HP LoadRunner 最初にお読みください

ソフトウェア・バージョン: 12.01

 

発行日: 2014 年 6 月

後のエディションの『最初にお読みください』を利用できる場合があります。 更新については,次のいずれかの場所をチェックしてください。HP Live Network (HPLN) または HP ソフトウェア・マニュアル Web サイト

このファイルでは,LoadRunner 12.01 の新機能,動作環境,既知の問題などについて説明します。

LoadRunner 12.00 および 12.01 の新機能

本項では,LoadRunner 12.00 および 12.01 の主要な機能強化および新機能のリストを説明します。

新機能の詳細については,関連する項へのリンクを含む LoadRunner 製品内の[新機能]の項を参照してください。[新機能]の項は,[ヘルプ]メニューまたは[ヘルプ]の[コンテンツ]リストから利用可能です。

クラウドの Load Generator に対するサポート

Controller と Load Generator 間の機能強化された通信インタフェース

ネットワークおよびセキュリティ・マネージャ

モバイル・アプリケーションのテストの機能強化

VuGen の改善および追加機能

プロトコルの機能強化とプロトコルの統合の追加

Analysis の改善

新しくサポートされたテクノロジおよびプラットフォーム

外部 IDE の統合/LoadRunner のスクリプトおよびアプリケーション用のアドイン

仮想テーブル・サーバ(VTS)の改善

詳細については,『仮想テーブル・サーバ(VTS)ユーザーズ・ガイド』を参照してください。これは,DVD の Additional Components フォルダにある VTS インストールで利用できます。

最新の HP 製品バージョンとの統合

詳細については,http://support.openview.hp.com/selfsolve/document/KM00963216 にあるサポート・マトリックスを参照してください。

改善されたドキュメント

全般的な機能強化

コミュニティのライセンス・バンドル

モバイル・ライセンス・バンドル

インストールと設定に関する情報

サポートされる統合,製品バージョン,動作環境,互換性の完全なリストについては,サポート・マトリックス・サイトまたは LoadRunner 12.01 の製品の互換性マトリックスを参照してください。このドキュメントを検索するには,ソフトウェア・サポート・サイト(www.hp.com/go/hpsoftwaresupport)に移動して,[セルフソルブ]タブをクリックし,LoadRunner 12.01 のマニュアルを開いてください。

アクセス権の要件

すべてのコンポーネントのインストール・プロセスで,すべてのオペレーティング・システムのフル管理者アカウント(Linux システムの場合はルート・アカウント)が必要になります。

インストール後,すべての LoadRunner アプリケーションおよび LoadRunner コンポーネントは,UAC と DEP を有効にして,標準ユーザ・アカウントで実行されます(管理者アカウントは不要)。特定の機能およびコンポーネントのユーザ権限に関連する制限事項については,「アクセス許可」を参照してください。

言語パック

言語パックをインストールするには,LoadRunner インストールの完了時に,LoadRunner DVD の lrunner/<言語名> フォルダから言語パックのセットアップを実行します。

LoadRunner のフル・バージョン,VuGen,Analysis の動作環境

次の表に LoadRunner のフル・バージョン,VuGen スタンドアロン,または Analysis スタンドアロンをインストールするために必要な動作環境を示します。必要なメモリ容量および CPU はプロトコルの種類とテスト対象システムごとに変わります。

注: Windows 8.1 および Windows 2012 R2 は,Internet Explorer 11 との組み合わせでのみ使用できます。それ以前のバージョンはインストールできません。

要件
プロセッサ速度
1.6 GHZ 以上
オペレーティング・システム
  • Windows Server 2008 R2 SP1 64 ビット
  • Windows Server 2012 R2 64 ビット
  • Windows 7 SP1 32(サポート)または 64 ビット(推奨)
  • Windows 8.1 64 ビット
メモリ(RAM)
最小: 2 GB
推奨: 4 GB 以上
画面解像度
最小: 1024 x 768
ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 8,9,10 または 11
利用可能なハードディスク領域
最小: 40 GB

Windows マシン上の Load Generator および MI Listener の動作環境

次の表に Windows マシンに Load Generator または MI Listener をインストールするために必要な動作環境を示します。必要なメモリ容量および CPU はプロトコルの種類とテスト対象システムごとに変わります。

注: Windows 8.1 および Windows 2012 R2 は,Internet Explorer 11 との組み合わせでのみ使用できます。それ以前のバージョンはインストールできません。

要件
プロセッサ速度
1.6 GHZ 以上
オペレーティング・システム
  • Windows Server 2008 R2 SP1 64 ビット
  • Windows Server 2012 R2 64 ビット
  • Windows 7 SP1 32(サポート)または 64 ビット(推奨)
  • Windows 8.1 64 ビット
メモリ(RAM)
最小: Load Generator は 1 GB,MI Listener は 2 GB 
推奨: 4 GB 以上
画面解像度
最小: 1024 x 768
ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 8,9,10 または 11
利用可能なハードディスク領域
最小: 40 GB

Linux マシン上の Load Generator の動作環境

次の表に Linux マシンに Load Generator をインストールするために必要な動作環境を示します。必要なメモリ容量および CPU はプロトコルの種類とテスト対象システムごとに変わります。

要件
プロセッサ速度
1.6 GHZ 以上
メモリ(RAM)
最小: 1 GB
推奨: 4GB 以上
利用可能なハードディスク領域
最小: 500 MB

サポートされている Linux ディストリビューション

次の表に Linux マシンに Load Generator をインストールできる Linux ディストリビューションのリストを示します。

ディストリビューション バージョン

Red Hat Enterprise Linux

  • Red Hat Enterprise Linux 32 ビット 5.8/6.4
  • Red Hat Enterprise Linux 64 ビット 5.8/6.4
Oracle Enterprise Linux
  • Oracle Enterprise Linux 64 ビット 5.8 UEK,6.0 UEK
Ubuntu サーバ
  • Ubuntu Server Linux 64 ビット 10.04 LTS,12.04 LTS
Suse SLES(Linux Server Enterprise)
  • 64 ビット・バージョン 11

