HP Business Availability Center 8.00

最初にお読みください

ソフトウェア・バージョン:8.00 / 2009 年 1 月(英語版)

このファイルでは HP Business Availability Center 8.00 に関する情報を提供します。

ドキュメント

新機能

システム要件

注意事項と制限事項

マルチリンガル・サポート

HP Business Availability Center サポート早見表

サポート

法的事項

ドキュメント

このリリース・ノートのドキュメントの最初のページには,次の識別情報が含まれています。

  • ソフトウェアのバージョンを示すバージョン番号
  • ドキュメントが更新されるたびに更新されるドキュメント発行日

最新のアップデートまたは文書の最新版を使用していることを確認するには,次の URL を参照します。

http://h20230.www2.hp.com/selfsolve/manuals

このサイトでは,HP Passport に登録してサインインする必要があります。HP Passport ID の登録は,次の Web サイトにアクセスしてください。

http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html

または,HP Passport のログイン・ページの[New users - please register]リンクをクリックしてください。

適切な製品サポート・サービスに登録すると,更新情報や最新情報も入手できます。詳細については HP の営業担当にお問い合わせください。

注: PDF 形式(*.pdf)のファイルを表示するには,システムに Adobe Reader がインストールされている必要があります。Adobe Reader をダウンロードするには,次の URL にアクセスしてください。http://www.adobe.com/jp/

新機能

本リリースの新機能の一覧を表示するには,HP Business Availability Center で[ヘルプ]>[新機能]を選択するか,HP Business Availability Center DVD のルート・ディレクトリにある whatsnew.html をダブルクリックします。

システム要件

すべてのシステム要件の一覧を確認するには,『HP Business Availability Center デプロイメント・ガイド』を参照してください。

注意事項と制限事項

一般,デプロイメント,アップグレード

  • Universal CMDB(UCMDB)に関する重要なアップグレード情報については,この項のアップグレードに関する注意を参照してください。
  • Solaris オペレーティング・システムでのバージョン 8.00 へのアップグレードはまだサポートされていません。バージョン 8.00 の一般リリース後に提供される予定です。入手可能な時期については HP ソフトウェア・サポートまでお問い合わせください。
  • HP Business Availability Center には,Lightweight Single Sign-On(LW-SSO)機能が含まれています。この機能を使用すると,単一のアプリケーションにログインして,元のアプリケーション・グループで設定されている他のサポートされたアプリケーションにアクセスできます。制限事項,セキュリティ警告,およびLW-SSO を使用に関する一般参照については,HP Business Availability Center 文書ライブラリの『Platform Administration』ガイド(英語版)で「Lightweight Single Sign-On Authentication - General Reference」の項を参照してください。
  • Solaris バージョン 9.0 を使用している場合は,Apache ではなく Sun Java System Web サーバを使用して HP Business Availability Center を実行してください。Apache を使用する Solaris バージョン 9.0 で HP Business Availability Center を実行すると問題が発生する可能性があります(HP Business Availability Center サーバのインストール中にインストールされる Apache Web サーバは,Solaris バージョン 10.0 で使用するために調整されています)。
  • HP Business Availability Center 7.5x から HP Business Availability Center 8.0x にアップグレードした後は,HP Business Availability Center 7.5x で設定したトレンド・レポートのお気に入りフィルタは HP Business Availability Center 8.0x では参照できなくなります。アップグレードの完了後,HP Business Availability Center 8.0x でトレンド・レポートのお気に入りフィルタを作成し直す必要があります。
  • 以前のバージョンで CI ステータス警告レポートおよび SLA ステータス警告レポートに作成したお気に入りフィルタはアップグレードされず,Business Availability Center 8.0 では利用できません。お気に入りフィルタを作成し直さなければなりません。
  • 8.00 にアップグレードする前に、[管理]>[ダッシュボード]>[KPI]>[KPI の選択]でインスタンス・ビューの KPI に対する[ビューに含める]および[CI ステータスに含める]オプションのいずれかをクリアした場合,[管理]>[ダッシュボード]>[地理マップ]のズーム機能のすべてのカスタマイズはアップグレードされずにリセットされ,インスタンス・ビューのすべての KPI に対して選択されていた[ビューに含める]および[CI ステータスに含める]オプションはリセットされます。アップグレード後に,ビューの KPI の適切な[ビューに含める]および[CI ステータスに含める]オプションをクリアし,地理マップのズーム機能をカスタマイズする必要があります。
  • BPI Modeler がビジネス・プロセスのデプロイに失敗し,CMDB 同期エラーが報告された場合は,Business Availability Center 6.x(6.8 以降)または 7.0 で BPI 2.20 によって作成された CMDB から手作業でビジネス・プロセスと関連 CI(ステップおよびすべての BPI モニタ)を削除する必要があります。Business Availability Center 8.00(および Business Availability Center 7.5x)は,手作業または BPI 2.20 のどちらであっても CMDB で作成されたビジネス・プロセスのアップグレードをサポートしません。Business Availability Center 6.x(6.8 以降)または 7.0 システムで手作業または BPI によって作成されたビジネス・プロセスはすべて削除しなければなりません。また,ビジネス・プロセスが BPI Modeler から Business Availability Center 8.00 にデプロイされる前に Business.zip UCMDB パッケージをデプロイし直さなければなりません。
  • Internet Explorer 7.0 で Business Availability Center を参照する時には,垂直スクロール・バーがページに表示されないようにアドレス・バーを無効にすることを推奨します。Internet Explorer 7.0 でアドレス・バーを無効にするには,[ツール]>[インターネット オプション]>[セキュリティ]タブ>[インターネット]アイコン>[レベルのカスタマイズ]を選択し,[Web サイトがアドレス バーやステータス バーのないウィンドウを開くのを許可する]オプションを有効にします。
  • Internet Explorer の例外エラー・メッセージが,Business Availability Center ページ(通常はログイン・ページ)内にスローされ,操作が中止されたことを示すことがあります。この問題を解決するために,Skype アドオンをシステムから削除します。詳細については,http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/927917 を参照してください。
  • アップグレードの実行後,複製およびオーバライドされた KPI のツールチップは新しいバージョンで使用される色には更新されません。新しい色は,KPI を再度複製またはオーバライドし,カスタム KPI のフィールドで再定義することによって適用されます。
  • 次の設定は,SOAP アダプタがリバース・プロキシ経由でセキュア(強化)HP Business Availability Center サーバ・アーキテクチャへのレプリケーションに使用されている場合に必要です。
  • リバース・プロキシ・サーバでの /axis2/* に対する要求は,次の URL によって処理されなければなりません:http://<HP Business Availability Center のゲートウェイサーバ>/axis2/*

  • 次の問題は,HP Diagnostics が統合されている HP Business Availability Center 環境でステージング・モードでアップグレードを実行しており,ステージとなっている Business Availability Center インスタンスに異なる Diagnostics サーバを登録する場合に関係があります。ステージング・プロセスでは,ステージング環境で Diagnostics サーバを Diagnostics 登録ページ内から登録解除してはなりません。これを行うと,Diagnostics サーバが実運用環境から登録解除されます。Diagnostics サーバのホスト登録を Business Availability Center 管理データベースで直接変更してください。管理データベースに対して次のクエリを実行することによって,CUSTOMER_PROP テーブルを正しい Diagnostics サーバ名で更新します。
  • Update CUSTOMER_PROP set CPP_PROP_VALUE='<<<新しい Diagnostics サーバのホスト名>>>' Where CPP_PROP_NAME=' OPAL_FULL_HOST'

  • アップグレード・ウィザードを 2 回目に開く場合は,このウィザードが関連ページにアクセスできるように HP Business Availability Center を立ち上げておく必要があります。
  • Solaris プラットフォームでは,アップグレード・ウィザードの[Help]ボタンをクリックしてもヘルプは表示されません。
  • HP Business Availability Center 8.00 アップグレード・ウィザードの指示,英語以外のロケールで HP Business Availability Center をインストールする場合に表示されるライセンス情報は,英語のみの表示です。
  • CPU が 4 個以上あるマシンでは,Sun Hotspot JVM の不具合によりオフライン集計エンジンがクラッシュすることがあります。そのような場合は,次の JVM 内部エラー ID とともにそのイベントが<HP Business Availability Center のルート・ディレクトリ>¥log¥offline_engine_boot.log ファイルにログ記録されます。
  • # An unexpected error has been detected by HotSpot Virtual Machine:
    #
    # Internal Error (4E4D4554484F440E4350500529)

    ご利用のシステムでこの問題が発生した場合は,次の回避策を実行してください。

    • <HP Business Availability Center のルート・ディレクトリ>¥bin¥offline_engine_run.bat ファイルの set SERVICE_MANAGER_OPTS で始まる行の最後に -XX:ParallelGCThreads=1 というパラメータを追加します。
    • 例:
      set SERVICE_MANAGER_OPTS=-DhacProcessName=%PROCESS_NAME% -Dlog.folder.path.output=%PROCESS_NAME% -Dlog.folder=%PROCESS_NAME% -DuseCustomClassLoader=true -XX:ParallelGCThreads=1

    • HP Business Availability Center を再起動します。
  • アップグレード・ウィザードの実行中に CMDB のアップグレード手順が失敗した場合,この失敗は無効なビジネス・ビュー・エンリッチメントによるものである可能性があります。JMX コンソールで次の手順を実行して,無効なエンリッチメントがあるか特定し,これらを CMDB から削除します。
    • データ処理サーバ(http://<データ処理サーバ名>:8080/jmx-console/)で JMX コンソールを開きます。
    • service=CMDB Dal Services JMX を見つけ,getCmdbVersion() メソッドを起動します。BusinessViewEnrichmentsUpgrader.PackageManager アップグレーダのバージョンが 8.0.0.0 である場合は,これがアップグレード・ウィザードの失敗の原因ではないため,残りの手順をスキップします。CMDB のアップグレードに関する問題のトラブルシューティングについては,『HP Business Availability Center デプロイメント・ガイド』を参照してください。バージョンが 8.0.0.0 でない,あるいは空白の場合は,この手順を続行してください。
    • service=CMDB Business View Enrichment Services JMX を見つけ,retrieveAllEnrichmentNames() メソッドを起動します。結果を保存します。
    • service=MAM Views Services JMX を見つけ,getAllViewsNamesWithTqlNames() メソッドを起動します。手順 3 で保存したビジネス・ビュー・エンリッチメントと同じ名前のビューを検索し,結果から TQL 名を取得します。
    • service=CMDB Tql Services JMX を見つけ,retrieveTqlNames() メソッドを起動します。手順 4 で取得した TQL 名を検索します。
    • 欠落している TQL がある場合,対応するビジネス・ビューのエンリッチメントは無効になるため,削除する必要があります。無効なビジネス・ビュー・エンリッチメントを削除するには,次の手順を実行します。
      • service=CMDB Business View Enrichment Services JMX を見つけ,欠落している TQL を持つ各エンリッチメントに removeEnrichment() メソッドを起動します。
    • データ処理サーバ・マシンを再起動します。

