HP Cloud Optimizer

Linux

ソフトウェアバージョン: 3.00

カスタマイズして出力したドキュメント:

HPE Cloud Optimizerインタラクティブインストールガイド

ドキュメントリリース日: 2016年1月

ソフトウェアリリース日: 2016年1月

 
   
   
   
   
   
   

ご注意

保証

Hewlett-Packard Development Company, L.P.製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な保証文によってのみ規定されるものとします。ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。ここに含まれる技術的、編集上の誤り、または欠如について、HPEはいかなる責任も負いません。

ここに記載する情報は、予告なしに変更されることがあります。

権利の制限

機密性のあるコンピューターソフトウェアです。これらを所有、使用、または複製するには、HPEからの有効な使用許諾が必要です。商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアに関する文書類、および商用アイテムの技術データは、FAR12.211および12.212の規定に従い、ベンダーの標準商用ライセンスに基づいて米国政府に使用許諾が付与されます。

著作権について

© Copyright 2015 Hewlett Packard Enterprise Development LP

商標について

Adobe®はAdobe Systems Incorporatedの商標です。

Microsoft®およびWindows®はMicrosoft Corporationの米国登録商標です。

UNIX®はThe Open Groupの登録商標です。

 
 
 
 

HPE Cloud Optimizerインタラクティブインストールガイド

HPE Cloud Optimizerの概要

HPE Cloud Optimizerは、仮想化環境の要素の容量傾向およびパフォーマンス傾向を分析するWebベースの分析視覚化ツールです。このツールは、環境の概要、ほぼリアルタイムのデータ分析、履歴データ分析を提供し、インタラクティブなダッシュボードの使用による優先順位付けを行うことで、仮想化環境の監視を可能にします。また、クラウドおよびハイパーバイザー環境での監視も可能にします。

HPE Cloud Optimizerによって、要素のパフォーマンスデータが相互のコンテキストにおいて可視化され、迅速にボトルネックを分析できるようになります。HPE Cloud Optimizerは容量分析、パフォーマンス監視、グラフ生成、レポート機能を単一のインターフェイスで提供します。

タスクの選択

インストール
アップグレード
削除
設定

実行するタスクを選択します。

インストールタイプの選択

仮想アプライアンス
Linux

インストールタイプを選択し、HPE Cloud Optimizerのインストール、アップグレードまたは削除を行います。

HPE Cloud Optimizerを仮想アプライアンスとして使用することで、VMware vCenterで簡単にデプロイできます。仮想アプライアンスは、オペレーティングシステムおよびソフトウェアアプリケーションに付属する、事前設定された仮想マシンで、すぐに実行することができます。Linuxベースのインストーラーを使用してHPE Cloud Optimizerをインストールすることもできます。

アップグレードシナリオの選択

HP vPVバージョン2.20をHPE Cloud Optimizerバージョン3.00にアップグレードする
HP vPVバージョン2.10をHPE Cloud Optimizerバージョン3.00にアップグレードする

アップグレードするバージョンを選択します。

インストール設定の選択

在席操作によるインストール
非在席操作によるインストール

インストール設定を選択します。

非在席操作によるインストールは自動インストールテクノロジで、ユーザーの操作をほとんど必要としませんが、在席操作によるインストールではユーザーの操作が必要になります。

インストール設定の選択

グラフィックインターフェイス
コマンドラインインターフェイス

インストール設定を選択します。

グラフィックインターフェイスの場合、ユーザーはグラフィックを使用して移動や操作を行います。

コマンドラインインターフェイスの場合、ユーザーはターミナルウィンドウやコンソールウィンドウにコマンドを入力して操作を行うことができます。

設定タスクの選択

リモートのHPE Verticaと通信するためのHPE Cloud Optimizerの設定
Tomcatサーバーでのセキュリティ保護された通信の設定
デフォルト以外のポートで実行しているvCenter Serverの追加

実行する設定タスクを選択します。

その他のインストールタスクの指定

トラブルシューティング
HPE Cloud Optimizerコマンドの使用
HPE Cloud Optimizerライセンスの使用

実行するタスクを選択します。

表示または印刷

カスタマイズされたドキュメントを画面に表示したり、印刷したりできます。

PDF印刷ドライバーがコンピューターにインストールされている場合、[印刷] をクリックすると、選択内容に応じてカスタマイズされたPDFドキュメントが作成されます。PDF印刷ドライバーは、オープンソースプロバイダーやサードパーティプロバイダーから取得できます。

選択した内容の確認

次の手順は、ユーザーの選択によってカスタマイズされます。選択が正しいことを確認してください。

 

選択が正しくない場合は、[変更] をクリックします。

インストールの必要条件

インストール中、インストーラーは次のタスクを実行します。

  • システムがディスク容量の必要条件を満たしているかどうかを確認します。ディスク容量の詳細については、「ハードウェアの必要条件」を参照してください。
  • システムに他のHPEソフトウェア製品がインストールされているかどうかを確認します。例:HPE Cloud OptimizerとHPE Operations Agentバージョン11.14が共存している。
  • システムのディスク容量と検出されたその他のHPEソフトウェア製品の詳細ログを提供します。
  • インストールされているコンポーネントの一覧を提供します。

注: HPE Cloud Optimizerは、Linuxオペレーティングシステムのx64ビットバージョンのみをサポートしています。

HPE Operations Agentとの共存のために使用される次のファイルの場所が変更されています。

ファイル名 古い場所 新しい場所
Viserver.properties /var/opt/perf /var/opt/OV/conf/PV
VILog4j.xml /var/opt/perf /var/opt/OV/conf/PV
pvcd.jar /opt/perf/bin/java /opt/OV/lbin/PV/java
log4j-1.2.17.jar /opt/perf/bin/java /opt/OV/lbin/PV/java

注: 共通のjarsファイルは/opt/OV/lbin/PV/javaに移動されます。テクノロジ固有のjarsはSMEPackの一部です。

たとえば、VMWAREコレクターで必要なjarsは、VMWARE SMEPack内のjavaフォルダーに存在します。

/opt/OV/newconfig/OVPM/smepack/VMWARE/java

 

前提条件

HPE Cloud Optimizerでは、ファイアウォールで次のポートが開いている必要があります。

ポート プロトコル 方向 説明
8081 HTTP HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向 HPE Cloud Optimizerがインストールされているシステムにファイアウォールが存在する場合に、HPE Cloud Optimizerにリモートブラウザーからアクセスできるようにするためのポート
8444 HTTPS HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向 HPE Cloud OptimizerにHypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) モードでアクセスするためのポート
5480、5488、5489 HTTPS HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向

Virtual Appliance Management Interface (VAMI) にアクセスするためのポート

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスのアップグレードを実行しない場合は、ポート5489を無効のままにすることを推奨します。

