データベースの詳細の表示

データベースの可用性、CPU、およびメモリー使用率を含めたデータベース情報を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 管理コンソールで、[内部監視] > [データベースの監視] をクリックします。
    [データベースの監視] ページが開きます。
  2. [データベース情報] には、以下が表示されます。
  3. フィールド 説明
    ステータス

    OBRデータベースの接続ステータス。

    • は、データベースへの接続が正常に確立されたことを示します。データベースは起動して稼働中です。
    • は、データベースに接続されていないことを示します。データベースはダウンしています。

    ホスト名

    OBRデータベースサーバーの名前またはIPアドレス。

    ポート

    データベースを照合するためのポート番号。デフォルトポートは21424です。

    バージョン

    データベースのバージョン番号。

    データベースタイプ

    OBRデータベースのタイプ。

    プラットフォームの詳細

    OBRデータベースをホスティングするプラットフォームにインストールされているオペレーティングシステム。

    多重 データベースの多重機能が有効かどうか。
    データベースのサイズ データベースのメインストアの合計サイズ (メガバイト単位)。
    ページサイズ データベースエントリの保存用に割り当てられたメモリー量。
    最終バックアップ時刻 データベースインスタンスが最後にバックアップされた時刻。
    最終完全バックアップ時刻 データベースに対して完全バックアップが実行された時刻。
    最終開始日時

    データベースサービスが最後に開始された時刻。

    最終DBポーリング日時

    データベースが最後にポーリングされた時刻。

  4. [データベースの可用性] には、データベースの可用性が表示されます。
  5. フィールド 説明
    データベースの可用性

    次の期間中にデータベースが利用可能であった時間の長さ。

    • 過去7日間
    • 過去1日

    凡例の説明:

    は、データベースが利用可能であった時間 (時間単位) を示します。
    は、データベースが利用不可であった時間 (時間単位) を示します。

  6. [DBSpaceの使用率] には、DBspace使用率情報が表示されます。
  7. フィールド 説明
    DBSpaceの使用率

    データベース領域を示すグラフィック表示 (メガバイト単位)。

    • IQ_System_Main: IQ_System_Main DBspaceは、データベースの作成時に作成されます。IQ_SYSTEM_MAINは、IQチェックポイントログ、コミットされた各トランザクションおよびアクティブなチェックポイント付き各トランザクションのIQロールフォーワード/ロールバックデータ、増分バックアップメタデータ、およびデータベース領域とIDメタデータなどの、データベースを開くのに必要な構造を格納する特殊なDBspaceです。IQ_SYSTEM_MAINは、データベースが開かれていれば常にオンラインになっています。
    • IQ_System_Temp: IQ_System_Tempは、データベースの作成時に作成されるIQの一時ストア用の単一のDBspaceです。ここには、一時的なデータベースファイルが保存されます。
    • PMDB_User_Main: これは、ユーザー定義のテーブル、インデックス、およびOBRデータに固有のテーブルメタデータを保存するのに使用するユーザーのメインのDBspaceです。

    凡例の説明:

    は予約領域を示します。これは、セーブポイントの解放、コミット、およびチェックポイントの操作で使用する小さいけれども重要な特定のデータ構造の保存に使用されます。
    は、使用済み領域を示します。これは、メインのユーザーテーブルおよびインデックスの保存に使用されます。
    は、空き領域を示します。これは利用可能な領域です。

  8. [DBSpaceの使用率] の下にある、IQシステムのメインストア、IQシステムの一時ストア、およびメインのユーザーデータベースを表す個々のヒストグラムをクリックします。
    [DBSpace占有の詳細] ボックスが開きます。
  9. [過去1日] または [過去7日間] を選択し、選択したストアで所定の期間中に使用されたデータベース領域の容量をメガバイト単位で表したグラフィック表示を表示します。
  10. [現在のアクティビティ] には、データベースの現在のアクティビティが表示されます。
  11. フィールド 説明
    接続 (使用済み/最大) アクティブなユーザーによるデータベースへの接続数と、データベースが処理できる最大接続数。
    CPUの利用率 (%) データベース内のすべてのアクティビティによって使用されているCPU時間の割合。
    開いているトランザクション データベース内で現在実行されているトランザクションの数。
    アクティブなTxnのバージョン アクティブな書き込みトランザクションの数と、それによって作成および破棄されたデータ量。
    他のバージョン 他のデータベースのバージョンおよび使用された合計領域。
    アクティブな要求 現在要求を処理しているサーバースレッドの数。
    IQスレッド (使用済み/空き) クエリとデータ読み込みの処理に割り当てられているスレッドの数と、使用されていないスレッドの数。
  12. [現在のアクティビティ] ヘッダー上の次のようなアイコンをクリックして、データベースの現在のアクティビティポーリングの開始または停止を行います。
    • アイコンをクリックして、現在のアクティビティポーリングを開始します。
    • アイコンをクリックして、現在のアクティビティポーリングを停止します。
  13. [IQ物理メモリの傾向] には、物理メモリ使用傾向が表示されます。
  14. フィールド 説明
    IQ物理メモリーの傾向

    過去1日のSybase IQサーバーの物理メモリー使用量 (メガバイト単位) を示すグラフィック表示。

    は、現在の物理メモリ使用傾向を示します。
    は、最大物理メモリ使用傾向を示します。

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