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ドキュメントリリース日: 2014年7月 ソフトウェアリリース日: 2014年7月 |
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NNM iSPI Performance for QAはNNMiおよびNetwork Performance Server (NPS) と連動し、ネットワークのパフォーマンスをモニタリングします。
アップグレードパスを選択できます
NNM iSPI Performance for Quality Assuranceは以下のオペレーティングシステムをサポートします。
Windows
Linux
NNM iSPI Performance for QA 10.00は、HP-UXまたはSolarisオペレーティングシステムではサポートされていません。オペレーティングシステムをサポートされるLinuxオペレーティングシステム (Red Hat Enterprise Linux 6.4またはSUSE 11 SP3) に変更してから、データおよび設定を移行する必要があります。サポートされているオペレーティングシステムのリストの詳細については、『NNM iSPI Performance for QA Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス』を参照してください。
組み込みデータベースまたはOracleを選択できます。
NNMiはアプリケーションフェイルオーバーまたはHAクラスターにインストールできます。
カスタマイズしたドキュメントを画面上に表示したり印刷したりすることが可能です。
ご使用のコンピューターにPDF印刷ドライバーがインストールされている場合は、[印刷] をクリックして、ユーザーの選択内容に応じてカスタマイズされるPDFドキュメントを作成します。PDF印刷ドライバーは、複数のオープンソースプロバイダーおよびサードパーティプロバイダーから入手可能です。
次の手順は、ユーザーの選択によってカスタマイズされます。選択が正しいことを確認してください。
選択が正しくない場合は、[変更] をクリックします。
このドキュメントでは、HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Software 10.00をNNM iSPI Performance for QAと呼びます。
NNM iSPI Performance for QAはNNMiおよびNetwork Performance Server (NPS) と連動し、以下のタスクを実行します。
ネットワーク要素用にQAプローブまたはテストを設定する。NNM iSPI Performance for QAでは、以下のベンダー固有のテクノロジがサポートされます。
CISCO IPSLA、JUNIPER RPM、その他のベンダーがサポートするDISMAN PING 実行RFC 4560
NNM iSPI Performance for QAのシナリオ
以下の図は、NNM iSPI Performance for QAとNetwork Performance Serverが共有データリポジトリを通じて情報を共有しているシナリオを表しています。
NNM iSPI Performance for QAのインストールを開始する前に、デプロイメントの要件に基づいてインストールの計画を立てる必要があります。インストールプロセスを開始する前に、サポートされている構成の中から最適なデプロイメントシナリオを特定し、すべての前提条件を満す必要があります。詳細については『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス』を参照してください。
ドキュメント名 | ドキュメントのパス |
---|---|
HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス |
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HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareインタラクティブインストールガイド | ファイル名:QAiSPI_interactive_installation_en.zip |
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート) | |
Linuxのメディア:ルートディレクトリ | |
HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareリリースノート | ファイル名:nmQAispi_releasenotes_ja.html |
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート) | |
Linuxのメディア:ルートディレクトリ | |
NNM iSPI Performance for QAコンソール:[ヘルプ] > [NNM iSPIドキュメントライブラリ] > [iSPI Performance for QAリリースノート] |
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HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステム対応マトリックス |
ファイル名:nmQAispi_supportmatrix_ja.html |
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート) | |
Linuxのメディア:ルートディレクトリ |
注: すべてのドキュメントの最新版は、次のサイトから取得できます。
http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals
NNMi管理サーバーにインストールする前に
NNMi管理サーバー管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、NNMiのインストール中に使用した以下の設定の詳細を書き留める必要があります。
NNMiポートの詳細
NNMiインストールの以下のポート番号を書き留めます。
NNMiのJNDIポート。以下のディレクトリで利用可能なnms-local.properties
ファイルのnmsas.server.port.naming.port
プロパティの値を参照して、この値を取得できます。
%NnmDataDir%
\conf\nnm\props\nms-local.properties
$NnmDataDir/conf/nnm/props/nms-local.properties
データベースの詳細
NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、Oracleデータベースを使用している場合は、必ずデータベースの詳細を書き留めるようにします。
スケーラビリティを向上させるために、NNMiデータを格納する場所として、PostgreSQLの組み込みのデータベースではなく、外部Oracleデータベースを選択できます。外部Oracleデータベースは、NNMi管理サーバーではなくリモートサーバーに配置することを推奨します。Oracleデータベースを使用する場合は、NNMiデータベースの以下の詳細を書き留める必要があります。
