汎用データベース

[汎用データベース] ページを使用して、あらゆるデータタイプの収集元である汎用データベースを設定することができます。このページは、通常はNetwork Node Manager i (NNMi) からパフォーマンスデータを収集するようNetwork Performance Server (NPS) を設定するために使用されます。このページを使用して、データ収集頻度のスケジュール設定、データ収集の有効化または無効化、さらに要件に応じたデータ収集接続の追加または削除も行うことができます。

HPE OBRでは、Oracle、Sybase、またはMicrosoft SQL Serverデータベースタイプを使用する汎用データソースに対する設定を最初からサポートしています (特別な設定をする必要はありません)。ただし、このページを使用すると、MySQLやPostgreSQLのようなその他のタイプの汎用データベースに接続してデータを収集するようにHPE OBRを設定することもできます。特定のデータベースタイプに対して、HPE OBRがシステムデータやネットワークデータなどのデータを収集するドメインを指定できます。このようなデータソースの設定方法の詳細については、HPEサポートにお問い合わせください。

[汎用データベース] ページには、以下の項目が表示されます。

フィールド 説明
ホスト名 汎用データベースサーバーのIPアドレスまたはFQDN。
収集を有効にする 汎用データベースからのデータ収集を有効または無効にします。
頻度のスケジュール HPE OBRデータベースを汎用データベースと同期させる時間 (時間単位)。
ステータス

汎用データベース接続およびデータ収集のステータス。

接続

汎用データベース接続のステータス。

  • は、HPE OBRホストシステムがデータソースに接続されていることを示します。
  • は、HPE OBRホストシステムがデータソースに接続されていないことを示します。

収集

最後に収集が試みられた日付と時刻および現在のステータスを示す収集のステータス。

  • は、データ収集が進行中であることを示します。
  • は、前回のデータ収集の試行が正常に完了したことを示します。
  • は、前回のデータ収集の試行が失敗したことを示します。
  • は、データ収集が開始しなかったことを示します。
設定 既存の汎用データベース接続を変更します。
テスト接続 汎用データベース接続をテストします。
削除 汎用データベース接続を削除します。
新規作成

新規汎用データベース接続を作成します。

保存 特定の汎用データベース属性を保存します。

接続パラメータ

フィールド 説明
ホスト名 汎用データベースサーバーのIPアドレスまたはFQDN。
ポート データベースサーバーを照会するためのポート番号。
タイムゾーン

データベースインスタンスが設定されるタイムゾーン。

注: データソースから収集されるデータのタイムゾーンと同じタイムゾーンを選択する必要があります。異なるタイムゾーンに設定することはできません。

データベースタイプ データベースを作成するために使用されるデータベースエンジンのタイプ。これは、Sybase IQ、Sybase ASE、Oracle、またはMSSQLのいずれかです。
ドメイン 選択されたデータベースタイプからHPE OBRがデータを収集するドメインを選択します。
URL

データベースインスタンスのURL。各データベースタイプに対するURLの構文は次のとおりです。

  • Oracle:jdbc:bto:oracle://<サーバー>:<ポート>;SID=<SID>

Oracle Real Application Cluster (RAC) で、TNS ORAファイルをHPE OBRシステムにコピーし、次のURL構文内に絶対パスを入力します。

jdbc:bto:oracle:TNSNamesFile=<TNS ORAファイルの絶対パス>;TNSServerName=<サービス名>

  • MSSQL:jdbc:jtds:sqlserver://<サーバー> <ポート>/<データベース>;instance=<DBインスタンス>
  • Sybase IQ:jdbc:sybase:Tds:<サーバー>:<ポート>/<データベース>
  • Sybase ASE:jdbc:sybase:Tds:<サーバー>:<ポート>?ServiceName=<DBインスタンス>
  • PostgreSQL:jdbc:postgresql://<サーバー>:<ポート>/<データベース>
  • Vertica:jdbc:vertica://<サーバー>:<ポート>/<データベース>

ここで、<サーバー>、<ポート>、<SID>、<データベース>、<DBインスタンス>は入力する必要のある置換可能な変数です。

ユーザー名

汎用データベースユーザーの名前。

パスワード

汎用データベースユーザーのパスワード。

収集ステーション このオプションは、リモートシステムにインストールされているコレクターで使用します。

[Operations Manager] ページを使用して、以下の操作を行います。