Readme
Micro Focus LoadRunner
ソフトウェア・バージョン: 12.60
発行日: 2018 年 10 月 18 日
注:
この Readme の最新版については,LoadRunner ヘルプセンターでオンライン版をご覧ください: LoadRunner Readme
次のセクションには,LoadRunner 12.60 に関する情報と既知の問題が記載されています。
LoadRunner には,多くの新しい機能や機能強化が含まれ,使いやすさも向上しています。
バージョン 12.60 の新機能に関する情報については,LoadRunner ヘルプセンターをご覧ください。
以前のバージョンの新機能の情報については,次のリンクをクリックしてください。
インストールに関する情報やコンポーネントは,下記の場所で入手できます。
インストールとアップグレードの詳細については,『LoadRunner インストール・ガイド』を参照してください。
LoadRunner および Performance Center のシステム要件とサポートされるバージョンの情報については,システム要件(以前の名称は使用可能製品マトリクス(PAM))を参照してください。
LoadRunner およびその他の Micro Focus ALM 製品でサポートされる統合の詳細については,Micro Focus マイサポート・サイトの統合サポート・マトリックスを参照してください。
すべての追加コンポーネント(Citrix Agent など)は,インストール・パッケージの Additional Components フォルダにあります。
インストール権限の要件:
すべてのオペレーティング・システムで,コンポーネントのインストール・プロセスには必ずフル管理者アカウント(Linux システムの場合はルート・アカウント)が必要になります。
インストール後,LoadRunner のすべてのアプリケーションとコンポーネントは,UAC と DEP を有効にして,標準ユーザ・アカウントで実行できます(管理者アカウントは不要)。
本項では,LoadRunner 12.60 のインストール前の注意点,問題,および回避策について説明します。
追加の制限事項および回避策については,ヘルプセンターのトラブルシューティングと制限事項の項を参照してください。
アップグレード |
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仮想環境 |
仮想化ベンダが提供するアーキテクチャは急速に進化しています。サードパーティ・ベンダが仮想環境と LoadRunner 承認済みハードウェア要件との完全な互換性を保証する限り,LoadRunner はこうした変化する環境でも設計通りに動作することが期待されます。 LoadRunner のシステム要件とサポート・マトリックスに従って仮想マシンを作成すれば,LoadRunner は正常に動作します。 仮想マシン上で作業する場合,必要に応じて仮想化サーバのハードウェア/監視環境にアクセスし,仮想化サーバが飽和していないことを確認する必要があります。仮想化サーバが飽和すると,仮想マシンの測定値を正しく認識できず,間違った結果につながる可能性があります。 |
セキュリティ - CA 証明書 |
LoadRunner 12.60 は更新されたバージョンの OpenSSL を使用しており,セキュアな通信のために追加の制約が適用されます。 OpenSSL(1.1.x 以降)では,CA 証明書の基本制約に,その証明書が CA 証明書であることの確認が含まれている必要があります。 アップグレード: アップグレードの場合,お使いの CA 証明書が以前のバージョンの LoadRunner でいずれかの LoadRunner ツールを使用して作成されていると,これらの証明書は必要な制約が含まれていないため,使用できなくなります。LoadRunner ツールを使用して,LoadRunner の各マシン上で新しい CA 証明書と新しい TLS 証明書を作成してインストールします。詳細については,「Secure Communication with TLS (SSL)」を参照してください。 組織の CA: お使いの CA 証明書が組織から提供されたものである場合,その証明書に上記で説明した制約が含まれていることを確認してください。必要な制約が定義されていない場合は,更新された CA および TLS 証明書を IT 部門に用意してもらい,LoadRunner マシンにインストールする必要があります。 確認方法: 基本制約拡張領域で CA 証明書用の制約が定義されていることを確認します(例:Subject Type=CA または CA:TRUE(制約の書式は証明書のアクセス方法によって異なります))。
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仮想テーブル・サーバ(VTS)のアップグレード |
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Windows |
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Linux |
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Unified Functional Testing(UFT)および LeanFT との共存 |
