HP NNM iSPI Performance for Quality Assurance Software

Windows ®およびLinuxオペレーティングシステム向け

ソフトウェアバージョン: 10.00

カスタマイズして出力したドキュメント:

Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance 10.00インタラクティブインストールガイド

ドキュメントリリース日: 2014年7月

ソフトウェアリリース日: 2014年7月

HP logo

ご注意

保証

HP製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載は、追加保証を提供するものではありません。ここに含まれる技術的、編集上の誤り、または欠如について、HPはいかなる責任も負いません。

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権利の制限

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著作権について

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商標について

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Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance 10.00インタラクティブインストールガイド

インストールタイプを選択する

インストール
アップグレード
アンインストール

NNM iSPI Performance for QAはNNMiおよびNetwork Performance Server (NPS) と連動し、ネットワークのパフォーマンスをモニタリングします。

アップグレードパスを選択する

9.10 から 10.00
9.20 から 10.00

アップグレードパスを選択できます

  • 9.10 から 10.00
  • 9.20 から 10.00

オペレーティングシステムを選択する オペレーティングシステムを選択するNNM iSPI Performance for QAがインストールされているオペレーティングシステムを選択する

Windows
Linux
HP-UXまたはSolaris

NNM iSPI Performance for Quality Assuranceは以下のオペレーティングシステムをサポートします。

  • Windows

  • Linux

  • NNM iSPI Performance for QA 10.00は、HP-UXまたはSolarisオペレーティングシステムではサポートされていません。オペレーティングシステムをサポートされるLinuxオペレーティングシステム (Red Hat Enterprise Linux 6.4またはSUSE 11 SP3) に変更してから、データおよび設定を移行する必要があります。サポートされているオペレーティングシステムのリストの詳細については、『NNM iSPI Performance for QA Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス』を参照してください。

データベースを選択する

組み込みデータベース
Oracle

組み込みデータベースまたはOracleを選択できます。

クラスターでのNNMi

NNMiがアプリケーションフェイルオーバーに存在
NNMiが高可用性 (HA) クラスターに存在

NNMiはアプリケーションフェイルオーバーまたはHAクラスターにインストールできます。

表示または印刷

カスタマイズしたドキュメントを画面上に表示したり印刷したりすることが可能です。

ご使用のコンピューターにPDF印刷ドライバーがインストールされている場合は、[印刷] をクリックして、ユーザーの選択内容に応じてカスタマイズされるPDFドキュメントを作成します。PDF印刷ドライバーは、複数のオープンソースプロバイダーおよびサードパーティプロバイダーから入手可能です。

選択した内容の確認

次の手順は、ユーザーの選択によってカスタマイズされます。選択が正しいことを確認してください。

 

選択が正しくない場合は、[変更] をクリックします。

はじめに

このドキュメントでは、HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Software 10.00NNM iSPI Performance for QAと呼びます。

NNM iSPI Performance for QANNMiおよびNetwork Performance Server (NPS) と連動し、以下のタスクを実行します。

  • ネットワーク要素用にQAプローブまたはテストを設定する。NNM iSPI Performance for QAでは、以下のベンダー固有のテクノロジがサポートされます。

    CISCO IPSLA、JUNIPER RPM、その他のベンダーがサポートするDISMAN PING 実行RFC 4560

  • さまざまなネットワーク要素向けの設定済みQAプローブを検出する。NNM iSPI Performance for QAは、UDP Echo、UDP Jitter、ICMP Echo、UDP、TCP Connect、Oracle、HTTP、HTTPS、VoIP、DNS、DHCP、およびPATH EchoなどのQAプローブのサービスを検出します。
  • ネットワーク要素でそれらのQAプローブを設定し、パフォーマンスの不整合を調査する。
  • ネットワークパフォーマンスをモニターし、NNMiコンソールでメトリックのしきい値の状態を表示する。NNM iSPI Performance for QAは以下のメトリックをサポートします。
    • 往復時間
    • ジッター
    • パケットの損失
    • 平均オピニオン評点
  • NNM iSPI Performance for QAプローブのビューでQAプローブのメトリック測定を表示する。
  • QoS管理対象のインタフェース、ポリシー、およびクラスのヘルスとパフォーマンスを監視します。
  • 最低限で送信元ノードがNNMiの管理対象ノードである2つのネットワークデバイス間のリンクのヘルスを測定する
  • レポート作成のためメトリック測定詳細をNetwork Performance Serverに送信する。NNM iSPI Performance for QANNMiおよびNetwork Performance Serverと連携して品質保証レポートを表示します。

NNM iSPI Performance for QAのシナリオ

以下の図は、NNM iSPI Performance for QANetwork Performance Serverが共有データリポジトリを通じて情報を共有しているシナリオを表しています。

NNM iSPI Performance for QAのインストール開始前

NNM iSPI Performance for QAのインストールを開始する前に、デプロイメントの要件に基づいてインストールの計画を立てる必要があります。インストールプロセスを開始する前に、サポートされている構成の中から最適なデプロイメントシナリオを特定し、すべての前提条件を満す必要があります。詳細については『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス』を参照してください。

