本ドキュメントでは、HP Network Node Manager i Software (NNMi) バージョン10.00のシステム要件および対応デバイスの概要を説明します。
システム要件と対応マトリックスに関する最新の追加項目については、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891565/binary/nnmi_SupportMatrix_Update_10.00.htmを参照してください。
サポートされるネットワークデバイスのリストについては、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891561/binary/nnmi_Device_SupportMatrix_10.00.htmにある『NNMiデバイス対応マトリックス』を参照してください。
本ドキュメントは、リリースノートへの追加となるものです。対応マトリックス (supportmatrix_ja.html) とリリースノート (releasenotes_ja.html) は、両方ともインストールメディアのルートディレクトリにあります。
インストールガイド
ハードウェアとソフトウェアの要件
ハードウェア
CPU、RAM、およびディスク容量の要件/サポートされる最大の管理対象環境
ディスク容量の考慮事項
相関ルールとCausalルールの上限
グローバルネットワーク管理の推奨事項
推奨されるトラップバーストスループットレートのソフトウェア制限
推奨されるその他の制限
オペレーティングシステム
Windows
Linux
仮想メモリ/スワップスペース
データベース
高可用性
Webブラウザー
Adobe Flash Playerプラグイン
Microsoft Visio (NNM iSPI NETのみ)
jbossメモリサイズの調整
国際化とローカライゼーションのサポート
その他の製品との統合および共存
Network Node Manager i Smart Plug-in
共存
統合
対応ネットワークデバイス
『HP Network Node Manager i Softwareインストールガイド』の最新バージョンの電子版は、http://support.openview.hp.com/selfsolve/manualsで取得できます。
NNMiをインストールするための要件と手順は、対話型ドキュメントの『NNMiインストールガイド』に記載されています。『NNMiインストールガイド』は、NNMiインストールメディアのnnmi_interactive_installation_ja.zipファイルまたはnnmi_interactive_installation_ja.jarファイルに含まれています。『NNMiインストールガイド』を抽出して表示する方法については、NNMiインストールメディアのルートにあるnnmi_interactive_installation_ja_README.txtファイルを参照してください。
注: これらのハードウェアおよびソフトウェアの要件は、NNMiインストールユニットに適用されます。NNMi PremiumまたはNNMi Ultimate製品のライセンスを所有し、その製品に含まれているNNM Smart Plug-in (NNM iSPI) のいずれかを使用する予定の場合、そのNNM iSPIのハードウェアおよびソフトウェア要件の詳細については、各NNM iSPIの対応マトリックスを参照してください。
NNMiをインストールする前に、システムが次の最小要件を満たしていることを確認してください。
この対応マトリックスにある推奨事項は、デフォルト設定で実行中のNNMiにのみ適用されます。NNM iSPIでは、NNMiが必要とする以外のハードウェアをさらに必要とする場合があります。任意のNNM iSPIを実行する場合は、ご使用の環境の総ハードウェア要件を判断する前に各NNM iSPIの対応マトリックスを確認してください。
次の表では、管理対象ネットワーク環境の規模とこれらの規模の環境をサポートするためのハードウェア要件について説明します。ここで説明する値は、およその値であり、HPでテストしたレベルを反映しています。特に環境が複雑な場合、高頻度でオブジェクトをポーリングする場合、または特定の層で説明されているオブジェクト数よりも多くのオブジェクトをポーリングする場合は、Javaヒープサイズを増加させるか、次に高い層によって示されているようにさらに強力なハードウェアを用意するか、または両方を行う必要があります。検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数は、NNMiコンソールの [ヘルプ] > [システム情報] ウィンドウに表示されます。次の表の総ポーリング数は、パフォーマンスと障害ポーリングの両方を反映しています。(注: パフォーマンスポーリングには、NNM iSPI Performance for Metricsライセンスが必要です)。さらに大規模な管理対象環境をサポートするには、HPの追加承認が必要です。
| 単一システムの管理対象環境規模 | 推奨されるハードウェアシステム要件 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
およその |
検出される |