383 HTTPS 双方向、RCP対応 HPE Cloud Optimizerの内部通信プロセスのためのポート
5433 HTTPS HPE Cloud OptimizerサーバーまたはリモートVerticaシステムに向かう方向 HPE Cloud Optimizerのデータベース要件 (HPE Vertica) のためのポート。
443 HTTPS vCenter Serverに向かう方向。HPE Cloud Optimizerは、vSphereホストに直接接続しません。vCenterにのみ接続します。 VMware vSphereターゲットからのデータ収集のためのポート
5671 HTTPS OneViewサーバーに向かう方向 HPE OneViewターゲットからのデータ収集のためのポート
135 TCPまたはWMI Windows HyperVホストに向かう方向 Hyper-Vターゲットからのデータ収集のためのポート。WindowsプロキシシステムとHyper-Vホスト間のポートは、Hyper-Vホスト上で開かれている必要があります。
8100 HTTPS SCVMMシステムに向かう方向 SCVMMターゲットからのデータ収集のためのポート。WindowsプロキシシステムとSCVMMホスト間のポートは、SCVMMホスト上で開かれている必要があります。
22 TCPまたはSSH KVMまたはXENホストに向かう方向、HPE Cloud Optimizerシステムに向かう方向 (管理/コンソールアクセス用) KVMおよびXenターゲットからのデータ収集のためのポート
35357 (管理)、8774 (Nova) HTTPS OpenStackコントローラーシステムに向かう方向 OpenStackターゲットからのデータ収集のためのポート。
381 HTTP HPE Compute Sensorを稼働しているVMまたは物理システムに向かう方向 ゲストOSドリルダウン機能がHPE Cloud Optimizerで動作するためのポート
:ポート5480、5488、および5489上のVirtual Appliance Management Interface (VAMI) は、VA強化の一環としてHPE Cloud Optimizerでは無効化されています。アップグレードなどの操作のためにVAMIサービスを有効にする場合は、次のコマンドを実行して、VAMIインターフェイスにアクセスします。

/etc/init.d/vami-lighttp start

/etc/init.d/vami-sfcb start


VAMIインターフェイスを使用していない場合は、次のサービスを停止します。

/etc/init.d/vami-lighttp stop

/etc/init.d/vami-sfcb stop

前提条件

HPE Cloud Optimizerでは、ファイアウォールで次のポートが開いている必要があります。

ポート プロトコル 方向 説明
8081 HTTP HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向 HPE Cloud Optimizerがインストールされているシステムにファイアウォールが存在する場合に、HPE Cloud Optimizerにリモートブラウザーからアクセスできるようにするためのポート
8444 HTTPS HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向 HPE Cloud OptimizerにHypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) モードでアクセスするためのポート
5480、5488、5489 HTTPS HPE Cloud Optimizerサーバーに向かう方向

Virtual Appliance Management Interface (VAMI) にアクセスするためのポート

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスのアップグレードを実行しない場合は、ポート5489を無効のままにすることを推奨します。

383 HTTPS 双方向、RCP対応 HPE Cloud Optimizerの内部通信プロセスのためのポート
5433 HTTPS HPE Cloud OptimizerサーバーまたはリモートVerticaシステムに向かう方向 HPE Cloud Optimizerのデータベース要件 (HPE Vertica) のためのポート。
443 HTTPS vCenter Serverに向かう方向。HPE Cloud Optimizerは、vSphereホストに直接接続しません。vCenterにのみ接続します。 VMware vSphereターゲットからのデータ収集のためのポート
5671 HTTPS OneViewサーバーに向かう方向 HPE OneViewターゲットからのデータ収集のためのポート
135 TCPまたはWMI Windows HyperVホストに向かう方向 Hyper-Vターゲットからのデータ収集のためのポート。WindowsプロキシシステムとHyper-Vホスト間のポートは、Hyper-Vホスト上で開かれている必要があります。
8100 HTTPS SCVMMシステムに向かう方向 SCVMMターゲットからのデータ収集のためのポート。WindowsプロキシシステムとSCVMMホスト間のポートは、SCVMMホスト上で開かれている必要があります。
22 TCPまたはSSH KVMまたはXENホストに向かう方向、HPE Cloud Optimizerシステムに向かう方向 (管理/コンソールアクセス用) KVMおよびXenターゲットからのデータ収集のためのポート
35357 (管理)、8774 (Nova) HTTPS OpenStackコントローラーシステムに向かう方向 OpenStackターゲットからのデータ収集のためのポート。
381 HTTP HPE Compute Sensorを稼働しているVMまたは物理システムに向かう方向 ゲストOSドリルダウン機能がHPE Cloud Optimizerで動作するためのポート
:ポート5480、5488、および5489上のVirtual Appliance Management Interface (VAMI) は、VA強化の一環としてHPE Cloud Optimizerでは無効化されています。アップグレードなどの操作のためにVAMIサービスを有効にする場合は、次のコマンドを実行して、VAMIインターフェイスにアクセスします。

/etc/init.d/vami-lighttp start

/etc/init.d/vami-sfcb start


VAMIインターフェイスを使用していない場合は、次のサービスを停止します。

/etc/init.d/vami-lighttp stop

/etc/init.d/vami-sfcb stop

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンス

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスは、次のサイトからダウンロードできます。http://www.hp.com/go/vpvHPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスは、VMware vSphere ClientのOVFテンプレートのデプロイ機能を使用してインストールできます。仮想アプライアンスにログオンするためのユーザー名はroot、パスワードはvperf*viewerです。詳細については、VMwareのマニュアルを参照してください。

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスのデプロイ

HPE Cloud Optimizerを仮想アプライアンスとして使用することで、vCenterで簡単にデプロイできます。VMware vSphere Clientユーザーインターフェイスを使用して、仮想アプライアンスをデプロイできます。

VMware vCenter Serverのバージョン5.0、5.1、5.5および6.0をサポートしています。

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスをデプロイするには、次の手順を実行します。

  1. VMware vSphere Clientを開きます。
  2. 資格情報を入力し、[ログイン] をクリックします。
  3. [ファイル] > [OVFテンプレートのデプロイ] の順に選択します。[OVFテンプレートのデプロイ] ウィンドウが開きます。
  4. [参照] をクリックして、HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスファイルを保存している場所を参照します。
  5. [次へ] をクリックします。ウィンドウに、仮想アプライアンスの詳細が表示されます。
  6. [次へ] をクリックします。エンドユーザーライセンス契約の詳細が表示されます。
  7. [同意] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  8. [名前] フィールドに仮想アプライアンスの名前を入力します。
  9. [インベントリの場所] ツリーから仮想アプライアンスのデプロイ先を選択します。[次へ] をクリックします。
  10. 仮想アプライアンスを実行する場所としてホストまたはクラスターを選択します。[次へ] をクリックします。
  11. 仮想アプライアンスを実行する場所として特定のホストを選択します。[次へ] をクリックします。
  12. 仮想マシンファイルの保管先のストレージ場所を選択します。[次へ] をクリックします。
  13. 仮想ディスクを保管するためのディスク形式を選択します。[次へ] をクリックします。
  14. 必要なネットワークプロパティを入力して、[次へ] をクリックします。ウィンドウに、デプロイメントの詳細が表示されます。
  15. [デプロイ後にパワーオン] チェックボックスを選択します。
  16. [完了] をクリックします。デプロイメントタスクが開始します。デプロイ後、仮想アプライアンス名がVMware vSphere Clientユーザーインターフェイスのツリーに表示されます。