マイ BSM

  • トポロジ・マップ・ポートレットは廃止されました。ダッシュボードまたはマイ BSM では利用できません。CI の位相的観点を表示するには,[アプリケーション]>[Universal CMDB]>[トポロジ ビュー]を選択します。
  • ポートレットの高さを標準化するのに使う[ページごとの最大ポートレット数]というインフラストラクチャ設定は,制限された数のポートレットにのみ適用されます。たとえば,ダッシュボード・ポートレットにはフィルタ設定に独自の高さのパラメータがあります。
  • マイ BSM で EMS イベントを表示している場合,ショートカット・メニューの[Clear Event]オプションは機能しません。必要であれば,ダッシュボードでそのイベントをクリアします。
  • マイ BSM のプリファレンスでは,ページを右クリックした後でオプションを選択しないでいると,ショートカット・メニューが開いたままになります。これを閉じるには,左側のウィンドウ内の任意の場所をクリックします。

ダッシュボードおよびレポート

  • Business Availability Center 8.00 には Dashboard Ticker 7.50 が含まれます。Dashboard Ticker 7.50 は Business Availability Center 8.00 と互換性があります。Dashboard Ticker は,Business Availability Center の次のメジャー・リリースで廃止され,Dashboard Widget に置き換わります。これは Business Availability Center 8.00 ですでに使用可能です。
  • 親 CI に伝搬してはならない KPI には,アダプタまたは DNode によって作成されたリンクを持つ階層で CI に自動的に伝搬されるものもあります。
  • トポロジ・マップ・ポートレットは廃止されました。ダッシュボードまたはマイ BSM では利用できません。CI の位相的観点を表示するには,[アプリケーション]>[Universal CMDB]>[トポロジ ビュー]を選択します。
  • ビジネス・ルール・リポジトリのルールのパラメータを編集する際,[表示名]ボックスの値を変更すると,実際にそのパラメータの参照キーの値が変更されます。参照キーはビジネス・ロジック・エンジンでのルール計算に使用されるため,値の変更により計算が失敗する場合があります。パラメータの表示名は編集しないでください。
  • データ処理サーバに障害が発生した場合,またはシステムが再起動された場合,ダッシュボードの PNR KPI の永続性はなくなります。SLA が再計算されて PNR 値が更新されるまで,PNR KPI は初期化されたステータスを示します。
  • すべての HP Business Availability Center の観点にはすべての KPI が含まれます(非関連 KPI も含まれます)。たとえば,エンド・ユーザ CI と SiteScope CI を含むモデルを作成すると問題が発生する場合があります。その場合は,エンド・ユーザ・モニタの観点を適用することによってモデルからビューを生成します。ビューには SiteScope CI を除くエンド・ユーザ CI が表示されます。ダッシュボードでは,エンド・ユーザの CI と SiteScope CI の すべての KPI が表示されます。回避策:[管理]>[ダッシュボード]のビューにアクセスし,関連するビューから非関連 KPI を除外します。
  • 夏時間(DST)の変更が発生した期間を含むレポートは 1 時間欠落している(時計が 1 時間進むため)か,同じ時間に対してデータが 2 セット含まれます(時計が 1 時間戻るため)。
  • レポートを表示するには Adobe Flash Player 8.0 以降が必要です。
  • レポートの時間範囲に夏時間(DST)の時期が含まれる場合,DST 後のデータは不正確になります。時間範囲全体の正確なデータを取得するには,2 つのレポート(DST 前の時間範囲のレポートと DST 後の時間範囲のレポート)を別々に出力します。
  • Business Process Monitor トランザクションが含まれるダイナミック・ノード・ファクトリ CI は作成しないでください。ダイナミック・ノード・ファクトリに Business Process Monitor トランザクションが含まれると,予期しない CI 状態を招く可能性のある競合がアダプタとダイナミック・ノード・ファクトリ・メカニズムとの間に発生することがあります。

サービス・レベル管理

  • CI ベース・モードでアグリーメント・ウィザードを使用して SLA を作成または編集しているとき,前の[CI の選択]ページで追加した CI が[KPI 定義]ページに表示されないことがあります。表示を更新するには,ビュー・エクスプローラ・ウィンドウの[更新]ボタンをクリックします。
  • サービス・レベル管理では,1 つの CI に複数の PNR KPI(ダッシュボードで定義)を添付することはできません。
  • [OK]ボタンまたは[キャンセル]ボタンをクリックして[KPI 定義]ウィンドウを閉じないと,このウィンドウに次にアクセスしたときサービス・レベル管理に KPI の正しい目標が表示されません。
  • 関連 CI が SLA に追加された後で Business Process Monitor の位置名が変更された場合,その CI は SLA の計算に含まれず,CI の子孫も SLA 階層に表示されません。また,サービス・レベル管理も SLA を再計算できません。これを防ぐには,SLA が定義されている Business Process Monitor の位置名を変更しないようにします。さらに,「トランザクション/位置」階層構造ではなく「標準」階層構造が使用されるように,(ソース・マネージャで)Business Process Monitor ソースを設定します。
  • CI ベース・モードのアグリーメント・ウィザード([CI の選択]ページ)では,[KPI 定義]ページに進む前に,多くの構成アイテムが含まれる SLA をサービス・レベル管理が処理するのに数分かかることがあります。
  • CMDB の元の定義で CI がそれ自体のコピーを含む場合,その CI は SLA に追加できません。なぜなら,SLA の計算ではネストは無意味だからです(サービス・レベル管理は,CI の結果を値として使用して CI を計算できません)。このような CI を SLA に追加した場合,サービス・レベル管理は,SLA 階層で CI が 2 回目に現れたときにその CI を切り捨てます。しかし,CI がそれ自体の子孫を含まないときは,同じ CI を何度も SLA に追加できます。この場合,サービス・レベル管理は CI を 1 回だけ計算します。したがって,CI が SLA 階層のどこに存在してようと目標値は同じとなります。
  • サービス レベル管理 KPI:
    • 「タイムアウト・データなし」パラメータは,「計算方法」パラメータで「Time Based」が選択されている場合にのみ関係します(ルールはサンプル期間を使用して KPI を計算します)。
    • 外部ソースの平均値ルールには,「パフォーマンス・フィールド」というパラメータもあります。これは,外部ソース・サンプルのパフォーマンス・フィールドの名前です。

エンド・ユーザ管理

Business Process Monitor

  • Business Availability Center 8.00 は,Business Process Monitor 7.52 と共にリリースされます。
  • スクリプトの実行環境の設定で指定されている自動設定スクリプト(.pac ファイル)のプロキシ設定が使用される,VuGen で作成されたスクリプトを実行したときに .pac ファイルのいずれかのプロキシが使用不能だった場合,VuGen または Business Process Monitor でスクリプトを再生すると応答時間が長くなることがあります。 また,時にはタイムアウトによりスクリプトが失敗することもあります。Internet Explorer では使用できないプロキシは無視されるため,このようなスクリプトも問題なく実行できます。
  • Business Process Monitor は,Windows XP SP2 プラットフォームでは TCP ベースの Web トレース(標準設定)をサポートしません。このプラットフォームではトレースルート(ICMP ベースの Web トレース)がサポートされています(Web トレースは Windows 2000,Windows 2003,SP2 なしの Windows XP でサポートされます)。
  • Business Process Monitor は http://<HP Business Availability Center ゲートウェイ・サーバ名>/topaz で HP Business Availability Center に登録します。URL の最後は HPBAC でも MercuryAM でもありません。Business Process Monitor のインスタンスを作成するときは,この形式を使用する必要があります。
  • 大きなスクリプト(10 MB を超えるもの)はデータベースにアップロードできません。
  • (エンド・ユーザ管理または Business Process Monitor から)ページ・コンポーネント・ブレークダウンを実行する場合,対象となる URL は最大で 144 文字まで指定できます。

Real User Monitor

  • カスタム・レポート・マネージャの Real User Monitor(旧)タイプのレポート・コンポーネントは,今後のバージョンから削除される可能性があります。カスタム・レポートからレポート・コンポーネントを取り除き,対応する Real User Monitor タイプの新しいレポート・コンポーネントで置き換えることをお勧めします。
  • Business Availability Center が SSL を使用して稼動しており,クライアント側認証が必要な場合は,リアル・ユーザ・モニタ・セッションの再生は機能しません。