検出される |
ポーリングされる アドレス 数 |
ポーリングされる インタフェース 数 |
ポーリングされる カスタムオブジェクト 数2 |
ポーリングされる ノード および 物理センサー数 |
並行 |
CPU (64ビット) x86-64 AMD643 |
RAM4 | 推奨のJavaヒープサイズ (「jbossメモリサイズの調整」を参照)5 |
アプリケーションインストール用の ディスク容量 ($NnmInstallDir)6 |
実行時のデータベースと データ用のディスク容量 ($NnmDataDir)7 |
|
エントリ |
最大250 |
15k |
500 |
2500 |
1200 |
500 |
5 |
CPUコアx 2 |
4 GB |
2 GB |
3 GB |
10 GB |
|
小 |
250 - 3k |
120k |
5k |
10k |
30k |
40k |
10 |
CPUコアx 4 |
8 GB |
4 GB |
3 GB |
30 GB |
|
中 |
3k – 8k |
400k |
10k |
50k |
50k |
60k |
25 |
CPUコアx 6 |
16 GB |
8 GB |
3 GB |
40 GB |
|
大 |
8k – 18k |
900k |
30k |
70k |
75k |
80k |
40 |
CPUコアx 8 |
24 GB |
12 GB |
3 GB |
60 GB |
|
超大 |
18k - 30k |
1mil |
60k |
200k |
200k |
120k |
40 |
CPUコアx 12 |
32 GB |
16 GB |
3 GB |
80 GB |
1 検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] > [システム情報] の [データベース] タブ、[StatePoller] タブ、および [カスタムポーラー] タブを参照してください。
2 これは、カスタムポーラーの「インスタンス」収集でのカスタムポーリングインスタンスに適用されます。カスタムポーラーの「一括」収集の制限については、「推奨されるその他の制限」を参照してください。
3 プロセッサーの推奨条件については、上記を参照してください。
4追加のアプリケーションを実行する場合は、適宜リソースを増大させてください(たとえば、NNM Performance iSPIのNetwork Performance Server (NPS) コンポーネントが、NNMiと同じシステムにインストールされている場合、NPSではシステムRAMの半分を使用し、残りの半分をNNMiとその他の製品で使用する必要があるため、ここで説明するRAMの2倍以上の容量が必要になります)。NNM iSPI Performance製品 (NNM iSPI Performance for Metrics、NNM iSPI Performance for Traffic、またはNNM iSPI Performance for Quality Assurance) のいずれかを使用する予定があり、大規模層以上で管理している場合は、NNM Performance iSPI製品のNPSコンポーネントを、NNMiとは別のサーバーにインストールすることをお勧めします。
5これらの推奨事項は、この表で説明する環境の規模とポーリングされるオブジェクト数に基づいています。 指定したオブジェクトタイプのポーリング数が少なくなると、使用されるJavaヒープも小さくなります。 指定のオブジェクトタイプのポーリング数が多くなると、さらに大きなJavaヒープサイズが必要になるだけでなく、HPの承認も必要になります。
6 $NnmInstallDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\Program Files (x86)\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。
7 $NnmDataDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\ProgramData\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/var/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。
|
グローバルネットワーク管理の環境規模1 |
推奨されるハードウェアシステム要件 |
|||||||
| およその 管理対象 環境 分類 |
地域の管理対象 ノード 数2 |
Regional Manager数 | 並行 ユーザー 数 |
CPU (64ビット) x86-64 AMD643 |
RAM | Javaの推奨ヒープサイズ (「jbossメモリサイズの調整」を参照) | アプリケーションインストール用の ディスク容量 ($NnmInstallDir)4 |
実行時のデータベースとデータ用のディスク容量 ($NnmDataDir)5 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
中規模層のGlobal Manager6 |
25k - 40k |
最大30 |
20 |
CPUコアx 8 |
