2005年6月23日
この文書では、HP OpenView Performance Insight (OVPI) バージョン5.1.1(ローカライズ版)リリースでの変更点についての概要を説明しています。 このリリースノートには、マニュアルに含まれていない重要な情報が書かれています。
注記: 最新のリリースノートや文書は、サポート専用のWebサイトに定期的に掲載されますので、OVPI 文書 CDに収録されているリリースノートや文書を参照する前に、Webサイトに新しいバージョンがないか確認されることを強く推奨します。 Webサイトへのアクセスについては、サポートを参照してください。
このバージョンでは次の情報を記載しています。
Oracleのインストールについて インストールについて
ソフトウェア要件 新機能と修正点 既知の問題および制限事項と対策
マニュアルの正誤 サポート
法律上の表示
このセクションでは、OVPIバージョン5.1.1ソフトウェアの新機能と変更点について説明しています。
注記: OVPI 5.1.1 は、OVPI 5.1 のローカライズ版です。 OVPI の文書(特にアップグレードおよびインストール手順)で 5.1 と書かれている場合は、すべて 5.1.1 にも当てはまります。
OVPIは次のOS/ソフトウェアのインストールをサポートします。
Linuxオペレーティングシステム
次のLinuxプラットフォームにOVPIクライアントをインストールすることができます。 Red Hat Enterprise Linux 2.1、Red Hat Enterprise Linux 3、およびSuSELinux Enterprise Server 8
Oracleリモートデータベース
OVPIをインストールして既存のOracle 9.2.0.5リモートデータベースを使用することができるので、OVPIをインストールするシステムとは別のシステムにデータベースを保存できます。 インストールの詳細は、『Performance Insight インストールガイド』の第3章を参照してください。
32ビット/64ビット Oracle データベースサポート
OVPI は、32ビットおよび64ビットの UNIX システム上、 および32ビットの Windows システム上の Oracle データベースをサポートします。
OVPIの文書は別のCDにPDF形式で収録されており、そのCDから直接インストールできます。 OVPIソフトウェアのインストール後に、OVPIの文書をインストールしてください。 詳細は、「インストールについて」を参照してください。
文書CDの一部のマニュアルは英語版です。 ローカライズ版の文書、または最新版の文書が入手可能かどうかは、サポートWebサイトを確認してください。 手順については「サポート」を参照してください。
新たに提供される『Performance Insight Troubleshooting Guide 』は、トラブルの識別、根源の特定、対策に役立ちます。 サポートWebサイトからPDF形式で入手できます(英語版のみ)。 手順については「サポート」を参照してください。
Oracleを使用しているユーザーは、OVPI 5.0GAおよび5.0 Service Pack からOVPI 5.1.1へアップグレードできます。 Sybaseを使用しているユーザーは、OracleをインストールしてからでないとOVPI 5.1.1へアップグレードできません。
OVPI 4.6、4.6 Service Pack、OVPI 5.1、5.1 Service Pack 1 からOVPI 5.1.1へのアップグレードはサポートされていません。
OVPIは国際化をサポートしています。 サポートされている任意の言語のオペレーティングシステムにOVPIをインストールすることができます。 ただし、国際化はOracleデータベースでのみサポートされます。
注記: このローカライズ版OVPIは、Oracleデータベースのみサポートしています。 非ローカライズ版では、Sybase 11.9.2.5もサポートされます。 文書にSybaseに関する記述があっても参照せずに、Oracleに関する記述のみ参照してください。
OVPIのローカライズ版は次の言語のみとなります。 日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語。
クライアントアプリケーション、Webクライアント、Webサーバーを実行するすべてのコンピュータで、同じロケールを使用してください。ロケールが異なると、文字が正しく表示されません。
OVPI 5.1.1は、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語用にローカライズされています。 次の表は、OVPI 5.1.1 がサポートするローカリゼーション用の言語環境をプラットフォーム別に示しています。 エンドユーザーは、ここにリストされたロケールのいずれかを使用することができます。 そのプラットフォームでサポートされるその他のロケールでは、OVPI は英語でメッセージを表示します。
OV 製品が サポートする 言語環境(地域) |
この言語を サポートする コードセット名 |
Windows の コードページ名 |
HP-UX 10.X および 11.X の ロケール名 |
Solaris 2.6 (以降)の ロケール名 |
Win2K, XP の ロケール名 |
Linux |
簡体字中国語 (中国) |
GB2312-80 | N/A | zh_CN.hp15CN | zh zh_CN.EUC |
N/A | zh_CN |
GBK | 936 | N/A | zh.GBK zh_CN.GBK |
Chinese_PRC.936 Chinese_ Singapore.936 |
zh_CN.GB18030 zh_CN.gbk |
|
簡体字中国語 UTF-8 |
N/A | zh_CN.utf8 | zh_CN.UTF-8 | N/A | zh_CN.utf8 | |
繁体字中国語 (台湾) |
Big5 | 950 |
zh_TW.big5 zh_HK.hkbig5 |
zh_HK.BIG5HK zh_TW.BIG5 |
Chinese_Hong_ Kong.950 Chinese_ Macau.950 Chinese_ Taiwan.950 |
N/A |
繁体字中国語 UTF-8 |
N/A |
zh_TW.utf8 zh_HK.utf8 |
zh_HK.UTF-8 zh_TW.UTF-8 |
N/A | zh_HK zh_HK.utf8 zh_TW |
|
台湾 EUC (CNS11643) |
N/A | zh_TW.eucTW |
zh_TW (Solaris 2.9以降は非サポート) zh_TW.EUC |
N/A | zh_TW.euctw | |
日本語 (日本) | 日本語シフトJIS | 932 | ja_JP.SJIS | ja_JP.PCK | Japanese_ Japan.932 |
N/A |
