出力のカスタマイズ元:
ドキュメントのリリース日:2015年11月 ソフトウェアのリリース日:2015年11月 |
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Oracleテクノロジ - 権利制限について
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HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェア (NNM iSPI Performance for Traffic) は、ネットワークのパフォーマンスを監視するためにHP Network Node Manager i Software (NNMi) のケーパビリティを拡張します。NNM iSPI Performance for Trafficは、NNMiネットワーク内のルーターによってエクスポートされるIPフローレコードから取得されたデータを強化します。
ご使用の環境に以下のコンポーネントをインストールする必要があります。
NNM iSPI Performance for Trafficのインストール後には、以下のいずれかのモニタリング環境を構築できます。
バージョン10.00または9.2xからバージョン10.10にアップグレードできます。
NNM iSPI Performance for Traffic 9.2x10.00が現在インストールされているオペレーティングシステムを選択します。
NNM iSPI Performance for Trafficは以下のオペレーティングシステムをサポートします。
サポートされているオペレーティングシステムのリストの詳細については、『NNMi Ultimate対応マトリックス』を参照してください。
NNMi管理サーバーにマスターコレクターがインストールされているかどうかを選択します。
マスターコレクターをHAクラスター内にインストールできます。
また、NNMiをHAクラスター内にインストールするか、アプリケーションフェイルオーバークラスター内にインストールするかを指定します。
NNMiをHAクラスター内にインストールするか、アプリケーションフェイルオーバークラスター内にインストールするかを指定します。
データベースはNNMiおよびNNM iSPI Performance for Trafficのデータを格納するために使用されます。以下のデータベースオプションのいずれかの組み合わせを選択できます。
カスタマイズしたドキュメントを画面上に表示したり印刷したりすることが可能です。
ご使用のコンピュータにPDF印刷ドライバーがインストールされている場合は、[印刷] をクリックして、ユーザーの選択内容に応じてカスタマイズされるPDFドキュメントを作成します。PDF印刷ドライバーは、複数のオープンソースプロバイダーおよびサードパーティプロバイダーから入手可能です。
以下の手順は、選択内容に応じてカスタマイズされます。選択内容が正しいことを確認してください。
選択内容が正しくない場合は、[変更] をクリックしてください。
サポートドキュメントの参照
以下のドキュメントを読むことによって、このNNM iSPI Performance for Trafficインストールに対する準備をより的確に行えます。
NNM iSPI Performance for Traffic HAクラスター内にノードとして含めるシステムはすべて、以下の要件を満たしている必要があります。
DNSで解決可能なHAクラスタの仮想IPアドレス。
DNSで解決可能なHAクラスタの仮想ホスト名。
さらに、HAクラスター設定には、少なくとも次の項目が含まれている必要があります。
NNM iSPI Performance for Trafficをインストールするときには、必ず以下の手順を実行してください。
ヒント: NNM iSPI Performance for Trafficをインストールする前に、NNMiとNPSが正しくインストールされていることを確認してください。マスターコレクターのインストールプロセスには、NPSシステムの詳細が必要です。
ご使用のネットワークの規模により、単一のマスターコレクターと単一のリーフコレクターをインストールするか、複数インスタンスのリーフコレクターとマスターコレクターの単一インスタンスをインストールするかを選択できます。NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、必ずNNMi管理サーバー上にインストールする必要があります。
NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、NNM iSPI Performance for Traffic関連のリンクおよびビューをNNMiワークスペースに追加します。
NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficは、必ずNNMi管理サーバーにインストールする必要があります。
NNMiアプリケーションフェイルオーバー環境では、NNMi Extension for iSPI Performance for TrafficをプライマリおよびセカンダリNNMiシステムに確実にインストールします。セカンダリシステムにインストールする前に、プライマリシステムからセカンダリシステムにフェイルオーバーします。
注: クラスター内の両方のノードにインストールします。maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置してNNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%NNMDataDir%\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster/
<resource_group>
管理者権限でMMNi管理サーバーにログオンします。管理者権限があるユーザーが、ローカル管理者グループに属していることを確認します。
ルート権限でMMNi管理サーバーにログオンします。
NNM iSPI Performance for Trafficインストールメディアのコンテンツを抽出します (またはメディアをマウントします)。
NNMiがWindowsにある場合インストールメディアのTraffic_NNM_Extension\WinNT
フォルダーに移動して、setup.exe
ファイルをダブルクリックします。
NNMiがLinux上にある場合インストールメディアのTraffic_NNM_Extension/Linux
ディレクトリに移動して、setup.bin
ファイルを実行します。
インストールメディアのTraffic_NNM_Extension/Linux
ディレクトリに移動して、setup.bin
ファイルを実行します。
インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
注: システムアカウントは、NNMiがインストール中に作成する特別な管理者アカウントです (『HP Network Node Manager i Softwareインタラクティブインストールガイド』の「NNMiのインストール」セクションを参照)。
マスターコレクターを高可用性 (HA) クラスター環境にインストールすることを予定しているため、クラスターの仮想IPアドレスまたは仮想FQDNを指定する必要があります。
次の詳細は、インストーラーによって自動的に検出されます。
以下のコマンドを実行してNNMiのプロセスを再起動します。
ovstop -c ovjboss
ovstart -c
[スタート] > [すべてのプログラム] > [HP] > [Network Node Manager] > [ovstop]/[ovstart] を選択することもできます。
これで両方のノードからmaintenance
ファイルを削除できます。
インストールログファイル (postInstall_traffic-nnm.log
) は、%temp%ディレクトリに作成されます。