24 GB |
12 GB |
3 GB |
60 GB |
|
大規模層のGlobal Manager |
40k - 65k |
最大30 |
40 |
CPUコアx 12 |
32 GB |
16 GB |
3 GB |
80 GB |
1 「グローバルネットワーク管理の推奨事項」を参照してください。
2 検出されるオブジェクト数とポーリングされるオブジェクト数を表示するには、[ヘルプ] > [システム情報] の [データベース] タブ、[StatePoller] タブ、および [カスタムポーラー] タブを参照してください。
3 プロセッサーの推奨条件については、上記を参照してください。
4 $NnmInstallDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\Program Files (x86)\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。
5 $NnmDataDirは、Windows Server 2008 R2の場合はインストール中に設定され (デフォルトではC:\ProgramData\HP\HP BTO Software\)、Linuxの場合は/var/opt/OV/へのシンボリックリンクを作成することによって設定されます。作業を続行する前に、「ディスク容量の考慮事項」を参照してください。
6 管理対象ノード数が30,000未満のNNMiユーザーの多くは、単一サーバーソリューションで最小限のTCOを実現しています。単一サーバーソリューションの冗長構成が必要な場合、クラスター化されたプライマリ/スタンバイサーバーにより、高可用性ソリューションまたはNNMiアプリケーションフェイルオーバーソリューションを展開できます。GNMソリューションを検討していて、ノード数が30,000未満のお客様は、HPの担当者にお問い合わせいただき、GNMが環境に適しているかどうかについてご相談ください。
NNMiのディスク容量を割り当てる前に、以下の点を考慮します。
(Linux) ディスクのパーティションを分割する場合は、以下の表にリストされているディレクトリを含むファイルシステムで、指定容量以上のディスク容量がNNMiで利用可能なことを確認します。 すべてのパーティションをルート直下に置く場合は、必要なディスク容量の合計が利用できるようにします。 「仮想メモリ/スワップスペース」で、スワップスペースの要件についても参照してください。
| パーティション | 推奨される最小ディスク容量 |
|---|---|
/tmp
|
1 GB |
/opt/OV/
|
上の表におけるお客様の管理対象環境層に対する$NnmDataDirについては、推奨されるハードウェアシステム要件を参照してください。 |
/var/opt/OV/
|
上の表におけるお客様の管理対象環境層に対する$NnmDataDirについては、推奨されるハードウェアシステム要件を参照してください。 |
以下のフィルターごとに、フィルター文字列のエントリx 5
有効なフィルター文字列のエントリには、論理演算子 (AND、OR) および比較演算 (属性、演算子、式) が含まれます。NNMiでは、[フィルター文字列] の出力の上に、各エントリが1行ずつ表示されます。
NNMiは、以下の着信SNMPトラップ率でテストされています。これらの率は、構成のしっかりしたシステムを前提としており、ハードウェア層とは別にサポートされます。
nnmtrimincidents.ovplコマンドを使ってトラップをトリムすることもできます。保存トラップ数がデータベースの制限値に達し、新しいトラップがNNMiデータベースに保存されなくなっても、トラップはバイナリトラップストアーに保存され、nnmtrapdump.ovplコマンドを使って表示できます。“hostname like B038255*”スタイルのフィルタリングを使用します。“hostname like *router”スタイルのフィルタリングを避けてください。“customAttributeName = tokyo1”スタイルのフィルタリングを使用します。mgmtIPAddress = a.b.c.dやmgmtIPAddress = e.f.g.h、mgmtIPAddress = u.v.w.x、mgmtIPAddress = w.x.y.zなどの長いフィルターを使用するスタイルのフィルタリングを避けてください。サポートされるバージョン
- Windows Server 2008 R2 x64 Datacenter Edition SP1 (またはそれ以降のサービスパック)
- Windows Server 2008 R2 x64 Enterprise Edition SP1 (またはそれ以降のサービスパック)
- Windows Server 2008 R2 x64 Standard Edition SP1 (またはそれ以降のサービスパック)
注
- Itaniumプロセッサーファミリ (IPF) でのWindowsオペレーティングシステムはサポートされません。
- Windows 32ビットオペレーティングシステムはサポートされていません。
- WindowsのSNMPトラップサービス (または、UDPポート162を使用する他のサービス) を無効にする必要があります。詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