システム可用性管理

  • SiteScope が システム可用性管理でアクセス中に再起動されると,エラーを受け取り,SiteScope サーバに正しくアクセスするために SiteScope に移動し直さなければなりません。
  • システム可用性管理のコピー/貼り付け機能を使用して,SiteScope バージョン 10.00 から別の SiteScope バージョン 10.00 にコピーしている場合は,コピー先の SiteScope に貼り付けたオブジェクトが表示されるまでに最大で 1 分の遅延が生じる場合があります。これは,新しい SiteScope ユーザ・インタフェースのモニタ・ツリーが,貼り付け処理の完了後に標準設定の 5 秒で更新されるためです。貼り付け操作に 5 秒以上かかると自動更新に間に合わず,貼り付けられたオブジェクトが表示されるのは定期更新(標準設定で 60 秒)後になります。
  • HP Business Availability Center に測定値を統合するためにテクノロジ統合モニタを作成(モニタ・プロパティの[フィールドのマッピング]領域でサンプル・タイプに[測定値]を選択)すると,SiteScope はそのモニタのシステム・トポロジ・データを HP Business Availability Center に報告します。これは HP Business Availability Center への標準ホスト・トポロジ SiteScope レポートです。これは[トポロジ設定]領域にスクリプトを追加することによって変更することはできません。トポロジ・スクリプトを追加すると,スクリプトは失敗します。
  • システム可用性管理では,SiteScope 間でオブジェクトがコピーされる際に依存関係チェックは行いません。したがって,依存しているオブジェクトがコピー先の SiteScope に存在していなくても,別のオブジェクトに依存しているオブジェクトをほかの SiteScope にコピーできます。
  • システム可用性管理では,SiteScope サービスがダウンした場合,そのことを示すエラーが表示されるのではなく[ページを表示できません]というエラーが表示されます。
  • HP Business Availability Center が実行されていないときに SiteScope がリセットされた場合,HP Business Availability Center が再度実行されると,その SiteScope はシステム可用性管理の変更可能なプロファイルに登録されているものとして表示されます。SiteScope のリセットは,HP Business Availability Center の実行中に行う必要があります。
  • [新規モニタ]ページでは,システム可用性管理を終了する際に[最近使用されたモニタ]リストは保存されません。
  • システム可用性管理で SiteScope プロファイルを作成するとき,プロファイル作成中に発生したエラーを受け取った後でプロファイル表示名を変更しても,標準のプロファイル名はそれに応じて変更されません。必要な値が[プロファイル名]フィールドと[SiteScope エージェント マシンの場所]フィールドに入力されていることを確認してください。
  • 英語以外の言語が使用されている場合でも,イベント・ログの一部のイベント詳細情報は英語のままになっています。
  • システム可用性管理では,成功したアクションに関する通知はユーザ・インタフェースに表示されません。

TransactionVision

  • TransactionVision Analyzer は,Solaris および RedHat Enterprise Linux では /opt/HP/TransactionVision に,AIX では /usr/lpp/HP/TransactionVision にインストールされます。インストール・パスを変更することはできませんが,製品ファイルが使用可能な領域のあるドライブまたはパーティションに確実に配置されるようソフトリンクを作成することはできます。通常の状況では,顧客は tvinstall_800_unix.sh インストール・スクリプトを実行する前に /opt/HP/TransactionVision または /usr/lpp/HP/TransactionVision から新しい場所にソフトリンクを作成します。ただし,ソフトリンクに関する SonicMQ のインストール制限により,SonicMQ ファイルは標準設定の /opt/HP/TransactionVision/Sonic または /usr/lpp/HP/TransactionVision/Sonic ディレクトリにインストールされなければなりません。領域が問題の場合でも,顧客は TransactionVision インストール・ディレクトリ以下の別の高容量のディレクトリ(jre,jre64,java,docs,logs など)にソフトリンクを作成することができます。
  • AIX システムでは,Java Agent のインストール後に次のメッセージが表示されます。
  • The Installation Wizard has successfully installed HP Diagnostics/TransactionVision Agent for Java.(インストール・ウィザードによって HP Diagnostics/TransactionVision Agent for Java が正常にインストールされました。)Choose next to continue the wizard.([次へ]を選択して,ウィザードを続行してください。)

ただし,システムによっては,次の警告も生成されます:o null。

この場合,インストールは成功しており,メッセージは無視して構いません。

  • HP TransactionVision UI URL 設定が HP Business Availability Center のインフラストラクチャ設定マネージャで https:// を使って設定されている場合は,HP Business Availability Center にも https:// を使用してアクセスしなければなりません。この場合,HP Business Availability Center に http:// を使用してアクセスすると,各ページで「mixed mode content」エラーが生成されます。
  • HP Business Availability Center を Solaris システムで「run_topaz start」コマンドを使用して起動した場合,LANG 環境変数が正しく設定されていなければ,「不正な文字列」エラーが生じる可能性があります。こうしたエラーは BAC を起動する前に LANG を正しいロケールに設定することでなくせます。たとえば,「export LANG=en_US.UTF-8」コマンドを実行して,LANG を U.S. English に設定します。
  • 基本認証は,TransactionVision UI/Job サーバを BAC ゲートウェイ・サーバで使用しているときにはサポートされません。
  • TransactionVision は現在 IDM-SSO 環境をサポートしていません。
  • トランザクション・クラス定義が定義済みの dbschema タグを持たない TransactionDefinition.xml ファイルからインポートされると,これらの定義には無効なスキーマ割り当てが行われます。このような場合,クラスは TransactionVision トランザクション定義で特定のスキーマに手作業で割り当てる必要があります。これはアップグレード・シナリオの場合も同様です。クラス定義が TransactionVision の以前のバージョンから移行される場合は,これらのクラスをご自分のプロジェクト・スキーマの 1 つまたは複数に手作業で割り当ててください。
  • TransactionVision UI/Job サーバが別の Business Availability Center サーバまたは CMDB が再初期化されている Business Availability Center サーバを指すように切り替えられると,アプリケーションは上部のダッシュボード・ビューでそれぞれのトランザクションと関連付けられません。CMDB を再同期してもこの問題は修正されません。CMDB の更新はシステム・モデル情報ではなく,ビジネス・トランザクション・クラスにのみ影響するためです。回避策の 1 つは,プロジェクト・スキーマを削除して作成し直すことです。もう 1 つの回避策は,TransactionVision UI/Job サーバを停止して,TransactionVision データベースにログインした後に次の SQL を実行することです。
  • update <プロジェクト名>.SYS_MDL_OBJECT set CMDB_ID=null

    update <プロジェクト名>.SYS_MDL_OBJECT_RELATION set CMDB_ID=null;

    commit;

    これらの SQL コマンドを実行後,TransactionVision UI/Job サーバを再起動して,CMDB ポピュレーション・ジョブが稼動していることを確認します。

  • この TransactionVision リリースでは,SiteScope 設定項目のステータスは,収集されたトポロジのフローマップに表示されません。
  • z/OS で TransactionVision IMS センサーを有効にすることを検討している顧客は,IMS センサーの設定を進める前に,TransactionVision 以外の他の目的のために IMS OTMA 入力/出力(DFSYIOE0)をもはや使用していないことを確認しなければなりません。DFSYIOE0 がすでに顧客の内部目的のため,あるいは他のベンダ製品用に使用されている場合は,DFSYIOE0 ソース・コードを変更して TransactionVision IMS センサーを起動する(SLMYIOE0)ための詳細な手順について,TransactionVision カスタマ・サポートまでお問い合わせください。
  • z/OS バージョン 1.9 から,システムの parmlib DIAGnn メンバ・ステートメント VSM ALLOWUSERKEYCSA の標準設定は「NO」に変更されました。このパラメータは,セキュリティの理由から User Key CSA ストレージを許可しません。TransactionVision 8.00 センサーを z/OS で正常に実行するためには,VSM ALLOWUSERKEYCSA パラメータの値が「YES」に設定されていなければなりません。
  • Diagnostics/TransactionVision エージェントを使用して Linux 上で WebLogic を監視する場合,WebLogic に付属の JVM のバージョンの問題により次のエラーが発生する可能性があります。この問題により,サーバが起動しなくなります。
  • <Dec 3, 2008 5:41:17 PM PST> <Critical> <WebLogicServer> <BEA-000386> <Server subsystem failed. Reason: java.lang.NullPointerException

    java.lang.NullPointerException

    at weblogic.t3.srvr.SubsystemRequest.action(SubsystemRequest.java:79)

    at weblogic.t3.srvr.SubsystemRequest.start(SubsystemRequest.java:51)

    at weblogic.t3.srvr.ServerServicesManager.startService(ServerServicesManager.java:372)

    at weblogic.t3.srvr.ServerServicesManager.startInStandbyState(ServerServicesManager.java:125)

    at weblogic.t3.srvr.T3Srvr.initializeStandby(T3Srvr.java:630)

    at weblogic.t3.srvr.T3Srvr.startup(T3Srvr.java:402)

    at weblogic.t3.srvr.T3Srvr.run(T3Srvr.java:361)

    at weblogic.Server.main(Server.java:67)

この問題を回避するには,次の手順を実行します。

1. MercuryDiagnostics/JavaAgent/TransactionVisionAgent/config/sensor/instrumentDef ディレクトリにある all-in-one-rule.xml ファイルを編集して,次のセクションを削除します。

<ClassName name="weblogic.management.configuration.DomainMBeanImpl">

<Action name="ForwardMethodCall">

<SensorFlagName name="com.bristol.tvision.sensor.CheckSensor.servletSensorInstalled"/>

<SensorClass name="com.bristol.tvision.sensor.servlet.ServletSensor"/>

<SensorMethodPrefix name="DomainMBeanImpl_"/>

<MethodSignature name="void setName(java.lang.String)"/>

</Action>

</ClassName>

2.MercuryDiagnostics/JavaAgent/DiagnosticsAgent/etc ディレクトリの下の TV.properties ファイルを編集し,tvProperties 行の最後に次を追加します。

; com.hp.j2ee.domain.name=your_weblogic_domain_name

WebLogic ドメイン名は通常,サーバに含まれるディレクトリです。

3. WebLogic サーバを再起動します。

  • 『TransactionVision デプロイメント・ガイド』の付録 A の nanny ユーティリティ情報は正しくありません。構文およびオプションは,次のようにします。

Syntax

nanny -s <ホスト名> -p <ポート> <コマンド>

オプション

オプション
説明
-s <ホスト名>
Analyzer がインストールされるホストのホスト名。標準設定ではローカルホストです。
-p <ポート>
nanny サーバのポート。標準設定では 11020 です。
<コマンド>
次のコマンドのうちの 1 つ。
disableService <サービス名>
enableService <サービス名>
getServiceInfo <サービス名>
isServiceRunning <サービス名>
listAllDisabledServicesNames
listAllServicesNames
listDeadServicesNames
listLiveServicesNames
listServiceInfo
litStartingServicesNames
restartService <サービス名>
retrieveNannyManagerHTMLAdapterPort
showStackTrace <サービス名>
startAllServices
startService <サービス名>
stopAllServices
stopService <サービス名>
<サービス名>には次のいずれかを指定します。
tv_as - TransactionVision UI/Job サーバ Tomcat Web サービス
tv_message_broker - TransactionVision SonicMQ メッセージ・ブローカ
tv_domain_manager - TransactionVision SonicMQ ドメイン・マネージャ
tv_analyzer - TransactionVision Analyzer

