このファイルには Mercury Quality Center 9.0 に関する次の情報が含まれています。
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マニュアル
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カスタマー・サポート
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新機能
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インストール手順
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既知の問題と制限事項
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言語
http://www.mercury.com/jp/services/support/
世界各国のカスタマー・サポートの連絡先は,以下のサイトでご確認いただけます。
http://support.mercury.com/cgi-bin/portal/CSO/contacts.jsp.
Quality Center 9.0 の新機能の一覧については,『Mercury Quality Center 新機能』を参照してください(アクセスするには,
システム仕様およびインストール手順については,『Mercury Quality Center インストール・ガイド』を参照してください。 このガイドの PDF 版はインストール CD にあります。
引き続き TestDirector 7.6 または 8.0 のプロジェクトを使用するには,そのプロジェクトを Quality Center 9.0 に移行させる必要があります。 また,引き続き Quality Center 8.0 または 8.2 のプロジェクトを使用するには,そのプロジェクトを Quality Center 9.0 にアップグレードする必要があります。 詳細については,『Mercury Quality Center 管理者ガイド』を参照してください。
Apache:
データベース・スキーマ構造に対して重要な変更が行われました。 ユーザ定義レポートの生成,Quality Center Dashboard の使用,Advanced Reporting の使用の際には,この点を考慮に入れてください。
主な変更点は次のとおりです。
· 履歴データは HISTORY テーブルに格納されません。 かわりに,2 つの新しいテーブル,AUDIT_LOG と AUDIT_PROPERTIES に格納されます。
· ユーザがどのグループに属しているかを示すように,USERS テーブルが一部変更されました。
· 不具合へのリンクの実装に変更が加えられました。 リンクは,新しい
データベース・テーブルの構造の詳細については,『Mercury Quality Center データベース・リファレンス』を参照してください。 データベース・スキーマ構造の変更点の詳細については,TestDirector for Quality Center ナレッジ・ベース(http://support.mercury.com)を参照し,Problem ID 44509 を検索してください。
インストールと移行
· リモート・マシンから
· インストールの直後に「サイト管理」を開くと,[サーバ]タブの
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· MSSQL サーバ: 正しい権限のないユーザが 2 つ目の
解決策:2 つ目のノードをインストールするユーザは,1 つ目のノードをインストールしたユーザと同じでなければなりません。 あるいは,インストールを行うユーザは,System Manager およびデータベース作成者として
· MSSQL サーバ: Linux または Solaris を使用する場合は,Windows 認証を使用する MSSQL サーバでの
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Windows 2000 Professional:Windows 2000 Professional の共有フォルダへの最大接続数は 10 です。
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解決策:params.properties ファイル内の SERVER_BASE_URL パラメータのポートの値を,アプリケーション・サーバによって使用されているポートに変更します。
· Oracle: Oracle データベースの
サイト管理
· ファイル・システムの作成が失敗した場合でも,ドメインは作成されます。 ユーザは,このドメインに対して操作(プロジェクトの作成など)を実行できません。
· データベース・サーバへのプロジェクトの接続文字列が「サイト管理」で変更された後,ユーザはプロジェクトにログインできなくなります。
解決策:
· プロジェクトをコピーしたとき,DATACONST テーブルの非標準設定値(REPLACE_TITLE パラメータなど)がコピーされません。
解決策: プロジェクトのコピー後,コピー先プロジェクトの DATACONST テーブルに手動で値を挿入します。
