Network Node Manager i Softwareシステムとデバイス対応マトリックス

ソフトウェアバージョン: 10.00/2014年6月27日

本ドキュメントでは、HP Network Node Manager i Software (NNMi) バージョン10.00のシステム要件および対応デバイスの概要を説明します。

システム要件と対応マトリックスに関する最新の追加項目については、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891565/binary/nnmi_SupportMatrix_Update_10.00.htmを参照してください。

サポートされるネットワークデバイスのリストについては、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891561/binary/nnmi_Device_SupportMatrix_10.00.htmにある『NNMiデバイス対応マトリックス』を参照してください。

本ドキュメントは、リリースノートへの追加となるものです。対応マトリックス (supportmatrix_ja.html) とリリースノート (releasenotes_ja.html) は、両方ともインストールメディアのルートディレクトリにあります。

インストールガイド
ハードウェアとソフトウェアの要件
    ハードウェア
        CPU、RAM、およびディスク容量の要件/サポートされる最大の管理対象環境
            ディスク容量の考慮事項
        相関ルールとCausalルールの上限
        グローバルネットワーク管理の推奨事項
        推奨されるトラップバーストスループットレートのソフトウェア制限
        推奨されるその他の制限
    オペレーティングシステム
        Windows
        Linux
                仮想メモリ/スワップスペース
    データベース
    高可用性
    Webブラウザー
        Adobe Flash Playerプラグイン
    Microsoft Visio (NNM iSPI NETのみ)
    jbossメモリサイズの調整
    国際化とローカライゼーションのサポート
その他の製品との統合および共存
    Network Node Manager i Smart Plug-in
    共存
    統合
対応ネットワークデバイス

インストールガイド

『HP Network Node Manager i Softwareインストールガイド』の最新バージョンの電子版は、http://support.openview.hp.com/selfsolve/manualsで取得できます。

NNMiをインストールするための要件と手順は、対話型ドキュメントの『NNMiインストールガイド』に記載されています。『NNMiインストールガイド』は、NNMiインストールメディアのnnmi_interactive_installation_ja.zipファイルまたはnnmi_interactive_installation_ja.jarファイルに含まれています。『NNMiインストールガイド』を抽出して表示する方法については、NNMiインストールメディアのルートにあるnnmi_interactive_installation_ja_README.txtファイルを参照してください。

ハードウェアとソフトウェアの要件

: これらのハードウェアおよびソフトウェアの要件は、NNMiインストールユニットに適用されます。NNMi PremiumまたはNNMi Ultimate製品のライセンスを所有し、その製品に含まれているNNM Smart Plug-in (NNM iSPI) のいずれかを使用する予定の場合、そのNNM iSPIのハードウェアおよびソフトウェア要件の詳細については、各NNM iSPIの対応マトリックスを参照してください。  

NNMiをインストールする前に、システムが次の最小要件を満たしていることを確認してください。

ハードウェア

CPU、RAM、およびディスク容量の要件/サポートされる最大の管理対象環境

この対応マトリックスにある推奨事項は、デフォルト設定で実行中のNNMiにのみ適用されます。NNM iSPIでは、NNMiが必要とする以外のハードウェアをさらに必要とする場合があります。任意のNNM iSPIを実行する場合は、ご使用の環境の総ハードウェア要件を判断する前に各NNM iSPIの対応マトリックスを確認してください。

次の表では、管理対象ネットワーク環境の規模とこれらの規模の環境をサポートするためのハードウェア要件について説明します。ここで説明する値は、およその値であり、HPでテストしたレベルを反映しています。特に環境が複雑な場合、高頻度でオブジェクトをポーリングする場合、または特定の層で説明されているオブジェクト数よりも多くのオブジェクトをポーリングする場合は、Javaヒープサイズを増加させるか、次に高い層によって示されているようにさらに強力なハードウェアを用意するか、または両方を行う必要があります。検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数は、NNMiコンソールの [ヘルプ] > [システム情報] ウィンドウに表示されます。次の表の総ポーリング数は、パフォーマンスと障害ポーリングの両方を反映しています。(注: パフォーマンスポーリングには、NNM iSPI Performance for Metricsライセンスが必要です)。さらに大規模な管理対象環境をサポートするには、HPの追加承認が必要です。