  • [収集されたトポロジ]ページは不正な空のテーブルを表示する可能性があります。[生成]ボタンをクリックして,このページを正しくポピュレートしてください。
  • [フローマップ],[収集されたトポロジ],および[インスタンス トポロジ]でツールチップが点滅する場合があります。これは,ツールチップが画面の底部に近すぎると発生します。この場合,カーソルをゆっくりツールチップから外すか,トポロジの線またはアイコンを上に移動して,ツールチップが画面の底部に触れないようにします。これは Sun の JRE の既知の不具合です。詳細については,Sun の Java に関する不具合レポート(http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6308296)を参照してください。
  • システム状況は,Analyzer,SonicMQ ドメイン・マネージャ,SonicMQ メッセージ ブローカ,および UI/Job Server などの TransactionVision コンポーネントを監視します。UNIX では,システム状況は SonicMQ ドメイン・マネージャを正しく監視しません。この結果,システム状況ダッシュボードで SonicMQ ドメイン・マネージャ・プロセスに対し不正なステータスが表示されます。
  • この問題を修正するには,次の手順を実行してください。

    • 次のコマンドを使用して Analyzer ホストで nanny を停止します。
      <TVISION_HOME>/bin/run_topaz stop
    • <TVISION_HOME>/conf/supervisor/nanny/SonicMQDomainManager.nanny ファイルで次の行を置き換えます。
      procName=SonicMQDomainManager

      を次の行で置き換えます。
      procName=SonicMQDM
    • 次のコマンドを使用して Analyzer ホストで nanny を開始します。
      <TVISION_HOME>/bin/run_topaz start
    • 修正箇所を確めるには,システム状況ダッシュボードで Analyzer ノードをクリックし,SonicMQ ドメイン・マネージャ・プロセスの緑のステータスを監視します。

  • 『TransactionVision デプロイメント・ガイド』の付録 B は不完全です。次の設定ファイルはこのリリースでサポートされており,付録に含まれているべきものです。
    • License.properties ファイルは,HP によって提供される TransactionVision ライセンス・コードを特定します。
    • Performance.properties ファイルには,パフォーマンスのログ記録のための次の設定が含まれます。
      • performance:パフォーマンスのログ記録が有効か無効かを指定します。標準設定では無効です。
      • count_interval:パフォーマンス・データがログに記録された後のイベント数を指定します。標準設定では 500 です。
      • detail:詳細なパフォーマンスと統計のログを生成するかどうかを指定します。標準設定では無効です。
      • start_at:パフォーマンスのログ記録が開始される前に処理されるイベント数を定義します。標準設定では 500 です。
      • get_queuedepth.:各ログ間隔の現在のキューの深さを取得するかどうかを指定します。標準設定では無効です。
  • フロー・マップは,正しい Java JRE がインストールされていなければ,収集されたトポロジ,インスタンス・トポロジ,またはダッシュボードをロードしません。JRE 1.5.x 以降が必要です。フロー・マップの変わりに,赤い X アイコンが表示されます。これを修正するには,次のいずれかを実行します。
    • コンポーネントのトポロジ分析ページに移動し,ブラウザ上部のメッセージ・バーでリンクをクリックして Java アプレットのプラグインをダウンロードします。
    • Sun の Web サイトから手作業で Java JRE をインストールします。
  • 検索機能は正しく機能しないため,[収集されたトポロジ]ページと[インスタンス トポロジ]ページの両方で[アクティブ フィルタ]ダイアログ・ボックスから削除されました。
  • リリース 7.50 Java エージェントは,8.00 Analyzer および UI/Job サーバで使用されるときに,CMDB ポピュレーション・ジョブおよび CMDB 更新ジョブが必要なデータを収集しません。このような場合,UI /Job サーバのログには次のようなメッセージが含まれます。
  • "TransactionVision Error:(「TransactionVision エラー(SystemModelMissingCIAttributes):)Data required to populate CI not present in system model.(CI のポピュレートに必要なデータがシステム・モデルに存在しません。)

    • TransactionVision デプロイメント環境が 7.5 Java エージェントでのみ構成されている場合,CMDB ポピュレーションおよび CMDB 更新ジョブを停止することをお勧めします。
    • TransactionVision デプロイメント環境が,8.00 Analyzer および UI/Job サーバに報告するリリース 7.50 Java エージェントと 8.00 Java エージェントの両方で構成されている場合,CMDB ポピュレーション・ジョブと CMDB 更新ジョブは実行を続けることができ,上記のエラー・メッセージは無視できます。このような場合,8.00 エージェントに対応するインフラストラクチャ・エンティティのみ uCMDB に報告されます。
  • TransactionVision UI/Job サーバを Solaris に再インストールした後,以前のインストールの tomcat プロセスが実行されたままになり,Business Availability Center で TransactionVision メニューが無効になります。この問題を解決するには,「ps | grep Tomcat」を使用して問題のプロセスを見つけ,これをキルします。
  • TransactionVision Analyzer を以前のバージョンからアップグレードすると,移行により自動的に Analyzer の設定ファイルが Analyzer 21100 の新しい標準ポートに更新されます。ただし,Business Availability Center の Analyzer の定義は同じように更新されないので,手作業で行わなければなりません。[管理]>[TransactionVision]>[管理]>[アナライザ]>[Update Analyzer]ページにアクセスし,影響を受ける任意の Analyzer に対してポートを 21100 に更新してください。
  • Trade Demo サンプル・イベントのインポートのための修正および追加の手順については,<TVISION_HOME>¥samples¥readme.txt ファイルを参照してください。このファイルは,TransactionVision Analyzer のインストール・パッケージに含まれています。このファイルは,サンプル・イベントをインポートする前に参照してください。
  • [削除]ボタンが[通信リンク テンプレート]ページで有効になっているのは誤りです。ユーザが標準設定の通信リンク・テンプレートを編集している場合,編集済みの通信リンク・テンプレートが誤って削除される可能性があります。回避策:<TVISION_HOME>¥bin ディレクトリにある TVisionSetupInfo.bat/.sh を再度実行して,削除された通信リンク・テンプレートを作成し直します。
  • TransactionVision データは常に HP Business Availability Center の標準設定のプロファイル・データベースに保存されます。
  • TransactionVision データベースへの接続が失われると,次のメッセージが表示されます。
  • "TransactionVision Error:(「TransactionVision エラー:)The connection to the TransactionVision database has been lost.(TransactionVision データベースへの接続が失われました。)Please ensure that the database is accessible, and then re-login to BAC again."(データベースにアクセス可能であることを確認してから,BAC にログインし直してください。」)

    場合によっては,データベースにアクセス可能であることを確認してから Business Availability Center にログインし直しても問題が解決されないことがあります。このような場合,nanny restartService tv_as を使用して TransactionVision UI/Job サーバを 再起動することによって問題が解決することがあります。nanny ユーティリティの詳細については,『TransactionVision デポプロイメント・ガイド』の付録 A を参照してください。

Business Process Insight サーバ

  • Business Process Insight が TransactionVision からイベントを受信しない
  • イベントを BPI に送信するための TransactionVision の JMS イベント・キュー・サービスが利用できないときに Business Process Insight を起動した場合,あるいは BPI の起動後に JMS イベント・キュー・サービスが利用できなくなった場合には,OVBPIJmsEventHandler サービスが停止します。この問題を解決するには,[コントロール パネル]>[管理ツール]>[サービス]で OVBPIJmsEventHandler サービス用の Windows サービスを設定する必要があります。『Integration Training Guide』(英語版)の「Vusiness Events」の項の Windows Services アダプタについての記述と同様に,回復オプションを選択して第 1,第 2,以降の失敗のそれぞれに対して,[Restart the Service]の値に設定することによってサービスを設定しなければなりません。

  • ビジネス・プロセスのデプロイ時に予期しない画像が Modeler 内に表示される
  • BPI Modeler を使用してビジネス・プロセスをデプロイし,デプロイされたビジネス・プロセスの定義名の隣に予期しない画像が表示された場合は,使用している Java 仮想マシンのバージョンに問題がある可能性があります。問題なのは特に JRE バージョン 1.5_16 です。

    この問題を解決するには,バージョン 1.5_16 より前の JRE バージョンを使用するか,入手可能であれば 1.5_16 よりも新しいバージョンを使用します。

  • サーブレット・エンジン・ファイルの変更
  • サーブレット・エンジン(Tomcat)設定ファイルを変更する場合は,サーブレット・エンジン・ファイルに直接行った変更が BPI 設定ファイルによって上書きされることに注意してください。詳細については,『Business Process Insight デプロイメント・ガイド』のアップグレードに関する章を参照してください。

  • Business Process Insight のインフラストラクチャ設定の欠落
  • 1 つ以上の Business Process Insight インフラストラクチャ設定が欠落しているというメッセージを受け取った場合は,Microsoft SQL Server データベース名に値を指定していることを確認してください。

    インスタンス・データベースの設定:データベース名

    Oracle データベースの設定中であっても,この設定に値を提供する必要があります。どのような文字列でも使用できますが,フィールドを空白にしておくことはできません。空白にしておくと,Business Process Insight アプリケーション・ページにアクセスする際にエラーを受け取ります。

  • サーブレット・エンジンが次のシステムの再起動を開始しない
  • ごくまれに,システムの再起動後にサーブレット・エンジンが起動していないように見えることがあります(BPI 管理コンソール内でも Windows サービスとしても)。実際には,サーブレット・エンジン・サービスは起動している最中ですが,おそらくほかのアプリケーションが遅延を引き起こしていることが原因で,時間がかかっています。たとえば,データベースがいっぱいになっている場合には,その起動に長い時間がかかります。

    この問題が起きていると思われる場合の解決法は,次のとおりです。

    • 管理コンソールの[Status]画面から,サーブレット・エンジンについて[Start]ボタンをクリックします。
    • サーブレット・エンジンが有効になったらすぐに,サーブレット・エンジンについて[Stop]ボタンをクリックします。
    • これでサーブレット・エンジン・サービスが同期され,サーブレット・エンジンは起動されません。
    • サーブレット・エンジンを通常どおりに再起動します。
  • コンポーネントの起動時中に RMI レジストリと通信できない
  • BPI サーバがポート 44,000 の RMI レジストリと通信できないことを意味するエラー・メッセージを受け取る場合は,ポート番号の競合によるものであると考えられます。

