データソースがHPE OBRで設定されている場合、レポートを生成するために使うディメンションおよびファクトデータがノード (ホスト、ネットワークデバイス、アプリケーションなど) から収集されます。ディメンションデータはトポロジソースから収集されます。ただし、ノードまたはCIを環境から削除しても、HPE OBRデータベースからは削除されません。これは、削除されたディメンションについての履歴レポートを生成できるようにするための処置です。
非アクティブのディメンション:ノードが環境から削除されたときに、HPE OBRデータベース内に非アクティブのディメンションを保有し続ける場合。
重複ディメンション:古いノードの名前で新しいノードが環境に追加されると、HPE OBRデータベースに重複ディメンションが存在することになります。
環境に永久的にリタイアしたノードまたはCIがあり、それらに対するレポートを今後生成しない場合は、非アクティブのディメンションを削除できます。コマンド行インターフェイス (CLI) を使用してHPE OBRシステムからローカルおよび適合済みディメンションの両方に対して実行できます。
新しいノードを追加済みで、それらが古いノードの名前を取っている場合、該当の重複ディメンションの名前を変更できます。コマンド行インターフェイス (CLI) を使用してHPE OBRシステムからローカルディメンションのみに対して実行できます。
注: ディメンションを削除すると、ディメンションとそのファクトデータは永久的に削除されます。この操作を実行する前に、HPE OBRデータベースのバックアップを取ってください。
詳細については、『HP Service Health Reporter設定ガイド』の「データベースのバックアップとリカバリ」セクションを参照してください。
ファクト、ディメンション、ディメンションのタイプの詳細については、『HPE Operations Bridge Reporterコンセプトガイド』の「アーキテクチャ」セクションを参照してください。
使用可能なコマンドを列挙しているCLIヘルプを表示するには、次のコマンドを実行します。
dimensionmanager --help
このセクションのコマンドを実行する前に、HP_PMDB _Platform_Timer
サービス (Windows) またはTrendTimer
サービス (Linux) を停止します。