問題: | OSSPI-SunClusterDiscovery 自動検出ポリシーを除いて、Sun Cluster ポリシーが自動配布されません。 |
修正: | 手動でポリシーを配布してください。 |
このドキュメントは、HP Operations Smart Plug-in for UNIX Operating Systems (OSSPI) のソフトウェア バージョン 4.11 での変更点の概要を説明しています。 マニュアルやオンライン ヘルプに記載されていない重要な情報を含んでいます。
このバージョンの新機能
ドキュメントの更新情報
インストールについて
機能強化および不具合修正
既知の問題、制限事項、および回避策
ドキュメントの誤記と訂正
サポート対象環境
他の HP Software ソリューションとの統合
サポートについて
法律上のご注意
HP OpenView Operations は HP Operations Manager、OVO for Windows は HPOM for Windows、HP OpenView Smart Plug-ins は HP Operations Smart Plug-ins になっています。
注: この製品名変更のため、ドキュメント中の製品名とソフトウェア上や最新版の Smart Plug-in のオンライン ヘルプに表示される製品名が以前の OVO for Windows での製品名と異なることがあります。
このリリースでの新機能は以下の通りです。
Multilingual User Interface により、オペレーティング システムのユーザー インタフェースの言語を、ユーザーごとの好みに応じてサポート対象の言語から 1 つを選択して変更できます。
OS SPI のインストルメンテーション ファイルが HP Operations Manager for Windows の管理ノード上の HTTPS エージェントをサポートするようになりました。
HTTPS エージェント上で、代替の (root 以外の) ユーザーでのポリシーやアプリケーションの実行をサポート。
HP NNM は、リンクの状態等のイベントを検出し、見つかった問題に対してトラップ イベントを提起します。 NNM Adapter は、これらのトラップ イベントを傍受し、HP Operations のメッセージ ブラウザにメッセージを送信します。 Unix OS SPI は、これらのメッセージの重大度をサービス マップに対応付けるよう機能強化されました。
報告されたエラーのデータをグラフで表示することができます。 HP Performance Manager からのグラフは HP Operations Smart Plug-in for UNIX OS SPI に統合されています。
最新版の HP Performance Agent (4.7 以降) では、設定ファイルは alarmdef ファイルを配布します。 以前のバージョンでは alarmwrite ポリシーが alarmdef ファイルを作成していました。 alarmdef configfile ポリシーを再配布する際、Unix OS SPI は alarmdef_integration ファイルがノード上に存在するかをチェックします。 ファイルが存在する場合、osspi_alarmdef の対応するエントリは osspi_alarmdef 自体を上書きせずに、alarmdef_integration に書き込まれます。 このため、alarmdef ファイルに対するいかなる変更も、再配布するまでは上書きされません。 UNIX OS SPI のバージョン 4.10 より以前のバージョンは HP Performance Agent 4.7 と連携できません。
Service Management Facility (SMF) は Solaris 10 が提供する新しいプロセス監視テクノロジです。Unix OS SPI は、SMF に登録されたプロセスを検出し、監視するように機能強化されています。 UNIX OS SPI はこれらのプロセスを直接監視しなくなりました。 これらのプロセスは SMF を通じて監視します。 そのため、procmon.cfg ファイルの一部として設定する必要はありません。
検出ポリシーは検出スクリプトを起動する前に noclobber フラグを自動的に無効化するように設計されています。 noclobber を無効化することにより、既存の設定ファイルを上書きすることができます。
ポリシーはポリシーのスクリプトを起動する前に noglob フラグを自動的に無効化するように設計されています。 フラグを無効化することにより、必要に応じたファイル名生成が有効になることが保証されます。
ポリシーはポリシーのスクリプトを起動する前に nounset フラグを自動的に無効化するように設計されています。 フラグを無効化することにより、unset パラメータが置き換えの際にエラー扱いされないことが保証されます。
ポリシーはポリシーのスクリプトを起動する前に errexit フラグを自動的に無効化するように設計されています。 スクリプトはスクリプト内でエラー状態を処理します。 フラグを無効化することにより、スクリプト実行中に予期せぬ終了が起こらないことが保証されます。
OSSPI-SOL-smfmon
ポリシー | 変更 |
OSSPI-NP-Filesystem | ポリシー タイプが Monitor から Scheduled Task に変更されました。 |
OSSPI-scmon | ポリシー タイプが Monitor から Scheduled Task に変更されました。 |
OSSPI-scproc | ポリシー タイプが Monitor から Scheduled Task に変更されました。 |
OSSPI-procmonMsg | 新規ルールが追加され、出力テキストが変更されました。 |
OSSPI-SOL-syslog | ポリシー OSSPI-SOL-Dmesg (削除されたポリシー) から新しい条件を追加しました。 |
バージョン確認 – さまざまなホット フィックス、パッチ等が管理ノードに適用されるために生じる、異なるバージョンのインストルメンテーション ファイルのトラッキングを支援します。バージョン確認ツールは管理ノードに欠落している設定ファイルのチェックにも役立ちます。
このドキュメントの初めに以下の識別情報があります。
最新のアップデートのチェックやご使用中のドキュメントが最新版かどうかの確認には、次の Web サイトをご利用ください。
HP 製品マニュアル
注: PDF 形式のファイル (*.pdf) をご覧いただくには Adobe Reader のインストールが必要です。 Adobe Reader をダウンロードするには次の Web サイトにアクセスしてください。
Adobe
インストール要件、および OSSPI のインストール手順は以下のガイドに記載されています。
