HPE OBR PostgreSQL管理データベースのバックアップおよび復元
HPE OBR PostgreSQL管理データベースは、次の3タイプの情報を保存します。
- データ処理ストリーム情報
- ステージテーブルの削除を制御する内部テーブル (stage_control)
- 収集監査情報 (データ監査)
データベースのバックアップ
データのリカバリを目的に管理データベースをバックアップできます。データベースをバックアップするには、次の手順を実行します。
- PMDB Platform Timerサービスを停止します。
- PMDB Platform Collectionサービスを停止します。
- ロードされたすべてのデータ処理のストリームプロセスの実行が停止するまで待機します。
- 管理コンソールの [データ処理] ページ上で、ストリームのステータスをチェックします。また、次のコマンドを入力して、ステータスをチェックすることもできます。
abcMonitor -stream ID=ALL, state=active
- PostgreSQLデータベースバックアップユーティリティを使って、データベースをバックアップします。
データベースの復元
管理データベースを復元して、ステップの実行ステータスの履歴の詳細を取得できます。データベースを復元するには、次の手順を実行します。
- PMDB Platform Timerサービスを停止します。
- PMDB Platform Collectionサービスを停止します。
- ロードされたすべてのデータ処理のストリームプロセスの実行が停止するまで待機します。
- 管理コンソールの [データ処理] ページ上で、ストリームのステータスをチェックします。また、次のコマンドを入力して、ステータスをチェックすることもできます。
abcMonitor -stream ID=ALL, state=active
- PostgreSQL復元ユーティリティを使って、管理データベースを復元します。
- 復元操作が完了した後、PMDB Platform CollectionサービスとPMDB Platform Timerサービスを再起動します。
サービスの始動後、データ処理フレームワークは、復元後のステップを前回停止した地点から自動的に開始します。その際、ステップのステータスは自動的に処理されます。古いデータベースを復元すると、stage_controlテーブルとデータ監査テーブルのデータも古いデータになります。ただし、それらのテーブルは数時間以内にフレームワークによって自動的に更新されます。