    BPI RMI レジストリはポート 44,000 を使用します。他のアプリケーションまたはサーバが一時的にこのポートを使用すると,RMI は起動できません。この問題を解決するには,次のような方法があります。

    • 待機して BPI コンポーネントの再起動を試みる
    • BPI 管理コンソールを使用して RMI のポート番号を変更する
    • BPI サーバ管理コンソールで[ポート番号]タブを選択し,RMI レジストリのポート番号を 44,000 から変更します。ポート番号の値を変更すると,この変更によって影響を受ける他の設定も変更しなければなりません(Business Process Insight のインフラストラクチャ設定など)。

  • 一般データまたはイベント定義が単一プロセスから派生した場合にプロセスの進行が失敗する
  • 進行できないプロセス定義となるシナリオは次のとおりです。

    • 同じデータ定義にリンクする 2 つのプロセス定義を作成しデプロイする。
    • 最初のデータ定義への同一プロパティで新しいデータ定義を作成することでプロセスを完全に分割する。
    • プロセス定義の 1 つが新しく作成されたデータ定義にリンクしており,進行ルールに変更が行われない。この場合,BPI Modeler は進行ルールが異なるデータ定義を参照していることを検出しなければならないのですが検出しないため,結果としてプロセス・インスタンスは作成されません。

      この問題を解決するには,BPI Modeler のエクスポートおよびインポート・オプションを使用して,プロセス定義のコピーを作成します。定義の名前を変更する(上書きではない)オプションを使用します

      プロセス定義のコピーを作成する方法の詳細については,『Using Business Process Insight』(英語版)を参照してください。

  • Oracle での空の文字列値と null 文字列の値の評価
  • BPI Modeler でサブスクリプションに正しい値を入力するときには,Oracle サーバは,長さが 0 の文字列と,割り当てられていない値を持つ文字列(null 文字列)を区別しないことに注意してください。これは,サブスクリプションで長さが 0 の文字列をテストする場合に,空の文字列("")ではなく 1 つの空白スペース(" ")の使用を推奨することを意味しています。

  • Accelerator と openadaptor
  • HP Business Process Insight Accelerator for SAP アプリケーションは openadaptor フレームワークを使用します。BPI サーバがインストールされているのとは異なるマシンに Accelerator をインストールすると,Accelerator は動作に必要な openadaptor ファイルのサブセットだけをインストールします。

    Accelerator の機能を拡張し,Accelerator のインストールの一部として提供されるのではない openadaptor フレームワークの機能を使用するには,BPI マシンから Accelerator がインストールされているマシンに openadaptor フレームワークをすべてコピーする必要があります。

    openadaptor フレームワークは BPI サーバ・マシンの次の場所にあります。

    bpi-install-dir¥nonOV¥openadaptor

  • プロセス定義をインポートしようとすると Modeler でエラーが生じる
  • BPI Modeler にプロセス定義をインポートすると次に示すようなエラー・メッセージが表示される場合は,ロケール固有の文字を含む名前のプロセス定義をインポートしようとしている可能性があります。

    proc-defn-name.zip ファイルは有効なインポート・ファイルではありません。詳細についてはログ・ファイルを参照してください。

    proc-defn-name にはプロセス定義名に基づくファイル名が入ります。

    ロケール固有の文字セットの使用には制限があります。この文字セットには,BPI Modeler を実行中のシステム・ロケールの文字セットからの文字だけを含めることができます。ファイルの内容には,任意の文字を含めることができますが,ファイル名はファイルの読み取りまたは書き込みを行う Windows システムの文字セットによって制限されます。プロセスのエクスポートおよびインポートのための zip アーカイブ・ファイルの場合,zip アーカイブ・ファイル名はプロセス定義名に基づきます。したがって,プロセス定義をエクスポートする場合は,ファイルのインポート場所を検討する必要があります。複数のロケールをまたいでファイルを移動する場合は,設定されている任意のロケールでファイルを確実に読み取れるよう,プロセス定義名に ASCII 文字だけを使用することをお勧めします。

    この問題は,プロセス定義を作成した Windows システムのロケールを変更すると常に発生します。

  • BPI がインストールされているシステムのロケールの変更
  • BPI サーバがインストールされているシステムのロケールを変更すると,システムを再起動するときに BPI 管理コンソールを開始できないことに気づきます。管理コンソールも,メイン・クラスを見つけることができず,プログラムが終了することを示すエラーを返します。

    これは,BPI がロケール固有の文字を使用した名前を持つディレクトリにインストールされている場合に起こる可能性があります。システムのロケールが変更された場合,新しいロケールの文字セットでのディレクトリとファイル名の読み取りが常に可能であるとは限りません。

    BPI がインストールされているシステムのロケールを変更して,この問題が発生した場合は,次のいずれかを行う必要があります。

    • 元のロケールに戻して BPI の使用を続ける。
    • 元のロケールに戻して,BPI をアンインストールし,新しいロケールを設定してから BPI を新しいディレクトリに再インストールする。
  • トルコ語ロケールで BPI のインストールを実行すると例外エラーが発生する
  • トルコ語ロケールを使用して BPI インストール手順を実行しようとすると,インストーラがインストール画面を正しく表示できず,結果としてインストールの質問事項に答えることができません。これは InstallAnywhere ソフトウェアの問題であり,次の URL で問題の詳細を参照できます。

    http://support.installshield.com/kb/view.asp?articleid=Q110959

    インストールを正常に完了するには,ロケールを一時的に米国のロケールに設定する必要があります。インストールが完了したら,ロケールをトルコ語に設定し直すことができます。

  • Oracle データベース・データ・ディレクトリには非 ASCII 文字は使用しない
  • BPI のインストール中に Oracle データベース・データ・ディレクトリに非 ASCII 文字を入力すると,インストールが失敗します。このエラーは,Oracle がデータベース・インスタンスまたはデータベース・テーブルを作成できなかったことを示しています。

    BPI インストーラがデータベース・セットアップ・エラーを報告し,データベース・データ・ディレクトリ名に非 ASCII 文字を使用している場合は,BPI を同じ場所に再インストール(上書きインストール)しなければなりません。すべて ASCII 文字のデータベース・データ・ディレクトリ名を使用してください。

  • Microsoft SQL Server 2005 および過度のチェックポイント・プロセス I/O
  • Microsoft SQL Server 2005 を使用しており,データベース・チェックポイント I/O 要求での問題に気づいている場合は,SQL Server 2005 の既知の問題に遭遇しているものと思われます。この問題は Microsoft によって修正されています。Microsoft の不具合番号は 50000708 です。

    Microsoft はこの問題の解決策を SQL Server 2005 のサービス・パック 2 で提供しています。サービス・パック 2 をインストール済みかどうか確認する必要があります。Microsoft はまた,チェックポイント・プロセスによって生成された I/O 要求を制限するための -k3 スタートアップ・パラメータを使用することを推奨しています。スタートアップ・パラメータの使用法の詳細については,Microsoft が提供する不具合に関するテキストまたは Microsoft のマニュアルを参照してください。

  • InstallAnywhere アンインストーラが応答を停止する
  • InstallAnywhere アンインストーラの実行中に発生する多くのエラー(JVM の欠落など)により,アンインストーラが応答を停止したりハングしたりします。

    BPI アンインストーラが応答を停止する問題に遭遇した場合は,インストール内容に応じて次のタスクを完了する必要があります。

    • システムでまだ実行中のアンインストーラのプロセスを中止します。たとえば,Windows システムではタスク・マネージャを使用します。
    • BPI サーバを削除すると,BPI インストール・ディレクトリにある BPI ファイルが削除されます。
    • Zerog グローバル・レジストリを更新します(InstallAnywhere ファイル)。
      • レジストリ・ファイルを開きます。通常は c:¥Program Files¥Zero G Registry¥.com.zerog.registry.xml にあります。Windows では,レジストリ・ファイルは隠しディレクトリにあります。したがって,隠しディレクトリとファイルを表示するためにシステムを設定する必要があります。
      • レジストリ・ファイルにアンインストールしようとしている製品のエントリだけが含まれている場合,ファイル名を変更できます。ただし,複数の製品がインストールされている場合,あるいは 1 製品のインストールの複数のインスタンスがある場合は,次の手順で説明するようにファイルを編集する必要があります。

        レジストリ・ファイルに BPI のエントリ以外のエントリが含まれている場合は,ファイルを編集して次のエントリを削除します。

      • BPI の製品要素。要素が,アンインストールするファイルのあるディレクトリを参照していることを確認します。
      • BPI のコンポーネント要素。コンポーネント要素が,アンインストールするファイルのあるディレクトリを参照していることを確認します。
  • Autopass 使用時の制限事項
  • Autopass を BPI と一緒に使用する際に注意する必要のある制限事項について以下に説明します。

    • Autopass は個別の製品で,ローカル言語サポートに関して独自の要件があります。Autopass のバージョンが BPI によってサポートされている言語とは異なる言語で使用可能であることがあります。このような場合は,各製品で米国英語とローカルの原語が混在する可能性があります。
    • Autopass では,エントリ・フィールドでの非 ASCII 文字の使用がサポートされていません。たとえば,顧客の詳細を非 ASCII 文字で入力できません。詳細については,Autopass の製品情報を参照してください。

Business Availability Center for SOA

  • HP Virtual User Generator バージョン 9.10 以降で記録されたスクリプトだけが SOA ブレークダウンでサポートされます。HP Virtual User Generator バージョン9.00 で記録されたスクリプトを使用する場合は,プロファイルからスクリプトをデタッチし(アタッチされている場合), スクリプトを HP Virtual User Generator バージョン 9.10 以降で開いて保存し,このスクリプトをプロファイルに再度アタッチします。HP Virtual User Generator バージョン 8.10 FP3 以前で記録されたスクリプトはサポートされません。HP Virtual User Generator バージョン 9.10 以降を使用してスクリプトを再度記録する必要があります。