- ウイルス対策およびバックアップ用ソフトウェアがNNMiの実行中にファイルをロックし、NNMiの動作が妨げられる可能性があります。ファイルをロックするアプリケーションは、NNMiデータベースディレクトリを除外するように設定する必要があります (Windows Server 2008 R2の場合はC:\ProgramData\HP\HP BTO Software\shared\nnm\databases)。
- Windows Server 2008 R2では、ユーザーアクセス制御 (UAC) の概念を使用します。ローカル管理者グループに属していないユーザーは、NNMiを正常にインストールするために必要な管理者権限を完全に有していない場合があります。NNMiに付属するすべてのスクリプトおよびコマンドは、ユーザーが完全な管理者権限を有していない場合を検出し、ユーザーに警告します。NNMiを正常にインストールするには、完全なローカル管理者権限を有するユーザーとしてインストールするか、UACを無効化してインストールします。
サポートされるバージョン
- Red Hat
- Red Hat Enterprise Linux Server 6.4 (またはそれ以降のマイナーバージョン)
ヒント: Red Hatでは、Red Hat Enterprise Linux Server 5.xから6.0への直接のアップグレードはサポートしていません。- SUSE
- SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 (またはそれ以降のサービスパック)
インストールの前提条件
- RHEL 6
- NNMiをインストールするには、64ビットと32ビットのcompat-libstdc++ライブラリが両方とも必要です。
- 必要なライブラリ。ライブラリは、以下に指定するバージョンが必要です。RPMのバージョンは、RHELのマイナーリリースによって異なる場合があります。64ビットLinuxサーバーにNNMiをインストールする前に、次のライブラリファイルがインストールされていることを確認してください。
- RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.x86_64
- /usr/lib64/libstdc++.so.5
- /usr/lib64/libstdc++.so.5.0.7
- RPM: compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686
- /usr/lib/libstdc++.so.5
- /usr/lib/libstdc++.so.5.0.7
- RPM: glibc-2.12-1.47.el6_2.5.x86_64
- /lib64/libc-2.12.so
- RPM: libaio-0.3.107-10.el6.x86_64
- /lib64/libaio.so.1
- RPM: libXtst-1.0.99.2-3.el6.x86_64
- /usr/lib64/libXtst.so.6
- RPM: libXext-1.1-3.el6.i686
- /usr/lib/libXext.so.6
- RPM: libXi-1.3-3.el6.x86_64
- /usr/lib64/libXi.so.6
- RPM: libXi-1.3-3.el6.i686
- /usr/lib/libXi.so.6
たとえば、RHELパッケージ
compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686をインストールするために、パッケージを取得してインストールする方法は2つあります。
- RedhatリポジトリまたはCentOSリポジトリをサブスクライブしている場合、以下のコマンドを実行します。
yum install compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686
このコマンドは、自動的にリポジトリ内のパッケージを見つけ、パッケージをシステムにダウンロードしてインストールします。注: CentOSリポジトリは無料の公開RHELオープンソースリポジトリです。
- RHELリポジトリへのアクセスがない場合、以下のURLからパッケージをダウンロードします。
http://mirror.centos.org/centos/6/os/i386/Packages/compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686.rpm
次にLinuxコンソールで以下のコマンドを実行します。
rpm –i compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686.rpm
このコマンドで、パッケージをシステムにインストールします。- SUSE
- NNMiをインストールするには、64ビットと32ビットのcompat-libstdc++ライブラリが両方とも必要です。
