HP OpenView Performance Insight Report Packs

Device Resource Cisco Switch Datapipeバージョン3.1、2005年6月

リリースノート

この文書は、Device Resource Cisco Switch Datapipe for OpenView Performance Insight (OVPI)およびReporting and Network Solutions 8 (RNS8)リリースの変更点についての概要を説明しています。このリリースノートには、マニュアルやオンラインヘルプにに含まれていない重要な情報が書かれています。

概要
このバージョンでは
インストール時の注意点
機能拡張および修正
既知の問題、制限、および回避策
ドキュメントの正誤表
各国語のサポート
サポート
Legal Notices

概要

Device Resource Cisco Switch Datapipeは、Cisco Stack MIBをサポートするCiscoスイッチから収集されたDevice Resource Backplane Report Packに対するバックプレーン使用率メトリックを提供します。

このパッケージはまた、Cisco Stack MIBに含まれる設定データに基づき、インタフェースを全二重または半二重のいずれかに設定することにより、Interface Reporting Report Packもサポートします。Interface Reporting Report Packはこのデータパイプに必須ではありませんが、Reporting Report Packがインストールされていると、データパイプはポーリングするCiscoスイッチのインタフェースの通信モードを、毎日自動的に更新します。

Device Resource Backplane Report Packは必須です。Device Resource Backplane Report PackはDevice Resource Report Packの一部で、個別にインストールが可能です。

このバージョンの内容

Device Resource Cisco Switch Datapipeのこの新しいバージョンでは、不具合の修正とマイナーな機能拡張が行われています。

インストール時の注意点

『Software and Hardware Requirements』

Device Resource Cisco Switch Datapipeのバージョン3.1ではOVPI 5.0以降が必要です。

次のパッケージは必須です。

  • Device Resource Report Pack
  • Device Resource Backplane Report Pack

    Device ResourceとDevice Resource Backplane Report Packsのインストール手順は、『Device Resource Report Pack 3.1ユーザーガイド』(Adobe Acrobat形式)に記載されています。ドキュメントファイルは、製品のCDメディアに次のファイル名で保存されています。

    ../DeviceResource/DeviceResources_UserGuide.pdf

    インストール後、ドキュメントは次のところに保存されています。

    $DPIPE_HOME/docs/DeviceResource/DeviceResources_UserGuide.pdf

    以下の追加文書も、これらのリリースノートに関連しています。

  • 『Device Resource Report Pack 3.1リリースノート』
  • 『Device Resource Backplane Report Pack 3.1リリースノート』
  • 『Device Resource Cisco Router Datapipe Release Statement』

    インストール手順

    このパッケージをインストールするには、パッケージマネージャを使用します。Device Resource Cisco Switch Datapipeは、前提条件のパッケージのインストールと同時にインストールすることができます。パッケージマネージャはインストールを管理して、すべてを正しい順番でインストールします。

    Device Resource Cisco Switch Datapipeをインストールするには、次の手順を実行します。

    1. システムにログインします。UNIXシステムではtrendadmでログインします。
    2. OVPI Timerを停止し、プロセスが終了するのを待ちます。
    3. OVPIパッケージマネージャを開始します。パッケージマネージャの[ようこそ]ウィンドウが開きます。
    4. [次へ]をクリックします。[OVPIパッケージの場所]ウィンドウが開きます。
    5. [インストール]をクリックします。デフォルトのディレクトリを受け入れるか、必要ならブラウズ機能で別のディレクトリを選択します。
    6. [次へ]をクリックします。[レポートの配布]ウィンドウが開きます。
    7. Datapipeだけをインストールしている場合は、[レポートの配布]の選択を解除します。レポートパックもインストールしている場合は、[レポートの配布]のデフォルトを受け入れます。OVPIアプリケーションサーバーのユーザー名とパスワードを入力します。
    8. [次へ]をクリックします。[パッケージの選択]ウィンドウが開きます。
    9. [DevResCiscoSwitch_Datapipe]を選択します。
    10. [次へ]をクリックします。[Run OVPI Type Discover]ウィンドウが開きます。ボックスをチェックして、タイプの検出を自動的に実行します。
    11. [次へ]をクリックします。[Installation Summary]ウィンドウが開きます。
    12. [インストール]ボタンをクリックして、インストール処理を開始します。画面の下に表示される進捗バーにより進捗状況が分かります。
    13. インストール処理が完了すると、[OVPI packages Install Complete]ウィンドウが表示されます。
    14. [完了]をクリックして、パッケージマネージャを終了します。
    15. OVPI Timerを再起動します。