Oracleデータベースを選択した場合、NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に新しいOracleデータベースインスタンスを作成する必要があります。NNM iSPI Performance for QAをインストールおよび設定するときに、NNMiで設定したものと同じOracleインスタンスを使用しないでください。
NNM iSPI Performance for QAをインストールする予定のシステム上にNNMiがインストールされていて実行されていることを確認してください。
システム要件
NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、システムがハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしており、前提条件となるソフトウェアが設定されていることを確認します。
管理サーバーがすべてのハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
ハードウェア要件およびソフトウェア要件や依存関係の詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Software対応マトリックス』および『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareリリースノート』を参照してください。
要件 | 参照ドキュメント | 完了する (はい/いいえ) |
---|---|---|
ディスク容量 | HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス | |
オペレーティングシステム | HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス | |
データベース | HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス |
サイジングの考慮事項
NNM iSPI Performance for QAのデプロイ中には、以下の要素が考慮されます。
その他のiSPIでのNNM iSPI Performance for QAのデプロイメントについて理解するには、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス』を参照してください。
インストールの順序
NNM iSPI Performance for QAをインストールするときは、常に以下の手順を行う必要があります。
Network Performance Serverのインストール
Network Performance Server (NPS) は、NNM iSPI Performance for QAがインストールされたNNMi管理サーバー管理サーバーにインストールするか、別のサーバーにインストールできます。インストールの詳細については『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metrics Softwareインストールガイド』を参照してください。
NPSを別のサーバーにインストールした場合、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metrics/Network Performance Server Softwareインストールガイド』の 『専用サーバーへのインストール』 のトピックを参照してください。
Webサービスクライアントのユーザーを作成する
NNM iSPI Performance for QAのためにNNMiでユーザーアカウントを作成し、NNMi Webサービスクライアントグループと関連付けます。これらのユーザー資格情報は、iSPIインストール中に入力する必要があります。NNM iSPI Performance for QAのインストール中は、NNMiシステムアカウントは使用しないでください。詳細については、『NNMiデプロイメントリファレンス』を参照してください。
管理サーバーのデータファイルへの読み込み/書き込みアクセスを可能にします
別のサーバーにNPSをインストールする場合、ユーザーがNNMi管理サーバーの以下のディレクトリへ読み込み/書き込みアクセスしているか確認してください。
%NnmDataDir%\shared\perfSpi\datafiles
/var/opt/OV/shared/perfSpi/datafiles
以下の手順を実行して、NNM iSPI Performance for QAを既存のNNMi HAクラスター環境にインストールします。
以下のディレクトリに配置します。
%nnmdatadir%\hacluster\<リソースグループ名>
$NnmDataDir/hacluster/<リソースグループ名>
ovstatus -c
を実行して、ovjboss
が実行されていることを確認します。以下のもののインストール: NNM iSPI Performance for QA
WindowsLinux管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールするには、以下の手順を実行します。
Windows管理サーバーでは、以下の手順を実行してインストールプロセスを行います。
ルートディレクトリで利用可能なsetup.exe
ファイルをダブルクリックします。NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。
以下のコマンドをメディアのルートディレクトリで実行します。
./setup.bin
インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
[次へ] をクリックします。
[セットアップタイプ] ページが表示されます。
[標準] を選択し、[次へ] をクリックします。[サーバー設定] ページが表示されます。
[データベースタイプの選択] セクションで、[HP Softwareの組み込みのデータベース] を選択して [次へ] をクリックします。[インストールのチェック] 画面が表示されます。
[データベースタイプの選択] セクションで、[Oracle] を選択し、[次へ] をクリックします。
以下の画面で必要な詳細を指定する必要があります。
データベース初期化タイプの選択:初期化されていないデータベースを使用する場合は、[プライマリサーバーのインストール] を選択します。すでに初期化されているデータベースを使用する場合は、[セカンダリサーバーのインストール] を選択します。選択を行ったら、[次へ] をクリックします。[データベースサーバー情報を入力してください] 画面が表示されます。
データベースサーバー情報を入力してください:Oracleシステムのホスト名とデータベースインスタンス名を入力し、[次へ] をクリックします。[データベースユーザーアカウント情報を入力してください] 画面が表示されます。
データベースユーザーアカウント情報を入力してください:Oracleデータベースインスタンスのユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。[インストールのチェック] 画面が表示されます。ウィザードによって使用可能なディスク容量がチェックされます。
[カスタム] を選択し、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが表示されます。
[データベースタイプの選択] セクションで、[Oracle] を選択して [次へ] をクリックします。[データベース初期化タイプの選択] 画面が表示されます。