- 必要なライブラリ。ライブラリは、以下に指定するバージョンが必要です。RPMのバージョンは、SUSEのマイナーリリースによって異なる場合があります。64ビットLinuxサーバーにNNMiをインストールする前に、次のライブラリファイルがインストールされていることを確認してください。
- RPM: compat-libstdc++-33-3.3.3-11.9
- /usr/lib64/libstdc++.so.5
- /usr/lib64/libstdc++.so.5.0.7
- RPM: libstdc++33-32bit-3.3.3-11.9
- /usr/lib/libstdc++.so.5
- /usr/lib/libstdc++.so.5.0.7
- RPM: glibc-2.11.1-0.17.4
- /lib64/libc-2.11.1.so
- RPM: libaio-0.3.109-0.1.46
- /lib64/libaio.so.1
- RPM: xorg-x11-libs-7.4-8.24.2
- /usr/lib64/libXtst.so.6
- RPM: xorg-x11-libXext-32bit-7.4-1.16.21
- /usr/lib/libXext.so.6
- RPM: xorg-x11-libs-7.4-8.24.2
- /usr/lib64/libXi.so.6
- RPM: xorg-x11-libs-32bit-7.4-8.24.2
- /usr/lib/libXi.so.6
Linuxカーネルの調整。
- NNMiでは、一部のカーネル調整オプションをデフォルト設定から変更する必要があります。
- アップグレードを行ったオペレーティングシステムでは、kernel.shmmaxのデフォルトサイズが小さすぎて、リブート後に組み込みデータベースが起動しない場合があります (
ovstatus -c nmsdbmgrで表示されます)。この値を設定してからNNMiをインストールしてください。
検証するには、/sbin/sysctl -q kernel.shmmaxを実行します。
インストールのメモリ階層によっては、この値を12GB程度の値に設定する必要があります。多くの場合、Red Hatの新規インストールのデフォルト値である64GBにこの値をリセットするのが最良の方法です。(リブート後も) この変更を固定するには、/etc/sysctl.confファイルを編集して以下のエントリを追加します。
# NNMi settings for embedded database
kernel.shmmax = 68719476736
編集後、システムをリブートするか、リブートなしでただちに変更を適用するには/sbin/sysctl -pを実行します。
- SNMPでは、SNMP要求と応答のPDU (Protocol Data Unit) の送受信に、UDP (User Datagram Protocol) を使用します。オペレーティングシステムでは、UDPバッファリングを使用して、UDPパケットの着信レートとNNMiによるパケットの使用量を一致させます。SNMP要求または応答のパケットロス率を最小限に抑えるには、UDPバッファリング用に十分なメモリ容量が必要になります。NNMiでは、UDP受信バッファー (着信応答用) に8MB、UDP送信バッファー (発信要求用) に8MBを必要とします。Linuxシステムでは、通常これらのバッファー用に確保されているメモリがそれぞれ128 KBしかありません。
(リブート後も) この変更を固定するには、/etc/sysctl.confファイルを編集して以下のエントリを追加します。
# NNMi settings for UDP receive and send buffer sizes
net.core.rmem_max = 8388608
net.core.wmem_max = 8388608
編集後、システムをリブートするか、リブートなしでただちに変更を適用するには/sbin/sysctl -pを実行します。ovjbossを実行している場合は、これらの変更を有効にするためにプロセスを再起動する必要があります。
ovstop ovjboss; ovstart ovjboss- プロセスごとに開くファイルの数を増やす必要があります。ファイル数を増やすには、次の操作を行います。
- /etc/security/limits.confファイルを編集して、以下の行を追加します (または、既存の値が4096未満の場合は更新します)。
# Increase the default max open files for NNMi
* soft nofile 4096
* hard nofile 4096- 変更を保存します。
- limits.confファイルへの変更は新しいシェルのみに適用されるため、Linuxシステムからいったんログオフしてから再度ログオンします。
- NNMiのインストールを開始すると、インストーラーにより、新しいファイル数の制限が継承されます。
注: NNMiがすでにインストールされている場合は、新しいファイル数の制限が継承されるように、以下のコマンドを実行してNNMiを再起動します。
ovstop; ovstart
cat /proc/meminfo | grep Swapコマンドを使用します。調整するには、partedおよびmkswapコマンドを使用します。
