用して、共有ドライブへのアクセスを作成します。

    マスターコレクターをNNMi管理サーバー以外のシステムにインストールする場合は、以下のディレクトリがネットワークファイルシステム (NFS) を使用して共有されていることと、マスターコレクターを実行するユーザーがNNMiサーバー上の次のディレクトリに対する読み取り/書き込みアクセスを持っていることを確認してください。

    /var/opt/OV/shared/perfSpi/datafiles ディレクトリ。

    共有は、マスターコレクターシステム上でネットワーク共有ドライブとして表示され、書き込み可能である必要があります。

  • Oracleインスタンスを新規作成します

    NNMiでOracleデータベースを使用するように設定した場合、HP NNM iSPI Performance for TrafficもOracleをデータベースとして使用するように設定する必要がありますが、マスターコレクターに対しては別のOracleインスタンスを使用する必要があります。マスターコレクターで使用するための新しいOracleデータベースインスタンスを作成します。

  • Oracleサーバーの詳細を書き留めます

    NNM iSPIと共に使用するOracleデータベースインスタンスの以下の詳細を書き留めます。

    • ポート:Oracleデータベースが使用するポート。
    • ホスト名:データベースサーバーの完全修飾ドメイン名を書き留めます。
    • データベース名:NNM iSPIコンポーネント用に作成されたOracleデータベースインスタンスの名前。
    • ユーザー名:前述のインスタンスにアクセスするために作成されたOracleユーザー名。
    • パスワード:前述のユーザーのパスワード。
  • NNMi管理サーバーの詳細を書き留めます

    NNMi管理サーバー上にマスターコレクターをインストールし、NNMiがHAまたはアプリケーションフェイルオーバー環境にインストールされていない場合は、このタスクを省略してください。

    1. 以下のディレクトリに移動します。

      %NnmDataDir%\Conf\nnm\props

      /var/opt/OV/Conf/nnm/props

    2. nms-local.propertiesファイルをテキストエディターで開きます。
    3. プライマリNNMi管理サーバーから以下のプロパティを書き留めます。
      • com.hp.ov.nms.fqdn: NNMi管理サーバーのFQDN。
      • nmsas.server.port.web.http: NNMiで使用されるHTTPポート。
      • nmsas.server.port.web.https: NNMiで使用されるHTTPSポート。
      • nmsas.server.port.naming.port: NNMiのJNDIポート。ファイル内で、このプロパティが (#!文字を使用して) コメントアウトされている場合、NNMiはデフォルトのJNDIポート1099を使用します。

    アプリケーションフェイルオーバーモードでNNMiがインストールおよび設定されている場合は、セカンダリNNMi管理サーバー上にあるnms-local.propertiesファイルから次のプロパティを書き留めます。

  • 必要なポートが利用可能であるかどうかを確認します

    マスターコレクターシステム上で、以下のポートが使用可能かどうかを確認します。

    12043、12080、12083、12084、12085、12086、12087、12092、12099、12458、12500、12501、12712、12713、12714、12873

  • KornShellがインストールされていることを確認します

    マスターコレクターシステムで、KornShellがインストールされていることを確認します。

    KornShellがインストールされていることを確認するには、コマンドラインターミナルを開き、以下のコマンドを入力します。

    ksh

    KornShellがインストールされている場合、コマンドプロンプトがkshに変わります。

    KornShellがインストールされていない場合、以下のエラーメッセージが表示されます。

    ksh is not found

    KornShellをインストールしていない場合は、http://www.kornshell.com/software/からダウンロードしてインストールできます。

  • 必要なライブラリが利用可能であるかどうかを確認します
    64ビットのcompat-libstdc++および32ビットのcompat-libstdc++ライブラリが両方とも使用可能であることを、マスターコレクターをインストールする前に確認します。マスターコレクターでは以下の正確なライブラリバージョンが必要です。ただし、RPMバージョンは、RHELのマイナーリリースによって異なる場合があります。マスターコレクターを64ビットLinuxサーバーのインストール前、以下のライブラリファイルがインストールされていることを検証してください。

    • RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.x86_64
      /usr/lib64/libstdc++.so.5
      /usr/lib64/libstdc++.so.5.0.7
    • RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686
      /usr/lib/libstdc++.so.5
      /usr/lib/libstdc++.so.5.0.7
    • RPM: glibc-2.12-1.47.el6_2.5.x86_64
      /lib64/libc-2.12.so
    • RPM: libaio-0.3.107-10.el6.x86_64
      /lib64/libaio.so.1
    • RPM: libXtst-1.0.99.2-3.el6.x86_64
      /usr/lib64/libXtst.so.6
    • RPM: libXext-1.1-3.el6.i686
      /usr/lib/libXext.so.6
    • RPM: libXi-1.3-3.el6.x86_64
      /usr/lib64/libXi.so.6
    • RPM: libXi-1.3-3.el6.i686
      /usr/lib/libXi.so.6
    • RPM: nss-softokn-freebl-3.12.9-11.el6.i686
      /lib/libfreebl3.so
      /usr/lib/libfreebl3.so
    • RPM: libgcc-4.4.6-3.el6.i686
      /lib/libgcc_s-4.4.6-20110824.so.1
      /lib/libgcc_s.so.1
    • RPM: libXau-1.0.5-1.el6.i686
      /usr/lib/libXau.so.6
      /usr/lib/libXau.so.6.0.0
    • RPM: libxcb-1.5-1.el6.i686
      /usr/lib/libxcb-composite.so.0
      /usr/lib/libxcb-composite.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-damage.so.0
      /usr/lib/libxcb-damage.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-dpms.so.0
      /usr/lib/libxcb-dpms.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-dri2.so.0
      /usr/lib/libxcb-dri2.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-glx.so.0
      /usr/lib/libxcb-glx.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-randr.so.0
      /usr/lib/libxcb-randr.so.0.1.0
      /usr/lib/libxcb-record.so.0
      /usr/lib/libxcb-record.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-render.so.0
      /usr/lib/libxcb-render.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-res.so.0
      /usr/lib/libxcb-res.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-screensaver.so.0
      /usr/lib/libxcb-screensaver.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-shape.so.0
      /usr/lib/libxcb-shape.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-shm.so.0
      /usr/lib/libxcb-shm.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-sync.so.0
      /usr/lib/libxcb-sync.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xevie.so.0
      /usr/lib/libxcb-xevie.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xf86dri.so.0
      /usr/lib/libxcb-xf86dri.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xfixes.so.0
      /usr/lib/libxcb-xfixes.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xinerama.so.0
      /usr/lib/libxcb-xinerama.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xselinux.so.0
      /usr/lib/libxcb-xselinux.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xtest.so.0
      /usr/lib/libxcb-xtest.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xv.so.0
      /usr/lib/libxcb-xv.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xvmc.so.0
      /usr/lib/libxcb-xvmc.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb.so.1
      /usr/lib/libxcb.so.1.1.0
    • RPM: libX11-1.3-2.el6.i686
      /usr/lib/libX11-xcb.so.1
      /usr/lib/libX11-xcb.so.1.0.0
      /usr/lib/libX11.so.6
      /usr/lib/libX11.so.6.3.0
    • RPM: libaio-0.3.107-10.el6.i686
      /lib/libaio.so.1
      /lib/libaio.so.1.0.0
      /lib/libaio.so.1.0.1
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/COPYING
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/TODO
    • RPM: compat-libstdc++-296-2.96-144.el6.i686
      /usr/lib/libstdc++-3-libc6.2-2-2.10.0.so
      /usr/lib/libstdc++-libc6.2-2.so.3