Linuxでは、インストールログファイル (postInstall_traffic-nnm.log
) は、/tmp
ディレクトリに作成されます。
NNM iSPI Performance for Trafficマスターコレクターは、NNMi管理サーバーまたはスタンドアロンのリモートサーバーにインストールできます。
マスターコレクターはご使用の環境に1つのみインストールできます。グローバルネットワーク管理 (GNM) 環境では、それぞれの領域に1つのマスターコレクターをインストールする必要があります。
インストール前のタスク
NNMi管理サーバーにおけるWebサービスクライアントのロールを持つ新規ユーザーの作成
NNMiコンソールから、Webサービスクライアントのロールを持つユーザーを作成します。Webサービスクライアントのロールを持つ新規ユーザーの作成方法の詳細については、『Network Node Manager i Software管理者向けのヘルプ』を参照してください。
Oracleユーザーの新規作成
NNMiでOracleデータベースを使用するように設定した場合、HP NNM iSPI Performance for TrafficもOracleをデータベースとして使用するように設定する必要があります。NNMiで使用されるのと同じOracleインスタンスを使用できますが、マスターコレクターに固有のOracleユーザーを使用する必要があります。
Oracleサーバーの詳細を書き留めます
マスターコレクターと共に使用するOracleデータベースインスタンスの以下の詳細を書き留めます。
注: Oracleでは、高可用性ソリューションOracle Real Application Cluster (RAC) を提供しています。このRACソリューションでは、2台の物理Oracleデータベースサーバーを使用します。1台目のサーバーが故障するか、管理者がフェールオーバーを実行すると (1台目のサーバーでメンテナンスを実行する場合など)、2台目のサーバーが自動的に動作を引き継ぎ、NNM iSPI Performance for Trafficが2台目のサーバーの使用を開始します。フェールオーバーの発生後、短時間データが消失する場合があります。管理対象のネットワークのサイズおよび評価対象のトラップ率とインシデント率によりデータ消失量が増えます。RACを設定するには、Oracleデータベース管理者と協力して、Oracleから提供される手順に従って、Oracleデータベースをインストールします。
NNMi管理サーバーの詳細を書き留めます
nms-local.properties
ファイルをテキストエディターで開きます。com.hp.ov.nms.fqdn
: NNMi管理サーバーのFQDN。nmsas.server.port.web.http
: NNMiで使用されるHTTPポート。nmsas.server.port.web.https
: NNMiで使用されるHTTPSポート。nmsas.server.port.naming.port
: NNMiのJNDIポート。ファイル内で、このプロパティが (#!
文字を使用して) コメントアウトされている場合、NNMiはデフォルトのJNDIポート1099を使用します。アプリケーションフェイルオーバーモードでNNMiがインストールおよび設定されている場合は、セカンダリNNMi管理サーバー上にあるnms-local.properties
ファイルから次のプロパティを書き留めます。
必要なポートが利用可能であるかどうかを確認します
マスターコレクターシステム上で、以下のポートが使用可能かどうかを確認します。
12043、12080、12083、12084、12085、12086、12087、12092、12099、12458、12500、12501、12712、12713、12714、12873
KornShellがインストールされていることを確認します
マスターコレクターシステムで、KornShellがインストールされていることを確認します。
KornShellがインストールされていることを確認するには、コマンドラインターミナルを開き、以下のコマンドを入力します。
ksh
KornShellがインストールされている場合、コマンドプロンプトがkshに変わります。
KornShellがインストールされていない場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
ksh is not found
KornShellをインストールしていない場合は、http://www.kornshell.com/software/からダウンロードしてインストールできます。
必要なライブラリが利用可能であるかどうかを確認します
64ビットのcompat-libstdc++
および32ビットのcompat-libstdc++
ライブラリが両方とも使用可能であることを、マスターコレクターをインストールする前に確認します。マスターコレクターでは以下の正確なライブラリバージョンが必要です。ただし、RPMバージョンは、Linuxのマイナーリリースによって異なる場合があります。
HP公開キー
インストールする前に、HP公開キーをLinux RPMデータベースにインポートする必要があります。
HP公開キーをインポートするには、以下のWebページに記載の指示に従います。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning
前提条件に関する情報の詳細については、『NNMi Ultimate対応マトリックス』を参照してください。
まずHAクラスター内のアクティブノードにコレクターをインストールします。
NNMI HA クラスターにインストールする前に、以下の手順を実行します。
maintenanceファイルを以下のディレクトリに配置してNNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%NnmDataDir%\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster\
<resource_group>
クラスタ内のプライマリ (アクティブ) ノードにマスターコレクターをインストールします。ただし、コレクターは起動しないでください。
マスターコレクターをインストールするには、以下の手順を実行します。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning
インストールメディアのTraffic_Master
ディレクトリに移動して、setup
ファイルをダブルクリックします。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
Traffic_Master
ディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。./setup
インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
ホスト:OracleサーバーのFQDN。
注: Oracle RACを使用している場合、以下の手順を実行します。
その他のパラメーターは指定しないでください。
注: NPSサーバーが分散型配備で設定されている場合、[Performance SPI Serverの設定] ダイアログボックスで、データベースサーバー (DBサーバー) のFQDNを入力する必要があります。
インストーラーによるマスターコレクターのインストールが完了したら、[インストールの完了] ページが開きます。
インストールログファイル (postInstall_traffic-master.log
) は%temp%
ディレクトリに作成されます。
インストールログファイル (postInstall_traffic-master.log
) は/tmp
ディレクトリに作成されます。
Oracle RACにはセカンダリOracle RACサーバーが必要です。その情報を設定するには、コレクターのインストール後に、以下の手順を実行します。