注: 詳細については、VMwareのマニュアルを参照してください。VMwareによっては、手順が変更される場合があります。

仮想アプライアンスへのログイン

ユーザー名rootを使用して、HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスにログインできます。デフォルトのパスワードはvperf*viewerです。このパスワードは、ログイン後に変更することを推奨します。

仮想アプライアンスを使用したHP vPV 2.20からHPE Cloud Optimizer 3.00へのアップグレード

注: HP vPV 2.10および2.20からのみHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることができます。HPE Cloud Optimizerのアップグレードにはかなりの時間がかかります。HP vPVバージョン1.00、1.10、1.20、2.00、2.01からHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることはできません。また、ロールバックをサポートしていないため、HPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードする前にHP vPV 2.10または2.20マシンのスナップショットを取得していることを確認してください。

すでにHP vPVのバージョン2.20が仮想アプライアンス上にデプロイされている場合にHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードする場合は、次の2つの操作を使用できます。

:旧バージョンのHPE Cloud Optimizerを最新バージョンにアップグレードする際にVAMI Webサーバーの設定が変更されます。元の設定は変更前にバックアップされます。VAMIの設定を元に戻すには、次の手順を実行します。
  1. rootユーザーとしてHPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスにログオンします。

  2. 次のコマンドを実行します。

    cp /opt/vmware/etc/lighttpd/lighttpd.conf.vPV cp /opt/vmware/etc/lighttpd/lighttpd.conf

    /etc/init.d/vami-lighttp restart


仮想アプライアンスを使用したHP vPV 2.10からHPE Cloud Optimizer 3.00へのアップグレード

注: HP vPV 2.10および2.20からのみHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることができます。HPE Cloud Optimizerのアップグレードにはかなりの時間がかかります。HP vPV 1.00、1.10、1.20、2.00、2.01からHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることはできません。また、ロールバックをサポートしていないため、HPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードする前にHP vPV 2.10または2.20マシンのスナップショットを取得していることを確認してください。

すでにHP vPVのバージョン2.10が仮想アプライアンス上にデプロイされている場合にHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードする場合は、次の2つの操作を使用できます。

:旧バージョンのHPE Cloud Optimizerを最新バージョンにアップグレードする際にVAMI Webサーバーの設定が変更されます。元の設定は変更前にバックアップされます。VAMIの設定を元に戻すには、次の手順を実行します。
  1. rootユーザーとしてHPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスにログオンします。

  2. 次のコマンドを実行します。

    cp /opt/vmware/etc/lighttpd/lighttpd.conf.vPV cp /opt/vmware/etc/lighttpd/lighttpd.conf

    /etc/init.d/vami-lighttp restart


HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスの削除

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスを削除するには、VMの電源をオフにしてからVMを削除します。

非在席操作によるインストール

非在席操作によるインストールを実行するには、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログオンします。
  2. .tarファイルをダウンロードします。.tarファイルのコンテンツを展開します。

  3. .tarファイルが展開されているディレクトリに移動します。

  4. コマンドプロンプトで、次の構文を入力します。

    ./HPPV_3.00.xxx_setup.bin -i silent

    注: インストーラーによって正常に動作するHPE Cloud Optimizerのインストールが検出されると、-i silentコマンドを実行したときにHPE Cloud Optimizerがアンインストールされます。検出されない場合は、HPE Cloud Optimizerがインストールされます。

  5. インストールを検証するには、ログファイルを確認します。

/tmp/HPOvInstaller/HPPVInstallLog.txtにあるHPE Cloud Optimizerインストーラーログファイルを表示できます。

グラフィックインターフェイスを使用した在席操作によるインストール

グラフィックインターフェイスを介してのHPE Cloud Optimizerのインストール

X11インターフェイスを使用してHPE Cloud Optimizerをインストールするには、次のタスクを実行します。

  1. rootユーザーとしてログオンします。
  2. .tarファイルをダウンロードします。.tarファイルのコンテンツを展開します。

  3. X11ターミナルウィンドウを使用してインストールを開始する場合は、次のコマンドを入力することで、DISPLAY変数をエクスポートしてX11ターミナルをポイントします。

    export DISPLAY=<IP_Address/system_name>:0.0

    ここで、<IP_Address/system_name>はX11ターミナルのIPアドレスまたはシステム名です。

  4. 次を入力します。

    <CD/DVD-ROM> HPPV_3.00.xxx_setup.bin

    ここで、<CD/DVD-ROM>はCD/DVD ROMのドライブ文字です。

    HPE Cloud Optimizerインストールウィザードが表示されます。このウィンドウに、紹介メッセージが表示されます。

    注: Linuxシステムに初めてHPE Cloud Optimizerをインストールする場合は、インストールパラメーターを含むovinstallparams.iniファイルがシステムのtemporaryディレクトリに作成されます。インストール時、HPEインストーラーによってovinstallparams.iniファイルの確認が実行されます。HPEインストーラーがシステムでovinstallparams.iniファイルを検出すると、このファイルの値を再利用するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

    • 構成ファイルの値をデフォルト値として使用する場合は、[はい] をクリックします。
    • 既存の構成ファイルを上書きする場合は [いいえ] をクリックします。

    HPEインストーラーがファイルを検出しない場合、システムによってデフォルト値を含むovinstallparams.iniファイルがtemporaryディレクトリに作成されます。ovinstallparams.iniデータを保存するには、その他のHPE製品をインストールする前にファイルを別の場所にコピーします。

    次の言語のいずれかをシステムのロケールとして設定している場合:英語、日本語、簡易中国語を設定している場合、インストールの開始時にインストーラーによってその言語を選択するように求められます。システムのロケールに設定されている言語を選択するためのオプションが用意されています。システムのロケールがこれら以外の言語に設定されている場合、インストーラーは「英語」のみを表示します。