    前提条件に関する情報の詳細については、『NNMi対応マトリックス』を参照してください。

マスターコレクターをインストールするには、以下の手順を実行します。

注: マスターコレクターのすべてのタイプのインストールシナリオで、以下の手順を使用します。

  • NNMi管理サーバー上のマスターコレクター
  • スタンドアロンシステム上のマスターコレクター
  • NPSシステム上のマスターコレクター

NPSとマスターコレクターを中規模層、大規模層、特大規模層の同じシステムにインストールしないことを推奨します。詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアシステムおよびデバイス対応マトリックス』を参照してください。

  1. コレクターをインストールするシステムに管理者権限でログオンします。管理者権限があるユーザーが、ローカル管理者グループに属していることを確認します。
  2. コレクターをインストールするシステムにroot権限でログオンします。
  3. NNM iSPI Performance for Trafficマスターコレクターをインストールする前に、HP公開キーをLinux RPMデータベースにインポートします。これを行うには、ブラウザーで次の場所を指定してその指示に従います。

    https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning

  4. DVDドライブにインストールメディアを挿入します。

    DVD上のTraffic_Masterディレクトリに移動して、setupファイルをダブルクリックします。インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

  5. DVDドライブがマウントされていることを確認してから、cdコマンドを使用して、/cdromディレクトリに変更します。
  6. DVD上のTraffic_Masterディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。

    ./setup

    インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

  7. [はじめに (インストール)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  8. [はじめに (アップグレード)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  9. エンドユーザーライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
  10. [次へ] をクリックします。
  11. システムに他のHPソフトウェア製品がインストールされていない場合は、[アプリケーションおよびデータフォルダーの選択] ページが開きます。選択を行い、[次へ] をクリックします。

    このページは、NNMi管理サーバーとは異なるシステムにNNM iSPI Performance for Trafficをインストールする場合にのみ表示できます。

    [サーバー設定] ページが開きます。

  12. [HP Softwareの組み込みのデータベース] を選択します。
  13. [Oracle] を選択します。
  14. [次へ] をクリックします。
  15. [データベース初期化設定の選択] ページが開きます。このページで、以下の手順を実行します。
    1. 次のいずれかを実行します。
      • 以前定義したデータベースアカウントを使用してOracleデータベースを初期化する場合は、[プライマリサーバーのインストール] を選択して、[次へ] をクリックします。
      • 別のプライマリインストールによってすでに初期化されている既存のデータベースに接続し、このインストールをアプリケーションフェイルオーバーまたはHA構成で使用する場合は、[セカンダリサーバー] を選択して [次へ] をクリックします。
    2. [データベースサーバー情報を入力してください] ページで、次の詳細を指定します。
      • ホスト:OracleサーバーのFQDN。
      • ポート:Oracleが使用するポート。
      • インスタンス:NNM iSPI Performance for Trafficの初回インストール時に作成したOracleインスタンスの名前。
    3. [次へ] をクリックします。[データベースアカウントユーザーを入力してください] ページが開きます。
    4. Oracleインスタンスにアクセスするユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
  16. [インストールのチェック] ページに、追加のマスターコレクター要件についてのインストールソフトウェアチェックの進行状況が表示されます。[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが開きます。
  17. [プレインストールの概要] ページで、インストールの選択内容を再確認して、[インストール] をクリックします。インストールプロセスが開始されます。
  18. [プレインストールの概要] ページで、インストールの選択内容を再確認して、[アップグレード] をクリックします。アップグレードプロセスが開始します。
  19. インストール中に [マスターの設定] ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスには以下のセクションがあります。
  20. [送信] をクリックします。インストールプロセスが続行し、[Performance SPI Serverの設定] ダイアログボックスが開きます。
  21. [Performance SPI Serverの設定] ダイアログボックスで、NPSサーバーのFQDNを入力して、[OK] をクリックします。

    その他のパラメーターは指定しないでください。

    注: NPSサーバーが分散型配備で設定されている場合、[Performance SPI Serverの設定] ダイアログボックスで、データベースサーバー (DBサーバー) のFQDNを入力する必要があります。

    インストーラーによるマスターコレクターのインストールが完了したら、[インストールの完了] ページが開きます。

  22. [完了] をクリックします。
  23. マスターコレクターがNNMi管理サーバー以外のシステム上にインストールされている場合、マスターコレクターシステムの共有ディレクトリをマウントします。
  24. マスターコレクターがNNMi管理サーバー以外のシステムにインストールされている場合は、マスターコレクターシステムで以下のコマンドを実行します。
    %TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmastersetuser.ovpl [--domain=<DomainName>] --username=<username>--password=<password>
    この場合、<DomainName>はWindowsの完全修飾ドメイン名、<username>は共有ディレクトリへのアクセスがあるユーザーの名前、<password>はこのユーザーのパスワードです。domainは、ドメインアカウントを使用している場合、必須のパラメーターです。
  25. 以下のコマンドを使用してマスターコレクターを開始します。