単一システムの管理対象環境規模 推奨されるハードウェアシステム要件

およその
管理対象
環境
分類1

検出される
ノード

検出される
インタフェース

ポーリングされる
アドレス
ポーリングされる
インタフェース
ポーリングされる
カスタムオブジェクト
2
ポーリングされる
ノード
および
物理センサー数

並行
ユーザー

CPU (64ビット)
x86-64
AMD643
RAM4 推奨のJavaヒープサイズ
(「jbossメモリサイズの調整」を参照)5
アプリケーションインストール用の
ディスク容量
($NnmInstallDir)6
実行時のデータベースと
データ用のディスク容量
($NnmDataDir)7

エントリ

最大250

15k

500

2500

1200

500

5

CPUコアx 2

4 GB

2 GB
(-Xmx2g)

3 GB

10 GB

250 - 3k

120k

5k

10k

30k

40k

10

CPUコアx 4

8 GB

4 GB
(-Xmx4g)

3 GB

30 GB

3k – 8k

400k

10k

50k

50k

60k

25

CPUコアx 6

16 GB

8 GB
(-Xmx8g)

3 GB

40 GB

8k – 18k

900k

30k

70k

75k

80k

40

CPUコアx 8

24 GB

12 GB
(-Xmx12g)

3 GB

60 GB

超大

18k - 30k

1mil

60k

200k

200k

120k

40

CPUコアx 12

32 GB

16 GB
(-Xmx16g)

3 GB

80 GB

1 検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] > [システム情報] の [データベース] タブ、[StatePoller] タブ、および [カスタムポーラー] タブを参照してください。
2 これは、カスタムポーラーの「インスタンス」収集でのカスタムポーリングインスタンスに適用されます。カスタムポーラーの「一括」収集の制限については、「推奨されるその他の制限」を参照してください。
3 プロセッサーの推奨条件については、上記を参照してください。
4追加のアプリケーションを実行する場合は、適宜リソースを増大させてください(たとえば、NNM Performance iSPIのNetwork Performance Server (NPS) コンポーネントが、NNMiと同じシステムにインストールされている場合、NPSではシステムRAMの半分を使用し、残りの半分をNNMiとその他の製品で使用する必要があるため、ここで説明するRAMの2倍以上の容量が必要になります)。NNM iSPI Performance製品 (NNM iSPI Performance for Metrics、NNM iSPI Performance for Traffic、またはNNM iSPI Performance for Quality Assurance) のいずれかを使用する予定があり、大規模層以上で管理している場合は、NNM Performance iSPI製品のNPSコンポーネントを、NNMiとは別のサーバーにインストールすることをお勧めします。
5これらの推奨事項は、この表で説明する環境の規模とポーリングされるオブジェクト数に基づいています。 指定したオブジェクトタイプのポーリング数が少なくなると、使用されるJavaヒープも小さくなります。 指定のオブジェクトタイプのポーリング数が多くなると、さらに大きなJavaヒープサイズが必要になるだけでなく、HPの承認も必要になります。
6 $NnmInstallDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\Program Files (x86)\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。
7 $NnmDataDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\ProgramData\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/var/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。

 

グローバルネットワーク管理の環境規模1

推奨されるハードウェアシステム要件

およその
管理対象
環境
分類
地域の管理対象
ノード
2
Regional Manager数 並行
ユーザー
CPU (64ビット)
x86-64
AMD643
RAM Javaの推奨ヒープサイズ (「jbossメモリサイズの調整」を参照) アプリケーションインストール用の
ディスク容量
($NnmInstallDir)4
実行時のデータベースとデータ用のディスク容量
($NnmDataDir)5

