本ドキュメントでは、HP NNM iSPI for Performance Software バージョン 8.10 の概要について説明します。
マニュアルまたはオンライン ヘルプには記載されていない重要な情報が含まれています。
サポートされているハードウェア プラットフォームおよびオペレーティングシステムのリストについては、対応マトリックスを参照してください。インストールメディアのルート ディレクトリに、対応マトリックスとリリース ノートの両方が含まれています。
概要
ドキュメントの更新
インストールの注記と対応マトリックス
既知の問題、制限、回避策
ローカル言語のサポート
HP ソフトウェア サポート
ご注意
NNM iSPI for Performance 8.10 は、このソフトウェアの 2 番目のリリースです。
最新の更新状況の確認、使用しているのが最新版かどうかの確認には、HP 製品マニュアルの Web サイト (http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals) を参照してください。
注意:PDF 形式のファイル (*.pdf) を表示するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。Adobe Acrobat Reader をダウンロードするには、Adobe の Web サイト www.adobe.com にアクセスしてください。
Performance SPI をインストールするための要件と手順は、Adobe Acrobat (.pdf) 形式のインストール ガイドに記載してあります。ドキュメント ファイルは製品のインストール メディアに含まれています。
サポートされているハードウェア プラットフォームおよびオペレーティングシステムのリストについては、対応マトリックスを参照してください。
以下には、リリースの時点で既知の問題と一般的なヒントとコメントが示されています。
説明 |
perfSPI がアンインストールされると、HP および HP Software ディレクトリ ツリーの下のファイル システムに一部のディレクトリが残る場合があります (正確な場所は、システムにより異なります)。 たとえば、
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ユーザが NNM で Performance SPI の機能を有効にしようとするときに jboss が実行中でない場合、エラー メッセージが表示されます。 |
ユーザがプロンプト ページを使用して多くのフィルタを選択し、ライブ レポートを表示する場合、レポートを自動的に最新表示するときに、不必要な改ページが挿入される可能性があります。 |
インストールのルーチンでは、代替言語を選択したとしても、一部のテキストが英語で表示されます。 |
このアプリケーションは日本語の文字をサポートするシステムをインストールしますが、インストール ディレクトリには日本語の文字を使用しないでください。 |
NNM で PerfSPI 有効化スクリプトを実行するときに、ユーザがタスクのリスクを示されたときに続行しないことを選択した場合、これまでに何も行っていないとみなされる旨を示すメッセージが表示されます。 |
NNM で PerfSPI オプションを無効にすると、NNM メニューからライセンスまたはアクションが削除されますが、SPI に対して設定された追加のオペレーティング システムのユーザまたはネットワーク ドライブのシェアは削除されません。 |
このソフトウェアの Windows バージョンは、64 ビット バージョンの Windows でのみサポートされます。32 ビットの Windows システムへのインストールは可能ですが、サポートされていません。 |
説明 |
PDF 形式で示されたレポートでは、URL が埋め込まれていたとしても、レポートでドリルスルー機能は使用できません。これらのリンクをクリックすると、ブラウザ 404 (ページが見つからない) エラーが発生します。 |
長い時間ブラウザを開いたままにしているユーザには、席に戻った時に見慣れないログイン ページが表示されている場合があります。このページからは、NNM にログインして戻ることができません。ブラウザで NNM に手動で指示して戻る必要があります。 |
[Report Menu] レポートは、Cognos Connection レポート ナビゲーション システムを使用して表示する場合に不必要なプロンプト ページを表示します。このレポートは実際に、他のレポートのコンポーネントで、このように単独で表示すると情報を含みません。ユーザはプロンプト ページの場合のようにそれを表示する必要はありません。 |
レポートのスケジュールが決められているとき、レポートをフィルタリングするオプションがあらかじめ選択されます。スケジュールを使用して生成されたレポートを表示するユーザは、ランタイムにオプションを変更することはできず、結果としてオプションのページを表示しようとすると空のページが表示されます。 |
「Detail Archive」パッケージからレポートの定期的な実行のスケジュールを決めることはできません。詳細なアーカイブ レポートは、(本質的に)一定の時間にわたってスタティックなため、それらのスケジュールを定めることはユーザが行わなければならないアクションではありません。 |
データ エクスプローラ ライブ レポートの中で時間選択オプションを変更するとき、以下のようなエラー メッセージが表示される場合があります。"Referenced data item '2008-10-07' is not found in the query 'Summary Cross Tab Query' (参照データ項目「2008-10-07」が、クエリ「サマリ クロスタブ クエリ」で見つかりません) このエラーはこのレポートの中で複数の時間を選択しないようにすることで回避することができます。 |
Cognos は、ユーザのブラウザとcognos レポート サーバの間の非同期通信モードを利用します。複数のブラウザ ウィンドウを開き、同時にperfSPI レポートを起動すると、以下のエラーが発生する場合があります。
