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エンタープライズトポロジソースHPE OBRで、アプリケーション、データベース、システムリソースに関連するファクトデータなどのドメイン固有のデータをノードまたは構成アイテム (CI) から収集する処理を開始する前に、管理対象の環境、ビジネスサービス、および基盤となるITコンポーネントのトポロジ情報IT環境内のアプリケーション、サーバー、データベース、システムリソースなどの構成アイテム (CI) 間の関係。を最初に識別して収集する必要があります。HPE OBRは、この情報を使用して、収集したファクトデータを整理および調整し、長期間の保存、分析、クロスドメインレポートに使用することができます。 エンタープライズトポロジには、アプリケーション、サーバー、データベース、システムリソースなどのITコンポーネントが含まれます。これらは、Run-time Service Model (RTSM) やHPOMなどのHPEのビジネスサービス指向製品によって監視されます。これらの監視対象のコンポーネントは、構成アイテム (CI) と呼ばれます。エンタープライズトポロジを識別すると、各ビジネスサービスが、基盤となるCIにどのようにリンクされているかを理解するために役立ちます。これにより、ビジネスサービスのITインフラストラクチャに対する依存関係のマップが提供されます。このマップは設定変更をトラッキングするために役立ちます。 HPE OBRは、次のデータソースからのトポロジ関連データの収集をサポートしています。
これらのデータソースからのトポロジデータの収集は、HPE OBRをデプロイするシナリオのタイプによって決まります。HPE OBRは、現在のところ3つのタイプのデプロイメントシナリオをサポートしています。
HPE OBRがBSM SaOBまたはAPM環境内にデプロイされる場合は、RTSMからトポロジデータを収集するようにデータコレクターを設定する必要があります。HPE OBRがHPOM環境内にデプロイされる場合は、HPOMデータベースがHPE OBRのトポロジ情報のソースになります。 デプロイメントシナリオの詳細については、『HPE Operations Bridge Reporter設定ガイド』を参照してください。 データ収集HPE OBRでは、データ収集の一環として、HP Operations Manager i (OMi)、HP Business Service Managementプロファイルデータベース、HP Operations Agentなどの各種製品の中央リポジトリからドメイン固有のデータが収集されます。収集されたデータはHPE OBRデータベースに保存されてから、長期のクロスドメインパフォーマンス分析およびレポート作成に使用されます。 HPE OBRには、オープンで柔軟なデータ収集フレームワークが用意されており、これを使用して複数の異なる種類のデータソースからデータを収集できます。HPE OBRは、次のようなさまざまなデータコレクターを使用して必要なデータを収集します。
これらのデータコレクターは、HPE OBRインフラストラクチャーで内部的に稼働してデータを収集します。したがって、これらのコレクターを直接操作することはできません。その代わりに、管理コンソールを通して、コレクターのデータの収集先のデータソースを指定できます。 管理コンソールは、次の種類のデータソース接続の設定をサポートします。
コンテンツパックのデプロイメントによって、各種のデータソースから収集されるファクトデータと、データが収集される間隔が決定されます。インストールされているコンテンツパックのデータソース接続の設定は、使用するデプロイメントシナリオのタイプによって異なります。データ収集プロセス、およびデプロイメントシナリオごとにサポートされているコンテンツパックについての詳細は、『HPE Operations Bridge Reporter設定ガイド』を参照してください。
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