カスタマイズして出力したドキュメント:
ドキュメントリリース日: 2014年1月 (英語版) ソフトウェアリリース日: 2014年1月 |
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『HP Cloud Service Automation 4.00用インストールガイド』はインタラクティブドキュメントであり、ユーザー環境にHP Cloud Service Automation (HP CSA) ソリューションをインストールする上で必要になる内容を、ユーザーが提供する情報に基づいて説明します。
次の図は、HP Cloud Service Automationソリューションのインストールと構成の大まかな手順を示しています。
下のオプションを選択して [表示] または [印刷] をクリックすると、選択したオプションに基づいて、インストールと構成に関するドキュメントを作成できます。このドキュメントでは、インストールと構成に必要なタスクを詳しく説明します。また、作業では、提供元のドキュメントの参照が必要になることもあります。
注: 無効なオプション (選択できないオプション) は、他に選択したオプションとの組み合わせ上、選択できないオプションです。オプションが無効になっている場合は、有効なオプションを選択してください。セクション内で選択可能なオプションが1つしかない場合もあります。
HP Cloud Service Automationの一般的な内容については『HP Cloud Service Automationコンセプトガイド』を参照してください。
サポート対象のコンポーネントとバージョンについては、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
HP CSAバージョン4.00へのアップグレードについては、『HP Cloud Service Automation Upgrade Guide』を参照してください。
バージョン: 4.00
ドキュメントリリース日: 2014年1月 (英語版)
ソフトウェアリリース日: 2014年1月
次の手順は、ユーザーの選択によってカスタマイズされます。選択が正しいことを確認してください。
選択が正しくない場合は、[変更] をクリックします。
前のページで選択した内容に応じて、次の手順を実行してください。次の順序で実行することをお勧めします。
このガイドでは、HP Cloud Service Automationソリューションのインストールについて説明します。ソリューションの実装作業には、統合する製品とHP Cloud Service Automationソリューションに関する知識が必要になります。このガイドの内容は、統合製品のドキュメントと併せて参照することを目的に提供されており、統合製品のドキュメントの代わりに使用するものではありません。主要な製品ドキュメントには、最新情報が記載されています。参考として提供されているドキュメントは、適宜参照してください。
ドキュメントの参照についての詳細は、『HP Cloud Service Automationコンセプトガイド』を参照してください。
バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
いずれのドキュメントもHPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) に掲載されています。
HP CSA用にグループとユーザーを構成します。
csagrpという名前のグループを作成します。次の内容を入力します。
groupadd csagrp
csauserという名前のユーザーを作成し、このユーザーをcsagrpに割り当てます。次の内容を入力します。
useradd -g csagrp -m csauser
(Ubuntu) または
useradd -g csagrp -m csauser -s /bin/bash
(RHEL)
csauserにパスワードを割り当てます。次の内容を入力します。
passwd csauser
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
HP CSAインストーラーを実行するには、JREのサポート対象バージョンがシステムにインストール済みであることと、JREがシステムレジストリで構成されているか、JREバイナリのパス (<JREインストール>\bin
) がシステムパス変数で定義されていることが必要です。JREバイナリのパス (<JREインストール>/bin
) がシステムパス変数で定義されていることが必要です。JREのサポート対象バージョンは、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) に掲載されている『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
HP CSAでは、HP CSA専用にOpenJDK JREがインストールされます (デフォルトのインストールディレクトリはC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA\openjre/usr/local/hp/csa/openjre
です)。ただし、サポート対象の別のバージョンのJREを選択することもできます。HP CSAのみが使用できるように、専用のJREをインストールすることをお勧めします (このJREのパスはインストール時に指定できます)。このドキュメントでは、JRE (HP CSA専用のJRE) のインストールディレクトリを<csa_jre>
$CSA_JRE_HOME
で示します。
HP Operations Orchestrationにより、HP Operations Orchestrationで使用するJREもインストールされます。このJREのデフォルトディレクトリは、%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6$ICONCLUDE_HOME/jre1.6
です。
HP CSAとHP Operations Orchestrationが同じシステムにインストールされている場合、JREが複数インストールされることになるので、コマンド実行では正しいバージョンのJREを使用する必要があります。コマンドで使用するJREのパスは、HP CSAのドキュメントで指定されています。たとえば、HP Operations Orchestrationの証明書をエクスポートする場合、HP Operations OrchestrationのJREを使用し、HP Operations OrchestrationのJREのパス (%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6$ICONCLUDE_HOME/jre1.6
) を指定します。HP Operations Orchestrationの証明書をHP CSAの信頼ストアにインポートする場合、HP CSAのJREを使用し、HP CSAのJREへのパス (<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
) を指定します。
HP CSAが使用するJREは、csauserでインストールする必要があります。
注: HP CSAをFIPS 140-2準拠に構成する場合は、HP CSA専用にサポート対象のJREをインストールする必要があります。サポート対象のJREのバージョンについては、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
製造元のドキュメントに従ってデータベースをインストールします。データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。
サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』 (HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能) を参照してください。
サポートされているバージョンのJDBC .jar
ファイルをダウンロードし、HP CSAがインストールされるシステムに保存します。ファイルを保存する場所の情報を、HP CSAのインストール時に入力する必要があります。
以下のタスクは、HP CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。
HP CSAをインストールする場合、データベースユーザーが必要になります。データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: データベース名とユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
HP CSAのインストール時に、CSAデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでHP CSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
CREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser WITH DEFAULT_SCHEMA = csa;
オプションで、HP CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、HP CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
ローカライズをサポートするには、OracleデータベースインスタンスでUTF-8文字エンコードとマルチバイト文字をサポートする必要があります。データベース管理者と共に作業して、次のパラメーターを指定された値に設定します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
パフォーマンス上の理由から、HPでは、CSA_DOCUMENTテーブル用のLOBを格納する新しいテーブルスペースを作成することをお勧めします。データベース管理者と共に作業して、HP CSAが使用するテーブルスペースを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。HPでは、初期のテーブルスペースのサイズを少なくとも3 GBにすることをお勧めします。
このテーブルスペースは、HP CSAのインストール前に作成する必要があり、HP CSAのインストール後すぐに構成する必要があります。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。Microsoft SQL Serverは、混合モード認証を有効にしてインストールする必要があります。Microsoft SQL Serverのインストール時に、[Database Engine Configuration] ダイアログの [Authentication Mode] で、[Mixed Mode (SQL Server authentication and Windows authentication)] を選択します。
以下のタスクは、HP CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。データベース管理者と共に次のタスクを実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
HP CSAがデータベースにログインするには、Microsoft SQL Server上でTCP/IPを有効にする必要があります。デフォルトでは、TCP/IPはMicrosoft SQL Server上で無効になっている可能性があります。TCP/IPの構成を確認します。
SQL Server構成マネージャーから次の手順を実行します。
HP CSAをインストールする場合、データベースユーザーが必要になります。
注意: データベース名とユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
HP CSAで使用するデータベースユーザーを作成するには、次の手順を実行します。
HP CSAのインストール時に、CSAデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでHP CSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
CREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser WITH DEFAULT_SCHEMA = csa;
オプションで、HP CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、HP CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
パフォーマンス上の理由から、HPでは、新しいファイルグループをCSA_DOCUMENTテーブルに関連付けることをお勧めします。データベース管理者と共にHP CSAが使用するファイルグループを構成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。HPでは、初期のファイルグループのサイズを少なくとも3 GBにすることをお勧めします。
ファイルグループは、HP CSAのインストール後に構成します。
サポートされているデータベースバージョンのリストについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
製造元のドキュメントに従ってデータベースをインストールします。データベースのインストールは、通常、データベース管理者と協力して行います。
以下のタスクは、HP CSAをインストールする前に完了しておく必要があります。データベース管理者と共に次のタスクを実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
HP CSAをインストールする場合、データベースユーザーが必要になります。次の手順を実行します。
データベースをホスティングしているシステム上で、postgresql-client