次のいずれかのオプションを選択します。
選択を行ったら、[次へ] をクリックします。[データベースサーバー情報を入力してください] 画面が表示されます。
オプションを確認し、[インストール] をクリックします。インストールプロセスが開始されます。
注: NNM iSPI Performance for QAを以前インストールしようとしたがエラーが発生し、インストーラーによってすでに配置されたコンポーネントを手動で削除しなかった場合は、すでにインストールされているコンポーネントの強制再インストールを実行します。
[QA iSPIの設定] ウィンドウで、次の詳細を指定します。
NNMiサーバー:QA iSPIが必要とする情報 | QA iSPIサーバー:NNMiが必要とする情報 |
---|---|
NNMi FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名を入力します。 | QA iSPI FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名。 |
Webサービスクライアントのユーザー名:作成したNNMi Webサービスクライアントユーザーの名前。 | QA iSPI HTTPポート:NNM iSPI Performance for QAがHTTP通信で使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54040). |
Webサービスクライアントのパスワード:前述のユーザーのパスワード | QA iSPI HTTPSポート:NNM iSPI Performance for QAがHTTPS通信で使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54043). |
パスワードを再入力:前述のユーザーのパスワード | QA iSPI JNDIポート:NNM iSPI Performance for QAがJNDIポートとして使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54046). |
注: NNM iSPI Performance for QA インストーラーは、NNMiの各値(HTTPポート、HTTPSポート、およびJNDIポート) を自動的に検出します。
[セキュアーです
] オプションを、両方のセクション ([NNMiサーバー: QA iSPIが必要とする情報] と [QA iSPIサーバー: NNMiが必要とする情報]) で選択します (HTTPS通信モードを使用するようにNNMiを設定している場合)。このオプションを選択すると、NNMiとNNM iSPI Performance for QAで常にセキュアーな通信モード (HTTPS) が使用されます。
NNM iSPI Performance for QAのインストール後に通信モードを変更する場合の詳細な指示については、「Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance 10.00インタラクティブインストールガイド」を参照してください。
インストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー
] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細
] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示
] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。
高可用性クラスターでのNNM iSPI Performance for QAの設定
「高可用性クラスターへのNNM iSPI Performance for QAのインストール」手順の手順3で追加したメンテナンスファイルを削除します。
NNM iSPI Performance for QAをインストールするクラスター内のパッシブノードへのフェイルオーバーを開始します。NNMiが正常にフェイルオーバーすることを確認します。
このシステムで、以下の手順を実行します。
maintenance
ファイルを以下のディレクトリに配置して、NNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。%nnmdatadir%\hacluster\<リソースグループ名>
$NnmDataDir/hacluster/<リソースグループ名>
ovstatus -c
を実行して、ovjboss
が実行されていることを確認します。
NNMiの最新パッチ、NNM iSPI Performance for QA、NNM iSPI Performance for QAの最新パッチの順にインストールします。ただし、iSPIは開始しないでください。
/var/opt/OV/shared/qa/conf
または%NnmdataDir%\shared\qa\conf
にある以下のファイルを変更して、以下のパラメーターのホスト名を仮想FQDNに置き換えます。
ファイル名 | 変数名 |
---|---|
nms-qa.jvm.properties | -Dcom.hp.ov.nms.ssl.KEY_ALIAS |
nms-qa.jvm.properties | -Djava.rmi.server.hostname |
nnm.extended.properties | com.hp.ov.nms.spi.qa.Nnm.hostname |
nnm.extended.properties | com.hp.ov.nms.spi.qa.Nnm.hostname |
NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、%nnminstalldir%\qa\server\conf
または/opt/OV/qa/server/conf
ディレクトリにあるlogin-config.xml
ファイルを変更します。
login-config.xml
ファイルをテキストエディターで開きます。
<module-option name="nnmAuthUrl">
要素を探します。
NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、その要素に含まれる文字列を変更します。
ファイルを保存します。
以下のいずれかのファイルが変更されている場合、それを各クラスターメンバーで複製します。
%NnmInstallDir%\qa\server\conf\logging.properties
%NnmInstallDir%\qa\server\deploy\jboss-logging.xml
%NnmDataDir%\nmsas\qa\conf\nms-auth-config.xml
%NnmDataDir%\shared\qa\conf\PingPair.conf
%NnmDataDir%\shared\qa\conf\discovery.exclude
%NnmDataDir%\shared\qa\conf\discovery.include
/var/opt/OV/qa/server/conf/logging.properties
/var/opt/OV/qa/server/deploy/jboss-logging.xml
/var/opt/OV/nmsas/qa/conf/nms-auth-config.xml
/var/opt/OV/shared/qa/conf/PingPair.conf
