このドキュメントは、HP Operations Manager for Windows (HPOM for Windows) バージョン 8.10 での変更点の概要を説明しています。マニュアルやオンライン ヘルプに記載されていない重要な情報を含んでいます。
このバージョンの新機能
ドキュメントの更新情報
インストールに関する注意事項
サポート終了情報
既知の問題、制限事項、および回避策
ドキュメントの誤り
ローカル言語のサポート
サポート
特記事項
HPOM for Windows は、一元的な制御ポイントからビジネス サービスを管理するための分散クライアント / サーバー IT 運用ソリューションで、Microsoft Management Console (MMC) のスナップインとして機能します。HPOM for Windows は MMC を通じて、ビジネスに影響を及ぼす可能性のある問題の優先度を判断し、問題への対応に必要な情報とツールを提供します。
HPOM for Windows は、ノードと、管理ノードで実行されるサービスを管理することで、IT 環境全体を管理します。ポリシー、ノード、サービス、サービス タイプ、ツール、およびユーザー ロールの設定は、グラフィカル ユーザー インターフェイスで行います。こうしたコンポーネントが連携することで、イベントの検出、評価、対応を自動化し、問題の分析および解決プロセスを簡略化できます。
HPOM for Windows メディア キットには、基盤となる HPOM for Windows 製品、HP Operations Smart Plug-in (SPI)、およびアドオン製品のインストールに必要な多数の CD および DVD が含まれています。メディア キットの内容と、HPOM for Windows のインストール手順の詳細は、『HP Operations Manager for Windows インストール ガイド』を参照してください。利用できる HP Operations Smart Plug-in の詳細と、インストール / 設定手順については、『HP Operations Smart Plug-in DVD インストールおよびアップグレード ガイド』および『HP Operations Smart Plug-ins DVD Release Notes』を参照してください。
HPOM for Windows には、Adobe® Acrobat® PDF 形式のドキュメントが数多く含まれています。これらのドキュメントを表示または印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。Acrobat Reader は、こちらの Adobe Web サイトからダウンロードできます。
HP Operations Smart Plug-in DVD の Documentation
ディレクトリにはインデックス リストが含まれていて、利用できるドキュメントへのリンクが設定されています。HP Operations Smart Plug-in DVD の spi_docs_index.htm を参照してください。
HPOM 8.10 for Windows では、次のような新機能が追加されています。
HPOM for Windows の 8.00 以前のバージョンでは、管理サーバーとエージェントは DCE/RPC を使用して通信を行っていました。HPOM 8.10 for Windows には、HTTPS を使用して通信を行うエージェントが備わっています。DCE エージェントもまだサポートされていますが、新しいノードでは HTTPS エージェントを使用することをお勧めします。DCE エージェントを使用するノードが環境内に既に存在する場合は、HTTPS エージェントへの移行を検討してください。
管理サーバー間、および管理サーバーとノード間のすべての通信が強固に暗号化されます。
ノードおよび管理サーバーはすべてのインバウンド通信を単一のポートで受信します。そのため、ファイアウォールおよびプロキシの設定が簡単になります。
すべてのポリシー、メッセージ、およびアクションには署名が付きます。署名は管理サーバーおよびノードで作成され、証明書を使用してチェックされます。悪意のあるユーザーが署名付きのポリシー、メッセージ、またはアクションを改ざんしようとすると、署名が無効になります。
ファイアウォールによってノードから管理サーバーへのインバウンド HTTPS 接続がブロックされる場合、HTTPS エージェントがリバース チャネル プロキシ (RCP) として機能するよう設定できます。RCP は管理サーバーとノード間の通信を処理します。このため管理サーバーとノードは、相互に直接通信を行う必要がありません。
ステータス表示モードを 2 通りの方法で変更できるようになりました。すなわち、ユーザー固有のステータス計算を無効化するか、操作ステータス計算を有効化します。デフォルトでは、ユーザー固有のステータス計算が有効になっています。つまり、ユーザーのマップに表示されるサービスのステータスは、ユーザーの担当するサービスとメッセージに基づいて計算されます。別の担当範囲を持つ他のユーザーには、同じサービスについて異なるステータスが表示されます。操作ステータス計算はデフォルトで無効になっています。操作ステータス計算を有効にすると、所有されているメッセージは受諾済みとみなされ、サービスの重要度ステータスに影響しなくなります。
HPOM 8.10 for Windows は、計画外の停止と計画的な停止を区別します。ノードおよびノード グループ、ならびにサービスやサービス階層に停止状態を適用するには、コンソールを使用 (計画外の停止の場合のみ) するか、コマンド ライン ツールを適用 (計画外の停止と計画的な停止の両方) します。
HP-OVE-OPERATORS グループに Windows グループを追加して、その Windows グループをオペレータ ユーザー ロールに割り当てることができます。当該グループのメンバである Windows ユーザーは、オペレータ ユーザー ロールに関連付けられた権限を自動的に取得します。さらに、レポートとグラフの表示、計画外の停止状態の変更、メッセージ フィルタの作成、ポリシーに対する管理タスクの実行といった権限を設定できます。
外部ノードは、ノードとして設定されていないシステムからのメッセージも処理できます。たとえば外部ノードを設定することで、特定の IP サブネット内の新しいシステムからメッセージを即座に受信し、そのシステムを管理ノードとして設定する必要があるかどうかは後で判断できます。あるいは、HP Operations エージェントがインストールされていないシステム (SNMP デバイスなど) からメッセージを受信し、エージェントレス監視を実施できます。外部ノードを設定する場合は、ノードの完全修飾ドメイン名、IP アドレス、またはノード名に一致するパターンを定義する必要があります。
デフォルトでは、管理権限があっても管理サーバーを実行することはできません (新規インストールの場合、HP-OVE-User および HP-OVE-Deleg-User アカウントは、デフォルトではローカル管理者グループのメンバではありません。HPOM for Windows の旧バージョンから移行した場合は、ローカル管理者グループからこれらのユーザーを削除できます)。