postgres-client.rpm
をインストールします (インストールされていない場合)。rootユーザーとして、次のように入力します。
apt-get install postgresql-client
rpm -ivh postgres-client.rpm
共有ライブラリのパスをPostgreSQLライブラリ (<postgresql_installation>/lib
) が含まれるように設定します。たとえば、PostgreSQLを/opt/PostgreSQL/9.2/
にインストールした場合、次のコマンドを実行します。
export LD_LIBRARY_PATH=/opt/PostgreSQL/9.2/lib:$LD_LIBRARY_PATH
postgresユーザーとしてpsqlにログインします。次の内容を入力します。
psql -h localhost -U postgres -d template1
プロンプトが表示されたら、postgresユーザーのパスワードを入力します。
HP CSAデータベースユーザー (csadbuser
など) を作成します。このユーザーは親ロールの権限を継承するスーパーユーザーである必要があります。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role csadbuser login password '<csadbuser_password>' superuser inherit;
HP CSAのインストール時に、CSAデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
レポートデータベースのロールと読み取り専用ユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。次の手順に従って、データベース管理者と共にロールと読み取り専用ユーザーを作成します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBRoleロールとCSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
Create user CSAReportingDBUser identified by CSAReportingDBUser;
Create role CSAReportingDBRole;
Grant CREATE SESSION to CSAReportingDBUser;
Grant CSAReportingDBRole to CSAReportingDBUser;
Alter user CSAReportingDBUser default role CSAReportingDBRole;
レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
レポートデータベースユーザーを、ロールなしでHP CSAデータベースに追加します。
たとえば、次のコマンドを実行すると、CSAReportingDBUser読み取り専用ユーザーが作成されます。
CREATE LOGIN CSAReportingDBUser WITH PASSWORD = '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>';
CREATE USER CSAReportingDBUser FOR LOGIN CSAReportingDBUser WITH DEFAULT_SCHEMA = csa;
オプションで、HP CSAで使用するレポートデータベースユーザー (CSAReportingDBUser
など) を作成できます。レポートデータベースユーザーが必要になるのは、HP CSAのレポート機能を使用する場合のみです。このユーザーには読み取り専用権限が必要です。
注意: ユーザー名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
psqlプロンプトから、次のように入力します。
create role CSAReportingDBUser login password '<CSAレポートデータベースユーザーのパスワード>' nosuperuser nocreatedb nocreaterole inherit;
このユーザーを構成する場合、HP CSAのインストール時に、CSAレポートデータベースユーザーのプロンプトが表示されたら、このユーザーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
HP CSA用の新しいデータベースを作成します。HP CSAデータベースユーザーにはこのデータベースに対するすべての権限、レポートデータベースユーザーには読み取り権限を付与します。
注意: データベース名には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、c$adbは有効な名前ですが、c$$adbおよびc$ad$bは有効な名前ではありません。
たとえば、csadb
という名前のデータベース、csadbuser
という名前のHP CSAユーザー、CSAReportingDBUser
という名前のレポートデータベースユーザーを作成する場合、psqlプロンプトから次のコマンドを入力します。
create database csadb with owner=csadbuser connection limit=-1;
grant all on database csadb to csadbuser;
grant connect on database csadb to CSAReportingDBUser;
psqlを終了します。psqlプロンプトから、次のように入力します。
\q
正しいバージョンのHP Operations Orchestrationをインストールし、適切なレベルのパッチを適用します。バージョンの要件については、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
既存のHP Operations Orchestrationを使用する場合は、正しいバージョンのパッチと更新が適用されていることを確認してください。
注: インストールログファイルは、
ディレクトリに書き込まれます。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\_CSA_4_0_0_installation\Logs\
HP Cloud Service Automation (HP CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
setup.exe
インストールファイルを実行します。
[Introduction] 画面で情報を読み、[Next] をクリックします。
使用許諾契約書を読み、[I accept the terms of the License Agreement] を選択します。[Next] をクリックして、インストールを続行します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of HP CSA is configured in the registry. However, HP CSA has been uninstalled (the HP CSA installation directory %CSA_HOME% does not exist). You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing HP CSA. Refer to the HP Cloud Service Automation Installation Guide for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し (隠しファイルの表示が必要になることがあります)、バックアップコピーを作成して、HP CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再起動します。
HP CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、<csa_jre>
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) に掲載されている『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
デフォルトでは、HP CSAにバンドルされているOpenJDK JREが選択され、インストールされます。OpenJDK JREを使用する場合は、[Next] をクリックします。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA\openjre
です。
Oracle JRE
HP CSA用にOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合は、[Oracle JRE] をクリックしてこのJREをインストールした場所を選択し、[Next] をクリックします。
Oracle JREホームディレクトリのデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがHP CSAで使用する必要があるJREでない場合は、[Choose] を選択し、HP CSAで使用するJREをインストールした場所を選択します。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスです。しかし、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
HP CSAをインストールする場所を選択し、[Next] をクリックします (
がこの場所に設定されます)。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
デフォルトの場所はC:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA
です。
注: HP CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、HP CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
注意:
ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスです。しかし、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。
HP CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要がある、またはHP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
Database Type | インストールしたデータベースのタイプ (Microsoft SQL Server)(Oracle)(PostgreSQL)。 Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (HP CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。[Choose] をクリックしてディレクトリを選択します。
注意: ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスです。しかし、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。 |
Database Name | HP CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスの名前。新しいHP CSAデータベーススキーマを作成している場合、これはHP CSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスの名前になります。前回HP CSAバージョンHP 4.00を正常にインストールした際に作成された既存のHP CSAデータベーススキーマを使用する場合は、HP CSAデータベーススキーマが存在しているデータベースインスタンスの名前になります。Oracleデータベースの場合は、システムID (SID) になります。 |
Database Host | データベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server)1521 (Oracle)5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号。 |
CSA Database User Name | データベースのインストール後、HP CSA用に構成したデータベースユーザーのユーザー名。 |
CSA Database Password | データベースユーザーのパスワード。 |
CSA Reporting Database Username | オプション。データベースのインストール後、HP CSAのレポート用に構成したデータベースユーザーのユーザー名。 |
CSA Reporting Database Password | CSAレポートデータベースユーザーのパスワード。 |
HP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスを定義します。データベース情報を入力して、[Next] をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
---|---|
Database Type | インストールしたデータベースのタイプ (Microsoft SQL Server)(Oracle)(PostgreSQL)。(Microsoft SQL ServerまたはOracle)。(Microsoft SQL Server、Oracle、PostgreSQLのいずれか)。 Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (HP CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。[Choose] をクリックしてディレクトリを選択します。
