HP Network Node Manager i Software リリース ノート
ソフトウェアバージョン: 9.10 / 2011 年 3 月 9 日
本ドキュメントでは、HP Network Node Manager i Software バージョン 9.10 で加えられた変更の概要について説明します。
マニュアルまたはオンライン ヘルプには記載されていない重要な情報が含まれています。
リリースノートの最新の追加項目については、
sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/releasenotesupdate.htm を参照してください。
サポートされているハードウェア プラットフォーム、オペレーティング システム、およびデータベースの一覧については、対応マトリックスを参照してください。対応マトリックス (supportmatrix_ja.html) とリリースノート (releasenotes_ja.html) は、両方ともインストールメディアのルートディレクトリにあります。サポートされているネットワークデバイスの一覧については、sg-pro-ovweb.austin.hp.com/nnm/NNM9.10/devicematrix.htm の NNMi デバイス対応マトリックスを参照してください。
このバージョンでの更新点
ドキュメントの更新
デプロイメントリファレンス
アップグレードリファレンス
ドキュメントに関する正誤表
インストールガイド
と対応マトリックス
ライセンス
HP Network Node Manager i Advanced Software の機能
HP Network Node Manager iSPI Network Engineering Toolset Software の機能
既知の問題、制限、および回避策
インストール時の問題
Internet Explorer ブラウザの既知の問題
Mozilla Firefox ブラウザの既知の問題
英語以外のロケールの既知の問題
DNS (ドメインネームシステム) の設定の既知の問題
IPv6 の既知の問題
デバイスサポートの既知の制限
MIB ローダー移行の既知の問題
グローバルネットワーク管理 (GNM) の既知の問題
HP ソフトウェアサポート
ご注意
NNMi 9.10 リリースの概要
NNMi は、NNM 7.xx ソフトウェアがメジャーバージョンアップされた新版です。このリリースには多数の新機能が含まれています。既存の NNM 6.xx または 7.xx インストールから NNMi への直接の単一システムアップグレードはサポートされていません (アップグレードリファレンスを参照)。NNMi 9.0x から NNMi 9.10 への単一システムアップグレードはサポートされています (デプロイメントリファレンスを参照)。NNMi 8.xx インストールは、NNMi 9.10 にアップグレードする前に NNMi 9.0x にアップグレードする必要があります。
NNMi 9.10 の概要については、インストールガイドの「HP Network Node Manager の導入」を参照してください (インストールガイドと対応マトリックスを参照)。
NNMi 9.10
- アップグレード ノート
- NNMi 9.0x から NNMi 9.10 へのアップグレードに関する重要な注意事項については、デプロイメントリファレンスを参照してください。また、これらの注意事項を読んでから、アップグレードを実行してください。
- NNMi コンソールへアクセスするための Web ブラウザのブックマークとして、http://<fully_qualified_domain_name>:<port>/nnm/welcome.jsp という形式は機能しなくなります。全 NNMi コンソールユーザーは、サポートされている URL 形式である http://<fully_qualified_domain_name>:<port>/nnm/ にブックマークを更新する必要があります。
- アップグレード中、NNMi ユーザーは、あらかじめ定義されている 5 つの特別な NNMi ユーザーグループのうちの 1 つに、以前のロールに基づいて割り当てられます。これらのユーザーグループは、NNMi 自体へのアクセス権を定義します。アップグレードが完了すると、すべての NNMi ユーザーはデフォルトセキュリティグループにリンクされます。このグループによって、NNMi トポロジの全ノードへのアクセス権が提供されます。
- ネットワーク概要マップの最小更新間隔が 3 秒から 4 分に増加されたため、ovjboss の再起動後は以前ほど頻繁に更新されなくなります。
- NNMi 9.0x では、NNMi アプリケーションフェイルオーバー機能によって UDP ソリューションがサポートされていたため、クラスタホストはネットワークで自動的に検出されました。NNMi 9.10 以降では、UDP ソリューションが削除され、TCP ソリューションのみがサポートされます。アプリケーションフェイルオーバーの設定に関する詳細について、およびアプリケーションフェイルオーバーに対して現在 UDP を使用しているシステムをアップグレードする場合は特に、デプロイメントリファレンスの「アプリケーションフェイルオーバー構成の NNMi の設定」を参照してください。
- 高可用性 (HA) クラスタを HA 設定で維持しながら NNMi 9.0x から NNMi 9.10 にアップグレードすることはサポートされます。詳細は、デプロイメントリファレンスの「高可用性クラスタに NNMi を設定する」を参照してください。
- NNMi 9.10 以降では、「NNMi 統合実施可能」ライセンスは旧形式となり、NNMi Web サービスのランタイム使用には必要なくなります。「NNMi 開発者」ライセンスは、Web サービス SDK 開発に対して依然として必要とされます。
- サポートされる環境の変更
- SUSE Linux のサポートが追加されます。
- Oracle Solaris Zones のサポートが追加されます。
- ESX 4.0 および ESXi 4.1 のサポートが追加されます。
- Microsoft Hyper-V R2 のサポートが追加されます。
- Red Hat Cluster Suite のサポートが追加されます。
- Linux での HP Serviceguard はサポートされなくなりました。
- Microsoft Windows 2003 はサポートされなくなりました。
- Internet Explorer 7 はサポートされなくなりました。
ドキュメントの変更
- デプロイメントリファレンスは 2 つに分割されました。アップグレードリファレンスには、デプロイメントリファレンスの「NNM 6.x/7.x からのアップグレード」セクション内にあった内容が含まれます。
- NNMi の導入概要は、NNMi コンソールの [ヘルプ] → [NNMi 入門] から参照できます。
- このリリースノートのドキュメントへは、NNMi コンソールの [ヘルプ] → [新機能] からアクセスできます。
- セキュリティとマルチテナント
- StatePoller
- ネットワークの管理アドレスの強化 ICMP (ping) モニタリングは、管理アドレスがノードでホストされている IP アドレスではない可能性があるネットワークを、ネームアドレス変換 (NAT) を使用してサポートします。この機能については、次のことに注意してください。
- ノードの管理アドレスが ICMP に応答しているかどうかを示す新しいエージェント ICMP 状態が、各ノードと SNMP エージェントに対して表示されます。
- このモニタリングを制御する設定は、依然として [ICMP 管理アドレスポーリングを有効にする] チェックボックスを使用して有効化されます。
- ノードでホストされている IP アドレスの ICMP 状態は、[ICMP 障害ポーリングを有効にする] が選択されている場合にのみ監視されます。
- 時間ベースのしきい値は、変動期間内における指定の期間中に発生するしきい値を提供します。しきい値が Y 時間のうちの X 分を超えると生成されるように、しきい値を設定することができます。
- 管理アドレス ICMP 応答時間のしきい値は設定することが可能です。
- デバイスでインタフェースの再番号付けを検出するために、デバイスプロファイルオブジェクトのインタフェースの再インデックス付けタイプ属性には追加の値 (ifName、ifDescr、または ifAlias) があります。
- 高しきい値を 0 に設定することによって、しきい値が 0 を超えた場合に警告されるようにすることが可能になりました。この機能は、正常に実行中のネットワークでは存在しないはずのエラーや破棄に対してしきい値化を行う場合に便利です。カスタムポーラーでも、この機能を使用できます。
- パフォーマンス管理 (NNM iSPI Performance for Metrics が必要)
- 設定可能なベースラインしきい値 (標準からの偏差の数の設定を含む)。
- 多数の新パフォーマンスメトリックスに関して収集およびレポーティングを行います。
- インタフェースメトリックス
- IF MIB からのその他のインタフェースメトリックス
- Etherlike MIB
- OLD-CISCO-INTERFACES MIB
- ワイヤレス LAN MIB (IEEE802dot11 MIB、CISCO-DOT11-ASSOCIATION MIB)
- WAN メトリックス (DS1/DS3、SONET)