SQL 認証済みデータベース ユーザー (ovms_admin、ovdb_user) は作成されなくなりました。管理サーバーは、Windows 認証を使用してデータベースにアクセスするようになっています。レポート作成用途などのために、特別に読み取り専用のユーザーを設定する必要がある場合は、SQL Server マニュアルの Microsoft による説明とセキュリティ オプションを参照してください。
[サーバーの設定] ダイアログの [一般サーバーの設定] タブでは、管理サーバーのさまざまな設定を制御できます。これにより、管理サーバーの設定値をレジストリ エディタやコマンドを用いて手動で変更しなくてもすみます。
新しいノードの作成に、ウィザードを使用できるようになりました。ウィザードではノードの設定方法が示され、必要な情報を入力するよう求められます。さらに、各ノードに対して個別にハートビート ポーリングや自動配布を設定することも可能です。ノードのプロパティには、エージェントの通信タイプやバイナリ形式の設定も追加されています。
カスタム メッセージ属性とは、ユーザーが定義する追加のプロパティです。所有者、場所、緊急連絡先の電話番号などをメッセージに添付できます。管理者は、発信メッセージに対してカスタム メッセージ属性を定義します。オペレータはメッセージ ブラウザでカスタム メッセージ属性を表示し、追加、修正、削除したり、属性に基づいてメッセージをフィルタリングできます。
HPOM 8.10 for Windows では、カスタム メッセージ属性のほかにも、作成時刻、送信元、起点という新しいメッセージ属性が追加されています。
選択した複数のメッセージで、メッセージ関連のツールを起動できます。
所有されているメッセージは、メッセージ ブラウザにおいて異なる色で表示されます。新しいメッセージの到着時に、システム トレイ通知 (アイコン、ポップアップ、もしくはその両方、および音による通知) を使用できます。
メッセージを .txt ファイルまたは .csv ファイルに保存できるようになりました。
管理者はメッセージの所有権を他のユーザーに割り当てることができます。また、管理者は、特定のメッセージ グループにメッセージの所有権を割り当てる権限を、オペレータに付与できます。
メッセージ ブラウザに表示されるメッセージ属性として、ポリシー、ポリシー タイプ、起点、送信元、最後に状態を変更したユーザー、メッセージ キーが追加されました。また、カスタム メッセージ属性を最大 10 列まで表示することも可能です。
HPOM 8.10 for Windows には、管理サーバー ポリシーの新しいポリシー タイプが追加されています。サーバー ポリシーは管理サーバーの動作を設定するもので、管理サーバーさえあれば、エージェントやソフトウェアは不要です。ローカル管理サーバーにのみ配布でき、[タイプ別サーバー ポリシー] という新しいフォルダに列挙されます。
利用できるサーバー ポリシー タイプは次のとおりです。
HPOM 8.10 for Windows では、インストルメンテーション フォルダ構造が強化されています。このフォルダ構造により、カテゴリを使用して、より柔軟にポリシーとインストルメンテーションを関連付けることができます。詳細は、オンライン ヘルプで [環境の管理] > [ポリシーの管理と配布] > [インストルメンテーション] を参照してください。
Web コンソールのユーザーは、ツール グループから直接、または管理対象のサービス、ノード、メッセージのコンテキストでツールを起動できます。
コンソールおよび Web コンソールのユーザーは、コンソール ツリーで検索を行い、ポリシー グループに含まれるサービス、ノード、ツール、ポリシーを素早く特定できます。
[ポリシー プロパティ] ダイアログ ボックスには、このポリシーが含まれているポリシー グループのリスト、およびポリシーが現在配布されているノードのリストが表示されます。
HPOM 8.10 for Windows には、日本語、韓国語、および簡体字中国語のローカライズ版があります。MUI 環境のシステムでは、Windows の言語設定によって自動的に言語が決定され、HPOM コンソールとオンライン ヘルプで使用されます。MUI 環境のシステムに管理サーバーをインストールする際、HPOM に用意されているデフォルトのツールやポリシーなどのオブジェクトに使用する言語を選択できます。
新しい ovowserviceutil コマンド ライン ツールは、既存のコマンド ライン ツールである ovownodeutil、ovowtoolutil、ovowmsgutil を補完します。
サーバー MSI により、管理サーバーの内部メッセージ ストリームからメッセージを読み取り、必要に応じてメッセージを修正して、再度書き込むことができます。
サービスのログ出力は、新しいツールである [ServiceLogger サービスの GUI] を使用して設定します。このツールは、[HP Operations Manager ツール] グループの [サービスのログ出力] ツール グループ内にあります。ServiceLogger 設定ダイアログを使用して、ログ出力を行うサービスを選択するか、除外します。選択されたサービスのステータスは 5 分ごとにログに記録されます。24 時間以上のデータが収集されると、そのデータを使用してレポートを生成できます。ログ出力は、自動検出サービスおよび自己定義サービスで利用可能です。
HP Performance Agent ソフトウェア 4.70 を HPOM 8.10 for Windows と統合できます。HP Performance Agent ソフトウェアは、HPOM for Windows コンソールから配布できます。また、HP Performance Agent ソフトウェアを HPOM for Windows から一元的に制御 / 設定することも可能です。詳細については、『HP Performance Agent Software Deployables Installation Guide』、および HPOM for Windows コンソールのオンライン ヘルプ トピック「HP Performance Agent ソフトウェア」を参照してください。
HPOM for Windows には現在、HP Reporter と HP Performance Manager を使用するためのライセンスが含まれています。HP Reporter は管理サーバーにローカルにインストールすることも、リモートで使用することもできます。HP Performance Manager のライセンスは、HPOM 管理サーバーと同じコンピュータでのみ使用できます。HP Reporter 3.80 および HP Performance Manager 8.10 の新機能については、各製品のリリース ノートを参照してください。
管理サーバーで HP Performance Manager を利用できる場合は、Web コンソール経由で HP Performance Manager が提供するグラフを使用できます。
