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管理データベース、プロファイルデータベース、Operationsデータベースのデータ収集の管理

次のBusiness Service Managementデータリポジトリからデータを収集するようにOBRを設定できます。

  • 管理データベース: 管理データベースでは、Business Service Management環境におけるシステム全体の管理関連メタデータが保管されます。
  • プロファイルデータベース: プロファイルデータベースでは、Business Service Managementデータコレクターから取得された未処理の集約済み測定データが保管されます。プロファイルデータベースでは、OMi、BPM、RUM、およびサービスヘルスから収集された測定値も保管されます。
  • Operationsデータベース: Operationsデータベースには、OMi 10データソースから取得されたイベント、KPI、およびHIデータが格納されます。

OBRでは、複数のプロファイルデータベースを設定して、それらのデータベースからデータを収集することができます。Business Service Management環境内では、複数のプロファイルデータベースをセットアップすることができます。これは、スケーリングが必要になる場合 (すべてのデータを保管するには1つのデータベースでは十分ではないことが予想される) またはデータを分離する必要がある場合 (重要なデータはすべてあるプロファイルデータベースに保管して、重要でないデータはすべて別のプロファイルデータベースに保管する) に行います。環境内にデプロイされているさまざまなプロファイルデータベースに関する情報は、管理データベースに保管されます。

管理データベースおよびプロファイルデータベースの詳細については、『Business Service Managementデータベースガイド』を参照してください。

管理コンソールの [BSM/APM/OMi] ページを使用して、データソース接続を設定することができます。複数のプロファイルデータベース接続を設定するには、[BSM/APM/OMi] ページで管理データベースを設定する必要があります。管理データベースのデータソース接続が設定されると、デプロイされたプロファイルデータベースがすべてOBRによって検出され、[BSM/OMi] ページにリスト表示されます。

OMiデータ収集の管理

OMiは、ビジネス/サービス管理とインフラストラクチャー管理を組み合わせたものです。これにより、IT環境で発生する幅広い問題を、異なってはいるが補足的な観点から同時に監視および管理できます。OMiは、環境内のCIタイプの状況インジケーター (HI) を生成し、CIタイプの詳細なステータスを知らせます。このHIは、Network Node Manager (NNM)、SiteScope、およびOMなどの、環境内の他のドメインマネージャー製品によって生成されるイベントにマッピングされます。HIは、CIタイプのKPIを計算するのに使用されます。これにより、CIタイプの集約状態が表示されます。KPIは、CIタイプの高レベルな状況をオペレーターに伝え、ビジネスの状況とイベントサマリーを示します。

OMiデータ

OBRは一定期間Business Service ManagementプロファイルデータベースからのRTSMインスタンスに対するHI値およびKPI値の履歴を収集し、レポートおよびダッシュボードを通じてこれらの値のトレンドを表示します。OBRはデータベースコレクターを使用して、プロファイルデータベースからのHI値およびKPI値の履歴を収集します。KPI名、HIディメンションの詳細、および値の詳細は、BSM管理データベースから収集されます。

OMiの詳細は、OMiのマニュアルを参照してください。

管理パックの前提条件

OMi10データソースからデータを収集する次のOBRコンテンツパックのレポートを表示するには、対応する管理パックがインストールされている必要があります。

  • Microsoft Active Directory
  • Microsoft Exchange
  • Microsoft SQL Server
  • Oracle
  • Oracle WebLogic
  • IBM WebSphere

これらの管理パックのインストールは、サービスヘルスおよびOMiのOBRレポートを表示する場合にも必須です。

詳細については、「BSM/APM/OMi」を参照してください。

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