  5. HPE Cloud Optimizerインストールウィザードで [次へ] をクリックします。ライセンス契約の画面が表示されます。
  6. ライセンス契約の条件を確認します。インストールを続行するには、[ライセンス使用許諾に同意します] オプションを選択します。インストールウィザードによってインストールチェックが実行されます。
  7. [次へ] をクリックします。インストール前の概要の画面が表示されます。この画面には、インストールされるコンポーネントの一覧が表示されます。

    注: HP vPVバージョン2.01または2.10がシステムに存在している場合、すでにインストール済みのコンポーネントパッケージを強制的に再インストールするよう求められることがあります。

  8. [インストール] をクリックします。

    注: インストールが失敗した場合は、ロールバックするか、インストールを中止できます。[ロールバック] オプションでは、すでにインストールされているコンポーネントを削除します。

    [終了 ] をクリックすると、インストールが終了しますが、その時点ですでにインストールされているコンポーネントはアンインストールされません。

    次回HPE Cloud Optimizerのインストールを開始するときに、インストーラーによってHPE Cloud Optimizerのインストールを再開するか、アンインストールするかを確認するプロンプトが表示されます。

  9. [詳細] タブをクリックし、コンポーネントツリーを展開して、コンポーネントの一覧を表示します。
  10. システムのログファイルを表示するには、[ログファイルの表示] をクリックします。
  11. [完了] をクリックして、インストールを終了します。

    注: システムを再起動する必要がある場合は、インストールの完了後に「システムの構成の変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。インストールを終了しますか?」というメッセージが表示されます。

    インストール後にシステムを再起動することをお勧めします。

コマンドラインインターフェイスを使用した在席操作によるインストール

コマンドラインインターフェイスを介してHPE Cloud Optimizerをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログオンします。
  2. .tarファイルをダウンロードします。.tarファイルのコンテンツを展開します。

  3. 次のコマンドを実行します。

    スタンドアロンシステムにHPE Cloud Optimizerをインストールする場合

    <tarファイルが展開されるディレクトリ>/HPPV_3.00.xxx_setup.bin

    次の言語のいずれかをシステムのロケールとして設定している場合:英語、日本語、簡易中国語を設定している場合、インストールの開始時にインストーラーによってその言語を選択するように求められます。システムのロケールに設定されている言語を選択するためのオプションが用意されています。システムのロケールがこれら以外の言語に設定されている場合、インストーラーは「英語」のみを表示します。

  4. ライセンス情報の「ライセンス使用許諾に同意します」というプロンプトが表示されたら、「Y」を入力して契約条項に同意し、インストールを続行します。インストーラーによってすべてのインストール要件がチェックされます。
  5. Enterをクリックして続行します。インストール前の概要が表示されます。

    注: HP vPVバージョン2.01または2.10がシステムに存在している場合、すでにインストール済みのコンポーネントパッケージを強制的に再インストールするよう求められることがあります。続行するには [はい] を選択します。

  6. Enterをクリックして続行します。

    インストールが完了すると、インストールが正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。

インストーラーを使用したHP vPV 2.20からHPE Cloud Optimizer 3.00へのアップグレード

注: HP vPV 2.10および2.20からのみHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることができます。HPE Cloud Optimizerのアップグレードにはかなりの時間がかかります。HP vPV 1.00、1.10、1.20、2.00、2.01からHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることはできません。また、ロールバックをサポートしていないため、HPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードする前にHP vPV 2.10または2.20マシンのスナップショットを取得していることを確認してください。

すでにHP vPVバージョン2.20がご使用の環境にインストールされている場合にバージョン3.00にアップグレードする場合は、.tarまたは.isoを使用します。.tarまたは.isoをローカルマシン上にダウンロードして、HPE Cloud OptimizerをVMにインストールします。

インストーラーを使用したHP vPV 2.10からHPE Cloud Optimizer 3.00へのアップグレード

注: HP vPV 2.10および2.20からのみHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることができます。HPE Cloud Optimizerのアップグレードにはかなりの時間がかかります。HP vPV 1.00、1.10、1.20、2.00、2.01からHPE Cloud Optimizer 3.00にアップグレードすることはできません。また、ロールバックをサポートしていないため、3.00にアップグレードする前にHP vPV 2.10または2.20マシンのスナップショットを取得していることを確認してください。

すでにHP vPVバージョン2.10がご使用の環境にインストールされている場合にバージョン3.00にアップグレードする場合は、.tarまたは.isoを使用します。.tarまたは.isoをローカルマシン上にダウンロードして、HPE Cloud OptimizerをVMにインストールします。

LinuxノードからのHPE Cloud Optimizerの削除

HPE Cloud OptimizerをLinuxシステムから削除するには、次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログオンします。
  2. /opt/OV/Uninstall/HPPVに移動します。
  3. アンインストールコマンドを実行します。

    • X11インターフェイスを使用するには、必要に応じてDISPLAY変数をエクスポートして、X11ターミナルをポイントします。次に、コマンドを実行します。

      ./setup.bin

    • コマンドラインインターフェイスを使用するには、次のコマンドを実行します。

      ./setup.bin

  4. [アンインストール] を選択します。

インストールの確認

正常なインストールの場合

  • Linuxシステムでは、アプリケーションディレクトリおよびデータディレクトリのパスが表示されます。
  • 次のインストールログファイルを表示できます。
  • Linuxの場合:/tmp/HPPV_3.xx.xxx_HPPVInstaller.txt

    /var/tmp/HPPVInstaller/PerfUtil-mm-dd-yyyy.log.0

    この場合、mmは月、ddは日、yyyyは年を示します。ファイル名は、インストールが実行された時間を示します。

リモートのHPE Verticaと通信するためのHPE Cloud Optimizerの設定

HPE Verticaのリモートインスタンスと通信するように、HPE Cloud Optimizerを設定するには、次の手順を実行します。

 

HPE Cloud Optimizerのデータベースインスタンスが作成されるマシン:

  1. HPE Verticaシステムへのデータベースインスタンスのログインを作成するには、次のコマンドを実行します。

    su <dbadminuser> -c "/opt/vertica/bin/adminTools -t create_db -s <hostname> -d pv -c <Vertica_DB_Path>/catalog -D <Vertica_DB_Path>/data"

    この例では、

    dbadminuserはデータベース管理者ユーザーです。

    hostnameはHPE Verticaシステムのホスト名またはIPアドレスです。

    Vertica_DB_PathはHPE Verticaのデータベースパスです。

    例: su dbadmin -c "/opt/vertica/bin/adminTools -t create_db -s 10.20.10.1 -d pv -c /vertica_disk/catalog -D /vertica_disk/data"