- DSx および SONET の WAN メトリックスのモニタリングに対するモニタリング設定の制御
- ノードコンポーネントメトリックス
- ディスク容量使用率 (HOST-RESOURCES MIB)
- バックプレーン使用率
- CISCO-STACK-MIB (Cisco)
- RAPID-CITY MIB (Nortel)
- XYLAN-HEALTH-MIB (Alcatel)
- ノード可用性 (SNMP) とノード到達度 (ICMP)
- 不正なポーリング。不正なポーリングは、以下のカテゴリに分類されます。
- 非応答ターゲット
- ターゲットエラー (SNMP の「そのようなオブジェクトはありません」エラーなど)
- 無効なデータ (パケット数 > オクテット数など)
- 多数の新パフォーマンスしきい値を使用できます。
- カウントベース、時間ベース、およびベースラインのしきい値:
- ディスク容量使用率
- バックプレーン使用率
- 管理アドレス ICMP 応答時間
- バッファ使用率
- CPU 使用率
- メモリ使用率
- インタフェース入力使用率
- インタフェース出力使用率
- カウントベースおよび時間ベースのしきい値:
- FCS エラー率 (LAN、WLAN)
- キュードロップ率
- バッファ障害率
- バッファ不足率
- バッファ使用率
- ユーザー インタフェース
- デフォルトでは、以前のビューとフォームとの間を移動するための階層リンク付き NNMi コンソールにフォームが開きます。
- 1 つ以上のテーブルエントリまたはマップオブジェクトを右クリックすると、[アクション] コンテキストメニューを使用できます。
- [アナリシス] ペインには、選択したオブジェクトに関する追加情報が表示されます。
- リンクをクリックすると、参照されている項目に直接移動できます。
- 拡張可能な一覧はクリックでき、ノードの IP アドレスやインタフェースの数などを示す総数が表示されます。
- 概要パネルには、オブジェクトの概要が表示されます。
- ノードでは、受信したインシデントの総数が、インシデントを受信した最初の時間、最後の時間、および頻度とともに、概要パネルに表示されます。
- [詳細] タブには、オブジェクトに関してより詳細な情報が表示されます。
- オブジェクトのタイプに基づいて、アナリシスペインのさまざまなタブを使用できます。
- トポロジオブジェクト
- オブジェクトには、関連するトポロジオブジェクト (IP アドレスに対するノードやインタフェースなど) を表示するタブがあります。
- [ステータスの履歴] タブには、エンティティが持っていた各ステータスの時間の割合が表示されます。
- [ゲージ] タブには、状態ポーラーとカスタムポーラーの SNMP データを示すために、リアルタイムの SNMP ゲージが表示されます。
- これらのゲージは、ノード、インタフェース、カスタムノード収集、およびカスタムノードインスタンスと、タイプが CPU、MEMORY、BUFFERS、または BACKPLANE のノードコンポーネントに対して表示されます。
- メトリックスに対するリアルタイムの SNMP 折れ線グラフを起動するためにクリックできるアイコンが、各ゲージの下部に現れます。
- ゲージをダブルクリックすると、ヒント情報を選択してコピーするためのウィンドウが開きます。
- [StatePoller] タブと [カスタムポーラー] タブには、最後に収集した値の結果が表示されます。
- ノードには、sysUpTime と ifNumber を表示する [MIB 値] タブがあります。Cisco ノードには、シャーシシリアル番号も表示されます。
- ノードには、そのノードへのアクセス権を持つセキュリティグループとユーザーグループを表示する [セキュリティ] タブがあります。
- ノードには、選択されているノードの 1 ホップ近隣を表示する [レイヤー 2 マップ] タブがあります。
- レイヤー 2 接続、インタフェース、ポート、および IP アドレスには、2 ポート間の速度、全二重、およびその他の設定の不整合を表示する [接続] タブがあります。
- インシデントには、カスタム属性、親インシデント、子インシデント、および類似インシデントを表示するタブがあります。[カスタム属性] タブには、SNMP の varbind に対するテキスト表記規則値が表示されます。タブには、ソースノードとソースオブジェクトに対する詳細が表示されます。
- ノードグループには、含んでいるノードに対するステータスの円グラフが表示されます。
- ユーザーアカウント、ユーザーグループ、セキュリティグループ、ユーザーアカウントマッピング、およびセキュリティグループマッピングには、未使用のユーザーアカウント、ユーザーグループ、またはセキュリティグループを示すタブが表示されます。
- 新しい初期検出進行状況マップビューは、製品のインストール直後のデフォルトビューです。検出されたコネクタの数が 100 を超えると、[重要な未解決インシデント] テーブルビューが最初の開始ビューになります。この動作を変更するには、[ユーザーインタフェースの設定] フォームで初期ビューパラメータを、インストールのデフォルトから希望の初期ビューに変更します。
- インシデントテーブルには、カラーコード化された行を含めることができます。この機能は、[設定] ワークスペースの [ユーザーインタフェースの設定] フォームを使用して有効化できます。
- 注、インシデントフィールド、[アナリシス] ペイ、および説明における URL (http://、https://、ssh://、telnet://、および mailto:) はクリック可能です。
- オペレータには、[ノード] フォームのノードグループ設定タブが表示されなくなります。表示されるのは [ステータス] タブのみです。管理者のみが、[デバイスフィルタ] タブ、[追加のフィルタ] タブ、[追加のノード] タブ、および [子ノードグループ] タブを表示できます。
- [設定] ワークスペースのビューとフォームは、ツリーコントロールでグループ化されます。
- CSV エクスポート:
- [CSV にエクスポート] を右クリックして、テーブル全体 (または選択されている行) をカンマ区切り値ファイルにエクスポートします。
- リアルタイムの折れ線グラフから .csv ファイルにエクスポートします。
- ノードアクセスメニュー項目:
- 選択されているノード、IP アドレス、またはインシデントソースノードに対して Web ブラウザを起動するためのメニュー項目。
- 新しい[Secure Shell...(クライアントから)] メニュー項目では、ssh:// プロトコルに応答するためにクライアントブラウザの設定が必要です。ご使用のブラウザの設定に関する詳細は、デプロイメントリファレンスの「NNMi で使用する Telnet および SSH プロトコルを設定する」を参照してください。
- SNMP の通信と MIB
- [通信の設定] フォームでの SNMP 管理アドレス選択アルゴリズムの設定: 「シード IP」、「最低ループバック IP」、「最高ループバック IP」、およびインタフェース一致。デフォルトでは、シードされているアドレスに管理アドレスが設定されます。
- デバイスで SNMPv3 エンジン ID の変更を処理するようになりました。
- nnmsnmpset.ovpl コマンドでは、引数として複数の varbind を受け入れるようになりました。
- nnmcommload.ovpl コマンドには、SNMP の有効化、SNMP アドレス検出の有効化、および GetBulk の有効化を設定するためのオプションが含まれるようになりました。
- SNMP MIB ロード:
- 強化された MIB ロードパフォーマンス。
- MIB 規則のより厳格な施行。無効な MIB はロードしません。
- テキスト表記規則に対するサポート: テキスト表記規則のテーブル。MIB Browser、コマンドラインツール、および [アナリシス] ペイで表示できます。
- MIB からトラップとしてインシデントをロードする場合、nnmincidentcfg.ovpl では a -loadMib オプションを持たなくなりました。nnmincidentcfg.ovpl -loadTraps を呼び出す前に、まず nnmloadmib.ovpl を使用して必要な MIB をロードします。
検出
イベントと Causal Engine
- 多数の管理イベントに対するより優れたダンプニングデフォルト。
- ノード停止中、インタフェース停止中、および接続停止中に対するより高速な根本原因インシデント生成。
- Jython バージョン 2.5.1 がイベントアクションに対してサポートされるようになりました。
- trapFilter.conf ファイルは、IP アドレス範囲またはトラップ OID に基づいてトラップをブロックするために使用できます。トラップがトラップバイナリに書き込まれ、レートに対して分析される前に、ブロックが行われます。これは、このフィルタによってブロックされたトラップがトラップ率計算に影響を与えず、また
nnmtrapdump.ovpl
コマンドの使用時に表示されないことを意味します。
- 統合
- HP SiteScope
- SiteScope 監視アラートに対する HP SiteScope トラップ統合
- SiteScope でのアラート状況クリア時におけるトラップのキャンセルが含まれます。
- HP SiteScope システムメトリックス統合 (NNM iSPI Performance for Metrics が必要)
