データ収集

OBRには、オープンで柔軟なデータ収集フレームワークが用意されており、これを使用して複数の異なる種類のデータソースからデータを収集できます。OBRは、次のようなさまざまなデータコレクターを使用して必要なデータを収集します。

  • HP Operations Agentコレクター: システム管理コンテンツパック用のシステムパフォーマンスメトリックおよびドメイン固有アプリケーション用のアプリケーションメトリックを収集します。データは、ホストシステムにインストールされているHP Operations Agentによって収集されます。
  • データベースコレクター: プロファイルデータベース、管理データベース、HPOMデータベース、HP OMiデータベース、Network Performance Server (NPS) などのデータソースのデータベースからイベント、メッセージ、可用性、および主要管理指標 (KPI) を収集します。データベースコレクターは、データベースシステムとしてSybase、Oracle、またはSQL Serverを使用する汎用データベースからデータを収集することもできます。このコレクターは、データベースコレクター技術を使用してデータを収集します。

これらのデータコレクターは、OBRインフラストラクチャーで内部的に稼働してデータを収集します。したがって、これらのコレクターを直接操作することはできません。その代わりに、管理コンソールを通して、コレクターのデータの収集先のデータソースを指定できます。

管理コンソールは、次の種類のデータソース接続の設定をサポートします。

  • 管理データベースおよびプロファイルデータベース
  • HP Operations Agent
  • HP OMi
  • HPOM
  • BSM (RTSM)
  • 汎用データベース
  • VMware vCenter

コンテンツパックのデプロイメントによって、各種のデータソースから収集されるファクトデータと、データが収集される間隔が決定されます。インストールされているコンテンツパックのデータソース接続の設定は、使用するデプロイメントシナリオのタイプによって異なります。データ収集プロセス、およびデプロイメントシナリオごとにサポートされているコンテンツパックについての詳細は、『Operations Bridge Reporterコンセプトガイド』を参照してください。

管理コンソールを使用して、次を行うことができます。

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