System Resource ReportPacks機能拡張では、OVPIでCODAメトリックを使用する必要があります。
この文書は、System Resource Report Packの変更点についての概要を説明しています。本バージョンのレポートパックはAPR07RPに属します。このリリースノートには、マニュアルやオンラインヘルプにに含まれていない重要な情報が書かれています。
このバージョンの内容
インストール時の注意点
機能拡張および修正点
既知の問題、制限、および回避策
ドキュメントの正誤表
各国語のサポート
サポート
法律上の注意
System Resource Report Packのこのバージョンでは、OVPI 5.2を必要とするいくつかの新しい機能を実現しています。
OVPIは通常、セントラルサーバーおよびサテライトサーバーが設定されている分散ネットワーク環境に導入します。サテライトサーバーはデータをポーリングし、要約処理を実行します。ポーリングされたデータについてレポートするには、データをセントラルリポジトリ(通常はセントラルサーバー)にコピーします。これによりデータの重複が非常に多くなり、OVPIが監視しているネットワークの負荷が増えます。場所独立レポート(LIR)は、上記の問題を処理し、分散データ管理を準備する目的で設計されました。LIRは、ネットワーク上のデータの場所には関係なくレポートを作成します。 複数のデータベースからのデータが自動的に1つのレポートにまとめられるため、サテライトサーバーからセントラルサーバーにデータが頻繁にコピーされるという問題が解決します。コピーポリシーマネージャは、サテライトサーバーから中央サーバーへコピーされるべきテーブルのリストを自動的にインポートします。 ユーザーは、trendcopy を設定するためのいかなる手動の手順も行なう必要はありません。
OVPIカスタマが割合データを保存する期間はますます長くなり、製品が実際に処理できる能力を超えるようになっています。製品では各テーブルに対してデータ保持期間を、カスタマの希望に応じて任意の日数に設定できますが、データ保持期間を長くするとデータベースのサイズがすぐに管理不可能な規模に拡大します。これは要約とレポーティングの両方のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。サポートされている方法でデータを別のデータベースまたは一連のテーブルにアーカイブする機能が大いに期待されています。現在、そのための唯一の方法は、定期的にtrendcopyを使用してデータをOVPIの「ゴースト」イメージにコピーし、ユーザーにそのデータベースのクエリーを許可することです。
OVPI 5.2は、Long time data retention (LTR)と呼ばれる新しい機能を提供します。この機能の目的は、「古い」データを既存のスキーマから別の領域へ移動し、データが標準のスキーマに置かれている場合と同じようにOVPIレポーティングソリューションがそのデータにアクセスできるようにすることです。
PI 5.20以前では、パーティションの保守はindex_maintが排他的に実行するバッチプロセスでした。この方法によるパーティションの保守は、データテーブルの総数が多くない場合は効率的ですが、レポートパックの数を増やしデータテーブルの総数が増えると、index_maintのパフォーマンスが低下します。PI 5.20では、パーティションの保守にindex_maintを使わなくなり、複数のプロセスに分散して、パーティションが必要になる前に事前にパーティションを作る方式になりました。分散パーティション保守および事前のパーティション作成によって、パフォーマンスが向上し、他のバックグラウンドタスクをスケジュールどおり実行することができます。このレポートパック用のパーティションの保守は、中心となる製品との整合性がとられています。パーティションの保守は分散され、パーティションが必要になる前に事前に作成されます。その結果、データの挿入はより速く、より効率的になります。
System Resource Report Packのインストール手順とインストール要件は、『System Resource Report Pack 4.2ユーザーガイド』(Adobe Acrobat形式)に記載されています。ユーザーガイドは、レポートパックのCDメディアに次のファイル名で保存されています。
./SystemResource_UserGuide.pdf
インストール後、ユーザーガイドは次の場所に保存されています。
$DPIPE_HOME/docs/SystemResource/SystemResource_UserGuide.pdf
以下の追加文書も、本リリースノートに関連しています。
『System Resource Report Pack 4.2ユーザーガイド』を参照してください。
『System Resource Report Pack 4.2ユーザーガイド』を参照してください。