    %NnmInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstart.ovpl

    または

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstart.ovpl

    /opt/OV/traffic-master/bin/nmstrafficmasterstart.ovpl

インストールログファイル (postInstall_traffic-master) は、%temp%ディレクトリに作成されます。

インストールログファイル (postInstall_traffic-master) は、/tmpディレクトリに作成されます。

リーフコレクターのインストール

複数のリーフコレクターをインストールする場合、リーフコレクターのすべてのインスタンスをマスターコレクターがインストールされていないシステムにインストールする必要があります。マスターコレクターリーフコレクターインスタンスは、複数のリーフコレクターがネットワーク上にインストールされている場合、同一システム上に共存できません。

インストール前のタスク

  • Oracleインスタンスを新規作成します

    NNMiでOracleデータベースを使用するように設定した場合、NNM iSPI Performance for TrafficもOracleをデータベースとして使用するように設定する必要があります。ただし、リーフコレクターシステムのそれぞれのインスタンスごとに異なるOracleインスタンスを使用してください。たとえば、5つのリーフコレクターシステムをインストールする場合は、5つの異なるOracleデータベースインスタンスを作成します。

  • Oracleサーバーの詳細を書き留めます

    NNM iSPI Performance for Trafficリーフコレクターと共に使用するOracleデータベースインスタンスの以下の詳細を書き留めます。

    • ポート:Oracleデータベースが使用するポート。
    • ホスト名:データベースサーバーの完全修飾ドメイン名を書き留めます。
    • データベース名:リーフコレクター用に作成されたOracleデータベースインスタンスの名前。
    • ユーザー名:前述のインスタンスにアクセスするために作成されたOracleユーザー名。
    • パスワード:前述のユーザーのパスワード。
  • 必要なポートが利用可能であるかどうかを確認します

    リーフコレクターシステム上で、以下のポートが使用可能かどうかを確認します。

    11043、11080、11083、11084、11085、11086、11087、11092、11099、11458、11500、11501、11712、11713、11714、11813

  • KornShellがインストールされていることを確認します

    リーフコレクターシステムで、KornShellがインストールされていることを確認します。

    KornShellがインストールされていることを確認するには、コマンドラインターミナルを開いてから、以下のコマンドを入力します。

    ksh

    KornShellがインストールされている場合、コマンドプロンプトがkshに変わります。

    KornShellがインストールされていない場合、以下のエラーメッセージが表示されます。

    ksh is not found

    KornShellをインストールしていない場合は、http://www.kornshell.com/software/からダウンロードしてインストールできます。

 
  • 必要なライブラリが利用可能であるかどうかを確認します

    64ビットのcompat-libstdc++および32ビットのcompat-libstdc++ライブラリが両方とも使用可能であることを、リーフコレクターをインストールする前に確認します。リーフコレクターでは以下の正確なライブラリバージョンが必要です。RPMバージョンは、RHELのマイナーリリースによって異なる場合があります。リーフコレクターを64ビットLinuxサーバーのインストール前、以下のライブラリファイルがインストールされていることを検証してください。

    • RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.x86_64
      /usr/lib64/libstdc++.so.5
      /usr/lib64/libstdc++.so.5.0.7
    • RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686
      /usr/lib/libstdc++.so.5
      /usr/lib/libstdc++.so.5.0.7
    • RPM: glibc-2.12-1.47.el6_2.5.x86_64
      /lib64/libc-2.12.so
    • RPM: libaio-0.3.107-10.el6.x86_64
      /lib64/libaio.so.1
    • RPM: libXtst-1.0.99.2-3.el6.x86_64
      /usr/lib64/libXtst.so.6
    • RPM: libXext-1.1-3.el6.i686
      /usr/lib/libXext.so.6
    • RPM: libXi-1.3-3.el6.x86_64
      /usr/lib64/libXi.so.6
    • RPM: libXi-1.3-3.el6.i686
      /usr/lib/libXi.so.6
    • RPM: nss-softokn-freebl-3.12.9-11.el6.i686
      /lib/libfreebl3.so
      /usr/lib/libfreebl3.so
    • RPM: libgcc-4.4.6-3.el6.i686
      /lib/libgcc_s-4.4.6-20110824.so.1
      /lib/libgcc_s.so.1
    • RPM: libXau-1.0.5-1.el6.i686
      /usr/lib/libXau.so.6
      /usr/lib/libXau.so.6.0.0
    • RPM: libxcb-1.5-1.el6.i686
      /usr/lib/libxcb-composite.so.0
      /usr/lib/libxcb-composite.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-damage.so.0
      /usr/lib/libxcb-damage.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-dpms.so.0
      /usr/lib/libxcb-dpms.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-dri2.so.0
      /usr/lib/libxcb-dri2.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-glx.so.0
      /usr/lib/libxcb-glx.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-randr.so.0
      /usr/lib/libxcb-randr.so.0.1.0
      /usr/lib/libxcb-record.so.0
      /usr/lib/libxcb-record.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-render.so.0
      /usr/lib/libxcb-render.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-res.so.0
      /usr/lib/libxcb-res.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-screensaver.so.0
      /usr/lib/libxcb-screensaver.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-shape.so.0
      /usr/lib/libxcb-shape.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-shm.so.0
      /usr/lib/libxcb-shm.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-sync.so.0
      /usr/lib/libxcb-sync.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xevie.so.0
      /usr/lib/libxcb-xevie.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xf86dri.so.0
      /usr/lib/libxcb-xf86dri.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xfixes.so.0
      /usr/lib/libxcb-xfixes.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xinerama.so.0
      /usr/lib/libxcb-xinerama.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xselinux.so.0
      /usr/lib/libxcb-xselinux.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xtest.so.0
      /usr/lib/libxcb-xtest.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xv.so.0
      /usr/lib/libxcb-xv.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb-xvmc.so.0
      /usr/lib/libxcb-xvmc.so.0.0.0
      /usr/lib/libxcb.so.1
      /usr/lib/libxcb.so.1.1.0
    • RPM: libX11-1.3-2.el6.i686
      /usr/lib/libX11-xcb.so.1
      /usr/lib/libX11-xcb.so.1.0.0
      /usr/lib/libX11.so.6
      /usr/lib/libX11.so.6.3.0
    • RPM: libaio-0.3.107-10.el6.i686
      /lib/libaio.so.1
      /lib/libaio.so.1.0.0
      /lib/libaio.so.1.0.1
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/COPYING
      /usr/share/doc/libaio-0.3.107/TODO
    • RPM: compat-libstdc++-296-2.96-144.el6.i686
      /usr/lib/libstdc++-3-libc6.2-2-2.10.0.so
      /usr/lib/libstdc++-libc6.2-2.so.3