日本語 EUC | N/A | ja_JP.eucJP | ja, japanese | N/A | ja_JP.eucJP | |
日本語 UTF-8 | N/A | ja_JP.utf8 | ja_JP.UTF-8 | N/A | ja_JP.eucjputf8 | |
韓国語 (韓国) | KS C5601-1992 | 949 | ko_KR.eucKR |
ko ko_KR.EUC |
Korean_Korea.949 | ko_KR.eucKR |
韓国語 UTF-8 | N/A | ko_KR.utf8 |
ko.UTF-8 ko_KR.UTF-8 |
N/A | ko_KR.utf8 |
RNS 7.0には、ローカライズ形式(RNS 7.0 日本語版)と非ローカライズ形式(RNS 7.0 英語版)があります。 これらの形式は、レポートおよびフォームのローカライズの有無以外は同一です。 ローカライズ版レポートパックへは、RNS 7.0 英語版からのみアップグレード可能です。 ローカライズ版レポートパックの使用についての最新情報は、「文書の正誤」を参照してください。
セルフヒーリング サービス(SHS)はHPのサポートカスタマ用の無料サービスで、HP OpenViewアプリケーションのトラブルシューティング、解決方法の検索、サポートケースの提出に関わる多くの手順を自動化します。 SHSによって、問題発生の認識、文書化された解決方法の検索、サポートケースの提出、トラブルシューティング情報の収集、解決方法の取得に必要な時間と工数を大幅に減らすことができます。
必要に応じて、迅速かつ容易なケース提出リンクを使用すれば、さらに時間を節約できます。 通常はお客様がサポートケースを提出すると質問されるデータを、HPサポートはすでに入手しているでしょう。 セルフヒーリングは、Self-Healing Servicesクライアントと、Instant Support Enterprise Edition (ISEE)クライアントをダウンロードしてインストールすることで、利用可能になります。
セルフヒーリングサービスの動作の概要は以下の通りです。
SHSクライアントおよびISEEクライアントをダウンロードするには、http://www.hp.com/managementsoftware/self-healing を参照してください。
注記: セルフヒーリング事象を手動で提出するには、SHSのユーザーインタフェースの 「Problem Title」を英語で入力する必要があります。 これは、HPの知識ベースシステムが現在は英語の検索しかサポートしていないためです。
管理コンソールのカタログマネージャを使用すると、配布されたレポートから、その他のレポートやURLやアプリケーションへのレポートリンク(従来は「コンテキスト起動」と呼ばれていたもの)を作成することができます。 さらに、そのリンクカタログやレポートカタログ、URLカタログを管理できます。 作成されたカタログは、Webアクセスサーバーに保存されます。 カタログには次の情報が含まれます。
レポートリンクはリンク元のレポートから個々の情報を引き継ぎ、それをレポートパラメータの入力として使用したり(レポート間リンクの場合)、または引数として使用し(レポート/アプリケーション間リンクまたはレポート/URL間リンクの場合)、ユーザーがレポート内でリンクを開くと、指定された情報を持つレポートやアプリケーション、またはURLが表示されます。 したがって、レポートやURL、アプリケーションを結びつけてナビゲーションパスを作成できますので、目的に合わせた使いやすい情報の流れを構築することができます。
URLへのリンクを作成する場合、通常はURL情報をその都度入力しなければなりませんが、そのURLをカタログに配布しておけば、URLカタログからそれを選択するだけで済みます。 また、WebアクセスサーバーアプリケーションからURLへアクセスすることもできます。
配布済みURLをWebアクセスサーバーアプリケーションから表示するには、[カタログ]リンクをクリックし、URLを配布したフォルダを開いてそのURLをクリックします。 指定したWebサイトが、現在開いているブラウザのウィンドウに表示されるか、別のブラウザウィンドウが開いてそこに表示されます。 この違いは、Webアクセスサーバーの表示設定によります。
カタログマネージャの詳細は、『Performance Insight管理ガイド』の第12章を参照してください。 ユーザーがWebアクセスサーバー、レポートビューア、またはレポートビルダを使用してレポートを表示すると、リンクが起動します。
パッケージマネージャに次のディレクティブが追加されました。
report_link:<name_of_tlg_file>
このディレクティブにより、「.tlg」ファイルを配布することができます。 「.tlg」ファイルにはリンクグループ情報が入っています。 このファイル内のリンクはカタログマネージャを使って表示することができます(カタログマネージャは管理コンソールから起動します)。 詳細は、『Performance Insight Reference Guide』の「install.pkg」に関する章を参照してください。
レポートビルダの新機能は次の通りです。
グラフ作成に足りないデータの処理
グラフを作成するのに必要なデータがない場合がよくあります。 たとえば、データのポーリングができなかったり、ネットワークエラーが発生した場合に起こります。 グラフを作成した後、グラフの「穴」プロパティを設定することにより、不足データからのグラフ作成方法を決めることができます。 詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第4章を参照してください。
要素のドリルダウンで複数のソースをサポート
レポートの要素を作成したら、その要素同士をリンクさせることができます。 要素間にリンクを設定して、選択された項目に関するより詳細な情報を表示させることができます。 たとえば、1つの表と複数のグラフとをリンクすることにより、表から選択された項目についてのより詳細なグラフを表示させることができます。 こうした詳細情報のことを「ドリルダウン」(掘り下げ情報)と呼びます。 旧バージョンのOVPIでは、単一の要素と複数の宛先要素とを結ぶリンクだけに限られていました。 OVPI 5.1では、複数の要素から同一の宛先要素へのリンクが可能になりました。 たとえば、複数のコンボボックスから単一の表へのリンクを作成可能です。
レポートの要素間にリンクを設定する方法の詳細については、 『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第5章を参照してください。
ドリルダウン演算子
レポートビルダのリンクウィザードを実行して要素をリンクする場合、演算子「=」「>」「>=」「<」「<=」「<>」を使用して要素の統計値をリンクすることができます。 これらの演算子は、リンクウィザードの[リンク制約の作成]ウィンドウで選択することができます。 レポートの要素間にリンクを設定する方法の詳細については、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド 』の第5章を参照してください。
