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データプロセスの管理

管理コンソールの [データ処理] ページを使用すると、インストール済みの各コンテンツパックに対応するジョブストリームの数とステータスを表示することができます。ジョブストリームを設定し、実行中にエラーが発生したときのバッチの最大再試行回数およびステップあたりの最大実行時間を指定することもできます。ジョブステップに許可されている最大再試行回数を超えると、ワークフローフレームワークによってジョブストリームがブロックされ、エラーイベントが生成されます。

最大実行時間と最大再試行回数の2つの設定パラメーターは、ストリームの実行機能に直接影響します。最大実行時間を非常に大きな値に設定すると、ハングしたプロセスの識別に時間がかかることがあります。小さな値に設定すると、ステップが頻繁にエラーとしてマークされすぎてしまうことがあります。また、最大再試行回数オプションは、再試行の結果として正常に実行される可能性がある場合にのみ正の値に設定します。このオプションは、通常、リソースが利用不可になる問題を解消するために使用されます。

ただし、設定パラメーターの値を決定する方法としては、使用事例を理解し、テストを行って最適な値を決定するのが最も効果的です。

ワークフローフレームワーク内で同時に実行されるジョブステップの数は、実行されているジョブストリームの数に比例します。ただし、システム上にデプロイされているストリームの数が多い場合は、結果としてシステム上の負荷が非常に大きくなるため、システム障害が発生することがあります。このような状況では、データ処理のリソース制御機能を使用して、リソースの使用量を設定した限度に制限することによって高負荷が原因で発生する問題を緩和することができます。

ジョブストリームリソースを管理することで、次のようなタスクを実行できます。

リソース定義の詳細を指定し、そのタイプのリソースに同時にアクセスできるストリーム数の制限を設定することもできます。デフォルトでは、すべてのリソースタイプについてこの数が無制限に設定されます。つまり、リソースタイプに基づく制御は行われません。

[データ処理] ページを使用して、次のようなジョブストリーム管理タスクを実行できます。