テキストエディターで以下のファイルを開きます。
%TrafficDataDir%
\nmsas\traffic-master\/var/opt/OV/nmsas/traffic-master/server.properties
以下の行を追加します。
com.hp.ov.nms.oracle.otherHost=
<second_host_in_the_cluster>
com.hp.ov.nms.oracle.serviceName=
<logical_name>
この例では、<second_host_in_the_cluster>はOracle RAC内のセカンドホストのFQDNで、<logical_name>はOracle RACの論理名です。
ヒント: ファイルにプロパティがすでに存在する場合は、正しい値に設定されていることを確認します。
以下の文字列を追加します。
com.hp.ov.nms.oracle.connection.url=${com.hp.ov.nms.oracle.connection.cluster.url}
ファイルを保存します。
以下のコマンドを実行して、コレクターを再起動します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\
/opt/OV/traffic-master/bin/
nmstrafficmasterstop.ovpl
%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\
/opt/OV/traffic-master/bin/
nmstrafficmasterstart.ovpl
アクティブノードにインストールした後、以下の手順を実行します。
NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、%NnmInstallDir%\trafficmaster\server\conf /opt/OV/traffic-master/server/confディレクトリにあるlogin-config.xml
ファイルを変更します。
要素<module-option name=”nnmAuthUrl”>
を探して、この要素内に含まれる文字列をNNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように変更します。
nnm.extended.properties
ファイルで、com.hp.ov.nms.spi.trafficmaster.Nnm.perfspidatapath
プロパティをnnmenableperfspi.ovpl
スクリプトで表示された値に設定します。
nnmenableperfspi.ovpl
スクリプトでは、NNMiシステムの (%NnmDataDir%\logまたは/var/opt/OV/log
ディレクトリにある) nnmenableperfspi_log.txt
ファイルのすべての詳細情報が記録されます。この情報は参照用として使用できます。
maintenance
ファイルを削除します。ovstatus -cを実行して、ovjbossが実行されていることを確認します。
maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置してNNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%NnmDataDir%\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster\
<resource_group>
NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、%NnmInstallDir%\trafficmaster\server\conf /opt/OV/traffic-master/server/confディレクトリにあるlogin-config.xml
ファイルを変更します。
要素<module-option name=”nnmAuthUrl”>
を探して、この要素内に含まれる文字列をNNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように変更します。
maintenance
ファイルを削除します。次のコマンドをアクティブノードで実行してからすべてのパッシブノードで実行します。
%NnmInstallDir%\misc\nnm\ha\nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon TRAFFIC
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon TRAFFIC
以下のコマンドを実行して、マスターコレクターが正常に登録されたことを確認します。
%NnmInstallDir%\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS
アクティブノードにインストールした後、以下の手順を実行します。
インストール後に次のコマンドを実行して、マスターコレクタープロセスを開始できるユーザーを作成します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmastersetuser.ovpl [--domain=
<DomainName>] --username=
<AdministratorUsername> --password=
<AdministratorPassword>
この例の<DomainName>はマスターコレクターの完全修飾ドメイン名です。Domain
は、ドメインアカウントを使用している場合、必須のパラメーターです。
NPSがWindowsシステム上にインストールされている場合、nnmenableperfspi.ovpl
コマンドで作成されたユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります (『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metricsインストールガイド』を参照)。
英語以外のシステムを使用している場合、ユーザーがマスターコレクターシステムで管理者グループのメンバーであることを確認します。
nmstrafficmastersetuser.ovpl
に指定したユーザー名が共有ネットワークディレクトリに対する読み取り/書き込みアクセスを持っているユーザーと同じであることを確認してください。
NNM iSPI Performance for Trafficデータを共有ディスクにコピーします。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -to <HA_mount_point>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -to <HA_mount_point>
注: データベースの破損を防ぐため、このコマンド (-toオプションを使用) を1回だけ実行してください。
以下のコマンドを実行して、NNM iSPI Performance for Traffic HAリソースグループを設定します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaconfigure.ovpl TRAFFIC
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaconfigure.ovpl TRAFFIC
スクリプトで尋ねられる質問に回答しているときに、このクラスター (NNMiが存在しないクラスター) 固有の詳細情報を指定します (『NNMiデプロイメントリファレンス』の「表: NNMi HAプライマリノードの設定情報」を参照)。