注意: ディレクトリパス全体には、複数のドル記号 ($) を含めることができません。たとえば、C:\HP\C$A\JavaおよびC:\HP\CSA\Java$は有効なパスです。しかし、C:\HP\C$A\Java$およびC:\HP\C$$A\Javaは有効なパスではありません。 |
Database Name | HP CSAデータベーススキーマが存在しているデータベースインスタンスの名前。Oracleデータベースの場合は、システムID (SID) になります。 |
Database Host | データベースが置かれているサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
Database Port | 1433 (Microsoft SQL Server) または、1521 (Oracle)、または5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号。 |
CSA Database User Name | データベースのインストール後、HP CSA用に構成したデータベースユーザーのユーザー名。 |
CSA Database Password | データベースユーザーのパスワード。 |
CSA Reporting Database Username | オプション。データベースのインストール後、HP CSAのレポート用に構成したデータベースユーザーのユーザー名。 |
CSA Reporting Database Password | CSAレポートデータベースユーザーのパスワード。 |
HP CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、HP CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
HP CSAデータベースコンポーネントをインストールしてHP CSAデータベーススキーマを作成するには、[Yes] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、HP CSAサービスが自動的に開始されます。
前回HP CSAバージョン4.00を正常にインストールした際に作成された既存のHP CSAデータベーススキーマを使用する場合は、[No] をクリックします。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了しても、HP CSAサービスは開始されません。HP CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
既存のHP CSAデータベーススキーマを使用するため、[No] をクリックして、データベースコンポーネントをインストールしないようにしてください。
[Enter host name] 画面からHP CSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名を入力します。完全修飾ドメイン名は、自己署名SSL証明書を生成するために使用されます。この証明書は、クラウドサービス管理コンソールマーケットプレイスポータルに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。この自己署名された証明書は、HP CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、HP CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにHP CSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『HP Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
選択内容を確認し、[Install] をクリックしてインストールを完了します。
場合によっては、システムの再起動を求められることがあります。
インストーラーの終了時にシステムを再起動するには、[Yes, restart my system] をクリックします。
後でシステムを再起動するには、[No, I will restart my system myself] をクリックします。
[Done] をクリックしてインストーラーを終了します。
[コントロール パネル] >[管理ツール] >[サービス] を選択し、HP Cloud Service Automationサービスとマーケットプレイスポータルサービスが起動していることを確認します。HP Cloud Service Automationの起動には5分ほどかかることがあります。いずれか1つまたは両方のサービスが起動していない場合は、サービスを右クリックして [開始] を選択します。
HP Cloud Service Automationサービスとマーケットプレイスポータルサービスはインストーラーによって作成されます。HP Cloud Service Automationデータベースコンポーネントのインストールを選択した場合、インストーラーによって両方のサービスが開始されます。クラウドサービス管理コンソールにアクセスするにはHP Cloud Service Automationサービスが稼働中であること、マーケットプレイスポータルにアクセスするにはマーケットプレイスポータルサービスが稼働中であることが必要です。
HP Cloud Service Automationサービスとマーケットプレイスポータルサービスの開始、停止、再開は、[コントロールパネル] >[管理ツール] >[サービス]を選択し、サービスを右クリックして操作を選択します。
注: インストールログファイルは、
ディレクトリに%CSA_HOME%
$CSA_HOME
/_CSA_4_0_0_installation/Logs/csa_*.txt
という名前で書き込まれます。
HP Cloud Service Automation (HP CSA) をインストールするには、次の手順を実行します。
unzipユーティリティがまだインストールされていない場合は、インストールします (Ubuntu Linuxのみ)。次の内容を入力します。
apt-get install unzip
HP CSAのインストールディレクトリを作成します (このドキュメントでは、製品を/usr/local/hp/csa
にインストールするものと仮定し、このドキュメントで使用されるすべての例がこの仮定に基づいています)。次の内容を入力します。
mkdir -p /usr/local/hp/csa
このインストールディレクトリについて、所有者をcsauserに、グループをcsagrpに設定します。次の内容を入力します。
chown -R csauser:csagrp /usr/local/hp/csa
setup.bin
) をシステムにコピーし、コピー先のディレクトリに移動します。setup.bin
がcsauserによって所有され、csauserにこのファイルに対する完全なアクセス許可があることを確認します。必要に応じて次の操作を実行します。
次のいずれかまたは両方のコマンドを入力します。
chown csauser setup.bin
chmod u+rwx setup.bin
setup.bin
インストールファイルを実行します (csauserとして)。
注: setup.bin
は、csauserとして実行する必要があります。HP CSAを別のユーザーとしてインストールする場合、HP CSAを実行できない可能性があります。
csauserとして、次のように入力します。
./setup.bin
[Introduction] を読み、[enter] をクリックしてインストールを続行します。
使用許諾契約書に同意してインストールを続行するには、[Y] および [enter] を選択します。インストールを終了するには、[N] および [enter] を選択します。
次のエラーメッセージが表示される場合:
Another version of HP CSA is configured in the registry. However, HP CSA has been uninstalled (the HP CSA installation directory $CSA_HOME does not exist). You must exit the installer and delete the entry in the registry before installing HP CSA. Refer to the HP Cloud Service Automation Installation Guide for more information about deleting the registry entry.
インストーラーを終了します。$CSA_HOME/.com.zerog.registry.xml
ファイルを探し、バックアップコピーを作成して、HP CSAエントリをすべて.com.zerog.registry.xml
ファイルから削除した後、インストーラーを再度実行します。
HP CSAで使用するJREを選択します。
このドキュメントでは、JREがインストールされるディレクトリを、$CSA_JRE_HOME
で示します。
JREのサポート対象バージョンについては、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) に掲載されている『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
OpenJDK JRE
デフォルトでは、HP CSAにバンドルされているOpenJDK JREが選択され、インストールされます。OpenJDK JREを使用する場合は、[Enter] を押します。
OpenJDK JREのデフォルトのインストールディレクトリは、/usr/local/hp/csa/openjre
です。
Oracle JRE
HP CSAで使用するOracle JREのサポート対象バージョンがすでにインストールされている場合、[2] を選択して [Enter] を押します。このJREをインストールした場所を入力し、[Enter] を押します。
Oracle JREホームディレクトリのデフォルトの場所は、システムレジストリで構成されているサポート対象JREか、システムパス変数で定義されているパス内のサポート対象JREのいずれかです。これがHP CSAで使用する必要があるJREでない場合は、HP CSAで使用するJREのインストールディレクトリを入力して [Enter] を押します。
HP CSAをインストールする場所 (この場所への絶対パス) を入力し、[Enter] を押します。または、デフォルトディレクトリを使用する場合は、そのまま [Enter] を押します。
デフォルトの場所は/usr/local/hp/csa
です。
注: HP CSAをインストールするために選択したディレクトリが空でない場合、HP CSAのインストール、アップグレード、またはアンインストール時に、そのディレクトリ内の既存のコンテンツは上書きまたは削除される可能性があります。
メッセージが表示されたら、インストールフォルダーを確認します。フォルダーが正しい場合、[Y] を選択して [Enter] を押し、インストールを続行します。フォルダーが正しくない場合は、[N] を選択して [Enter] を押し、インストールフォルダーを再入力します。
HP CSAデータベースコンポーネントをインストールする必要があるデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [Enter] を押します)。
インストールしたデータベースのタイプを入力します。
Oracleデータベースの場合、[JDBC Driver Directory] にも入力する必要があります。これは、JDBCドライバー (HP CSAシステムにダウンロードしたJDBCドライバー) の場所への絶対ディレクトリパスです。サポートされているJDBCドライバーバージョンのリストについては、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』で入手可能なHPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) を参照してください。
データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)、1521 (Oracle)、または5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
データベース名を入力します。これは、HP CSAデータベーススキーマをインストールするデータベースインスタンスの名前です。新しいHP CSAデータベーススキーマを作成している場合、これはHP CSAデータベースコンポーネントをインストールするデータベースインスタンスの名前になります。前回HP CSAバージョンHP 4.00を正常にインストールした際に作成された既存のHP CSAデータベーススキーマを使用する場合は、HP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスの名前になります。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadb
」と入力します。
CSAデータベースユーザー名を入力します。これは、データベースのインストール後にHP Cloud Service Automation用に構成したデータベースユーザーのユーザー名です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csadbuser
]と入力します。
CSAレポートデータベースユーザー名を入力します (オプション)。これは、データベースのインストール後、HP CSAのレポート用に構成したデータベースユーザーのユーザー名です。
このドキュメントの例に従っている場合は、「csareportingdbuser
」と入力します。
HP CSAデータベーススキーマがすでに存在しているデータベースインスタンスを定義します。次のデータベース情報を入力します (各項目の入力後に [enter] をクリックします)。