ドキュメント名 ドキュメントのパス
HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス

http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals

HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareインタラクティブインストールガイド ファイル名:QAiSPI_interactive_installation_en.zip
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート)
Linuxのメディア:ルートディレクトリ
HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareリリースノート ファイル名:nmQAispi_releasenotes_ja.html
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート)
Linuxのメディア:ルートディレクトリ
NNM iSPI Performance for QAコンソール:[ヘルプ] > [NNM iSPIドキュメントライブラリ] > [iSPI Performance for QAリリースノート]

HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステム対応マトリックス

ファイル名:nmQAispi_supportmatrix_ja.html
Windowsのメディア:DVDメインドライブ (ルート)
Linuxのメディア:ルートディレクトリ

注: すべてのドキュメントの最新版は、次のサイトから取得できます。

http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals

NNMi管理サーバーにインストールする前に

NNMi管理サーバー管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、NNMiのインストール中に使用した以下の設定の詳細を書き留める必要があります。

NNMiポートの詳細

NNMiインストールの以下のポート番号を書き留めます。

  • NNMiのHTTPポートまたはHTTPSポート
  • NNMiのJNDIポート。以下のディレクトリで利用可能なnms-local.propertiesファイルのnmsas.server.port.naming.portプロパティの値を参照して、この値を取得できます。

    %NnmDataDir%\conf\nnm\props\nms-local.properties

    $NnmDataDir/conf/nnm/props/nms-local.properties

  • 管理サーバーでのJBossのポート番号

データベースの詳細

NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、Oracleデータベースを使用している場合は、必ずデータベースの詳細を書き留めるようにします。

スケーラビリティを向上させるために、NNMiデータを格納する場所として、PostgreSQLの組み込みのデータベースではなく、外部Oracleデータベースを選択できます。外部Oracleデータベースは、NNMi管理サーバーではなくリモートサーバーに配置することを推奨します。Oracleデータベースを使用する場合は、NNMiデータベースの以下の詳細を書き留める必要があります。

  • ポート:Oracleデータベースが使用するポート。
  • Oracleデータベースのサーバー名:Oracleサーバーの完全修飾ドメイン名。
  • Oracleデータベース名:Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Software (NNM iSPI Performance for QA) のインストール時に使用するOracleデータベース。
  • Oracleデータベースのユーザー名:NNM iSPI Performance for QAのインストール時に使用するOracleデータベースのユーザー名。
  • パスワード:前述のユーザーのパスワード。NNM iSPI Performance for QAのインストール時に使用するパスワード。

Oracleデータベースを選択した場合、NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に新しいOracleデータベースインスタンスを作成する必要があります。NNM iSPI Performance for QAをインストールおよび設定するときに、NNMiで設定したものと同じOracleインスタンスを使用しないでください。

NNM iSPI Performance for QAをインストールする予定のシステム上にNNMiがインストールされていて実行されていることを確認してください。

システム要件

NNM iSPI Performance for QAをインストールする前に、システムがハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしており、前提条件となるソフトウェアが設定されていることを確認します。

管理サーバーがすべてのハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。

ハードウェア要件およびソフトウェア要件や依存関係の詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Software対応マトリックス』および『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareリリースノート』を参照してください。

Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareをインストールするためのシステム要件
要件 参照ドキュメント 完了する (はい/いいえ)
ディスク容量 HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス
オペレーティングシステム HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス
データベース HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareシステムおよびデバイス対応マトリックス

サイジングの考慮事項

NNM iSPI Performance for QAのデプロイ中には、以下の要素が考慮されます。

  • NNMiとともに設定されるデータベースのタイプ (組み込みPostgreSQLまたはOracle)
  • 監視するネットワークの規模
  • 設定とモニターを行うQAプローブとCBQoSインタフェースの数

その他のiSPIでのNNM iSPI Performance for QAのデプロイメントについて理解するには、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance Softwareデプロイメントリファレンス』を参照してください。

インストールの順序

NNM iSPI Performance for QAをインストールするときは、常に以下の手順を行う必要があります。

  1. NNMiをインストールします。
  2. NPSをインストールします。
  3. NNM iSPI Performance for QAをインストールします。

Network Performance Serverのインストール

Network Performance Server (NPS) は、NNM iSPI Performance for QAがインストールされたNNMi管理サーバー管理サーバーにインストールするか、別のサーバーにインストールできます。インストールの詳細については『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metrics Softwareインストールガイド』を参照してください。

NPSを別のサーバーにインストールした場合、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metrics/Network Performance Server Softwareインストールガイド』の 『専用サーバーへのインストール』 のトピックを参照してください。

Webサービスクライアントのユーザーを作成する

NNM iSPI Performance for QAのためにNNMiでユーザーアカウントを作成し、NNMi Webサービスクライアントグループと関連付けます。これらのユーザー資格情報は、iSPIインストール中に入力する必要があります。NNM iSPI Performance for QAのインストール中は、NNMiシステムアカウントは使用しないでください。詳細については、『NNMiデプロイメントリファレンス』を参照してください。

