場所XMLの作成

場所のレコードを作成するには、次の構文をXMLファイルにコピーします。

注: XMLファイルには任意のファイル名を入力できますが、<名前>locationenrich.xmlという形式に従わなくてはなりません。この場合の<名前>には、オペレーティングシステムによってサポートされているあらゆるファイル用文字列を入力できます。

たとえば、shr_locationenrich.xmlまたはSHR9XXlocationenrich.xmlなどになります。

<locations>

<location name="">

<country></country>

<state ></state>

<city></city>

<region></region>

<address></address>

<building></building>

<floor></floor>

<instances type=" ">

<instance>

<attribute name="" value="" operator="" relation=""/>

<attribute name="" value="" operator="" />

</instance>

</instances>

</location>

</locations>

上記の例で使用されるタグの説明については、次の表のとおりです。

フィールド 説明
<location name> 場所の名前を入力します。このフィールドへの値の入力は必須です。
<country> 国名を入力します。(省略可能)
<state> 都道府県名を入力します。(省略可能)
<city> 市町村名を入力します。(省略可能)
<region> 領域の名前を入力します。このフィールドへの値の入力は必須です。
<address> 住所をここに入力します。(省略可能)
<building> 建物の名前を入力します。(省略可能)
<floor> 階を入力します。(省略可能)
<instances type> K_CIテーブルに適合するディメンションテーブル名。ディメンションのリストを得るには、各コンテンツパックの/docフォルダーで入手可能なモデルインタフェースのドキュメントを参照してください。ディメンションはこのテーブルから抽出されます。
<attribute name> <instance type>タグで定義されるディメンションテーブル内の (数値の列ではなく) 文字列の列の名前。
<value>

場所を作成するディメンションテーブルの列の値。たとえば、「K_CI_Oracle」ディメンションテーブルの「node_name」列の値です。または、「K_CI_System」ディメンションテーブルの「dns_name」列の値などになります。

< operator>

ノード名の値を検索するためのオペレーター。

値の完全一致検索を実行するには、EQUALS演算子を使用します。例: "abcvalue1"

値のパターンベース一致の検索を実行するには、LIKE演算子を使用します。値を"abcvalue1%"または"%abcvalue1%"などとして指定できます。

IN、NOT IN、NOT LIKE、EXISTS、"="、または "!=" などのその他の演算子の場合は、二重引用符で囲われた値を指定する必要があります。たとえば、IN演算子は"'abcvalue1','abcvalue2','abcvalue3'"のような値を持つことになります。

注: HPE OBRデータベースに対する、XMLのすべての値の比較では、大文字小文字を区別しません。

<relation>

複数の属性と値のペアが指定されている場合に、ANDまたはOR演算子が実行される必要があるかどうか判断します。

relationの値を定義しない場合は、SHRによって、デフォルト値はANDとされます。

適用可能なコンテンツパック

次のコンテンツパックの適合済みディメンションに、場所を関連付けることができます。

場所の情報は次のコンテンツパックのデータソースから使用可能です。

場所の情報は次のコンテンツパックでは使用できません。