このエラーは、Cognos オペレーションでローカル ファイアウォールが障害となっている場合やシステムの仕様が Performance SPI に必要な要件よりも大幅に低い場合にも表示されます。 |
Javascript に依存する URL をレポートします。表示された URL に基づいた進む、戻る、最新表示やブックマークのブラウザ コントロールは期待とおりに動作せず、ほとんどの場合、以下のような結果が得られます。
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Firefox ブラウザでは、照会スタジオ内のメトリックスをドラッグ アンド ドロップすることをサポートしません。 メトリックス挿入の他の方法も利用可能です (ダブルクリックするか、Insert ボタンを押す) |
長いポーリング間隔を使用する場合 (例、1 時間)、チャート詳細レポートには正しくない時間範囲が表示される場合があります (例、レポートには 60 分と書いてあっても内容は 6 時間を表示しているなど)。 |
ヒート チャート レポート タイプは、PDF 形式で表示するとき、正しくレンダリングされません。最初の列のセルは、一定でなければならないとき、ヘッダと同じ幅になるように伸ばされます。 |
[個人用 フォルダ] から実行したレポートの場合、[ブックマークの追加] パネルには、無効な URL が表示されます。 |
パッケージのすべてのレポートには、ユーザが表示を制限するように設定できるパラメータの共有セットがあります。さらに、多くのレポートには、余分でレポート特有のパラメータがあります。これらのレポート特有のパラメータは、ユーザがレポートのブックマークを作成するときには取り込まれません。ユーザは、ブックマークを使用してレポートを起動するときにマニュアルでそれらを設定する必要があります。 |
英語以外の言語でブラウザを実行しているユーザの場合、ブックマークが正しく機能しないことがあります。ブラウザのロケールを英語に変更し、ブックマークを作成し、再び、ロケールを変更すると、ブックマークが正しく機能するはずです。 |
説明 |
UNIX プラットフォームで about.ovpl スクリプトを実行すると、ユーザは任意のキーを押して続行するように指示されます。実際には、Return キーを押す必要があります。 |
一部のインスタンスでは、SHS コレクタを実行すると、HPUX システムでデータは収集されません。ログ ファイルが大きくなりすぎる場合に起こり、その製品のロギング レベルを変更することで修正できます。 |
Data Explorer レポートは「非管理対象」項目のタグを示します。これらはダミーのトポロジ エントリで、それらに関連付けられたメトリックスはありません。 |
一部のレポートは、カラー プリンタが使用されない限り印刷されたときに解読が困難です。 |
NNM 管理ユーザは、BI Server Portal (Cognos 接続) に自動的に管理アクセスを持ち、広範な設定オプションが与えられます。 管理ユーザは、BI Server ポータルの [ヘルプ] リンクから利用可能なオンライン ヘルプとチュートリアルを使用してポータル機能とその能力を学習する必要があります。 |
NNM とPerfSPI は同じネットワーク ドメインに存在しなければなりません。それらは別のサブドメインに存在することもできます。 |
レポートを実行するときには砂時計が表示され、バックグラウンドでレポートを実行させるかどうか問い合わせるメッセージが表示されます。そのためには、代わりに配布方法を選択する必要があります。電子メール経由でレポートを送信することができることを保障するためには、追加の設定が必要です。保存されたレポートを表示したり、保存されたレポートの表示は、BI Server Portal を通じて行う必要があります。 |
非 Windows プラットフォームで PerfSPI を実行するとき、NNM から受信したノード グループ名(マルチバイトの文字を含む)が、自動的に生成されたノード グループ名('group' + 'groupid' の形式、groupid は NNM の内部の参照番号)で置き換えられます。この置き換えは、Cognos テクノロジーの制限のために必要です。 |
非 Windows プラットフォームで PerfSPI を実行するとき、曜日はクライアントがどの言語を使用しているかにかかわらず、常に英語で表示されます。 |
MadCap Flare オンライン ヘルプ ツールに問題があるため、MadCap Flare により生成されたオンライン ヘルプ インデックスの漢字は、正しい順番に並べられていません。 |
App Failover は iSPI Performance v8 では使用できません。将来のバージョンで使用できます。 |
HP NNM iSPI for Performance 8.10 は、次のロケールのみをサポートします。
英語
日本語
簡体字中国語
次の HP のサポート Web サイトにアクセスしてください。
www.hp.com/go/hpsoftwaresupport
HP ソフトウェア オンライン サポートでは、対話形式の技術サポート ツールに手早くアクセスできます。お客様は以下のことができます。
· 関心のあるドキュメントの検索
· サポートケースの提出および経過のトラッキング
· オンラインでの機能拡張リクエストの提出
· ソフトウェアパッチのダウンロード
· サポート契約の管理
· HP サポートの問合せ先の検索
· 利用可能なサービス情報の確認
· ソフトウェアを利用している他のユーザとの情報交換
· ソフトウェアトレーニング情報の検索および参加登録
注意: 大部分のサポートには、HP Passport へのユーザ登録とログインが必要です。また、サポート契約が必要な場合もあります。サポート アクセス レベルと HP Passport の詳細については、次の URL にアクセスしてください。:
support.openview.hp.com/new_access_levels.jsp
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UNIX® は、オープングループの登録商標です。
注意:他社のライセンス契約の詳細については、NNM 製品 DVD-ROM の license-agreements ディレクトリを参照してください。