HP Network Node Manager i Software Smart Plug-in Performance for Metrics/
Network Performance Server リリース ノート
WindowsR および Linux のオペレーティングシステム用
ソフトウェアバージョン: 9.10
発行日:2011 年 3 月
本ドキュメントでは、HP Network Performance Server (NPS) バージョン 9.10 と、関連する HP Network
Node Manager i Software Smart Plug-in Performance for Metrics (iSPI Performance
for Metrics) の概要について説明します。ここには、マニュアルやオンライン
ヘルプには記載されていない重要な情報が含まれています。本ドキュメントには、次の情報があります。
製品の概要
このリリースの新機能
インストールの注記
ローカライズのサポート
既知の問題、制限、回避策
ドキュメントに関する正誤表
ドキュメントの更新
HP
ソフトウェアサポート
ご注意
NPS は、収集されたパフォーマンス データに関するレポートを保存、集計、および提供します。また、NPS は NNMi
の運用レポートの基盤となります。他の iSPI は、レポート表示機能を NPS に依存しています。iSPI Performance for Metrics
は、NNMi がさまざまなネットワーク要素から収集した広範な標準メトリックを分析、処理、および集計することで、NNMi
にパフォーマンス管理機能を追加します。このリリースの iSPI Performance for Metrics には、次の機能があります。
- インタフェース ヘルス レポート
- コンポーネント ヘルス レポート
- パス ヘルス レポート
- カスタム ポーリング レポート
NPS/iSPI Performance for Metrics には新機能が搭載され、機能の強化およびその他の変更が加えられています。
新機能
ユーザビリティ
- レポートを操作するためのユーザーインタフェースが更新および強化されました。新しいサイドナビゲーションパネルを使用して、トポロジや時間の選択の制御、レポート実行履歴の表示、および
NNMi へのナビゲーションバックを実行できるようになりました。
- それぞれに単純なチャートやテーブルなどのみを含むミニレポートを使用して、外部ダッシュボード内に組み込みことができるようになりました。これらは「レポートレット」と呼ばれ、ナビゲーションパネルからアクセスできます。
- レポートでは複数のタイムゾーンがサポートされるようになり、ナビゲーションパネル内でユーザーが設定できます。
- 多くのレポートが拡張され、一度に表示されるメトリックを最大 12 まで選択できるようになりました。
- 多くのレポートが拡張され、メトリック範囲を使用してデータのフィルタリングを実行できるようになりました (例:10% ~ 20% の範囲の可用性)。
新しいレポート
新しいタイプの汎用レポートを複数作成できるようになりました。それぞれは、拡張パックをすべてインストールすると使用できます。これらは以下のとおりです。
- 上位 N チャート - 上位 N レポートのバージョンですが、上位 N テーブルの各エントリに対する個々の履歴チャートが含まれます。
- ピーク期間 - 時間ベースのレポートで、選択したメトリックの最大値を含んだ選択期間内の間隔を表示します。
- ベースラインスリーブとしきい値スリーブ - これらのレポートでは、選択したメトリック、およびそのメトリックと NNMi
内の定義済みしきい値との比較または値の履歴「正常」範囲との比較を表示します。
その他にも、インタフェースヘルスパッケージとコンポーネントヘルスパッケージに対して作成可能になった新しいカスタムレポートが複数あります。概要、ヘッドライン
- エグゼクティブ、およびワイヤレス LAN (インタフェースヘルスに対してのみ) が、新しいタイプのカスタムレポートです。
製品の機能とアーキテクチャ
注目すべき新機能と変更内容は、以下のとおりです。
- ベースラインレポーティングに対するサポート。システムでは、ベースラインメトリックに対して履歴値を追跡し、特定の時間において「正常」範囲と見なされる値を表示できます。
- 予測/予想。ベースラインテクノロジと同時に、製品には、履歴データに基づいて今後の予測を提供する機能も装備されました。
- マルチテナント。NNMi と組み合わせて正しく設定すると、NPS 製品はマルチテナント環境内で実行できます。
- 長期データ保有が強化されたため、履歴データには収集時から最大 400 日間アクセスできるようになりました。
- ログ記録機能が強化されました。
- 環境をより安全にするために SSL サポートが強化されました。
iSPI Performance for Metrics には、インタフェースヘルスおよびコンポーネントヘルスという 2