  2. HPE Verticaユーザーを作成します。次のコマンドを順に実行して、パブリックスキーマへのアクセス権を持つHPE Verticaユーザーを作成します。

    • su <dbadminuser> /opt/vertica/bin/vsql –c “CREATE USER <UserName> IDENTIFIED BY '<Userpassword>'”

    • su <dbadminuser> /opt/vertica/bin/vsql –c “GRANT ALL ON SCHEMA PUBLIC to <UserName>”

    この例では、

    dbadminuserはデータベース管理者ユーザーです。

    UserNameはデータベースインスタンスのユーザー名です。

    Userpasswordはデータベースインスタンスのパスワードです。

HPE Cloud Optimizerシステム:

  1. rootユーザーとしてログオンします。
  2. 次のコマンドを実行して、ovtomcatBおよびpvcdプロセスを停止します。

    /opt/OV/bin/ovc -stop

  3. 次のコマンドを実行して、ローカルのHPE Verticaインスタンスを停止します。

    /opt/OV/bin/pv_vertica stop

  4. /var/opt/OV/conf/perf/に移動します
  5. PVHibernate.propsファイルを開きます。PVHibernate.propsファイルの次の属性を編集します。
    1. hibernate.connection.url = jdbc:vertica://<IPアドレス>:<ポート番号>/pvを設定します

      この例では、

      IPアドレスはリモートのHPE VerticaインスタンスのIPアドレスになります

      ポート番号はリモートのHPE Verticaインスタンスのポート番号になります

    2. hibernate.connection.username=<ユーザー名>を設定します。

      この例では、

      ユーザー名はリモートのHPE Verticaインスタンスのユーザー名になります

    3. hibernate.connection.password=<パスワード>を設定します

      この例では、

      パスワードはリモートのHPE Verticaインスタンスの暗号化されたパスワードになります

      :暗号化されたパスワードを取得するには、次のコマンドを実行します。
      pvconfig -en <パスワード>
      この例では、パスワードはリモートのHPE Verticaインスタンスの復合化されたパスワードになります。

  6. 設定データベース内のユーザー名、パスワード、および接続文字列を更新するには、次のコマンドを実行します。

    1. ovconfchg -ns pvcd.dml -set username "<ユーザー名>"

      この例では、

      ユーザー名はリモートのHPE Verticaインスタンスのユーザー名になります

    2. ovconfchg -ns pvcd.dml -set password "<パスワード>"

      この例では、

      パスワードはリモートのHPE Verticaインスタンスの暗号化されたパスワードになります

      :暗号化されたパスワードを取得するには、次のコマンドを実行します。
      pvconfig -en <パスワード>
      この例では、パスワードはリモートのHPE Verticaインスタンスの復合化されたパスワードになります。

    3. ovconfchg -ns pvcd.dml -set ConnectionString "DSN=Vertica;SERVERNAME=<IPアドレス>;PORT=<ポート番号>;"

      この例では、

      IPアドレスはリモートのHPE VerticaインスタンスのIPアドレスになります

      ポート番号はリモートのHPE Verticaインスタンスのポート番号になります

  7. 次のコマンドを順に実行して、HPE Cloud Optimizerシステムでデータベーススキーマを作成します。

    • /opt/OV/bin/pvsql -f /opt/OV/newconfig/OVPM/vertica/CreateTables_Vertica.sql
    • /opt/OV/bin/pvsql -f /opt/OV/newconfig/OVPM/vertica/DummyData_Vertica.sql

    • /opt/OV/bin/pvsql -f /opt/OV/newconfig/DataDir/conf/PV/Model/DMLMetaMetaSchema
    • /opt/OV/bin/pvsql -f /var/opt/perf/syspulse/scripts/createtable.sql
    • /opt/OV/bin/pvsql -f /opt/OV/newconfig/OVPM/vertica/Create_Custom_Projections.sql

  8. 次のコマンドを実行して、HPE Cloud Optimizerプロセスを起動します。

    • /opt/OV/bin/pvconfig –um

    • /opt/OV/bin/ovc –start

 

Tomcatサーバーでのセキュリティ保護された通信の設定

HPE Cloud Optimizerでは、HTTPSプロトコルがデフォルトで有効になっています。HTTPSのデフォルトのポート番号は8444です。セキュアモードでHPE Cloud Optimizerにアクセスするには、次のURLを使用します。

https://<システム名>:8444/PV

HTTPS通信のデフォルトのポート設定を変更することもできます。

 

ポート設定の変更:

HPE Cloud OptimizerにアクセスするためのデフォルトのHTTPSポート番号は8444です。HPE Cloud Optimizerサーバーへの接続は、すべてのクライアントシステムに許可されています。HPE Cloud Optimizerサーバーのデフォルトのポート番号を変更するには、次の手順を実行します。

  1. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して、目的のポート番号を利用できるかどうかを確認します。

    cd <bin_dir>

    ovtomcatbctl -checkport <ポート番号>

    ポートが利用可能である、または使用中であることを示すメッセージが表示されます。たとえば、ポート番号8444が利用可能かどうかを確認すると、そのポートが利用可能であれば「Port Number 8444 is not in use (ポート番号8444は使用されていません)」というメッセージが表示されます。ポート番号8444を利用できない場合、そのポート番号が別のプログラムまたはサービスにより使用中であることを示すメッセージが表示されます。

  2. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行してHPE Cloud Optimizerを停止します。

    pv stop

  3. HPE Cloud OptimizerサーバーのHTTPSのポート番号を変更するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

    cd <bin_dir>

    ovconfchg -ns NONOV.TomcatB -set HTTPPort <port number>

    ovconfchg -ns NONOV.TomcatB -set HTTPSPort <port number>

  4. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行してHPE Cloud Optimizerサーバーを開始します。

    pv start

Tomcat WebサーバーでのSSLまたはHTTPSの使用

Tomcat WebサーバーでSSLプロトコルまたはHTTPSプロトコルを使用するには、HPE Cloud Optimizerのインストール後にTomcatのサーバー証明書を取得する必要があります。HPE Cloud Optimizerのインストール後に取得した証明書は、次の場合に置き換えることができます。

  • HTTPSプロトコルを使用してHPE Cloud Optimizerに接続すると、証明書とシステムの名前が比較され、名前が一致することが確認されます。名前が異なる場合は、ほとんどのブラウザーで警告が表示され、接続を続行するかキャンセルするかを選択できます。HTTPSユーザーが使用する名前が、HPE Cloud Optimizerのインストールで使用された名前と異なる場合は、別の証明書を取得する必要があります。

  • HPE Cloud Optimizerのインストール時に空白にしていた証明書のフィールドに値を入力する場合は、新しい証明書の取得が必要になる場合があります。証明書には、証明書の発行者などの情報を提供する多くのフィールドおよび証明書によって提供される安全を保証する他のフィールドがあります。HPE Cloud Optimizerのインストール証明書のほとんどのフィールドが空白になっています。