ルールが満たされた時の表示方法
ルールが満たされた時にイメージや背景色ーが表示されるだけでなく、別の統計値やテキストの表示も指定できるようになりました。 詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第6章を参照してください。
代入変数
グラフの凡例に、!{X} 変数が使用できるようになりました。 これは代入変数で、Xは、グラフで選択されているいずれかの統計値のエイリアスを表します。 したがって、データベースに保存されている値を表示することができます。 たとえば、管理対象オブジェクトとその説明文を表示させるには、次のように使います。
$M$ !{Description}
グラフ凡例における変数の使い方の詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第4章を参照してください。
汎用グラフの作成
レポートビルダのグラフウィザードを使用して、汎用すなわちOVPI以外のテーブルからのデータを含むグラフを作成することができます。 汎用データは、グラフウィザードの[データソースの選択]ウィンドウで選択できます。 レポートでグラフを作成する方法についての詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第3章を参照してください。
レポートリンク(旧バージョンでは「コンテキスト起動」)
レポートに、別のレポートやURLやアプリケーションへのリンクを設定できるようになりました。 レポートを表示すると、そのレポートに設定されている任意のリンクを起動することができます。 リンクはリンク元のレポートから個々の情報を引き継ぎ、それを特定の統計値を検索するための入力として使用したり(レポート間リンクの場合)、または引数として使用し(レポート/アプリケーション間リンクまたはレポート/URL間リンクの場合)、リンクを開くと、指定された情報を持つレポート、アプリケーション、またはURLが表示されます。
カーソルをリンクの上に重ねると、カーソルが矢印から手の形に変わります。 また、リンクに使用されている要素のタイプに応じて、次のようになります。
レポートリンクの宛先要素は、青い枠で囲まれます。
ラベルおよびテーブル列のテキストには下線が付きます。
レポートビルダ、レポートビューア、およびWebアクセスサーバーアプリケーションからレポートリンクを開く方法の詳細については、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第3章、10章、および11章を参照してください。 なお、レポートリンクはカタログマネージャアプリケーションを使用して作成します。 詳しくは、『Performance Insight 管理ガイド』を参照してください。
『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』に、付録B「PDFファイルにTrueTypeフォントを使用する」が追加されました。
Webアクセスサーバーの新機能は以下の通りです。
生成されたレポートを電子メールで送信(PDF形式)
レポート生成のスケジュールを設定して、生成するレポートの形式にPDFを選択すると、生成されたPDFファイルを他のユーザーに電子メールで送信することができます。 詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第11章を参照してください。
URLの配布
ユーザーが頻繁にアクセスするURLをWebアクセスサーバーのカタログに配布しておくと、そのWebサイトに簡単にアクセスできるようになります。 たとえば、会社に複数のWebアクセスサーバーシステムがある場合、いずれかのシステムで頻繁に表示させる特定のレポートのURLを配布することができます。 詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の第11章を参照してください。
診断情報
[管理]リンクには、Webアクセスサーバーとデータベース接続の情報を表示する[診断]ページがあります。 詳しくは、『Performance Insight 管理ガイド』の第13章を参照してください。
レポートリンク(旧バージョンでは「コンテキスト起動」)
レポートに、別のレポートやURLやアプリケーションへのリンクを設定できるようになりました。 レポートを表示すると、そのレポートに設定されている任意のリンクを起動することができます。 リンクはリンク元のレポートから個々の情報を引き継ぎ、それを特定の統計値を検索するための入力として使用したり(レポート間リンクの場合)、または引数として使用し(レポート/アプリケーション間リンクまたはレポート/URL間リンクの場合)、リンクを開くと、指定された情報を持つレポート、アプリケーション、またはURLが表示されます。 リンクの表示はURLと同じように扱われます。つまり、ブラウザがURLを表示するのと同じ方法で表示されます。 たとえば、お使いのブラウザがURLに下線を付けて表示する場合、レポート内のすべてのリンクに下線が付きます。
注記: Webアクセスサーバーを使用してレポートからアプリケーションへのリンクを開くことはできません。 このタイプのリンクを開く場合は、レポートビルダまたはレポートビューアを使用してください。 また、レポートとリンクされているアプリケーションを正常に起動するには、レポートビルダまたはレポートビューアを実行するシステムにそのアプリケーションがインストールされていなければなりません。
レポートリンクはカタログマネージャアプリケーションを使用して作成します。詳しくは、『Performance Insight 管理ガイド』を参照してください。
OVPIはSNMPv3ノードからデータを収集できるようになりましたが、OVPIはこれらのノードを検出することができません。 このタイプのノードからデータを収集するには、次の操作を行ってください。
SNMP Research製の「SNMP Security Pack」をインストールします。
node_managerを実行して、SNMPv3ノードを追加します。
ノード固有のコミュニティ文字列プロファイルをセットアップします。
詳しい手順については、『Performance Insight 管理ガイド』の第2章を参照してください。
OVPI 5.1.1のデフォルトで設定されるルックアンドフィールは、元々のオペレーティングシステムのものを使用します。 何らかの理由でそうしたくない場合は、ユーザーのホームディレクトリにある「.ovpi」ディレクトリを削除してください。