つの根本的なパッケージが含まれています。これらのパッケージ内で収集されるデータのタイプが拡張され、以下を含むようになりました。
インタフェースヘルス:
- 802.11 ワイヤレス LAN
- Sonet および SDH
- 平均フレームサイズ
- ブロードキャストパケットレート
コンポーネントヘルス:
- ディスク容量使用率
- バックプレーン使用率
- デバイス到達度
- デバイス可用性
- ICMP 応答時間
- 再起動
- 無効なポーリング
サポートされているハードウェア プラットフォーム、オペレーティング システム、およびデータベースのリストについては、サポート
マトリックスを参照してください。これは、製品メディアのルート ディレクトリか次の場所にあります。
HP のサポート マトリックス
注: サポートの多くでは、HP Passport
へのユーザー登録とログインが必要です。また、多くの場合、有効なサポート契約が必要となります。サポート アクセス
レベルに関する詳細は、次のページで確認してください。 「アクセス
レベル」
HP Passport ID に登録するには、次のサイトにアクセスしてください。 「HP
Passport 登録」
次の表は、各オペレーティング システムに対してローカライズされている言語とサポートされているロケールを示しています。
オペレーティング システム |
ローカライズされている言語 |
日本語 |
簡体字中国語 |
Windows |
Japanese |
Chinese_PRC |
Linux |
ja_JP.utf8 |
zh_CN.utf8 |
ローカライズされているバージョンの NPS および iSPI Performance for Metrics を Linux
システムにインストールするには、次の環境変数を設定します。
日本語
$LC_ALL = ‘ja_JP.utf8’
$LANG = ‘ja_JP.utf8’
簡体字中国語
$LC_ALL = ‘zh_CN.utf8’
$LANG = ‘zh_CN.utf8’
ドキュメントに対するローカライズのサポート
- リリース ノートとサポート マトリックスは、日本語と簡体字中国語にローカライズされています。
- インストール ガイドとオンライン ヘルプは日本語にローカライズされています。
このリリースには、未解決の特定問題と一部の制限が含まれています。これらの問題は以下のとおりです (回避策がある場合は併記されている)。
- (英語でインストールされた後に、英語以外のロケールで実行するように再設定されているのではなく)
ネイティブ言語を使用してオペレーティングシステムがインストールされている、英語以外の言語のシステムにインストールしようとすると、インストールに失敗し、「FATAL
ERROR:failed setting permissions on filename (致命的エラー:
ファイル名のパーミッション設定に失敗しました)」というエラーが表示されます。
- 回避策:この問題に関する更新情報については、http://support.openview.hp.com の不具合 QCCR1B87020
を参照してください。
- レポート画面の右上にある「再生」ボタンを押すと、入力プロンプトが表示されますが、内容に関する説明テキストは表示されません。
- 回避策:これらのプロンプトは無視し、[OK]
ボタンが表示されるまで画面の下部へとスクロールすることができます。時間やトポロジなどのレポートコントロールを変更するためのナビゲーションパネルを画面の左側で使用し、レポートを通常どおりに送信することにより、この問題は回避できます。
- 選択したメトリックの値、またはグループコンストラクタを変更すると、プロンプト領域ではそれより下のアイテムに値が伝達され、以前に選択した値が上書きされることがあります。
- 回避策:選択したメトリックの値、またはグループコンストラクタは、変更しようとしているそのアイテムよりも下にメトリックまたはグループコンストラクタが表示されている場合には変更しないでください。
- NNMi での認証後、ユーザーがブックマークに含まれている NPS サーバーのホスト名を変更して、認証に使用された NNMi
とはペアリングされていない (同じネットワークドメインにある) 別の NPS サーバーに直接アクセスしようとすることが考えられます。
- インタフェースヘルスのワイヤレス LAN レポートでは、「重複フレーム」チャートと「復号できないフレーム」チャートのスケールが正しくありません。
- 回避策:これらのチャートでは正しいデータを示していますが、値はパーセントとして解釈されているため、実際の値よりも 100
倍大きいように見え、小数点以下 2 桁まで表示されます。たとえば、重複フレームに対する 40000
という値は、「4000000.00%」と表示されます。
- レポートの PDF バージョンまたは電子メール送信された HTML
バージョン内でデータポイントにドリルダウンしようとすると、便利なナビゲーションポイントではなく、トップレベル BI ポータルページが表示されます。
- 回避策:PDF 形式でレポートを表示する際には、ドリルダウンを行わないでください。代わりに、表示設定を HTML