  • 不正な変更を防ぐために証明書のデフォルトパスワードを変更する場合は、既存の証明書を置き換える必要があります。

Tomcat SSL証明書を置き換えるには、次の手順を実行します。

  1. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して既存の証明書を削除します。

    keytool -delete -alias ovtomcatb -keystore /var/opt/OV/certificates/tomcat/b/tomcat.keystore

    Linuxのkeytoolのパスは、/opt/OV/nonOV/jre/b/binです。

    :証明書を削除するためのパスワードはchangeitです。
  2. HPE Cloud Optimizerを再起動します。

  3. 新しい証明書を作成します。新しい証明書を作成するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力してKeytoolを実行します。

    keytool -genkey -alias ovtomcatb -keyalg RSA -keystore /var/opt/OV/certificates/tomcat/b/tomcat.keystore

  4. HPE Cloud Optimizerを再起動します。

 

デフォルト以外のポートで実行しているvCenter Serverの追加

vCenter Serverシステムでは、vSphereおよびSDK (Software Development Kit) クライアントからの接続でポート443が必要になります。デフォルトでは、HPE Cloud Optimizer 3.00のvCenterコレクターはvCenter Serverからのデータ収集でポート443を使用しています。このデフォルトのポート443が何らかの理由で環境において再設定される場合は、iptablesを使用してトラフィックをルーティングすることを推奨します。

HPE Cloud Optimizer 3.00のインストール時に、iptablesコマンドを実行して、ターゲットそれぞれのポートの転送ルールを設定します。

次の手順を実行します。

  1. rootユーザーとしてログオンします。

  2. 次のコマンドを実行します。

    iptables -t nat -A OUTPUT -p tcp -m tcp -d <target vcenter(s) ip> --dport 443 - j DNAT --to-destination <target vcenter(s) ip>:<target port>

    この例では、<ターゲットvCenter IP>はターゲットのvCenterのIPアドレスで、<ターゲットポート>はターゲットのポート番号になります。

トラブルシューティング

HPE Cloud Optimizerコマンドの使用

HPE Cloud Optimizer のインストール後、次のコマンドを使用して、コマンドプロンプトからHPE Cloud Optimizerワークスペースを管理できます。

<bin_dir>/pv <オプション>

<オプション>は、次のいずれかの変数で置き換えることができます。

  • status : HPE Cloud Optimizerのステータスを確認します。

  • start : HPE Cloud Optimizerを起動します。

    pv startコマンドを実行すると、OvTomcatBを使用するすべてのアプリケーションが起動します。

  • stop : HPE Cloud Optimizerを停止します。

    pv stopコマンドを実行すると、OvTomcatBを使用するすべてのアプリケーションが停止します。

  • restart : HPE Cloud Optimizerを停止してから起動します。

  • trace on : 詳細なトレースファイルの生成を開始します。

  • trace off : 詳細なトレースファイルの生成を停止します。

  • version : システムにインストールされているHPE Cloud Optimizerのバージョンを表示します。

HPE Cloud Optimizerライセンスの使用

HPE Cloud Optimizerのインストール後、ビジネス上の要件に基づく適切なライセンスの購入が可能です。これらのライセンスによって、製品のすべての機能にアクセスできるようになります。各ライセンスを購入するには、[評価版/コミュニティライセンスを使用しています。[ライセンスを購入するにはクリックしてください。] をクリックします。このリンクから [ライセンスの購入] ページに移動できます。[ご連絡ください] タブに詳細を入力して、[送信] をクリックします。電子メールクライアントがブラウザーで設定されていることを確認します。

HPE Cloud Optimizerユーザーインターフェイスで [ライセンス] オプションにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. HPE Cloud Optimizerのユーザーインターフェイスにログオンします。
  2. [設定] アイコンをクリックします。

    [設定] ページが表示されます。

  3. [設定] ページで、[ライセンス] オプションをクリックします。

    [ライセンス] ページが表示されます。

[ライセンス] ページには、HPE Cloud Optimizerのライセンスに関する情報が表示されます。また、このタブを使用して、評価ライセンスの使用を開始したり、HPE Cloud Optimizerのライセンスをインポートしたりできます。

:コミュニティライセンスを使用するHPE Cloud Optimizerサーバーにエクスプレスライセンスをインストールすると、エクスプレスライセンスがコミュニティライセンスをオーバーライドします。コミュニティライセンスを保持する場合は、別個のHPE Cloud Optimizerサーバーを作成してコミュニティライセンスをインストールします。ライセンス間の違いおよび利用可能な機能の詳細については、「ライセンスのタイプ」を参照してください。

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスに付属するRPM

HPE Cloud Optimizer仮想アプライアンスに付属するRPMには、次のものがあります。

  • setup-2.8.14-20.el6.noarch
  • basesystem-10.0-4.el6.noarch
  • tzdata-2012j-1.el6.noarch
  • glibc-common-2.12-1.107.el6.x86_64
  • ncurses-libs-5.7-3.20090208.el6.x86_64
  • libattr-2.4.44-7.el6.x86_64
  • zlib-1.2.3-29.el6.x86_64
  • audit-libs-2.2-2.el6.x86_64

  • popt-1.13-7.el6.x86_64
  • db4-4.7.25-17.el6.x86_64
  • nspr-4.9.2-1.el6.x86_64
  • bzip2-libs-1.0.5-7.el6_0.x86_64
  • libselinux-2.0.94-5.3.el6.x86_64

  • sed-4.2.1-10.el6.x86_64
  • glib2-2.22.5-7.el6.x86_64
  • gawk-3.1.7-10.el6.x86_64
  • sqlite-3.6.20-1.el6.x86_64
  • libxml2-2.7.6-8.el6_3.4.x86_64
  • libstdc4.4.7-3.el6.x86_64
  • dbus-libs-1.2.24-7.el6_3.x86_64
  • grep-2.6.3-3.el6.x86_64
  • findutils-4.4.2-6.el6.x86_64
  • cyrus-sasl-lib-2.1.23-13.el6_3.1.x86_64
  • libblkid-2.17.2-12.9.el6.x86_64
  • keyutils-libs-1.4-4.el6.x86_64
  • libgssglue-0.1-11.el6.x86_64
  • libgpg-error-1.7-4.el6.x86_64