以下のコマンドを実行してリソースグループを開始します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhastartrg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/\nnmhastartrg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
インストール後に次のコマンドを実行して、パッシブノードで、マスターコレクタープロセスを開始できるユーザーを作成します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\bin\nmstrafficmastersetuser.ovpl [--domain=
<DomainName>] --username=
<AdministratorUsername> --password=
<AdministratorPassword>
この例の<DomainName>はマスターコレクターの完全修飾ドメイン名です。Domain
は、ドメインアカウントを使用している場合、必須のパラメーターです。
NPSがWindowsシステム上にインストールされている場合、nnmenableperfspi.ovpl
コマンドで作成されたユーザーのユーザー名とパスワードを指定する必要があります (『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metricsインストールガイド』を参照)。
nmstrafficmastersetuser.ovpl
に指定したユーザー名が共有ネットワークディレクトリに対する読み取り/書き込みアクセスを持っているユーザーと同じであることを確認してください。
英語以外のシステムを使用している場合、ユーザーがマスターコレクターシステムで管理者グループのメンバーであることを確認します。
以下のコマンドを実行して、NNM iSPI Performance for Traffic HAリソースグループを設定します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaconfigure.ovpl TRAFFIC
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaconfigure.ovpl TRAFFIC
アクティブノードを設定したときの詳細情報を入力します。
以下のコマンドを実行して、設定が正常に行われたかを確認します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl -group <resource_group> -nodes
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl -group <resource_group> -nodes
指定したHAリソースグループについて、設定したノードがすべて一覧表示されます。
または、この手順を開始したときにアクティブだったサーバーにフェイルオーバーして設定をテストします。
複数のリーフコレクターをインストールする場合、リーフコレクターのすべてのインスタンスをマスターコレクターがインストールされていないシステムにインストールする必要があります。マスターコレクターとリーフコレクターインスタンスは、複数のリーフコレクターがネットワーク上にインストールされている場合、同一システム上に共存できません。
インストール前のタスク
Oracleユーザーの新規作成
NNMiでOracleデータベースを使用するように設定した場合、HP NNM iSPI Performance for TrafficもOracleをデータベースとして使用するように設定する必要があります。NNMiで使用されるのと同じOracleインスタンスを使用できますが、各リーフコレクターに固有のOracleユーザーを使用する必要があります。たとえば、5つのリーフコレクターシステムをインストールする場合は、5つの異なるOracleユーザーを作成します。
Oracleサーバーの詳細を書き留めます
NNM iSPI Performance for Trafficリーフコレクターと共に使用するOracleデータベースインスタンスの以下の詳細を書き留めます。
注: Oracleでは、高可用性ソリューションOracle Real Application Cluster (RAC) を提供しています。このRACソリューションでは、2台の物理Oracleデータベースサーバーを使用します。1台目のサーバーが故障するか、管理者がフェールオーバーを実行すると (1台目のサーバーでメンテナンスを実行する場合など)、2台目のサーバーが自動的に動作を引き継ぎ、NNM iSPI Performance for Trafficが2台目のサーバーの使用を開始します。フェールオーバーの発生後、短時間データが消失する場合があります。管理対象のネットワークのサイズおよび評価対象のトラップ率とインシデント率によりデータ消失量が増えます。RACを設定するには、Oracleデータベース管理者と協力して、Oracleから提供される手順に従って、Oracleデータベースをインストールします。
必要なポートが利用可能であるかどうかを確認します
リーフコレクターシステム上で、以下のポートが使用可能かどうかを確認します。
11043、11080、11083、11084、11085、11086、11087、11092、11099、11458、11500、11501、11712、11713、11714、11813
KornShellがインストールされていることを確認します
リーフコレクターシステムで、KornShellがインストールされていることを確認します。
KornShellがインストールされていることを確認するには、コマンドラインターミナルを開いてから、以下のコマンドを入力します。
ksh
KornShellがインストールされている場合、コマンドプロンプトがksh
に変わります。
KornShellがインストールされていない場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
ksh is not found
KornShellをインストールしていない場合は、http://www.kornshell.com/software/からダウンロードしてインストールできます。
必要なライブラリが利用可能であるかどうかを確認します
64ビットのcompat-libstdc++
および32ビットのcompat-libstdc++
ライブラリが両方とも使用可能であることを、リーフコレクターをインストールする前に確認します。リーフコレクターでは以下の正確なライブラリバージョンが必要です。RPMバージョンは、Linuxのマイナーリリースによって異なる場合があります。
HP公開キー
インストールする前に、HP公開キーをLinux RPMデータベースにインポートする必要があります。
HP公開キーをインポートするには、以下のWebページに記載の指示に従います。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning
前提条件に関する情報の詳細については、『NNMi Ultimate対応マトリックス』を参照してください。
リーフコレクターをインストールするには、以下の手順を実行します。
注: リーフコレクターのすべてのタイプのインストールシナリオ (NNMi管理サーバー上のリーフコレクター、スタンドアロンシステム上のリーフコレクター、マスターコレクターシステム上のリーフコレクターまたはNPSシステム上のリーフコレクター) で、以下の手順を使用します。
コレクターをインストールするシステムに管理者権限でログオンします。管理者権限があるユーザーが、ローカル管理者グループに属していることを確認します。
コレクターをインストールするシステムにroot権限でログオンします。
インストールメディアのコンテンツを抽出します (またはメディアをマウントします)。
インストールメディアのTraffic_Leaf
ディレクトリに移動して、setup