に変更した後、関心のあるデータポイントにドリルダウンしてください。
- NNMi に対するセッションタイムアウト設定が、NPS に一致するよう設定されていません。NNMi
ブラウザにはログインしていてもレポーティングブラウザにはログインしていない (またはその逆) ことを、ユーザーが見つける場合があります。
- 回避策:ユーザーは、ブラウザを閉じて再起動した後、再度認証されるためにログインする必要があります。
- 製品の監査とアクティビティのログ記録機能に関するドキュメントが不足しています。
- 回避策:ドキュメントに関する最新の更新情報については、オンライン検索を行ってください。
- 「All
Extensionpacks」フォルダは保存対象レポートに対して適切なストレージ場所ではありませんが、ユーザーはこのフォルダにレポートを保存することができます。
- 回避策:一般アクセスが可能なこのフォルダ領域にはレポートを保存しないでください (特にマルチテナント展開環境の場合)。
- 7 日未満の場合、特定の状況においてカレンダーレポートレイアウトが「伸縮」されることがあります。
- 多くのレポートでは、2 つ以上のメトリックを表示するためのオプションがあります。これらのレポートでは、メトリックを 1
つだけ表示させることができません。
- 回避策:1 つ目に選択したものと同じメトリックを 2 つ目にも選択すると、1
つのメトリックしか選択されていないようにレポートが表示されるため、混乱を避けることができます。
- extractData.ovpl ツールを使用した後で、一時ファイルが /tmp ディレクトリに残される場合があります。
- 回避策:これらのファイルは削除できます。作成された全ファイルの明確な一覧は、ツールを実行すると表示されます。
- レポート内から「系列」オプションを右クリックして選択すると、エラーページが表示されることがあります。このオプションは、製品内でサポートされていません。
- NNMi システムでは使用できない Samba をユーザーが選択しても、システムにバンドルされている
nnmenableperfspi.ovpldoes スクリプトによって警告が表示されません。
- PDF
形式で実行した場合、インタフェースヘルス概要レポートには、テーブルの見出しは表示されていても読み手にとっては値が示されていない追加の行が含まれます。
- 表示対象データのポーリング頻度よりも詳細な粒度が選択されているレポートを表示すると、データのない「穴あき」のチャートが表示されます。
- 回避策:使用できる粒度よりも詳細な収集データは表示しないでください。この問題は、「ポーリング時」の表示粒度を使用した場合に特に目立ちます。
- レポートには、事前設定の間隔後に自動的に更新されるようにするための「自動更新」オプションが含まれています。この更新は無期限に継続されるようになっています。ところが、この更新が、不定な期間後に停止してしまうことがあります。
- 回避策:この状況が発生した場合は、手動でレポートを更新する必要があります。
- 選択項目がレポートで更新されるようにするために、[時間コントロール] パネル内にある [送信] ボタンを 2 回押さなければならない場合があります。
- 回避策:[送信] ボタンを押してもレポートがただちに更新されない場合は、ボタンを再度押してください。
- ゲージレポートレットからのドリルスルーに失敗します。
- スケジューリングに適切なレポートテンプレートには、事前実行プロンプトページが含まれています。これらのプロンプトページの実行時に JavaScript
エラーが表示されることがあります。
- 回避策:このようなエラーはページの機能に影響を与えないため、無視することができます。
- NNMi の以前のリリースでは、レイヤー 3
近隣ビュー内でインタフェースをクリックすることにより、その選択肢に基づいてレポートを起動することが可能でした。このオプションは使用できなくなりました。回避策:インタフェースの代わりにノードを選択してレポートを起動した後、トポロジフィルタ領域を使用してレポートをフィルタしてください。
- ベースラインレポートとしきい値レポートに対する事前実行プロンプトページでは、3
つ目のプロンプトページで「確認」ボタンがグレー表示されています。回避策:レポートの下部に表示されている「完了」ボタンを代わりに選択してください。
- ベースラインレポートとしきい値レポートは、カスタム収集を含め、すべてのパッケージに対して作成されます。ただし、パッケージによっては、これらのレポートへの読み込みに必要なデータのタイプが生成されません。その結果として、これらのレポートのバージョンが実際には実行されないことがあります。このような場合には、エラーが表示されます。
- 製品の一部領域で使用されている HP ロゴは、現在のバージョンの企業ブランドではありません。
- 定期レポートに表示されている「最も最近の完了 x」 (x は、時間、日、週、または月の時間選択を示す)