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一般 |
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Java over HTTP | Windows 10 では,Oracle 64-bit JRE での Java over HTTP アプリケーションの記録はサポートされていません。 |
RDP |
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TruClient |
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Web |
(Windows 10 + IE)Windows 10 では WinINet 記録モードはサポートされません。空のスクリプトが生成されます。 |
Windows Sockets(WinSock) | Microsoft Edge ブラウザでの記録はサポートされません。 |
UAC を有効にして LoadRunner License ユーティリティを実行すると,管理者資格情報を求めるプロンプトが表示されます。
解決策: 管理者としてユーティリティを実行します。
Window Server オペレーティング・システムでの TruClient - Web スクリプトの記録と再生(および Web プロトコル・スクリプトの記録)の際には,Internet Explorer セキュリティ強化の構成(IE ESC)を無効にすることが推奨されます。
解決策:
Visual Studio とアドインを使用して C# および VB .NET スクリプトを作成する場合,Visual Studio で作成される .NET アセンブリは実行前にシステム内で登録する必要があります。.NET アセンブリの登録には管理者権限が必要です。
解決策: UAC を有効にして,次のいずれかの方法を使用して,テストの実行前に .NET アセンブリを登録します。
管理者権限なしで Visual Studio を実行し,ビルド後にテスト DLL を手動で登録します。これを行うには,管理者権限を使用して Windows コンソールを実行し,次のコマンドを実行します。%WINDIR%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe <TargetDLLwithPath> /codebase(コマンド実行時に警告が表示されても無視します)。
たとえば,<TargetDLLwithPath> を c:\users\qatest\documents\visual studio 2015\Projects\LoadRunnerUser1\LoadRunnerUser1\LoadRunnerUser1.dll に置き換えます。ビルドのたびに DLL を登録する必要はありません。DLL で定義された COM インタフェースの変更後に DLL を 1 回登録するだけで十分です。
IP ウィザードが,制限ユーザでは機能しません。
解決策: 管理者権限を使用して IP ウィザードを実行します。IP ウィザードでは,リモート・マシンとの通信に Raw ソケットが使用されます。このため,ソケット・ベースの通信で Raw ソケットを開いて使用するのに管理者権限が必要になります。詳細については,http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/ms740548%28v=vs.85%29.aspx を参照してください。あるいは,ターゲット・マシンで IP ウィザードの設定項目をローカルに設定することもできます。
Web ベースのプロトコル・スクリプトを記録するときに,データ実行防止機能(DEP)が有効な場合,特定のインストールで記録に失敗する可能性があります。
解決策: VuGen マシンの DEP を無効にします。詳細については,『ユーザーズ・ガイド』の「仮想ユーザ・スクリプトの記録方法」を参照してください。
標準(非管理者)ユーザ・アカウントでは,Linux マシン上の Load Generator のネットワーク設定を変更できません。
解決策: Linux オペレーティング・システムで作業する際には,管理者権限で lr_agent_settings を実行します。
TruWeb プロトコル:
Controller シナリオでスクリプトを実行するには,VuGen を使用してスクリプトを作成するか,VuGen にスクリプトをインポートする必要があります。
Load Generator で一度に実行できる TruWeb スクリプトは 1 つだけです。
記録時に,Microsoft User Experience Virtualization (UE-V)または Microsoft Application Virtualization(App-V)が有効になっていると,LoadRunner による記録(フック)メカニズムがブロックされ,記録が失敗する場合があります。
SSL2 はサポートされなくなりました。
Web-HTML/HTTP スクリプトの再生: HTTP/2 を有効化/無効化するには,HTTP 実行環境設定で[HTTP/2 機能を有効にする]設定を使用します。「Enable HTTP/2 features」を参照してください。