- [統合モジュールの設定] ワークスペースの [HP SiteScope システムメトリックス統合] リンクから設定されます。
- HP SiteScope システムリソースメトリックスに関してレポーティングを行います。
- メモリ使用率
- CPU 使用率
- ディスク容量
- Windows プロセス
- UNIX プロセス
- HP Network Automation
- HP NNMi–HP NA 統合の設定は、HP NA 統合モジュール設定から完全に実行できるようになりました。NNMi 管理サーバーに NA コネクタをインストールする必要性はなくなりました。
- NNMi から NA へのクロス起動時におけるシングルサインオンのサポート
- トポロジ同期の強化点:
- 2 製品間においてより信頼性の高いノード/デバイス識別。
- NNMi によって検出されたノードは、ノードグループメンバーシップに基づいて NA に追加されます。
- 動的なリアルタイム同期。
- 障害、停止、フェイルオーバーなどから回復/復旧するための定期的な完全同期。
- リソースに対する競合を回避するための、スパイラル検出による負荷分散。NNMi への過剰負荷を避けるために調整されます。
- 双方向同期 (NNMi ではノードを NA に追加し、NA ではノードを NNMi にヒントする)。NNMi へ以前に NA シードされたノード。ヒントにより、NA からのノードは、NNMi 自動検出ルールに適合した場合にのみ NNMi によって検出されるようになりました。
- ノード削除同期 (NNMi 削除 -> NA 管理対象外、NA 削除 -> NNMi 削除)。これまでは、NNMi で削除されたノードは NA でも削除されましたが、今後は、単に NA で管理対象外となります。
- 全般
- nnmnodegroup.ovpl コマンドは、ノードグループ名、またはノードグループのノードを一覧表示します。
nnmhealth.ovpl
コマンドには、カテゴリおよび重大度レベルによってフィルタするためのオプションがあります。
- NNMi アプリケーションフェイルオーバーの強化点:
- データベースファイル転送に対して増加されたネットワークスループット。
- アプリケーションフェイルオーバーをサポートするために証明書が nnm.keystore に正常にマージされていない場合を検出します。
- nnmcluster -display を呼び出さなくても、$NnmDataDir/log/nnm/nnmcluster-status.log ファイルにはクラスタの現在のステータスが表示されます。
- デフォルトでは、完全データベースバックアップが 6 時間ごとに転送されます。
- 自動フェイルオーバーを無効化するための新しい com.hp.ov.nms.cluster.autofailover システムプロパティを nms-cluster.properties ファイルで使用できるため、ユーザーは手動フェイルオーバーをいつでも開始することが可能です。
- iSPI NET
- (NNM iSPI NET のみ) nnmooflow.ovpl コマンドでは、インシデントに基づいて診断を実行するために、NNMi への HP Operations Orchestration フロー定義の統合をサポートします。
NNMi 9.01
- 製品のインストール
- 製品の変更
- nnmldap.ovpl に対する -diagnose オプションは、NNMi ユーザーに対して NNMi 管理サーバーの LDAP 設定をテストします。nnmldap.ovpl リファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- 大規模環境におけるマルチサブネット NNMi アプリケーションフェイルオーバーに対するサポート。この変更により、Windows オペレーティングシステムにおけるこれまでの制限が削除されます。
- nnmmanagementmode.ovpl コマンドでは、ノードに加えてインタフェースでも管理モードを設定できるようになりました。nnmmanagementmode.ovpl リファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- NNMi では、VMware ESXi デバイスと、オペレーティングシステムでホストされている ESX バージョンが検出されます。折れ線グラフまたはカスタムポーラーを使用して VMware ESXi デバイスを分析する場合は、『NNMi 9.0x Release Notes Updates』の「Required MIBs for graphing and polling VMware ESXi device information」を参照してください。
- 関連付けられているインシデント設定がない SNMP トラップが受信された場合に通知されるようにするには、未定義の SNMP トラップインシデントを生成するように NNMi を設定できます。デプロイメントリファレンスの NNMi インシデントに関する章を参照してください。
- NNMi では、設定した日数をとおして (SNMP または ICMP によって) 到達不可能なノードを自動的に削除できます。この機能は、NNMi コンソールの [検出の設定] フォームで有効化および設定してください。
- 無番号インタフェースに対する接続の検出。詳細については、UnnumberedNodeGroup.conf と UnnumberedSubnets.conf のリファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- NNMi では、自動検出するためにトラップソースをヒントとして使用できます。この変更により、高速検出が可能になり、検出されるデバイスの数を増加させることができます。
- ESX と ESXi 4.0 の検出に対するサポート。
- IpSubnetContainsIpWithNewMac インシデントと SNMPAddressNotResponding インシデントの定義は、一意の OID 値とデフォルトの UCMDB 強化によって設定 XML ファイルで更新されました。『NNMi 9.0x Release Notes Updates』の「Configuration updates for the IpSubnetContainsIpWithNewMac and SNMPAddressNotResponding incidents require loading」で説明されているとおりに、更新された設定をロードしてください。
- HP NNMiHP NA 統合により、NNMi トポロジから削除されたノードが NA インベントリと同期されます。
- nnmcommload.ovpl コマンドと [特定ノードの設定] フォームでは、優先 SNMP バージョンを設定するための優先 SNMP バージョンオプションが含まれ、SNMPv1 ノードに対する通信設定がロードされるようになりました。
- SNMPv3 通信用の AES-128 プライバシプロトコルに対するサポート。AES-128 プライバシプロトコルの使用には、Java 暗号化拡張機能 (JCE) Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files ライブラリが必要です。詳細については、デプロイメントリファレンスの NNMi 通信に関する章を参照してください。
- HP NNMiHP UCMDB 統合により、サポート対象バージョンである UCMDB 8.x と UCMDB 9.x、および HP BAC 8.x に埋め込まれた UCMDB で、NNMi からの CI ビューの起動がサポートされます。製品バージョンは、[HP NNMi-HP UCMDB の統合設定] フォームの [HP UCMDB バージョン] フィールドで指定してください。
- NNMi 9.0x Patch 1 により、SNMPv1 トラップの agent_addr フィールドのコンテンツよりも、SNMPv1 トラップの UDP ヘッダーの IP アドレスを優先するためのオプションが追加されました。このオプションを使用するには、『NNMi 9.0x Release Notes Updates』の「06/25/2010: NNMi 9.0x Patch 1 adds an option for SNMPv1 trap handling preferences」を参照してください。
完全なマニュアルのセットは、h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals にある HP 製品マニュアルの Web サイトで利用できます。HP Passport アカウントを使用してこのサイトにアクセスするか、新しい HP Passport ID を登録してください。製品として [Network Node Manager]、製品バージョンとして [9.10] を選択し、ご使用のオペレーティング システムを選択します。検索結果からドキュメント一覧を開き、該当するバージョンのドキュメントに対するリンクをクリックしてください。
注: PDF 形式のファイル (.pdf) を表示するには、システムに Adobe Acrobat Reader がインストールされている必要があります。Adobe Acrobat Reader をダウンロードするには、Adobe の Web サイトである www.adobe.com にアクセスしてください。