データベースポートを入力します。これは、1433 (Microsoft SQL Server)、1521 (Oracle)、または5432 (PostgreSQL) などのデータベースポート番号です。
csadb
」と入力します。CSAデータベースユーザーの名前を入力します。これは、データベースのインストール後、HP CSAで構成したデータベースユーザーのユーザー名です。このドキュメントの例に従っている場合は、「csadbuser
」と入力します。
CSAレポートデータベースユーザー名を入力します (オプション)。これは、データベースのインストール後、HP CSAのレポート用に構成したデータベースユーザーのユーザー名です。
HP CSAデータベースコンポーネントをデータベースインスタンスにインストールして、HP CSAデータベーススキーマを作成します (存在しない場合)。
HP CSAデータベースコンポーネントをインストールしてHP CSAデータベーススキーマを作成するには、「yes」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了すると、HP CSAプロセスが自動的に開始されます。
前回HP CSAバージョン4.00を正常にインストールした際に作成された既存のHPCSAデータベーススキーマを使用する場合は、「no」と入力します。このオプションを選択した場合、インストーラーを終了しても、HP CSAプロセスは開始されません。HP CSAサービスの開始と停止の方法については、このセクションの末尾を参照してください。
既存のHP CSAデータベーススキーマを使用するため、「no」と入力して、データベースコンポーネントをインストールしないようにしてください。
HP CSAサーバーホスト名を入力します。これは、HP CSAをインストールしているシステムの完全修飾ドメイン名です。完全修飾ドメイン名は、自己署名SSL証明書を生成するために使用されます。この証明書は、クラウドサービス管理コンソールマーケットプレイスポータルに対してhttpsブラウザー要求を発行する際に使用されます。この自己署名された証明書は、HP CSAのインストール後120日経過すると期限が切れます。
注意: IPアドレスを入力する場合、インストールの完了後に、HP CSAがインストールされているシステムの完全修飾ドメイン名を使用して自己署名の証明書を手動で生成してから、この証明書を使用するようにHP CSAとマーケットプレイスポータルを手動で設定変更する必要があります。詳細については、『HP Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
選択内容を確認し、[Enter] を押してインストールを完了するか、[Ctrl]+[C] を押してインストールを終了します。
インストールが完了したら、[Enter] を押してインストールを終了します。
CSA_HOMEおよびJAVA_HOME環境変数を定義し、/sbin
をcsauserユーザーのPATH変数に追加します。CSA_HOMEをHP CSAがインストールされている場所に設定します。csauserユーザーのスタートアップスクリプト (.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)) に、次の内容を追加します。
export CSA_HOME=/usr/local/hp/csa
export JAVA_HOME=<csa_jre>$CSA_JRE_HOME
export PATH=$PATH:/sbin
<csa_jre>
$CSA_JRE_HOME
は、HP CSAが使用するJREがインストールされているディレクトリです。CSA_HOME、JAVA_HOME、およびPATH環境変数を設定したスタートアップファイルを実行します。.profile
(Ubuntu) または.bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux) を編集した場合は、次の内容を入力します。
. .profile
(Ubuntu). .bash_profile
(Red Hat Enterprise Linux)
HP CSAプロセスとマーケットプレイスポータルプロセスの開始および終了に使用するHP CSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスを作成します。
HP CSAがインストールされているディレクトリに移動します。次に例を示します。
cd /usr/local/hp/csa
csa
スクリプトとmpp
スクリプトを/etc/init.d
ディレクトリにコピーします。次の内容を入力します。
cp ./scripts/csa /etc/init.d
cp ./scripts/mpp /etc/init.d
スクリプトのアクセス許可を変更します。次の内容を入力します。
chmod 755 /etc/init.d/csa
chmod 755 /etc/init.d/mpp
csauserでログインし、HP CSAサービスとマーケットプレイスポータルサービスを開始します。次の内容を入力します。
service csa start
service mpp start
クラウドサービス管理コンソールにアクセスするには、HP Cloud Service Automationサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、「service csa start
」と入力します。サービスを再起動するには、「service csa restart
」と入力します。サービスを停止するには、「service csa stop
」と入力します。サービスのステータスを確認するには、「service csa status
」と入力します。HP CSAサービスは開始しないでください。HP CSAサービスを開始する前に、不要なファイルを削除する必要があります (次のセクション)。
マーケットプレイスポータルにアクセスするには、HPマーケットプレイスポータルサービスが稼働中である必要があります。サービスを開始するには、「service mpp start
」と入力します。サービスを再開するには、「service mpp restart
」と入力します。サービスを停止するには、「service mpp stop
」と入力します。サービスのステータスを確認するには、「service mpp status
」と入力します。
HP Cloud Service Automation用に作成したOracleテーブルスペースを構成するのは、HP Cloud Service Automationを初めてインストールし、CSA_DOCUMENTテーブル内にデータがない場合のみです。このテーブルスペースは、HP Cloud Service Automationのインストール前に作成する必要があり、HP Cloud Service Automationのインストール後すぐに構成する必要があります。
データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
LOBセグメントがテーブルスペースに格納されるようにCSA_DOCUMENTテーブルを変更します。たとえば、次のように入力します。
ALTER TABLE csa_document
MOVE LOB(content)
STORE AS (TABLESPACE <新規テーブルスペース>);
以下のタスクは、HP Cloud Service Automationのインストール後に実行する必要があります。
HP Cloud Service Automation用に作成したMicrosoft SQL Serverファイルグループを構成するのは、HP Cloud Service Automationを初めてインストールし、CSA_DOCUMENTテーブル内にデータがない場合のみです。このファイルグループは、HP Cloud Service Automationのインストール前に作成する必要があり、HP Cloud Service Automationのインストール後すぐに構成する必要があります。
データベース管理者と共に次の手順を実行します (または、詳細について製造元のドキュメントを参照してください)。
HP Cloud Service Automationソリューションには、Cloud Service Automationオペレーションを実行するHP Operations Orchestrationフローがいくつか含まれます。
HP Cloud Service Automationと統合するための設定をHP Operations Orchestrationで行うには、次のタスクを実行します。
注: ここで説明する手順では、%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリであり、また、%ICONCLUDE_HOME%
または$ICONCLUDE_HOME
は、HP Operations Orchestrationのインストールディレクトリを指します。
HP Operations Orchestrationの最新パッチがすべてインストールされていることを確認してください。詳細については、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能な『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
インポートするHP Cloud Service Automationフローを使用するには、システムパスにJREを含める必要があります。HP Operations Orchestrationと一緒にインストールされるJREを使用することをお勧めします。
Windows
[環境変数] ダイアログを開きます。
[変数値] の末尾にセミコロン (;) を追加してから、次のパスを入力します。
%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6\bin
Linux
シェルを開いて次のコマンドを入力します。
export PATH=$PATH:$ICONCLUDE_HOME/jre1.6/bin
注: システムパスを設定すると、JREを使用するアプリケーションはすべて、HP Operations Orchestrationと一緒にインストールされたJREを使用します (システムパスでJREに設定されているパスが、このパスのみの場合またはこのパスが最初のパスである場合)。別のJREを実行する必要がある場合は、そのJREの相対パスを入力してください (たとえば、SSLの構成時など)。
ファイルを次の場所にコピーします。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\CSAKit-4.0\OO Flow Content\oo10-csa-cp-uuids.txt%CSA_HOME%
$CSA_HOME
/CSAKit-4.0/OO Flow Content/oo10-csa-cp-uuids.txt
Windows%ICONCLUDE_HOME%\central\cmu\exclusions
Linux$ICONCLUDE_HOME/central/cmu/exclusions
HP CSAとHP Operations Orchestrationが別のシステムで稼働している場合、
ファイルを、HP Cloud Service AutomationシステムからHP Operations Orchestrationシステムにコピーします (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\CSAKit-4.0\OO Flow Content\oo10-csa-cp-4.0.0.jar%CSA_HOME%
$CSA_HOME
/CSAKit-4.0/OO Flow Content/oo10-csa-cp-4.0.0.jar%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ) 。
HP Cloud Service Automationフローをインストールするには、次の手順を実行します。
%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
OO Flow Content\
/
CSA-3_20-ContentInstaller.jar
ファイルを、HP Cloud Service AutomationシステムからHP Operations Orchestrationシステムにコピーします (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ) 。 CSA-3_20-ContentInstaller.jar
が格納されているディレクトリに移動します。次のコマンドを実行します。
Windows"%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6\bin\java" ‑jar CSA-3_20-ContentInstaller.jar ‑centralPassword <OOAdminパスワード>
Linux$ICONCLUDE_HOME/jre1.6/bin/java ‑jar CSA-3_20-ContentInstaller.jar ‑centralPassword <OOAdminパスワード>
内部ユーザーは、HP CSAで使用するHP Operations Orchestrationの構成と、HP Operations Orchestrationフローのインポートに使用できます。フローのインポートでは、プロセス定義ツールが使用するHP Operations Orchestration入力ファイルで、このユーザーを構成します。
次の情報を入力します。
フィールド | 推奨値 |
---|---|
ユーザー名 | csaoouser |
パスワード | cloud |
役割 | ADMINISTRATOR, SYSTEM_ADMIN |
HP CSAコンテンツパックは、基本コンテンツパックのデプロイが完了した後でデプロイします。
システム上のコンテンツパックを参照します。コンテンツパックを選択し、[開く] をクリックします。次に示す基本コンテンツパックを、上から順に開いていきます。