Windows Sockets(WinSock)プロトコルについては,Microsoft Edge ブラウザでの記録はサポートされていません。
LoadRunner プロキシを使用してローカル・アプリケーションを記録したときに,記録セッションの終了後にプロキシ設定が自動では元の値に復元されないことがあります。そのため,コンピュータからローカルおよび外部のインターネット・サイトにアクセスできなくなる可能性があります。
解決策: ブラウザで,プロキシ設定を手動でリセットします。
再生ログで,長い JSON ファイルを解析したり,長い行を含む JSON ファイルを解析したりすると,再生ログのスクロール時に短い遅延が発生する可能性があります。
VuGen または Analysis から ALM への接続が遅い場合,VuGen または Analysis マシンが WAN にアクセスできないため,関連するファイルのデジタル署名を検証できないことが原因である可能性があります。
解決策: 問題が解決されるまで,certmgr MMC を使用して,https://support.globalsign.com/customer/portal/articles/1426602-globalsign-root-certificates から証明書をダウンロードおよびインポートしてください(必ずしもすべての証明書をインポートする必要はありません)。
Java プロトコル・スクリプトを実行すると,再生ステータスが「スクリプト 未実行」となり,mdrv.log ファイルにエラーが表示されることがあります。ただし,Java の内部アーキテクチャが原因で,これらのエラーが VuGen の[出力]ペインおよび[エラー]ペインに表示されないことがあります。これは,VuGen が Java 仮想ユーザを初期化できなかったときに発生し,JVM は再生プロセスを終了します。
解決策: mdrv.log ファイル内でエラーを直接探します(このファイルはスクリプトのフォルダにあります)。ログのエントリがメモリ関連の問題によるものである場合は,Java の実行環境設定で別のメモリ・オプションを使用してみてください。
スクリプトの記録時に,一部のアプリケーションが SSL でサーバに接続できない場合があります。「証明書が無効です」や「SSL ハンドシェークが失敗しました」などのエラーが表示されます。これは,VuGen では現在,SSL による暗号化通信の記録に,古い SHA-1 署名の証明書ではなく SHA-256 署名の証明書を使用しているためです。
解決策: 次のように,VuGen で SHA-1 署名の証明書を使用するように設定します。
以下の行を <LoadRunner ルート>\config\vugen.ini に追加します:
以下のファイルを <LoadRunner ルート>\bin\certs\ から削除します:
LoadRunner が SAP GUI 7.40 で正常に動作するようにするには,SAP GUI インストールにパッチ gui740_13-10013011(またはそれ以降)を適用する必要があります。
Linux ベースの Load Generator では,C 仮想ユーザ・スクリプトの 64 ビット再生はサポートされていません。
Microsoft Edge では,Java ベースのテクノロジはまだサポートされていません。そのため,Java ベースのプロトコル(Flex,Java over HTTP,Oracle NCA)の再生では,このブラウザ・エミュレーションの選択は推奨しません。
HTTP/2 プロトコルを使用したスクリプトでは,Web ページ診断はサポートされていません。[Controller]>[診断]>[設定]>[診断の分布]ダイアログ・ボックスで,Web ページ診断を無効にしてください。
HTTP/2 プロトコルを使用したスクリプトでは,64 KB を超えるサイズのバッファ(要求ボディ)のアップロードはサポートされていません。
VuGen を使用してシナリオを作成する際に,Controller が(.lrs シナリオ・ファイルのダブルクリックによって)開かれていると,スクリプトを現在のシナリオに追加するオプションが表示されず,Controller が閉じられるため,保存されていない変更は失われます。
組み込みブラウザで Micro Focus サイトを開く場合に,そのサイトが[信頼済みサイト]の一覧に含まれていないと,[信頼済みサイト]の一覧にそのサイトを追加するよう求められます。そのサイトを追加した後に,Web サイトのスクリプト・エラーを受け取る場合があります。
解決策: エラーを閉じて,通常のとおりに引き続き作業します。
VBScript のスクリプトの再生中に生成された実行時エラーは,正しく処理されない可能性があります。既存の VBScript のスクリプトを C に移植することをお勧めします。
考えられる解決策: 実行環境設定で[エラーでも処理を継続する]オプションを有効にします。
パラメータ値に基づく条件付きブレークポイントを追加したときに,値がすぐに更新されません。このため,次のスクリプト・ステップにおいて,引数値が更新されていてもこの条件は無視される場合があります。