管理サーバーのデータファイルへの読み込み/書き込みアクセスを可能にします

別のサーバーにNPSをインストールする場合、ユーザーがNNMi管理サーバーの以下のディレクトリへ読み込み/書き込みアクセスしているか確認してください。

%NnmDataDir%\shared\perfSpi\datafiles
/var/opt/OV/shared/perfSpi/datafiles

高可用性クラスターへのアプリケーションフェイルオーバークラスターへのNNM iSPI Performance for QAのインストール

メモ:すでにアプリケーションフェイルオーバークラスターの一部であるNNMi管理サーバーへのNNM iSPIのインストールに関する詳細な段階的手順は、『HP Network Node Manager i Softwareデプロイメントリファレンス』の「NNM iSPIおよびアプリケーションフェイルオーバー」セクションに示されています。以下の手順には、全体的なインストール手順のみが示されます。
  1. スタンバイNNMi管理サーバーを停止して、NNMiサービスをスタンドアロン (非クラスター) 状態にします。
  2. スタンバイNNMi管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールします。
  3. アクティブNNMi管理サーバーを停止して、NNMiサービスをスタンドアロン (非クラスター) 状態にします。
  4. アクティブNNMi管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールします。
  5. アクティブサーバーおよびスタンバイサーバーをクラスターに戻します。

以下の手順を実行して、NNM iSPI Performance for QAを既存のNNMi HAクラスター環境にインストールします。

  1. NNMiがアクティブノードで実行されていることを確認します。
  2. アクティブノードにログオンします。
  3. maintenanceファイルを配置して、NNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。

    以下のディレクトリに配置します。

    %nnmdatadir%\hacluster\<リソースグループ名>

    $NnmDataDir/hacluster/<リソースグループ名>

  4. ovstatus -cを実行して、ovjbossが実行されていることを確認します。
  5. NNMiの最新パッチ、NNM iSPI Performance for QA、NNM iSPI Performance for QAの最新パッチの順にインストールします。ただし、iSPIは開始しないでください。

以下のもののインストール: NNM iSPI Performance for QA

WindowsLinux管理サーバーにNNM iSPI Performance for QAをインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限でroot権限で管理サーバーにログオンします。
  2. DVDドライブにNNM iSPI Performance for QAインストールメディアを挿入します。
  3. Windows管理サーバーでは、以下の手順を実行してインストールプロセスを行います。

    ルートディレクトリで利用可能なsetup.exeファイルをダブルクリックします。NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。

    以下のコマンドをメディアのルートディレクトリで実行します。

    ./setup.bin

    インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

  4. [はじめに (インストール)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
  5. エンドユーザーライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
  6. [次へ] をクリックします。

    [セットアップタイプ] ページが表示されます。

  7. [標準] を選択し、[次へ] をクリックします。[サーバー設定] ページが表示されます。

    次のいずれかのオプションを選択します。

    • 標準ポート (1521) で実行されるOracleデータベースを使用する場合は、手順8に進みます。

    • 非標準ポート (1521以外) で実行されるOracleデータベースを使用する場合は、手順9に進みます。

  8. [データベースタイプの選択] セクションで、[HP Softwareの組み込みのデータベース] を選択して [次へ] をクリックします。[インストールのチェック] 画面が表示されます。

    [標準] を選択し、[次へ] をクリックします。[サーバー設定] ページが表示されます。

    1. [データベースタイプの選択] セクションで、[Oracle] を選択し、[次へ] をクリックします。

    2. 以下の画面で必要な詳細を指定する必要があります。

      1. データベース初期化タイプの選択:初期化されていないデータベースを使用する場合は、[プライマリサーバーのインストール] を選択します。すでに初期化されているデータベースを使用する場合は、[セカンダリサーバーのインストール] を選択します。選択を行ったら、[次へ] をクリックします。[データベースサーバー情報を入力してください] 画面が表示されます。

      2. データベースサーバー情報を入力してください:Oracleシステムのホスト名とデータベースインスタンス名を入力し、[次へ] をクリックします。[データベースユーザーアカウント情報を入力してください] 画面が表示されます。

      3. データベースユーザーアカウント情報を入力してください:Oracleデータベースインスタンスのユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。[インストールのチェック] 画面が表示されます。ウィザードによって使用可能なディスク容量がチェックされます。

  9. ウィザードによって使用可能なディスク容量がチェックされます。

    [カスタム] を選択し、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが表示されます。

    1. [次へ] をクリックします。[サーバー設定] ページが表示されます。
    2. [データベースタイプの選択] セクションで、[Oracle] を選択して [次へ] をクリックします。[データベース初期化タイプの選択] 画面が表示されます。

    3. 次のいずれかのオプションを選択します。

      1. 初期化されていないデータベースを使用する場合は、[プライマリサーバーのインストール] を選択します。
      2. すでに初期化されているデータベースを使用する場合は、[セカンダリサーバーのインストール] を選択します。