HPOM Incident Web Service は、ITIL 準拠のインシデントとしてメッセージを公開します。このサービスにより、開発されたリモート クライアントが HPOM からインシデントを取得したり、HPOM 内でインシデントを作成 / 更新できるようになります。
HPOM 8.10 には、日本語、韓国語、および簡体字中国語のローカライズ版があります。英語版の Microsoft Windows オペレーティング システム環境に管理サーバーをインストールする際、HPOM で用意されているローカライズ版ポリシーのインストールを選択できます。そのため、HPOM 8.10 のポリシー グループのデフォルトの階層には、ローカライズ版ポリシー用の特別なサブグループがあります。たとえば、Microsoft Windows > en > Web Servers には英語版のポリシーが含まれていますが、これは、以前は Microsoft Windows > Web Servers ポリシー グループにありました。
新しいポリシーおよびポリシー グループ | 変更されるポリシー | 廃止されるポリシーおよびポリシー グループ | |
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Self Management モジュール 1 HPOM for Windows Self Management モジュールの新規または変更ポリシーはすべて、バージョン 7.0 です。自己管理ポリシー グループの名前は、OV Operations Self Manager から HPOM Self Management に変更されました。 |
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サンプル ポリシー 1 HPOM for Windows Samples モジュールの新規または変更ポリシーはすべて、バージョン 7.0 です。 |
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Service Logging モジュール 1 |
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1 これらの機能は HPOM for Windows 8.00 でも利用できます。
このリリース ノートの 1 ページ目には、次の識別情報が記載されています。
更新内容を確認したり、現在使用しているドキュメントが最新のものであるか確認するには、次の Web サイトを参照してください。
http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals
メモ : PDF 形式 (*.pdf) でファイルを表示するには、システムに Adobe Acrobat Reader がインストールされている必要があります。Adobe Acrobat Reader は、次の Web サイトからダウンロードできます。
http://www.adobe.com
HPOM for Windows のインストールの要件と手順については、『HP Operations Manager for Windows インストール ガイド』(.pdf) に記載されています。このドキュメントは、製品のインストール メディアの以下の場所に配置されています。
\Documentation\HPOM Guides\ja\HPOM_Installation_Guide.pdf
インストール後は、次の場所に配置されます。
%OvInstallDir%\paperdocs\ja\
SPI のインストールの詳細については、『HP Operations Smart Plug-in DVD インストールおよびアップグレード ガイド』および『HP Operations Smart Plug-ins DVD Release Notes』を参照してください。
ソフトウェアおよびハードウェアの要件は、『HP Operations Manager for Windows インストール ガイド』に記載されています。
サポートされるプラットフォームについて詳しく記載されたサポート マトリクスは、次の場所にあります。
http://h20230.www2.hp.com/sc/support_matrices.jsp
メモ : 旧バージョンの HP Operations Manager for Windows からアップグレードする場合、製品メディアに含まれるアップグレード ガイド (.htm 形式) に必ず目を通してください。最新リリースをインストールする前に、特定の手順を実行する必要があります。
症状 : HPOM for Windows 管理サーバーのインストール後、[プログラムの追加と削除] に、管理サーバー上の HP Operations エージェントに関連する多数のエントリが表示されます。
解決方法 : 管理サーバーをアンインストールする場合、[プログラムの追加と削除] で HP Operations エージェントの個々のエントリを削除しないでください。[HP Operations Manager 8.0 for Windows] を選択すると、HP Operations エージェントも削除されます。
症状 : そのまま移行する場合、インストール ウィザードにより、既存の管理サーバーがアンインストールされます。アンインストールが完了すると、ウィザードに「HP Operation Manager for Windows 8.10 が正常にインストールされました」と表示されます。
解決方法 : 正しくは、「以前のインストールが正常に削除されました」です。移行作業は、HPOM 8.10 をインストールすることで正常に続行されます。
症状 : インストール ガイドには、HPOM のインストール プロセスによって Windows ファイアウォールが自動的に無効になることが記述されていません。さらに、インストール ガイドには、HPOM 管理サーバーをインストールする前にファイアウォール サービスを無効化する必要はないという記述がありますが、これは間違っています。サードパーティ製ファイアウォールがアクティブな場合は、インストールが失敗することがあります。
解決方法 : HPOM ソフトウェアをインストールする前に、サードパーティ製ファイアウォールを一時的に無効化します。インストール完了後、Windows ファイアウォールまたはサードパーティ製ファイアウォールを再度有効にします。クラスタに HPOM 管理サーバーをインストールする場合、ファイアウォールを再度有効にするのは、クラスタの全ノードでインストールが完了した後にしてください。
症状 : VERITAS Volume Manager を使用するクラスタに HPOM をインストールする場合、共有ディスクが見つからず、インストールに失敗します。
解決方法 : クラスタで VERITAS Volume Manager 4.x を使用する場合、[Create Windows Disk Management compatible group] チェックボックスにチェックを入れた状態で、HPOM 共有ディスクあるいは SQL Server ディスクを含むダイナミック ディスク グループを作成します。HPOM インストール ウィザードが VERITAS Volume Manager 4.x の管理するディスクを検出できない場合は、再起動が必要になります。