という表記にユーザーが気付くことがあります。これらのオプションはメインナビゲーションコントロールパネルで使用できず、整合性が取れていません。
- 回避策:ナビゲーションパネルには開始時間と終了時間を指定するためのオプションがあるため、ユーザーは必要な時間間隔を明確に定義することができます。
- コンポーネントヘルス概要レポートからドリルスルーした場合、選択したメトリックが移動先のレポートで正しく配置されません。たとえば、ボリュームスタイルメトリックは、パーセントと同じ
y 軸に配置されます。
- 回避策:ユーザーは、レポート内の適切な場所でメトリックオプションパネルを使用して、メトリックの配置を希望どおりに変更できます。
- ナビゲーションパネルの表示領域では、メインの NNMi インタフェースとは若干異なる表示スタイルが使用されています。
- PDF
形式でレポートを保存しようとすると、システムによってファイル名が推奨されます。この推奨名は、ほとんどがランダムな文字から構成されており、保存しようとしているレポートの内容とは特に関連性がありません。
- 回避策:保存対象ファイルの名前は、意味のある名前に変更してください。
- 使用可能なデータの開始と終了の範囲を示しているナビゲーションパネルに表示される時間が、現地時間の表示設定に一致していません。
- 回避策:「MM/DD/YY hh:mm」という形式が使用されています。
- /var/opt/OV/NNMPerformanceSPI/database または Windows
の相当場所にある既存のデータベースファイルのサイズが、resetSPI.ovpl ルーチンによってリセットされません。
- 回避策:必要な場合は、製品を再インストールすると、データベースファイルがリセットされます。
- 新しい予測アルゴリズムには、ユーザーが表示できる関連メトリックのセットが含まれています。これらのメトリックの一部 (線の傾きを含む)
の値は、負である場合があります。このような負の値は、既存のチャートでは表示できません。
- 回避策:テーブル表示レポートには負の値が表示されます。
- 一部のレポートでは、オプションページの幅が広すぎます。そのため、低解像度表示を使用しているユーザーは、ページの特定部分に到達するために左右にスクロールしなけければなりません。
- 回避策:高解像度画面設定やブラウザのズーム機能を活用することで、この問題を対処できます。
- レポート間の移動時に、ユーザーの選択内容は通常は繰り越され、適切な場合には適用されます。場合によっては、ユーザーによって選択されたメトリックが、レポートを移動している間にシステムで「破棄」されてしまうことがあります。ただし、これは比較的稀なケースです。
- 回避策:この状況が発生した場合は、表示させるメトリックを再選択できます。
- チャートでメトリックを表示するために使用される色は、表示させるために選択したメトリックの数によって異なります。これは、たとえば同じチャートの後続実行において、ある反復ではメトリックが緑色で表示されても、別の反復では青色で表示される場合があることを意味しています。
- メトリックの「開始:」と「終了:」の値に対してフィルタリング (例: 1% ~ 5% の可用性)
が行われているレポートからドリルスルーする際に、フィルタ値が同じである場合はドリルスルーで繰り越されません。回避策:単一の値ではなく範囲を網羅するように、フィルタの「開始:」と「終了:」の値を変更してください。
- お客様は、独自のカスタムポール収集を作成してそれらに対するレポーティングを実行する機能を使用できます。各レポーティングパッケージは、レポートの汎用セットとともに
NPS 内に作成されます。パッケージの名前が 32 文字を超える場合、製品内では 1 時間ごとの概要の生成に失敗し、データベースエラーが発生します。
- 回避策:カスタム収集パッケージ名の長さが 32 文字以内であることを確認してください。
- 「クロス起動」パネルを使用してインタフェース設定画面に NNMi をドリルバックすると、ブラウザ内でリンクが壊れる場合があります。
- レポートのスケジューリング中に、入力プロンプトの整理されていない一覧がユーザーに表示されることがあります。
- 回避策:自動実行用のレポートをスケジュールする場合は、「スケジューリングに適切なレポートテンプレート」のフォルダからテンプレートをコピーして、操作を開始する必要があります。1
つ上位のフォルダに含まれているレポートは、動的な実行のためにシステムによって使用されるため、スケジューリングには適していません。
- CSV
レポートオプションは、ナビゲーションパネルからすべてのテーブル形式レポートで使用できますが、自動スケジューリングが設定されている場合には、チャートの詳細レポートでしか使用できません。回避策:ユーザーは、ナビゲーションパネルを使用して任意のテーブル形式レポートを実行し、出力タイプとして
CSV を指定することができます。
- ReportGroupName にマルチバイト文字が含まれている場合、NNMi 内ではカスタム収集の作成に失敗します。