    前提条件に関する情報の詳細については、『NNMi対応マトリックス』を参照してください。

リーフコレクターをインストールするには、以下の手順を実行します。

注: リーフコレクターのすべてのタイプのインストールシナリオ (NNMi管理サーバー上のリーフコレクター、スタンドアロンシステム上のリーフコレクター、またはNPSシステム上のリーフコレクター) で、以下の手順を使用します。

  1. コレクターをインストールするシステムに管理者権限でログオンします。管理者権限があるユーザーが、ローカル管理者グループに属していることを確認します。
  2. コレクターをインストールするシステムにroot権限でログオンします。
  3. DVDドライブにインストールメディアを挿入します。

    DVD上のTraffic_Leafディレクトリに移動して、setupファイルをダブルクリックします。インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

  4. DVDドライブがマウントされていることを確認してから、cdコマンドを使用して、/cdromディレクトリに変更します。
  5. DVD上のTraffic_Leafディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。

    ./setup

    インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

  6. [はじめに (インストール)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  7. [はじめに (アップグレード)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  8. エンドユーザーライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. システムに他のHPソフトウェア製品がインストールされていない場合は、[アプリケーションおよびデータフォルダーの選択] ページが開きます。選択を行い、[次へ] をクリックします。

    このページは、NNMi管理サーバーとは異なるシステムにNNM iSPI Performance for Trafficリーフコレクターをインストールする場合にのみ表示できます。

    [サーバー設定] ページが開きます。

  11. [HP Softwareの組み込みのデータベース] を選択します。
  12. [Oracle] を選択します。
  13. [次へ] をクリックします。
  14. [データベース初期化設定の選択] ページが開きます。このページで、以下の手順を実行します。
    1. 次のいずれかを実行します。
      • 以前定義したデータベースアカウントを使用してOracleデータベースを初期化する場合は、[プライマリサーバーのインストール] を選択して、[次へ] をクリックします。
      • 別のプライマリインストールによってすでに初期化されている既存のデータベースに接続し、このインストールをアプリケーションフェイルオーバーまたはHA構成で使用する場合は、[セカンダリサーバー] を選択して [次へ] をクリックします。
    2. [データベースサーバー情報を入力してください] ページで、次の詳細を指定します。
      • ホスト:OracleサーバーのFQDN。
      • ポート:Oracleが使用するポート。
      • インスタンス:NNM iSPI Performance for Trafficの初回インストール時に作成したOracleインスタンスの名前。
    3. [次へ] をクリックします。[データベースアカウントユーザーを入力してください] ページが開きます。
    4. Oracleインスタンスにアクセスするユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
  15. [インストールのチェック] ページに、追加のリーフコレクター要件についてのインストールソフトウェアチェックの進行状況が表示されます。[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが開きます。
  16. [プレインストールの概要] ページで、インストールの選択内容を再確認して、[インストール] をクリックします。インストールプロセスが開始されます。
  17. [プレインストールの概要] ページで、インストールの選択内容を再確認して、[アップグレード] をクリックします。アップグレードプロセスが開始します。
  18. インストール中に [リーフの設定] ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、次の詳細を指定します。
    • Traffic Leafパスワード:リーフコレクターのシステムユーザーのパスワードを入力します。

      このパスワードを書き留めてください。[NNM iSPI Performance for Traffic設定] フォームを使用してリーフコレクターを設定するにはこのパスワードが必要になります。インストールする各リーフコレクターに別々のパスワードを指定できます。

    • パスワードを再入力:パスワードをもう一度入力します。

    次の詳細は、インストーラーによって自動的に検出されます。

    • Traffic Leaf FQDN:リーフコレクターの完全修飾ドメイン名

    • Traffic Leafユーザー名:リーフコレクターのシステムユーザー。このユーザーはNNMiシステムユーザーではありません。このユーザーのパスワードを指定すると、リーフコレクターインストーラーによってこのユーザーが作成されます。これは、オペレーティングシステムユーザープロファイルではありません。このユーザーはリーフコレクターアプリケーション内部に配置されます。
  19. [送信] をクリックします。インストーラーによるリーフコレクターのインストールが完了したら、[インストールの完了] ページが開きます。
  20. [完了] をクリックします。

インストールログファイル (postInstall_traffic-leaf) は、%temp%ディレクトリに作成されます。

インストールログファイル (postInstall_traffic-leaf) は、/tmpディレクトリに作成されます。

インストール後のタスク

NNM iSPI Performance for Trafficは、NNMiおよびNPSと頻繁に連携します。NNM iSPI Performance for Trafficのインストール後は、この製品がNNMiおよびNPSと連携できることを確認する必要があります。

マスターコレクターシステム用のユーザーの設定

NNMi管理サーバー以外のシステムにマスターコレクターをインストールしている場合は、インストール後に以下のコマンドを実行して、マスターコレクタープロセスを開始できるユーザーを作成します。

%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmastersetuser.ovpl [--domain=<DomainName>] --username=<AdministratorUsername> --password=<AdministratorPassword>