Business Availability Center for SAP

  • SiteScope SAP CCMS 警告モニタから受け取ったデータは,HP Business Availability Center for SAP アプリケーションを使用して作業している場合はダッシュボードと Service Level Management SAP システムのビューには表示されません。

Business Availability Center for Siebel

  • Siebel クロス・パフォーマンス・レポートを正しく表示するには Internet Explorer 7.0 が必要です。Business Availability Center for Siebel を使用してこのレポートを表示する場合は,Internet Explorer 7.0 を使用します。
  • Siebel KPI を非 Siebel ビューで CI に添付すると,伝搬が Siebel KPI を不正な規則で伝搬し,KPI に「データなし」ステータスが表示されます。回避策:Siebel KPI を編集し,必要なルール(たとえば,ワースト・チャイルド・ルール)を添付します。

HP SiteScope

  • SiteScope のすべての制限事項については,SiteScope のリリース・ノートを参照してください。

アダプタおよびビュー

  • ソース・マネージャでは,スケジュールされたアダプタの同期化の前に完了しないアダプタ同期化を実行すると,そのアダプタは自動的に同期しなくなります。これを解決するには,問題のあるアダプタを一旦無効にし,再度そのアダプタを有効にします。
  • ソース・マネージャで SiteScope ソース・アダプタを編集する際,[測定値を含める]の値を None に変更すると,以前の SiteScope モニタ設定が CMDB から削除されます。これは,SiteScope 測定値に基づいているサービス・レベル管理の SLA などに影響することがあります。
  • ソース・マネージャで SiteScope ソース・アダプタを同期化する際,そのアダプタに多数のオブジェクトが含まれていると,アダプタのパフォーマンスが低下し,数分かかることがあります。

プラットフォーム

  • Oracle パラメータ NLS_LENGTH_SEMANTICS の推奨設定は,標準設定の BYTE です。この値を CHAR に設定すると,データベースのパフォーマンスに影響を与えます。
  • JNDI ポートを変更すると,システム状況モニタは機能しなくなります。JNDI ポートは標準値のままにしておく必要があります。
  • 監査ログには,インフラストラクチャ設定に対する変更は含まれません。
  • 数字で始まるスキーマは作成できません。
  • 夏時間(DST)後,ダウンタイム・イベントは正しく再スケジュールされません。

統合

  • コピー機能を使用すると,同じポートに複数の HP OM(以前の HP OVO)モニタを作成できます。 その結果,OM イベントが重複することになります。このような場合は,コピーしたモニタを削除してください。
  • EMS 統合設定ファイル内の式のサイズは最大で 4,000 文字です。
  • SiteScope がアップグレードされた場合,EMS モニタは設定ファイルを見つけられないことがあります。このような場合は,ユーザ・インタフェースで設定ファイルの内容を EMS モニタ設定に手動でコピーします。
  • バージョン 5.x 以前の Business Availability Center バージョンを使用していて,その後でバージョンのアップグレードを複数回実行したけれども Diagnostics 統合は使用していない場合,Business Availability Center データベースのセッション・テーブルに欠落したプロパティがある可能性があります。これにより HP Business Availability 8.00 と Diagnostics 8.00 間の統合が妨げられます。
  • 回避策(Software-as-a-Service カスタマには該当しません):

    • 管理データベース/スキーマ SESSIONS テーブルを確認します。
    • SELECT * FROM SESSIONS

      WHERE SESSION_NAME='J2EE_For_Default Client'

    • 結果がある場合は,最後の手順に移動します。
    • 結果がない場合は,SESSIONS テーブルに新規レコードを挿入します。
      • 次のクエリを実行します。
      • SELECT * FROM SESSIONS

        WHERE SESSION_NAME like 'Unassigned%' AND SESSION_TYPE_ID=5

      • SQL ステートメントの結果の記録と同じ値で新規レコードを挿入します。新規 SESSION_ID でレコードを挿入する必要があります。
    • 手順 3 の新規レコードまたは手順 2 で見つかったレコードを次のステートメントで更新します。
    • UPDATE SESSIONS

          SET SESSION_NAME='J2EE_For_Default Client',

              SESSION_ACTION=1,

              SESSION_TYPE_ID=10,

              SESSION_AGR_POLICY_ID=12,

              SESSION_PRIM_TIME_DIFF=120

          WHERE SESSION_ID=<<新規 ID>>

Universal CMDB

一般,インストール,アップグレード

  • 以前のバージョンからアップグレードする場合は,UCMDB パッケージの用意済みコンテンツ(TQL,ビュー,CI タイプ,Jython Scripts,ディスカバリ・ジョブなど)に行われた設定の変更をエクスポートし,アップグレードが完了した後で変更を適用し直す必要があります。これは,用意済みコンテンツに行われたカスタムの変更がアップグレード処理によってオーバライドされるためです。詳細については,『HP Universal CMDB デプロイメント・ガイド』を参照してください。
  • バージョン 8.00 にアップグレードした後,データベースと J2EE サーバのタイプの CI(マニュアルでは WebSphere と記載されています)は,すべてのインスタンス・ビュー,SLA,およびこうしたタイプの CI を含む警告から削除されます。詳細については,『HP Business Availability Center デプロイメント・ガイド』の「コンポーネントとデータのアップグレードおよび制限事項」の影響モデリングに関する項を参照してください。
  • バージョン 8.00 にアップグレードしたら,<HP Business Availability Center ルート・ディレクトリ>¥mam_lib¥_reports¥customer_[id]¥UpgradeInfoReport.txt ログ・ファイルを確認し,削除されたすべての CI を参照してください。
  • アップグレードされたインスタンス・ビューにホスト(モニタは含まれません)が含まれ,そのホストがソフトウェア要素(モニタに接続されているもの)に接続されている場合は,アップグレード後にモデリング・スタジオの[非表示 CI]リストにホスト CI が表示されます。これはソフトウェア要素がデータベースまたは J2ee サーバのタイプではない場合に該当します。回避策:[非表示 CI]リストからホスト CI を削除します。
  • HP UCMDB および Federated Adapters のアップグレードの注意事項:
    • CMDB RMI アダプタ:CmdbRmiAdapter.zip パッケージは,アップグレード中に上書きされます。CmdbRmiAdapter パッケージを変更した場合は,次の指示に従ってください。
      • アップグレード処理を開始する前に,既存の<Business Availability Center ルート・ディレクトリ>¥mam_lib¥factory_packages¥CmdbRmiAdapter.zip ファイルを一時ディレクトリにコピーします。
      • アップグレード処理の後,古いアダプタ・パッケージに行った変更と一致するよう,新規 CmdbRmiAdapter.zip パッケージ内のファイルを編集します。変更は新規 CmdbRmiAdapter.zip に対して行い,古いパッケージで上書きしてはなりません。
    • 汎用 DB アダプタの標準設定フォルダで設定された専用アダプタ:標準の汎用 DB アダプタ・フォルダの専用アダプタを作成した場合は,アップグレード処理中に既存の汎用 DB アダプタ設定情報が失われないよう次の手順を実行しなければなりません。
      • 8.00 へのアップグレードの前に:<HP Business Availability Center データ処理サーバのルート・ディレクトリ>¥fcmdb¥CodeBase¥GenericDBAdapter¥META-INF ディレクトリのバックアップを取ります。
      • 8.00 のインストール後:バックアップを取ったディレクトリを元の場所にコピーします。

Discovery と Dependency Mapping

  • J2EE Discovery ウィザードは,大規模な JAR ファイル(30MB 以上)をインポートできない可能性があります。これらのファイルは,Discovery Probe のインストール・フォルダの適切な場所に手作業でコピーする必要があります。

モデリングとアプリケーション

  • モデリング・スタジオでモデル・エディタを使って作業している場合,検索機能は展開されたモデル/ビューで可視の CI に対してのみ機能します。回避策:検索機能を使用する前にモデルが展開されていることを確認してください。
  • IT ユニバース・マネージャおよびモデリング・スタジオの[CI の選択]による検索機能は,ツリーの関連する分岐を展開するまで,折りたたまれたビュー・ツリーで不可視の CI に対しては機能しません。回避策:関連する分岐を展開したら,検索機能は分岐が再び折りたたまれても機能します。ビューから移動して再び戻った場合は,検索機能を使用するときに分岐を再び展開する必要があります。
  • Modeling Studio では,場所に基づくモニタの観点がビューの観点として選択されると,[Apply Over Model Hierarchy]オプションが標準設定で選択されます。このオプションでは,ビューにビジネス・プロセス・ステップ CI が含まれます。これらの CI をビューから削除するには,[Apply Over Model Hierarchy]チェック・ボックスをクリアします。
  • 統合 TQL を変更すると,データの欠落が起こる可能性があります。データの欠落を防ぐには,次の手順を実行します。
    • TQL に変更を行う前に,diff レプリケーションを実行します。このステップは,full レプリケーション(次の手順)を実行したときに削除されたデータの欠落を防ぐ場合に必要です。
    • TQL に変更を行ったら,full レプリケーションを実行します。この手順は,新規データ(取得しなければならない)と既存データ(取得する必要はない)を識別するために 2 度目にすべてのデータを取得する場合に必要です。
  • ビュー・マネージャで変更を行い,これらの変更が TQL の結果に影響を与えると,ビュー内のフェデレート CI は更新されません。これは,フェデレート TQL は一時的にのみ計算され,ビューが再計算されたときに更新されないためです。フェデレート CI を更新するには,IT ユニバース・マネージャの[CI の選択]表示枠で[更新]ボタンをクリックします(再計算には長時間かかる場合があります)。
  • UCMDB 8.00 は JRE によって実行されるアプレットを使用します。サポートされる JRE バージョンは 6u4 以降です(6u10 を推奨。このバージョンは,ローカル・ネットワークへのダウンロード用に UCMDB サーバ自体に含まれています)。
  • ユーザ体験を UCMDB 8.00 で最適化するには,Java 設定の変更について尋ねられたら[Yes]を選択します。これにより,UCMDB アプリケーションで 192MB の追加メモリを使用できるようになり,パフォーマンスが向上します。変更を受け入れたら,変更が有効になるようアプリケーションを再起動する必要があります。
  • CMDB 検索で関連する CI を見つけた後、コンテキスト・メニューは選択後に有効になります。
  • 不可視の複数のデータ・ストア要素を持つ TQL で get result count を実行すると,その要素のカウントに要素のクエリを満たす CMDB オブジェクトが含まれなくなります。こうした TQL に基づくビューがある場合,ビューの結果に複数のデータ・ストア・ノードの CMDB からのみのデータが含まれており,このビューの他のノードにオブジェクトがなければ,このビューに基づくディスカバリを実行することはできません([IT ユニバース マネージャ]>[ビュー ブラウザ]>[ディスカバリのステータスおよびビューの変更を表示])。
  • テーブルやツリーなどの UI コンポーネントからのデータのエクスポートは,アジア言語向けにはサポートされていません。