      選択を行ったら、[次へ] をクリックします。[データベースサーバー情報を入力してください] 画面が表示されます。

    4. Oracleシステムのホスト名とポート、およびデータベースインスタンス名を入力し、[次へ] をクリックします。[データベースユーザーアカウント情報を入力してください] 画面が表示されます。
    5. Oracleデータベースインスタンスのユーザー名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。[インストールのチェック] 画面が表示されます。ウィザードによって使用可能なディスク容量がチェックされます。
  10. チェックが完了したら、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] 画面が表示されます。
  11. オプションを確認し、[インストール] をクリックします。インストールプロセスが開始されます。

    注: NNM iSPI Performance for QAを以前インストールしようとしたがエラーが発生し、インストーラーによってすでに配置されたコンポーネントを手動で削除しなかった場合は、すでにインストールされているコンポーネントの強制再インストールを実行します。

  12. ある時点で、[QA iSPIの設定] ウィンドウが開きます。
  13. [QA iSPIの設定] ウィンドウで、次の詳細を指定します。

    NNMiサーバー:QA iSPIが必要とする情報 QA iSPIサーバー:NNMiが必要とする情報
    NNMi FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名を入力します。 QA iSPI FQDN:NNMi管理サーバーの完全修飾ドメイン名。
    Webサービスクライアントのユーザー名:作成したNNMi Webサービスクライアントユーザーの名前。 QA iSPI HTTPポート:NNM iSPI Performance for QAがHTTP通信で使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54040).
    Webサービスクライアントのパスワード:前述のユーザーのパスワード QA iSPI HTTPSポート:NNM iSPI Performance for QAがHTTPS通信で使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54043).
    パスワードを再入力:前述のユーザーのパスワード QA iSPI JNDIポート:NNM iSPI Performance for QAがJNDIポートとして使用するポート番号を入力します (デフォルト: 54046).

    注: NNM iSPI Performance for QA インストーラーは、NNMiの各値(HTTPポート、HTTPSポート、およびJNDIポート) を自動的に検出します。

  14. [セキュアーです] オプションを、両方のセクション ([NNMiサーバー: QA iSPIが必要とする情報] と [QA iSPIサーバー: NNMiが必要とする情報]) で選択します (HTTPS通信モードを使用するようにNNMiを設定している場合)。このオプションを選択すると、NNMiNNM iSPI Performance for QAで常にセキュアーな通信モード (HTTPS) が使用されます。

    NNM iSPI Performance for QAのインストール後に通信モードを変更する場合の詳細な指示については、「Network Node Manager iSPI Performance for Quality Assurance 10.00インタラクティブインストールガイド」を参照してください。

  15. [OK] をクリックします。
  16. インストールが完了した後、インストールプロセスが完了したことを知らせるメッセージが表示され、手動でNNM iSPI Performance for QAプロセスを開始できます。[OK] をクリックします。
  17. インストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。

  18. [完了] をクリックします。これで、NNM iSPI Performance for QAのインストールプロセスは完了です。

高可用性クラスターでのNNM iSPI Performance for QAの設定

  1. 「高可用性クラスターへのNNM iSPI Performance for QAのインストール」手順の手順3で追加したメンテナンスファイルを削除します。

  2. NNM iSPI Performance for QAをインストールするクラスター内のパッシブノードへのフェイルオーバーを開始します。NNMiが正常にフェイルオーバーすることを確認します。

  3. このシステムで、以下の手順を実行します。

    1. maintenanceファイルを以下のディレクトリに配置して、NNMiリソースグループをHAメンテナンスモードにします。
    2. %nnmdatadir%\hacluster\<リソースグループ名>

      $NnmDataDir/hacluster/<リソースグループ名>

    3. ovstatus -cを実行して、ovjbossが実行されていることを確認します。

    4. NNMiの最新パッチ、NNM iSPI Performance for QA、NNM iSPI Performance for QAの最新パッチの順にインストールします。ただし、iSPIは開始しないでください。

    5. /var/opt/OV/shared/qa/confまたは%NnmdataDir%\shared\qa\confにある以下のファイルを変更して、以下のパラメーターのホスト名を仮想FQDNに置き換えます。

      ファイル名 変数名
      nms-qa.jvm.properties -Dcom.hp.ov.nms.ssl.KEY_ALIAS
      nms-qa.jvm.properties -Djava.rmi.server.hostname
      nnm.extended.properties com.hp.ov.nms.spi.qa.Nnm.hostname
      nnm.extended.properties com.hp.ov.nms.spi.qa.Nnm.hostname
    6. NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、%nnminstalldir%\qa\server\confまたは/opt/OV/qa/server/confディレクトリにあるlogin-config.xmlファイルを変更します。