ファイルをダブルクリックします。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
cd
コマンドを使用して/cdrom
ディレクトリに移動し、さらにTraffic_Leaf
ディレクトリに移動して、次のコマンドを実行します。
./setup
インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
ホスト:OracleサーバーのFQDN。
注: Oracle RACを使用している場合、以下の手順を実行します。
このパスワードを書き留めてください。[NNM iSPI Performance for Traffic設定] フォームを使用してリーフコレクターを設定するにはこのパスワードが必要になります。インストールする各リーフコレクターに別々のパスワードを指定できます。
パスワードを再入力:パスワードをもう一度入力します。
次の詳細は、インストーラーによって自動的に検出されます。
Traffic Leaf FQDN:リーフコレクターの完全修飾ドメイン名
インストールログファイル (postInstall_traffic-leaf.log
) は、%temp%
ディレクトリに作成されます。
インストールログファイル (postInstall_traffic-leaf.log
) は、/tmp
ディレクトリに作成されます。
Oracle RACにはセカンダリOracle RACサーバーが必要です。その情報を設定するには、コレクターのインストール後に、以下の手順を実行します。
テキストエディターで以下のファイルを開きます。
%TrafficDataDir%
\nmsas\traffic-leaf\/var/opt/OV/nmsas/traffic-leaf/server.properties
以下のプロパティを追加します。
ヒント: ファイルにプロパティがすでに存在する場合は、正しい値に設定されていることを確認します。
com.hp.ov.nms.oracle.otherHost=
<second_host_in_the_cluster>
com.hp.ov.nms.oracle.serviceName=
<logical_name>
この例では、<second_host_in_the_cluster>はOracle RAC内のセカンドホストのFQDNで、<logical_name>はOracle RACの論理名です。
以下の文字列を追加します。
com.hp.ov.nms.oracle.connection.url=${com.hp.ov.nms.oracle.connection.cluster.url}
ファイルを保存します。
以下のコマンドを実行して、コレクターを再起動します。
%TrafficInstallDir%\traffic-leaf\bin\
/opt/OV/traffic-leaf/bin/
nmstrafficleafstop.ovpl
%TrafficInstallDir%\traffic-leaf\bin\
/opt/OV/traffic-leaf/bin/
nmstrafficleafstart.ovpl
NNM iSPI Performance for Trafficは、NNMiおよびNPSと頻繁に連携します。NNM iSPI Performance for Trafficのインストール後は、この製品がNNMiおよびNPSと連携できることを確認する必要があります。
NNM iSPI Performance for Trafficバージョン9.2010.00をバージョン10.10に直接アップグレードできます。
この手順は、NNM iSPI Performance for TrafficをNNMiと共にバージョン10.10にアップグレードする際に役立ちます。
この手順は、次に示すマルチステップの方法に従います。
NNM iSPI Performance for Trafficのコンポーネントを新しいシステムでバージョン10.10にアップグレードする
注: NNM iSPI Performance for Trafficのすべてのコンポーネントをバージョン10.10にアップグレードした後、マスターコレクターまたはリーフコレクターをホストする各システムのオペレーティングシステムをRed Hat Enterprise Linux 7.xにアップグレードできます。
アップグレード前の確認:
最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic 9.21) が既存のNNM iSPI Performance for Trafficに適用されていることを確認します。
HP公開キー
インストールする前に、HP公開キーをLinux RPMデータベースにインポートする必要があります。
HP公開キーをインポートするには、以下のWebページに記載の指示に従います。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning
手順を開始する前に、最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic 9.21) が既存のNNM iSPI Performance for Trafficに適用されていることを確認します。
NNMi 9.2x10.00を、Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行される新しいサーバーにインストールします。Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、NNMiに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。
NNMiがアプリケーションフェイルオーバーHAクラスター環境に元から存在している場合は、新しいサーバーと同様の環境にインストールするよう計画してください。
『NNMi 10.10インタラクティブインストールおよびアップグレードガイド』の指示に従います。
HP NNMi Extension for iSPI Performance for Traffic9.2010.00を新しいNNMi管理サーバーにインストールします。
『NNM iSPI Performance for Traffic 9.2010.00 インストールガイド』の指示に従い、HP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをインストールします。
NNM iSPI Performance for Traffic 9.20をインストールした後、9.21パッチを適用します。
マスターコレクター9.2x10.00 を、Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行される新しいサーバー新しいNNMi管理サーバーにインストールします。
Red Hat Enterprise Linuxサーバーにマスターコレクターをインストールする前に、以下のコマンドを実行します次のインストール前のタスクを完了させます。
ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh
以下のコマンドを実行します。
ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh
マスターコレクターインストーラーと競合するすべてのユーザーインスタンスを削除します。以下のコマンドを実行します。
userdel postgres
マスターコレクターインストーラーで使用されるログファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。
touch /tmp/postgres.log
chmod 0777 /tmp/postgres.log
『NNM iSPI Performance for Traffic 9.2010.00インストールガイド』の指示にしたがって、コレクターをインストールします。