中規模層のGlobal Manager6

25k - 40k

最大30

20

CPUコアx 8

24 GB

12 GB

3 GB

60 GB

大規模層のGlobal Manager

40k - 65k

最大30

40

CPUコアx 12

32 GB

16 GB

3 GB

80 GB

1グローバルネットワーク管理の推奨事項」を参照してください。
2 検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] > [システム情報] の [データベース] タブ、[StatePoller] タブ、および [カスタムポーラー] タブを参照してください。
3 プロセッサーの推奨条件については、上記を参照してください。
4 $NnmInstallDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\Program Files (x86)\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。
5 $NnmDataDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\ProgramData\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/var/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。
6 管理対象ノード数が30,000未満のNNMiユーザーの多くは、単一サーバーソリューションで最小限のTCOを実現しています。単一サーバーソリューションの冗長構成が必要な場合、クラスター化されたプライマリ/スタンバイサーバーにより、高可用性ソリューションまたはNNMiアプリケーションフェイルオーバーソリューションを展開できます。GNMソリューションを検討していて、ノード数が30,000未満のお客様は、HPの担当者にお問い合わせいただき、GNMが環境に適しているかどうかについてご相談ください。

 

ディスク容量の考慮事項

NNMiのディスク容量を割り当てる前に、以下の点を考慮します。

相関ルールとCausalルールの上限

十分なパフォーマンスを確保するために、NNMiでは次の最大値をサポートしています。

グローバルネットワーク管理の推奨事項

推奨されるトラップバーストスループットレートのソフトウェア制限

NNMiは、以下の着信SNMPトラップ率でテストされています。これらの率は、構成のしっかりしたシステムを前提としており、ハードウェア層とは別にサポートされます。

推奨されるその他の制限

オペレーティングシステム

Windows

サポートされるバージョン

Linux

サポートされるバージョン

インストールの前提条件

Linuxカーネルの調整。

仮想メモリ/スワップスペース

データベース

NNMiでは、Postgresの組み込みデータベース、または外部のOracleデータベースにデータを保存できます。データベースタイプは、インストール時に選択する必要があります。
: NNMiのインストール後はデータベースタイプを変更できません。

高可用性

NNMiは、追加設定した特定の高可用性 (HA) システムで実行できます。NNMiを高可用性システムにインストールして設定する方法については、『デプロイメントリファレンス』を参照してください。高可用性システムでNNMiをインストールして設定する場合、『HP Network Node Manager i Softwareデプロイメントリファレンス』で記述された手順に注意深く従って、NNMiをHA用に適切に設定することが重要です。HPがサポートできるのは、記述された手順に従ったHA設定のみです。

: NNMiは高可用性用の1+1設定モデルのみをサポートしています。

NNMiでサポートされるオペレーティングシステムでは、次の構成がサポートされます。

Webブラウザー

Adobe Flash Playerプラグイン

リアルタイム折れ線グラフ ([アクション] > [グラフ]) には、LinuxではAdobe Flash Playerプラグインバージョン11.2.202.285またはそれ以降、Windowsでは11.7.700.202またはそれ以降が必要です。 Adobe Flash Playerは、www.adobe.com/go/getflash/から入手できます。

Microsoft Visio (NNM iSPI NETのみ)

NNM iSPI Network Engineering Toolset SoftwareでマップビューをVisioにエクスポートする機能 ([ツール] > [Visioエクスポート]) を使用するには、Microsoft Visio 2010またはMicrosoft Visio 2013が必要です。

jbossメモリサイズの調整

jbossアプリケーションサーバーの推奨デフォルト最大メモリサイズは、インストール時にovjboss.jvmargsファイルに設定されます。NNMiのインストールで検出された物理RAM量に最も近い層の値が選択され、-Xmxの値として設定されます。 インストール後、このメモリサイズの値を調べて、使用環境に見合う適切なサイズとなっているかどうかを確認してください。「CPU、RAM、およびディスク容量の要件」に記載の推奨値を反映するため、このメモリサイズの増減が必要となる場合があります。

現在の最大試行可能メモリの値 (–Xmxで調整) とメモリ領域レポートは、[ヘルプ] > [システム情報] でNNMiコンソールに表示できます。この–Xmx値は、未使用の物理RAMを超えないように設定することをお勧めします。jboss JVMの仮想メモリ領域全体が物理メモリに収まりきらないと、jbossが不規則にメモリへアクセスするため、オペレーティングシステムの動作が不安定となります。NNMiがサポートする最大–Xmxメモリ値は24GBです。