注: HP CSAコンテンツパックのデプロイは、基本コンテンツパックのデプロイが完了するまで行わないでください。HP CSAコンテンツパックは、基本コンテンツパックのデプロイが完了した後で、別途デプロイする必要があります。
[デプロイ] をクリックします。
デプロイメントには数分かかることがあります。デプロイ中は、カーソルにビジー状態を示すアイコンが表示されます。
デプロイメントの成否は、[デプロイメント結果] セクションに表示されます。
oo10-csa-cp-4.0.0コンテンツパックを選択して [開く] をクリックします。
[デプロイ] をクリックします。
デプロイメントには数分かかることがあります。デプロイ中は、カーソルにビジー状態を示すアイコンが表示されます。
デプロイメントの成否は、[デプロイメント結果] セクションに表示されます。
HP CSAコンテンツパック用に、システムアカウントを3つ設定します。
次の情報を入力します。
フィールド | 推奨値 |
---|---|
システムアカウント名 | CSA_REST_CREDENTIALS |
ユーザー名 | ooInboundUser |
パスワード | cloud |
注: CSA_REST_CREDENTIALSシステムアカウントで設定する [ユーザー名] には、CSA_OO_USERシステムプロパティで設定する [プロパティ値] [オーバーライド値] と同じ値を指定してください。
次の情報を入力します。
フィールド | 推奨値 |
---|---|
システムアカウント名 | CSA_SERVICEMANAGER_CREDENTIALS |
ユーザー名 | falcon |
パスワード | <空白のままにします> |
HP CSAコンテンツパック用に、次のシステムプロパティを設定します。
次の情報を入力します。
フィールド | 推奨値 |
---|---|
名前 | CSA_REST_URI |
オーバーライド値 | https://<CSAホスト名>:8444/csa/rest |
HP Cloud Service Automationのフローは、HP Operations Orchestrationフローライブラリにインストールする必要があります。
ファイルを次の場所にコピーします。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\CSAKit-4.0\OO Flow Content\oo10-csa-cp-uuids.txt%CSA_HOME%
$CSA_HOME
/CSAKit-4.0/OO Flow Content/oo10-csa-cp-uuids.txt
Windows%ICONCLUDE_HOME%\central\cmu\exclusions
Linux$ICONCLUDE_HOME/central/cmu/exclusions
HP CSAとHP Operations Orchestrationが別のシステムで稼働している場合、
ファイルを、HP Cloud Service AutomationシステムからHP Operations Orchestrationシステムにコピーします (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\CSAKit-4.0\OO Flow Content\oo10-csa-cp-4.0.0.jar%CSA_HOME%
$CSA_HOME
/CSAKit-4.0/OO Flow Content/oo10-csa-cp-4.0.0.jar%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ) 。
HP Cloud Service Automationフローをインストールするには、次の手順を実行します。
%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
OO Flow Content\
/
CSA-3_20-ContentInstaller.jar
ファイルを、HP Cloud Service AutomationシステムからHP Operations Orchestrationシステムにコピーします (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ) 。 CSA-3_20-ContentInstaller.jar
が格納されているディレクトリに移動します。次のコマンドを実行します。
Windows"%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6\bin\java" ‑jar CSA-3_20-ContentInstaller.jar ‑centralPassword <OOAdminパスワード>
Linux$ICONCLUDE_HOME/jre1.6/bin/java ‑jar CSA-3_20-ContentInstaller.jar ‑centralPassword <OOAdminパスワード>
URLを次のように設定します。
https://<FQDN>:9004/RAS/services/RCAgentService
<FQDN>
には、HP Operations Orchestrationホストの完全修飾ドメイン名またはIPアドレスを指定します。URLにはlocalhostを指定しないでください。localhostを指定してHP Operations Orchestration StudioをRASと同じマシンで実行すると、問題は通知されませんが正常には動作しません。
RASはHP Operations Orchestration Studioと同じシステムで実行する必要があります。HP Operations Orchestration Studioを別のシステムで実行するとエラーが発生します。フローは赤色表示になり、結果変数への結果割り当てに関する短いエラーメッセージが表示されます。
資格情報が次の値に設定されていることを確認します。
CSA_REST_CREDENTIALSは、HP CSAのREST認証に使用する資格情報です。
注: CSA_REST_CREDENTIALSシステムアカウントで設定する [ユーザー名] には、CSA_OO_USERシステムプロパティで設定する [プロパティ値] [オーバーライド値] と同じ値を指定してください。
[プロパティ値] を次の値に設定します。
https://<CSAホスト名>:8444/csa/rest
[プロパティ値] が次の値に設定されていることを確認します。
ooInboundUser
注: CSA_OO_USERシステムプロパティで設定する [プロパティ値] [オーバーライド値] には、CSA_REST_CREDENTIALSシステムアカウントで設定する [ユーザー名] と同じ値を指定してください。
これ以外のプロパティ値もオプションで設定できます。設定の詳細については、『HP Cloud Service Automation Configuration Guide』を参照してください。
true
」に設定します。HP CSAを実行する各システムで、各HP Operations Orchestrationの認証機関のルート証明書をインポートします。
HP Operations Orchestrationの証明書をHP CSAにインポート
HP Operations Orchestrationの認証機関のルート証明書をHP Cloud Service Automationにインポートします (まず、HP Operations Orchestrationの証明書をHP Operations Orchestrationの信頼ストアからエクスポートし、それをHP CSAの信頼ストアにインポートしてください)。
%ICONCLUDE_HOME%
(Windows) または$ICONCLUDE_HOME
(Linux) に移動します。次のコマンドを実行します。
Windows.\jre1.6\bin\keytool -exportcert -alias pas -file C:\oo.crt -keystore .\Central\conf\rc_keystore -storepass bran507025
Linux./jre1.6/bin/keytool -exportcert -alias pas -file /tmp/oo.crt -keystore ./Central/conf/rc_keystore -storepass bran507025
Windows.\jre1.6\bin\keytool -export -alias tomcat -file C:\oo.crt -keystore .\Central\var\security\key.store -storepass changeit
Linux./jre1.6/bin/keytool -export- -alias tomcat -file /tmp/oo.crt -keystore ./Central/var/security/key.store -storepass changeit
C:\oo.crt
と/tmp/oo.crt
は、エクスポートしたルート証明書の格納場所とファイル名の例です (ファイル名と場所はこれ以外の指定も可能です)。
oo.crt
をHP Operations Orchestrationシステムから、HP Cloud Service Automationを実行しているシステムにコピーします (この例では、ファイルはC:\
/tmp
にコピーされます)。HP Cloud Service Automationを実行しているシステムで、次のコマンドを実行します。
<csa_jre>\bin\keytool -importcert -alias pas -file C:\oo.crt -keystore <csa_jre>\lib\security\cacerts -storepass changeit$CSA_JRE_HOME/bin/keytool -importcert -alias pas -file /tmp/oo.crt -keystore $CSA_JRE_HOME/lib/security/cacerts -storepass changeit
<csa_jre>\bin\keytool -importcert -alias tomcat -file C:\oo.crt -keystore <csa_jre>\lib\security\cacerts -storepass changeit$CSA_JRE_HOME/bin/keytool -importcert -alias tomcat -file /tmp/oo.crt -keystore $CSA_JRE_HOME/lib/security/cacerts -storepass changeit
ここで、<csa_jre>
$CSA_JRE_HOME
は、HP CSAが使用するJREがインストールされているディレクトリです。
yes
」と入力します。HP CSAを再起動するには、次の手順を実行します。
HP CSAをホスティングしているサーバー上で、[コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] の順に移動します。
HP Cloud Service Automationサービスを再起動します。
HP CSAをホスティングしているサーバー上でHP CSAを再起動するには、次のコマンドを入力します。
service csa restart
service mpp restart
Remote Access Server (RAS) オペレーションには、HP Operations Orchestration Centralでのタイムアウトのデフォルト値である20分が適用されます。実行完了に20分以上かかる可能性があるオペレーションをサポートする場合には、タイムアウト設定を変更できます。
大規模なデプロイメントを実行する場合は、『HP Operations Orchestration Software Administrator’s Guide』の「Changing the timeout limit for RAS operations」の手順に従って、タイムアウト設定を変更してください。また、『HP Operations Orchestration User's Guide』の「Adding a RAS override」と「Best practices for runtime environment overrides」も参照してください。いずれのドキュメントもHPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HP Cloud Service AutomationからのHP Operations Orchestration REST API呼び出しは同期的であり、HP Operations Orchestrationはデフォルトでは1時間で接続をタイムアウトします。このタイムアウトの値を大きくするには、次の手順を実行します。
テキストディターで次のファイルを開きます。
Windows%ICONCLUDE_HOME%\Central\conf\Central.properties
Linux$ICONCLUDE_HOME/Central/conf/Central.properties
次の行を追加します。
# フローの最大タイムアウト値 (ミリ秒)。この設定は2時間に相当
dharma.headless2.continuation.timeout=7200000
テキストディターで次のファイルを開きます。
Windows%ICONCLUDE_HOME%\Central\WEB-INF\applicationContext.xml
Linux$ICONCLUDE_HOME/Central/WEB-INF/applicationContext.xml
次のプロパティをdharma.RCDefaults
セクションに追加します。
<bean id="dharma.RCDefaults" class="com.iconclude.dharma.util.spring.RCDefaultsSpringFactory" lazy-init="false" singleton="true">
................
