SHRは、Sybase IQデータベースを使用して、さまざまなHP製品の中央リポジトリから収集されたデータの管理と保管を行います。収集したデータに対してワークフロー操作が実行された後、そのデータは分析目的でデータストアに保管されます。データを行内に保管する従来のデータベースとは違って、Sybase IQでは、複数のディスクにまたがってデータを個別に保管できるよう、データは列ごとに保管されます。この方法でデータを保管することにより、データアクセスがさらに簡単かつ迅速になり、記憶領域の管理が改善され、集約が迅速化され、分析のパフォーマンスが向上します。
Sybase IQではインデックスが再設計されて、データ取得のパフォーマンスが向上しています。これまではたいてい、インデックスは、行データを格納している記憶領域を指し示す参照メカニズムとして使用されていました。しかしSybase IQでは、インデックスは実際にデータを表し、データを保管します。このため、このデータを広範囲の照会の迅速化のために使用できます。Sybase IQにおけるさらに別の独自の機能として、多重化多重化機能は、拡大縮小が非常に容易な共有ディスクグリッド技術であり、これによりディスクアレイに保管されているデータベースが複数のデータソースによって共有されます。この技術では、クラスタ化されたサーバー設定を介したアプリケーションの拡張性が実現されるので、データの読み込みや照会のパフォーマンス低下をほとんどまたはまったく生じないで数万のユーザーをサポートできます。機能があります。これは、データベースでの照会の大きな負荷を管理するために使用されます。
アプリケーションレベルではSybase IQは、各デバイスをDBspaceとして表して、複数のディスクにまたがってデータを分散します。DBspaceは、オペレーティングシステムファイル (dbfile) またはRawディスクパーティションのどちらでも構いません。Dbspaceには、ユーザーデータと、起動、回復、バックアップ、およびトランザクション管理に使用される内部データベース構造の両方を格納できます。
Sybase IQサーバーを使用して作成したデータベースをIQデータベースと呼びます。作成した各IQデータベースには、次の3つのストアが含まれます。
注: データベース領域の合計サイズは、スキーマの作成中に選択したボリュームと保持ポリシーによって異なります。
Sybase IQは、PMDB (すべてのSHR関連のデータ用のデータベースリポジトリ) が作成されるプラットフォームです。データは、データベース内の指定されたテーブルに保管されます。このテーブルは、SHRのインストール後の段階でデータベーススキーマの作成時に作成されたものです。
管理コンソールの [データベースの監視] ページには、SHRデータベースの稼動状態と可用性の詳細なステータスが示されます。データベースの監視によって、次のようなタスクを実行できます。
[データベースの監視] ページを使用して、データベースの詳細を表示できます。