Oracle 9.2.0.5をインストールする場合、あるいはすでに構築されているOracle 9.2.0.5リモートデータベースを使用する場合、データベースをインストールする際にOracle 9.2.0.5用パッチセットをダウンロードして適用してください(このパッチは、www.oracle.comにあります)。 また、次の作業を必ず行ってください。さもなければ、引き続きOVPIを正常にインストールすることができません。
これらの手順、ならびにOracleデータベースを正しくインストールしてOVPIと正常に連携させるために必要なその他の複数のステップについては、『Performance Insight インストールガイド』の第3章で説明しています。 Oracleデータベースの詳細なインストール手順については第3章を参照してください。
HP-UXを使用している場合に限り、パッチセットのインストール操作の途中で、root.shを実行するステップがあります。 これを実行する前に、root.shスクリプトを編集する必要があります。 次の行を変更してください。
CHMODF="/bin/chmod -f"
CHMODRF="/bin/chmod -fR"
上記の各行を次のようにしてください。
CHMODF="/bin/chmod "
CHMODRF="/bin/chmod -R"
Oracle 9.2.0.5用パッチのインストール工程に不具合があるため、パッチセットをインストールした後、OVPIをインストールする前に次のステップを実行してください。 次のステップを行わないと、Oracleのシステムテーブル(IND_ONLINE$)が見つかりませんというエラーメッセージをOVPIが表示することになります。
データベースおよびリスナープログラムを実行していないことを前提として、次のステップを実行してください(また、ユーザーのパスワードは「manager」と仮定します)。
- Windowsの場合
- [コントロールパネル]ウィンドウを開き、[管理ツール]アイコンをダブルクリックします。 [管理ツール]ウィンドウが開きます。
- [サービス]アイコンをダブルクリックします。 [サービス]ウィンドウが表示されます。
- リスナープログラムとデータベースサーバーを選択して開始してください。
- UNIX の場合
- コマンドプロンプトで次のように入力して、リスナープログラムを開始してください。
>lsnrctl start
>sqlplus/nolog
SQL>connect sys/manager as sysdba
SQL>shutdown
SQL>startup migrate
SQL>@?/rdbms/admin/catpatch.sql
SQL>@?/rdbms/admin/catcio.sql
SQL>shutdown
SQL>startup
SQL>exit
OVPIをインストールする前に、OVPI用に作成したOracleリスナープログラムのインスタンスが実行されていることを確認してください。
Oracleが使用するNLS_LENGTH_SEMANTICS変数によって、文字データタイプの新規列がバイトセマンティクスか文字セマンティクスのどちらを使用するかが決まります。 デフォルト設定の NLS_LENGTH_SEMANTICS = 'BYTE' であることを確認してください。この設定でなければ、OVPIのSQLコードが正しく動作しません。 NLS_LENGTH_SEMANTICS 変数は、Oracle初期化ファイルの中にあります。 この変数の確認、編集方法については、Oracleの文書を参照してください。
Oracleを使用しているユーザーは、OVPI 5.0 GAおよび5.0 Service Pack からOVPI 5.1.1へアップグレードできます。
OVPIのインストール要件とインストール手順は、Adobe Acrobat(.pdf)形式の『Performance Insight インストールガイド』に書かれています。 特に、『Performance Insight インストールガイド』の第2章では、OVPIのインストールに必要な準備と要件について説明しています。
OVPIの各マニュアルは、OVPI文書CDに収録されています。 文書をインストールすると、OVPIインストールディレクトリの下にある docs フォルダーから参照できます。 インストール手順については、「OVPI文書のインストール」を参照してください。 (OVPI文書へのアクセス方法、OpenViewの製品、サービス、サポートについての追加情報は、「サポート」を参照してください。)
注記: OracleデータベースやOVPIをインストールする前に、オペレーティングシステム用のすべてのパッチを適用しておく必要があります。 お使いのオペレーティングシステムに適用する必要のあるパッチの一覧表については、オペレーティングシステム営業担当者にお問い合わせください。
OVPIにはJava 1.4.2_02も含まれています。Javaはインストール時にユーザーシステムへ自動的にロードされますが、ほとんどの場合、お使いのオペレーティングシステムに必要なパッチをダウンロードしないと、正常に動作しません。 インストールする必要のあるJavaパッチについては、『Performance Insight インストールガイド』の第2章を参照してください。
ローカライズされたシステムにOVPIをインストールする場合、Javaがテキストを正しく表示するためには、TrueTypeフォントもインストールする必要があります。 必要なTrueTypeフォントは、各言語、各オペレーティングシステムごとに異なります。
お使いの言語およびオペレーティングシステム用のTrueTypeフォントがインストールされていることを確認してください。 ローカライズされたシステムにOVPIをインストールする場合、PDFレポートを正しく生成するには、TrueTypeフォントを使用する必要があります。TrueTypeフォントは、各言語、各オペレーティングシステムごとに異なります。 OVPIでは、Javaフォント名をTrueTypeフォント名 にマッピングできるよう、マッピングファイル fonts.prp を提供しています($DPIPE_HOMEディレクトリにあります)。
注記: Solaris システムの一部のフォントでは、正しい .pdf が出力されません。 この場合、使用する言語用の適切な TrueType フォントをインストールしてください。
fonts.prp ファイルは次の手順で編集します:
fonts.prp ファイルの場所を探し、バックアップを取ります。
fonts.prp ファイルをASCIIテキストエディタで開きます。
お使いのオペレーティングシステムと言語で使用される、デフォルトのOpenView RNS ローカライズ版レポート用のJavaフォント名が含まれているセクションがあるかどうか確認します(当該フォント名は、"sansserif" のような名前です)。
お使いのオペレーティングシステムと言語用のセクションがある場合は、そのセクションの中で、そのOSと言語のラベルが付けられたエリアを探します。 このエリア内だけ、各行の先頭のコメント印("#")を削除します。たとえば、Windows日本語TrueTypeフォントセクションの場合は、次の各行の先頭にある # を削除します。