<prop key="dharma.headless2.continuation.timeout">${dharma.headless2.continuation.timeout}</prop>
製造元の推奨事項に従って、HP Matrix Operating Environment infrastructure orchestration (infrastructure orchestration) をインストールします。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』はHPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HP Matrix Operating Environment infrastructure orchestrationの構成の詳細については、
を参照してください。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
matrix operating environment\
/
README.txt
製造元の推奨事項に従ってvCenterをインストールします。たとえば、vCenterインスタンスから個別のESXサーバーを管理するには、VMwareのベストプラクティスに従ってください。 VMwareのドキュメントは、http://www.vmware.com/support/pubs/ にあります。
vSphere VMを作動させるフローをサポートできるvCenterインスタンスが必要です。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
HPクラウドサービス管理コンソールヘルプ (印刷可能なPDF形式) と『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』の両方がHPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手できます。
製造元の推奨事項に従って、HP Network Automationをインストールします。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
インストールメモ:
HPソフトウェア製品のドキュメントと『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』は、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HP Cloud Service Automationと統合するための設定をHP Network Automationで行うには、次のタスクを実行します。
HP CSAとHP Network Automationを同じシステムにインストールしていない場合は、HPN Virtual Network.exp
コマンドスクリプトを、HP Network Automationがインストールされているシステムにコピーします。
コマンドスクリプトファイルのデフォルトの格納場所は、
です (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
network automation%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ。たとえば、C:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA/usr/local/hp/csa
)。
[スクリプト/診断のインポート/エクスポート] ページでファイルを選択し、HPN Virtual Network.exp
コマンドスクリプトが格納されている場所を参照します。
[続行] をクリックします。
「重要: 1つまたは複数のコマンド、または診断を正常にインポートしました。
」というメッセージが表示されます。
Vlan Id
]、[Vlan SubnetIP
]、[Vlan SubnetMask
] の値を入力します。たとえば、Vlan Id = 200、Vlan Subnet IP = 192.168.30.1、Vlan Subnet Mask = 255.255.255.0などと設定します。[保存] をクリックします。
ネットワークスイッチが検出済みで、デバイススナップショットがHP Network Automationポータルですでに取得されている場合には、「成功
」というメッセージが表示されます。
HPネットワークスイッチを使用する場合、HPN Create Vlan
とHPN Delete Vlan
の各コマンドスクリプトが、各種HPネットワークスイッチをサポートするEXT_HP_Procurve Network Automationドライバを使用していることを確認します。別のネットワークスイッチを使用する場合は、各コマンドスクリプトのモードを更新してください。
コマンドスクリプトモードを確認および更新するには、次の手順を実行します。
HPN Create Vlan
] を選択して [編集] をクリックします。HPN Delete Vlan
コマンドスクリプトで、手順2と手順3を実行します。正しいバージョンのHP Server Automationをインストールし、適切なレベルのパッチを適用します。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
現在のバージョンとパッチレベルを確認するには、HP Server Automationクライアントの [ヘルプ] > [バージョン情報] を選択します。
インストールメモ:
HPソフトウェア製品のドキュメントは、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
必要な領域に読み取り/書き込みアクセスを許可する構成をHP Server Automationで行うには、次のタスクを実行します。
[Users] タブのツールバーにある [New Users] をクリックし、各フィールドに次の表で示した値を入力します。
フィールド名 | 値 |
---|---|
Last Name | Service Account |
First Name | CSA |
Full Name | CSA Service Account |
Email Address | <ユーザーの電子メールアドレス> |
User Name | hpcsa |
Password | <パスワード> |
[New Group] をクリックし、各フィールドに次の表で示した値を入力します。
フィールド名 | 値 |
---|---|
Group Name | hpcsa-admin |
Group Description | HPCSA Administrators |
Not Assigned | Read & Write |
Opsware | Read |
[Facilities] タブを選択し、ファシリティを選択してから [Read & Write] を選択します。
ファシリティが1つしか存在しない場合は、そのファシリティで [Read & Write] を選択します。
[OGFS Permissions] タブを選択して [Add Permissions] をクリックし、次のアクセス許可を入力します。
root
」と入力します。[Add Permissions] をクリックし、次のアクセス許可を入力します。
クライアントがインストールされていることを確認します。
デスクトップアイコンと [スタート] メニューのリンクがいずれも表示されていない場合、次の手順に従ってクライアントをインストールします。
WindowsシステムでOpsware Launcherを使用するには、JREのインストールが必要です。
次の資格情報でクライアントを起動します。
上記の内容は、インストール環境によって異なることがあります。
以下の手順では、HP Server Automationへの自動登録に使用するVMwareテンプレートを準備します。
HP Cloud Service Automationソリューションは、仮想マシン (VM) テンプレートに基づいて仮想マシンを作成します。HP Cloud Service AutomationフローはvSphereテンプレート名を参照し、複製することによって新しい仮想マシンのプロビジョニングを行います。一般的に、このテンプレートの目的はオペレーティングシステムのイメージを提供することであり、アプリケーションソフトウェアのインストールは行われません。
イメージにアプリケーション (Apacheなど) をデプロイするには、HP Server Automationのインストールと構成を行い、HP Server Automationエージェントソフトウェアを含むテンプレートを作成する必要があります。つまり、仮想サーバーの管理とアプリケーションソフトウェアのインストールを実行するために、HP Server Automationの起動時に複製を自動登録する構成を行います。管理対象サーバーとして登録が完了すると、ソフトウェアポリシーがサーバーに適用され、正しいアプリケーションのインストールと構成が可能になります。サーバーの管理とソフトウェアポリシーの構成については、HP Server Automationドキュメントの『HP Server Automation Policy Setter Guide』および『HP Server Automation Application Deployment User Guide』を参照してください。HPソフトウェア製品のドキュメントは、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
複製した仮想マシンをHP Server Automationシステムの起動時に登録するには、HP Server Automationエージェントを使用してテンプレートを準備する必要があります。次に、手順の概要を示します。
まず、テンプレートに含めるオペレーティングシステムイメージで仮想マシンを作成します。vSphereでサポートされている方法に従って、VMでオペレーティングシステムのプロビジョニングを行います。
インストールされたオペレーティングシステムイメージで仮想マシンを新規作成する方法については、vSphereのドキュメントを参照してください。
新しい仮想マシンの作成、構成、オペレーティングシステムのインストールに関する詳しい内容は、vSphereのドキュメントセットを参照してください。新しい仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールする作業では、いくつかのオプションが提供されています。その1つが、HP Server AutomationサーバーからPXEネットワークブートファシリティを使用する方法であり、HP Server Automationエージェントのインストールを行うオペレーティングシステムインストールプロファイルが使用されます。この方法で仮想マシンのプロビジョニングを行うと、起動時にエージェントが開始し、HP Server Automationシステムに登録されます。