マスターコレクターがHAクラスター環境に元から存在している場合は、新しいサーバーと同様の環境にインストールするよう計画してください。
インストールウィザードでNPSホスト名を指定するよう求められたら、NPSシステムのホスト名を入力します。
Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、マスターコレクターに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。
NNM iSPI Performance for Traffic 9.20をインストールした後、9.21パッチを適用します。
注: パッチをインストールした後、コレクターを停止します。
リーフコレクター9.2010.00の各インスタンスを、Red Hat Enterprise Linux 6.4で実行される新しいサーバーにインストールします。
Red Hat Enterprise Linuxサーバーにリーフコレクターをインストールする前に、以下のコマンドを実行します次のインストール前のタスクを完了させます。
ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh
以下のコマンドを実行します。
ln -s /bin/ksh /usr/bin/ksh
リーフコレクターインストーラーと競合するすべてのユーザーインスタンスを削除します。以下のコマンドを実行します。
userdel postgres
リーフコレクターインストーラーで使用されるログファイルを作成します。以下のコマンドを実行します。
touch /tmp/postgres.log
chmod 0777 /tmp/postgres.log
『NNM iSPI Performance for Traffic 9.2010.00インストールガイド』の指示にしたがって、コレクターをインストールします。
リーフコレクターをNNMi管理サーバーにインストールして、Oracleデータベースインスタンスの詳細を指定する際は、そのリーフコレクターに対して新規作成したOracleデータベースインスタンス (ここで作成したもの) の詳細を入力するようにしてください。
NNM iSPI Performance for Traffic 9.20をインストールした後、9.21パッチを適用します。
注: パッチをインストールした後、コレクターを停止します。
注: この手順を開始する前に、最新パッチ (NNM iSPI Performance for Traffic 9.219.21) が新規作成されたNNM iSPI Performance for Traffic環境に適用されていることを確認します。
古いシステムでバックアップされたすべてのデータを、新しいシステムに復元する必要があります。
Red Hat Linux 6.4システム上でNNMiをバージョン10.10にアップグレードします。
NPSをバージョン10.10にアップグレードします。
詳細については、『NNM iSPI Performance for Metricsインタラクティブインストールガイド』を参照してください。
アップグレード後は、以下のコマンドを実行してETLプロセスを停止するようにしてください。
stopETL.ovpl
NNMiアプリケーションフェイルオーバー環境では、NNMi Extension for iSPI Performance for TrafficをプライマリおよびセカンダリNNMiシステムに確実にアップグレードします。セカンダリシステムにアップグレードする前に、プライマリシステムからセカンダリシステムにフェイルオーバーします。
このサーバー上でHP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficを10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。
注: クラスター内の両方のノードにアップグレードします。maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置してNNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%NNMDataDir%\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster/
<resource_group>
HP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをアップグレードした後に、maintenance
ファイルを削除できます。
Traffic_NNM_Extension/Linux
ディレクトリに移動します。NNMiがWindows上にある場合はメディアのTraffic_NNM_Extension/WinNT
ディレクトリに移動します。Linux上にある場合はTraffic_NNM_Extension/Linux
ディレクトリに移動します。
以下のコマンドを実行します。
NNMiがLinuxにある場合:
./setup.bin
NNMiがWindowsにある場合:
setup.exe
インストールウィザードが開きます。
これで両方のノードからmaintenance
ファイルを削除できます。
アップグレードする前に以下の手順を実行します。
まだ実行していない場合は、maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置してマスターコレクターリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%nnmdatadir\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster/
<resource_group>
NPSシステムで以下のコマンドを実行して、NPSシステムのETLプロセスを停止します。
%NnmInstallDir%\NNMPerformanceSPI\bin\stopETL.ovpl
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/stopETL.ovpl
マスターコレクターを停止します。
%NnmInstallDir%\traffic-master\bin\trafficmasterstop.ovpl --HA
/var/opt/OV/traffic-master/bin/trafficmasterstop.ovpl --HA
ここで、アクティブノードでマスターコレクターのアップグレードを開始します。
このサーバー上でマスターコレクターを10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。
メディアのTraffic_Master
ディレクトリに移動します。
以下のコマンドを実行します。
./setupsetup.bat
インストールウィザードが開きます。
アップグレードの完了後、[完了] をクリックします。
注: Red Hat Enterprise Linuxの場合。マスターコレクターをバージョン10.10にアップグレードした後、このサーバーのオペレーティングシステムをRed Hat Enterprise Linux 7.xにアップグレードできます。
アクティブノードでマスターコレクターをアップグレードしたら、以下の手順を実行します。
マスターコレクターを起動します。
%NnmInstallDir%\traffic-master\bin\trafficmasterstart.ovpl --HA
/var/opt/OV/traffic-master/bin/trafficmasterstart.ovpl --HA
パッシブノードで、maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置して、マスターコレクター リソースグループをHAメンテナンスモードにします。
%nnmdatadir%\hacluster\
<resource_group>