/var/opt/OV/shared/qa/conf/discovery.exclude
/var/opt/OV/shared/qa/conf/discovery.include
手順aで追加したmaintenance
ファイルを削除します。
この手順を開始したときにアクティブだったサーバーにフェイルオーバーします。
アクティブサーバーで以下のコマンドを実行して、qajbossプロセスを開始します。
ovstart -c qajboss
以下のコマンドをアクティブサーバーで実行してからすべてのパッシブサーバーで実行します。
%NnmInstallDir%\misc\nnm\ha\nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon QASPIHA
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon QASPIHA
nnmhaconfigure.ovpl
コマンドを実行すると、server.propertiesファイルの仮想ホスト名が更新されます。ただし、これらの値の確認は高可用性クラスターの設定後に行うことを推奨します。また、更新されていない場合、これらの値は手動で更新する必要があります。手動で更新するには、%nnmdatadir%\nmsas\qa
または/var/opt/OV/nmsas/qa
ディレクトリのserver.propertiesファイルに移動し、java.rmi.server.hostname
およびnmsas.server.net.hostname.private
パラメーターにおけるNNMi管理サーバーの仮想FQDNを更新します。以下のコマンドを実行して、NNM iSPI Performance for QAが正常に登録されたことを確認します。
%nnminstalldir%\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS
/opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS
NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動
NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。
ovstatus -c
プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。
ovstart -c ovjboss
以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。
ovstart -c qajboss
アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstart
コマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。
nnmcluster -daemon
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。
ovstop -c
以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。
ovstart -c
NNM iSPI Performance for QAのポートの変更
NNM iSPI Performance for QAでは、その操作において一連のポートが使用されます。これらのポートはインストール時にインストーラーによって設定されますが、HTTPおよびHTTPSポートにデフォルト以外の値を選択することもできます。server.properties
ファイルには、これらのポートのリストがあります。ファイルは次のディレクトリにあります。
%NnmDataDir%
\nmsas\qa
/var/opt/OV/nmsas/qa
インストール後に、(インストール時に設定したポートとは異なる) 別のポートを使用するようにNNM iSPI Performance for QAを設定できます。
デフォルト以外のポートを使用するようにNNM iSPI Performance for QAを設定する場合は、以下の手順を実行します。
server.properties
ファイルをテキストエディターで開きます。システムの別のアプリケーションによって発生したポートの競合を回避するには、以下の手順を実行します。
新しいHTTPSポートを使用するには、nmsas.server.port.web.https
プロパティの値を新しいHTTPSポートに置き換えます。
新しいHTTPポートを使用するには、nmsas.server.port.web.http
プロパティの値を新しいHTTPポートに置き換えます。
新しいJNDIポートを使用するには、nmsas.server.port.naming.port
プロパティの値を新しいJNDIポートに置き換えます。
組み込みデータベースの新しいポートを使用するには、com.hp.ov.nms.postgres.port
プロパティの値を新しいポートに置き換えます。
注: この値を変更する前に、組み込みデータベースの新しいポートを使用するようにNNMiが設定されていることを確認します。NNMiの組み込みデータベースポートを変更する方法については、『NNMiデプロイメントリファレンス』を参照してください。
NNM iSPI Performance for QAプロセスを再起動します。
ovstop -c
ovstart -c
NNM iSPI Performance for QAの使用
NNM iSPI Performance for QAを使用してネットワークのパフォーマンス整合性テストを開始するには、以下の手順を実行します。
インシデントの管理
トポロジマップ
モニタリング
トラブルシューティング
インベントリ
管理モード
インシデントの参照
パフォーマンス分析
品質保証
統合モジュールの設定
設定
オンラインヘルプへのアクセス
NNM iSPI Performance for QAのヘルプに、この製品の使用方法が記載されています。NNM iSPI Performance for QAヘルプの詳細情報は、以下のセクションに分類されています。
iSPIのヘルプにアクセスするには、以下に示す手順に従います。
NNMiコンソールで、[ヘルプ] à [NNM iSPI用のヘルプ] à [iSPI Performance for QAオペレータ向けのヘルプ] をクリックします
NNMiコンソールで、[ヘルプ] à [NNM iSPI用のヘルプ] à [iSPI Performance for QA管理者向けのヘルプ] をクリックします
NNM iSPI Performance for QAのヘルプは、NNM iSPI Performance for QAのインストールが正常に完了している場合にのみNNMiコンソールに表示されます。ヘルプには、NNM iSPI Performance for QAのビュー、フォーム、およびトラブルシューティングに関する総合情報が記載されています。
NNM iSPI Performance for QA 10.00を削除する場合、インストーラーは旧バージョンを復元できません。アンインストール後にNNM iSPI Performance for QAの痕跡はありません。
NNM iSPI Performance for QAのアンインストール開始前
アンインストールプロセスを開始する前に、以下の手順を実行して、NNM iSPI Performance for QAプロセス (qajboss) が停止され、NNMiプロセス (ovjboss) が実行中であることを確認します。