· サイト設定パラメータ REPLACE_TITLE の値にパーセント文字(%)を含めることはできません。 この文字が含まれていると,不具合モジュールのエンティティに対して追加操作または削除操作を実行できません。
Web サーバのユーザ認証および SSL
· Quality Center Explorer から SSL 経由で
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IIS Web サーバ:IIS Web サーバに
解決策: フィルタ・ステータスが自動的に更新されるまで待つか,IIS を再起動します。
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IIS Web サーバ: IIS ユーザ認証が有効な場合,統合されているツール(QuickTest Professional など)から HTTPS 経由で
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IIS Web サーバ: IIS ユーザ認証が有効な場合,ドキュメント・ジェネレータは使用できません。
LDAP 統合
· LDAP サーバから
解決策:LDAP サーバに設定されている上限を高くします。 Sun ONE Directory Server で[設定]タブ>[クライアント コントロール]タブ>[サイズ上限]パラメータを選択し,数を設定できます。
· LDAP のインポート設定を定義するとき,LDAP 認証タイプの定義が「シンプル」に設定されていると,Active Directory をテストした場合の接続テストは常に成功します。 これは認証プリンシパルのパラメータ,または認証証明のパラメータの値にかかわらず発生します。
· LDAP ユーザが不正なパスワードを使用して
要件モジュール
· 要件カバレッジ・ビューで[フル カバレッジ]チェック・ボックスが選択されていると,1 つのテストが複数回表示されることがあります。 これは,1 つのテストが親要件とその子要件の両方によってカバーされている場合に発生します。 テストは,カバーされている要件ごとにカバレッジ・グリッドに一覧表示されます。
· 要件モジュールでは,要件グリッド・ビューで[アナリシス]メニューは使用できません。
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通番が表示されている要件ツリーに新しい要件を追加すると,その新しい要件の追加時に正しい通番が付かないことがあります。
解決策:新しい要件を追加したら,通番をいったんクリアし,再度通番を適用します([表示]>[番号を振る]を選択)。
· 一部の要件モジュールのビューでは,IsReadOnly ワークフロー・プロパティが正常に動作しません。
アナリシス
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ドキュメント・ジェネレータ: Microsoft Word では見出しのレベルが 9 レベルに制限されているので,文書の目次には,最初の 9 レベルの階層のみが表示されます。
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ドキュメント・ジェネレータ:この制限が生じるのは,プロジェクト・ドキュメントに含まれている添付ファイルが Microsoft Word ファイルであり,ドキュメント・ジェネレータの[オプション]タブの[添付ファイルの埋め込みオプション]にある[拡張テキストとして]オプションが選択されている場合です。 このとき,ドキュメント・ジェネレータは,元の Word ドキュメントでの書式設定方法とは異なる方法で,プロジェクト・ドキュメントのテキストとテーブルを書式設定することがあります。
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ドキュメント・ジェネレータ:この制限が生じるのは,プロジェクト・ドキュメントに含まれている添付ファイルが RTF ファイル,生成されたプロジェクト・ドキュメント,または別の Word ドキュメントであって,ドキュメント・ジェネレータの[オプション]タブの[添付ファイルの埋め込みオプション]にある[拡張テキストとして]オプションが選択されている場合です。 結果として生成されるプロジェクト・ドキュメントが不完全になることがあります。
解決策: ドキュメント・ジェネレータの[オプション]タブの[添付ファイルの埋め込みオプション]にある[アイコンとして]オプションを選択します。
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ドキュメント・ジェネレータ:Microsoft Word 2000 を使用している場合,[添付ファイルの埋め込みオプション]にある[アイコンとして]オプションを選択し,ドキュメントを生成すると,エラー・メッセージが表示され,生成されたドキュメントに添付ファイル・アイコンが表示されないことがあります。
解決策: Service Pack 3 for Office 2000 をインストールします。