症状 : OVO for Windows 7.50 から HPOM for Windows 8.10 にアップグレードした後、SPI 用 Reporter パッケージをアンインストールする間に次のいずれかのエラー メッセージが表示されます。
エラーが発生するのは、アップグレード プロセスで ReporterLite コンポーネントが削除されるためです。
解決方法 : OVO for Windows 7.50 から HPOM for Windows 8.10 にアップグレードする前に、「Smart Plug-ins, New and Upgraded CD, for use with HP OpenView Operations 7.5 for Windows」を使用して、インストール済み SPI の Reporter パッケージをすべて手動で削除します。
管理サーバーから Reporter パッケージを削除するには、次の手順を実行します。
たとえば、SAP 用 SPI の Reporter パッケージを削除するには、フォルダ \SPIs\SAP SPI Reporter Package
のファイル sapspi_reporter.msi
をダブルクリックします。
症状 : HPOM for Windows 8.00 を削除するとき、または HPOM for Windows 8.00 から HPOM for Windows 8.10 にアップグレードするとき、次のエラー メッセージが表示されます。
「これらの製品は、HP Operations Manager for Windows に依存しています: {37498375-EEAE-400F-AD9E-56344B34081E}。まず、これらの製品をアンインストールしてください。」
解決方法 : レジストリに次の値がある場合は、HPOM for Windows 8.00 の削除またはアップグレードを開始する前に、この値を手動で削除してください。
HKLM\SOFTWARE\Hewlett-Packard\HP OpenView\{579C8A68-953E-4E60-8CB8-1EED3C5AC54C}
Depends
{37498375-EEAE-400F-AD9E-56344B34081E}
症状 : HPOM DMA 8.00 を伴う HPOM for Windows 8.00 から置換アップグレードを行うと、元に戻ってしまいます。
解決方法 : 置換アップグレードを開始する前に、コマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
ovc -kill
ovcreg -del dmasync
ovcreg -del dmamsg
ovc -start
これで、HPOM for Windows 8.10 への置換アップグレードを行うことができます。その後で、HPOM DMA 8.10 への置換アップグレードを行います。
症状 : クラスタの最初のノードに HPOM 管理サーバーをインストールした後、一部のプロセスのステータスが「stopped」になることがあります。これらのプロセスのステータスをチェックするには、コマンド プロンプトを開き、 ovc -status
と入力します。
解決方法 : プロセスを開始するには、コマンド プロンプトを開き、ovc -start
と入力します。あるいは、コンピュータを再起動します。
次の場所にあるサポート マトリクスも参照してください : http://h20230.www2.hp.com/sc/support_matrices.jsp
HP Operations Manager 8.10 for Windows では、次のエージェント プラットフォームのサポートが廃止されます。
メモ : HP Operations Manager 8.10 for Windows の使用期間中に、ベンダ各社がここに挙げた以外のオペレーティング システムのサポートを終了した場合、該当するプラットフォームでのエージェントのサポートも、そのオペレーティング システムのサポート終了と同時に廃止されます。Service Pack は、ベンダ各社のライフサイクル ポリシーに従ってサポートが廃止されます。プラットフォーム サポートの廃止予定について早めに情報を得るには、製品サポート マトリクスを定期的に確認してください。
HP は、2008 年 6 月末をもって DCE エージェントの新規プラットフォームの認定を終了します。それ以降は、新しいオペレーティング システム バージョンやクラスタ、または各ベンダからリリースされる仮想化ソリューションは、DCE エージェントでサポートされず、テストも行われません。
HP Operations Manager 8.10 for Windows 向けの DCE エージェントのサポートは、HP Operations Manager 7.50 for Windows のサポート終了と同時に廃止される予定です。発表については、HP ソフトウェア サポート Web ページを参照してください。
HPOM 8.10 for Windows は、次の管理サーバー プラットフォームをサポートしません。Service Pack は、Microsoft のライフサイクル ポリシーに従ってサポートが廃止されます。
HPOM 8.10 for Windows では、次のコンソール プラットフォームはサポートされません。Service Pack は、Microsoft のライフサイクル ポリシーに従ってサポートが廃止されます。
HPOM 8.10 for Windows では、次の Web コンソール プラットフォームはサポートされません。
HPOM 8.10 for Windows では、次の高可用性ソリューションはサポートされません。
次のデータベースのサポートは廃止されます。
HPOM 8.10 for Windows では、次の統合はサポートされません。
HP では、HP Operations Manager 8.10 for Windows の次のメジャー リリースで、以下のプラットフォームのサポートを廃止する予定です。
HP では、お客様のフィードバックをお待ちしています。次のメジャー リリースにおいて、このセクションに記載された管理ノード プラットフォームのサポート継続を希望される場合は、HP の営業担当またはサポート担当までご連絡ください。
メッセージ ブラウザのメッセージ、エラー メッセージ、またはポリシー名において、以前に使用されていた製品名の HP OpenView Operations や OVO という略号がアプリケーション名として表示される場合があります。これは特に問題ありません。
症状 : 時間の経過とともに、メッセージやアクション サーバーが消費するメモリ容量が増加します。
解決方法 : 現時点で使用できる回避策としては、OvEpMessageActionServer サービスを再起動するしかありません。
症状 : クラスタ サポートは、名前に ASCII 文字以外を含むソフトウェア パッケージでは機能しません。
解決方法 : パッケージ名を変更します。