NNMiでは、Postgresの組み込みデータベース、または外部のOracleデータベースにデータを保存できます。データベースタイプは、インストール時に選択する必要があります。
注: NNMiのインストール後はデータベースタイプを変更できません。
NNMiは、追加設定した特定の高可用性 (HA) システムで実行できます。NNMiを高可用性システムにインストールして設定する方法については、『デプロイメントリファレンス』を参照してください。高可用性システムでNNMiをインストールして設定する場合、『HP Network Node Manager i Softwareデプロイメントリファレンス』で記述された手順に注意深く従って、NNMiをHA用に適切に設定することが重要です。HPがサポートできるのは、記述された手順に従ったHA設定のみです。
注: NNMiは高可用性用の1+1設定モデルのみをサポートしています。
NNMiでサポートされるオペレーティングシステムでは、次の構成がサポートされます。
Veritas Cluster Server (VCS) バージョン6.0
注
サポートされているバージョンのRed Hat Enterprise Serverオペレーティングシステムに対する、Red Hat Cluster Suite (RHCS) の対応バージョン
警告: すべてのSPIがRHCSをサポートしているわけではありません。NNM Smart Plug-in (NNM iSPI) のいずれかをインストールする予定の場合、そのNNM iSPIのサポートの詳細については、各NNM iSPIの対応マトリックスを参照してください。
リアルタイム折れ線グラフ ([アクション] > [グラフ]) には、LinuxではAdobe Flash Playerプラグインバージョン11.2.202.285またはそれ以降、Windowsでは11.7.700.202またはそれ以降が必要です。 Adobe Flash Playerは、www.adobe.com/go/getflash/から入手できます。
NNM iSPI Network Engineering Toolset SoftwareでマップビューをVisioにエクスポートする機能 ([ツール] > [Visioエクスポート]) を使用するには、Microsoft Visio 2010またはMicrosoft Visio 2013が必要です。
jbossアプリケーションサーバーの推奨デフォルト最大メモリサイズは、インストール時にovjboss.jvmargsファイルに設定されます。NNMiのインストールで検出された物理RAM量に最も近い層の値が選択され、-Xmxの値として設定されます。 インストール後、このメモリサイズの値を調べて、使用環境に見合う適切なサイズとなっているかどうかを確認してください。「CPU、RAM、およびディスク容量の要件」に記載の推奨値を反映するため、このメモリサイズの増減が必要となる場合があります。
現在の最大試行可能メモリの値 (–Xmxで調整) とメモリ領域レポートは、[ヘルプ] > [システム情報] でNNMiコンソールに表示できます。この–Xmx値は、未使用の物理RAMを超えないように設定することをお勧めします。jboss JVMの仮想メモリ領域全体が物理メモリに収まりきらないと、jbossが不規則にメモリへアクセスするため、オペレーティングシステムの動作が不安定となります。NNMiがサポートする最大–Xmxメモリ値は24GBです。
jbossで利用可能な未使用の物理RAM容量は、物理メモリ容量から次の容量を減算することによって概算できます。
NNMiは動作中、jbossのメモリ領域を監視し続けます。jbossのメモリリソースが少なくなると、NNMiコンソールのサインオンページ、NNMiコンソールの下部、およびNNMiフォームの上部にメッセージが表示されます。jbossのメモリが少なくなると、ガーベッジ収集に時間が費やされるため、システム全体のパフォーマンスが低下します。メモリ領域メッセージの例とその解決策は次のとおりです。
ovjboss.jvmargsの–Xmxの値を増やして、解決してください。
jbossのJava最大ヒープサイズ (–Xmx) または他のJava仮想マシンパラメーターを変更するには、以下のコマンドを実行します。
NNMiは各国語にローカライズされており、オペレーティングシステムでサポートされている英語以外のロケール設定のオペレーティングシステムでも使用できます。これらのロケールには、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語、西ヨーロッパおよび中央ヨーロッパのロケール、およびロシア語があります。
Windowsシステムの場合、NNMiでは、各国語の文字のディレクトリパスを使用したインストールはサポートされません。$NnmInstallDirおよび$NnmDataDirのパス名に含めることのできるのは、英文字のみです。
NNMiは、日本語、韓国語、および簡体中国語にローカライズ (翻訳) されています。これらのローカライズパッケージがインストールされている場合、日本語、韓国語、または簡体中国語が出力として表示され、英語以外の文字で入力が可能です。それ以外のすべてのロケールでは、英語の文字列が出力として表示されますが、英語以外の文字の入力は可能です。