レポート

  • テンプレート・ベース・ビューでのアセット・レポートの実行はサポートされていません。
  • HP Universal CMDB 6.x 生成された定期ゴールド・マスタ・レポートおよびトポロジ・レポート(6.x でのシステム・レポート)は,HP Universal CMDB 8.00 では表示できません。
  • PDF にエクスポートされたレポート内を検索することはできません(レポートが画像として保存されているため)。
  • グラフ・レポートを Excel および CSV にエクスポートすることはできません。

文書ライブラリ

  • HP Business Availability Center 文書ライブラリのオンライン・ヘルプを開くときに JavaScript エラーが生じた場合は,Java コンソールで[例外ダイアログボックスの表示]をオフにしてから再度ヘルプを開きます。

マルチリンガル・サポート

  • ブラウザで中国語,日本語,韓国語を使用する場合は,HP Business Availability Center が稼動しているゲートウェイ・サーバ・マシンに東アジア言語がインストールされていることを確認する必要があります。マシンに HP Business Availability Center ゲートウェイ・サーバがインストールされている場合は,[コントロール パネル]>[地域と言語のオプション]>[言語]>[東アジア言語のファイルをインストールする]を選択しなければなりません。
  • 中国語,日本語,韓国語では,ブラウザのロケールと Windows システム・ロケールが同じ言語に設定されていないと,Business Availability Center の文書ライブラリのナビゲーション表示枠の[検索]タブと[お気に入り]タブに文字化けした文字が表示されます。回避策:ブラウザのロケールと Windows システム・ロケールを同じ言語に設定します。
  • 新しいマルチリンガル・ユーザ・インタフェース(MLU)機能により,ブラウザの言語を設定すれば,さまざまな言語で HP Business Availability Center を表示できるようになりました。英語以外のロケールで作業する場合の注意事項と制限事項については,HP Business Availability Center 文書ライブラリにある『Reference Information guide』(英語版)の「Working in Non-English Locales」を参照してください。
  • ダッシュボードの[トップ ビュー]では,特定の言語の英語以外の文字は,オペレーティング・システムで同じ言語が使用されている場合にのみ表示されます。たとえば,日本語の文字を表示するには,日本語の OS およびロケールを使用する必要があります。

HP Business Availability Center サポート早見表

本項では,HP Business Availability Center の各バージョンでサポートされているさまざまな環境およびコンポーネントの早見表を示します。

各表の √ はサポートされていることを表し,X はサポートされていないことを表します。

サポートされている環境

コンポーネント
製品
バージョン
コメント
HP Business Availability Center サーバ - オペレーティング・システム
Windows
Windows 2003 Standard/Enterprise Server(SP1,SP2)
Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition SP2
Windows Server 2003 R2 32 ビット Enterprise x64 Edition,Service Pack 2
 
Solaris
Solaris 9,10
 
Web ブラウザ
IE
6.0
7.0
 
FireFox
2.0
FireFox では,HP Business Availability Center の一部の機能がサポートされます。
サポートされる機能は次のとおりです。
  • ダッシュボード・アプリケーション
  • EUM レポート
  • SLM レポート
  • SAM 管理
Web サーバ
IIS
6
 
Apache
2.2.6
 
Sun Java System Web サーバ
6.1 SP 5
 
Business Process Monitor - オペレーティング・システム
Windows
Windows XP Professional SP1,SP2
Windows XP SP2 では Web トレース機能は使用できません。これは,Microsoft が Windows XP SP2 セキュリティ・ロックダウンの一環として低レベル・ソケット・アクセスを使用不可にしたためです。
Windows 2003 Standard/Enterprise Edition(SP1,SP2)
 
Solaris
Solaris 9 + 最新のパッチを推奨,Solaris 10
 
SiteScope - オペレーティング・システム
Windows
Windows 2003 Standard/Enterprise Edition(SP1,SP2)
Windows 2003 Server R2 SP1
 
Solaris
Solaris 9,10 - どちらも最新のパッチを推奨
 
Linux
Linux Red Hat ES/AS 3,4
Linux RH 9.0 のサポートは取り消されました。
Real User Monitor Probe - オペレーティング・システム
Windows
未サポート
 
Solaris
未サポート
Linux
Red Hat Enterprise Linux バージョン 5.x(RHEL5),4.x(RHEL4)
Real User Monitor Engine - オペレーティング・システム
Windows
Windows 2003 Standard/Enterprise Edition(SP1,SP2)
 
Discovery Probe - オペレーティング・システム
Windows
Windows 2003 Standard/Enterprise Edition(SP1,SP2)
 

注: システム状況は SiteScope に基づいています。SiteScope でサポートされるオペレーティング・システムを参照してください。

データベースのサポート早見表

ハードウェア要件

デプロイメント・サイズ

プロセス数

物理メモリ

標準

1 デュアル コア

最小:2G RAM

推奨:4G RAM

大規模

2 デュアル・コアまたは 1 クアッド・コア

最小:4G RAM

推奨:8G RAM

サイズ設定の基準に関する情報については,『HP Business Availability Center Database Guide』(英語版)を参照してください。

ソフトウェア要件-Oracle Server

サポート・レベル

データベース・リリース

オペレーティング・ システム

バージョン

BIT Set

認定

Oracle 10.2.0.3 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Linux Enterprise Edition

Oracle 10.2.0.3 RAC Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Linux Enterprise Edition

Oracle 10.2.0.4 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Linux Enterprise Edition

Oracle 10.2.0.3 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Solaris 10

サポート

Oracle 9.2.0.8 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Linux Enterprise Edition

Oracle 10.2.0.3 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

32 BIT

Windows 2003 Enterprise Edition Service Pack 2

Oracle 10.2.0.3 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

AIX 5L

Oracle 10.2.0.3 Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

HP-UX 11.31

Oracle 10.2.0.4 RAC Enterprise Edition と最新の重要なパッチ

64 BIT

Linux Enterprise Edition

注: オペレーティング・システムごとに最新の重要な Oracle パッチを適用することを強くお勧めします。詳細については,Oracle のマニュアルを参照してください。

Oracle Client のソフトウェア要件に関する情報については,『HP Business Availability Center Database Guide』(英語版)を参照してください。

ソフトウェア要件-Microsoft SQL Server

サポート・レベル

データベース・リリース

オペレーティング・ システム

Microsoft Data Access Components(MDAC)

認定

バージョン

BIT Set

サービス・パック

 

Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition

32 BIT

Service Pack 2

Windows 2003 Enterprise Edition Service Pack 2

2.8 SP1 Refresh(サーバのインストール中に自動的にインストールされます)

Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition

64 BIT

Service Pack 2

Windows 2003 Enterprise Edition Service Pack 2

サポート

Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition

32 BIT

Service Pack 4

Windows 2000 Enterprise Edition Service Pack 2

2.5; 2.52; 2.61; 2.62;

2.7 SP1 更新

Business Availability Center コンポーネント・サポート早見表

Business Process Monitor サポート早見表

BPM のバージョンごとに,サポートされている最新の VuGen バージョンを示してあります。VuGen の以前のすべてのバージョンもサポートされます。

互換性早見表
HP Business Availability Center 8.00
HP Business Availability Center 7.51
HP Business Availability Center 7.50
HP Business Availability Center 7.0
BPM 7.52(VuGen 9.1)
√(推奨)
√
√
√
BPM 7.51(VuGen 9.1)
√
√(推奨)
√
√
BPM 7.50(VuGen 9.1)
√
√
√(推奨)
√
BPM 7.0(VuGen 9.0)
√
√
√
√(推奨)
QTP SAP R/3 7.31
√
√
√
√
QTP 9.5
√
√
√
X
QTP 9.1/2
√
√
√
√
QTP 9.0
√
√
√
√

Business Process Monitor 7.52 プロトコル・サポート早見表

次の表に,Business Process Monitor をインストールできる各プラットフォームでサポートされているプロトコルを示します。

* が付いているのは 7.0 で追加された新しいプロトコルです。

** が付いているのは 7.50 で追加された新しいプロトコルです。

プロトコル
Windows
Solaris
.NET *
√
X
AJAX *
√
√(ActiveX はサポートされていません)
C 仮想ユーザ
√
√
Citrix 1.8
√
X
COM/DCOM
√
X
CORBA - Java
√
X
DB2 CLI
√
X
DNS
√
X
EJB
√
X
Flex **
√
X
FTP
√
X
IMAP
√
X
i モード
√
X
Informix
√
X
Jacada
√
X
JAVA 記録¥再生 *
√
X
Java 仮想ユーザ
√
X
JavaScript 仮想ユーザ
√
X
JMS *
√
X
LDAP
√
X
MSSQL サーバ
√
X
マルチ・プロトコル Web
√
√
ODBC
√
X
Oracle(2-tier)
√
X
Oracle NCA
√
X
PeopleSoft - 8
√
√
POP 3
√
X
RDP *
√
X
Real
√
X
RMI - Java
√
X
SAP Click and Script *
√
√
SAP GUI
√
X
SAP Web
√
√
Siebel - Web
√
√
Siebel DB2 CLI
√
X
Siebel MSSQL
√
X
Siebel Oracle
√
√
SMTP
√
X
SOAP
√
X
Sybase CtLib
√
X
Sybase DBlib
√
X
ターミナル・エミュレーション(RTE)
√
X
Tuxedo 6
√
X
Tuxedo 7
√
X
VB 仮想ユーザ
√
X
Voice XML
√
X
WAP
√
√
Web(HTTP/HTML)
√
√
Web(Click and Script)
√
√
Windows Sockets
√
X