- 回避策:NNMi でカスタム収集を作成する際には、ReportGroupName にマルチバイト文字が含まれていないことを確認してください。
- NPS に対して SSL を有効化した後、Windows 2008 にインストールされている Internet Explorer 8 では、NNMi
コンソールからレポートを起動できません。「Internet Explorer cannot display the webpage (Internet
Explorer ではこのページは表示できません)」というエラーが表示されます。回避策:Firefox ブラウザを代わりに使用するか、または暗号強度が
128 ビットバージョン (8.0.6001.18702) である Internet Explorer 8 を Windows 2008
以外の別のシステムから起動してください。
- 組み込みの ThirdPartyCertificaeTool によって生成される SSL 証明書要求ファイルは、512
ビットキーです。現時点では、サードパーティの証明機関によってこれを証明することはできません。
- BI パスワードを変更すると、BI サーバーが再起動されます。BI サーバーを監視しているその他のプロセスも、BI
サーバーを再起動しようとする場合があります。再起動が二重に試行されることによって、エラーメッセージが表示される可能性があります。回避策:このエラーメッセージは無視してかまいませんが、ステータスが疑わしい場合は、statusBI.ovpl
を使用すると、BI サーバーの実際の状態をいつでも確認できます。
- 同一システム上では、異なる 2 つの NPS
システムに対して同時にブラウザを開くことができません。セッション機能に関するエラーが表示されます。回避策:異なるブラウザタイプ (つまり、1 つには
Firefox、もう 1 つには Internet Explorer) を使用すると、同じクライアントからでも 2 つの個別の NPS
システムに接続することが可能です。
- 前のリリースから NPS
をアップグレードすると、カスタマイズした電子メールサーバーやファイル保存用ディレクトリなどが失われます。回避策:Cognos
構成のエクスポートメカニズムを使用して設定をバックアップしておき、アップグレード後に再インポートしてください。この方法は、リモート電子メールサーバーの ID
とファイル保存用ディレクトリの場所を維持するのに特に便利です。
- perl.exe プロセスが Windows で異常終了する場合があります。この状況が発生すると、Windows
イベントビューアの「アプリケーション」の下にメッセージがログ記録されます。このメッセージは、カスタム収集パッケージの作成中に表示されたメッセージです。
- 整数トポロジ属性に対するドロップダウンセレクタでは、属性の英語名が正しく表示されません。代わりに、英語のテキストに近いと思われる
(ただし、同じではない) 使用可能な名前が表示されます。
- PerfSPI
認証画面でログインする際に間違ったパスワードを入力しても、警告メッセージが表示されずに画面が単に更新されます。回避策:パスワードを正しく入力すると、通常通りに認証が行われます。
- 期間が「過去 24
時間」のレポートレットに対してブックマークを作成すると、「最も最近の完了日」がレポートレットに表示されることがあります。回避策:「過去 12
時間」など、より短い期間を使用すると正しく動作します。
- シングルサインオンが設計どおりに機能するためには FQDN が必要であると、インストールガイドには記載されています。ところが、特定の状況下では IP
アドレスを使用しても同じ結果が得られるとも、続けて説明されています。この後続の説明は誤りで、FQDN が必要とされます。
iSPI Performance for Metrics
オンラインヘルプのメトリックの用語集には、デフォルトで使用されるメトリックの完全な一覧と定義は含まれていません。
本リリース ノートの 1 ページ目には、次の識別情報が記載されています。
- ソフトウェアのバージョンを示すバージョン番号
- ドキュメントの更新ごとに変更される発行日
最近の更新を確認する、または最新のドキュメントを使用しているかどうかを確認するには、次の URL にアクセスしてください。 「HP ソフトウェア製品マニュアル」
ドキュメントを取得するには、次を選択します。
- 製品名。
- バージョン リスト。
- オペレーティング システム。
- 指定する言語。
- ドキュメントのタイトル。
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- サポートケースの提出および経過のトラッキング
- オンラインでの機能拡張リクエストの提出
- ソフトウェア パッチのダウンロード
- サポート契約の管理
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- ソフトウェアを利用している他のユーザーとの情報交換
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