別の方法を使って仮想システムでのオペレーティングシステムプロビジョニングを行う場合は、HP Server AutomationエージェントをHP Server Automationシステムからインストールできます。この方法の詳細については製品ドキュメントを参照してください。以下では、1つの方法を説明します。
HP Server Automationの [非管理対象サーバー] (HP SA 9.x) ウィンドウまたは [SAエージェントのインストール] (HP SA 10.x) ウィンドウで仮想マシンを検出します。サブネット全体をスキャンするか、仮想マシンのIPアドレスを入力してスキャンを開始します。
[OK] をクリックします。
インストールプロセスが完了すると、エージェントがインストールされ、仮想マシンが [すべての管理対象サーバー] タブに表示されます。この仮想マシンは汎用テンプレートとして指定するので、ホスト名は指定されておらず、デフォルトのホスト名が使用されています。
仮想マシンテンプレート上のエージェントを使用して、複製を新規作成するたびに新しいマシンサーバーをHP Server Automationにインストールおよび登録するには、準備が必要です。この準備では、テンプレートマシン上にあるエージェント構成の「不要な部分を削除」します。次の手順を実行します。
BRDC HPSA Agent Sanitizer APXを実行します。
[このプログラム実行に必要なパラメーターを指定] フィールドに、仮想サーバーテンプレートで取得したオブジェクトIDを入力します。
ジョブが完了したら仮想マシンをシャットダウンします。これでエージェントの準備は完了です。
この仮想マシンは、vSphereテンプレートへの変換が完了するまで再起動しないでください。
これで、テンプレートを使用して仮想マシンを複製できる状態になりました。HP Cloud Service Automationはシンプルなカスタムテンプレートを使用し、ホスト名とVM名を同じ名前に設定します。複製オペレーションでは、これ以外の項目のカスタマイズも可能です。詳細については次の「基本的なカスタマイズ」を参照してください。
新しく複製した仮想マシンが起動し、HP Server AutomationエージェントのインストールとHP Server Automationシステムへの登録が行われます。起動後すぐに、HP Server Automationクライアントで [すべての管理対象サーバー] を更新すると、新しい仮想マシンの情報を確認できます。
次に、基本的なカスタマイズの手順を示します。
カスタマイズでは、次の2点に注意してください。
準備したテンプレートは、vSphereクライアントソフトウェアがインストールされているシステムにインストールする必要があります。詳細については、「VMware vCenterの構成」を参照してください。
その他の詳細については、vSphereのドキュメントを参照してください。 VMwareのドキュメントは、http://www.vmware.com/support/pubs/ にあります。
準備されているテンプレートをインストールして、VMware vCenterを構成します。vSphere環境では、テンプレートとは、多数のクローンの作成に使用できる仮想マシンのマスターコピーです。クローンとは仮想マシンのコピーです。
vSphereでのテンプレートの作成とクローンの操作の詳細については、VMwareドキュメントで利用可能なVMwareの『vSphere 仮想マシン管理ガイド ESX 4.1』 (JA-000312-03) を参照してください。 VMwareのドキュメントは、http://www.vmware.com/support/pubs/ にあります。
HP Cloud Service Automationソリューションによって作成される仮想マシンは、仮想マシンテンプレートに基づいて作成されます。アプリケーション (Apacheなど) をイメージにデプロイできるようにするには、HP Server Automation Agentソフトウェアを含むテンプレートを作成する必要があります。詳細については、「HP Server Automationへの自動登録用のVMwareテンプレートの準備」を参照してください。
準備されたテンプレートをインストールするには、次の手順を実行します。
[Upload files to this datastore] ボタンをクリックして、テンプレートフォルダーをデータストアにコピーします。
次の図は、[Upload files to this datastore] がハイライトされた [Datastore Browser] ウィンドウを示しています。このデータストアにアップロードされたrhel53x64-clone
フォルダーも示しています。
その他の詳細については、vSphereのドキュメントを参照してください。 VMwareのドキュメントは、http://www.vmware.com/support/pubs/ にあります。
正しいバージョンのHP SiteScopeをインストールし、適切なレベルのパッチを適用します。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
インストールメモ:
HPソフトウェア製品のドキュメントは、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HPCloud Service Automationと統合するための設定をHP SiteScopeで行うには、次のタスクを実行します。
HP SiteScopeのインストールでは、モニターの構成にセキュアなAPI呼び出しがデフォルトで使用されます。HP Cloud Service AutomationはセキュアなAPI呼び出しをサポートしないので、この設定を変更する必要があります。セキュアなAPIを使用しないようにHP SiteScope を再構成するには、次のように変更してください。
コンソールウィンドウで次のコマンドを入力してHP SiteScopeサービスを停止します。
net stop SiteScope
<sitescopeInstallDir>\groups\master.config
ファイルを開きます。_accessControlled=true
プロパティ値を_accessControlled=false
に変更します。
コンソールウィンドウで次のコマンドを入力してHP SiteScopeサービスを再起動します。
net start SiteScope
HP Cloud Service Automationサーバーから、
ファイルを、HP SiteScopeサーバー上の%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
sitescope\
/
CSA templates autoimport.tmpl<SiteScopeのインストールディレクトリ>\persistency\import
ディレクトリにコピーします。CSA templates autoimport.tmpl
ファイルが処理されると、HP SiteScopeによってテンプレートコンテナ (CSA templates
) と2つの資格情報プロファイル (WINDOWS-CSA-TARGETS
とLINUX-CSA-TARGETS
) が作成されます。
CSA templates
コンテナを探します。HP SiteScopeサーバーによるCSA templates autoimport.tmpl
ファイルの処理が完了しないと、CSA templates
テンプレートコンテナは表示されません。WINDOWS-CSA-TARGETS
] と [LINUX-CSA-TARGETS
] 資格情報プロファイルを探します。これは、「手順4: HP Cloud Service Automation資格情報プロファイルの構成」で構成するプロファイルです。2つのHP Cloud Service Automationテンプレート (CSA templates Silver
とCSA templates Gold
) を追加で手動インポートする必要があります。この2つのテンプレートは、CSA_BP_VCENTER_COMPUTE_SITESCOPE_MODIFY_v4.00.00サービスデザインで使用します。
注:
ディレクトリ内のファイルにHP SiteScopeダッシュボードからアクセスする必要があるので、必要に応じて、このディレクトリをHP SiteScopeダッシュボードを起動するシステムにコピーしておいてください。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
sitescope
%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
sitescope
(または、このディレクトリのコピー先) に移動して、CSA templates Silver.tmpl
をインポートします。CSA templates Gold.tmpl
をインポートします。HP SiteScopeが監視する各Windowsシステムと各Linuxシステムへのログインで使用する資格情報を構成します。すべてのWindowsシステムで、同じ資格情報を使用する必要があります。同様に、すべてのLinuxシステムでも同じ資格情報を使用する必要があります。
HP SiteScopeの管理者としてログインするときに使用する資格情報を構成します。この資格情報は、HP SiteScopeリソースプロバイダーをクラウドサービス管理コンソールから構成する際、HP Cloud Service Automationが使用します。
正しいバージョンのHP Universal CMDBをインストールし、適切なレベルのパッチを適用します。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
HP Universal CMDBの既存のインストールを使用する場合は、必要なパッチと更新が適用されていることを確認してください。適用されていない場合は、次の手順に従ってインストールを更新してください。
HP Universal CMDBのインストールでは、HP Universal CMDBのドキュメントの手順に従ってインストールを行い、ここで示されている手順に従って構成を行います。
http://localhost:8080/status にアクセスしてサービスのステータスを監視します。
[Status] ページの [Default Client] ステータスが [Up] になるまで待機します。これには5分ほどかかります。それまで、HP Universal CMDBコンソールは使用できません。