Business Process Monitor の変更点

Business Process Monitor のバージョン
変更点
7.52
Citrix プロトコル再生メカニズムが修正されました。これにより Citrix セッション中の色質と解像度の設定方法が向上しました。これは,解像度とカラー・デプスに制限のあるアプリケーションには重要です。
7.51
クロスサイト・スクリプティング攻撃に関するセキュリティの脆弱性のための修正が行われました。
7.50
LoadRunner 9.1 との互換性を持つようになりました。
QTP 9.5 がサポートされるようになりました。
Business Availability Center for SOA ソリューションがサポートされるようになりました。
7.0
LoadRunner 9.0 との互換性を持つようになりました。

  • BPM 7.50 からは,QTP 9.5 が次の新しいプロトコルとともにサポートされるようになりました:Power Builder アドイン。
  • QTP アドイン経由でサポートされているプロトコル

Web
QuickTest Professional Oracle Add-in(Web ベースおよび Java ベースの Oracle アプリケーション)
SAP Solutions(Windows ベースおよび Web ベースの SAP Solutions)用の QuickTest Professional アドイン
QuickTest Professional Siebel アドイン
QuickTest Professional Web サービス・アドイン
QuickTest Professional PeopleSoft アドイン
QuickTest Professional Java アドイン
QuickTest Professional .NET アドイン
QuickTest Professional ターミナル・エミュレータ・アドイン
QuickTest Professional Stingray アドイン
QuickTest Professional VisualAge Smalltalk アドイン

SiteScope サポート早見表

互換性早見表
HP Business Availability Center 8.00
HP Business Availability Center 7.50
HP Business Availability Center 7.0
SiteScope 10.00
√(推奨)
√
√
SiteScope 9.5
√
√(推奨)
√
SiteScope 9.0,9.01
√
√
√
SiteScope 8.x
√
√
√

  • SiteScope 9.01 は,BAC 7.01 と一緒に使用することが推奨されます。SiteScope 9.0 は,BAC 7.0 と一緒に使用することが推奨されます。SiteScope 8.5 は,BAC 6.5 と一緒に使用することが推奨されます。

SiteScope/Business Availability Center 互換性早見表

SiteScope と Business Availability Center の間の互換性については 3 つの主要な側面があります。

  1. データのログ処理:これは,リアルタイム・ステータス,レポート処理,サービス・レベル管理,その他を目的として,SiteScope によって Business Availability Center に収集されるデータを記録する処理です。
  2. モニタ管理:これは,Business Availability Center の中で SiteScope の設定(モニタのデプロイメントを含む)を行うことを指します。7.0 からモニタ管理が廃止され,SiteScope がシステム可用性管理で設定されるようになったため,この互換性の問題は 7.x より前のバージョンの Business Availability Center にのみ関係します。
  3. システム可用性管理:これは,システム可用性管理で SiteScope の設定を行うことを指します。

次の表に,これらの側面に関する互換性情報および SiteScope と Business Availability Center の各種リリースのさまざまな組み合わせを示します。

1 = データのログ処理に対応

2 = モニタ管理に対応

3 = システム可用性管理に対応

SiteScope バージョン
Business Availability Center のバージョン
 
8.00
7.50
7.0x
SiteScope 10.0
1, 3
1, 3
1, 3
SiteScope 9.5,9.51
1, 3
1, 3
1, 3
SiteScope 9.0,9.01,9.02
1, 3
1, 3
1, 3
SiteScope 8.8,8.7,8.6,8.5
1
1
1

Real User Monitor サポート早見表

互換性早見表
HP Business Availability Center 8.00
HP Business Availability Center 7.51
HP Business Availability Center 7.50
HP Business Availability Center 7.0
Real User Monitor Engine 8.00
√
X
X
X
Real User Monitor Probe 8.00
√
X
X
X
Real User Monitor Engine 7.51
X
√
√
X
Real User Monitor Probe 7.51
X
√
√
X
Real User Monitor Engine 7.50
X
√
√
X
Real User Monitor Probe 7.50
X
√
√
X
Real User Monitor Engine 7.0
X
X
X
√
Real User Monitor Probe 7.0
X
X
X
√

注: Real User Monitor 7.01(Probe および Engine)は Business Availability Center 7.01 でのみ機能します。

DDM Discovery Probe サポート早見表

互換性早見表
HP Business Availability Center 8.00
HP Business Availability Center 7.50
HP Business Availability Center 7.0
Discovery Probe 8.00
√
X
X
Discovery Probe 7.50
X
√
X
Discovery Probe 7.0
X
X
√

注: Discovery Probe 7.51 は Business Availability Center 7.51 でのみ動作します。Discovery Probe 7.01 は Business Availability Center 7.01 でのみ動作します。

セキュリティ早見表

セクション
コンポーネント名
修正/パッチ・ターゲット
HP Business Availability Center サーバ・オペレーティング・システム
Windows 2003 Standard/Enterprise Server
SP2 および 2008 年 2 月にリリースされたすべての Microsoft セキュリティ・パッチ
Solaris 9,10
推奨されるすべてのパッチ
HP Business Availability Center Web サーバ
MS IIS 6(Windows 2003)
2008 年 2 月にリリースされたすべての Microsoft セキュリティ・パッチ
Apache 2.2.6
 
Sun Java System Web サーバ 6.1
SP5

Business Availability Center for SAP コンポーネント・サポート早見表

SAP のバージョン
制限事項
SAP R/3 4.6
SAP R/3 4.7
なし
ERP 2004(ECC 5.0)
ERP 2005(ECC 6.0)
次のレポートはサポートされていません。
  • Show Impacting SAP Transports
  • Show SAP Transport Impact
  • SAP Transaction Changes
  • SAP Transport Changes

Business Availability Center for Siebel コンポーネント・サポート早見表

Siebel のバージョン
Siebel サーバ用 Solaris オペレーティング・システムのバージョン
Siebel サーバ用 Windows オペレーティング・システムのバージョン
他のオペレーティング・システムのバージョン(Siebel サーバ上)
Siebel 7.5.3
  • Solaris 5.9
  • 混在環境での SARM には対応していません
Windows 2000
 
Siebel 7.7
Solaris 9
Windows 2000
 
Siebel 7.8
(SARM と一緒に
使用する場合は
SARMAnalyzer
バージョン 7.7 を
使用する必要があります)
Solaris 9
Windows 2000
 
Siebel 8.0
Solaris 10
  • Windows 2003 Enterprise Edition
  • Windows 2003 Datacenter edition
  • IBM AIX 5L バージョン 5.3
  • HP-UX 11i V2
  • Red Hat Enterprise Linux 4
  • Oracle Enterprise Linux 4
  • Novell SUSE Linux Enterprise Server 9

Business Process Insight(BPI)サポートに関する注意点

BPI をデプロイするときは,次の制限事項に注意してください。

  • BPI は Windows プラットフォームでしか使用できません(つまり,BPI サーバは Windows OS でのみ稼動します)。
  • BPI には Microsoft SQL 2005 または Oracle データベースが必要です(Microsoft SQL 2000 データベースでは稼動しません)。

TransactionVision 統合に関する注意点

TransactionVision コンポーネントを Business Availability Center および/または Business Process Insight および/または Diagnostics と一緒に実行する場合は,すべてのソフトウェアのバージョンが同じでなければなりません。たとえば,TransactionVision を Business Availability Center 8.0 から実行する場合は,インストールされている TransactionVision コンポーネントはバージョン 8.0 でなければならず,Business Process Insight(インストールされている場合)も Diagnostics(インストールされている場合)も 8.0 でなければなりません。

Business Availability Center/Diagnostics 統合早見表

統合早見表

HP Diagnostics 8.00

HP Diagnostics 7.50

HP Diagnostics 7.0

BAC 8.00

√

√

√ (*)

BAC 7.50

√

√

√ (*)

BAC 7.0

√

√

√

(*) 注:Business Availability Center for SOA はサポートされていません

Business Availability Center 8.00/ServiceCenter/Service Manager 統合早見表

統合早見表

統合タイプ

HP Business Availability Center 8.00

HP Business Availability Center 7.50

HP Business Availability Center 7.00

Service Manager 7.02

Incident Submission

√

√

X

Problem Isolation

√

√

X

EMS(Dashboard,SLM)

√(SiteScope 10.00)

√(SiteScope 10.00)

√(SiteScope 10.00)

Service Manager 7.01

Incident Submission

√

√

X

Problem Isolation

X

X

X

EMS(Dashboard,SLM)

√(SiteScope 10.00)

√(SiteScope 9.50)

√(SiteScope 10.00)

ServiceCenter 6.26

Incident Submission

√

√

X

Problem Isolation

√

√

X

EMS(Dashboard,SLM)

√(SiteScope 10.00)

√(SiteScope 9.50)

√(SiteScope 9.0)

注: Service Manager との統合が正しく機能するためには,Business Availability Center と Service Manager の両方で追加のセットアップが必要です。詳細については Business Availability Center のマニュアルを参照してください。

サポート

HP ソフトウェアのサポート Web サイトは,次の場所にあります。

http://support.openview.hp.com

この Web サイトでは,連絡先に関する情報や,HP ソフトウェアが提供する製品,サービス,およびサポートの詳細情報を提供します。

HP ソフトウェア・オンライン・ソフトウェア・サポートでは,お客様にセルフ・ソルブ機能を提供しています。ビジネス管理に必要な,インタラクティブなテクニカル・サポート・ツールに迅速かつ効率的にアクセスできます。有償サポートをご利用のお客様は,サポート・サイトの以下の機能をご利用いただけます。

  • 関心のある情報や文書の検索
  • サポート相談や改善依頼の送信および追跡
  • ソフトウェア・パッチのダウンロード
  • サポート契約の管理
  • HP サポート連絡先の検索
  • 使用可能なサービスに関する情報の閲覧
  • 他のソフトウェア・カスタマとの意見交換
  • ソフトウェア・トレーニングの検索と申し込み

ほとんどのサポート・エリアでは、HP Passport ユーザとして登録し、ログインする必要があります。また、多くの場合、有効なサポート契約も必要です。サポートのアクセス・レベルに関する詳細は、次の URL を参照してください。

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HP Passport ID の登録は,次の Web サイトにアクセスしてください。

http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html

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