/var/opt/OV/hacluster/
<resource_group>
このサーバー上でリーフコレクターを10.10にアップグレードするには、システムにルート管理者としてログオンして、以下の手順を実行します。
Traffic_Leaf
ディレクトリに移動します。以下のコマンドを実行します。
./setupsetup.bat
インストールウィザードが開きます。
注: Red Hat Enterprise Linuxの場合。リーフコレクターをバージョン10.10にアップグレードした後、このサーバーのオペレーティングシステムをRed Hat Enterprise Linux 7.xにアップグレードできます。
NNMi管理サーバーでnnmenableperfspi.ovpl
スクリプトを実行します。スクリプトの実行中に、指定された詳細がNPSアップグレードで設定された詳細と一致することを確認します。
nnmenableperfspi.ovpl
ファイルの最終実行中に指定した詳細は、NNMi管理サーバー上の以下のファイルに記載されています。
Windowsの場合:
%nnmdatadir%\log\nnmenableperfspi.txt
Linuxの場合:
/var/opt/OV/log/nnmenableperfspi.txt
以下のコマンドを実行して、NPSシステムでETLプロセスを開始できます。
startETL.ovpl
NNM iSPI Performance for TrafficではNNMi Ultimateのライセンスキーを適用するよう要求されます。すでにNNMi Ultimateライセンスキーを有効化している場合、NNM iSPI Performance for Trafficに対する追加のライセンスキーは不要です。
NNMi Ultimateライセンスキーの詳細については、『NNMi Ultimateリリースノート』の「ライセンス」セクションを参照してください。
すでにNNMi Ultimateライセンスキーを有効化している場合、アップグレード後にNNM iSPI Performance for Trafficの追加のライセンスキーは不要です。NNMi Ultimateライセンスキーを有効化するには、次のWebサイトに移動します。
http://support.openview.hp.com/software_updates.jsp
上記以外の場合は、NNM iSPI Performance for Trafficをバージョン10.10にアップグレードしてから、以下のWebサイトに移動し、新しいライセンスキーを取得します。
発生するインストールエラーの多くは、不正なインストール設定に関係しています。NNM iSPI Performance for Trafficを使用する前に、[NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームから [インストールの検証] フォームを開き、NNM iSPI Performance for Trafficのインストール時に行った設定を検証します。
インストールエラーを解決する方法の詳細については、以下のトラブルシューティングのシナリオとこれらの問題を解決するためのヒントを参照してください。
NNMi環境へのNNM iSPI Performance for Trafficのインストールが完了すると、NNM iSPI Performance for Trafficによって生成されたレポートを利用うすることでネットワークトラフィックのモニタリングを開始できます。
IPフローデータをエクスポートするためのルーターまたはスイッチの設定
フローデータをエクスポートするルーターまたはスイッチが、次の条件を満たしていることを確認してください。
NNM iSPI Performance for TrafficサーバーとNNMiサーバーはNTP (ネットワークタイムプロトコル) で同期させる必要があります。フローデータをエクスポートするルーターもすべてNTPで同期させる必要があります。
トラフィックフローデータをレポート可能なインタフェースの設定の詳細については、ルーターまたはスイッチのベンダーのドキュメントを参照してください。
コレクターの設定
すべてのリーフコレクターの設定で、ルーターやスイッチがデータをエクスポートする場合、リーフコレクターシステムのUDPポートを待ち受けるようにする必要があります。
NNMiコンソールから起動できる [NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームを使用すると、それらの設定タスクを実行できます。
[NNM iSPI Performance for Trafficの設定] フォームにアクセスするには、以下の手順を実行します。
システム
ユーザーの資格情報でログオンします。これらの設定タスクの詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Trafficソフトウェアオンラインヘルプ』を参照してください。
NNM iSPI Performance for Trafficドキュメントへのアクセス
NNM iSPI Performance for Trafficドキュメントにアクセスするには、以下の手順を実行します。
NNM iSPI Performance for Trafficのアンインストール時に、ソフトウェアの各コンポーネントを個別にアンインストールする必要があります。
NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficのアンインストール
注: NNMiがHAクラスターにインストールされているため、必ずNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをクラスター内の両方のノードからアンインストールしてください。
注: NNMiがアプリケーションフェイルオーバークラスターにインストールされているため、必ずNNMi Extension for iSPI Performance for Trafficをクラスター内の両方のノードからアンインストールしてください。
NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficを削除するには、以下の手順を実行します。
%NnmInstallDir%\Uninstall\HPOvTENM
/opt/OV/Uninstall/HPOvTENM
setup
ファイルをダブルクリックします。./setup
コマンドを実行します。または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してHP NNMi Extension for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。
ログファイルのアンインストール
setup
プログラムによって、以下のログファイルが%temp%フォルダー内に作成されます。
preRemove_traffic-nnm
postRemove_traffic-nnm
Linuxでは、setup
プログラムによって、以下のログファイルが/tmp
フォルダー内に作成されます。
preRemove_traffic-nnm
postRemove_traffic-nnm
マスターコレクターのアンインストール
HAクラスターからマスターコレクターの設定を解除する方法
HAクラスター内でアクティブなノードを確認します。任意のノードで、以下のコマンドを実行します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl -group<resource_group>-activeNode
パッシブノードで、以下のコマンドを実行してHAクラスターからコレクターを設定解除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC<resource_group>
このコマンドにより、共有ディスクへのアクセス権は削除されますが、ディスクグループまたはボリュームグループは設定解除されません
パッシブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource_group>
/opt/OV/traffic-master/hacluster/
<resource_group>
アクティブノードで、以下のメンテナンスファイルを作成して、HAリソースグループのモニタリングを無効化します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource-group>\maintenance
/opt/OV/hacluster/
<resource-group>/maintenance
以下のコマンドを実行してマスターコレクターを停止します。
nmstrafficmasterstop.ovpl --HA
データの破損を防ぐため、共有ディスクにアクセス中のTrafficマスターコレクターのインスタンスが存在していないことを確認してください。
アクティブノードで以下のコマンドを実行します。
nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -from <mount-point>
共有ディスクからすべてのファイルを削除します。
アクティブノードで、マスターコレクターHAリソースグループを停止します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
アクティブノードで、HAクラスターからマスターコレクターを設定解除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
アクティブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource-group>\
/opt/OV/hacluster/
<resource-group>
共有ディスクをアンマウントします。
注: ディスクを別の用途に使用する必要がある場合は、保持するデータをすべてコピーしてから (以下の手順を参照)、お使いのHA製品のコマンドを使用してディスクグループおよびボリュームグループを設定解除します。
HAクラスターからマスターコレクターの設定を解除する方法
HAクラスター内でアクティブなノードを確認します。任意のノードで、以下のコマンドを実行します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl -group <resource_group> -activeNode
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl -group <resource_group> -activeNode
パッシブノードで、以下のコマンドを実行してHAクラスターからコレクターを設定解除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
このコマンドにより、共有ディスクへのアクセス権は削除されますが、ディスクグループまたはボリュームグループは設定解除されません
パッシブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource_group>
/opt/OV/traffic-master/hacluster/
<resource_group>
アクティブノードで、以下のメンテナンスファイルを作成して、HAリソースグループのモニタリングを無効化します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource-group>\maintenance
/opt/OV/hacluster/
<resource-group>/maintenance
以下のコマンドを実行してマスターコレクターを停止します。
nmstrafficmasterstop.ovpl --HA
データの破損を防ぐため、共有ディスクにアクセス中のTrafficマスターコレクターのインスタンスが存在していないことを確認してください。
アクティブノードで以下のコマンドを実行します。
nnmhadisk.ovpl TRAFFIC -from<mount-point>
共有ディスクからすべてのファイルを削除します。
アクティブノードで、マスターコレクターHAリソースグループを停止します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhastoprg.ovpl TRAFFIC <resource_group>
アクティブノードで、HAクラスターからマスターコレクターを設定解除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\misc\nnm\ha\nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaunconfigure.ovpl TRAFFIC <resource_group>
アクティブノードで、リソースのグループ固有ファイルを削除します。以下のディレクトリのすべてのファイルを削除します。
%TrafficInstallDir%\traffic-master\hacluster\
<resource-group>\
/opt/OV/hacluster/
<resource-group>
共有ディスクをアンマウントします。
注: ディスクを別の用途に使用する必要がある場合は、保持するデータをすべてコピーしてから (以下の手順を参照)、お使いのHA製品のコマンドを使用してディスクグループおよびボリュームグループを設定解除します。
マスターコレクターを削除するには、以下の手順を実行します。
注: HAクラスター内の両方のノードからマスターコレクターを削除します。
%NnmInstallDir%\traffic-master\Uninstall\HPOvTRMiSPI
または
%TrafficInstallDir%\traffic-master\Uninstall\HPOvTRMiSPI
/opt/OV/traffic-master/Uninstall/HPOvTRMiSPI
setup
ファイルをダブルクリックします。 ./setup
または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNM iSPI Performance for Traffic マスターコレクターを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してマスターコレクター for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。
マスターコレクターのアンインストール後、NNM iSPI Performance for TrafficレポートExtensionPackを手動でアンインストールする必要があります。
リーフコレクターのアンインストール
リーフコレクターを削除するには、以下の手順を実行します。
%NnmInstallDir%\traffic-leaf\Uninstall\HPOvTRLiSPI
または
%TrafficInstallDir%\traffic-leaf\Uninstall\HPOvTRLiSPI
/opt/OV/traffic-leaf/Uninstall/HPOvTRLiSPI
setup
ファイルをダブルクリックします。./setup
コマンドを実行します。または、Windowsシステムの [プログラムの追加と削除] (プログラムのアンインストール) 機能を使用して、NNM iSPI Performance for Traffic リーフコレクターを削除することもできます。[プログラムと機能] ウィンドウを使用してリーフコレクター for iSPI Performance for Trafficエントリを選択します。
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