HP Virtualization Performance Viewer (vPV) は、仮想化環境の要素のパフォーマンス傾向を分析するWebベースの分析視覚化ツールです。このツールは、環境の概要、ほぼリアルタイムのデータ分析、履歴データ分析を提供し、インタラクティブなダッシュボードの使用による優先順位付けを可能にすることで、仮想化環境の監視を促進します。vPVはパフォーマンス監視、グラフ生成、レポート機能を単一のインタフェースで提供します。
このドキュメントはvPVが提供する機能の概要を示します。マニュアルまたはオンラインヘルプには含まれていない重要な情報が含まれています。このドキュメントでは、以下の情報を見つけることができます。
このバージョンについて
インストールの注記
既知の問題、制限事項、および回避策
ドキュメントの更新情報
ローカリゼーションサポート
オープンソースとサードパーティのコンポーネント
ほかのHPソフトウェア製品との共存
ほかのHPソフトウェア製品との統合
HPソフトウェアサポート
ご注意
以下にvPVの主な機能を示します。
vPVのインストール要件およびインストール手順については、PDF (.pdf) 形式の『HP Virtualization Performance Viewerインストールガイド』を参照してください。このインストールガイドは製品インストールメディアの\paperdocs\vPVInstallGuide.pdfで入手できます。
また、製品のインストール後に、 vPVオンラインヘルプで詳細の情報を 参照することもできます。
vPVのArchive Extractorバージョンは、製品をすばやくダウンロードできるバージョンです。製品の使用については、Archive Extractorとともに利用可能なReadme.txtファイルを参照してください。zipファイルの中身を解凍して即座に製品を使用開始できます。vPVは仮想アプライアンスおよびLinuxベースのインストーラとしても利用可能です。
vPVの仮想アプライアンスバージョン用のOVAファイルは、GNUプライバシーガード (GPG) を使用して署名が付けられています。GPG署名を使用して、ダウンロードしたバイナリがHP由来のもので、改ざんされていないかを検証できます。署名を検証するには、「Verification using GPG」セクション (URL: https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPLinuxCodeSigning) (英語サイト) の説明にある手順に従います。
仮想アプライアンスにログインするためのユーザー名はroot、パスワードはvperf*viewerです。
注: 英語キーボードのレイアウトとは異なり、アスタリスク (*) キーの場所はローカライズされたキーボードで異なる場合があります。パスワードを入力するときにこの点を確認してください。
注:vPVがインストールされているシステムにファイアウォールが存在する場合、ポート8081が開いていてvPVがブラウザーからアクセスできることを確認します。HTTPSモードでアクセスするには、ポート8444を開く必要があります。ポート設定の詳細については、vPVのオンラインヘルプを参照してください。
vPVのインストール後、http://<サーバー名>:8081/PVまたはhttps://<サーバー名>:8444/PVをURLとして指定してユーザーインタフェースを起動します。
本製品のソフトウェア要件およびハードウェア要件をすべて一覧表示しているサポートマトリックスは、http://support.openview.hp.com/selfsolve/document/KM323488で参照できます。
注: 一部を除き、サポートのご利用には、HP Passportユーザーとしてご登録の上、ログインしていただく必要があります。また、多くのサポートのご利用には、サポート契約が必要です。サポートアクセスレベルに関する詳細は、アクセスレベルにアクセスしてください。
HP Passport IDを登録するには、HP Passportの登録 (英語サイト) にアクセスしてください。
次の表に、vPVのサポートマトリックスを示します。
vPVの種類 | プラットフォーム/バージョン | アーキテクチャー |
---|---|---|
Linuxインストーラ | Red Hat Enterprise Linux 6.2、6.3 CentOS 6.2 |
Intel 64 |
仮想アプライアンス | CentOS 6.2 | Intel 64 |
Archive Extractor | Windows 7 Windows 8 |
X64 |
注:vPVをWebブラウザーで起動するには、Adobe Flash Player 10.2以上をインストールしてください。
次の表に、vPVへのアクセスに使用できるブラウザーの一覧を示します。
オペレーティングシステム | サポートされるブラウザー |
---|---|
Microsoft Windows | Firefox 10 (ESR)、16 Internet Explorer 8、9 |
このリリースには、以下の問題および制限事項があります。
回避策:vCenterバージョン4.xを使用する場合、次の更新 (Update 3) にはこの問題の修正が含まれています。vCenterバージョン5.0を使用する場合は、この問題の修正が含まれている5.0のUpdate 1を適用できます。詳細については、『VMware vCenter Serverリリースノート』(VMware vCenter Server Release Notes) (https://www.vmware.com/support/vsphere5/doc/vsp_vc50_u1_rel_notes.html#clientissues) を参照してください。
回避策:レポートをHTML形式で表示してください。別ウィンドウでHTMLレポートを起動して、レポートを保存することができます。
回避策:SCVMMホストのデータコレクターは、[管理] ページからSCVMMホストを削除する前に停止する必要があります。
このリリースノートの最初のページには、以下の識別情報が記載されています。
最新の更新のチェック、またはご使用のドキュメントが最新版かどうかのご確認には、次のサイトをご利用ください。 HPソフトウェア製品マニュアル
ドキュメントを取得するには、以下を選択します。
PDF形式 (*.pdf) でファイルを表示するためには、Adobe Readerをインストールしておく必要があります。Adobe Readerをダウンロードするためには、Adobe Webサイトにアクセスしてください。
HPはvPVのローカライズされたソフトウェアとドキュメントを以下の言語で提供しています。
vPVのオープンソースコンポーネントのソースコードは、ダウンロードのための製品ビットの場所で利用可能です。
vPVは、ほかのHP BTOソフトウェア製品と共存できません。
vPVは次のHPソフトウェア製品と統合できます。
HPソフトウェアサポートオンラインのWebサイトでは、連絡先情報とHPソフトウェアが提供する製品、サービス、サポートに関する詳細情報をご覧いただけます。詳細については、HPソフトウェアサポートのWebサイト (HPソフトウェアサポートオンライン) を参照してください。
HPソフトウェアサポートではセルフソルブ機能を提供しています。お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに素早く効率的にアクセスいただけます。HPソフトウェアサポートWebサイトのサポート範囲は次のとおりです。
セルフソルブナレッジベースにアクセスするには、セルフソルブナレッジ検索のホームページにアクセスしてください。
注: 一部を除き、サポートのご利用には、HP Passportユーザーとしてご登録の上、ログインしていただく必要があります。また、多くのサポートのご利用には、サポート契約が必要です。サポートアクセスレベルに関する詳細は、 アクセスレベルにアクセスしてください。
HP Passport IDを登録するには、
HP Passportの登録 (英語サイト) にアクセスしてください。
製品の無償版はHPソフトウェアサポートでのサポート対象外です。エンタープライズビジネスコミュニティサイトの使用を介してサポートされます。vPVの無償版に関連するクエリや問題の対処には、フォーラムサイト (www.hp.com/go/vpvforum) をご使用いただけます。
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HP製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的、編集上の誤り、または欠如について、HPはいかなる責任も負いません。
ここに記載する情報は、予告なしに変更されることがあります。
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Adobe®は、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社) の登録商標です。
UNIX®は、The Open Groupの登録商標です。
Javaは、Oracle Corporationおよびその関連会社の登録商標です。
本製品には、OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) (英語サイト) で使用する、OppenSSL Projectにより開発されたソフトウェアが含まれています。
本製品には、Eric Young (eay@cryptsoft.com)が作成した暗号化ソフトウェアが含まれています。
本製品には、Tim Hudson (tjh@cryptsoft.com)