  • vim-minimal-7.2.411-1.8.el6.x86_64
  • checkpolicy-2.0.22-1.el6.x86_64
  • sysvinit-tools-2.87-4.dsf.el6.x86_64
  • perl-Pod-Escapes-1.04-129.el6.x86_64
  • perl-Module-Pluggable-3.90-129.el6.x86_64
  • perl-libs-5.10.1-129.el6.x86_64
  • pth-2.0.7-9.3.el6.x86_64
  • keyutils-1.4-4.el6.x86_64
  • grubby-7.0.15-3.el6.x86_64
  • upstart-0.6.5-12.el6.x86_64
  • libusb-0.1.12-23.el6.x86_64
  • nss-softokn-3.12.9-11.el6.x86_64
  • xz-lzma-compat-4.999.9-0.3.beta.20091007git.el6.x86_64
  • MAKEDEV-3.24-6.el6.x86_64
  • net-tools-1.60-110.el6_2.x86_64

  • tar-1.23-11.el6.x86_64
  • pinentry-0.7.6-6.el6.x86_64
  • e2fsprogs-libs-1.41.12-14.el6.x86_64
  • which-2.19-6.el6.x86_64
  • diffutils-2.8.1-28.el6.x86_64
  • dash-0.5.5.1-4.el6.x86_64
  • groff-1.18.1.4-21.el6.x86_64
  • coreutils-libs-8.4-19.el6.x86_64
  • cracklib-2.8.16-4.el6.x86_64
  • coreutils-8.4-19.el6.x86_64
  • module-init-tools-3.9-21.el6.x86_64
  • redhat-logos-60.0.14-12.el6.centos.noarch
  • libpciaccess-0.13.1-2.el6.x86_64
  • rpcbind-0.2.0-11.el6.x86_64
  • nss-3.14.0.0-12.el6.x86_64
  • nss-tools-3.14.0.0-12.el6.x86_64
  • libuser-0.56.13-5.el6.x86_64
  • pciutils-libs-3.1.10-2.el6.x86_64
  • mingetty-1.08-5.el6.x86_64
  • ustr-1.0.4-9.1.el6.x86_64
  • libffi-3.0.5-3.2.el6.x86_64
  • newt-0.52.11-3.el6.x86_64
  • ca-certificates-2010.63-3.el6_1.5.noarch
  • python-libs-2.6.6-36.el6.x86_64
  • libssh2-1.4.2-1.el6.x86_64
  • curl-7.19.7-35.el6.x86_64

  • rpm-4.8.0-32.el6.x86_64
  • python-pycurl-7.19.0-8.el6.x86_64
  • gnupg2-2.0.14-4.el6.x86_64
  • pygpgme-0.1-18.20090824bzr68.el6.x86_64
  • yum-metadata-parser-1.1.2-16.el6.x86_64
  • yum-plugin-fastestmirror-1.1.30-14.el6.noarch
  • bind-libs-9.8.2-0.17.rc1.el6.x86_64
  • fipscheck-lib-1.2.0-7.el6.x86_64
  • kbd-misc-1.15-11.el6.noarch
  • policycoreutils-2.0.83-19.30.el6.x86_64
  • iproute-2.6.32-23.el6.x86_64
  • util-linux-ng-2.17.2-12.9.el6.x86_64
  • udev-147-2.46.el6.x86_64
  • plymouth-0.8.3-27.el6.centos.x86_64
  • dracut-004-303.el6.noarch
  • rsyslog-5.8.10-6.el6.x86_64
  • cyrus-sasl-2.1.23-13.el6_3.1.x86_64
  • cronie-anacron-1.4.4-7.el6.x86_64
  • crontabs-1.10-33.el6.noarch
  • nfs-utils-1.2.3-36.el6.x86_64
  • selinux-policy-3.7.19-195.el6.noarch
  • kernel-firmware-2.6.32-358.el6.noarch
  • dhclient-4.1.1-34.P1.el6.centos.x86_64
  • system-config-firewall-base-1.2.27-5.el6.noarch
  • bfa-firmware-3.0.3.1-1.el6.noarch
  • iwl100-firmware-39.31.5.1-1.el6.noarch
  • b43-openfwwf-5.2-4.el6.noarch
  • aic94xx-firmware-30-2.el6.noarch
  • iwl1000-firmware-39.31.5.1-1.el6.noarch
  • authconfig-6.1.12-13.el6.x86_64
  • gettext-0.17-16.el6.x86_64
  • grub-0.97-81.el6.x86_64
  • wget-1.12-1.8.el6.x86_64
  • passwd-0.77-4.el6_2.2.x86_64
  • audit-2.2-2.el6.x86_64
  • acl-2.2.49-6.el6.x86_64
  • ql2400-firmware-5.08.00-1.el6.noarch
  • ql2100-firmware-1.19.38-3.1.el6.noarch
  • libertas-usb8388-firmware-5.110.22.p23-3.1.el6.noarch
  • ql2500-firmware-5.08.00-1.el6.noarch
  • zd1211-firmware-1.4-4.el6.noarch
  • rt61pci-firmware-1.2-7.el6.noarch
  • ql2200-firmware-2.02.08-3.1.el6.noarch
  • ipw2100-firmware-1.3-11.el6.noarch

  • ipw2200-firmware-3.1-4.el6.noarch
  • vmware-studio-vami-tools-2.6.0.0-631426.x86_64

  • vmware-studio-vami-servicebase-2.6.0.0-631426.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-system-2.6.0.0-0.x86_64

  • vmware-studio-vami-service-system-2.6.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-system-2.6.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-oaconfig-1.0.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-appliance-config-2.6.0.0-130820235403.noarch
  • vmware-studio-vami-login-2.6.0.0-631426.x86_64
  • libgcc-4.4.7-3.el6.x86_64

  • filesystem-2.4.30-3.el6.x86_64

  • ncurses-base-5.7-3.20090208.el6.x86_64
  • nss-softokn-freebl-3.12.9-11.el6.x86_64
  • glibc-2.12-1.107.el6.x86_64
  • bash-4.1.2-14.el6.x86_64
  • libcap-2.16-5.5.el6.x86_64
  • info-4.13a-8.el6.x86_64

  • libcom_err-1.41.12-14.el6.x86_64
  • chkconfig-1.3.49.3-2.el6.x86_64
  • libacl-2.2.49-6.el6.x86_64
  • nss-util-3.14.0.0-2.el6.x86_64
  • libsepol-2.0.41-4.el6.x86_64
  • shadow-utils-4.1.4.2-13.el6.x86_64
  • gamin-0.1.10-9.el6.x86_64
  • readline-6.0-4.el6.x86_64
  • xz-libs-4.999.9-0.3.beta.20091007git.el6.x86_64
  • libidn-1.18-2.el6.x86_64
  • file-libs-5.04-15.el6.x86_64

