各国語対応の説明

この CD には、Select Identity での各国語対応をサポートするための英語以外の言語用ファイルが含まれています。言語ファイルにはすべて、国を示す 2 〜 5 文字の略語が付けられています。ご使用の言語がサポートされている場合は、以下の手順に従って適切な言語パッケージをインストールしてください。
　

1. Language CD から Select Identity のインストール ディレクトリに以下のファイルをコピーします。

root/xx/ovsil10n_xx.jar
　

ここで、

• root は、最上位のディレクトリ名です。たとえば、Select Identity 4.21 リリースの最上位フォルダ名は、si4.21I18N_Release となります。
• xx は、言語ロケール名です。例: xx = zh_CN 中国語 (簡体字)

2. クラスパスに ovsil10n_xx.jar を追加します。

WebLogic ユーザー (スタンドアロン) の場合:

startWebLogic.cmd ファイルを開き、OVSI L10N JAR ファイルのパスをクラスパスに追加します。

たとえば、ovsil10n_xx.jar ファイルが c:\SI_Installation\si4.21I18N_Release\xx\ovsil10n_xx.jar にコピーされたものとします (この場合、Select Identity インストレーション ディレクトリは c:\SI_Installation で、ルート ディレクトリは、si4.21I18N_Release になります)。以下の行 (青色) を set JAVA_OPTION で始まる行の後と set CLASSPATH= で始まる行の前に挿入します。

set JAVA_OPTION=...

Set CLASSPATH=%CLASSPATH%;c:\SI_Installation\si4.21I18N_Release\xx\ovsil10n_xx.jar

set CLASSPATH=...

変更内容を保存し、WebLogic アプリケーション サーバーを再起動します。

WebLogic ユーザー (クラスタ) の場合:

1. WebLogic コンソールで <クラスタ>/<サーバー>/<サーバー名> に移動します。

2. [Remote Start] タブをクリックします。

3. ovsil10n_xx.jar ファイルのパスを [CLASSPATH] フィールドに追加します。

4. ステップ 3 での変更を保存します。

5. クラスタ内の各サーバーについて以上の手順を繰り返します。

6. クラスタ内の各サーバーを再起動します。

WebSphere ユーザー (スタンドアロン) の場合:

ovsil10n_xx.jar を %WAS_HOME%\lib\ext ディレクトリにコピーします。ovsil10n_xx.jar を次のように展開します。

1. WebSphere アプリケーション サーバーを停止します。

2. ovsil10n_xx.jar を %WAS_HOME%\lib\ext ディレクトリにコピーします。

3. WebSphere アプリケーション サーバーを再起動します。


WebSphere ユーザー (クラスタ) の場合:

ovsil10n_xx.jar を %WAS_HOME%/lib/ext にコピーするスタンドアロンでの作業 (上記) をクラスタ内のすべてのサーバーについて行った後、クラスタを再起動します。

 

JBoss ユーザー (スタンドアロン) の場合:

ovsil10n_xx.jar を %JBoss_HOME%\server\<サーバー名>\lib ディレクトリにコピーします。ovsil10n_xx.jar を次のように展開します。

1. JBoss アプリケーション サーバーを停止します。

2. ovsil10n_xx.jar を %JBoss_HOME%\server\<サーバー名>\lib ディレクトリにコピーします。

3. JBoss アプリケーション サーバーを再起動します。


JBoss ユーザー (クラスタ) の場合:

ovsil10n_xx.jar を %JBoss_HOME%\server\<サーバー名>\lib にコピーするスタンドアロンでの作業 (上記) をクラスタ内のすべてのサーバーについて行った後、クラスタを再起動します。

 

オンライン ヘルプのインストール

英文の .war ファイルと同じ方法でローカライズされたオンライン ヘルプを展開します。同じアプリケーション サーバー上で複数のオンライン ヘルプ ファイルを展開することができることに注意してください。

WebSphere の場合は、オンライン ヘルプのコンテキスト ルートは手動で指定する必要があります。2 文字の略語 (ja と ko) の場合、コンテキスト ルートには、末尾にアンダースコア (下線) が必要です。中国語簡体字にはこれは不要です。下記の表を参照してください。

国名	略語	オンライン war ファイル名	コンテキスト ルート
日本語	ja	ovsil10n_help_ja_.war	ovsil10n_help_ja_
韓国語	ko	ovsil10n_help_ko_.war	ovsil10n_help_ko_
中国語簡体字	zh_CN	ovsil10n_help_zh_CN.war	ovsil10n_help_zh_CN

詳細は、『インストールガイド』をご覧ください。