#sansserif=MS-Gothic
#sansserif-Bold=MS-Gothic
#sansserif-Italic=MS-Gothic
お使いのOS/言語の組み合わせ用のセクションがない場合は、既存のセクションをコピーして、TrueTypeフォント名をインストールされているものに変更してください。このフォントは、レポートがPDF形式にエクスポートされたときに使用されます。
ファイルを保存します。
OVPI HTTPサーバーを再起動します。
PDFファイルでのTrueTypeフォントの使用についての詳細は、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の付録Bを参照してください。
データベーススキーマ コンポーネントとパフォーマンスマネージャ コンポーネントをHP-UXシステムにインストールする場合は、特定のHP-UXパッチをインストールする必要があります。 インストールする必要のあるパッチの一覧表については、『Performance Insight インストールガイド』の第2章を参照してください。
OVPI 5.1.1 クライアントをインストールする前に、 Linux Red Hat システムを db3 モジュール(rpm)と共にインストールする必要があります。
アップグレードの際に発生するシステムの動作は以下の通りです。場合によっては、対処が必要なこともあります。
Windows Management Instrumentation (WMI) の停止
Windows 2003 Enterprise Edition 上で OVPI 5.0 から 5.1.1 へアップグレードする場合、アップグレード中に次のエラーメッセージが表示されます。
<DPIPE_HOME>\jrun\bin\jrunsvcmsg.dllの抽出に失敗しました。
このエラーは、通常、WMI(Windows Management Instrumentation)がjrunサービスを監視しようとして、 「jrunsvcmsg.dll」ファイルをロックしたために発生します。 (ファイルをロックしたプロセスは、 C:\WINDOWS\system32\wbem\wmiprvse.exe)
OVPI のアップグレードを中止しないでください。. WMIサービスを停止してファイルのロックを解除してから、OVPIのアップグレードを続行してください。
たとえば、最初に英語のシステムに OVPI 5.0 をインストールした後、OVPI を日本語ロケールの 5.1.1 へアップグレードすると、日本語のブラウザで表示した場合は、タブ名はデフォルトの日本語タブ名になります。 しかし、英語のブラウザで表示すると、元の 5.0 と同じく、タブの値は英語になります。
Network Node Manager (NNM) をすでに実行中の システムに、OVPI 5.1.1 をインストールすることができます。 OVPI をインストールする前に、 NNM を 7.5 以降にアップグレードすることを推奨します。 そうしなかった場合は、 OVPI の MIB ブラウザと収集ウィザードが動作しません。 OVPI 5.1.1 を NNM 6.4 より古いバージョンと共にインストールすることは、サポートされていません。
NNM 7.5 と共にインストールする場合
NNM 7.5 をすでに実行中のシステムに OVPI 5.1.1 をインストールする場合、 OVPI は、OVPI の MIB ブラウザと収集ウィザードツールの動作を可能にするコンポーネントを NNM と共有します。 OVPIをインストールする前にNNM 7.5のプロセスを停止することは必須ではありませんが、停止することを推奨します。 後述の手順を参照してください。
Windows システムでは、インストール中に ERROR および WARNING メッセージが表示されます。 Windows のインストールプログラムは次のメッセージを表示します:
failed to copy the file, msvcr70.dll, into the OVPI "bin" directory
インストール完了後、 [詳細] ウィンドウの [エラー] タブに、次のメッセージが表示されます:msiexec failed with exit status: 1603
[警告] タブには、次の警告メッセージの一方または両方が表示されます:
新しいバージョンのパッケージがすでにインストールされている可能性があります。 パッケージをインストールできませんでした。HPOvXpl-02.50.100-WinNT4.0-release.msi:{C9C24CC5-23CE-4B55-8BC0-6D5785924842}
新しいバージョンのパッケージがすでにインストールされている可能性があります。 パッケージをインストールできませんでした。HPOvJxpl-02.50.100-WinNT4.0-release.msi:{48C97C18-5AFA-40FE-B51D-A4EECBE02808}
これらのメッセージはすべて無視してかまいません。 詳細は、後述の QXCR1000218248 および QXCR1000218491 を参照してください。
NNM 6.4 以上 7.5 未満と共にインストールする場合
OVPI をインストールする前に、 NNM のプロセスを完全に停止する必要があります。 そうしなければ、インストール中に エラーが発生する場合があります。
- Windowsの場合
タスクバーの [スタート] ボタンから、 [プログラム] -> [Network Node Manager 管理] を辿り、 [NNM サービス - 停止] を選択します。
- UNIX の場合
コマンドプロンプトから、次を実行します:
ovstop -c
- Windowsの場合
タスクバーの [スタート] ボタンから、 [プログラム] -> [Network Node Manager 管理] を辿り、 [NNM サービス - ステータス] を選択します。
- UNIX の場合
コマンドプロンプトから、次を実行します:
ovstatus -c
Windows システムでは、前セクション「NNM 7.5 と共にインストールする場合」 に書かれた ERROR および WARNING メッセージが表示されます。 これらのメッセージは無視してかまいません。
OVPIのインストール後に、文書をインストールしてください。 OVPIの文書はPDF形式で、Adobe Acrobat Readerを使用して表示することができます。
注記: 文書をインストールしない場合は、OVPIのオンラインヘルプも利用できません。
文書をインストールすると、OVPIインストールディレクトリの下にある docs フォルダーから参照できます。 たとえばWindowsシステムの場合は、文書は次の場所にあります:
installation_directory\docs