NNMi ヘルプ システムは、NNMi コンソールとは別に実行できます。NNMi ヘルプの「管理者向けヘルプ: NNMi Help Anywhere, Anytime を使用する」を参照してください。
デプロイメント リファレンス
『HP Network Node Manager i Software デプロイメントリファレンス』は Web 専用ドキュメントで、高度な導入、設定、保守、統合、および NNMi 9.0.x からのアップグレードに関する情報が含まれています。最新バージョンのコピーは、h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals から入手できます。
アップグレードリファレンス
『HP Network Node Manager i Software アップグレードリファレンス』は Web 専用ドキュメントで、NNM 6.x または NNM 7.x から NNMi へのアップグレードに関する情報が含まれています。最新バージョンのコピーは、h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals から入手できます。
ドキュメントに関する正誤表
ドキュメントの正誤表はありません。
『HP Network Node Manager i Software インストール ガイド』の最新バージョンの電子版は、http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals で取得できます。
NNMi をインストールするための要件と手順は、Adobe Acrobat (.pdf) 形式のインストール ガイドに記載されています。ドキュメント ファイルは製品のインストール メディアに含まれています (install-guide_ja.pdf など)。インストール後は、NNMi コンソールの [ヘルプ] → [NNMi ドキュメントライブラリ] → [インストールガイド] からこのドキュメントにアクセスできます。
サポートされているハードウェア プラットフォーム、オペレーティング システム、およびデータベースのリストについては、「対応マトリックス」を参照してください。
NNMi は、インスタントオン 60 日/250 ノードのライセンスとともにインストールされます。このライセンスでは、NNMi Advanced 機能と NNM iSPI Network Engineering Toolset Software も、60 日のトライアル期間中は一時的に有効になります。各ライセンスで利用できる追加機能は、次のとおりです。
NNMi ライセンスの有効性を確認するには、NNMi コンソールで、[ヘルプ] → [システム情報] をクリックし、[ライセンス情報の表示] をクリックします。[システム情報] ウィンドウに表示されているカウントとノード数を比較してください。
ライセンスのインストールと管理の詳細については、『インストール ガイド』を参照してください。
HP Network Node Manager i Advanced Software の機能
NNMi Advanced ライセンスでは、次の機能が有効になります。
- グローバルネットワーク管理。(グローバルマネージャには NNMi Advanced ライセンスが必要ですが、リージョナルマネージャには必要ありません。)
- IPv6 の検出とモニタリング (Windows オペレーティングシステムではサポートされません)。
- ルーター冗長グループ (HSRP、VRRP) のモニタリング。
- [ノード] フォームの [リンク集約] タブに結果が表示されるポート集約プロトコル (PaGP など) に対するサポート。
- RAMS トラップと、RAMS からのパス情報に対する、HP Route Analytics Management Software (RAMS) 統合により、パスビューに表示されるパスが強化されました。
- パス仮想化機能を強化 (等価コスト マルチパスなど)。パスが複数ある場合は、NNM iSPI Performance for Metrics パスヘルスレポートを開くために特定のパスをユーザーインタフェースで選択できます。
- [インベントリ] ワークスペースからの MPLS WAN クラウド (RAMS) ビュー (MPLS WAN クラウドのマップビューを含む)。NNMi ヘルプの「Using Route Analytics Management Software (RAMS) with NNMi Advanced」を参照してください。
- VMware ESX および仮想マシン機能の検出。
HP Network Node Manager iSPI Network Engineering Toolset Software (NNM iSPI NET) のライセンスでは、次の機能が有効になります。
- NNM iSPI NET 診断 - デバイス診断の収集と表示
- インシデントが発生してライフサイクル状態 (登録済み、解決済み) が変化すると、NNMi による診断 (フロー) を実行できます。診断結果は、[インシデント] フォームの [診断] タブで確認できます。診断フローは、ネットワークデバイスにログオンし、設定やトラブルシューティング情報を抽出するためのコマンドを実行する、SSH セッションまたは Telnet セッションです。このような診断の自動化によって、ネットワーク技術者がトラブルシューティング データと診断データの収集に費やす時間を削減できます。
- フローを手動で実行するには、サポートされているノードを選択し、[アクション] → [診断の実行] をクリックします。フローが実行されると、そのノードに関するベースライン データが、[ノード] フォームの [診断] タブに保存されます。
- NNM iSPI NET 組み込みの診断サーバー、または HP Operations Orchestration Central サーバーが事前にインストールされている必要があります。
- 詳細は、[インシデントの設定] フォーム、および [ノード] フォームと [インシデント] フォームの [診断] タブを参照してください。
- NNM iSPI NET SNMP トラップ分析 - トラップ データをユーザー消費フォームに記録
- デバイスまたは SNMP オブジェクト識別子 (OID) ごとの着信トラップ レートを測定します。
- [アクション] → [トラップ分析] を選択すると、NNMi 起動以降、または最後の期間における着信トラップの分析レポートが表示されます。このレポートから、SNMP OID 別またはソース ノード別に、着信トラップ レートのグラフの作成を開始できます。
- ノード別ストームと OID SNMP トラップ別ストームを検出します。
- 詳細については、nnmtrapdump.ovpl リファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- Microsoft Visio へのマップ ビューのエクスポート
- [ツール] → [Visio エクスポート] → [現在のマップ] を選択すると、選択しているマップが Visio ファイルにエクスポートされます。
- [ツール] → [Visio エクスポート] → [保存されているノード グループ マップ] を選択すると、エクスポート対象としてマークされているノード グループ マップが Visio ファイルにエクスポートされます。
- HP Operations Orchestration フロー定義を管理するためのコマンドラインツール。詳細については、nnmooflow.ovpl リファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- 一致しない接続の表示 (HP Network Automation Software が必要)
- 通信速度または全二重通信設定が異なる可能性のあるすべてのレイヤ 2 接続の表を表示します。
- 詳細は、デプロイメントリファレンスの「HP Network Automation」の章を参照してください。
- NNM iSPI NET の詳細は、NNMi ヘルプおよび『HP NNM iSPI Network Engineering Toolset 計画とインストール ガイド』(http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals でご覧いただけます) を参照してください。
- nnmloadseeds.ovpl を実行する、または検出設定テーブルにシードを追加して初期検出を実行するには、事前に、SNMP 設定 ([設定] → [通信の設定]) で、デフォルトまたはノード固有の、あるいはその両方の SNMP コミュニティ文字列を設定しておく必要があります。NNMi でコミュニティ文字列が設定されていないと、初期検出でノードが「非 SNMP」として分類される可能性があります。このような場合は、SNMP 設定を修正した後、nnmconfigpoll.ovpl コマンドまたは [Actions] → [設定のポーリング] を使用して、ノードの検出を再実行してください。詳細については、nnmloadseeds.ovpl と nnmconfigpoll.ovpl のリファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。
- [通信の設定] フォームの [特定ノードの設定] を使用してノードの特別な設定を追加する場合は、最初に考慮する必要がある複雑な要素がいくつかあります。詳細は、デプロイメントリファレンス の 「NNMi 検出」の章を参照してください。