症状 : 管理サーバーにすべてのパッケージを再インストールするジョブを作成すると、不適切なエラー メッセージが表示され、コンソールが突然閉じてしまうことがあります。その後、数分間はコンソールを開けない場合もあります。ポリシーも同時に再インストールする場合は、ポリシー配布ジョブが失敗します。
解決方法 : 管理サーバーにパッケージを再インストールするときに、ポリシーを同時に再インストールしないようにしてください。再インストール ジョブを開始してから、Windows タスク マネージャを開き、管理サーバー上で実行中のプロセスの一覧を表示します。エージェント インストール プロセスはイメージ名 msiexec.exe
で実行されています (あるいは、エージェント インストール ログ ファイル opc_inst.log
が %SystemRoot%\temp
から削除されるまで待機します)。
すべてのプロセスが完了したら、必要に応じてコンソールを再度開きます。管理サーバーにすべてのパッケージが正常に再インストールされています。管理サーバーにポリシーを再インストールします。他の配布ジョブが失敗している場合は、ジョブを再起動します。
症状 : クラスタ環境内の管理サーバーでポリシーの自動配布が完全に有効になっているにもかかわらず、管理サーバーがポリシーの自動配布を行いません。
解決方法 : 次の手順で、ポリシーの自動配布を有効にします。
各管理サーバーのクラスタ ノードで、HPOM のインストール時に使用したユーザー認証情報を使用してログインします。コマンド プロンプトを開いて、次のコマンドを入力します。
mofcomp "%OvInstallDir%\misc\OvOW\moffiles\ja\OvMiscModel.mof"
管理サーバーを含むすべての Windows ノードに、次のポリシー グループを配布します。
Microsoft Windows\ja\Auto-Discovery\Auto-Deploy
他のすべてのノードに次のポリシー グループを配布します。
SPI for Unix OS\ja\Auto-Discovery\OS SPI Discovery
症状 : HPOM データベースのバックアップが失敗し、注意を喚起するメッセージが毎晩表示されます。この問題が発生するのは、ローカル データベースが使用されている場合に、管理サーバーが自動的に配布する VP_SM_DB_Backup ポリシーが現行の環境に合わせて調整されていないためです。
解決方法 : オンライン ヘルプ トピックの SQL データベースのバックアップの内容に従って、VP_SM_DB_Backup ポリシーを変更し、データベースをホスティングしているノードに再配布します。
症状 : HTTPS エージェントのみ。以下の情報は、次のレジストリ値を読み取る 32 ビット Windows カスタム アプリケーションに適用されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hewlett-Packard\HP OpenView\InstallDir
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hewlett-Packard\HP OpenView\DataDir
解決方法 :
Windows HTTPS エージェントは、Windows x64 オペレーティング システムをネイティブでサポートします。32 ビット アプリケーション向けには 32 ビット ライブラリを提供し、エージェントの 64 ビット ランタイムと通信できるようにします。レジストリを使用してエージェントのインストール ディレクトリおよびデータ ディレクトリのパスを取得する 32 ビット アプリケーションの場合は、Microsoft の以下の記事に従って、64 ビットのレジストリ ビューを読み取れるようアプリケーションを変更する必要があります。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa384129.aspx
症状 : Linux 2.6 64 ビット オペレーティング システム ノードでは、組み込みパフォーマンス コンポーネントのログファイルは、DCE エージェントと HTTPS エージェント間で互換性がありません。このため、移行後にパフォーマンス データは完全に消失します。また、組み込みパフォーマンス コンポーネントのプロセス (CODA) は異常終了します。
解決方法 : 移行前に、HP Performance Manager、HP Reporter、HP Performance Insight などのソフトウェアを使用して、パフォーマンス データをノードから収集します。また移行後は、/var/opt/OV/datafiles
フォルダに存在する、互換性のないログファイルを削除します。組み込みパフォーマンス コンポーネントを再起動するには、コマンド ovc -restart coda
を入力します。
症状 : HTTPS エージェントのみ。ユーザー名 / パスワードを使用して、リモートで Windows ノードに HTTPS エージェントをインストールまたはアンインストールするには、サービスとしてログオンする権限が必要です。ユーザーにこの権限がない場合、エージェントの配布ジョブは失敗します。ターゲット ノードのユーザー アカウントに後でこの権限を割り当て、ジョブを再起動しても同様に失敗します。
解決方法 :
sc delete OvDeplSvc
症状 : HTTPS エージェントのみ。期待される動作は、バッファ ファイルのサイズが上限に達したら、OPC_BUFLIMIT_SEVERITY
で設定した値以上の重要度を持つメッセージのみがバッファ ファイルに追加され、OPC_BUFLIMIT_SEVERITY
で設定した値よりも重要度の低いメッセージはバッファ ファイルから削除され、重要度の高いメッセージを追加できるようにするというものです。
この動作は現時点で実現されていません。動作は一貫していません。
解決方法 : 現時点で使用できる回避策はありません。
症状 : HTTPS エージェントのみ。システムの再起動後、メッセージ エージェントが、管理サーバーにメッセージを送信するのではなくメッセージのバッファを続行します。
解決方法 : システムの再起動後、エージェント プロセスを再開します。
ovc -kill
ovc -start
症状 : HTTPS エージェントのみ。Windows Vista ノードでは、変数 $MSG_NODE_NAME が誤った IP アドレスに解決されるため、自動コマンドおよびオペレータ起動コマンドが失敗します。
解決方法 : ovconfchg を使用して、ノード上で正しい IP アドレスを設定します。
ovconfchg -ns eaagt -set OPC_IP_ADDRESS <IP アドレス>
<IP アドレス> は、ドット表記によるノードの IP アドレスです。
ovc -restart opcmsga
症状 : HTTPS エージェントのみ。HP-UX ノードに HTTPS エージェントをリモート インストールすると、(ctrl-7) Error in the target component.