ここで、installation_directory はOVPIをインストールしたディレクトリです。
UNIX上に文書をインストールするには、次の手順で行います。
root としてログオンします。
CD-ROMドライブに文書CDを挿入します。 CDをマウントします。
次の表は、各UNIXプラットフォームでのCDのマウント方法を示しています。
オペレーティングシステム
コマンド
Sun Solaris CD-ROMドライブにCDを挿入すると、自動的にマウントされます。 CD-ROMが動的にマウントされると、ファイルマネージャのウィンドウが開きます。 自動的にマウントされない場合は、root として次のコマンドを実行します:
mkdir /cdrom
mount -r /dev/dsk/cd_devicename /cdrom
この例では、cd_devicenameはCD-ROMデバイスの名前です。HP-UX SAMユーティリティを使用してCD-ROMをマウントすることができます。または、次のコマンドを実行します:
mkdir /cdrom
mount /dev/dsk/cd_devicename /cdrom
この例では、cd_devicenameはCD-ROMデバイスの名前です。
Solarisシステムの場合のみ:次を実行します:
cd_labelを表示するには、次のコマンドを実行します:
ls -l /cdrom
ディレクトリを変更するには、次のコマンドを実行します:
cd /cdrom/cd_label
この例では、cd_labelはCD名です。
セットアッププログラムを探して、次のコマンドで起動します:
./setup
「ようこそ」ページが開きます。
インストールウィザードの手順に従います。
Windows上に文書をインストールするには、次の手順で行います。
管理者権限があることを確認します。
CD-ROMドライブに文書CDを挿入します。
OVPI文書CDを挿入すると、インストールプログラムが自動的に起動します。 起動しない場合は、CDの最上位フォルダーからsetup.exeをダブルクリックしてください。
「ようこそ」ウィンドウが開きます。
インストールウィザードの手順に従います。
このセクションでは、OVPI 5.1.1に必要なソフトウェア要件について説明します。
それぞれの構成でサポートされているオペレーティングシステム、データベース管理システム、およびOVPIコンポーネントを次の表にまとめます。
オペレーティング システム | データベース 管理 システム | OVPI コンポーネント |
HP-UX 11-11 | Oracle 9.2.0.5 | すべて |
Red Hat Enterprise Linux 2.1 Red Hat Enterprise Linux 3 SuSE Linux Enterprise Server 8 |
なし | OVPIクライアント |
Solaris 8 | Oracle 9.2.0.5 | すべて |
Solaris 9 | Oracle 9.2.0.5 | すべて |
Windows 2000 ServerおよびAdvanced Server(サービスパック4以降) | Oracle 9.2.0.5 | すべて |
Windows 2003 StandardおよびEnterprise | Oracle 9.2.0.5 | すべて |
Windows XP | なし | OVPIクライアントおよびWebアクセスサーバー |
本ソフトウェアリリースでは、次の(エラー追跡番号で特定される)項目が修正されています。
ソース側テーブル全体も再集約してしまう。
piadmin -help
このセクションでは、エラー追跡番号で識別される OVPI 5.1.1の既知の問題、制限事項、および対策について説明します。
対策: 「-protocol」オプションで通信プロトコルを指定することができます。 groupctl コマンドの「-protocol」オプションの構文は次の通りです。
groupctl -protocol protocol
ここで、protocol の有効な値は http または https です。
対策: ありません。
対策: インストールファイル一式を、パス名に空白文字が含まれないフォルダに配置してください。 たとえば、「OVPI install」という名前のフォルダにOVPIのsetup.exeが置かれていると、setup.exeを実行できません。フォルダ名を「OVPIinstall」に変更してから setup.exe を実行してください。
デスクトップフォルダのパス名にも空白が含まれていますので、デスクトップ上に置かれた実行ファイルを使用してOVPIをインストールすることはできません。
POST_INIT_P fails to run at install, hostname value too big for column
対策: WMIサービスを停止してファイルのロックを解除してから、OVPIのアップグレードを開始してください。
failed to copy the file, msvcr70.dll, into the OVPI "bin" directory
対策: このエラーメッセージは無視してください。 ファイルは正しい場所にコピーされています。
「エラー」タブには、次のメッセージが表示される。
msiexec failed with exit status: 1603
「警告」タブには、次の警告メッセージの一方または両方が表示される:
Higher version of package might have been installed. Failed to install packageHPOvXpl-02.50.100-WinNT4.0-release.msi:{C9C24CC5-23CE-4B55-8BC0-6D5785924842}
Higher version of package might have been installed. パッケージをインストールできませんでした。HPOvJxpl-02.50.100-WinNT4.0-release.msi:{48C97C18-5AFA-40FE-B51D-A4EECBE02808}
対策: これらのメッセージを無視してください。
対策: エラーメッセージを無視してインストールを続行し、他のサポート対象のディスクデバイスを選択してインストールしてください。
対策: Windows システムを再起動後、次のコマンドを実行して OVPI Timer をインストールします:
trendtimer -i
次のコマンドを実行して OVPI HTTP Server をインストールします(引用符に注意してください):
DPIPE_HOME\jrun\bin\jrunsvc -install piweb "OVPI HTTP Server" "OVPI HTTP Server"
The dynamic link library ovJavaNative.dll could not be found in the specified path.