注: ローカライズのサポートは、NNMi 10.00のローカライズリリースにのみ適用され、初期の英語版のみのリリースには適用されません。
次の表では、各オペレーティングシステムに対してローカライズされている言語とサポートされているロケールが一覧表示されています。
オペレーティングシステム
ローカライズされる言語 日本語 簡体字中国語 韓国語 Windows
日本語
Chinese_PRC 韓国語 Linux
ja_JP.utf8 zh_CN.utf8 ko_KR.utf8
アジア言語のサポートが設定されているNNMi管理サーバーにInternet Explorerを使ってアクセスするには、次の手順で東アジア言語をインストールします。
Webブラウザーで指定されたロケールに関係なく、すべてのユーザーに同じロケールを強制する場合 (すべてのユーザーに英語のメッセージを表示する場合など)、サーバープロパティを使用してこれを実行できます。 詳細については、『デプロイメントリファレンス』の「ブラウザーのロケール設定の上書き」セクションを参照してください。
NNMi 10.00には、以下のHP Network Node Manager i Software Smart Plug-in (iSPI) を追加できます。
以下の製品は、NNMi 10.00と同じシステムに共存させることができます。
HP Operationsエージェント (64ビットのみ) バージョン11.1x (11.13以降) (Windows Server 2008 R2、Red Hat 6、およびSUSE 11)
注: HP Operationsエージェントを使用する場合の適切なインストール順の詳細については、『デプロイメントリファレンス』の「NNMiとHP Operationsエージェントの共存」セクションを参照してください。
以下の製品は、NNMi 10.00統合で利用できる追加機能を持っています。このリストへの更新については、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891565/binary/nnmi_SupportMatrix_Update_10.00.htmを参照してください。特定の機能に関する情報については、該当する統合マニュアルを参照してください。
HP Network Automation (NA) バージョン10.00
注: NNMiおよびNAが同一のコンピューター上で正しく実行するには、NAをインストールする前にNNMiをインストールする必要があります。NNMiをインストールする前にNAをインストールしている場合、NNMiのインストール時にNAとのポートの競合が報告され、インストールは完了しません。HP Operations Orchestration (HP OO) バージョン9.07、10.x
注: NNM iSPI NETでは、HP OOとの異なる統合が提供されます。必要なHP OOバージョンの組み込みパッケージは、NNM iSPI NETメディアに収録されています。具体的な情報は、NNM iSPI NETの対応マトリックスを参照してください。
HP Universal CMDB (UCMDB) バージョン10.01、10.10
注: 『HP Network Node Manager i Software—Business Service Management/Universal CMDBトポロジ統合ガイド』の説明に従って、HP NNMi–HP BSM/UCMDBトポロジ統合ではHP Business Service Management (BSM) トポロジまたはHP UCMDBとの統合がサポートされるようになりました。NNMiは、HP BSMトポロジとHP UCMDBの両方に同時に直接統合することはできません。両方のデータベースのNNMi情報を必要とする場合は、HP BSMトポロジまたはHP UCMDBとのHP NNMi–HP BSM/UCMDBトポロジ統合を設定してから、UCMDB製品メディアに含まれている『UCMDBデータフロー管理ガイド』の説明に従ってHP BSMトポロジとHP UCMDB間の統合を設定します。
Cisco Systems CiscoWorks LAN Management Solution (CiscoWorks LMS)
注: NNMi 10.00では、現在CiscoWorks統合はサポートされていません。 NNMiをCiscoWorksと統合している場合、NNMi 10.00でのCiscoWorksのサポートが発表されるまでアップグレードはしないでください。
サポートされているネットワークデバイスの一覧については、以下のサイトで『HP Network Node Manager i Software (NNMi) デバイス対応マトリックス』を参照してください。 http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/document/KM00891561/binary/nnmi_Device_SupportMatrix_10.00.htm
このデバイス対応情報は、発行の時点でHPに入手できた最新情報に基づいています。デバイスのベンダーは、どの時点でもデバイスのMIBの使用状況を変更でき (たとえば、新規IOSまたはシステムソフトウェアのバージョン)、そのデバイスのMIBデータに関するNNMの解釈を無効にできます。