- NNMi は、レイヤー 2 の近接マップ、根本原因分析 (密接に関連している障害の相関関係)、および監視するインタフェースの決定について、レイヤー 2 接続に大きく依存しています。
NNMi では、接続計算を実行するために、レイヤー 2 接続の遠方側ノードで SNMP がサポートされている必要があります。接続の遠方側ノードは、サポートされているデバイスでなければなりません(サポートされているデバイスについては、「対応マトリックス」を参照)。リモート ノードが、サポートはされていないものの、SNMP を発信し、しかも レイヤー 2 接続がない場合は、接続エディタ (nnmconnedit.ovpl) を使用してこの接続を表示できます。詳細については、nnmconnedit.ovpl のリファレンスページ、または UNIX のマンページを参照してください。これら未接続インタフェースの監視のみが必要な場合は、ノード グループと監視の設定を使用して未接続インタフェースのポーリングを有効にします。
- NNMi マップ ビューでは、Web ブラウザのズーム コントロール ([Ctrl+plus] と [Ctrl+minus]) は正しく機能しません。これらのキー操作を使用すると、HTML テキストはズームされますが、アイコン自体はズームされません。代わりに、マップのキーボードアクセラレータ (プラス (+)、マイナス (-)、および等号 (=) のキー) またはツールバーボタンを使用してズームしてください。
-
ファイルの関連付けを使用して Windows で .ovpl スクリプト をリダイレクションしても出力ファイルが生成されないことがあります。例は次のとおりです。
nnmstatuspoll.ovpl -node mynode > out.log
この問題を回避するには、ファイルの関連付けを使用せず、Perl からコマンドを直接実行します。
"%NnmInstallDir%\nonOV\perl\a\bin\perl.exe" "%NnmInstallDir%\bin\nnmstatuspoll.ovpl" -node mynode > out.log
または、次の手順に従って Windows レジストリを修正します。
- Windows レジストリをバックアップします。
- Windows レジストリ エディタ (regedit.exe) を起動します。
- レジストリ内で次のキーを探してクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
- [編集] メニューで [値を追加] をクリックし、次のレジストリ値を追加します。
- 値の名前: InheritConsoleHandles
- データ型: REG_DWORD
- 基数: 10 進数
- 値データ: 1
- Windows レジストリ エディタを終了します。
- nnmincidentcfg.ovpl -loadTraps <mib_module> コマンドでは、すでに NNMi インシデント設定にロードされている SNMP トラップまたは通知を再ロードしません。SUMMARY (メッセージ) や SEVERITY のような MIB ファイル内のトラップ通知の変更は更新されません。この問題を回避するには、[インシデントの設定] フォームから設定済みインシデントを削除し、nnmincidentcfg.ovpl コマンドを使用してインシデントを再ロードします。トラップの MIB 定義を変更した場合は、nnmincidentcfg.ovpl を使用してトラップをロードする前に、まず nnmloadmib.ovpl コマンドを使用して MIB を再ロードする必要があります。
- NNMi 管理ステーションオブジェクトを使用した NNM7.x へのクロス起動には、NNM バージョンとオペレーティングシステムによって異なる特定バージョンの Java プラグインを使用する必要があります。お使いの NNM の最新のリリース ノートを参照し、正しいバージョンの Java プラグインをダウンロードして、NNMi コンソール ユーザーが NNM ダイナミック ビューを起動するときに使用するすべての Web ブラウザにインストールしてください。
- 特大規模環境でシステムのメモリ容量が不足状態になると、必要なパッチが適用されていない HP-UX システムはハングする可能性があります。HP-UX で必要なパッチのリストについては「対応マトリックス」を参照してください。
- デバイスが必須の SNMP MIB 値で応答しないと、NNMi 検出によって、ノード、レイヤー 2 接続、または VLAN が検出されない可能性があります。対応マトリックスの対応ネットワークデバイスを参照してください。
-
NNMi の管理サーバーで、ファイアウォールが着信 HTTP 要求をブロックしている場合は、NNMi コンソールをリモートから起動できません。
Linux ファイアウォールはデフォルトで有効になっています。Linux ファイアウォールを無効にするには、[アプリケーション] → [システムの設定] → [セキュリティ レベル] を選択します。ファイアウォールを完全に無効にするか、または次のように他のポートに明確に追加することができます。
161:udp, 162:udp, <HTTPPORT>:tcp
ここでは、<HTTPPORT> は、/var/opt/OV/conf/nnm/props/nms-local.properties ファイルの jboss.http.port 値によって定義されている NNMi Web サーバーポートです。
- ご使用の環境のディレクトリサービスにアクセスするために LDAP を使用している場合は、そのディレクトリサービスによって報告されるユーザー名と同じもの (大文字と小文字が区別される) を使用して NNMi コンソールにログオンする必要があります。大文字と小文字が区別されないディレクトリサーバーに対してユーザー名に大文字を使用した場合、ディレクトリサービスから返されたユーザー名とログオン時に使用したユーザー名との間で大文字と小文字が一致していないと、インシデント割り当てとマイインシデントビューが機能しません。インシデントの割り当てを実行する際には、大文字と小文字が表示どおりに区別された状態でユーザー名を使用してログオンしてください。
- Windows システムでの NNMi アプリケーションフェイルオーバー:
- Windows プラットフォームでアプリケーション フェイルオーバーが発生すると、Symantec Endpoint Protection (SEP) ソフトウェアで断続的に問題が発生して NNMi クラスタの動作に影響する可能性があります。スタンバイ ノードでデータベース バックアップを受信している場合、SEP が適切なタイミングでファイル ロックを解放しないため、バックアップ処理が失敗することがあります。ただし、エラーが発生するとデータベース ファイルは自動的に再送信されるため、最終的に、この問題は自動的に解決されます。
- Windows にアプリケーション フェイルオーバーが設定されていると、システムのリブートやその他の問題が原因で、psql コマンドが失敗し、Windows デスクトップやイベント ビューアにダイアログ ボックスが表示されることがあります。これらのダイアログ ボックスは動作に影響しないため、無視してかまいません。
-
多数のポーリング対象インスタンスがある収集やポリシーを削除しようとすると、エラーになることがあります。削除しようとすると、NNMi コンソールに「ビジー サークル」アイコンが数分間表示された後、バッチ更新が失敗したことを示すエラー ダイアログが表示されます。このようなエラーは、特定のノードのポーリング対象インスタンスが複数存在する MIB テーブルからデータを収集する場合に発生する可能性が高くなります。この問題が発生する可能性と NNMi の負荷を最小限に抑えるため、本当にポーリングする必要のあるインスタンスのみに対象を絞り込むことをお勧めします。
回避策は、次の順序で実行できます。
- 収集の削除を試行します。失敗した場合は、
- 収集の各ポリシーを個別に削除してみます。
削除できないポリシーについて、次の操作を実行します。
- ポリシーに MIB フィルタ値が設定されている場合は、どの MIB フィルタ変数値にも一致しないパターンにその値を変更します。カスタム ノード収集テーブルをチェックして、このポリシーのすべてのノードの検出が完了していることを確認します。このポリシーのすべてのポーリング対象インスタンスを削除します。
- ポリシーに MIB フィルタ値が設定されていない場合は、そのポリシーを非アクティブに変更します。このアクションによって、ポリシーに関連付けられているポーリング対象インスタンスがすべて削除されます。ポーリング対象インスタンスがすべて削除されない場合は、関連付けられているノードグループを編集して、そのグループからノードを削除します。これにより、カスタムノード収集とポーリング対象インスタンスが削除されます。
- これで、ポリシーを正常に削除できます。
- 収集のすべてのポリシーが削除されたら、収集自体も削除できます。
-
複数の NNMi インストール間を参照する場合、2 番目の NNMi インストールを参照した後で最初のシステムに戻ると、直前の NNMi インストールからログオフされてしまいます。この問題を修正するには、以下を実行します。
以下のファイルを編集します。
