このドキュメントでは、HP Operations Smart Plug-in for Microsoft Exchange Server (Microsoft Exchange SPI) の 12.10 リリースでの変更点の概要を説明します。このドキュメントには、マニュアルやオンライン ヘルプに記載されていない重要な情報も含まれています。
このバージョンの新機能
ドキュメントの更新情報
インストールについて
既知の問題、制限事項、および回避策
ドキュメントの誤記と訂正
サポート
ご注意
このリリース ノート ドキュメントの最初のページには、以下の識別情報が記載されています。
最新のアップデートのチェックや使用中のドキュメントが最新版かどうかを確認するには、次の Web サイトをご利用ください。
http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals
注:PDF 形式のファイル (*.pdf) をご覧いただくには、Adobe Reader のインストールが必要です。Adobe Reader をダウンロードするには、次の Web サイトにアクセスしてください。
http://www.adobe.com
インストール要件および Exchange SPI のインストールおよびアップグレード手順は、Adobe Acrobat (.pdf) 形式の『HP OpenView Smart Plug-in for Microsoft Exchange Server 設定ガイド』に記載しています。ドキュメントのファイルは、製品の DVD メディアに Exchange_Config.pdf
という名前で含まれています。
[フォレストの追加] ダイアログに [詳細な Exchange データを収集する] チェックボックスがあります。資格情報に Exchange サーバーの WMI Control Security プロパティへのアクセス権限がない場合、トポロジー ビューアからのサーバーのメンバーシップ情報の要求が拒否されます。このセキュリティは、AD ユーザーやコンピュータ アカウントに付与された権限とは別のものです。拒否されると、ネットワーク設定に依存しますが WMI 内でのタイムアウトに時間がかかります(サーバーごとに 2 分かかる場合もあります)。要求はフォレスト内の各サーバーに対して実施されるので、このプロセスがデータ収集を遅くする可能性があります。メンバーシップ データへのアクセスを拒否されたかどうかを確認するには、ログファイル OVTV_OvTVExCollectorErrorLog.txt をご覧ください。警告メッセージの解釈や、詳細な Exchange データの収集に必要な WMI アクセス権限については、『Microsoft Exchange SPI 設定ガイド』の指示を参照してください。
WMI が 正常に動作していない Microsoft Exchange Windows クラスタの Exchange サーバーに対してクエリを行なうと、Operations トポロジー ビューアは応答しなくなり、タイムアウトもしません。
原因: トポロジー ビューアは、Exchange データの収集試行中にブロックされていますが、Windows クラスタが正常に動作していないため完了できず、75% 完了時点で応答を停止します。
回避策: [フォレストの追加] ダイアログで、[詳細な Exchange データを収集する] を選択しないでください。
PowerShell 収集設定ユーティリティでマルチバイト文字を使用すると、OVO 7.50 管理サーバーからの EXSPI-8.X SPIMetaData Versioning_jp ポリシーの配布が失敗します。
このバージョンの Microsoft Exchange SPI は、DCE エージェントを使用する 64 ビット ノード上にインストールされた HP Performance Agent 4.70 と連動することができません。
HPOM 8.10 サーバーで SPI をバージョン 12.10 にアップグレード中に、HPOM メッセージ ブラウザに約 81 個の警告メッセージが送信され、旧バージョンのポリシーと新バージョンのポリシーとが同じ ID であることが示されます。SPI をこのバージョンにアップグレードした後、これらのメッセージを無視してください。
Exchange 2007 ポリシーの場合のみ
SPI をバージョン 12.10 にアップグレードしても、旧バージョンの Exchange 2007 のポリシーは新しいバージョンに置き換えられません。新しいバージョンは、このバージョンで導入された新しい 2 つのポリシー グループ、en と ja (en は英語版ポリシー、ja は日本語版ポリシー) にすべて含まれます。SPI をバージョン 12.10 にアップグレードしたら、旧バージョンのすべての Exchange 2007 ポリシーを手動で削除する必要があります。
日本語グラフは、HP Performance Manager 日本語版がインストールされていない、スタンドアロンの OVO for Windows 7.50 日本語サーバーからは作成できません。回避策として、Japanese HP Performance Manager サーバーから日本語グラフを生成してください。
この項では、現行の Microsoft Exchange SPI の製品ドキュメントの誤記や記載漏れのうち、製品リリースまでに修正できなかった内容について記述します。
Microsoft Exchange Server 2000 ノードは、SPI ではサポートされていません。このドキュメント内の Exchange 2000 についての記述を無視してください。次の HP ソフトウェア サポート Web サイトを参照してください。
http://www.hp.com/go/hpsoftwaresupport
HP が提供する製品、サービス、サポートに関する詳細情報をご覧いただけます。
HP ソフトウェア サポート オンラインではセルフソルブ機能を提供しています。お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに素早く効率的にアクセスいただけます。
サイトのサポート範囲は、次のとおりです。
注:一部のコンテンツでは HP Passport への登録やサービス契約 ID が必要となります。アクセス レベルのサポートに関する詳細は、次の URL を参照してください。
http://h20230.www2.hp.com/new_access_levels.jsp
HP Passport ID は次の URL からご登録いただけます。
http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html
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