    インストール時の問題

    インストール時に問題が発生した場合、[詳細]ボタンをクリックし、Log Viewerにアクセスして、問題の詳細を確認することができます。Log Viewerの内容に基づき問題を解決できない場合は、技術サポートにお問い合わせください。

    機能拡張および修正点

    Device Resource Cisco Switch Datapipeのこの新しいバージョンでは、マイナーな機能拡張が行われています。

  • Port Entry、ifEntryおよびChassis Groupの収集は、ポーリングの負荷を軽減するために、このバージョンでは1時間ごとから1日ごとに変更されました。これらのコレクションは、1日に1度、処理された構成データだけを収集します。

    以下の項目(エラー追跡番号で識別)は、現在のソフトウェアリリースで修正されています。各ソフトウェアの修正の詳細を表示するには、エラー追跡番号をクリックします。詳細を隠すには、もう一度クリックします。

    QXCR1000217186 レポートパックの.pro、.sum、および.sqlファイル内のコメントが無視されない

    この不具合が原因で、Roman.8文字セットを使用しているHP-UX Sybaseシステムで、パッケージのインストールが失敗することがあります。

    QXCR1000205821 OracleでSHIRCustMakeModel Rollupが失敗する

    Oracleにおいて、DRCS_daily_update.sqlスクリプトは、Ciscoスイッチ以外のデバイスに対し、Common Property TablesのK_Nodeテーブル内のベンダー'make'列をNULLに設定します。これが原因で、Interface Reporting Make/Model時間単位のサマリーの断続的な失敗と、レポートに製造元情報のないデバイスが表示されることがあります。

    既知の問題、制限、および回避策

    なし

    ドキュメントの正誤表

    なし

    各国語のサポート

    本レポートパックのRNS 7.0バージョンには、簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、および韓国語の各国語版があります。

    サポート

    次のHP OpenViewのWebサイトを参照してください。http://managementsoftware.hp.com/

    このWebサイトには、製品、サービス、サポートについてのお問い合わせ先や詳細が掲載されています。サポートサイトを表示するには、[Support]をクリックしてください。HP OpenViewオンラインサポートでは、お客様のビジネスの運用に役立つ対話形式の技術サポートツールに、迅速かつ効率的にアクセスできます。サポートサイトでは次のことが可能です。

    注記:HP Passportのユーザー登録とログインをしていない場合は、このサイトの一部にアクセスすることができません。場合によっては、サポート契約が必要になることもあります。アクセスレベルのサポートに関する詳細は、次のURLでご確認ください。

    http://support.openview.hp.com/access_level.jsp

    HP Passport IDのご登録は、次のURLで行ってください。

    https://passport2.hp.com/hpp/newuser.do

    ユーザーガイドにアクセスするには次の手順に従ってください。

    1. サポート専用ホームページから、[製品マニュアル(英語)]をクリックします。製品マニュアルの検索ページが開きます。

    2. 製品の選択の一覧で、スクロールダウンし[Performance Insight Reporting Solutions]をクリックします。
    3. バージョンの選択一覧で、RNS 8.0をクリックします。
    4. OSのオプションは適用できません。
    5. 参照するドキュメントを選択し、[Open]または[Download]をクリックします。

    注記:PDF形式(*.pdf)のファイルを表示するには、システムにAdobe Acrobat Readerをインストールする必要があります。Adobe Acrobat Readerは、次のURLからダウンロードできます。

    http://www.adobe.com/

    法律上の表示

    ©Copyright 2005 Hewlett-Packard Development Company, L.P.

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