対策: Windows システムの PATH を編集して、 C:\Program Files\HP OpenView\bin を追加してください。
対策: $DPIPE_HOME/docs/doc_index.htmlのバックアップコピーを作成します。 テキストエディタを使ってこのファイルを編集し、使用する言語の文書を指すようにします。 文書は、インストール時の言語に固有のサブディレクトリにあります。
ファイルの中の次のテキストを編集します:
<FRAME ID='docnav' NAME='docnav' SRC='docnav.html'>
<FRAME ID='viewer' NAME='viewer' SRC='doctop.html'>
日本語の場合は、次のように変更します:
<FRAME ID='docnav' NAME='docnav' SRC='ja/JP/docnav.html'>
<FRAME ID='viewer' NAME='viewer' SRC='ja/JP/doctop.html'>
韓国語の場合は、次のように変更します:
<FRAME ID='docnav' NAME='docnav' SRC='ko/KR/docnav.html'>
<FRAME ID='viewer' NAME='viewer' SRC='ko/KR/doctop.html'>
繁体字中国語の場合は、次のように変更します:
<FRAME ID='docnav' NAME='docnav' SRC='zh/TW/docnav.html'>
<FRAME ID='viewer' NAME='viewer' SRC='zh/TW/doctop.html'>
簡体字中国語の場合は、次のように変更します:
<FRAME ID='docnav' NAME='docnav' SRC='zh/CN/docnav.html'>
<FRAME ID='viewer' NAME='viewer' SRC='zh/CN/doctop.html'>
対策: ルック&フィール(laf)はMotifを使用しています。 メニュー項目 [編集] -> [オプション] から [表示] タブを使用してルックアンドフィールを [Windows] または [Metal] に変更し、OVPIを終了して再起動してください。 コマンドプロンプトから piadmin コマンド (piadmin -laf)を実行することもできます。
対策: リンク先のアプリケーションのパスとファイル名を入力してください。
対策: フォントプロパティを、「sans serif.***」や「serif.***」などのマルチバイト言語をサポートしているフォントに変更してください。
対策: 詳細情報を含めるには、管理コンソールの [システム/ネットワークの管理] ウィンドウでシステムを右クリックして、[プロパティの編集] を選択します。 [WASのプロパティ] タブか [データベースのプロパティ] タブ(またはその両方)の [ホスト名] 属性にそのドメイン名を追加し、適用して、アプリケーションを再起動してください。
http://www.microsoft.com/windowsxp/using/web/sp2_popupblocker.mspx
対策: PDFファイルにTrueTypeフォントを使用するようにOVPIを設定します。 詳しくは、『Performance Insight レポートの作成および表示ガイド』の付録Bを参照してください。
対策: 正しいロケールでWebアクセスサーバーにログインさせるには、root ユーザーの .chsrc ファイルにある LANG 変数を正しい値に設定します。 たとえば、日本語環境でCシェルを使用している場合は、コマンド行から次のように入力します。
~root/.cshrc
setenv LANG ja_JP.SJIS
その他のほとんどのシェルでは次の構文を使用します(例外もあります)。
export LANG=value
ここで value はロケール値です。
言語の設定後、root としてログインしてWebアクセスサーバーを再起動します。
HP-UXシステムを異なる言語用に構成する方法の詳細は、次の文書を参照してください。
ログファイルの場所 (サービスの構成 -> Webアクセスサーバー): 「Webアクセスサーバーの設定」ページから「ログファイルの場所」を指定する場合は、ファイルのパスにはASCIIテキストのみ使用できます。 たとえば、パス名に日本語の文字を入力することはできません。
SSL 証明書識別データ (サービスの構成 -> SSL サービス): 「SSL サービス構成ページ」から証明書識別データを指定する場合は、各データフィールドにはASCIIテキストのみ入力できます。 ASCII以外のテキストを入力すると、そのことを警告するエラーダイアログボックスが表示されます。
配布済み項目の場所 (配布済み項目 -> 配布済み項目): 「配布済み項目」ページから「生成されたレポートの場所」、「配布済み項目の場所」、「イメージキャッシュの場所」を指定する場合は、ASCIIテキストのみ入力できます。
対策: ダウンロード時に「名前を付けて保存」により手動でファイル名を変更する必要があります。 ファイルのダウンロード時に、ファイルの拡張子を .csv から .txt へ変更します。 これにより、ビューアがファイルの処理方法を尋ねるようになります。 カンマ区切りとUTF-8エンコーディングを選択すると、ファイルを正しく表示できます。
『Performance Insight インストールガイド』に、RNS ローカライズ版レポートパックに関する次の変更点があります。
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「レポートパックとデータパイプのアップグレード」というタイトルのセクションの最初の文と番号付きの手順を、次の文で置き換えます。
注記: RNS 7.0には、ローカライズ形式(RNS 7.0 日本語版)と非ローカライズ形式(RNS 7.0 英語版)があります。 これらの形式は、レポートおよびフォームのローカライズの有無以外は同一です。 ローカライズ版レポートパックへは、RNS 7.0 英語版からのみアップグレード可能です。
RNS 7.0 ローカライズ版レポートパックを使用するには、次の手順に従ってください。
RNS 7.0 英語版へアップグレードします(まだインストールしていない場合)。 「パッケージのアップグレード手順」のセクションを参照してください。
RNS 7.0 ローカライズ版レポートパックを抽出します。 「RNS CDからのパッケージの抽出」のセクションを参照してください。