この場合、<DomainName>は、マスターコレクターの完全修飾ドメイン名です。Domainは、ドメインアカウントを使用している場合、必須のパラメーターです。

NPSがWindowsシステム上にインストールされている場合、nnmenableperfspi.ovplコマンドで作成されたユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります (『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metricsインストールガイド』の「有効化スクリプトの実行」セクションを参照)。

nmstrafficmastersetuser.ovplに指定したユーザー名が共有ネットワークディレクトリに対する読み取り/書き込みアクセスを持っているユーザーと同じであることを確認してください。

すべてのNNM iSPI Performance for Trafficマスターおよびリーフコレクターの時刻の同期

マスターコレクターおよびリーフコレクターを同一システム上に配置していない場合は、ネットワークタイムプロトコル (NTP) を使用してNNMi、NPS、マスターコレクターとすべてのリーフコレクターの時刻を同期させる必要があります。

NTPを使用して同期しないと、NNM iSPI Performance for Trafficマスターコレクターリーフコレクターとの間にブリッジを作成できません。

マスターコレクターの起動

マスターコレクターを起動する前にNNMiプロセスが開始されていることを確認します。

マスターコレクターを開始するには、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限でマスターコレクターシステムにログオンします。ユーザーが管理者グループのメンバーである必要があります。NPSとNNMiが同じサーバーにインストールされていない場合は、nmstrafficmastersetuser.ovplスクリプトによって作成されるユーザーアカウントを使用します。
  2. ルート権限でマスターコレクターシステムにログオンします。
  3. 以下のコマンドを実行します。

    %NnmInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstart.ovpl

    または

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstart.ovpl

    /opt/OV/traffic-master/bin/nmstrafficmasterstart.ovpl

マスターコレクターインストールのステータスを確認するには、マスターコレクターシステム上で以下のコマンドを実行します。

%NnmInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstatus.ovpl

または

%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstatus.ovpl

/opt/OV/traffic-master/bin/nmstrafficmasterstatus.ovpl

マスターコレクターを停止するには、以下のコマンドを実行します。

%NnmInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstop.ovpl

または

%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmasterstop.ovpl

/opt/OV/traffic-master/bin/nmstrafficmasterstop.ovpl

リーフコレクターの起動

リーフコレクターを開始するには、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限でリーフコレクターシステムにログオンします。ユーザーが管理者グループのメンバーである必要があります。
  2. ルート権限でリーフコレクターシステムにログオンします。
  3. 以下のコマンドを実行します。

    %NnmInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstart.ovpl

    または

    %TrafficInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstart.ovpl

    /opt/OV/traffic-leaf/bin/nmstrafficleafstart.ovpl

リーフコレクターインストールのステータスを確認するには、リーフコレクターシステム上で以下のコマンドを実行します。

%NnmInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstatus.ovpl

または

%TrafficInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstatus.ovpl

/opt/OV/traffic-leaf/bin/nmstrafficleafstatus.ovpl

リーフコレクターを停止するには、以下のコマンドを実行します。

%NnmInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstop.ovpl

または

%TrafficInstallDir%\traffic-leaf\bin\nmstrafficleafstop.ovpl

/opt/OV/traffic-leaf/bin/nmstrafficleafstop.ovpl

インストール設定の検証

NNM iSPI Performance for Trafficを使用する前に、以下の手順を実行して、NNM iSPI Performance for Trafficのインストール時に行った設定を検証します。

  1. マスターコレクタープロセスを起動します。
  2. [NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームから [インストールの検証] フォームを開き、NNM iSPI Performance for Trafficのインストール時に行った設定を検証します。

セキュリティの管理

セキュリティを確保するために、シングルサインオンを有効化し、公開キーインフラストラクチャー認証でのアクセスを設定し、NNMi管理サーバー、NPS、マスターコレクターリーフコレクターの間のセキュリティを機能するようにして、NNM iSPI Performance for Trafficを設定することができます。詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアデプロイメントリファレンス』の「セキュリティの管理」セクションを参照してください。

アップグレードする前に

NNM iSPI Performance for Trafficバージョン9.109.20をバージョン10.10に直接アップグレードできます。

この手順は、NNM iSPI Performance for TrafficをNNMiと共にバージョン10.10にアップグレードする際に役立ちます。

この手順は、次に示すマルチステップの方法に従います。

  1. バージョン9.109.20製品を別の (Red Hat Linux 6.4で実行される) Linuxシステムにインストールする。
  2. NNMiおよびNNM iSPI Performance for Trafficの元のインスタンスでバックアップされたデータを復元する。
  3. NNMiを新しいシステムでバージョン10.10にアップグレードする。
  4. NPSをバージョン10.10にアップグレードする
  5. NNM iSPI Performance for Trafficのコンポーネントを新しいシステムでバージョン10.10にアップグレードする

アップグレード前の確認:

  • 最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic9.219.11) が既存のNNM iSPI Performance for Trafficに適用されていることを確認します。また、マスターコレクターにはTRFM911_00003パッチを、リーフコレクターにはTRFL911_00003パッチを適用する必要があります。

  • NNMiがバージョン10.10にアップグレードされていることを確認します。
  • NPSがバージョン10.10にアップグレードされていることを確認します。
  • すべてのNNMiプロセスが実行中であることを確認します
  • ETLプロセスがNPSで実行中でないことを確認します。

手順を開始する前に、最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic9.219.11) が既存のNNM iSPI Performance for Trafficに適用されていることを確認します。また、マスターコレクターにはTRFM911_00003パッチを、リーフコレクターにはTRFL911_00003パッチを適用する必要があります。

アップグレードの準備

以下のタスクを実行して、アップグレードの準備をします。

NNMi 9.109.20を別のサーバーにインストールする

NNMi 9.109.20を、Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行される新しいサーバーにインストールします。Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、NNMiに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。

NNMiがアプリケーションフェイルオーバーHAクラスター環境に元から存在している場合は、新しいサーバーと同様の環境にインストールするよう計画してください。

『NNMi 10.10アップグレードリファレンス』の「バージョン6.4以前のRHELからRHEL 6.4以降へのNNMiの移動」セクションに記載されている手順を実行します。

HP NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic 9.109.20をNNMi管理サーバーにインストールする