名前付きの VTS インスタンスを停止すると,VTS Windows サービスを再起動するまでそのインスタンスが実行され続け,同じ名前またはポートを伴うインスタンスの作成がブロックされます。
解決策: VTSService Windows サービスを再起動します。たとえば,サービスを停止するには「net stop vtsservice」を,再起動するには「net start vtsservice」を使用します。
以下の問題は,TruClient Browser のみに該当する問題です。
iframe のサブドメインが変更された場合,その iframe で記録と再生が機能しなくなります。
TruClient Browser のみ: HTML ソース・ファイルの先頭から 1024 バイト以内に charset メタ要素が存在しない場合,余分な現在のページを再ロード・ステップが記録される場合があります。キャッシュが無効になっている場合(キャッシュの無効化は Cache-Control: no-cache HTTP 応答ヘッダと Cache-Control: no-store HTTP 応答ヘッダで可能),同じ HTTP 要求が 2 回送信される可能性があります。
すべての TruClient Browser: Controller 内の長時間またはメモリを大量に必要とする TruClient 再生セッションで,HAR ファイル生成が有効になっている場合,HAR ファイル内の一部のデータが失われます。
Chrome ブラウザの変更により,クロスドメインのコンテンツを持つアプリケーションの記録には設定の変更が必要になりました。
変更を適用するには,TruClient Lite Chrome ショートカットを右クリックし,[プロパティ]を選択します。[リンク先]フィールドで,既存の引数の最後に次のコマンド行を追加します。
--disable-features=IsolateOrigins,site-per-process
Controller で,Chromium または TruClient Browser を使用して TruClient スクリプトを実行する場合,接続グラフは常に空です。
IE で,事前定義された帯域幅([実行環境設定]>[ネットワーク]>[速度シミュレーション]で定義)を使用して TruClient スクリプトを再生すると,エラーが発生します。
LoadRunner 11.52 で記録された TruClient スクリプトの pref.js ファイルまたは user.js ファイルにカスタム設定を追加した場合,LoadRunner 12.xx スクリプト・ファイルにそのカスタム設定を再度追加する必要があります。
ヒント: LoadRunner 12.xx でカスタム設定を使用してスクリプトの編集を開始する前に,既存のファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
TruClient スクリプトを TruClient Browser または Chromium で再生した場合,Internet Explorer(または旧バージョンの TruClient Firefox)で再生した場合より実行時間が遅く表示されます。これは,TruClient Browser/Chromium での TruClient 計測によるものです。この影響を主に受けるのは,仮想ユーザによって生成されるスループットです。
ヒント: TruClient Browser または Chromium で TruClient スクリプトを再生する場合は,Internet Explorer で再生する場合よりも,Load Generator マシンの数とそのマシン上で実行する TruClient 仮想ユーザの数を増やします。
Microsoft Azure クラウド・プロバイダの使用時に,Azure クラウド・アカウントから自分のシナリオに既存の Load Generator を追加した場合,[クラウド Load Generator]ダイアログ・ボックスには,Azure コンソールで実際に利用可能な Load Generator のリストではなく,その一部のリストしか表示されない場合があります([ すべてのマシン]を選択しても結果は同じです)。
シナリオ内の仮想ユーザ・グループに含まれる仮想ユーザ数の標準設定値が,10 から 1 に変更されました。
Controller と MI Listener を使用している場合,Network Virtualization が有効になっていると,次の問題が発生する場合があります。
シナリオを開始すると,仮想ユーザの最初のバッチが「保留中」から「停止」に直接移行します。他の仮想ユーザはすべて期待通りに動作します。
シナリオを停止すると,すべての仮想ユーザが停止し,[シナリオの開始]ボタンが 1 秒間有効になりますが,すぐに無効になり,そのまま無効化状態になります。
解決策: 最初の仮想ユーザを削除すると,[シナリオの開始]ボタンは有効化状態に戻ります。
Windows Server 2008 R2 SP1 を使用している場合,ネットワーク遅延時間モニタのオンライン・グラフに「データなし」と表示されます。
解決策: Windows 2008 R2 マシン:
SiteScope モニタを使用する場合,シナリオですでに保存されているカウンタは変更できません。
解決策: 既存の SiteScope カウンタをすべて削除し,ダイアログ・ボックスを閉じてから,カウンタを再び追加します。