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レポート:TestDirector 7.6 以前を使用して作成したユーザ定義レポート・テンプレートを含んだプロジェクトを Quality Center 8.0 以降に移行し,その後,特定のエンティティのメモ・フィールドのデータに変更を加えると,このエンティティを含み,このユーザ定義テンプレートを使用する生成されたレポートに不要な文字が含まれることがあります。
解決策: レポート設定ページの[URL]ボックスの中で,レポート・テンプレートの URL を,TestDirector 8.0 または
· レポート: 要件とそのすべての子要件のレポートを生成する場合は,要件ツリー内の各要件のパスを表す[要件パス]フィールドを基準にして要件にフィルタを適用する必要があります。 たとえば,要件の[要件パス]フィールドの値が AAA の場合,要件の子要件に対してフィルタを適用するには,レポート設定のページの[フィルタ/並べ替えの設定]をクリックし,[要件パス]フィールドに AAA* と入力します。
[要件パス]フィールドが表示されていない場合は,「サイト管理」で次の SQL クエリを実行して,このフィールドを表示させる必要があります。
update SYSTEM_FIELD set sf_is_active='Y' where sf_column_name = 'RQ_REQ_
update SEQUENCES set sq_seq_value = sq_seq_value + 1 where sq_seq_name = 'FIELDS_VERSION'
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グラフ:不具合 - サマリ・グラフを表示するとき,[データの種類]が[次の合計]である場合,[円グラフ]タブは使用できません。
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グラフ: アナリシス・モジュールで進行状況グラフを生成した場合,このグラフには,以前のバージョンの
テキスト検索
· テキスト検索機能を使用して,HTML タグの一部でもある文字列(body や html など)を検索すると,検索可能なフィールド内のテキストとしてその検索文字列を含むレコードに加えて,HTML タグを使用する書式設定済みテキストが含まれるすべてのレコードが検索されます。
· テキスト検索が有効になっているときにエンティティを追加または更新すると,エラー・メッセージが表示されることがあります。 しかし,エラー・メッセージを閉じた後で,エンティティは正常に追加または更新されます。
· Oracle データベースに対して
· Oracle データベースに対して
マニュアル
· [文書ライブラリ]ホーム・ページから直接 API リファレンス・ヘルプ・ファイルを開けないことがあります。 この問題は,Security Update 896358 がインストールされている Microsoft Windows を使用している場合に発生します。 この構成になっているクライアント・マシンでは,リモート・サーバにある CHM ファイルを表示できません。
解決策:クライアント・マシンに CHM ファイルをダウンロードします。 この問題の詳細については,Microsoft Knowledge Base(www.support.microsoft.com)を参照し,記事 ID 896054 を検索してください。
一般
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· この問題は,
解決策: メモ・フィールドでスペル・チェックを行うには,
· 添付先のエンティティから直接添付 XML ファイルを開いたりアップロードしたりできません。
解決策:XML ファイルが添付されているエンティティの[添付ファイル]ビューで[名前を付けて保存]をクリックし,ファイルをローカル・フォルダに保存します。 これで,XML ファイルをローカル・フォルダから開くことができます。
· パラメータ名に二重引用符文字(“)が含まれるパラメータがテスト・ステップに含まれる場合(たとえば <<<”A”>>>),テスト計画モジュールの[ステップのデザイン]タブで,[パラメータの挿入]ボタンを使用して,ステップ内の同じ位置に別のパラメータを追加できません。
解決策:<<<パラメータ名>>> という構文を使用してテスト・ステップ内の適切な位置にパラメータ名を入力することによって,パラメータを手動で追加します。
· この制限が発生するのは,別のテストの実行が完了した後にのみ 2 つの手動テストが実行されるような実行条件を実行フローで作成した場合です。 Automatic Runner でテスト・セットを実行すると,2 つの手動テストのうちの 1 つのみが実行されます。 もう一方のテストのステータスは「Running」と表示されますが,このテストは実行されません。
· この制限が発生するのは,
解決策: 現在接続されているサーバとは異なるサーバにあるプロジェクトは選択しないでください。
· Microsoft SQL Server: MS SQL サーバにある