以下のコマンドを使用して、NNMi、NNM iSPI Performance for QAおよびnmsdbmgrプロセスのステータスを確認します。
ovstatus -c
NNM iSPI Performance for QAプロセスが実行中である場合、以下のコマンドを使用して手動で停止します。
ovstop -c qajboss
注: このコマンドが機能しない場合、回避策としてトラブルシューティングセクションを参照してください。
アンインストール手順
NNMi管理サーバーからNNM iSPI Performance for QAをアンインストールするには、以下の手順を実行します。
管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。
管理サーバーにrootユーザーとしてログオンします。
HPOvQAiSPI
ディレクトリはNNM iSPI Performance for QAのインストールの後、アンインストール
ディレクトリの下に作成されます。HPOvQAiSPI
ディレクトリは、アンインストールプロセスを続行するための実行ファイルが含まれています。
以下のディレクトリに進み、setup.exe
をダブルクリックします。
%NnmInstallDir%
\Uninstall\HPOvQAiSPI\setup.exe
または、NNM iSPI Performance for QAを [プログラムのアンインストール
] ウィンドウで削除できます。[スタート
] à [コントロールパネル
] à [プログラム
] à [プログラムのアンインストール
] à [NNM iSPI Performance for Quality Assurance
] を選択してトラバースできます。[NNM iSPI Performance for Quality Assurance
] を右クリックして、[アンインストール
] オプションを選択します。NNM iSPI Performance for QAをアンインストールするHPインストールウィザードを開きます。
以下のコマンドを実行します。
$NnmInstallDir/Uninstall/HPOvQAiSPI/setup.bin
デフォルトのインストールディレクトリは opt/OV/
です
NNM iSPI Performance for QAをアンインストールするHPインストールウィザードを開きます。
言語を選択し、[OK] をクリックします。デフォルトでは [English
] が選択されています。
[アプリケーションのメンテナンス] ページが表示されます。
[アンインストール] オプションを選択し、NNM iSPI Performance for QAをアンインストールして、[次へ] をクリックします。
アンインストールするパッケージのまとめを表示した [プレアンインストール] ページが表示されます。[次へ] をクリックします。
[キャンセル] をクリックしてアンインストールプロセスをキャンセルします。
NNM iSPI Performance for QAをアンインストールした後にNNMiプロセスを実行しない場合はNNMiプロセスを停止できることを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックします。
アンインストール中に生じたエラーを解決する方法については、「「トラブルシューティング 」」を参照してください。
NPSからのNNM iSPI Performance for QAレポートデータの削除
NNM iSPI Performance for QAアンインストールプロセスはNPSからレポートデータを削除しません。そのため、以下のコマンドを実行してNPSがインストールされた場所でレポートデータを手動で削除する必要があります。
以下のコマンドを実行してNPSがインストールされた場所でレポートデータを手動で削除する必要があります。
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p Quality_Assurance
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p Ping_Latency
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p CBQoS
%NnmInstallDir%
\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p Quality_Assurance
%NnmInstallDir%
\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p Ping_Latency
%NnmInstallDir%
\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p CBQoS
インテリジェント応答エージェント (iRA)をインストール手順については、『インテリジェント応答エージェント (iRA)インタラクティブインストールガイド』を参照してください。
インテリジェント応答エージェント (iRA)のアンインストール手順については、『インテリジェント応答エージェント (iRA)インタラクティブインストールガイド』を参照してください。
NNMi 9.10パッチ6およびNNM iSPI Performance for Quality Assurance Software 9.10パッチ1にまずアップグレードしてから、10.00へのアップグレードを続行する必要があります。
アップグレードを行う前に、以下の手順を実行します。
NNMiシステム上でNNM iSPI Performance for QA 10.00をアップグレードします。
管理サーバーでNNM iSPI Performance for QAを設定するには、以下の手順を実行します。
注: アップグレード中は、管理サーバーにインストールされたNNM iSPI Performance for QAの旧バージョンのデータベース設定を変更できません。
管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。
ルート権限を使用して、管理サーバーにログオンします。
ルートディレクトリで利用可能なsetup.exe
ファイルをダブルクリックします。
以下のコマンドをルートディレクトリで実行します。
./setup.bin
NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。
インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
表示された値を確認し、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが表示されます。オプションを確認し、[アップグレード] をクリックします。
アップグレードプロセスが開始します。
次のメッセージが表示されます。
このアップグレードを続行する前にiSPIの完全バックを取ることを強く推奨します
。
[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。
qajboss
が実行されていないことを確認するメッセージが表示されます。確認した後、[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。iSPI PostGreSQL
データベースを作成するため、インストーラーがnmsdbmgr