      • login-config.xmlファイルをテキストエディターで開きます。

      • <module-option name="nnmAuthUrl">要素を探します。

      • NNMi管理サーバーの仮想FQDNを反映するように、その要素に含まれる文字列を変更します。

      • ファイルを保存します。

    7. 以下のいずれかのファイルが変更されている場合、それを各クラスターメンバーで複製します。

      %NnmInstallDir%\qa\server\conf\logging.properties
      %NnmInstallDir%\qa\server\deploy\jboss-logging.xml
      %NnmDataDir%\nmsas\qa\conf\nms-auth-config.xml
      %NnmDataDir%\shared\qa\conf\PingPair.conf
      %NnmDataDir%\shared\qa\conf\discovery.exclude
      %NnmDataDir%\shared\qa\conf\discovery.include
      /var/opt/OV/qa/server/conf/logging.properties
      /var/opt/OV/qa/server/deploy/jboss-logging.xml
      /var/opt/OV/nmsas/qa/conf/nms-auth-config.xml
      /var/opt/OV/shared/qa/conf/PingPair.conf
      /var/opt/OV/shared/qa/conf/discovery.exclude
      /var/opt/OV/shared/qa/conf/discovery.include
    8. 手順aで追加したmaintenanceファイルを削除します。

  4. クラスター内に複数のノードがある場合、別のパッシブノードにフェイルオーバーして、手順aから手順gを繰り返します。

  5. この手順を開始したときにアクティブだったサーバーにフェイルオーバーします。

  6. アクティブサーバーで以下のコマンドを実行して、qajbossプロセスを開始します。

    ovstart -c qajboss
  7. 以下のコマンドをアクティブサーバーで実行してからすべてのパッシブサーバーで実行します。

    %NnmInstallDir%\misc\nnm\ha\nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon QASPIHA
    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaconfigure.ovpl NNM -addon QASPIHA

    メモ:nnmhaconfigure.ovplコマンドを実行すると、server.propertiesファイルの仮想ホスト名が更新されます。ただし、これらの値の確認は高可用性クラスターの設定後に行うことを推奨します。また、更新されていない場合、これらの値は手動で更新する必要があります。手動で更新するには、%nnmdatadir%\nmsas\qaまたは/var/opt/OV/nmsas/qaディレクトリのserver.propertiesファイルに移動し、java.rmi.server.hostnameおよびnmsas.server.net.hostname.privateパラメーターにおけるNNMi管理サーバーの仮想FQDNを更新します。

  8. 以下のコマンドを実行して、NNM iSPI Performance for QAが正常に登録されたことを確認します。

    %nnminstalldir%\misc\nnm\ha\nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS
    /opt/OV/misc/nnm/ha/nnmhaclusterinfo.ovpl –config NNM –get NNM_ADD_ON_PRODUCTS

NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動

NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。

  • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

    1. 以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。

      ovstatus -c

      プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。

      ovstart -c ovjboss
    2. 以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。

      ovstart -c qajboss

      アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstartコマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。

      nnmcluster -daemon
  • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

    1. 以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。

      ovstop -c
    2. 以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。

      ovstart -c

NNM iSPI Performance for QAのポートの変更

NNM iSPI Performance for QAでは、その操作において一連のポートが使用されます。これらのポートはインストール時にインストーラーによって設定されますが、HTTPおよびHTTPSポートにデフォルト以外の値を選択することもできます。server.propertiesファイルには、これらのポートのリストがあります。ファイルは次のディレクトリにあります。

%NnmDataDir%\nmsas\qa

/var/opt/OV/nmsas/qa

インストール後に、(インストール時に設定したポートとは異なる) 別のポートを使用するようにNNM iSPI Performance for QAを設定できます。

デフォルト以外のポートを使用するようにNNM iSPI Performance for QAを設定する場合は、以下の手順を実行します。

  1. NNMi管理サーバーに管理者ユーザーとしてログオンします。
    NNMi管理サーバーにrootユーザーとしてログオンします。
  2. server.propertiesファイルをテキストエディターで開きます。
  3. システムの別のアプリケーションによって発生したポートの競合を回避するには、以下の手順を実行します。

    1. ファイルでそのポート番号を特定します。
    2. ポート番号を新しいポート番号に置き換え、新しいポートがシステムの別のアプリケーションで使用されていないことを確認します。
  4. 新しいHTTPSポートを使用するには、nmsas.server.port.web.httpsプロパティの値を新しいHTTPSポートに置き換えます。

  5. 新しいHTTPポートを使用するには、nmsas.server.port.web.httpプロパティの値を新しいHTTPポートに置き換えます。

  6. 新しいJNDIポートを使用するには、nmsas.server.port.naming.portプロパティの値を新しいJNDIポートに置き換えます。

  7. 組み込みデータベースの新しいポートを使用するには、com.hp.ov.nms.postgres.portプロパティの値を新しいポートに置き換えます。

    注: この値を変更する前に、組み込みデータベースの新しいポートを使用するようにNNMiが設定されていることを確認します。NNMiの組み込みデータベースポートを変更する方法については、『NNMiデプロイメントリファレンス』を参照してください。