· Windows XP SP2: Windows XP SP2 クライアント・マシンでシステム・テストをリモート実行しているとき,「The RPC server is unavailable」というエラー・メッセージが表示されます。 詳細については,TestDirector for Quality Center ナレッジ・ベース(http://support.mercury.com)を参照し,Problem ID 33501 を検索してください。
· [複数の値を許可する]オプション,テキスト検索機能,または詳細フィルタを使用していて,システムに高い負荷がかかっている場合,パフォーマンスに影響が出ることがあります。 この場合,環境,特にデータベース・サーバのチューニングおよび最適化を反復して実行する必要があります。 必要に応じて,これらの問題に対処するためのパッチが将来提供される場合があります。
言語
· Quality Center 9.0 ローカライズ バージョンにそれ以前のバージョンからアップグレードすることはできません。詳細については,カスタマ・サポートにお問い合わせください。
· Quality Center 9.0 Mandatory Patch 1 は日本語版ではすでに含まれています。
これを本エディションに適用する必要はありません。
· ライブ Web アクセスから利用できるオンライン文書のセットは,英語での提供となります。
· 日本語版との互換性があることが,パッチの「Readme(最初にお読みください)」に明示されていないかぎり,本エディションに Quality Center パッチを適用することはできません。
· 「サイト管理」では,英字以外の文字を含んだパスワードを作成できません。 ただし,[プロジェクトのカスタマイズ]では作成できます。
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解決策:
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英字以外の文字があるテスト・スクリプトが含まれるドキュメントをドキュメント・ジェネレータで生成すると,英字以外の文字がランダムな ASCII テキストとして表示されることがあります。
解決策: ドキュメント・ジェネレータの[添付ファイルの埋め込みオプション]にある[アイコンとして]を選択します([拡張テキストとして]は選択しません)。
統合
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解決策:テスト・ツールで
· 以前のバージョンのテスト・ツール(WinRunner 8.2,QuickTest Professional 8.2.1,LoadRunner 8.0 Athena,またはそれ以前)から Quality Center 9.0 に接続すると,「Failed create list of projects」というエラー・メッセージが表示されます。 これは,Quality Center 9.0 で新しいログイン方式が導入されたためです。
解決策:「サイト管理」の[サイト設定]タブで BACKWARD_SUPPORT_ALL_DOMAINS_PROJECTS パラメータを追加し,その値を「Y」に設定します。
· 不具合の変更はできないが追加できる権限をもつユーザは,テスト・ツールの[テスト結果]ウィンドウによって起動される[新規不具合]ダイアログ・ボックスの[類似した不具合の検索]オプションを使用して,不具合を変更できます。
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テスト・ツールの[テスト結果]ウィンドウによって起動される[新規不具合]ダイアログ・ボックスにある無効データで,リスト・フィールドを埋めることができます。
· テスト・ツールで作成したテスト実行が別のタイプに(たとえば,WinRunner から LoadRunner に)変換されても,ユーザは,このテストを元のテスト・ツールの[最近使用したファイル]の一覧から開き,使用することができます。 エラーは報告されません。
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QuickTest Professional:テストまたはコンポーネントに関連付けられている環境変数ファイルが
· WinRunner: qcdb_get_test_value 関数は,983 文字を超える TS_DESCRIPTION の取得に失敗します。
· WinRunner: WinRunner は,サブジェクト・パスが 256 文字を超える
· WinRunner: ロックのメカニズムは GUI マップ・ファイルに対して機能しません。 2 人のユーザが同時に同じ GUI マップ・ファイルを対象に作業を行うと,片方のユーザによる変更がもう一方のユーザによる変更に上書きされます。
· WinRunner: WinRunner と
解決策:Quality Center サーバおよび Quality Center クライアントの直接ファイル・アクセス・モードが無効であることを確認します。
· WinRunner: テスト計画モジュールから WinRunner テストを起動しようとしても,テストが起動されず,エラー・メッセージが表示されることがあります。
解決策:「サイト管理」の[サイト設定]タブで BACKWARD_SUPPORT_ALL_DOMAINS_PROJECTS パラメータを追加し,その値を「Y」に設定します。
· LoadRunner:
· LoadRunner:
バージョン・コントロール
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SourceSafe:Microsoft SourceSafe とバージョン・コントロールとの統合は,WebSphere アプリケーション・サーバを対象に
· SourceSafe: 「!」,「$」,「{}」は,
· SourceSafe: Quality Center 9.0 では,プロジェクトのリポジトリをデータベースに格納するか,それともファイル・システムに格納するかを選択できます。 プロジェクトのリポジトリをデータベースに格納することを選択した場合は,Visual SourceSafe バージョン・コントロール・アドインがバージョン・コントロール履歴データを引き続きファイル・システムに格納する点に注意してください。 このデータは,repository ディレクトリの下のプロジェクトのディレクトリにある vcs ディレクトリに格納されます。 vcs ディレクトリは削除も移動もしないでください。
オープン・テスト・アーキテクチャ / API およびワークフロー
· オープン・テスト・アーキテクチャ API およびサイトの管理 API には,新しいログイン・モジュールと新しいログイン / ログアウト・メソッドが導入されました。 下位互換性を維持するために,
BACKWARD_SUP
· 以前のバージョンの
· 不具合のリンク(以前の「不具合の関連付け」)機能が拡張され,新しいオープン・テスト・アーキテクチャ API オブジェクトが導入されました。 下位互換性を維持するために,引き続き,BG_REFERENCE フィールドから BUG オブジェクトを使用して不具合とほかのエンティティとのリンクを追加できます。 ただし,エンティティのリンクを取得するには,新しく導入された LinkFactory オブジェクトおよび Link オブジェクトを使用する必要があります。
· ビジネス・コンポーネント・モジュールから別の
· [プロジェクトのカスタマイズ]のワークフロー・スクリプト・エディタでは,スクリプト・ツリーに次のワークフロー・イベントは表示されません:TestLab_TestSetTests_CanPost,TestLab_Run_MoveTo,TestLab_Run_CanPost,TestLab_Run_AfterPost,TestLab_Run_FieldCanChange,TestLab_Run_FieldChange。
解決策:これらのワークフロー・イベントを使用するには,スクリプトにそのワークフロー・イベントを入力します。
· ワークフローの TestPlan_ActionCanExecute イベントが False に設定されている場合であっても,テスト・グリッドからファイルにグリッド・データをエクスポートできます。
· TestLab_MoveToFolder ワークフロー・イベントは,対応する UI アクション中にはトリガされません。
· ワークフローでは,TestPlan_DesignStep_MoveTo 関数に DesignStep_Fields("ST_USER_01").IsRequired = True という行を含めることによって,デザイン・ステップのユーザ定義フィールドを必須とした場合,既存のデザイン・ステップについては,フィールドが必要であることを示すメッセージは表示されません。
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· オープン・テスト・アーキテクチャ(OTA)リストを使用する場合は,リストの番号付けが 1 から始まる点に注意してください。 たとえば,mylist.Item(1) は,myList リストの最初の項目を参照します。 以前のバージョンの
Business Process Testing
『Mercury Business Process Testing チュートリアル』で使用する Mercury フライト予約サンプル・アプリケーションは,英語表示で動作させる必要があります。<QuickTest Professional インストール・フォルダ>¥samples¥flight¥app にある flight.jpn ファイルを flight.bak という名前に変更してからサンプル・アプリケーションを起動してください。
次に示す問題は,
解決策:カスタム・グループに加えて Viewer グループにもこのユーザを追加します。
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QuickTest コンポーネント実行時間:[最後の実行結果]内のビジネス・プロセス・テストの反復の実行時間が正確ではないことがあります。
解決策: QuickTest の[テスト結果]ウィンドウで実行時間を確認します。
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コンポーネントのコピーと貼り付け:コンポーネントのコピーと貼り付けを行う際には,考慮すべき点がいくつかあります。 詳細については,『Business Process Testing ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
