月単位で実行するダウンタイムのスケジュールを作成するには、以下のいずれかのXML構文を使用できます。
構文1
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<downtime>
<name>Sample3</name>
<category>Other</category>
<schedule >
<type>MONTHLY</type>
<days>
<selectedDays>4</selectedDays>
<selectedDays>8</selectedDays>
</days>
<startTimeInSecs>57600</startTimeInSecs>
<durationInSecs>10800</durationInSecs>
<validFrom>2012-02-02 12:00:00</validFrom>
<validTo>2012-03-10 12:00:00</validTo>
</schedule>
<instances type="CPU">
<instance>
<attribute name="CI_UID" value="c2fa6553dd16af591b128e19feec3d49"/>
</instance>
</instances>
</downtime>
構文2
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<downtime>
<name>Sample3</name>
<category>Other</category>
<schedule >
<type>MONTHLY</type>
<days>
<selectedDays>4</selectedDays>
<selectedDays>8</selectedDays>
</days>
<startTimeInSecs>57600</startTimeInSecs>
<durationInSecs>10800</durationInSecs>
<validFrom>2012-02-02 12:00:00</validFrom>
<validTo>2012-03-10 12:00:00</validTo>
</schedule>
<selectedCIs>
<ci>
<id>ciid_bizsvc1</id>
</ci>
<ci>
<id>ciid_bizsvc2</id>
</ci>
</selectedCIs>
</downtime>
上記のサンプルで使用されるタグの説明については、次の表のとおりです。
タグ | 説明 |
---|---|
<name> |
ダウンタイムの名前をタグに入力します。 |
<category> |
ダウンタイムに割り当てられたカテゴリ。オプションの内訳は次のとおりです。
|
<schedule> |
ダウンタイムのスケジュールをXMLのこのセクションで定義します。 |
<type> |
作成するダウンタイムスケジュールのタイプを定義します。値は、ONCE、WEEKLY、またはMONTHLYのいずれかです。 |
<days> |
CIタイプに対するダウンタイムが計画されている日をこのセクションで指定します。たとえば、4と8はそれぞれ、特定のCIに対するダウンタイムが計画されている月の4日と8日を意味します。 |
<startTimeInSecs> |
スケジュール設定されたダウンタイムの開始を秒単位で指定します。たとえば、57600秒と指定したとします。57600秒は16時間に等しいため、ダウンタイムは、<days>タグで定義されている日の午後4時に開始するようスケジュール設定されます。 |
<durationInSecs> |
ダウンタイムの期間を秒単位で指定します。たとえば、10800秒と指定したとします。10800秒は3時間に等しいため、ダウンタイム期間は、午後4~7時の3時間継続します。 |
<validFrom> |
データエンリッチメントを目的としたダウンタイム情報の収集をHPE OBRが開始しなければならない開始日時を指定します。日時形式はyyyy-mm-dd hh:mm:ssです。 |
<validTo> |
データエンリッチメントを目的としたダウンタイム情報の収集をHPE OBRが終了しなければならない終了日時を指定します。日時形式はyyyy-mm-dd hh:mm:ssです。 |
<instances type> |
このセクションでは、ダウンタイムによって影響を受けるCIタイプ (ノート、CPU、ディスク、Webサーバー、アプリケーション、イベントなど) を定義します。作成するダウンタイムXMLは、1つのCIタイプに対してのみ適用可能です。追加のCIについては、XMLファイルを別途作成する必要があります。 |
<instance> |
CIタイプの各インスタンスは、異なる<instance>タグで定義する必要があります。attribute nameにはインスタンスメトリック、valueにはこのメトリックの値をそれぞれ指定します。特定のCIインスタンスが複数のメトリックによって定義された場合、同数で同一タイプのメトリックによって追加のインスタンスが定義されなければなりません。CIパラメータの詳細については、Model Automation XSDを参照してください。 |
<selectedCIs> |
このセクションでは、ダウンタイムによって影響を受ける複数のCIを直接定義することができます。これらのCIは、一意のIDを使用して参照できます。このセクションは、RTSMがトポロジソースであるSaOBデプロイメントシナリオおよびAPMデプロイメントシナリオでHPE OBRがデプロイされている場合に適用可能です。 |