  8. NNM iSPI Performance for QAプロセスを再起動します。

    ovstop -c
    ovstart -c

インストール後の手順

NNM iSPI Performance for QAの使用

NNM iSPI Performance for QAを使用してネットワークのパフォーマンス整合性テストを開始するには、以下の手順を実行します。

  1. NNMiコンソールを起動します。NNMiコンソールへのアクセス方法の詳細については、『HP Network Node Manager i Softwareインタラクティブインストールガイド』の「NNMiの使用」を参照してください。NNMiには以下のワークスペースが含まれます。
    • ダッシュボード
    • インシデントの管理

    • トポロジマップ

    • モニタリング

    • トラブルシューティング

    • インベントリ

    • 管理モード

    • インシデントの参照

    • パフォーマンス分析

    • 品質保証

    • 統合モジュールの設定

    • 設定

  2. [ワークスペース] ペインで [品質保証] をクリックします。

オンラインヘルプへのアクセス

NNM iSPI Performance for QAのヘルプに、この製品の使用方法が記載されています。NNM iSPI Performance for QAヘルプの詳細情報は、以下のセクションに分類されています。

  • オペレータ用のヘルプ
  • 管理者用のヘルプ

iSPIのヘルプにアクセスするには、以下に示す手順に従います。

NNMiコンソールで、[ヘルプ] à [NNM iSPI用のヘルプ] à [iSPI Performance for QAオペレータ向けのヘルプ] をクリックします

NNMiコンソールで、[ヘルプ] à [NNM iSPI用のヘルプ] à [iSPI Performance for QA管理者向けのヘルプ] をクリックします

NNM iSPI Performance for QAのヘルプは、NNM iSPI Performance for QAのインストールが正常に完了している場合にのみNNMiコンソールに表示されます。ヘルプには、NNM iSPI Performance for QAのビュー、フォーム、およびトラブルシューティングに関する総合情報が記載されています。

 

アンインストール

NNM iSPI Performance for QA 10.00を削除する場合、インストーラーは旧バージョンを復元できません。アンインストール後にNNM iSPI Performance for QAの痕跡はありません。

NNM iSPI Performance for QAのアンインストール開始前

アンインストールプロセスを開始する前に、以下の手順を実行して、NNM iSPI Performance for QAプロセス (qajboss) が停止され、NNMiプロセス (ovjboss) が実行中であることを確認します。

  1. 以下のコマンドを使用して、NNMiNNM iSPI Performance for QAおよびnmsdbmgrプロセスのステータスを確認します。

    ovstatus -c
  2. NNM iSPI Performance for QAプロセスが実行中である場合、以下のコマンドを使用して手動で停止します。

    ovstop -c qajboss

    注: このコマンドが機能しない場合、回避策としてトラブルシューティングセクションを参照してください。

アンインストール手順

NNMi管理サーバーからNNM iSPI Performance for QAをアンインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。

    管理サーバーにrootユーザーとしてログオンします。

    HPOvQAiSPIディレクトリはNNM iSPI Performance for QAのインストールの後、アンインストールディレクトリの下に作成されます。HPOvQAiSPIディレクトリは、アンインストールプロセスを続行するための実行ファイルが含まれています。

  2. 以下のディレクトリに進み、setup.exeをダブルクリックします。

    %NnmInstallDir%\Uninstall\HPOvQAiSPI\setup.exe

    または、NNM iSPI Performance for QAを [プログラムのアンインストール] ウィンドウで削除できます。[スタート] à [コントロールパネル] à [プログラム] à [プログラムのアンインストール] à [NNM iSPI Performance for Quality Assurance] を選択してトラバースできます。[NNM iSPI Performance for Quality Assurance] を右クリックして、[アンインストール] オプションを選択します。NNM iSPI Performance for QAをアンインストールするHPインストールウィザードを開きます。

    以下のコマンドを実行します。

    $NnmInstallDir/Uninstall/HPOvQAiSPI/setup.bin

    デフォルトのインストールディレクトリは opt/OV/ です

    NNM iSPI Performance for QAをアンインストールするHPインストールウィザードを開きます。

  3. 言語を選択し、[OK] をクリックします。デフォルトでは [English] が選択されています。

  4. [アプリケーションのメンテナンス] ページが表示されます。

    [アンインストール] オプションを選択し、NNM iSPI Performance for QAをアンインストールして、[次へ] をクリックします。

  5. アンインストールするパッケージのまとめを表示した [プレアンインストール] ページが表示されます。[次へ] をクリックします。

    [キャンセル] をクリックしてアンインストールプロセスをキャンセルします。

    NNM iSPI Performance for QAをアンインストールした後にNNMiプロセスを実行しない場合はNNMiプロセスを停止できることを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

  6. アンインストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー]タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にアンインストールされたかどうかを確認するには、[詳細] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。
  7. [完了] をクリックします。

アンインストール中に生じたエラーを解決する方法については、「「トラブルシューティング 」」を参照してください。

NPSからのNNM iSPI Performance for QAレポートデータの削除

NNM iSPI Performance for QAアンインストールプロセスはNPSからレポートデータを削除しません。そのため、以下のコマンドを実行してNPSがインストールされた場所でレポートデータを手動で削除する必要があります。