を開始することを通知するメッセージが表示されます。アップグレードが完了した後NNMiプロセスを停止できます。[OK] をクリックしますアップグレードプロセスが完了した後、インストールプロセスが完了したことを知らせるメッセージが表示され、手動でNNM iSPI Performance for QAプロセスを開始できます。[OK] をクリックします。
アップグレードが完了しました。アンインストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細
] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示
] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。
NNM iSPI Performance for QAプロセスを開始します
NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。
ovstatus -c
プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。
ovstart -c ovjboss
以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。
ovstart -c qajboss
アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstart
コマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。
nnmcluster -daemon
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。
ovstop -c
以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。
ovstart -c
NNMi 9.21 (または最新パッチ) および NNM iSPI Performance for Quality Assurance Software 9.22 にまずアップグレードしてから、10.00 へのアップグレードを続行する必要があります。
アップグレードを行う前に、以下の手順を実行します。
NNMiシステム上でNNM iSPI Performance for QA 10.00をアップグレードします。
管理サーバーでNNM iSPI Performance for QAを設定するには、以下の手順を実行します。
注: アップグレード中は、管理サーバーにインストールされたNNM iSPI Performance for QAの旧バージョンのデータベース設定を変更できません。
管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。
ルート権限を使用して、管理サーバーにログオンします。
ルートディレクトリで利用可能なsetup.exe
ファイルをダブルクリックします。
以下のコマンドをルートディレクトリで実行します。
./setup.bin
NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。
インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。
表示された値を確認し、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが表示されます。オプションを確認し、[アップグレード] をクリックします。
アップグレードプロセスが開始します。
次のメッセージが表示されます。
このアップグレードを続行する前にiSPIの完全バックを取ることを強く推奨します
。
[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。
qajboss
が実行されていないことを確認するメッセージが表示されます。確認した後、[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。iSPI PostGreSQL
データベースを作成するため、インストーラーがnmsdbmgr
を開始することを通知するメッセージが表示されます。アップグレードが完了した後NNMiプロセスを停止できます。[OK] をクリックしますアップグレードプロセスが完了した後、インストールプロセスが完了したことを知らせるメッセージが表示され、手動でNNM iSPI Performance for QAプロセスを開始できます。[OK] をクリックします。
アップグレードが完了しました。アンインストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細
] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示
] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。
NNM iSPI Performance for QAプロセスを開始します
NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。
ovstatus -c
プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。
ovstart -c ovjboss
以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。
ovstart -c qajboss
アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstart
コマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。
nnmcluster -daemon
NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。
以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。
ovstop -c
以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。
ovstart -c
NNM iSPI Performance for QAでは、NNMi PremiumまたはUltimateライセンスキーを適用する必要があります。NNMi Ultimateライセンスキーがすでに有効化されている場合、NNM iSPI Performance for QAに対する追加のライセンスキーは必要ありません。
NNMi PremiumおよびUltimateライセンスキーの詳細については、『NNMiリリースノート』の「ライセンス」セクションを参照してください。
NNMiをバージョン10.00にアップグレード後にNNMi PremiumまたはNNMi Ultimateライセンスキーがすでに有効化されている場合、アップグレード後にNNM iSPI Performance for QAに対する追加のライセンスキーは必要ありません。
それ以外の場合は、NNM iSPI Performance for Quality Assurance Softwareをバージョン10.00にアップグレードした後、以下のWebサイトにアクセスして新規のライセンスキーを取得してください。
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