JMeter アクティブ・スレッド数および JMeter トランザクション数のモニタが削除されました。その代わり,実行中の仮想ユーザおよびトランザクション・モニタのグラフでデータを確認できます。
JMeter の正常な終了処理コマンドのタイムアウトが 2 分間に短縮されました。
JMeter スクリプトの実行時に,Controller または Analysis に表示される実行中の仮想ユーザ・グラフで,グラフがオンラインの場合とオフラインの場合とで表示される最大値が少し異なる場合があります。
JMeter JMX スクリプトに CSV パラメータ・ファイルが関連付けられている場合,JMeter を実行している Load Generator 内の,JMX ファイルで参照されている同じ場所に,CSV ファイルを手動でコピーする必要があります。
データ形式拡張機能(DFE)がサポートされるのは,Windows オペレーティング・システムのみです。
次の Linux 環境では,Webtrace の -proto tcp および -proto udp はサポートされません: RHEL 7,OEL 7,Ubuntu 14.04。
Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージは,LoadRunner の前提条件ではなくなりました。Visual Studio 2013 IDE アドインのユーザが,これについて特に懸念する必要はありません。Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージは,IDE のインストール時に自動的にインストールされるためです。
Windows Server 2008 R2 または Windows 7 SP1 で Network Virtualization ドライバをインストールする場合,ネットワーク・アダプタがチーミング(LBFO とも呼ばれます)として設定されていると,NV Agent がクラッシュするためアクティブ・アダプタを設定できません。
解決策: 次のサポート技術情報の記事を参照してください: Unable to retrieve Network Virtualization Active Adapter
Network Virtualization の使用は LoadRunner プロトコル・ライセンスに含まれているため,ネットワーク・エミュレーションや NV Insights のためにライセンスを追加購入する必要はありません。
LoadRunner セットアップ・ウィザードは,インストールの最後に Network Virtualization をインストールするよう求めるメッセージを表示します。LoadRunner インストールの一環として Network Virtualization のコンポーネントをインストールしなかった場合は,Network Virtualization インストールをいつでも手動で実行できます。
Network Virtualization を Windows にカスタム・モードでインストールする場合,インストールの最後にマシンを手動で再起動する必要があります。
Network Virtualization エミュレーションは,Linux では「グループごと」モードでのみ動作します。
VuGen の NV Analytics レポートは名前が変更され,NV Insights レポートになりました。
NV Insights レポートは Linux ではサポートされていません。
Windows Server オペレーティング・システムにインストールされた LoadRunner では,ヘルプセンターのコンテンツを表示するために,Internet Explorer のセキュリティ強化の構成(IE ESC)を無効にする必要があります。標準設定では,この構成は有効になっています。
Windows 2012 R2,2016 の場合: [サーバー マネージャ]>[ローカル サーバー]>[Internet Explorer セキュリティ強化の構成]。
Micro Focus Service Virtualization: Service Virtualization サーバが SSL とモニタの両方の資格情報を使用している場合,Service Virtualization プロジェクトをシナリオに正しくインポートできません。
解決策: SSL のみの資格情報を使用するように Service Virtualization サーバを設定します。
本項には,サポートが部分的または完全に廃止された機能とプロトコル,あるいは LoadRunner および Performance Center の将来のバージョンでサポートが廃止される予定の機能とプロトコルに関する情報が記載されています。
本項の内容:
以下の機能は LoadRunner バージョン 12.53 から削除されました。
VuGen プロトコル・アドバイザ
VuGen テスト結果レポートおよび対応するスクリプトの実行中にレポートを生成するオプション
パラメータ・データベース・クエリ・ウィザード(データ・ウィザード)