HP NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic 9.109.20を新しいNNMi管理サーバーにインストールします。

NNM iSPI Performance for Traffic 9.109.20インストールガイド』の指示に従い、HP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをインストールします。

マスターコレクター9.109.20別のサーバー新しいNNMi管理サーバーにインストールする

Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行されている新しいサーバー新しいNNMi管理サーバーにマスターコレクター9.109.20をインストールします。

Red Hat Enterprise Linuxサーバーにマスターコレクターをインストールする前に、以下のコマンドを実行します次のインストール前のタスクを完了させます

ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh

  1. 以下のコマンドを実行します。

    ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh

  2. マスターコレクターインストーラーと競合するすべてのユーザーインスタンスを削除します。以下のコマンドを実行します。

    userdel postgres

  3. マスターコレクターインストーラーで使用されるログファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。

    touch /tmp/postgres.log

    chmod 0777 /tmp/postgres.log

NNM iSPI Performance for Traffic 9.109.20インストールガイド』の指示に従い、コレクターをインストールします。

マスターコレクターがHAクラスター環境に元から存在している場合は、新しいサーバーと同様の環境にインストールするよう計画してください。

インストールウィザードでNPSホスト名を指定するよう求められたら、NPSシステムのホスト名を入力します。

Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、マスターコレクターに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。

注: インストール後はコレクターを開始しないでください。

各リーフコレクター9.109.20を別のサーバーにインストールする

リーフコレクター9.109.20の各インスタンスを、Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行される新しいサーバーにインストールします。

Red Hat Enterprise Linuxサーバーにリーフコレクター9.1xをインストールする前に、以下のコマンドを実行します次のインストール前のタスクを完了させます

ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh

  1. 以下のコマンドを実行します。

    ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh

  2. リーフコレクターインストーラーと競合するすべてのユーザーインスタンスを削除します。以下のコマンドを実行します。

    userdel postgres

  3. リーフコレクターインストーラーで使用されるログファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。

    touch /tmp/postgres.log

    chmod 0777 /tmp/postgres.log

NNM iSPI Performance for Traffic 9.109.20インストールガイド』の指示に従い、コレクターをインストールします。インストール後はコレクターを開始しないでください。

リーフコレクターをNNMi管理サーバーにインストールして、Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、そのリーフコレクターに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。

データを復元する

注: この手順を開始する前に、最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic9.219.11) が新規作成されたNNM iSPI Performance for Traffic環境に適用されていることを確認します。また、マスターコレクターにはTRFM911_00003パッチを、リーフコレクターにはTRFL911_00003パッチを適用する必要があります。

古いシステムでバックアップされたすべてのデータを、新しいシステムに復元する必要があります。

NNMiをバージョン10.10にアップグレードする

Red Hat Linux 6.4システム上でNNMiをバージョン10.10にアップグレードします。

NPSをバージョン10.10にアップグレードする

NPSをバージョン10.10にアップグレードします。

詳細については、『NNM iSPI Performance for Metricsインタラクティブインストールガイド』を参照してください。

アップグレード後は、以下のコマンドを実行してETLプロセスを停止するようにしてください。

stopETL.ovpl

HP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのアップグレード

このサーバー上でHP NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。

  1. メディアのTraffic_NNM_Extension/Linuxディレクトリに移動します。NNMiがWindows上にある場合はメディアのTraffic_NNM_Extension/WinNTディレクトリに移動します。Linux上にある場合はTraffic_NNM_Extension/Linuxディレクトリに移動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    LinuxのNNMiの場合:

    ./setup.bin

    WindowsのNNMiの場合:

    setup.exe

    インストールウィザードが開きます。

  3. インストール (アップグレード) 画面で [次へ] をクリックします。[ライセンス契約] 画面が表示されます。
  4. [ライセンス契約の条項に同意します..] を選択し、[次へ] をクリックします。画面が開きます。
  5. [製品のカスタマイズ] 画面で、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] 画面が表示されます。
  6. [プレインストールの概要] 画面で、[アップグレード] をクリックします。
  7. アップグレードの完了後、[完了] をクリックします。

マスターコレクターのアップグレード

マスターコレクターをアップグレードする前に以下の手順を実行します。

  • maintenanceファイルを以下のディレクトリに配置してマスターコレクターリソースグループをHAメンテナンスモードにします。

    %TrafficDataDir%\nmsas\traffic-master\hacluster\<resource_group>

    /var/opt/OV/hacluster/<resource_group>

このサーバー上でマスターコレクターを10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。

  1. メディアのTraffic_Masterディレクトリに移動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    ./setupsetup.bat

    インストールウィザードが開きます。

  3. インストール (アップグレード) 画面で [次へ] をクリックします。[ライセンス契約] 画面が表示されます。
  4. [ライセンス契約の条項に同意します..] を選択し、[次へ] をクリックします。画面が開きます。
  5. [製品のカスタマイズ] 画面で、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] 画面が表示されます。
  6. [プレインストールの概要] 画面で、[アップグレード] をクリックします。
  7. アップグレードの完了後、[完了] をクリックします。

リーフコレクターのアップグレード

このサーバー上でリーフコレクターを10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。

  1. メディアのTraffic_Leafディレクトリに移動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    ./setup.shsetup.bat

    インストールウィザードが開きます。

  3. インストール (アップグレード) 画面で [次へ] をクリックします。[ライセンス契約] 画面が表示されます。
  4. [ライセンス契約の条項に同意します..] を選択し、[次へ] をクリックします。画面が開きます。
  5. [製品のカスタマイズ] 画面で、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] 画面が表示されます。
  6. [プレインストールの概要] 画面で、[アップグレード] をクリックします。
  7. アップグレードの完了後、[完了] をクリックします。

nnmenableperfspi.ovplスクリプトを実行する

NNMi管理サーバーでnnmenableperfspi.ovplスクリプトを実行します。スクリプトの実行中に、指定された詳細がNPSアップグレードで設定された詳細と一致することを確認します。

nnmenableperfspi.ovplファイルの最終実行中に指定した詳細は、NNMi管理サーバー上の以下のファイルに記載されています。

Linuxの場合:

/var/opt/OV/log/nnmenableperfspi.txt

Windowsの場合:

%nnmdatadir%\log\nnmenableperfspi.txt

NPSシステムでETLプロセスを開始する

以下のコマンドを実行して、NPSシステムでETLプロセスを開始できます。

startETL.ovpl

アップグレード後のタスク

マスターコレクターシステムにネットワーク共有をマウントする

CIFSプロトコルを使用するようNPSを設定した場合は、Closedここをクリックしてください。

ライセンス

NNM iSPI Performance for TrafficではNNMi Ultimateのライセンスキーを適用するよう要求されます。すでにNNMi Ultimateライセンスキーを有効化している場合、NNM iSPI Performance for Trafficに対する追加のライセンスキーは不要です。

NNMi Ultimateライセンスキーの詳細については、『NNMiリリースノート』の「ライセンス」セクションを参照してください。

NNMiをバージョン10.00にアップグレードした後、すでにNNMi Ultimateライセンスキーを有効化している場合、アップグレード後にNNM iSPI Performance for Trafficに対する追加のライセンスキーを適用する必要はありません。

それ以外の場合は、NNM iSPI Performance for Trafficをバージョン10.00にアップグレードした後、以下のWebサイトにアクセスして新規のライセンスキーを取得してください。

http://support.openview.hp.com/software_updates.jsp

インストールのトラブルシューティング

発生するインストールエラーの多くは、不正なインストール設定に関係しています。NNM iSPI Performance for Trafficを使用する前に、[NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームから [インストールの検証] フォームを開き、NNM iSPI Performance for Trafficのインストール時に行った設定を検証します。

インストールエラーを解決する方法の詳細については、以下のトラブルシューティングのシナリオとこれらの問題を解決するためのヒントを参照してください。

NNM iSPI Performance for Traffic - はじめに

NNMi環境へのNNM iSPI Performance for Trafficのインストールが完了すると、NNM iSPI Performance for Trafficによって生成されたレポートを利用うすることでネットワークトラフィックのモニタリングを開始できます。

IPフローデータをエクスポートするためのルーターまたはスイッチの設定

フローデータをエクスポートするルーターまたはスイッチが、次の条件を満たしていることを確認してください。

  1. ルーターまたはスイッチがフローパケットをエクスポートするように設定されている。
  2. ルーターまたはスイッチがNNMiのノードとしてシードに指定され、正しく検出されている。

NNM iSPI Performance for TrafficサーバーとNNMiサーバーはNTP (ネットワークタイムプロトコル) で同期させる必要があります。フローデータをエクスポートするルーターもすべてNTPで同期させる必要があります。

トラフィックフローデータをレポート可能なインタフェースの設定の詳細については、ルーターまたはスイッチのベンダーのドキュメントを参照してください。

コレクターの設定

すべてのリーフコレクターが、トラフィックフローデータのレポートが可能で、レポートを行うように設定されているルーターまたはスイッチの特定のインタフェースをリスンするよう、設定する必要があります。NNMiコンソールから起動できる [NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームを使用すると、それらの設定タスクを実行できます。

[NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームにアクセスするには、以下の手順を実行します。

  1. NNMiコンソールを起動します。
  2. 管理者ユーザーロールでNNMiコンソールにログオンします。
  3. [設定] ワークスペースで、[NNM iSPI Performance for Trafficの設定] をクリックします。[NNM iSPI Performance for Traffic設定] フォームが開きます。
  4. [NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームに、マスターコレクターのインストール時に作成した、マスターコレクター用のシステムユーザーの資格情報でログオンします。
  5. [NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームで、以下を設定します。
    1. リーフコレクターシステムを設定します。
    2. リーフコレクターインスタンスを設定します。
    3. マスターコレクターを設定する。
    4. サイト、フィルター、アプリケーションマッピンググループ、およびサービスのタイプグループなどの追加プロパティを設定します。

これらの設定タスクの詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアオンラインヘルプ』を参照してください。

NNM iSPI Performance for Trafficドキュメントへのアクセス

NNM iSPI Performance for Trafficドキュメントにアクセスするには、以下の手順を実行します。

  1. NNMiコンソールを起動します。
  2. NNMiコンソールにログオンします。
  3. [ヘルプ] > [NNM iSPIドキュメントライブラリ] の順にクリックします。

NNM iSPI Performance for Trafficのアンインストール

NNM iSPI Performance for Trafficのアンインストール時に、ソフトウェアの各コンポーネントを個別にアンインストールする必要があります。

NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのアンインストール

注: NNMiがHAクラスターにインストールされているため、必ずNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをクラスター内の両方のノードからアンインストールしてください。

注: NNMiがアプリケーションフェイルオーバークラスターにインストールされているため、必ずNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをクラスター内の両方のノードからアンインストールしてください。

NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficを削除するには、以下の手順を実行します。

  1. NNMi管理サーバーで、以下のディレクトリに移動します。

    %NnmInstallDir%\Uninstall\HPOvTENM

    /opt/OV/Uninstall/HPOvTENM

  2. setupファイルをダブルクリックします。
    アンインストール初期化プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーによってアンインストールプロセスが初期化されます。[アプリケーションのメンテナンス] ページが開きます。
  3. ./setupコマンドを実行します。
    インストーラーによってNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのアンインストールが開始されます。
  4. [アンインストール] を選択して、[次へ] をクリックします。[プレアンインストールの概要] ページが開きます。
  5. [アンインストール] をクリックします。インストーラーによってNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのアンインストールが開始されます。
  6. アンインストール中に [NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficの登録解除] ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、以下の詳細を指定して [OK] をクリックします。
    • NNMiユーザーパスワード:NNMiシステムアカウントのパスワードを入力します。
    • パスワードを再入力:パスワードをもう一度入力します。
  7. 次の詳細は、インストーラーによって自動的に検出されます。
    • NNMiユーザー名:NNMiシステムユーザー。
    • NNMi FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名。
    • NNMi JNDIポート:NNMi管理サーバーのJNDIポート。
  8. アンインストールプロセスが完了したら、[アンインストールの完了] ページが開きます。[完了] をクリックします。