アップグレードやマイグレーションのサポート対象 OSSPI バージョンは以下のものです。
サイドバイサイド マイグレーションやインプレース アップグレードでは、
OSSPI が検出したサービスのインスタンスは、サイドバイサイド マイグレーションやインプレース アップグレードの間に削除されます。 サービス検出プロセスが UNIX および Linux の管理ノード上で実行された後、新しいサービス インスタンスが新しい OSSPI のサービス モデルに基づいて自動作成されます。
管理サーバーで自動配布が無効化されている場合は、マイグレーションやアップグレードの完了後、以下をすべての UNIX および Linux の管理ノードに配布してください。 これにより、管理ノードのサービス モデルが更新されます。
自動配布を有効化/無効化するには、次のレジストリ値を 0 (有効) または 1 (無効) に設定します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Hewlett-Packard¥OVEnterprise¥Management Server¥AutoDeployment¥Disable
各機能強化および不具合修正の詳細情報を表示するには、リンクが設定された障害番号をクリックして HP ソフトウェア サポート オンライン Web サイトを参照してください。 リンクをクリックすると、初回のみ、HP パスポートへのサインインを求められます。 パスポートのプロファイルの設定は、次のページで行なえます。
http://www.hp.com/go/hpsoftwaresupport
問題: | OSSPI-SunClusterDiscovery 自動検出ポリシーを除いて、Sun Cluster ポリシーが自動配布されません。 |
修正: | 手動でポリシーを配布してください。 |
問題: | NAFO グループを Sun Cluster セットアップから削除して再作成すると、NAFO グループからのアラートが受信されません。 |
修正: | 検出を再実行することにより NAFO グループからのアラート受信を開始してください。 |
問題: | ファイル procmon.cfg には、エントリ sendmail があります。 パターンの完全一致の場合、プロセス リストにプロセスとして sendmail: が含まれているとパターン マッチが失敗します。 |
修正: | procmon_local.cfg に次のエントリを作成してください:[mail] |
問題: | インストール後、UNIX OS SPI は “SPI for UnixOS” ツール グループをツールから削除しようとします。 “SPI for UnixOS” ツールがないと、UNIX OS SPI はエラー メッセージ “ERROR: OSSPI Tools removal failed: 1” をログに記録します。 |
修正: | このエラー メッセージは SPI の機能には影響しませんので無視してください。 |
UNIX OSSPI のドキュメントに既知のエラーはありません。
バージョン |
Power 3 |
Power 3-5 |
5.1 5L |
X |
X |
5.2 |
X |
X |
5.3 |
X |
X |
バージョン |
PA-RISC |
Itanium |
11.11 |
X |
|
11.23 |
X |
|
11.23 PI |
X |
X |
11.31 |
X |
X |
バージョン |
Alpha |
5.1A |
X |
5.1B |
X |
バージョン |
x64 |
x86 |
Itanium |
3.0 |
X |
X | X |
4.0 |
X |
X | X |
5.0 |
X |
X |
バージョン |
x64 |
x86 |
Itanium |
9.0 |
X |
X |
X |
9.1 |
X |
X |
|
9.2 |
X |
X |
|
9.3 |
X |
X |
バージョン |
x64 |
x86 |
Itanium |
8 |
X |
X |
|
9 |
X |
X |
X |
バージョン |
x86 |
2.2r |
X |
3.0 |
X |
3.0r1 |
X |
3.0r2 |
X |
バージョン |
x64 |
x86 |
8.0 |
X |
X |
バージョン |
x86 |
8.0 |
X |
バージョン |
SPARC |
x86 |
8 |
X |
|
9 |
X |
|
10 |
X |
X |
バージョン |
x86 |
10.1 |
X |
バージョン |
x86 |
3.0 |
X |
HP Performance Agent ツールのサポート:
OS | Coda | MW | GP | NP |
AIX | X |
X |
X |
X |
HP-UX | X |
X |
X |
X |
Linux | X |
X |
X |
X |
Solaris | X |
X |
X |
X |
Tru64 UNIX | X |
X |
X |
Coda: | HP Software Embedded Performance Component |
GP: | HP GlancePlus |
MW: | HP Performance Agent (旧 MeasureWare) |
NP: | パフォーマンス ツールなし |
HP Performance Agent (MWA) および GP のサポート対象バージョン:
オペレーティング システム | HP Performance Agent および GP のバージョン |
AIX | C.03.80.00 以降 |
HP-UX | C.030.70.00 以降 |
Linux | C0.040.00.00 以降 |
Solaris | C.030.75.00 以降 |
Tru64 UNIX (GP は提供されていません) |
C.030.60.00 以降 |
次の HP Software サポート Web サイト を参照してください。
http://support.openview.hp.com/support.jsp
HP が提供する製品、サービス、サポートに関する詳細情報をご覧いただけます。
HP OpenView ソフトウェア サポート オンラインではセルフソルブ機能を提供しています。 お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに素早く効率的にアクセスいただけます。 サイトのサポート範囲は次のとおりです。
注: 一部のコンテンツでは HP Passport への登録やサービス契約 ID が必要となります。 アクセス レベルに関する詳細は、次のページをご参照ください。
HP Passport Access Levels
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本ドキュメントに記載した情報は予告無く変更することがあります。