代わりに,LoadRunner 12.53 で追加された新しい[パラメータのインポート]機能を使用することで,CSV またはテキスト・ファイルからパラメータ値をインポートできます。この機能を使えば,ソース・データをファイルにエクスポートし,そのデータを VuGen にインポートすることで,事実上あらゆるデータ・ソースから値を取得できます。詳細については,LoadRunner ヘルプセンターの「Import Parameter Values from a File」を参照してください。
注: 12.53 で,Mobile Application - HTTP/HTML プロトコルが Web - HTTP/HTML プロトコルに統合されました。モバイル・アプリケーション用に仮想ユーザ・スクリプトを生成するすべての機能は,Web - HTTP/HTML プロトコルで提供されるようになりました。詳細については,LoadRunner ヘルプセンターの「Web - HTTP/HTML - Recording Methods for Mobile Applications」を参照してください。
再生のみがサポートされるプロトコルでは,そのプロトコルに基づいてスクリプトを作成することはできません。
プロトコル | 再生のみのサポート |
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Ajax Click & Script |
バージョン 12.60 以降 ヒント: 既存の Ajax Click&Script スクリプトは,TruClient - Web や Web - HTTP/HTML などの別の Web プロトコルに移行します。 |
COM/DCOM | バージョン 12.60 以降 |
EJB(Enterprise Java Beans) | バージョン 12.00 以降 |
Java Record Replay with CORBA | バージョン 12.60 以降 |
JavaScript Vuser | バージョン 12.00 以降 |
MMS(Media Player) | バージョン 12.53 以降 |
MMS(マルチメディア・メッセージング・サービス) | バージョン 12.53 以降 |
Silverlight | バージョン 12.55 以降 |
VBScript Vuser | バージョン 12.00 以降 |
Web - Click and Script | バージョン 12.00 以降 |
以下のプロトコルについては,記録または再生サポートはありません。
プロトコル | 再生のみのサポート | サポートなし |
---|---|---|
DB2 CLI | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
i-mode | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Informix | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
PeopleSoft Enterprise | バージョン 12.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
PeopleSoft -Tuxedo | バージョン 12.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Real | バージョン 11.50 以降 | バージョン 12.55 以降 |
SAP - Click & Script | バージョン 12.53 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Siebel - DB2 CLI | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Siebel MSSQL | -- | バージョン 12.55 以降 |
Siebel Oracle | -- | バージョン 12.55 以降 |
SQL Server | バージョン 11.50 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Sybase Ctlib | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Sybase Dblib | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
Tuxedo | バージョン 12.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
VB Vuser | -- | バージョン 11.50 以降 |
VoiceXML (VXML) | バージョン 11.00 以降 | バージョン 12.55 以降 |
WAP | バージョン 11.50 以降 | バージョン 12.55 以降 |
以下の情報は,LoadRunner の今後のバージョンで予定されている機能の削除とサポートの終了に関する事前通知です。
TruClient: 以下の項目でサポートの廃止が予定されています。
JavaScript コードでの同期 API の使用(代わりに汎用 API アクションを使用できます)。TruClient API の詳細については,「TruClient Functions」を参照してください。JavaScript コードでのサポートが廃止される予定の API のリストについては,「Synchronous APIs in JavaScript Code」を参照してください。