jbossで利用可能な未使用の物理RAM容量は、物理メモリ容量から次の容量を減算することによって概算できます。

NNMiは動作中、jbossのメモリ領域を監視し続けます。jbossのメモリリソースが少なくなると、NNMiコンソールのサインオンページ、NNMiコンソールの下部、およびNNMiフォームの上部にメッセージが表示されます。jbossのメモリが少なくなると、ガーベッジ収集に時間が費やされるため、システム全体のパフォーマンスが低下します。メモリ領域メッセージの例とその解決策は次のとおりです。

jbossのJava最大ヒープサイズ (–Xmx) または他のJava仮想マシンパラメーターを変更するには、以下のコマンドを実行します。

  1. ovstop -c ovjboss
  2. 次のようにovjboss.jvmargsファイルを編集します。
  3. Java最大ヒープサイズを必要な容量に変更します。たとえば、ovjboss.jvmargsファイルのスニペットは以下のようになっています。
    #
    # JVM Memory parameters
    #   –Xms: Initial Java Heap Size
    #   –Xmx: Maximum Java Heap Size
    #   –Xss: Java stack size (default to OS-supplied value)
    #
    –Xms128m
    –Xmx2048m
    #–Xss128m
  4. ovstart -c ovjboss

国際化とローカライゼーションのサポート

NNMiは各国語にローカライズされており、オペレーティングシステムでサポートされている英語以外のロケール設定のオペレーティングシステムでも使用できます。これらのロケールには、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、西ヨーロッパおよび中央ヨーロッパのロケール、およびロシア語があります。

Windowsシステムの場合、NNMiでは、各国語の文字のディレクトリパスを使用したインストールはサポートされません。$NnmInstallDirおよび$NnmDataDirのパス名に含めることのできるのは、英文字のみです。

NNMiは、日本語、韓国語、および簡体中国語にローカライズ (翻訳) されています。これらのローカライズパッケージがインストールされている場合、日本語、韓国語、または簡体中国語が出力として表示され、英語以外の文字で入力が可能です。それ以外のすべてのロケールでは、英語の文字列が出力として表示されますが、英語以外の文字の入力は可能です。

: ローカライズのサポートは、NNMi 10.00のローカライズリリースにのみ適用され、初期の英語版のみのリリースには適用されません。

次の表では、各オペレーティングシステムに対してローカライズされている言語とサポートされているロケールが一覧表示されています。

オペレーティングシステム

ローカライズされる言語
日本語 簡体字中国語 韓国語

Windows

日本語

Chinese_PRC 韓国語

Linux

ja_JP.utf8 zh_CN.utf8 ko_KR.utf8

アジア言語のサポートが設定されているNNMi管理サーバーにInternet Explorerを使ってアクセスするには、次の手順で東アジア言語をインストールします。

  1. [コントロールパネル] で、[地域と言語のオプション] を選択します。
  2. [言語] タブで [東アジア言語のファイルをインストールする] を選択し、手順に従います。

Webブラウザーで指定されたロケールに関係なく、すべてのユーザーに同じロケールを強制する場合 (すべてのユーザーに英語のメッセージを表示する場合など)、サーバープロパティを使用してこれを実行できます。 詳細については、『デプロイメントリファレンス』の「ブラウザーのロケール設定の上書き」セクションを参照してください。

その他の製品との統合および共存

Network Node Manager i Smart Plug-in

NNMi 10.00には、以下のHP Network Node Manager i Software Smart Plug-in (iSPI) を追加できます。

共存

以下の製品は、NNMi 10.00と同じシステムに共存させることができます。

統合

以下の製品は、NNMi 10.00統合で利用できる追加機能を持っています。このリストへの更新については、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891565/binary/nnmi_SupportMatrix_Update_10.00.htmを参照してください。特定の機能に関する情報については、該当する統合マニュアルを参照してください。

対応ネットワークデバイス

サポートされているネットワークデバイスの一覧については、以下のサイトで『HP Network Node Manager i Software (NNMi) デバイス対応マトリックス』を参照してください。 http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891561/binary/nnmi_Device_SupportMatrix_10.00.htm

このデバイス対応情報は、発行の時点でHPに入手できた最新情報に基づいています。デバイスのベンダーは、どの時点でもデバイスのMIBの使用状況を変更でき (たとえば、新規IOSまたはシステムソフトウェアのバージョン)、そのデバイスのMIBデータに関するNNMの解釈を無効にできます。