ATM ifEntry Datapipe

バージョン1.2、2007年4月

リリースノート

この文書は、ATM ifEntry Datapipeの変更点についての概要を説明しています。本バージョンのレポートパックはAPR07RPに属します。このリリースノートには、マニュアルやオンラインヘルプにに含まれていない重要な情報が書かれています。

このバージョンの内容
インストール時の注意点
機能拡張および修正点
既知の問題、制限、および回避策
ドキュメントの正誤表
各国語のサポート
サポート
法律上の注意

このバージョンの内容

ATM ifEntry Datapipeのこのバージョンでは、OVPI 5.2を必要とするいくつかの新しい機能を実現しています。

  • オブジェクトの削除
  • パーティションの保守

    オブジェクトの削除機能では、ユーザーの指示に従って管理対象オブジェクトを削除します。OVPIはこれらの削除オブジェクトを記憶しているため、削除したオブジェクトがユーザーの知らないうちに元に戻ることはありません。本ソフトウェアの本リリースでは、インタフェース / ポートの削除のみをサポートしています。

    PI 5.20以前では、パーティションの保守はindex_maintが排他的に実行するバッチプロセスでした。この方法によるパーティションの保守は、データテーブルの総数が多くない場合は効率的ですが、レポートパックの数を増やしデータテーブルの総数が増えると、index_maintのパフォーマンスが低下します。PI 5.20では、パーティションの保守にindex_maintを使わなくなり、複数のプロセスに分散して、パーティションが必要になる前に事前にパーティションを作る方式になりました。分散パーティション保守および事前のパーティション作成によって、パフォーマンスが向上し、他のバックグラウンドタスクをスケジュールどおり実行することができます。このレポートパック用のパーティションの保守は、中心となる製品との整合性がとられています。パーティションの保守は分散され、パーティションが必要になる前に事前に作成されます。その結果、データの挿入はより速く、より効率的になります。

    インストール時の注意点

    ATM ifEntry Datapipeのインストール手順とインストール要件は、『ATM ifEntry Datapipe 1.2ユーザーガイド』(Adobe Acrobat形式)に記載されています。ユーザーガイドは、レポートパックのCDメディアに次のファイル名で保存されています。

    ./ATM_ifEntry_Datapipe_UserGuide.pdf

    インストール後、ユーザーガイドは次の場所に保存されています。

    $DPIPE_HOME/docs/ATMifEntry_Datapipe/ATM_ifEntry_Datapipe_UserGuide.pdf

    以下の追加文書も、本リリースノートに関連するものです。

  • 『ATM Datapipe 3.2リリースノート』

    『Software and Hardware Requirements』

    『ATM ifEntry Datapipe1.2ユーザーガイド』.を参照してください。

    機能拡張および修正点

    以下の項目(エラー追跡番号で識別)は、現在のリリースでは固定されています。詳細を表示するには、エラー追跡番号をクリックします。詳細を隠すには、もう一度クリックします。

    QXCR1000362260 - ATmifEntry_Config.plのバグ

    ATM ifEntry Datapipeバージョン1.1ではATMifEntry_Config.plにバグがあります。このperlスクリプトを使用して再生成されたKV_ATMifEnty_by_if*.ビューは、ftype = 37のATMインタフェースだけを検索します。iftype = 49は除外されます。

    QXCR1000361055 - ATMifEntry_DatapipeはPVCデータを正しくマッピングしていません。

    このバグが原因でPVCデータが正しくマッピングされません。

    QXCR1000365733 - ATM PVCレポートにデータがありません。

    このバグが原因でPVCデータが正しくマッピングされません。

    QXCR1000407492 - ATMifEntryがdsi_key_idを正しくマッピングしていない

    マッパーがRatm_pvcへのレコードに対し、dsi_key_id値をR_ATMifEntryから割り当てているので(K_IFEntry_Discから派生したキー値を使用)、深刻な問題が発生します。

    既知の問題、制限、および回避策

    なし

    ドキュメントの正誤表

    なし

    各国語のサポート

    本レポートパックのMAY06RPバージョンには日本語版があります。
    本レポートパックのRNS 7.0バージョンには、簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、および韓国語の各国語版があります。

    サポート

    次のHP OpenViewのWebサイトを参照してください。http://managementsoftware.hp.com/

    このWebサイトには、製品、サービス、サポートについてのお問い合わせ先や詳細が掲載されています。サポートサイトを表示するには、[Support]をクリックしてください。HP OpenViewオンラインサポートでは、お客様のビジネスの運用に役立つ対話形式の技術サポートツールに、迅速かつ効率的にアクセスできます。サポートサイトでは次のことが可能です。

    注記:HP Passportのユーザー登録とログインをしていない場合は、このサイトの一部にアクセスすることができません。場合によっては、サポート契約が必要になることもあります。アクセスレベルのサポートに関する詳細は、次のURLでご確認ください。

    http://support.openview.hp.com/access_level.jsp

    HP Passport IDのご登録は、次のURLで行ってください。

    https://passport2.hp.com/hpp/newuser.do

    ユーザーガイドにアクセスするには次の手順に従ってください。

    1. サポート専用ホームページから、[製品マニュアル(英語)]をクリックします。[HP Software Product Manuals]ページが開きます。

    2. [製品の選択]一覧をスクロールし、[Performance Insight Report Pack]をクリックします。
    3. [バージョンの選択]一覧で、[12.00]をクリックします。
    4. OSのオプションは適用できません。
    5. 参照するドキュメントを選択し、[Open]または[Download]をクリックします。

    注記:PDF形式(*.pdf)のファイルを表示するには、システムにAdobe Acrobat Readerをインストールする必要があります。Adobe Acrobat Readerは、次のURLからダウンロードできます。

    http://www.adobe.com/

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