というエラーが発生します。エージェント プロセスは自動的に開始されません。
解決方法 : インストール後に、HP-UX ノードでエージェント プロセスを手動で開始します。
症状 : HTTPS エージェントのみ。HTTPS 検出エージェントは、検出ポリシーを実行するユーザーを切り替えることができません。つまり、検出ポリシーが $AGENT_USER 以外のユーザーで実行されるよう設定されている場合、検出はすべてのプラットフォームで失敗します。
解決方法 : $AGENT_USER として検出ポリシーを実行します。
症状 : HTTPS エージェントのみ。[発信メッセージのデフォルト] ダイアログ ボックスの [メッセージ相関関係] タブで重複メッセージの抑制が設定されていても、ログ ファイル エンキャプスレータは、重複メッセージをメッセージ ブラウザに送信します。
解決方法 : ログ ファイル メッセージのメッセージ相関関係をグローバルに設定することはできません。[発信メッセージ] ダイアログ ボックスの [メッセージ相関関係] タブで、各ルールごとに重複メッセージの抑制を設定します。
症状 : HTTPS エージェントのみ。非ルートの Windows HTTPS エージェントを使用している場合、ovconfd.exe によって <データ ディレクトリ>\datafiles\policies
に対する権限が変更されます (DACL を設定し、HP Operations エージェント ACE を削除)。
解決方法 : 現時点で使用できる回避策はありません。
症状 : HTTPS エージェントのみ。ごくまれに、HTTPS ノードからすべてのポリシーを削除すると、モニター エージェントがコアダンプする場合があります。
解決方法 : 現時点で使用できる回避策はありません。
症状 : HTTPS エージェントのみ。Linux ノード上で、bbcutil -ping が次のようなエラーを返す場合があります。***glibc detected *** double free or corruption (!prev): 0x09c25208 ***
解決方法 : 現時点で使用できる回避策はありません。
ovswitchuser
スクリプトは、これらの許可の割り当てを行いません。
解決方法 : 次のレジストリ キーとそのすべてのサブキーのフル コントロール権限をエージェントに手動で割り当てます。
HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Hewlett-Packard/OpenView
ovswitchuser
スクリプトは、この権限の割り当てを行いません。
解決方法 : サービス制御マネージャ データベースを照会する権限を持たないユーザーに対して、権限を付与できます。Windows の SDDL (Security Descriptor Definition Language) を使用して、SC マネージャに関する特定ユーザーの権限を定義できます。
症状 : HTTPS エージェントのみ。Windows オペレーティング システムのノードでは、デフォルトで組み込みローカル システム アカウントにより HTTPS エージェントが実行されますが、別のユーザー アカウントで実行するよう HTTPS エージェントを設定することもできます。この場合、検出サブエージェント (agtrep) は、サービス検出ポリシーを評価できなくなります。
解決方法 : HP ソフトウェア サポートに要求すると、一時的な修正プログラムを入手できます。
症状 : HTTPS エージェントのみ。ConfigFile ポリシーをノードに配布すると、一部の設定ファイルが作成されない、または正しく更新されない場合があります。エージェントでタイムアウトが発生すると、エージェントは変更を完了できません。
解決方法 : 次の手順に従って、タイムアウト値を増加させます。
<インストール ディレクトリ>/misc/eaagt/opcconfigfile.xml
<ovc:ActionTimeout>
エレメントを検索し、その値を増加させます (デフォルトは 600)。ovcreg -add ./opcconfigfile.xml
/tmp
がリンクである場合、Tru64 ノードで HTTPS エージェントの配布が失敗する (QXCR1000813369) /tmp
ディレクトリがリンクである場合に HTTPS エージェントの配布が失敗します。
解決方法 : エージェントのインストール パッケージを、管理サーバーからノード上のリンクではないディレクトリへコピーし、HTTPS エージェントをノードに手動でインストールします。
症状 : 存在しないユーザーの認証情報を使用してノード上でツールを起動しようとすると、そのツールは失敗し、アクション サブエージェント (opcacta) が再起動します。
解決方法 : ツールを実行する際には必ず、ノードに存在するユーザーを使用します。必要なユーザーをノード上に作成するか、または別のユーザーを使用してツールを実行します。
症状 : HTTPS エージェントへの DCE エージェントの手動移行中に、DCE エージェントのアンインストールを再確認するプロンプトが表示されます。このプロンプトには「y
」または「n
」で応答する必要があります。他の値を入力すると、アンインストールが開始されます。
解決方法 : DCE エージェントのアンインストールを実行しない場合は、プロンプトに「n
」で応答します。
症状 : 64 ビットの Windows オペレーティング システムのノードで DCE エージェントから HTTPS エージェントに移行すると、DCE エージェントが正しくアンインストールされないことがあります。
解決方法 : HP ソフトウェア サポートに要求すると、修正プログラムを入手できます。HTTPS エージェントをインストールする前に DCE エージェントを個別にアンインストールするという方法もあります。
症状 : DCE エージェント バージョン 7.29 から HTTPS エージェント バージョン 8.52 に移行する配布ジョブを作成した後で、このジョブがタイムアウトになります。ノード上で、「序数 639 がダイナミック ライブラリ libopc.dll から見つかりませんでした。」というエラー メッセージが表示される場合があります。