  • tcp_wrappers-libs-7.6-57.el6.x86_64
  • pcre-7.8-6.el6.x86_64
  • lua-5.1.4-4.1.el6.x86_64
  • bzip2-1.0.5-7.el6_0.x86_64
  • libuuid-2.17.2-12.9.el6.x86_64
  • expat-2.0.1-11.el6_2.x86_64
  • krb5-libs-1.10.3-10.el6.x86_64
  • elfutils-libelf-0.152-1.el6.x86_64
  • libtirpc-0.2.1-5.el6.x86_64
  • libselinux-utils-2.0.94-5.3.el6.x86_64
  • cpio-2.10-11.el6_3.x86_64
  • gdbm-1.8.0-36.el6.x86_64
  • perl-version-0.77-129.el6.x86_64
  • perl-Pod-Simple-3.13-129.el6.x86_64
  • perl-5.10.1-129.el6.x86_64
  • libgcrypt-1.4.5-9.el6_2.2.x86_64
  • dbus-glib-0.86-5.el6.x86_64
  • libnih-1.0.1-7.el6.x86_64
  • gmp-4.3.1-7.el6_2.2.x86_64
  • file-5.04-15.el6.x86_64

  • xz-4.999.9-0.3.beta.20091007git.el6.x86_64
  • libutempter-1.1.5-4.1.el6.x86_64
  • procps-3.2.8-25.el6.x86_64
  • psmisc-22.6-15.el6_0.1.x86_64

  • db4-utils-4.7.25-17.el6.x86_64
  • libss-1.41.12-14.el6.x86_64
  • m4-1.4.13-5.el6.x86_64
  • libgomp-4.4.7-3.el6.x86_64
  • binutils-2.20.51.0.2-5.36.el6.x86_64
  • ncurses-5.7-3.20090208.el6.x86_64
  • less-436-10.el6.x86_64
  • gzip-1.3.12-18.el6.x86_64
  • cracklib-dicts-2.8.16-4.el6.x86_64
  • pam-1.1.1-13.el6.x86_64
  • hwdata-0.233-7.9.el6.noarch
  • plymouth-scripts-0.8.3-27.el6.centos.x86_64
  • cvs-1.11.23-15.el6.x86_64
  • logrotate-3.7.8-16.el6.x86_64
  • nss-sysinit-3.14.0.0-12.el6.x86_64

  • openldap-2.4.23-31.el6.x86_64
  • libcap-ng-0.6.4-3.el6_0.1.x86_64
  • ethtool-3.5-1.el6.x86_64

  • libevent-1.4.13-4.el6.x86_64

  • libsemanage-2.0.43-4.2.el6.x86_64
  • slang-2.2.1-1.el6.x86_64

  • plymouth-core-libs-0.8.3-27.el6.centos.x86_64
  • openssl-1.0.0-27.el6.x86_64
  • python-2.6.6-36.el6.x86_64
  • libcurl-7.19.7-35.el6.x86_64
  • rpm-libs-4.8.0-32.el6.x86_64
  • rpm-python-4.8.0-32.el6.x86_64
  • python-urlgrabber-3.9.1-8.el6.noarch
  • gpgme-1.1.8-3.el6.x86_64
  • newt-python-0.52.11-3.el6.x86_64
  • python-iniparse-0.3.1-2.1.el6.noarch
  • yum-3.2.29-40.el6.centos.noarch
  • mysql-libs-5.1.66-2.el6_3.x86_64
  • fipscheck-1.2.0-7.el6.x86_64

  • centos-release-6-4.el6.centos.10.x86_64
  • iptables-1.4.7-9.el6.x86_64
  • iputils-20071127-16.el6.x86_64
  • initscripts-9.03.38-1.el6.centos.x86_64
  • libdrm-2.4.39-1.el6.x86_64
  • kbd-1.15-11.el6.x86_64
  • dracut-kernel-004-303.el6.noarch
  • openssh-5.3p1-84.1.el6.x86_64
  • postfix-2.6.6-2.2.el6_1.x86_64
  • cronie-1.4.4-7.el6.x86_64
  • nfs-utils-lib-1.1.5-6.el6.x86_64
  • iptables-ipv6-1.4.7-9.el6.x86_64
  • dhcp-common-4.1.1-34.P1.el6.centos.x86_64
  • kernel-2.6.32-358.el6.x86_64
  • selinux-policy-targeted-3.7.19-195.el6.noarch
  • openssh-server-5.3p1-84.1.el6.x86_64
  • iwl5150-firmware-8.24.2.2-1.el6.noarch
  • iwl6050-firmware-41.28.5.1-2.el6.noarch
  • iwl6000g2a-firmware-17.168.5.3-1.el6.noarch

  • iwl6000-firmware-9.221.4.1-1.el6.noarch
  • bind-utils-9.8.2-0.17.rc1.el6.x86_64
  • man-1.6f-32.el6.x86_64

  • libxml2-python-2.7.6-8.el6_3.4.x86_64
  • gdb-7.2-60.el6.x86_64
  • efibootmgr-0.5.4-10.el6.x86_64
  • sudo-1.8.6p3-7.el6.x86_64
  • e2fsprogs-1.41.12-14.el6.x86_64
  • attr-2.4.44-7.el6.x86_64

  • iwl5000-firmware-8.83.5.1_1-1.el6_1.1.noarch
  • ivtv-firmware-20080701-20.2.noarch
  • xorg-x11-drv-ati-firmware-6.99.99-1.el6.noarch
  • atmel-firmware-1.3-7.el6.noarch
  • iwl4965-firmware-228.61.2.24-2.1.el6.noarch
  • iwl3945-firmware-15.32.2.9-4.el6.noarch
  • rt73usb-firmware-1.8-7.el6.noarch
  • ql23xx-firmware-3.03.27-3.1.el6.noarch
  • rootfiles-8.1-6.1.el6.noarch
  • vmware-studio-init-2.6.0.0-130820235404.noarch
  • vmware-studio-vami-cimom-2.6.0.0-631426.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-core-2.6.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-network-2.6.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-vami-service-update-2.6.0.0-0.x86_64
  • vmware-studio-vami-lighttpd-2.6.0.0-631426.x86_64

アップグレードの検証

次のいずれかを実行して、HPE Cloud Optimizerバージョン3.00へのアップグレードを検証できます。

  • HPE Cloud Optimizerインターフェイスで、[ヘルプ] アイコンに移動して、[HPE Cloud Optimizerのバージョン情報] をクリックします。バージョン情報が記載されたダイアログボックスが表示されます。
  • コマンドプロンプトで次のコマンドを実行してバージョンを確認します。

pv version

注: アップグレード後、次のコマンドを使用してHPE Cloud Optimizerプロセスのステータスを確認することを推奨します。

/opt/OV/bin/ovc

実行していないプロセスがある場合、次のコマンドを使用してそのプロセスを再起動します。

pv restart

© Copyright 2015 Hewlett Packard Enterprise Development LP