以下のコマンドを実行してNPSがインストールされた場所でレポートデータを手動で削除する必要があります。

/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p Quality_Assurance
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p Ping_Latency
/opt/OV/NNMPerformanceSPI/bin/uninstallExtensionPack -p CBQoS

%NnmInstallDir%\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p Quality_Assurance

%NnmInstallDir%\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p Ping_Latency

%NnmInstallDir%\NNMPerformanceSPI\bin\uninstallExtensionPack -p CBQoS

インテリジェント応答エージェント (iRA)のインストール

インテリジェント応答エージェント (iRA)をインストール手順については、『インテリジェント応答エージェント (iRA)インタラクティブインストールガイド』を参照してください。

インテリジェント応答エージェント (iRA)のアンインストール

インテリジェント応答エージェント (iRA)のアンインストール手順については、『インテリジェント応答エージェント (iRA)インタラクティブインストールガイド』を参照してください。

NNM iSPI Performance for QA 9.10のアップグレード

NNMi 9.10パッチ6およびNNM iSPI Performance for Quality Assurance Software 9.10パッチ1にまずアップグレードしてから、10.00へのアップグレードを続行する必要があります。

アップグレードを行う前に、以下の手順を実行します。

  1. NNMiを10.00にアップグレードします。詳細については、『HP Network Node Manager i Softwareアップグレードリファレンス』を参照してください。
  2. NPSを10.00にアップグレードします。詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metricsインタラクティブインストールガイド』を参照してください。
  3. NNMiシステム上でNNM iSPI Performance for QA 10.00をアップグレードします。

    メモ: アップグレードする前に、qajbossサービスが実行中でないことを確認してください。サービスが実行中の場合は、トラブルシューティングのセクションに記載されている手順を実行して、手動で停止してください。

    管理サーバーでNNM iSPI Performance for QAを設定するには、以下の手順を実行します。

    注: アップグレード中は、管理サーバーにインストールされたNNM iSPI Performance for QAの旧バージョンのデータベース設定を変更できません。

    1. 管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。

      ルート権限を使用して、管理サーバーにログオンします。

    2. DVDドライブにNNM iSPI Performance for QAインストールメディアを挿入します。
    3. ルートディレクトリで利用可能なsetup.exeファイルをダブルクリックします。

      以下のコマンドをルートディレクトリで実行します。

      ./setup.bin

      NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。

      インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

    4. [はじめに (アップグレード)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
    5. エンドユーザーライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
    6. [次へ] をクリックします。[インストールタイプの選択] ページが表示されます。
    7. [標準] を選択して、[次へ] をクリックします。HP Softwareインストーラーが、インストールを完了するために必要な空きディスク容量を検証します。[インストールのチェック] ページが表示されます。このページには、必要なディスク容量およびシステムで使用可能なディスク容量が表示されます。
    8. 表示された値を確認し、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが表示されます。オプションを確認し、[アップグレード] をクリックします。

      アップグレードプロセスが開始します。

    9. 次のメッセージが表示されます。

      このアップグレードを続行する前にiSPIの完全バックを取ることを強く推奨します

      [OK] をクリックしてアップグレードを続行します。

    10. qajbossが実行されていないことを確認するメッセージが表示されます。確認した後、[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。
    11. iSPI PostGreSQLデータベースを作成するため、インストーラーがnmsdbmgrを開始することを通知するメッセージが表示されます。アップグレードが完了した後NNMiプロセスを停止できます。[OK] をクリックします
    12. アップグレードプロセスが完了した後、インストールプロセスが完了したことを知らせるメッセージが表示され、手動でNNM iSPI Performance for QAプロセスを開始できます。[OK] をクリックします。

      アップグレードが完了しました。アンインストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。

    13. [完了] をクリックします。
  4. NNM iSPI Performance for QAプロセスを開始します

    NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。

    • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

      1. 以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。

        ovstatus -c

        プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。

        ovstart -c ovjboss
      2. 以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。

        ovstart -c qajboss

        アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstartコマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。

        nnmcluster -daemon
    • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

      1. 以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。

        ovstop -c
      2. 以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。

        ovstart -c

NNM iSPI Performance for QA 9.20のアップグレード

NNMi 9.21 (または最新パッチ) および NNM iSPI Performance for Quality Assurance Software 9.22 にまずアップグレードしてから、10.00 へのアップグレードを続行する必要があります。

アップグレードを行う前に、以下の手順を実行します。

  1. NNMiを10.00にアップグレードします。詳細については、『HP Network Node Manager i Softwareアップグレードリファレンス』を参照してください。
  2. NPSを10.00にアップグレードします。詳細については、『HP Network Node Manager iSPI Performance for Metricsインタラクティブインストールガイド』を参照してください。
  3. NNMiシステム上でNNM iSPI Performance for QA 10.00をアップグレードします。

    管理サーバーでNNM iSPI Performance for QAを設定するには、以下の手順を実行します。

    注: アップグレード中は、管理サーバーにインストールされたNNM iSPI Performance for QAの旧バージョンのデータベース設定を変更できません。