- Windows: %NnmDataDir%\shared\nnm\conf\props\nms-ui.properties
- UNIX: /var/opt/OV/shared/nnm/conf/props/nms-ui.properties
以下のいずれかを行います。
- com.hp.nms.ui.sso.isEnabled="false" と設定することにより、シングルサインオンを無効化します。
- すべてのシステムを通じて com.hp.nms.ui.sso.initString パラメータと domain パラメータが同じであることを確認し、シングルサインオンを設定します。両方のシステムではクロックも同期しており、また各システムの FQDN のドメインが一致していて nms-ui.properties の com.hp.nms.ui.sso.protectedDomains で設定されている必要があります。
- nnmsso.ovpl -reload を実行します。
- (Windows のみ) ウイルス対策およびバックアップ用ソフトウェアが NNMi の実行中にファイルをロックし、NNMi の動作が妨げられる可能性があります。ファイルをロックするアプリケーションは、NNMi データベースディレクトリを除外するように設定する必要があります (Windows Server 2008 の場合は C:\ProgramData\HP\HP BTO Software\databases)。
- RAMS 設定の [照会パスワード] フィールドは、同じシステムの同じ NNMi インストールにインポートされた場合にのみ有効となります。異なるシステムにインポートされた場合は、照会パスワードを再入力する必要があります。
- Linux 上では、IPv6 を使用して NNM 6.x/7.x イベントを転送する場合に、ovjboss と PMD の間の通信が失われることがあります。これは、「options inet6」が /etc/resolv.conf で指定されている場合に、IPv6 トンネリングされた IPv4 アドレスが
gethostbyname()
によって返される方法に起因しています。この問題を回避するには、/etc/resolv.conf から options inet6 オプションを削除します。
-
非 DNS ホスト名を使用して間違ったブラウザプロキシを設定すると、ユーザーは NNMi コンソールにログオンできなくなります。NNMi サーバーの FQDN を DNS で解決できないコンピュータで FQDN を使用する場合は、ローカル システムの hosts ファイルにそのサーバーのエントリを追加します。たとえば、「192.168.0.100 myhost.example.com」のように追加します。このホスト名は DNS サーバーによって解決できません。ブラウザに HTTP プロキシを設定した場合、このブラウザでは、NNMi ホスト名を解決するためにプロキシを使用し、hosts ファイルは無視します。DNS では NNMi ホスト名を解決できないため、NNMi コンソールへのログオンに失敗します。この問題を解決するには、ユーザーはプロキシ設定を無効化するか、またはブラウザプロキシ設定に例外を追加する必要があります。ブラウザプロキシ設定に例外を追加するには、次の手順を実行します。
Internet Explorer の場合:
- [インターネットオプション] → [接続] タブで、[LAN の設定] をクリックします。
- プロキシサーバーが設定されている場合は、[詳細] をクリックした後、非 DNS NNMi ホスト名を [プロキシの設定] の [例外] 一覧に追加します。
Firefox の場合:
- [ツール] → [オプション] をクリックします。
- [オプション] ダイアログボックスで、[詳細設定] ペインを選択します。
- [ネットワーク] タブで、[接続] の下にある [接続設定] をクリックします。プロキシが設定されている場合は、非 DNS NNMi ホスト名を [プロキシを使用しない] 一覧に追加します。
- 停止中のインタフェースがあるノードに対しては、ステータスが表示されないことがあります。SNMP 通信に応答するアクティブな IP アドレスが停止中のインタフェースにある場合、そのアドレスは、管理 IP アドレスの候補一覧から除外されます。使用されたヒントまたはシードアドレスが SNMP に応答した場合は、有効なシステム情報とデバイスプロファイルはあっても、SNMP エージェントはないノードが結果として返されます。この問題は設定のポーリングによって解決されます。
- stdout または stderr に大量に出力が送られるようにアクション スクリプトが設定されていると、アクション サーバーがハングする可能性があります。この問題を回避するには、stdout や stderr 以外のファイルに出力をリダイレクトするようにアクション スクリプトを変更してください。
- (Windows のみ) 指定したディレクトリ パスにスペースが含まれていると、nnmcertmerge.ovpl -directoryコマンドは正常に機能しません。この問題を回避するには、C:\Temp など、スペースが含まれないディレクトリ パスに nnm.keystore ファイルと nnm.truststore ファイルを置いてください。
- nnmbackup.ovpl -scope config コマンドでは、ノードセンサーポリシーに対する設定が正しくバックアップされません。(この情報は、トポロジ領域の一部としてバックアップされます。)この問題を修正する更新済み設定ファイルについては、サポート担当者にお問い合わせください。
NNMi が NA およびシングルサインオンと統合されている場合、NA セッションがタイムアウトになると、ユーザーも NNMi コンソールからログアウトされます。NA には、NNMi よりも非常に短いタイムアウト値 (30 分) が設定されています。
インストール時の問題
- 詳細は、インストール ガイドのインストール要件と対応マトリックスを参照してください。
- 製品のローカライズバージョンをインストールする場合は、追加情報について英語以外のロケールの既知の問題のセクションを参照してください。
- NNMi 管理サーバーでは、デプロイメントリファレンスの付録の「NNMi 9.10 およびウェルノウンポート」で説明されているように、プロセス通信に対して複数のポートを、Web サーバーポートに加えて使用します。NNMi をインストールする前に、これらのポートが使用されていないことを確認してください。
- ターミナルサービスを使用した Windows でのインストール:
NNMi インストールはマシンコンソール上でのみ機能します。リモートログオンテクノロジ (リモートデスクトップ接続など) を使用する場合は、セカンダリ接続ではなく、Windows コンソールにアクセスしていることを確認してください。
- シンボリックリンクを使用した Solaris でのインストール:
Solaris で /opt/OV と /var/opt/OV 以外のファイルシステムにインストールする場合は、これらのディレクトリを他のディレクトリへのシンボリックリンクとして作成することができます。この場合、Solaris の pkgadd コマンドでは次の環境変数が設定されている必要があります。
PKG_NONABI_SYMLINKS="true"
- 一部の Linux インストールでは、デフォルトでインストールされ、実行中の Postgres のバージョンがあることがあります。この場合、デフォルトの Postgres インスタンスを無効にしてから NNMi をインストールしてください。NNMi では、同一サーバーでの複数の Postgres インスタンスをサポートしません。既存の Postgres インスタンスが実行中であるかどうかを判断するには、ps –ef | grep postgres コマンドを実行する方法が一番簡単です。Postgres は、chkconfig posgresql off を使用して無効にできます。
- NNMi ではシングルサインオンをサポートします (NNM iSPI やその他の統合製品で使用するため)。
- このテクノロジでは、NNMi 管理サーバーにアクセスするとき、正式な完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用する必要があります。正式な FQDN は、NNMi と NNM iSPI 間のシングルサインオンを有効化するために使用されるホスト名です。FQDN は、解決可能な DNS 名である必要があります。
- インストール システムのドメイン名にドットなしの短いドメイン ("mycompany" など) を使用する場合は、NNMi コンソールから自動的にサインアウトされないように設定ファイルを変更する必要があります。
詳細は、デプロイメントリファレンスの NNMi でのシングルサインオンの使用に関する章を参照してください。
- (Windows のみ) ロケールが英語以外の Windows システムでのサイレントインストール:
ターゲットシステムでのサイレントインストールに対しては、インストールガイドで説明されているように、別のシステムでユーザーインタフェースを使用してインストールを実行してください。この方法でインストールすると、%TEMP%\HPOvInstaller\NNM\ovinstallparams_DATETIME.ini ファイルが作成されます。このファイルは別のシステムに %TEMP%\ovinstallparams.ini としてコピーされ、サイレント インストールされます。英語以外のロケールのマシン (日本語、中国語など) でこのファイルが生成された場合、このファイルをメモ帳エディタで編集すると、UTF-8 としてエンコーディングを指定する 3 バイトの文字列がファイルの先頭に追加されます。この 3 バイトの文字列があると、後続のサイレントインストールプロセスが失敗する原因となります。ovinstallparams.ini file ファイルを修正する場合は、メモ帳の代わりにワードパッド (またはその他のエディタ) を使用することをお勧めします。
- (Windows のみ) インストール ディレクトリのパス名に英語以外の文字を使用しないでください。
- NNMi アプリケーションフェイルオーバークラスタで実行している、NNMi 9.0x の前のバージョンをアップグレードする場合は、詳細な手順についてデプロイメントリファレンスの「アプリケーションフェイルオーバー構成の NNMi の設定」を参照してください。
- 高可用性環境で実行している、NNMi 9.0x の前のバージョンをアップグレードする場合は、詳細な手順についてデプロイメントリファレンスの「高可用性クラスタに NNMi を設定する」の章を参照してください。
- NNMi 管理サーバーに NNM iSPI をインストールしている場合は、NNM iSPI をアンインストールしてから NNMi をアンインストールしてください。この順番でアンインストールしないと、NNMi を再インストールしても、NNM iSPI は個別に再インストールされるまで機能しません。
注: NNM iSPI Performance for Metrics については、上記のアンインストール要件に従う必要はありません。
- NNMi はインストール中に、自己署名証明書を作成します。この証明書により、追加の設定なしに NNMi コンソールへの HTTPS アクセスが可能になります。この証明書は自己署名型であるため、ブラウザによって自動的には信頼されません。そのため、NNMi コンソールを使用するときにセキュリティ プロンプトが表示されます。
- Firefox の場合は、証明書を恒久的に信頼するように設定できるため、このセキュリティ プロンプトが再度表示されることはありません。
- Internet Explorer の場合は、このセキュリティ プロンプトが毎回表示されます。セキュリティ プロンプトが表示されないようにする方法には、次の 2 つがあります。
- 自己署名証明書を各ユーザーのブラウザにインポートします。
- すべてのユーザーのブラウザが信頼するように設定されている CA 署名証明書で、自己署名証明書を置換します。詳細は、デプロイメントリファレンスの「NNMi での証明書の使用」の章を参照してください。
- (Linux のみ) /opt または /var/opt ディレクトリに継承パーミッションを設定すると、その継承パーミッションの制限が厳しすぎる場合に問題が発生することがあります。継承パーミッションは、ディレクトリ自身の set-groupID ビットを有効にすることで作成されます。たとえば、chmod 2755 コマンドの "2" がこのビットに相当します。このパーミッションが "2750" だった場合、/var/opt または /opt のすべての下位ディレクトリも 2750 になり、ワールド (その他のユーザー) による読み取りアクセス権が解除されてしまいます。一部のプロセス (データベースやアクション プロセスなど) は、ルート以外のユーザーとして実行されます。これらのプロセスには、/opt/OV および /var/opt/OV の下にあるファイルへの読み取りアクセス権が必要です。ワールドによる読み取りアクセス権がディレクトリの継承パーミッションによって解除された場合、これらのプロセスは失敗します。
Internet Explorer ブラウザの既知の問題
- Internet Explorer では、デフォルトによって telnet:// URL と ssh:// URL は有効化されていません。telnet プロトコルと ssh プロトコルを有効化する方法については、デプロイメントリファレンスの「NNMi で使用する Telnet および SSH プロトコルを設定する」の章を参照してください。この設定では、各 Web ブラウザクライアントでのレジストリの変更が必要とされます。このレジストリ編集を行わずに[アクション] → [Telnet... (クライアントから)] または[Secure Shell...(クライアントから)] を選択すると、「The webpage cannot be displayed (Web ページ表示不可)」というメッセージが表示されます。
Internet Explorer をブラウザとして使用する場合は、ブラウザの設定は NNMi ビューまたはフォームの名前がタイトルバーに表示されるかどうかを決めます。ビューとフォームのタイトルを表示するように Internet Explorer を設定するには:
- Internet Explorer ブラウザで、[ツール] → [インターネットオプション] をクリックします。
- [セキュリティ] タブ、[信頼済みサイト]、[レベルのカスタマイズ]、[その他] セクションに移動します。
- [Web サイトがアドレスバーやステータスバーのないウィンドウを開くのを許可する] に対して [無効にする] を選択します。
- Internet Explorer では、処理に時間のかかる JavaScript を追跡しており、JavaScript ステートメントの数が最大値を超えると、「This page contains a script which is taking an unusually long time to finish (このページには、実行所要時間が異常に長いスクリプトが含まれています)」というメッセージが表示されます。複雑なマップ操作では、最大デフォルトの 5,000,000 を超える場合があります。この最大時間を調整するには、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Styles\MaxScriptStatements という Windows レジストリの値を変更する必要があります。この値を 0xFFFFFFFF に設定すると無制限になりますが、この設定は推奨されません。詳細については、Microsoft ナレッジ ベースの記事http://support.microsoft.com/kb/175500 を参照してください。
-
マップビューは、Internet Explorer クライアントで適切に作成されないことがあります。そのような場合は、結果として、空白のウィンドウ、またはラベルのみが表示されたウィンドウになります。エラーは報告されません。この多くは、Internet Explorer ブラウザで VML が無効化されていることが原因です。VML (Vector Markup Language) は、Internet Explorer で Web ページにベクトル グラフィックを描画および埋め込みを行うための Microsoft のテクノロジです。この機能を無効にする Microsoft セキュリティ修正がいくつかあります。
VML で VML を必要とするサイトを参照することによって正しく設定されていることを確認できます。
特定のアプリケーションを、異なるドメインにある別のアプリケーションから起動しようとすると、シングルサインオンセッション cookie が Internet Explorer によってブロックされます。この問題を修正するには、Web ブラウザの信頼済みサイトゾーンにアプリケーションサーバーを追加します。
- Internet Explorer ブラウザで、[ツール] → [インターネットオプション] をクリックします。
- [セキュリティ] タブに移動します。
- [信頼済みサイト] アイコンを選択した後、[サイト] をクリックします。
- [信頼済みサイト] ダイアログボックスで、各アプリケーションサーバーを [Web サイト] 一覧に追加します。
- NNM コンソールを使用しているときに Internet Explorer のメモリ使用量が増大するという既知の問題があります。メモリの使用量が多くなりすぎた場合には、Web ブラウザを再起動しなければならないことがあります。
- Internet Explorer の「Quirks モード」を使用するページの <frame> タグ内で統合 URL がレンダリングされると、JavaScript エラーが発生します。
- Internet Explorer では、Quirks モードで URL を起動しないでください。Quirks ドキュメントモードは標準に準拠していないため、現時点では NNMi はこのモードをサポートしていません。
- この状況では、NNMi フォームまたはビューが、他のコンテンツを含む HTML ドキュメント内 (<frame> タグ内など) に配置されると、問題が発生する場合があります。標準ドキュメントモードを有効化するには、HTML ドキュメントの先頭に <DOCTYPE> を選択する必要があります。たとえば、NNMi 統合 URL を参照するフレームを含む Web ページには、次の DOCTYPE を使用しないでください。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">
適切な選択肢として、次のような厳密な DOCTYPE を使用してください。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