注: Load Generator はすべての X Server をサポートします。

64ビット・インストールの必須のパッケージ

次の表に 64 ビット・バージョンの Load Generator をインストールする前に Linux マシンにインストールする必要のあるパッケージのリストを示します。

ディストリビューション

前提条件

インストール済みの確認方法 インストール方法

Oracle Linux を含む Red Hat ファミリ

  • glibc.i686
rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'glibc\.(i686|i386)' yum install <パッケージ名>
  • libstdc++.i686(Oralce Linux 6)
  • libstdc++.i686(Redhat Linux 5,Oralce Linux 5)
  • libstdc++47.i686(Amazon Linux)
rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'libstdc\+\+[0-9]*\.(i686|i386)'
  • ncurses-libs.i686(SecurityConsole によって必要とされる)
  • ncurses.i386(Redhat Linux 5)
rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'ncurses(-libs)?\.(i686|i386)'
Ubuntu サーバ
  • libc6-i386
  • lib32stdc++6

  • dpkg -l libc6-i386
  • dpkg -l lib32stdc++6
apt-get install <パッケージ名>
  • lib32ncurses5(SecurityConsole によって必要とされる)
 
SUSE Linux Enterprise Server(SLES)64 ビット
  • lincurses5 32 ビット
  • glibc 32 ビット
  • libstdc++6 32 ビット
  • rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'ncurses[0-9]*-32bit'
  • rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'glibc-32bit'
  • rpm -qa --qf '%{NAME}.%{ARCH}\n' | grep -E 'libstdc\+\+6-32bit'
  • zypper インストール libncurses5-32 ビット

  • zypper インストール glibc-32 ビット

  • zypper インストール libstdc++6-32 ビット

注: 上記の表に示される前提条件は必須パッケージの命名パターンを示しています。実際の名前は,システム・アーキテクチャにより異なる場合があります。

LoadRunner コンポーネントの共存マトリックス

次の表に,同じマシンで共存できる LoadRunner 製品を示します。

1 番目のインストール /
2 番目のインストール
LoadRunner フル VuGen スタンドアロン Analysis スタンドアロン Load Generator Monitor over Firewall MI Listener Performance Validation SDK
LR フル -- いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ
VuGen スタンドアロン いいえ -- はい いいえ いいえ いいえ いいえ
Analysis スタンドアロン いいえ はい -- いいえ いいえ いいえ いいえ
Load Generator いいえ いいえ いいえ -- いいえ いいえ いいえ
Monitor over Firewall いいえ いいえ いいえ いいえ -- いいえ いいえ
MI Listener いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ -- いいえ
Performance Validation SDK

はい

いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ --

追加のインストールおよびアップグレード

仮想テーブル・サーバ(VTS)

VTS の古いバージョンがある場合,そのバージョンをアンインストールし,最新バージョンを DVD の Additional Components フォルダから再インストールします。

注意と制限事項

本項では,LoadRunner バージョン 12.01 のインストール前の注意点,問題,および回避策について説明します。

追加の制限事項および回避策については,『LoadRunner ユーザーズ・ガイド』の「トラブルシューティングと制限事項」の項を参照してください。

インストール

Windows

Linux

Unified Functional Testing(UFT)との共存

アクセス許可

VuGen

Controller および全般

英語以外のオペレーティング・システム

統合

次の項では次の項目に関する統合情報を示します。

データ形式拡張機能(DFE)のサポート

HP Performance Center

HP Service Virtualization

プロトコル SDK

その他のリソース

サポート情報

HP ソフトウェア・サポート・オンライン Web サイトにアクセスしてください(http://www.hp.com/go/hpsoftwaresupport)。

HP ソフトウェアが提供する製品,サービス,サポートに関する詳細情報をご覧いただけます。

HP ソフトウェア・オンライン・サポートではセルフソルブ機能を提供しています。お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに素早く効率的にアクセスいただけます。HP ソフトウェア・サポート Web サイトのサポート範囲は次のとおりです。

一部を除き,サポートのご利用には,HP Passport ユーザとしてご登録の上,ログインしていただく必要があります。また,多くのサポートのご利用には,サポート契約が必要です。HP Passport ID を登録するには,以下の Web サイトにアクセスしてください。

      http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html

アクセス・レベルに関する詳細は,以下の Web サイトにアクセスしてください。

      http://support.openview.hp.com/access_level.jsp

HP Software Solutions Now から,HPSW ソリューションおよび統合ポータル Web サイトにアクセスできます。このサイトにより,HP 製品間の統合の完全なリストおよび ITIL プロセスのリストを含む HP 製品ソリューションを確認して,ビジネス・ニーズを満たすことができます。この Web サイトの URL は,http://h20230.www2.hp.com/sc/solutions/index.jsp です。

ご注意

保証

HP 製品,またはサービスの保証は,当該製品,およびサービスに付随する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的,編集上の誤り,または欠如について,HP はいかなる責任も負いません。

ここに記載する情報は,予告なしに変更されることがあります。

権利の制限

機密性のあるコンピュータ・ソフトウェアです。これらを所有,使用,または複製するには,HP からの有効な使用許諾が必要です。商用コンピュータ・ソフトウェア,コンピュータ・ソフトウェアに関する文書類,および商用アイテムの技術データは,FAR 12.211 および 12.212 の規定に従い,ベンダーの標準商用ライセンスに基づいて米国政府に使用許諾が付与されます。