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HPE OBRのコンテンツの監視

HPE OBRでは、ファクトテーブルはビジネスプロセスの測定値またはファクトで構成されます。多くの場合これは、ディメンションテーブルで囲まれた星型スキーマまたはスノーフレークスキーマの中心に位置します。ディメンションテーブルには、データ処理照会の実行時にデータを制約しグループ分けするのに使用される属性 (フィールド) が格納されます。ファクトテーブルは多くの場合、グレーンによって定義されます。ファクトテーブルのグレーンは、ファクトを定義する最小のレベルを表します。たとえば、CPUファクトテーブルのグレーンは、5分ごとのCPU使用率や、毎日のCPU使用率として示されることがあります。HPE OBRデータベースでは、収集された未処理データまたは割合データは、「ポーリング時」テーブルまたは「5分間」テーブルと呼ばれるファクトテーブルに固有レコードとして保存されます。その後、ワークフローはこれらのテーブルに対してサマリールーチンを実行し、時間別、日別、月別、および年別のデータに変換します。変換されたデータは、時間別、週別、月別、および年別のファクトテーブルに保管されます。

注: 月別テーブルおよび年別テーブルは、すぐに使えるOOTBコンテンツパック用のデータベース内の物理テーブルではありません。

HPE OBRでは、特定のコンテンツパックコンポーネントに関して、データのスループット (つまり、データベースに保管されるデータのボリューム) を監視できます。HPE OBRの [コンテンツ] ページを使用することにより、特定のコンテンツパックコンポーネントのファクトテーブルの増加状況を監視できます。

このページを使用して、次のようなタスクを実行できます。