    1. 管理者権限を使用して、管理サーバーにログオンします。

      ルート権限を使用して、管理サーバーにログオンします。

    2. DVDドライブにNNM iSPI Performance for QAインストールメディアを挿入します。
    3. ルートディレクトリで利用可能なsetup.exeファイルをダブルクリックします。

      以下のコマンドをルートディレクトリで実行します。

      ./setup.bin

      NNM iSPI Performance for QA用のHP Softwareインストーラーウィザードが開きます。

      インストール開始プロセスで、使用する言語を選択するよう要求されます。インストーラーにより、インストールのためにシステムが設定されてインストールプロセスが初期化されます。

    4. [はじめに (アップグレード)] ページで、概要情報を確認し、[次へ] をクリックします。[ライセンス契約] ページが開きます。
    5. エンドユーザーライセンス契約を確認し、[ライセンス契約の条項に同意します] を選択して、[次へ] をクリックします。[機能の選択] ページが開きます。
    6. [次へ] をクリックします。[インストールタイプの選択] ページが表示されます。
    7. [標準] を選択して、[次へ] をクリックします。HP Softwareインストーラーが、インストールを完了するために必要な空きディスク容量を検証します。[インストールのチェック] ページが表示されます。このページには、必要なディスク容量およびシステムで使用可能なディスク容量が表示されます。
    8. 表示された値を確認し、[次へ] をクリックします。[プレインストールの概要] ページが表示されます。オプションを確認し、[アップグレード] をクリックします。

      アップグレードプロセスが開始します。

    9. 次のメッセージが表示されます。

      このアップグレードを続行する前にiSPIの完全バックを取ることを強く推奨します

      [OK] をクリックしてアップグレードを続行します。

    10. qajbossが実行されていないことを確認するメッセージが表示されます。確認した後、[OK] をクリックしてアップグレードを続行します。
    11. iSPI PostGreSQLデータベースを作成するため、インストーラーがnmsdbmgrを開始することを通知するメッセージが表示されます。アップグレードが完了した後NNMiプロセスを停止できます。[OK] をクリックします
    12. アップグレードプロセスが完了した後、インストールプロセスが完了したことを知らせるメッセージが表示され、手動でNNM iSPI Performance for QAプロセスを開始できます。[OK] をクリックします。

      アップグレードが完了しました。アンインストールが正常に終了したかどうかを確認するには、[サマリー] タブをクリックし、NNM iSPI Performance for QAパッケージが正常にインストールされたかどうかを確認するには、[詳細] タブをクリックします。ウィンドウの [ログファイルを表示] リンクをクリックすると、ログの詳細、およびエラーがある場合はそれを確認できます。

    13. [完了] をクリックします。
  4. NNM iSPI Performance for QAプロセスを開始します

    NNM iSPI Performance for QAを開始するには、以下の手順を実行します。

    • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にすべてのデフォルトポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

      1. 以下のコマンドを使用し、NNMiプロセスが動作しているかどうかを確認します。

        ovstatus -c

        プロセスが実行されていない場合、以下のコマンドを使用して手動で起動します。

        ovstart -c ovjboss
      2. 以下のコマンドを実行し、NNM iSPI Performance for QAプロセスを起動します。

        ovstart -c qajboss

        アプリケーションフェイルオーバー環境では、NNM iSPI Performance for QAプロセスの起動にovstartコマンドを実行しないでください。アプリケーションフェイルオーバー環境においてNNM iSPI Performance for QAを手動で起動するには、以下のコマンドを実行します。

        nnmcluster -daemon
    • NNM iSPI Performance for QAのインストール時にいくつかのデフォルト以外のポートを選択した場合、以下の手順を実行します。

      1. 以下のコマンドを実行してすべてのプロセスを停止します。

        ovstop -c
      2. 以下のコマンドを実行し、(NNM iSPI Performance for QA プロセスを含む) すべてのプロセスを起動します。

        ovstart -c

ライセンス

NNM iSPI Performance for QAでは、NNMi PremiumまたはUltimateライセンスキーを適用する必要があります。NNMi Ultimateライセンスキーがすでに有効化されている場合、NNM iSPI Performance for QAに対する追加のライセンスキーは必要ありません。

NNMi PremiumおよびUltimateライセンスキーの詳細については、『NNMiリリースノート』の「ライセンス」セクションを参照してください。

NNMiをバージョン10.00にアップグレード後にNNMi PremiumまたはNNMi Ultimateライセンスキーがすでに有効化されている場合、アップグレード後にNNM iSPI Performance for QAに対する追加のライセンスキーは必要ありません。

それ以外の場合は、NNM iSPI Performance for Quality Assurance Softwareをバージョン10.00にアップグレードした後、以下のWebサイトにアクセスして新規のライセンスキーを取得してください。

http://support.openview.hp.com/software_updates.jsp

トラブルシューティング

CollapsedNNM iSPI Performance for QA 10.00へのアップロード後、プローブ再検出に失敗

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