TruClient の接続数測定。「Performance Metrics」を参照してください。
トランザクションの開始イベントと終了イベントの設定。「Insert Transactions」を参照してください。
オペレーティング・システムとプロトコル: 以下のテクノロジ・バージョンは,開発ベンダによるサポートが終了しました。これに伴い,LoadRunner の将来のバージョンで,これらのテクノロジのサポート廃止が予定されています。
オペレーティング・システムまたはプロトコル | 製品 | バージョン |
---|---|---|
OS | Red Hat Enterprise Linux | 6.4,6.5,6.6,7.1,7.2 |
OS | Windows 10 | 1507,1511(November),1607(Anniversary) |
Citrix | Citrix XenApp および XenDesktop | 5.x,6.x,7.0 ~ 7.13 |
Flex | Adobe LiveCycle Data Services | ES2 3.1,ES4 4.7 |
JMeter | Apache JMeter | 2.13,3.1 |
JUnit | JUnit | 4.0 ~ 4.9.1 |
NUnit | NUnit | 3.2,3.4 |
Oracle 2 層 | Oracle Database | 9i R2,10g,11g R1 |
Oracle NCA | Oracle Forms | 4.5.10.8,6i+ |
Selenium | Selenium | 2.24.1 ~ 3.11.0 |
Siebel Web | Oracle Siebel CRM | 7.5.2,7.5.3,7.7,7.8 |
Teradici PCoIP | Teradici PCoIP Agent | 2.7 ~ 2.11 |
Teradici PCoIP Connection Manager | 1.5 ~ 1.8.0 | |
Teradici PCoIP Security Gateway | 1.11 ~ 1.13 |
本製品には,限定された機能に関する権利が付属しています。これらの機能は「ベータ版」または「テクノロジ・プレビュー版」のいずれかで提供されます(どちらであるかは「新機能」に記載されています)。したがって,これらのベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能は,完成版としてリリースされる前に,さらにテストが行われる可能性があります。これらの機能は,その機能と内容を含め現状有姿で提供されます。Micro Focus は他のすべての保証責任を負わないものとします。Micro Focus は,ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能の使用によりお客様が受けたいかなる損失または損害についてもその責任を負いません。
Micro Focus は,ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版の機能を予告なくいつでも変更または削除する権利を留保します。これらの機能は現在,基本機能を含め,製品ライセンスに付随する組み込み機能として提供されています。将来的に,Micro Focus は同じ機能の高機能版を別料金で提供する可能性があります。
ベータ版またはテクノロジ・プレビュー版のいずれかの機能において,バグ,不具合,機能の欠如,またはその他の問題が見つかった場合は,弊社まで速やかにお知らせください。お客様のご協力に深く感謝いたします。
ご意見・ご感想は,vugen.feedback@microfocus.com 宛てにお送りください。
Usage Hub では,お使いの環境にインストールされているすべての Micro Focus ソフトウェア製品およびソリューションのライセンス情報と使用状況を確認できます。Usage Hub は,バックグラウンドで動作するセントラル・サーバです。これは,ソフトウェア・デプロイメント,ライセンス資産,製品機能の収集と維持を行い,一元的に表示します。
LoadRunner およびその他の Micro Focus 製品の詳細については,次のリンクも参考にしてください。
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LoadRunnerのコード署名証明書は、2017年1月1日にVerisignからComodoに変更されました。
この製品を古いバージョンのWindowsが搭載されたコンピューターにインストールする場合、またはWindowsの自動アップデートに対応していないコンピューターにインストールする場合、Comodoルート証明書が信頼されたルート証明書として自動的に取り込まれないことがあります。
その場合は、Comodoを信頼できるルート証明書として手動で設定することをお勧めします。
詳細については,次を参照してください。https://technet.microsoft.com/en-gb/library/dn265983.aspx
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