または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してHP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。

ログファイルのアンインストール

setupプログラムによって、以下のログファイルが%temp%フォルダー内に作成されます。

  • preRemove_traffic-nnm
  • postRemove_traffic-nnm

Linuxでは、setupプログラムによって、以下のログファイルが/tmpフォルダー内に作成されます。

  • preRemove_traffic-nnm
  • postRemove_traffic-nnm

HP-UXのNNMi管理サーバー上では、セットアッププログラムによってpreRemove_traffic-nnmおよびpodtRemove_traffic-nnmファイルが作成されません。アンインストールプロセスの詳細については、以下の場所にあるswinstall.logファイルで確認できます。

/var/adm/sw

マスターコレクターのアンインストール

HAクラスターからマスターコレクターの設定を解除する方法

  1. HAクラスター内でアクティブなノードを確認します。任意のノードで、以下のコマンドを実行します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode

  2. パッシブノードで、以下のコマンドを実行してHAクラスターからコレクターを設定解除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    このコマンドにより、共有ディスクへのアクセス権は削除されますが、ディスクグループまたはボリュームグループは設定解除されません

  3. パッシブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource_group>

    /opt/OV/traffic-master/hacluster/<resource_group>

  4. アクティブノードで、次のメンテナンスファイルを作成して、HAリソースグループのモニタリングを無効化します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource-group>\maintenance

    /opt/OV/hacluster/<resource-group>/maintenance

  5. 以下のコマンドを実行してマスターコレクターを停止します。

    nmstrafficmasterstop.ovpl --HA

    データの破損を防ぐため、共有ディスクにアクセス中のTrafficマスターコレクターのインスタンスが存在していないことを確認してください。

  6. アクティブノードで以下のコマンドを実行します。

    nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -from<mount-point>

  7. 共有ディスクからすべてのファイルを削除します。

  8. メンテナンスファイルを削除します。
  9. アクティブノードで、マスターコレクターHAリソースグループを停止します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>

  10. アクティブノードで、HAクラスターからマスターコレクターを設定解除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

  11. アクティブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource-group>\

    /opt/OV/hacluster/<resource-group>

  12. 共有ディスクをアンマウントします。

    注: ディスクを別の用途に使用する必要がある場合は、保持するデータをすべてコピーしてから (以下の手順を参照)、お使いのHA製品のコマンドを使用してディスクグループおよびボリュームグループを設定解除します。

HAクラスターからマスターコレクターの設定を解除する方法

  1. HAクラスター内でアクティブなノードを確認します。任意のノードで、以下のコマンドを実行します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode

  2. パッシブノードで、以下のコマンドを実行してHAクラスターからコレクターを設定解除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    このコマンドにより、共有ディスクへのアクセス権は削除されますが、ディスクグループまたはボリュームグループは設定解除されません

  3. パッシブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource_group>

    /opt/OV/traffic-master/hacluster/<resource_group>

  4. アクティブノードで、次のメンテナンスファイルを作成して、HAリソースグループのモニタリングを無効化します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource-group>\maintenance

    /opt/OV/hacluster/<resource-group>/maintenance

  5. 以下のコマンドを実行してマスターコレクターを停止します。

    nmstrafficmasterstop.ovpl --HA

    データの破損を防ぐため、共有ディスクにアクセス中のTrafficマスターコレクターのインスタンスが存在していないことを確認してください。

  6. アクティブノードで以下のコマンドを実行します。

    nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -from<mount-point>

  7. 共有ディスクからすべてのファイルを削除します。

  8. メンテナンスファイルを削除します。
  9. アクティブノードで、マスターコレクターHAリソースグループを停止します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>

  10. アクティブノードで、HAクラスターからマスターコレクターを設定解除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>

  11. アクティブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\<resource-group>\

    /opt/OV/hacluster/<resource-group>

  12. 共有ディスクをアンマウントします。

    注: ディスクを別の用途に使用する必要がある場合は、保持するデータをすべてコピーしてから (以下の手順を参照)、お使いのHA製品のコマンドを使用してディスクグループおよびボリュームグループを設定解除します。

マスターコレクターを削除するには、以下の手順を実行します。

注: HAクラスター内の両方のノードからマスターコレクターを削除します。

  1. マスターコレクターシステム上で、以下の場所に移動します。

    %NnmInstallDir%\traffic-master\Uninstall\HPOvTRMiSPI

    または

    %TrafficInstallDir%\traffic-master\Uninstall\HPOvTRMiSPI

    /opt/OV/traffic-master/Uninstall/HPOvTRMiSPI

  2. setupファイルをダブルクリックします。
  3. 以下のコマンドを実行します。

    ./setup

  4. 画面上の指示に従います。

または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNM iSPI Performance for Traffic マスターコレクターを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してマスターコレクター for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。

マスターコレクターのアンインストール後、NNM iSPI Performance for TrafficレポートExtensionPackを手動でアンインストールする必要があります。

リーフコレクターのアンインストール

リーフコレクターを削除するには、以下の手順を実行します。

  1. リーフコレクターシステムで、以下のディレクトリに移動します。

    %NnmInstallDir%\traffic-leaf\Uninstall\HPOvTRLiSPI

    または

    %TrafficInstallDir%\traffic-leaf\Uninstall\HPOvTRLiSPI

    /opt/OV/traffic-leaf/Uninstall/HPOvTRLiSPI

  2. setupファイルをダブルクリックします。
  3. ./setupコマンドを実行します。
  4. アンインストール初期化プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーによってアンインストールプロセスが初期化されます。
  5. [アプリケーションのメンテナンス] ページで、[アンインストール] を選択して、[次へ] をクリックします。[プレアンインストールの概要] ページが開きます。
  6. [アンインストール] をクリックします。
  7. アンインストールプロセスが完了したら、[アンインストールの完了] ページが開きます。[完了] をクリックします。

または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNM iSPI Performance for Traffic リーフコレクターを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してリーフコレクター for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。

Windowsの手順の例

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UNIXの手順の例

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Linuxの手順の例

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