カスタマーXMLの作成

カスタマーをプロビジョニングするには、次の構文をXMLファイルにコピーしてください。

�� XMLファイルには任意のファイル名を入力できますが、<名前>customerenrich.xmlという形式に従わなくてはなりません。この場合の<名前>には、オペレーティングシステムによってサポートされているあらゆるファイル用文字列を入力できます。

たとえば、shr_customerenrich.xmlまたはSHR9XXcustomerenrich.xmlなどになります。

<customers>

<customer name="">

<Address1></Address1>

<Address2></Address2>

<City></City>

<State></State>

<Zipcode></Zipcode>

<Phonenumber></Phonenumber>

<Description></Description>

<instances type="">

<instance>

<attribute name="" value="" operator="" relation=""/>

<attribute name="" value="" operator=""/>

</instance>

</instances>

</customer>

</customers>

上記の構文で使用される属性タグの説明については、次の表のとおりです。

フィールド 説明
<customer name> カスタマーの名前を入力します。このフィールドへの値の入力は必須です。
<address1> 住所をここに入力します。(省略可能)
<address2> 住所をここに入力します。(省略可能)
<city> 市町村名を入力します。(省略可能)
<state> 都道府県名を入力します。(省略可能)
<zipcode> ここに郵便番号を入力します。入力可能なのは数字のみです。(省略可能)
<phonenumber> ここに電話番号を入力します。入力可能なのは数字のみです。(省略可能)
<description> 任意の説明文を入力します。(省略可能)
<instances type> K_CIテーブルに適合するディメンションテーブル名。ディメンションのリストを得るには、各コンテンツパックの/docフォルダーで入手可能なモデルインターフェイスのドキュメントを参照してください。ディメンションはこのテーブルから抽出されます。
<attribute name> <instance type>タグで定義されるディメンションテーブル内の (数値の列ではなく) 文字列の列の名前。
<value>

ディメンションテーブル内の列の値はこの値に一致しなくてはなりません。

<operator>

ノード名の値を検索するためのオペレーター。

値の完全一致検索を実行するには、EQUALS演算子を使用します。例: "abcvalue1"

値のパターンベース一致の検索を実行するには、LIKE演算子を使用します。値を"abcvalue1%"または"%abcvalue1%"などとして指定できます。

IN、NOT IN、NOT LIKE、EXISTS、"="、または "!=" などのその他の演算子の場合は、二重引用符で囲われた値を指定する必要があります。たとえば、IN演算子は"'abcvalue1','abcvalue2','abcvalue3'"のような値を持つことになります。

�� OBRデータベースに対する、XMLのすべての値の比較では、大文字小文字を区別しません。

<relation>

複数の属性と値のペアが指定されている場合に、ANDまたはOR演算子が実行される必要があるかどうか判断します。

relationの値を定義しない場合は、OBRによって、デフォルト値はANDとされます。

適用可能なコンテンツパック

次のコンテンツパックの適合済みディメンションに、カスタマーを関連付けることができます。

  • Cross-Domain Operations Events
  • IBM WebSphere Application Server
  • Microsoft Active Directory
  • Microsoft Exchange Server
  • Microsoft SQL Server
  • Network Performance
  • Oracle
  • Oracle WebLogic Server
  • System Performance
  • 仮想化インフラストラクチャ管理

カスタマー情報は次のコンテンツパックのデータソースから使用可能です。

  • Real User Transaction Monitoring
  • Health and Key Performance Indicators
  • Synthetic Transaction Monitoring

カスタマー情報はOperations Eventsコンテンツパックでは使用できません。

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