解決方法 : この配布ジョブが失敗した後で、次の手順を実行します。
opcagt –kill
ovc –kill
agtrep
、ovcd
、ovconfd
、ovbbcb
、opc*
、ovtrcsvc
など)。%OvInstallDir%\InstalledPackages
を削除します。%windir%\temp
の中身を削除します。HTTPS エージェントに移行する前に最新の DCE エージェントにアップグレードするという方法もあります。この問題は、バージョン 7.34 以上の DCE エージェントでは発生しません。
症状 : HTTPS エージェントのみ。Tru64 オペレーティング システムのノードで、プログラム ソース タイプの Measurement Threshold ポリシーが失敗します。次のエラーが発生します。
「ポリシー <ポリシー名> の最大待ち時間に達しました。外部プログラムを強制終了させ、再起動してください。(OpC30-3405)」
解決方法 : 修正プログラムが入手可能かどうかを HP ソフトウェア サポートにお問い合わせください。
症状 : HTTPS エージェントのみ。エージェントがクラスタ対応アプリケーションを監視できません。現在アクティブなクラスタ ノードで、エージェントがポリシーを有効にしません。
解決方法 : conf.cluster
名前空間の CLUSTER_LOCAL_NODENAME
パラメータを、クラスタ設定に含まれるノード名に設定します。次のコマンドを入力します。
ovconfchg -ns conf.cluster -set CLUSTER_LOCAL_NODENAME <ノード名>
症状 : 64 ビットの HTTPS エージェントが配布されているクラスタ環境でフェイルオーバーが発生した後、サービス階層とマップ ビューにアクティブ クラスタ ノードとパッシブ クラスタ ノードのエントリが重複して表示されます。
解決方法 : Service Auto-Discovery ポリシーをノードに配布する前に、次の手順を実行します。
ovconfchg -ns agtrep -set INSTANCE_DELETION_THRESHOLD 1
ovc -restart
症状 : Windows オペレーティング システムのノードで DCE エージェントから HTTPS エージェントに移行すると、組み込みパフォーマンス コンポーネントに SPI データが格納されません。
解決方法 : HP ソフトウェア サポートに要求すると、修正プログラムを入手できます。HTTPS エージェントに移行する前に修正プログラムを適用してください。
症状 : プロセス名が変更されたため、SiteScope Tomcat ポリシーは HP SiteScope 9.50 の Tomcat プロセスを監視しません。HP SiteScope サーバーが停止すると、「SiteScope Server not running (SiteScope Server が実行されていません)」というメッセージのみが送信され、「Tomcat Java Container not running (Tomcat Java Container が実行されていません)」というメッセージは送信されません。HP SiteScope 9.50 では、Tomcat のプロセス名は SiteScope.exe
です。SiteScope Tomcat ポリシーで想定されているプロセス名は java.exe
です。これは、前のバージョンで使用されていたプロセス名です。
解決方法 : ポリシーを編集して、プロセス名 java.exe
を SiteScope.exe
に置き換え、HP SiteScope 9.50 をインストールしているノードにポリシーを配布します。
症状 : HP BAC Adapter をインストールした HPOM for Windows 管理サーバーを再起動すると、HPOM for Windows サービスの開始までに時間がかかるか、開始できない場合があります。
解決方法 :
[スタート] → [ファイル名を指定して実行] を選択します。regedit
と入力し、[OK] をクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\HPOvOpc2Bac
DependsOnService
をダブルクリックして修正します。リストの最後に新しい行を挿入して次の文字列を追加し、[OK] をクリックします。
OvEpMessageActionServer
一般サービス
タイプの新規リソースを作成して、[次へ] をクリックします。HPOvOpc2Bac
を指定し、[次へ] をクリックします。証明書の管理の詳細情報、および証明書の処理に関する問題については、『Certificate Management in Environments with Multiple HP BTO Software Products』(ホワイトペーパー) を参照してください。このドキュメントは、製品メディアの Documentation\Whitepapers
ディレクトリに配置されています。
症状 : IIS および .NET は、HPOM for Windows 管理サーバーの前提条件です。HPOM for Windows をインストールすると、必要に応じて .NET がインストールされますが、IIS は自動的にはインストールされません。IIS をインストールする前に .NET をインストールすると、Incident Web Service は機能しません。たとえば、Web ブラウザに次の URL を入力すると、指定されたページが見つからないというエラー メッセージが表示されます。
https://<HPOM サーバー名>:<IIS HTTPS ポート>/opr-webservice/Incident.svc
(デフォルトの IIS HTTPS ポートは 443)
解決方法 : 可能であれば、.NET をインストールする前に IIS をインストールします。先に .NET をインストールした場合、IIS をインストールした後で、.NET インストール済み環境を次のように修復します。
