設定ウィザード

設定ウィザードは、管理コンソールに初めてログオンする場合、または以前のセッションでインストール後の設定が完了していない場合に表示されます。設定ウィザードを使用して、HPE OBRシステムのインストール後の設定を完了できます。また、HPE OBRのデータベース、コレクター、およびトポロジソースを設定することもできます。

[設定ウィザード] ページには、以下の項目が表示されます。

フィールド 説明
パラメーターの設定

次のオプションからタイムゾーンを選択します。

  • GMT
  • ローカル
Verticaデータベースの作成

Vertica設定オプション:

リモートデータベース

Verticaデータベースが別のサーバーにインストールされているか、HPE OBRサーバーとは異なるサーバーにインストールされている場合にのみ、このチェックボックスをオンにします。

ホスト名 Verticaデータベースがインストールされているシステムのホスト名。
ポート Verticaデータベースがインストールされているシステムのポート番号。
Verticaユーザー名 Verticaデータベース管理者の名前。
Verticaデータベースのパスワード Verticaデータベース管理者のパスワード。
パスワードの確認 確認用にパスワードを再入力します。
データベースファイルの場所

データベースファイルが保存される場所。

注:[リモートデータベース] チェックボックスをオンにすると、このフィールドは無効になります。

カタログファイルの場所

データベースメタデータ情報が保存される場所。

注:[リモートデータベース] チェックボックスをオンにすると、このフィールドは無効になります。

管理データベースの作成

管理データベースユーザー (DBA権限) およびパスワード:

  • ユーザー名:PostgreSQLデータベース管理者の名前 (DBA権限)。デフォルト値はpostgresです。
  • 新しいDBAパスワード:PostgreSQLデータベース管理者のパスワード。
  • 新しいDBAパスワードの確認:確認のためにパスワードを再入力します。

管理データベースユーザー情報:

ユーザー名:HPE OBR管理データベースユーザーの名前。このフィールドは無効であり、デフォルト値はpmdb_ adminです。

新しいパスワード:HPE OBR管理データベースユーザーのパスワード。

新しいパスワードの確認:確認のためにパスワードを再入力します。

コレクターの設定

収集のサマリー:

名前 ユーザーの名前を表示します (: 一度設定すると変更できません)。
有効

リモートシステムにインストールされているコレクターを有効化または無効化します。

データソースが既にデータ収集のコレクターのいずれかに割り当てられている場合、アプリケーションではコレクターを無効化できなくなります。

接続

HPE OBRシステムとコレクターがインストールされているリモートシステム間の接続をテストします。

インストール コレクターがインストールされているかどうかを示します。
設定: ポリシー

必要な収集ポリシーがすべてコレクターシステムにインストールされているかどうかを示します。

必要なポリシーが存在しない場合、[更新] () アイコンをクリックします。

設定: データソース データソースがコレクターで設定されているかどうかを示します。
設定: コレクター: 設定 リモートコレクターの設定パラメーターを変更できます。
新規作成 設定パラメーターを入力して、新規リモートコレクター接続を作成します。
削除 データ収集に対して設定されているリモートコレクターを削除します。
保存 コレクターに対して行われた変更を保存します。
テスト接続 特定のコレクターの接続をテストします。

データソースの選択

デプロイメントシナリオに基づいて必要なデータソースを選択するオプション。

HP OM

デプロイメントシナリオとして [HP OM] を選択するオプション。

注: HPE OBRのインストール後の設定の際にトポロジソースを選択する必要があります。トポロジソース (RTSM、HPOM、およびVMware vCenter) の間で切り替えることはできません。

BSM/OMi デプロイメントシナリオとして [BSM/OMi] を選択するオプション。

VMware vCenterのみ

デプロイメントシナリオとして [VMware vCenterのみ] を選択するオプション。
その他 デプロイメントシナリオとして [その他] を選択するオプション。

トポロジソースの設定

トポロジソースの選択および設定を行うオプション。

RTSM サービス定義データのソースとして [RTSM] を選択するオプション。
HP OM サービス定義データのソースとしてHPOMデータベースを選択するオプション。
VMware vCenter サービス定義データのソースとしてVMware vCenterデータベースを選択するオプション。
ホスト名 サービス定義ホストシステムのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN)。
収集を有効にする サービス定義データ収集を有効または無効にします。
頻度のスケジュール

HPE OBRデータベースをRTSMデータベースと同期させる時間 (時間単位)。

HP OM同期をスケジュールに指定する HPE OBRデータベースをHPOMデータベースと同期させる時間 (時間単位)。
ステータス

サービス定義ソース接続およびデータ収集のステータス。

  • 接続

サービス定義ソース接続のステータス。

  • は、HPE OBRホストシステムがデータソースに接続されていることを示します。
  • は、HPE OBRホストシステムがデータソースに接続されていないことを示します。
  • 収集

最後に収集が試みられた日付と時刻および現在のステータスを示す収集のステータス。

  • は、データ収集が進行中であることを示します。
  • は、前回のデータ収集の試行が正常に完了したことを示します。
  • は、前回のデータ収集の試行が失敗したことを示します。
  • は、データ収集が開始しなかったことを示します。
設定 既存のサービス定義ソース接続を変更します。
テスト接続 サービス定義ソース接続をテストします。
新規作成

新規サービス定義ソース接続を作成します。

保存 特定のサービス定義ソース設定属性を保存します。
サマリー [設定ウィザード] ページで完了しているインストール後の設定のサマリー。

[はじめに] の [設定ウィザード] ページを使用して、HPE OBRのインストール後のタスクを実行できます。