以下の機能拡張(機能拡張追跡番号で識別)が、現在のリリースで提供されています。詳細を表示するには、機能拡張追跡番号をクリックします。詳細を隠すには、もう一度クリックします。
System Resource ReportPacks機能拡張では、OVPIでCODAメトリックを使用する必要があります。
DISKコレクションの場合は、異なるメトリックを追加する必要があります。
以下の項目(エラー追跡番号で識別)は、現在のリリースでは修正されています。詳細を表示するには、エラー追跡番号をクリックします。詳細を隠すには、もう一度クリックします。
SystemResourceCPUの複数のCPUのCPUStateが正しくありません。
SDV_SR_SysExecでの合計例外数計算でPageout例外が欠落しています。
一部のベーステーブルは、'rate'ではなく'sum'タイプのテーブルでなければなりません。
SR_PopulateCustFKが失敗します。
SystemAvailability.repは、利用できるデータがない場合でもRFC1514ノードを表示します。
ファイルシステムプロパティの更新フォームは、返された最初のファイルシステムのみを表示します。
SRしきい値により無効な重要度がNNMに送信されます。
WEB:プロパティレコードのコピー時に、Trendcopyがnode_fkの処理に失敗します。
System Resourceレポートの選択テーブルに、データがないシステムが表示されています。
SDV_SR_Diskビューに、誤ったデータが表示される可能性があります。
System Resources Adhoc Searchレポートが同じmake/modelを複数回返します。
OVPIが「ログバッファスペース要求の再試行数が大きすぎます」のようなOracleエラーを生成します。
System Resource Report Pack 4.1で「Application Performanceスナップショットレポート」が正しい値を示していない可能性があります。
System Resourcesクイックビューレポートに正しくない値が含まれています。
cust_id がレポートにありません。
Application Performanceスナップショットレポートにデータがありません。
ppSetSysUpByShift が完了しません。
Oracleで修正されているため、一部の SR レポートが Sybase で失敗します。
UPGRADE_SR_DISK_to_43のインストール中に、trend.logファイルに次のようなエラーが表示されることがありますが、これは無視してもかまいません。
2007-05-04 17:21:53:000,Pacific Daylight Time,-7:00,ovpi_run_sql,,ERROR,2808,6108,0,"Msg 17786, Level 16, State 1:"2007-05-04 17:21:53:000,Pacific Daylight Time,-7:00,ovpi_run_sql,,ERROR,2808,6108,0,"Server 'PIDW5_SYBASE', Procedure 'sp_rename', Line 577:"2007-05-04 17:21:53:000,Pacific Daylight Time,-7:00,ovpi_run_sql,,ERROR,2808,6108,0,"Object name cannot be changed either because it does not exist in this database," 2007-05-04 17:21:53:000,Pacific Daylight Time,-7:00,ovpi_run_sql,,ERROR,2808,6108,0,"or you don't own it, or it is a system name."
なし
次のHP OpenViewのWebサイトを参照してください。http://managementsoftware.hp.com/
このWebサイトには、製品、サービス、サポートについてのお問い合わせ先や詳細が掲載されています。サポートサイトを表示するには、[Support]をクリックしてください。HP OpenViewオンラインサポートでは、お客様のビジネスの運用に役立つ対話形式の技術サポートツールに、迅速かつ効率的にアクセスできます。サポートサイトでは次のことが可能です。
注記:HP Passportのユーザー登録とログインをしていない場合は、このサイトの一部にアクセスすることができません。場合によっては、サポート契約が必要になることもあります。アクセスレベルのサポートに関する詳細は、次のURLでご確認ください。
http://support.openview.hp.com/access_level.jsp
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