既に HPOM for Windows を管理サーバーにインストールしている場合は、次の手順に従います。
コマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力すると、.NET が IIS とともに登録されます。
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\aspnet_regiis.exe -i
管理サーバーに HPOM for Windows インストール メディアを挿入します。コマンド プロンプトで次のフォルダに移動します。
\Packages\Web Services
次のコマンドを入力すると、Incident Web Service がアンインストールされます。
msiexec /x HPOprWsInc-08.00.190-WinNT4.0-release.msi ZBIGNORECONDITIONS=TRUE
次のコマンドを入力すると、Incident Web Service が再インストールされます。
msiexec /i HPOprWsInc-08.00.190-WinNT4.0-release.msi
World Wide Web Publishing Service を再起動します。
症状 : トレースの際に、すべてのプロセスとコンポーネントに対してスタック トレースを有効にすると、CPU 使用率が 100% になります。プロセスは極めて遅くなります。
解決方法 :
不可欠なトレース エリアにのみ、スタック トレースを使用します。すべてのエリアでスタック トレースを有効にしないでください。
日本語、韓国語、中国語版のオンライン ヘルプには [環境の管理] → [HPOM 管理サーバーのバックアップと復元] というセクションがあり、並行移行ツールによる管理サーバーのバックアップと復元について、複数のトピックが取り上げられています。
これらのトピックでは、バックアップにおいて並行移行ツールを使用する方法が十分に説明されていません。バックアップ手順の一部が欠けていたり、不明瞭であるため、管理サーバーとノード間の通信を、並行移行ツールを使用して復元できない可能性があります。
バックアップを実行する際には並行移行ツールを使用せず、バックアップ ソフトウェアまたはイメージ作成ソフトウェアを使用して、管理サーバーのオフラインでのフル バックアップを行ってください。また、定期的なデータベースのバックアップには、スケジュール済みタスク ポリシー VP_SM_DB_Backup か、backup_openview.vbs
スクリプトを使用します。
オンライン ヘルプには、Windows オペレーティング システムを実行するノードのプロセス監視ポリシーの作成方法が説明されていますが、UNIX/Linux オペレーティング システムを実行するノードのプロセス監視ポリシーも作成できます。
UNIX/Linux ノードのプロセス監視ポリシーを作成するには、次の手順に従います。
[新規作成...] をクリックすると、[プロセス プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
メモ : UNIX/Linux ノードのプロセスを [参照...] ボタンで閲覧することはできません。
監視対象プロセスを指定します。
プロセスのパラメータを指定します。ポリシーは、指定されたパラメータを持つプロセスだけに適合します。パラメータを指定しない場合、ポリシーはパラメータを持たないプロセスだけに適合します。
複数のパラメータに適合させたい場合、標準的な HPOM パターン マッチ式を使用できます。たとえば、<*>
はすべてのパラメータに、<*>abc<*>
は "abc" という文字列を含むすべてのパラメータに適合します。
==
)<=
) >=
)[OK] をクリックしてポリシー エディタのメイン ウィンドウに戻ります。
ポリシーを保存すると、監視したいノードに対してそのポリシーを配布できるようになります。ポリシーの作成についての詳細は、オンライン ヘルプで [環境の管理] → [イベント ポリシー エディタ] というセクションを参照してください。
HPOM 8.10 for Windows には、日本語、韓国語、および簡体字中国語のローカライズ版があります。
HP ソフトウェア サポート Web サイトを参照してください。
http://www.hp.com/go/hpsoftwaresupport
この Web サイトには、連絡先情報に加え、HP から提供される製品、サービス、サポートの詳細情報が記載されています。
HP ソフトウェア サポート オンラインでは、セルフソルブ機能が提供されています。お客様の業務の管理に必要な対話型の技術支援ツールに、素早く効率的にアクセスできます。お客様には次の機能をご利用いただけます。
メモ : ほとんどのサポート エリアは、HP Passport ユーザーとして登録し、サインインしないとご利用いただけません。また、有効なサポート契約が必要な場合もあります。サポートのアクセス レベルに関する詳細については、次の URL を参照してください。
http://h20230.www2.hp.com/new_access_levels.jsp
HP Passport ID の登録については、次の URL を参照してください。
http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html
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この製品には、Jaxen Project (http://jaxen.org/) で開発されたソフトウェアが含まれています。
この製品には、OpenSSL Toolkit で使用するために OpenSSL Project (http://www.openssl.org/) で開発されたソフトウェアが含まれています。
この製品には、OpenSymphony Group (http://www.opensymphony.com/) で開発されたソフトウェアが含まれています。
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