- ブラウザとドキュメントモードの確認および変更には、Internet Explorer の開発者向けツールを使用すると便利です。
-
Internet Explorer 8 では、テーブルビューに表示できる行の数に対して制限が設定されています。ユーザーは、スクロールしてもすべての行を表示できません。この問題は、テーブルで行が制限されている場合に適用する回避策を使用して解決します。つまり、表示される行の数が少なくなるようにテーブルをフィルタします。この制限は約 30,000 行ですが、実際にはフォントサイズによってこの値は異なります。
- Firefox では、デフォルトによって telnet:// URL と ssh:// URL は有効化されていません。telnet プロトコルと ssh プロトコルを有効化する方法については、デプロイメントリファレンスの「NNMi で使用する Telnet および SSH プロトコルを設定する」の章を参照してください。この設定では、各 Web クライアントでの telnet アプリケーション、ssh アプリケーション、または両方の設定が必要となります。
デフォルトにより、Firefox では新しいウィンドウではなく新しいタブでウィンドウが開きます。この動作のため、NNMi の開いたウィンドウが前面に表示されないことがあります。このデフォルト設定を変更するには、[ツール] → [オプション] → [タブ] で以下の操作を実行します。
- [新しく別の場所にページを開くとき:] を [新しいウィンドウで開く] に設定します。
- [リンクを新しいタブで開いたとき、すぐにそのタブに切り替える] をオンにします。
この設定は、ターゲットとして「_blank」を使用している Web ページ (一部のヘルプコンテンツなど) に影響を与えます。
-
デフォルトにより、Firefox ではポップアップウィンドウの数が 20 に制限されています。この制限を調整するには、以下の操作を実行します。
- Firefox アドレスバーに、「about:config」と入力します。
- dom.popup_maximum まで下にスクロールした後、ダブルクリックして値を変更します。
- Firefox を再起動して、この変更を有効にします。
- Firefox では、1 つのセッションで 50 フォーム以上を開閉すると、ポップアップが有効化されている場合でもポップアップウィンドウがブロックされるようになることがあり、結果として JavaScript エラーが発生します。この問題を回避するには、dom.popup_maximum の値を増加させるか、またはブラウザを再起動します。この場合の推奨値は、500 を超える数値を入力することです。
Firefox では、処理に時間のかかる JavaScript を追跡しており、タイムアウトを超えると「Warning: Unresponsive script (警告: 応答のないスクリプト)」というメッセージが表示されます。複雑なマップ操作では、最大デフォルトの 5 を超える場合があります。この最大時間を調整するには、以下の操作を実行します。
- Firefox アドレスバーに、「about:config」と入力します。
- dom.max_script_run_time まで下にスクロールした後、ダブルクリックして値を変更します。値は秒単位です。無限を意味する 0 に設定できます (無限はお勧めできません)。
- Firefox を再起動して、この変更を有効にします。
- デフォルトにより、Firefox では、JavaScript によってブラウザウィンドウの上 (前面) にウィンドウを表示させることができません。そのため、前に開いたウィンドウが見えないことがあります。(たとえば、重なったウィンドウの背面でフォームが再度開いている場合があります。)Firefox で前に開いたウィンドウを上に表示させるには、以下の操作を実行します。
- 新しい Firefox ウィンドウで、[ツール] → [オプション] をクリックします。
- [オプション] ダイアログボックスで、[コンテンツ] ペインを選択します。
- (オンになっている) [JavaScript を有効にする] チェックボックスの隣にある [詳細設定] をクリックします。
- [ウィンドウのフォーカス (前面か背面か) を切り替える] をオンにします。
- Firefox では、MIB Browser または Line Grapher の使用中に、要求が完了しているにもかかわらず、まだ処理中であるかのように誤って表示されることがあります。Firefox のステータスバーには、「Transferring data from <NNMi Server> (<NNMi Server> からデータを転送中です)」と表示されます。ここでは、<NNMi Server> はご使用の NNMi 管理サーバーです。詳細は、https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=383811 の Bugzilla 不具合 #383811 を参照してください。
- F5 キーを押して画面をリフレッシュすると、フォームの表示が崩れます。フォームをリフレッシュするには、フォームの [リフレッシュ] ツールバーを使用します。
- 以前に作成したユーザーアカウントを削除して再作成した場合、Firefox の自動入力機能によって、ユーザーインタフェースの通知なしにパスワードフィールドが自動入力されるため、アカウントの作成に失敗します。この問題を回避するには、パスワードを 2 回変更するか、Firefox のフォームの自動入力機能をオフにします。
- Windows オペレーティング システムでは、IPv6 機能はサポートされていません。
- サポートされていない IPv6 機能。以下の機能は NNMi では使用できません。
- IPv6 専用の管理サーバー
- IPv6 ネットワーク パス ビュー (Smart Path)
- IPv6 サブネット接続ルール
- 自動検出に対する IPv6 Ping スイープ
- SNMP を通じた IPv6 アドレス障害モニタリング (IPv4 アドレスでも使用不可)
- IPv6 リンクローカルアドレス障害モニタリング、または検出シードやヒントとして
デバイスサポートの既知の制限
MIB ローダー移行の既知の問題
グローバルネットワーク管理 (GNM) の既知の問題
この Web サイトには、製品、サービス、および HP Software が提供するサポートの問い合わせ情報および詳細が記載されています。詳細については、HP のサポート Web サイトである HP ソフトウェアサポートオンラインをご覧ください。
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- オンラインでの機能拡張リクエストの提出
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- サポート契約の管理
- HP サポートの問合せ先の検索
- 利用可能なサービス情報の確認
- ソフトウェアを利用している他のユーザーとの情報交換
- ソフトウェアトレーニング情報の検索および参加登録
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注: サポートの多くでは、HP Passport へのユーザー登録とログインが必要です。また、多くの場合、有効なサポート契約が必要となります。サポートアクセスレベルに関する詳細は、
アクセスレベルページをご確認ください。
HP Passport ID のご登録は、
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保証について
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ここに記載されている情報は、予告なく変更されることがあります。
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Oracle テクノロジー — 権利制限について
国防省連邦調達規則補足 (DOD FAR Supplement) に従って提供されるプログラムは、「商用コンピュータ ソフトウェア」であり、ドキュメントを含む同プログラムの使用、複製および開示は、該当する Oracle 社のライセンス契約に規定された制約を受けるものとします。それ以外の場合は、連邦調達規則に従って供給されたプログラムは、「制限されたコンピュータ ソフトウェア」であり、関連文書を含むプログラムの使用、複製、および公開は、FAR 52.227-19、『商用コンピュータ ソフトウェア - 制限された権限』(1987 年 6 月) に記載されている制限に従うものとします。Oracle America, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.
Oracle ライセンスの全文は、NNMi の製品 DVD 上にある license-agreements のディレクトリを参照してください。
謝辞
この製品には、Apache Software Foundation で開発されたソフトウェアが含まれています。(http://www.apache.org)
この製品には、Indiana University Extreme! Lab で開発されたソフトウェアが含まれています。(http://www.extreme.indiana.edu)