HPソフトウェア製品のドキュメントは、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HP Universal CMDBを構成するには、次の手順でファイルをHP Universal CMDBサーバーにデプロイします。
HP Cloud Service Automationサーバーで、
フォルダーに移動します (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
ucmdb%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ)。
%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
ucmdb\
/
CSAIntegration.zip
をHP Universal CMDBサーバーにコピーします。%CSA_HOME%
$CSA_HOME
\
/
CSAKit-4.0\
/
Lib\
/
ucmdb\
/
README.txt
ファイルを参照してください。HP Cloud Servicesは、Web経由でアクセスできるのでインストールは必要ありません。ただし、HP Cloud Service Automationと統合するためにHP Cloud Servicesの構成が必要になります。詳細については、このドキュメントの「HP Cloud Servicesの構成」を参照してください。
HP Cloud Service Automationと統合するための設定をHP Cloud Servicesで行うには、次のタスクを実行します。
HP Cloud Servicesにアクセスするには、ユーザー登録が必要です。サポート対象のWebブラウザーで次のURLにアクセスし、HP Cloud Servicesのユーザー登録を行います。 https://console.hpcloud.com/signup
HP Cloud Servicesインスタンスを作成するには、HP Cloud Services環境でセキュリティグループとキーペアを構成する必要があります。
セキュリティグループとキーペアの値をデフォルト値として指定するには、HP CSAサービスデザインのServer Groupコンポーネントのプロパティで設定できます。
製造元の推奨事項に従って、HP Service Managerをインストールします。バージョンの要件については、『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』を参照してください。
インストールメモ:
HPソフトウェア製品のドキュメントと『HP Cloud Service Automation System and Software Support Matrix』は、HPソフトウェアサポートWebサイト http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals (HP Passportへの登録が必要) で入手可能です。
HP CSAと統合するための設定をHP Service Managerで行うには、次のタスクを実行します。
HP CSA統合ファイルをHP Service Managerにインポートすると、OO_CSA3スクリプトライブラリが作成されます。
HP CSAでインストールされるHPSM_CSA_Integration_file.unl
ファイルを探します。
このファイルのデフォルトの格納場所は%CSA_HOME%\CSAKit-4.0\Lib\service manager $CSA_HOME/CSAKit-4.0/Lib/service manager
です (%CSA_HOME%
$CSA_HOME
は、HP Cloud Service Automationがインストールされているディレクトリ。C:\Program Files\Hewlett-Packard\CSA/usr/local/hp/csa
など)。
HP CSAとHP Service Managerが別のシステムにインストールされている場合は、このファイルを、HP Service Managerが稼働しているシステムにコピーしてください。
HP Service Managerで提供されている承認定義のサンプルを更新し、新しいサブスクリプション承認を作成します。
次に示すフィールドに、適切な値が設定されていることを確認します。
フィールド名 | 値 |
---|---|
名前 | Subscription Approval |
承認条件 | true |
承認タイプ | All must approve |
グループ/オペレータ | Change.Approver |
シーケンス | 1 |
条件 | true |
HP Operations OrchestrationのSSL証明書をエクスポートします。HP Operations Orchestrationがインストールされているシステムで、コマンドプロンプトを開いて次のコマンドを実行します。
Windows
cd "%ICONCLUDE_HOME%\Central\conf"
"%ICONCLUDE_HOME%\jre1.6\bin\keytool.exe" -exportcert -alias pas -file pas.crt -keystore rc_keystore -storepass bran507025
.\jre1.6\bin\keytool -export -alias tomcat -file pas.crt -keystore .\Central\var\security\key.store -storepass changeit
Linux
cd $ICONCLUDE_HOME/Central/conf
$ICONCLUDE_HOME/jre1.6/bin/keytool.exe -exportcert -alias pas -file pas.crt -keystore rc_keystore -storepass bran507025
./jre1.6/bin/keytool -export- -alias tomcat -file pas.crt -keystore ./Central/var/security/key.store -storepass changeit
pas.crt
を、HP Service Managerがインストールされているシステムの<HPSMインストールディレクトリ>\Server\RUN\jre\lib\security
(Windows) または<HPSMインストールディレクトリ>/Server/RUN/jre/lib/security
(Linux) ディレクトリにコピーします。HP Service ManagerがインストールされているシステムでHP Operations Orchestration証明書をインポートします。コマンドプロンプトを開いて、次のコマンドを入力します。
Windows
cd "<HPSMインストールディレクトリ>\Server\RUN\jre\lib\security"
"<HPSMインストールディレクトリ>\Server\RUN\jre\bin\keytool.exe" -importcert -alias pas -file pas.crt -keystore cacerts -storepass changeit
Linux
cd <HPSMインストールディレクトリ>/Server/RUN/jre/lib/security
<HPSMインストールディレクトリ>/Server/RUN/jre/bin/keytool.exe -importcert -alias pas -file pas.crt -keystore cacerts -storepass changeit
HP Service ManagerがクライアントとしてHP Operations Orchestrationにアクセスする場合、HP Operations Orchestration証明書はハードコードのキーをCNに使用します。HP Service Managerを実行するシステム上では、HP Operations Orchestration CentralサーバーがインストールされているシステムのIPアドレスにこのCN (opsware.com) をマッピングする必要があります。CNをIPアドレスにマッピングする例を示します。
HP Service Managerを実行するシステムで、C:\Windows\system32\drivers\etc\hosts
(Windows) または/etc/hosts
(Linux) をテキストエディタで開きます。
次の行をファイルに追加します。
<HPOO CentralサーバーのIPアドレス> opsware.com
<HPOO CentralサーバーのIPアドレス>には、HP Operations Orchestration CentralサーバーがインストールされているシステムのIPアドレスを指定します。
これでHP CSAの初期インストールと構成が完了しました。HP CSAの機能の使用を開始できます。
クラウドサービス管理コンソールを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/csa
)、事前設定のユーザー (admin) とパスワード (cloud) を使用してログインします。マーケットプレイスポータルを起動し (サポート対象のWebブラウザーに次のURLを入力します: https://<CSAホスト名>:8444/mpp
)、事前設定のユーザー (consumer) とパスワード (cloud) を使用してログインします。
HP CSAの構成については、次のドキュメントを参照してください。
『HP Cloud Service Automation Configuration Guide』: クラウドサービス管理コンソールとコンシューマー組織向けのLDAP構成、ソフトウェアライセンスの要求、SSL構成、クラウドサービス管理コンソールのカスタマイズ、HP CSAでのFIPS 140-2準拠に必要な構成、などのHP CSAカスタマイズを行う手順を説明します。また、HP CSAに付属するサンプルのHP Operations Orchestrationフローをインポートする方法についても説明します。
『HP Cloud Service Automation Service Design Guide』: HP CSAを使用して、自動化されたオンデマンドのクラウドサービスを作成する方法について説明します。シーケンスデザインモデルとトポロジデザインモデル、サービスデザインの役割、デザインレイアウトとコンポーネント、サービスライフサイクル、サービスオプションなど、HP CSAサービスデザインの主な概念と手順をカバーしています。
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