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キーワード方式のコンポーネントの名前変更:
解決策: コンポーネントの名前をいったんほかの名前に変更し,その後,大文字小文字を必要に応じて変えた元のコンポーネント名に戻します。たとえば,login というコンポーネント名を Login に変えても,その名前はキーワード・ビューに正しく表示されません。コンポーネントの名前をたとえば fish に変え,それから Login に戻します。これで,キーワード・ビューに正しく表示されます。
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手動でのビジネス・プロセス・テストの実行: 手動でビジネス・プロセス・テストを実行する際には,次の点を考慮してください。
o 実行時パラメータの標準設定値を設定してから,テストのラボで手動でビジネス・プロセス・テストを実行しても,標準設定の実行時の値が使用されません。
解決策: テストのラボから[Test <テスト名> Iterations]ダイアログ・ボックスを開き,[OK]をクリックして標準設定値を確定します。
o コンポーネント・ステップにメモ(複数行)ユーザ定義フィールドが定義されている場合は,[マニュアル ランナー]にメモ・フィールドが表示されます。 テストの実行中,このフィールドの値を編集することはできますが,その変更内容は実行結果の表示用に格納されません。
o 手動での実行の続行を選択し,[マニュアル ランナー]ダイアログ・ボックスで変更を加えた場合,実行の変更内容は常に保存されます([マニュアル ランナー]を終了する際に,変更内容を保存するかどうかは尋ねられません)。
· QuickTest コンポーネントのアップグレード:
o
o アプリケーション領域を関連付けずに QuickTest 8.2.x でビジネス・コンポーネントを作成した場合,そのビジネス・コンポーネントを QuickTest 9.0 で開いて 9.0 形式に変換すると,ユーザ定義のビジネス・コンポーネント設定がクリアされ,その結果,ビジネス・コンポーネントの実行が失敗します。
解決策: ビジネス・コンポーネントの変換後は,必要なリソースおよび設定が含まれているアプリケーション領域にそのビジネス・コンポーネントを関連付ける必要があります。
o Business Process Testing 9.0 で QuickTest コンポーネント(キーワード方式のコンポーネントまたはスクリプト・コンポーネント)を使用するには,Quality Center 9.0 および QuickTest Professional 9.0 を使用する必要があります。 QuickTest 9.0 コンポーネントは
o QuickTest 8.2.1 でキーワード方式のコンポーネントを作成してから,そのコンポーネントを Quality Center 9.0 で手動で実行しようとすると,ステップの情報が[注釈]カラムの情報とまったく同じになります。 たとえば,ステップがパラメータの実際の値を表示しません。
解決策:コンポーネントを QuickTest 9.0 で開いて保存します。 それから,ビジネス・プロセス・テストを手動で実行します。 すべてのステップが 9.0 形式に変換されます。
o Business Process Testing 9.0 を使用して作成したコンポーネントを別のプロジェクトにコピーすると,そのアプリケーション領域も自動的にコピーされます(『Business Process Testing ユーザーズ・ガイド』を参照)。 ただし,バージョン 8.2.1 以前で作成されたコンポーネントについては,古いバージョンで作成されたコンポーネントを別のプロジェクトにコピーする際に,アプリケーション領域とその関連付けられているすべてのリソースを手動でコピーする必要があります。 これを行わないと,コンポーネントを QuickTest で開いて編集することができません。また,当該コンポーネントが含まれるビジネス・プロセス・テストは失敗します。
o
· WinRunner コンポーネントを使った作業: WinRunner 8.2 コンポーネントは,
o 手動コンポーネントを WinRunner のスクリプト・コンポーネントに変換すると,ステップの説明のみコメント・テキストに変換されます。 新しいステップ名と期待値の項目は,コメント・テキストに含まれません。
o ユーザが WinRunner 8.2 コンポーネントを使用するには,新しい Business Process Testing 権限に加えて WinRunner テスト権限も必要です。
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Mercury,Mercury Interactive,Mercury のロゴ,Mercury Interactive のロゴ,LoadRunner,WinRunner,SiteScope および TestDirector は,Mercury Interactive Corporation の商標であり,国によっては登録されていることがあります。上記の一覧に含まれていない商標についても,Mercury が当該商標の知的所有権を放棄するものではありません。
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