RNS 7.0 ローカライズ版レポートパックのすべてのレポートとフォームを再配布します。 その他のインストール済みレポートパックのレポートとフォームは、手動で配布する必要があります。 「レポートおよびフォームの配布」のセクションを参照してください。
同じセクションにある注記の最後、URL の直後に、以下を追加します。
RNS 7 へのアップグレードが可能な各レポートパックがリストされたアップグレード対応表がないかどうか、Webサイトを確認してください。 この対応表では、RNS 5 から 7 へ、RNS 6 から 7 へ移行するために、どのようなアップグレードが必要かがわかります。
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「OVPI と RNS との互換性の問題」というタイトルのセクションを、次のテキストで置き換えます。
RNS のリリースは特定の OVPI リリースと共に動作するように設計されています。 OVPI 5.1.1 は RNS 7.0 以降で動作します。
注記: RNS の各リリースには、新しい機能と不具合修正を説明したリリースノートが付属しています。 パッケージが変更されているかどうかを確認する場合は、RNS のリリースノートを参照してください。
OVPI 5.0 から OVPI 5.1.1 へアップグレードして後は、以下のいずれかを選択できます。
RNS 6.0 をそのまま使用し続ける。ただし、レポートとフォームはローカラ イズされない。
RNS 7.0 にアップグレードする。ただし、レポートとフォームはローカライ ズされない。
RNS 7.0 にアップグレードし、次に RNS 7.0 ローカライズ版レポートパックを抽出してレポートとフォームを再配布する。
注記: RNS 8.0 でインストール可能な新しいレポートパックがありますが、これらのレポートパックのレポートとフォームはローカライズされていません。
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「パッケージのアップグレード手順」というタイトルのセクションを、次の内容に置き換えます。
以下の手順に従って、レポートパックをアップグレードします。
OVPI Timer を停止する
ポーリングポリシー/ポーリンググループをエクスポートして、既存の設定データを保存する
アップグレードパスのないパッケージ(アップグレードが必要なデータパイプ、プリプロセッサ、しきい値サブパッケージを含む)
をアンインストールする
新しいパッケージ用のディレクトリを作成する
レポートパックをインストールする
前の手順でアンインストールした、アップグレードパスのないパッケージを再インストールする
レポートおよびフォームを配布する
アップグレード後の作業を実行する
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「レポートおよびフォームの配布」というタイトルのセクションの直前に、次のセクションを追加します。
パッケージの再インストール
先にアンインストールしたデータパイプ、プリプロセッサ、しきい値サブパッケージの新しいバージョンのものを再インストールします。手順については、それぞれのユーザーガイド、およびリリースノートを参照してください。
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「レポートおよびフォームの配布」というタイトルのセクションの最初の文を、次のテキストで置き換えます。
RNS 7.0 ローカライズ版レポートパックを抽出した後、レポートパックのレポートおよび フォームを配布する必要があります。
『Performance Insight インストールガイド』の第7章、「アップグレード後の作業」というタイトルのセクションのリストの最初に、次の新しい項目を追加します(以降の項目の番号は1つずつ繰り上がります)。
1. 先にアンインストールしたデータパイプをまだ再インストールしていない場合は、ここで再インストールします。
次のHP OpenViewのWebサイトを参照してください。
http://www.managementsoftware.hp.com/
このWebサイトには、HP OpenView の提供する製品、サービス、サポートについてのお問い合わせ先や詳細が掲載されています。
次のURLはサポート専用のWebサイトになります。
http://support.openview.hp.com/access_level.jsp
HP OpenViewオンライン ソフトウェアサポートでは、お客様による自己解決のための機能を提供しています。 ここでは、お客様のビジネスの運用に役立つ対話形式の技術サポートツールに、迅速かつ効率的にアクセスできます。 サポートサイトでは次のことが可能です。
注記: サポートサービスをご利用いただくには、HP Passportへのユーザー登録とログインが必要です。また、ほとんどのサービスには、有効なサポート契約が必要です。 アクセスレベルのサポートに関する詳細は、次のURLでご確認ください。
http://support.openview.hp.com/access_level.jsp
HP Passport IDのご登録は、次のURLで行ってください。
https://passport.hp.com/hpp2/newuser.do
これらのリリースノートのほか、OVPIの文書セットには次のマニュアルが同梱されています。
HP OpenView Performance Insight 管理ガイド
HP OpenView Performance Insight レポートの作成および表示ガイド
HP OpenView Performance Insight インストールガイド
HP OpenView Performance Insight Reference Guide
リリースノートなどの付属文書をご覧になるには、次のサポート専用Webサイトにアクセスしてください。
http://support.openview.hp.com/access_level.jsp
次の操作を行ってください。
既存のレポートのカスタマイズや独自のレポートの作成に加えて、OVPでは、他のシステムとの統合やデータを別のソースからインポートできるなど拡張機能があります。 これらの拡張機能の使用方法については、『Performance Insight TEEL Reference Guide』を参照してください。 このガイドブックは、OVPIカスタマトレーニングに参加された方にお配りしています。 詳しくは、次のURLでご確認ください。
http://support.openview.hp.com/access_level.jsp
または、HPの営業担当者にお問い合わせください。
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